JP6940351B2 - 折戸 - Google Patents
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Description
図1に示すように、第1実施の形態にかかる折戸1は、浴室と脱衣室との間の開口部に設けた枠3に設けてあり、戸先側障子(一方の障子)17と、戸尻側障子(他方の障子)19とを備えている。
図3及び図4に示すように、枠3は上枠9と下枠11と戸尻縦枠(右縦枠)13a、戸先縦枠(左縦枠)13bとを枠組みしてあり、上枠9と下枠11とにそれぞれ障子の移動を案内するレール15が設けてある。
図7に示すように、戸先側障子17は、パネル20の四周に戸当框23と、縦中框25と、上桟27と、下桟29とを組み付けてあり、戸尻側障子19は、パネル20の四周に吊元框24と、縦中框25と、上桟27と、下桟29とを組み付けてある。
戸先側障子17の戸当框23には、上端にピボットヒンジ31が取付けてあり、下端には戸車32が取付けてある。戸尻側障子19の吊元框24には、上端と下端にそれぞれピボットヒンジ31が取付けてある。
戸先側障子17の縦中框25には、その上端に縦中框上キャップ40が、下端に縦中框下キャップ42aが取付けてある。更に、戸先側障子17の縦中框25の上部には、ロック装置33が設けてある。
ロック装置33は、ロック部材39と、連結材37と、操作摘み35aと、操作板35bを有している。ロック部材39は縦中框上キャップ40に挿通して上方に突出していると共に上下動自在に保持されている。連結材37は、ロック部材39の下端に連結されていると共に操作摘み35aと操作板35bとに連結されている。操作摘み35aは縦中框25の浴室側見付面に上下方向にスライド自在に設けてあり且つ連結材37を介して操作板35bに連結されている。操作板35bは、縦中框25の脱衣室側見付面に上下方向にスライド自在に設けてある。このロック装置33では、操作摘み35aの上下操作に連動してロック部材39を上下動させて、上枠9に係脱する。尚、操作板35bは操作摘み35aに連動して上下動する。
戸尻側障子19の縦中框25には、その上端に縦中框上キャップ41が、下端に縦中框下キャップ42bが取付けてある。また、中央框21の上端には中央框上キャップ44aが下端には中央框下キャップ44bが取付けてある。
図3及び図7に示すように、戸先側障子17及び戸尻側障子19の各縦中框25には、その脱衣室側に引手46が一体に形成されている。
戸先側障子17と戸尻側障子19の各縦中框25には、その浴室側突条49に壁面ストッパ47が取付けてある。壁面ストッパ47は、縦中框25の上端部において、浴室側突条49を挟持して係合固定してある。
脱衣室側突条51は、パッキン53を介して中央框21に回動自在に連結されている。
図2に示すように、戸尻側障子19の壁面ストッパ47は、折戸1を開いたときに、戸尻側障子19が対向する一方の浴室壁面7aに当接自在にするものである。
図9に示すように、縦中框25の浴室側突条49には、壁面ストッパ47を取付ける位置に水平方向の切除部52が形成されている。切除部52により分離された上側を壁面ストッパ47に挟持される被挟持部49aとしており、切除部52の下縁52aが壁面ストッパ47の下面を受けている。
壁面ストッパ47は縦中框25の浴室側見付面から突設するストッパ本体47aと、取付部47bとを有している。取付部47bには、浴室側突条49の被挟持部49aを嵌め入れて挟持する挟持溝部55を有し、挟持溝部55から脱衣室側にずれた位置には上方に開口した係合孔部57が形成されており、挟持溝部55と係合孔部57とは連続して形成されている。
一方、図9及び図10に示すように、縦中框上キャップ41には、縦中框25の上端に上から嵌合する嵌合部41aと、嵌合部41aから中央框21側に突設した押え部41bと、押え部41bの先端部から下方に突設した係合片41cとが形成されている。
図9に示すように、壁面ストッパ47の係合固定は、矢印E1で示すように、浴室側突条49の被挟持部49aに壁面ストッパ47の挟持溝部55を横から嵌め入れて、壁面ストッパ47の取付部47bが被挟持部49aを挟持すると共に切除部52の下縁52aに取付部47の下面を載置する。
次に、矢印E2で示すように、縦中框25の上端に縦中框上キャップ41の嵌合部41aを上から嵌合すると、同時に縦中框上キャップ41に設けてある係合片41cが壁面ストッパ47の係合孔部57に上から挿入して係合し、壁面ストッパ47の取付部47bを押え部41bで上から押える。壁面ストッパ47は、浴室側突条49の被挟持部49aに横から嵌め入れて挟持すると共に切除部52の下縁52aに載置して保持している。更に、壁面ストッパ47では係合孔部57に係合片41cを上から挿入して押え部41bで押えることで、被挟持部49aの先端側から水平方向に抜けるのと、上方に抜けるのが阻止されている。
本実施の形態では、開き勝手を右側にするか左側にするかを施工現場で決めて取付ける。したがって、図1及び図3に示すように、いずれの開き勝手でも使用できるように、壁面ストッパ47は、戸先側障子17の縦中框25と戸尻側障子19の縦中框25とに設けてある。
そして、図1に示すように、脱衣室側から見て左側を開く開き勝手の場合には、図7に示すようの戸先側障子17の戸当框23の下端に戸車32を取付け、戸当框23の上端に取付けるピボットヒンジ31を上枠9のレール15を走行するように設定する。一方、戸尻側障子19では、吊元框24の上端及び下端に各々ピボットヒンジ31を取付けて、上端のピボットヒンジ31を上枠9のレール15に係止するように設定する。
尚、脱衣室側から見て右側を開く開き勝手の場合には、図7に示す戸先側障子17の戸当框23の下端にピボットヒンジ31を取付け、戸当框23の上端に取付けるピボットヒンジ31を上枠9のレール15に係止するように設定する。一方、戸尻側障子19では、吊元框24の下端に戸車32を取付けて、上端のピボットヒンジ31を上枠9のレール15を走行するように設定する。
まず、図3に示すように折戸1を閉じている状態から開く操作について説明する。
脱衣室側から開く場合には、戸尻側障子19又は戸先側障子17の縦中框25を浴室側へ押し、戸先縦枠13bから戸先側障子17の戸当框23をスライドさせて離し、次に戸先側障子17を戸尻側へ移動させる。これにより、中央框21が浴室側に突き出て、図1に示す状態になるまで折戸1を開くと、戸先側障子17の縦中框25に取付けた障子ストッパ45が戸尻側障子19の縦中框25に当接して潰れた後弾性復帰して、所定の折り角度θが保持される。
浴室側から開く場合には、図3に示す中央框21の取手21aを浴室側に引いてそのまま引き続けるか又は中央框21を少し引いた後に戸先側障子17を戸尻側へ押す。そして、図1に示す状態になるまで折戸1を開いて、戸先側障子17と戸尻側障子19との折り角度θが所定の角度になると、戸先側障子17の縦中框25に取付けた障子ストッパ45が戸尻側障子19の縦中框25に当接して潰れた後弾性復帰して、所定の折り角度θが保持される。
このように、有効開口寸法を大きくすると、戸尻側障子19が吊元框24を中心に回動して、戸尻縦中框25が一方の浴室壁面7aに近づき、戸尻側障子19の縦中框25に設けてある壁面ストッパ47は一方の浴室壁面7aに当接する。
一方、戸先側障子17又は戸当框23から押している手を離すと、潰れた状態になっている障子ストッパ45が弾性復帰して、戸先側障子17の戸当框23が戸先縦枠13b側にスライドし、折戸1は図1に示す折り角度θの状態に戻る。同時に、壁面ストッパ47は一方の浴室壁面7aから離れる。
浴室側から閉じるときには、符号Fで示すように、中央框21の取手21aを脱衣室側へ押す。これにより、浴室側に向けて傾斜している戸先側障子17及び戸尻側障子19にはそれぞれ分力fが作用し、戸先側障子17の戸当框23には分力fの水平成分fxが作用して、戸当框23は戸先縦枠13b側へスライドする。一方、戸尻側障子19に作用する分力fには、吊元框24に水平成分−fxが作用するが、吊元框24は回動軸であるから動かないので、反力となって戸当框23に水平成分にfxが作用する。したがって、戸当框23は所定の力で戸先縦枠13b側へスライドする。
このように戸当框23が戸先縦枠13b側へスライドすることで、図1に示す開き状態にある折戸1が図3に示すように閉じ状態になる。
一方、脱衣室側から折戸1を閉じる場合には、図1に示す障子の開き状態において、戸当框23と吊元框24との間の空間Sに手を入れて、戸先側障子の戸当框23に手をかけて戸当框23を戸先縦枠13b側に押し又は引いて、閉じ切り時には戸先側障子17又は戸尻側障子19の縦中框25にある引手46を脱衣室側に引いて閉じる。
図1に示すように、折戸1を開いたときには、戸先側障子(一方の障子)17の縦中框25に設けた障子ストッパ45が戸尻側障子(他方の障子)19の縦中框25に当接して戸先側障子17と戸尻側障子19とが折り角度θを形成した状態になるから、浴室側から閉じるときには、中央框21を介して縦中框25を押すことで、折戸1に折り角度θを広げる方向の力が作用して、折戸1を容易に閉じることができる。
また、脱衣室側から閉じるときには、戸当框23と吊元框24との間の空間Sから戸当框23を操作することで、折戸1を容易に閉じることができる。
障子ストッパ45は、縦中框25の任意の位置に着脱自在であるから、戸先側障子17と戸尻側障子19との連結部(中央框21)の近くに配置することで、折戸1を開けたときの折り角度θを大きくしたり、連結部(中央框21)から離れた位置に配置することで折り角度θを小さくできるので、ユーザーの好みに合わせて、折戸1の開き状態を選択することができる。
壁面ストッパ47は、戸尻側障子19の浴室側見付面から所定長さT(図3参照)で飛び出した形状なので、浴室側から折戸1を開ける際、一方の浴室壁面7aを傷つけることを防止できると共に一方の浴室壁面7aと折戸1の間の隙間を確保できるから指挟みを防止できる。
壁面ストッパ47は、戸先側障子17の縦中框25と戸尻側障子19の縦中框25とにそれぞれ設けてあるから、折戸1の開き勝手が右側の場合でも左側の場合でも、いずれの開き勝手でも機能させることができる。
図11に第2実施の形態にかかる折戸1を示す。この第2実施の形態では、縦中框25の脱衣室側見付面にある操作板35bに障子ストッパ45を取付けて、操作板35bの摘みとしたものである。その他の構成は、第1実施の形態と同様である。
この第2実施の形態にかかる折戸1によれば、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏すると共に障子ストッパ45が折戸1の角度形成機能とロック装置33の操作摘み機能を兼ねることができる。
障子ストッパ45は、操作板35bに着脱自在であるから、操作板35bに取付けて折戸1の角度形成機能を持たせたり、操作板35bに取付けないで折戸1の角度形成機能を持たせないようにすることで、ユーザーの好みに合わせた折戸1の開き状態を選択することができる。
例えば、障子ストッパ45の取付け位置は、縦中框25の上部に取り付けることに限らず、上下方向中央部でも良いし、下部でも良く、縦中框25における取付け位置は限定されない。
障子ストッパ45は、シリコンゴムに限らず、エラストマー樹脂や合成ゴム等であっても良く、弾性材であれば材質は制限されない。
折戸1は、浴室に設けた折戸に限らず、室内の間仕切りやクローゼット等に設ける折戸であって良く、折戸1が用いられる場所や用途は制限されない。
17 戸先側障子(一方の障子)
19 戸尻側障子(他方の障子)
25 縦中框
45 障子ストッパ(ストッパ)
θ 折り角度(角度)
Claims (1)
- 互いに回動自在に設けた障子を備え、いずれか一方の障子の縦中框の見付面に、他方の障子の縦中框の見付面に当接自在なストッパを有し、ストッパは、弾性変形及び弾性復帰可能な弾性体でできており、障子を開いたときにストッパが他方の障子の縦中框に当接して潰れた後弾性復帰して、一方と他方の障子が角度を形成した状態になることを特徴とする折戸。
Priority Applications (1)
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JP2017183889A JP6940351B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | 折戸 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2019060089A JP2019060089A (ja) | 2019-04-18 |
JP6940351B2 true JP6940351B2 (ja) | 2021-09-29 |
Family
ID=66177175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017183889A Active JP6940351B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | 折戸 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6940351B2 (ja) |
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2017
- 2017-09-25 JP JP2017183889A patent/JP6940351B2/ja active Active
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