JP6780951B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱に関し、詳しくは、上箱部が下箱部を覆うことにより被包装物を包装した状態となり、上箱部と下箱部とを連結している連結部を破断することにより上箱部が下箱部から分離して下箱部内の被包装物が露出する包装箱に関する。
従来、上部が開放された下箱部と下部が開放されて前記下箱部を覆う上箱部とが上下方向に延びる帯状の連結部により連結され、前記下箱部は、閉塞された底面と、該底面の周縁から起立する下部周壁とを備え、前記上箱部は、閉塞された天面と、該天面の周縁から垂下して前記下部周壁の外側に重なる上部周壁とを備え、前記連結部は、一端が前記下部周壁の上縁の一部に連結されていると共に他端が前記上部周壁の下縁の一部に連結され、互いに重なり合った前記下部周壁と前記上部周壁との間に前記連結部が収容されて被包装物を包装した状態となり、前記連結部を前記下箱部から切り離すことにより前記上箱部が分離して前記下箱部内の被包装物が露出するように構成された包装箱が知られている(下記引用文献1参照)。
このものは、下箱部から上箱部を取り外すときに、下箱部から連結部を切り離すための切離可能部が、上箱部の上部周壁に設けられている。そして、上部周壁の切離可能部を外側に引き倒すことにより上箱部を下箱部から容易に取り外すことができるようになっている。
特開2015−137134号公報
しかし、従来のように、下箱部から連結部を切り離すための切離可能部が上箱部の上部周壁に設けられていると、切離可能部が大きく露出して見栄えが悪いだけでなく、外部から他の物が接触したときに不用意に破れやすい不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、下箱部から上箱部を容易に分離させることができるだけでなく、下箱部から上箱部を分離させるときに連結部を切り離すための切離可能部が不用意に破れ難く、更に、切離可能部を目立たずに設けることができる包装箱を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、板紙で形成され、上部が開放された下箱部と下部が開放されて前記下箱部を覆う上箱部とが上下方向に延びる帯状の連結部により連結され、前記下箱部は、閉塞された底面と、該底面の周縁から起立する下部周壁とを備え、前記上箱部は、閉塞された天面と、該天面の周縁から垂下して前記下部周壁の外側に重なる上部周壁とを備え、前記連結部は、一端が前記下部周壁の上縁の一部に連結されていると共に他端が前記上部周壁の下縁の一部に連結され、互いに重なり合った前記下部周壁と前記上部周壁との間に前記連結部が収容されて被包装物を包装した状態となり、前記連結部を前記下箱部から切り離すことにより前記上箱部が分離して前記下箱部内の被包装物が露出するように構成された包装箱において、前記下箱部に前記下部周壁の一部を切り取ることにより前記連結部を切り離す切離可能部を設け、前記下箱部と前記上箱部とが前記連結部により連結された状態で前記上箱部が前記下箱部を覆っているときに前記上部周壁の下方から露出する露出部を前記下部周壁に設け、前記露出部に、前記切離可能部の切離を開始する切離開始部を設け、前記切離可能部のうち前記切離開始部のみを露出させたことを特徴とする。
切離可能部が下部周壁に設けられ、切離開始部が下部周壁の露出部に設けられていることにより、切離可能部は殆ど目立たない。また、切離開始部以外の切離可能部は、下部周壁によって覆い隠される下部周壁に設けられているので、切離可能部の不用意な破れを防止することができる。そして、下箱部から上箱部を分離するときは、切離開始部に手指等を挿し込んで初期破断を行い、次いで、下部周壁から連結部を切離しながら上箱部を上方に持ち上げればよい。
以上のように、本発明によれば、下箱部から上箱部を容易に分離させることができるだけでなく、下箱部から上箱部を分離させるときに連結部を切り離すための切離可能部の不用意な破れが防止でき、更に、切離可能部を目立たずに設けることができる包装箱を提供することができる。
本発明の実施形態の包装箱を示す説明的斜視図。 本実施形態の包装箱の展開図。 下箱部から上箱部を分離させる際の説明的断面図。 分離させた下箱部と上箱部とを示す斜視図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の包装箱は、外観が直方体形状であり、上箱部1と下箱部2とからなる。
先ず、包装箱の構成を展開状態で説明する。図2に示すように、包装箱は一枚の板紙から形成される。板紙は、上箱部1を形成するための上部形成部3と下箱部2を形成するための下部形成部4とを備えている。上部形成部3と下部形成部4との間には間隙が形成されており、この間隙には一対の連結部5,5が設けられて上部形成部3と下部形成部4とを連結している。
上部形成部3は、一対の第1上部側壁6,6と一対の第2上部側壁7,7とを備えている。第1上部側壁6,6及び第2上部側壁7,7は、組立状態の包装箱においては上部周壁8(図1参照)を構成する。
各第1上部側壁6,6と各第2上部側壁7,7とは、折目線a,b,cを介して交互に一列に連設されている。一方の第1上部側壁6の一側端には、折目線dを介して上部接着片9が連設されている。
第1上部側壁6,6の上縁には、夫々折目線e,eを介して上部外フラップ10,10が連設され、第2上部側壁7,7の上縁には、夫々折目線f,fを介して上部内フラップ11,11が連設されている。
各第1上部側壁6,6と各第2上部側壁7,7との境界の下端部分には切込み12,13,14が形成されており、一方の第1上部側壁6の一側端の下端部分(上部接着片9の下方の端縁)と、他方の第2上部側壁7の他側端の下端部分との夫々には、組み立てた際に単一の切欠き状態となる一対の切欠き15が形成されている。
後述するが、各切込み12,13,14及び切欠き15により、各第1上部側壁6,6の下端部に外曲げ許容部16,16が形成される。
下部形成部4は、一対の第1下部側壁17,17と一対の第2下部側壁18,18とを備えている。第1下部側壁17,17及び第2下部側壁18,18は、組立状態の包装箱においては下部周壁19(図1参照)を構成する。
各第1下部側壁17,17と各第2下部側壁18,18とは、折目線g,h,iを介して交互に一列に連設されている。一方の第1下部側壁17の一側端には、折目線jを介して下部接着片20が連設されている。
第1下部側壁17,17の下縁には、夫々折目線k,kを介して下部外フラップ21,21が連設され、第2下部側壁18,18の下縁には、夫々折目線m,mを介して下部内フラップ22,22が連設されている。
連結部5,5は夫々、上端が折目線n,nを介して第1上部側壁6,6の下縁に連設され、下端が折目線p,pを介して第1下部側壁17,17の上縁に連設されている。
第1下部側壁17,17には、連結部5,5を第1下部側壁17,17から切離するための切離可能部23,23が、破断可能線q,qにより形成されている。切離可能部23,23には、折目線r,rを境界として下半部に半月形状の切離開始部23a,23aが形成されている。
以上の構成による図2示の板紙は、図示しないが、次のように組み立てることで包装箱を形成する。先ず、連結部5,5を折目線n,n,p,pに沿って折り曲げて反転させつつ、第1、第2上部側壁6,6,7,7(上部周壁8)の夫々の一部に第1、第2下部側壁17,17,18,18(下部周壁19)の夫々の一部を重ね合わせる。次いで、第1、第2上部側壁6,6,7,7及び第1、第2下部側壁17,17,18,18を角筒状に形成し、一側端の接着片9,20を他側端に接着する。これにより四角筒状の胴部が形成される。そして、下部内フラップ22,22を互いに向き合う方向に折り曲げ、下部外フラップ21,21を重合させて底面を形成する。そして、被包装物を胴部に投入し、上部内フラップ11,11を互いに向き合う方向に折り曲げ、上部外フラップ10,10を重合させて天面を形成する。
これにより、図1に示すように、上箱部1と下箱部2とからなる包装箱が形成される。この包装箱は、下箱部2の下部周壁19の略下半部が、上箱部1の上部周壁8の下方から全周にわたって帯状に露出する露出部24が形成される。
露出部24は、第1下部側壁17,17に形成されている切離可能部23,23のうち、切離開始部23a,23aのみを露出させている。
このように形成された包装箱は、次のようにして下箱部2から上箱部1を分離させることができる。
即ち、先ず、図3Aに示すように、切離開始部23a,23aを破断して手指等を胴部に挿し込む。次いで、図3Bに示すように、第1下部側壁17,17の内側から外側に向かって切離可能部23,23を押し出すようにして連結部5,5を切り離す。このとき、外曲げ許容部16,16によって、第1上部側壁6,6を容易に撓ませることができるので、切離可能部23,23の押し出しが容易に行われる。
そして、図3Cに示すように、第1上部側壁6,6を持ち上げることにより、図4に示すように、下箱部2から上箱部1を分離させることができる。このようにして上箱部1を分離することにより下箱部2上の被包装物を容易に露出させることができ、被包装物の展示及び取出し等が好適に行える。
以上のように、本実施形態の包装箱は、図1に示すように、切離開始部23a,23a以外の切離可能部23,23が露出しないので、切離可能部23,23が目立たず包装箱の外観低下が生じない。また、切離可能部23,23は、第1下部側壁17,17に設けて、切離開始部23a,23a以外の部分が第1上部側壁6,6に覆われるので、切離可能部23,23の不用意な破断を防止することができる。
1…上箱部、2…下箱部、5…連結部、8…上部周壁、19…下部周壁、23…切離可能部、23a…切離開始部、24…露出部。

Claims (2)

  1. 板紙で形成され、上部が開放された下箱部と下部が開放されて前記下箱部を覆う上箱部とが上下方向に延びる帯状の連結部により連結され、前記下箱部は、閉塞された底面と、該底面の周縁から起立する下部周壁とを備え、前記上箱部は、閉塞された天面と、該天面の周縁から垂下して前記下部周壁の外側に重なる上部周壁とを備え、前記連結部は、一端が前記下部周壁の上縁の一部に連結されていると共に他端が前記上部周壁の下縁の一部に連結され、互いに重なり合った前記下部周壁と前記上部周壁との間に前記連結部が収容されて被包装物を包装した状態となり、前記連結部を前記下箱部から切り離すことにより前記上箱部が分離して前記下箱部内の被包装物が露出するように構成された包装箱において、
    前記下箱部に前記下部周壁の一部を切り取ることにより前記連結部を切り離す切離可能部を設け、
    前記下箱部と前記上箱部とが前記連結部により連結された状態で前記上箱部が前記下箱部を覆っているときに前記上部周壁の下方から露出する露出部を前記下部周壁に設け、
    前記露出部に、前記切離可能部の切離を開始する切離開始部を設け、
    前記切離可能部のうち前記切離開始部のみを露出させ、
    前記切離開始部は、前記上部周壁の下端縁に沿って延びる折目線を介して、前記切離可能部の当該切離開始部以外の他の領域と連設されるとともに、該折目線に沿って折り曲げることで、前記他の領域の内側面に重合可能であることを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1記載の包装箱であって、
    前記上部周壁の4隅には、前記上部周壁の下端縁から上方に延びる切込みが設けられていることを特徴とする包装箱。
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