JP7050501B2 - フラップ付包装箱 - Google Patents

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本発明は、フラップを備えるフラップ付包装箱に関する。
従来、4つの側板を備える有底角筒状の包装箱であって、上方開口縁に開閉自在な一対の内フラップと一対の外フラップとが設けられたフラップ付包装箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のフラップ付包装箱では、内フラップにL字状の切込みを設けて切込みの内側を折り曲げることにより内フラップから起立する折曲片を形成し、この折曲片によって外フラップを開いたときに再び外フラップが閉じないように、外フラップを係止できるようにしている。
実開平1-96823号公報
特許文献1のフラップ付包装箱では、外フラップが折曲片で内側から支えられているだけであるため、フラップ付包装箱内から内容物を取り出すときに外フラップに接触すると外フラップが外側に開いて外フラップと折曲片との係止状態が解除され、外フラップが意図せずに閉じられてしまうという問題がある。従って、利用者は、内容物を取り出すときには、外フラップに接触ないように内容物を取り出す必要があり、面倒である。
本発明は、以上の点に鑑み、内容物を取り出し易いフラップ付包装箱を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明は、
筒状胴部(例えば、実施形態の筒状胴部2。以下同一。)と、
前記筒状胴部の一方の開口端縁に設けられた開閉自在な複数のフラップ(例えば、実施形態の天板内フラップ4、天板外フラップ5、底板内フラップ16、底板外フラップ17。以下同一。)と、
を備えるフラップ付包装箱(例えば、実施形態のフラップ付包装箱1。以下同一。)であって、
少なくとも1つの前記フラップ(例えば、実施形態の天板内フラップ4。以下同一。)には、内側へ折曲可能な折曲片(例えば、実施形態の折曲片9。以下同一。)が設けられ、
前記折曲片が設けられた前記フラップを折曲片付フラップ(例えば、実施形態の天板内フラップ4。以下同一。)として、
前記折曲片には、前記折曲片を内側へ折り曲げた状態で、前記折曲片が設けられた前記フラップに隣接する他のフラップ(例えば、実施形態の天板外フラップ5。以下同一。)を開いた状態で前記他のフラップの側縁を差込可能な差込孔(例えば、実施形態の差込孔10。以下同一。)が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、他のフラップは、折曲片の差込孔に差し込むことができるため、開いた状態を維持できると共に、内容物を取り出す際に内容物が他のフラップに接触しても差込孔でしっかりと保持することができる。
[2]また、本発明においては、前記フラップは、開閉自在な内フラップ(例えば、実施形態の天板内フラップ4。以下同一。)と、閉じられた前記内フラップの外側に重なるように折り曲げられる外フラップ(例えば、実施形態の天板外フラップ5。以下同一。)とを備え、前記折曲片付フラップは前記内フラップであることが好ましい。
かかる構成によれば、内フラップと外フラップとで筒状胴部の開口を閉じている場合に、内フラップに設けられた折曲片を外フラップで覆い隠すことができ、フラップを閉じた状態におけるフラップ付包装箱の外観を向上させることができる。
[3]また、本発明においては、前記折曲片は前記折曲片付フラップの側縁部に設けられ、前記折曲片と前記折曲片付フラップとの間に設けられた折目線(例えば、実施形態の折目線8。以下同一。)は、前記折曲片付フラップと前記筒状胴部との間に設けられた折目線(例えば、実施形態の折目線L5。以下同一。)と平行であり、前記折曲片の内側の側縁(例えば、実施形態の切込線7。以下同一。)は、前記折曲片が先端に向かうに従って次第に細くなるように傾斜していることが好ましい。
かかる構成によれば、折曲片を折り曲げたときにフラップ付包装箱の内側に位置する折曲片の側縁が折曲片の先が細くなるように傾斜しているため、内容物を取り出す際に内容物が折曲片に接触し難く、内容物を容易に取り出すことができる。
本発明の実施形態のフラップ付包装箱を示す説明図。 本実施形態のフラップ付包装箱を展開して示す説明図。 他の実施形態の説明図。
図を参照して、本発明の実施形態のフラップ付包装箱を説明する。図1に示すように、本実施形態のフラップ付包装箱1は、横断面四角形状の筒状胴部2と、天板3の一部を構成する開閉自在な一対の天板内フラップ4と、天板3の残りの一部を構成する開閉自在な一対の天板外フラップ5と、底板6と、を備える。天板3を構成する天板内フラップ4と、天板外フラップ5とは、筒状胴部2に対して内側へ直角に折り曲げられることにより、筒状胴部2の上方の開口を閉塞することができる。
一方の天板内フラップ4には、先端縁から基端に向かって一対の切込線7が設けられている。また、切込線7が設けられた一方の天板内フラップ4には、筒状胴部2と天板内フラップ4との間の折目線L5に平行(略平行を含む)な折目線8が切込線7の基端から天板内フラップ4の側縁まで延びるように設けられている。
切込線7と折目線8と天板内フラップ4の外縁とに画成される部分が本実施形態における折曲片9となる。本実施形態においては、切込線7によって形成される折曲片9の傾斜縁が、本発明の折曲片の内側の側縁に該当する。また、本実施形態においては、一方の天板内フラップ4が折曲片付フラップに該当する。以下、一方の天板内フラップ4を折曲片付フラップ4ということがある。
折曲片9には、先端から基端に向かって延び、且つ天板外フラップ5の側縁を差込可能な差込孔10が設けられている。切込線7は、折曲片9が先端に向かって先が細くなるように傾斜して設けられている。これにより、折曲片9を折り曲げて差込孔10で天板外フラップ5を支えたときに折曲片9の内側の側縁が傾斜することになり、内容物を取り出す際に折曲片9が邪魔となり難く、また、内容物が折曲片9に接触して意図せずに天板外フラップ5が閉じてしまうことも防止できる。
図2は、本実施形態のフラップ付包装箱1の展開図である。図2から明らかなように、本実施形態のフラップ付包装箱1は、段ボール原紙から打ち抜かれた1枚の板紙を折り曲げて組み立てられる。図2に示すように、本実施形態のフラップ付包装箱1は、矩形状の第1側板11と、第1側板11の一方の側縁に折目線L1を介して連設される矩形状の第2側板12と、第2側板12の一方の側縁に折目線L2を介して連設される矩形状の第3側板13と、第3側板13の一方の側縁に折目線L3を介して連設される矩形状の第4側板14とを備える。
第4側板14の一方の側縁には折目線L4を介して第1側板11の他方の側縁部に接着される接着片15が連設されている。第1側板11、第2側板12、第3側板13、第4側板14で、本実施形態の筒状胴部2が構成される。
第1側板11及び第3側板13の上縁には、折目線L5を介して矩形状の天板内フラップ4が連設されている。第2側板12及び第4側板14の上縁には、折目線L6を介して矩形状の天板外フラップ5が連設されている。第1側板11及び第3側板13の下縁には、折目線L7を介して矩形状の底板内フラップ16が連設されている。第2側板12及び第4側板14の下縁には、折目線L8を介して矩形状の底板外フラップ17が連設されている。
本実施形態の底板6は、筒状胴部2に対して、底板内フラップ16を内側へ直角に折り曲げた後、底板内フラップ16の外面に重ねるように、底板外フラップ17を筒状胴部2に対して内側へ直角に折り曲げることによって構成される。
本実施形態のフラップ付包装箱1によれば、天板外フラップ5(他のフラップ)は、折曲片9の差込孔10に差し込むことができるため、天板外フラップ5(他のフラップ)を開いた状態を維持できると共に、フラップ付包装箱1に収容された内容物を取り出す際に内容物が天板外フラップ5(他のフラップ)に接触しても差込孔10でしっかりと保持することができる。従って、内容物をフラップ付包装箱1に山済み状態で展示する場合に、天板内フラップ4と天板外フラップ5とを開いた状態で内容物を山済みとすることができる。
また、本実施形態のフラップ付包装箱1は、天板内フラップ4と天板外フラップ5とで筒状胴部2の開口を閉じている場合に、天板内フラップ4に設けられた折曲片9を天板外フラップ5で覆い隠すことができ、天板内フラップ4と天板外フラップ5とを閉じた状態におけるフラップ付包装箱1の外観を向上させることができる。
また、折曲片付フラップ4が天板外フラップ5で覆い隠されるため、テープなどでフラップが封止されている場合であっても、折曲片9がテープをはがしたときに破損することも防止できる。
また、本実施形態のフラップ付包装箱1は、折曲片9を折り曲げたときにフラップ付包装箱1の内側に位置する折曲片9の側縁が折曲片9の先が細くなるように傾斜しているため、内容物を取り出す際に内容物が折曲片9に接触し難く、内容物を容易に取り出すことができる。
なお、本実施形態においては、筒状胴部として四角筒状のものを説明した。しかしながら、本発明の筒状胴部はこれに限らず、フラップで少なくとも一方の開口を閉塞する包装箱であればよい。例えば、断面六角形状の筒状胴部であってもよい。
また、本実施形態では、A式段ボール包装箱を説明したが、本発明のフラップ付包装箱は、A式段ボール包装箱に限らず、B式段ボール包装箱としてもよい。また、両方の天板内フラップに折曲片を設けてもよく、又は、天板外フラップに折曲片を設けてもよい。また、折曲片は、底板内フラップ又は底板外フラップに設けてもよい。また、本発明のフラップ付包装箱は段ボール製に限らず、他の材質であってもよく、例えば、合成樹脂製であってもよい。
また、本発明の折曲片9の形状は、実施形態のものに限らず、フラップから折り曲げられて隣接するフラップの側縁と係合可能な差込孔を備えるものであれば、他の形状であってもよい。例えば、図3に示すように、様々な折曲片の形状が挙げられる。
1 フラップ付包装箱
2 筒状胴部
3 天板
4 天板内フラップ
5 天板外フラップ(他のフラップ)
6 底板
7 切込線
8 折目線
9 折曲片
10 差込孔
11 第1側板
12 第2側板
13 第3側板
14 第4側板
15 接着片
16 底板内フラップ
17 底板外フラップ
L1~L8 折目線

Claims (3)

  1. 筒状胴部と、
    前記筒状胴部の一方の開口端縁に設けられた開閉自在な複数のフラップと、
    を備えるフラップ付包装箱であって、
    少なくとも1つの前記フラップには、内側へ折曲可能な折曲片が設けられ、
    前記折曲片が設けられた前記フラップを折曲片付フラップとして、
    前記折曲片には、前記折曲片付フラップの基端縁に沿って延びる折目線と、前記折曲片を該折目線で内側へ折り曲げた状態で、前記折曲片付フラップに隣接する他のフラップが開いた状態で前記他のフラップの側縁を差込可能な差込孔が設けられ、
    前記差込孔は、前記折曲片付フラップの先端縁から基端に向かって前記折曲片の折目線と所定の間隔を有する位置まで延びるスリットにより構成され、
    前記他のフラップの側縁は、前記スリットに差し込まれることで、前記スリットにより形成された折曲片付フラップの外面と内面とを繋ぐ段ボールの厚さ方向の面により挟持されることを特徴とするフラップ付包装箱。
  2. 請求項1に記載のフラップ付包装箱であって、
    前記フラップは、開閉自在な内フラップと、閉じられた前記内フラップの外側に重なるように折り曲げられる外フラップとを備え、
    前記折曲片付フラップは前記内フラップであることを特徴とするフラップ付包装箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフラップ付包装箱であって、
    前記折曲片と前記折曲片付フラップとの間に設けられた折目線は、前記折曲片付フラップと前記筒状胴部との間に設けられた折目線と平行であり、
    前記折曲片の内側の側縁は、前記折曲片が先端に向かうに従って次第に細くなるように傾斜していることを特徴とするフラップ付包装箱。
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