JP6939861B2 - 投影システム - Google Patents

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本発明は、投影システムに関するものである。
近年、プロジェクタ等の投影部を備え、様々な場所に画像を投影する投影システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、自動ドアの開き幅を床面に投影するプロジェクタを備えた自動ドアシステムが開示されている。
一方、特許文献2、3には、表示部と、その近傍で人を撮像する撮像部と、を備え、撮像した人の属性を特定し、その属性に適合する広告を表示部に表示させる表示システムが開示されている。
特開2014−51833号公報 特開2010−160780号公報 特開2007−34585号公報
しかしながら、従来の表示システムでは、商品、サービス、展示物等に興味を持った人を特定し、興味を持った人をその商品、サービス、展示物等の取り扱い店舗や展示場所に誘導するような効果を得ることは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、商品、サービス、展示物等に興味を持った人を特定し、興味を持った人をその商品、サービス、展示物等の取り扱い店舗や展示場所に誘導可能な投影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の構成により把握される。
本発明の投影システムは、所定の領域を撮像する撮像部と、第1の面にコンテンツ画像を投影する第1投影部と、前記第1の面と同一平面上にはない第2の面に集合エリア画像を投影する第2投影部と、前記撮像部が撮像する人の状態に基づいて、前記第1投影部による投影を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2投影部によって前記集合エリア画像を前記第2の面に投影させ、集合エリアへの集合を促す音声メッセージを出力し、前記撮像部が撮像する撮像画像中に前記集合エリアに集合した人の数が閾値以上と判断した場合、前記第1投影部によりコンテンツ画像を第1の面に投影させることを特徴とする
本発明によれば、商品、サービス、展示物等に興味を持った人を特定し、興味を持った人をその商品、サービス、展示物等の取り扱い店舗や展示場所に誘導可能な投影システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る投影システムを示す斜視図である。 第1投影装置の全体斜視図で、左側面方向から見た図である。 第1投影装置の全体斜視図で、正面方向から見た図である。 図2のA−A位置で切断した第1投影装置の斜視図である。 第1投影装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る投影システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る投影システムを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る投影システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る投影システムを示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る投影システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る投影システムを示す側面図である。 (a)は自動ドア閉鎖状態を店外側から見た図、(b)は自動ドア開放状態を店外側から見た図である。 本発明の第4実施形態に係る投影システムの動作を説明するフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る投影システム100Aについて、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る投影システム100Aを示す斜視図であり、図1に示す投影システム100Aは、ショッピングモール等の商業施設に設置され、商品やサービスの広告表示を行うとともに、広告に興味を持った人を特定してその商品やサービスの取り扱い店舗に誘導する機能を備える。
具体的に説明すると、本実施形態の投影システム100Aは、第1の面P1に画像を投影する第1投影装置1A(第1投影部)と、第1の面P1と異なる第2の面P2に画像を投影する第2投影装置2A(第2投影部)と、第1投影装置1Aの画像を見ている人を撮像するカメラ47(撮像部)と、を備える。
なお、本実施形態では、カメラ47を第1投影装置1Aが備えるとしているが、カメラ
47は第1投影装置1Aと別に設けてもよい。
[第1投影装置]
次に、図2〜図4を参照して第1投影装置Aについて説明する。図1に示したように、第1投影装置1Aは、テーブルTの上に設置され、図2〜図4に示すように、商品説明等の画像コンテンツをスクリーン31(第1の面P1)に投影するように構成されている。
なお、本実施形態のスクリーン31は、人物が商品説明等を行うコンテンツの再生に適したものであり、図2に示すように、人物像を投影するために三次元に湾曲形成された第1スクリーン領域31aと、商品説明等の画像を投影する平面形状の第2スクリーン領域31bとを有するが、スクリーン31の形状等はこれに限定されるものではない。
図2に示すように、第1投影装置1Aは、全体略矩形箱状の筐体20を有する。
第1投影装置1Aは、商用電源を主電源とするもので、その商用電源からの電力の供給を受けるためのコンセント(図示せず)を備えた電源コード11と、交流電源を直流電源に変換する電源ユニット12と、を備えている。
筐体20の一方の端部(図2において右端)には、スクリーン取付部32を介してスクリーン31が交換可能に取り付けられており、コンテンツに応じて適切な形状のスクリーン31に交換することが可能になっている。
なお、以下の説明においては、筐体20をテーブルT等に載置した際の上方(上側)を「上方(上側)」とし、スクリーン31側を「前方(前側)」とし、スクリーン31と反対側を「後方(後側)」として説明する。
筐体20は、前後左右を囲う側板21を有し、上方に開口部を有している。
そして、図4に示すように、開口部には、パネル23が取り付けられており、パネル23の中央は光を透過する透明部231とされている。
なお、本実施形態では、パネル23の透明部231以外の部分が、黒色印刷等により、筐体20の内部が見えないようにされているが、これに限定されるものではなく、パネル23全部を透明にしてもよい。
図4に示すように、筐体20の内部における略中央には、投影光を生成して筐体20の後方に向けて射出する投影ユニット22が設けられている。
そして、筐体20の後方には、凹面の反射面を有する第1のミラー24が設けられており、第1のミラー24が、投影ユニット22からの投影光を、平面の反射面を有する第2のミラー25へ向けて反射し、さらに、投影光は、第2のミラー25でスクリーン31へ向けて反射される。
したがって、投影ユニット22から発せられた投影光(画像)LB1は、第1のミラー24で下方に向けて反射された後、第2のミラー25で上方に向けて反射され、パネル23の透明部231を通って筐体20の外部に設けられているスクリーン31に投影される(投影光LB2)。
このスクリーン31は、例えばアクリル板などで任意の形状に成形された一枚の透光板の後方に、フィルム状のフレネルレンズが積層された背面投影用のフィルムスクリーンが貼付されて構成されたスクリーンである。
したがって、スクリーン31の後方側に斜め下方向から投影された投影光(画像)LB2は、フレネルレンズによって屈折されてスクリーン31の前方側に投影方向が変化する。
そして、アクリル板内には、アクリル板を透過する投影光が画像としてきれいに認識できるように光を散乱する散乱微粒子が分散されているのでアクリル板上に画像が表示され
、図2に示すように、スクリーン31の前方側からスクリーン31を見るようにすることで投影された画像を見ることができるようになっている。
また、投影される画像を映すためのスクリーン31は、スクリーン取付部32により回動可能に支持されており、使用時にはスクリーン31を立てた状態にでき、使用しない時は、筐体20側にスクリーン31を倒した状態にできる。
このため、第1投影装置1Aを移動する時などに、スクリーン31が持ち運びの邪魔にならないように、筐体20側にスクリーン31を倒して収納することができる。
次に、図5に示すブロック図を参照しながら、第1投影装置1Aの制御構成について説明する。
図5に示すように、第1投影装置1Aは、前述した投影ユニット22に加え、制御部41と、記憶部43と、通信部44と、操作部45と、音声出力部46と、カメラ47と、を備えており、投影ユニット22、記憶部43、通信部44、操作部45、音声出力部46及びカメラ47は、各々制御部41に接続されている。
制御部41は、記憶部43に記億されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うCPUとプログラム実行時の作業領域となるメモリとを備えている(いずれも図示略)。
そして、本実施形態の制御部41は、記憶部43のプログラム記憶部431に記憶されているプログラムとの協働により、第1投影装置1Aの動作を制御するだけでなく、投影システム100Aの動作も制御する。
なお、本実施形態では、第1投影装置1Aの制御部41を利用して投影システム100Aの動作を制御するが、投影システム100Aの制御は、別途追加される制御ユニットで行うようにしてもよい。
投影ユニット22は、制御部41から出力された画像データを映像光に変換してスクリーン31に向けて照射する。
例えば、投影ユニット22としては、アレイ状に配列された複数個(XGAの場合、横1024画素×縦768画素)の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することでその反射光により光像を形成する表示素子であるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を利用したDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタが適用可能である。
記憶部43は、HDDや不揮発性の半導体メモリ等により構成されており、プログラム記憶部431、画像データ記憶部432、音データ記憶部433等が設けられている。
例えば、プログラム記憶部431には、制御部41で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
また、画像データ記憶部432には、コンテンツ再生時において表示対象となる画像データなどが記憶されている。
さらに、音データ記憶部433には、コンテンツの音出力用のテキストデータが記憶されている。
通信部44は、例えば、外部機器との通信を可能にする。
本実施形態では、第1投影装置1Aから第2投影装置2A(図1参照)に対して投影開始信号や投影停止信号を送信する際に通信部44が用いられる。
なお、通信部44の具体的な通信方式は、特に限定されるものではなく、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、NFC等による無線接続であってもよいし、USBケーブル等を用いた有線接続であってもよい。
操作部45は、コンテンツの設定の変更などを行う部分であり、例えば、押しボタン式のスイッチやタッチパネルなどで構成される。
音出力部46は、音を出力するスピーカ等であり、コンテンツなどを再生するときの音を出力する。
カメラ47は、図2及び図3に示すように、筐体20の前面側に設けられ、第1投影装置1Aの前方を撮像する。カメラ47の撮像範囲は、少なくとも、第1投影装置1Aのスクリーン31に投影された画像を見ている人を含むように設定される。
そして、カメラ47の撮像は、制御部41に送られ、制御部41による画像認識処理に基づいて、撮像中における人の存在や動きが判定される。
[第2投影装置]
第2投影装置2Aは、例えば、任意の画像を、スクリーン、壁面、床面、天井等に投影可能なプロジェクタである。本実施形態では、図1に示すように、第2投影装置2Aは、第1投影装置1Aの設置場所近傍の天井部に設置され、第1投影装置1Aの設置場所近傍の床面(第2の面P2)に所定の誘導画像を投影する。第2投影装置2Aの設置場所は、第1投影装置1Aの設置場所近傍の壁面であってもよい。
第2投影装置2Aによる画像の投影は、第1投影装置1Aから投影開始信号を受信することにより開始され、第1投影装置1Aから投影停止信号を受信することにより停止される。
[第1実施形態の動作]
次に、本発明の第1実施形態に係る投影システム100Aの動作について、図1及び図6を用いて説明する。
第1実施形態の投影システム100Aは、ショッピングモール等の商業施設に設置され、商品やサービスの広告表示を行うとともに、広告に興味を持った人を特定してその商品やサービスの取り扱い店舗に誘導する機能を備える。
例えば、ショッピングモールに設置した第1投影装置1Aで商品Aの説明表示を行うとともに、商品Aに興味を持った人を特定し、特定した人を第2投影装置2Aによる床面表示で商品Aの取り扱い店舗に誘導する場合について、図6に示すフローチャートに沿って説明する。
具体的には、第1投影装置1A及び第2投影装置2Aの電源を投入した状態で、第1投影装置1Aの制御部41がカメラ47の撮像画像中に人が存在するか否かを繰り返し判断している(ステップS11)。
ここで、第1投影装置1Aの前方に人が立っている場合等、カメラ47の撮像画像(動画)中に人が存在する場合(ステップS11:YES)、第1投影装置1Aの制御部41は、商品Aの説明画像(宣伝広告に関連するコンテンツ)を第1の面P1であるスクリーン31に投影させる(ステップS12)。または、カメラ47の撮像画像(動画)中に人が存在するか否かにかかわりなく、第1投影装置1Aの制御部41は、スクリーン31に商品Aの説明画像を投影させるものとしても良い。
なお、この商品Aの説明画像が第1の面P1であるスクリーン31に投影されているときには、図1に示す第2の面P2への誘導画像の投影は、まだ行われていない。
商品Aの説明画像は、動画や複数の静止画からなり、例えば、数十秒から数分間程度のコンテンツとして制作されたものである。
続いて、第1投影装置1Aの制御部41は、商品Aの説明表示が終了したか否かを判断
する(ステップS13)。
ここで、商品Aの説明表示が終了した場合(ステップS13:YES)、第1投影装置1Aの制御部41は、カメラ47の撮像画像(動画)中に人が存在するか否かを再度判断する(ステップS14)。
つまり、第1投影装置1Aによる商品Aの説明を最後まで見た人がいるか否かを判断している。
そして、商品Aの説明を最後まで見た人は、商品Aに興味を持っている人であると特定される。
なお、本実施形態では、商品Aの説明表示が終了したとき、カメラ47に撮影された人を商品Aに興味がある人であると特定するが、たまたまそのタイミングでカメラ47の前を通った人を除外するために、カメラ47の撮像における滞留時間を特定条件に加えてもよい。或いは、第1投影装置1Aの前方に人がいるステップS11の時点での撮像画像中の人物と、商品Aの説明表示が終了したステップS14の時点での撮像画像中の人物と、が同一人物か否かを顔認識機能により判断し、同一人物でないと判断した場合には、商品Aに興味がない人であると特定するようにしても良い。
商品Aの説明終了時にカメラ47の撮像画像(動画)中に人が存在しない場合(ステップS14:NO)、第1投影装置1Aの制御部41は、ステップS1に戻り、カメラ47の撮像画像(動画)中に人が存在するか否かを繰り返し判断する(ステップS11)。
一方、商品Aの説明終了時にカメラ47の撮像画像(動画)中に人が存在する場合(ステップS14:YES)、第1投影装置1Aの制御部41は、第2投影装置2Aに投影開始信号を送信し、第2投影装置2Aに誘導画像を投影させる(ステップS15)。
第2投影装置2Aは、第1投影装置1Aの制御部41から投影開始信号を受信すると、予め設定された誘導画像を第2の面P2である床面(第1の面P1の近傍床面)に投影する。
この誘導画像は、商品Aに興味を持った人を商品Aの取り扱い店舗に誘導するための画像であり、例えば、図1に示すように、店舗の名称、店舗の方向を示す矢印、店舗までの距離等が含まれており、さらには、店舗までの地図やルートを含むようにしてもよい。
なお、このように、今まで商品Aの説明画像が投影されていた第1の面P1と異なる面である第2の面P2に誘導画像を投影するように画像の投影状態が切替わると、画像の内容が変わったことが分かり易く、誘導画像の認知度を高めることができるという効果がある。
第1投影装置1Aの制御部41は、第2投影装置2Aによる誘導画像の投影時間を計測し、該計測時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判断する(ステップS16)。
第2投影装置2Aによる誘導画像の投影時間が所定時間を経過した場合(ステップS16:YES)、第1投影装置1Aの制御部41は、第2投影装置2Aによる誘導画像の投影を停止させ、ステップS11に戻る。
例えば、第1投影装置1Aの制御部41から第2投影装置2Aに投影停止信号を送信することにより、第2投影装置2Aによる誘導画像の投影を停止させる。
以上のような第1実施形態の投影システム100Aによれば、ショッピングモール等の商業施設に設置され、商品やサービスの広告表示を行うとともに、広告に興味を持った人を特定してその商品やサービスの取り扱い店舗に誘導することが可能となる。
また、第1実施形態の投影システム100Aでは、第1投影装置1Aが備えるカメラ47を利用するだけでなく、第1投影装置1Aの制御部41を利用して投影システム100
Aの全体制御を行うので、カメラ47や制御ユニットを別途設ける場合に比べ、投影システム100Aの構成を簡略化することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る投影システム100Bの構成及び動作について、図7及び図8を用いて説明する。
図7に示すように、第2実施形態の投影システム100Bは、第1投影装置1Bが、スクリーンを有さずに、壁面(第1の面P1)に画像を投影する点と、第1投影装置1Bの投影画像を見ている人を撮像するためのカメラ47が、第1撮像装置1Bから独立して設けられる点と、が第1実施形態と相違している。
なお、第2実施形態の第1投影装置1Bは、第1実施形態の第1投影装置1Aが備える制御部41と同等の制御部(図示せず)を備えており、該制御部で第1投影装置1Bの制御及び投影システム100Bの全体制御を行う。このためカメラ47の撮像した画像は、第1投影装置1Bに送られるようになっている。
[第2実施形態の動作]
第2実施形態の投影システム100Bは、第1実施形態の投影システム100Aと同様に、ショッピングモール等の商業施設に設置され、商品やサービスの広告表示を行うとともに、広告に興味を持った人を特定してその商品やサービスの取り扱い店舗に誘導する機能を備える。
例えば、ショッピングモールに設置した第1投影装置1Bで秋物商品のセール情報を表示するとともに、秋物商品のセール情報に興味を持った人を特定し、特定した人を第2投影装置2Bによる床面表示で秋物商品のセール実施店舗に誘導する場合について説明する。
図8に示すように、第1投影装置1B、第2投影装置2B及びカメラ47の電源投入状態において、第1投影装置1Bの制御部は、図7に示すように、秋物商品のセール情報画像を第1の面P1である壁面に投影させる(ステップS21)。
なお、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、第1の面P1に画像を投影し始めた段階では、第2の面P2への誘導画像の投影は、まだ行われていない。
秋物商品のセール情報画像は、動画や複数の静止画からなり、例えば、数分程度のコンテンツとして制作されたものである。
第1投影装置1Bによる画像投影中、第1投影装置1Bの制御部は、カメラ47の撮像画像(動画)中に所定時間以上にわたって人が存在するか否かを繰り返し判断している(ステップS22)。
つまり、第1投影装置1Bにより壁面に投影されている秋物商品のセール情報を所定時間以上に亘って見た人がいるか否かを判断している。
そして、これに該当する人は、秋物商品のセール情報に興味を持っている人であると特定される。
カメラ47の撮像画像(動画)中に所定時間以上にわたって人が存在する場合(ステップS22:YES)、第1投影装置1Bの制御部は、第2投影装置2Bに投影開始信号を送信し、第2投影装置2Bに誘導画像を投影させる(ステップS23)。
第2投影装置2Bは、第1投影装置1Bの制御部から投影開始信号を受信すると、予め設定された誘導画像を第2の面P2である床面(第1の面P1の近傍床面)に投影する。
この誘導画像は、秋物商品のセール情報に興味を持った人をそのセールを実施している
店舗に誘導するための画像であり、例えば、図7に示すように、店舗の名称、店舗の方向を示す矢印、店舗までの距離等が含まれている。
なお、誘導画像を第2の面P2である床面(第1の面P1の近傍床面)に投影を行うのに合わせて、秋物商品のセール情報画像を第1の面P1である壁面に投影するのを終了しても良いが、秋物商品のセール情報画像が単なる静止画ではなく、商品説明などを含むようなコンテンツである場合には、その一通りの説明が終わってから第1の面P1への投影を終了させるようにしても良い。
第1投影装置1Bの制御部は、第2投影装置2Bによる誘導画像の投影時間を計測し、該計測時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判断する(ステップS24)。
第2投影装置2Bによる誘導画像の投影時間が所定時間を経過した場合(ステップS24:YES)、第1投影装置1Bの制御部は、第2投影装置2Bによる誘導画像の投影を停止させ、ステップS21に戻る。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る投影システム100Cの構成及び動作について、図9及び図10を用いて説明する。
図9に示すように、第3実施形態の投影システム100Cは、壁面(第1の面P1)に画像を投影する第1投影装置1Cと、床面(第2の面P2)に画像を投影する第2投影装置2Cと、を備える点は第2実施形態の投影システム100Bと同様であるが、第2投影装置2Cが床面に集合エリアを投影する点、カメラ47が集合エリアに集合した人の存在や動きを撮像する点、第1投影装置1Cが集合エリアに集合した集団に対して展示物等の説明画像を壁面に投影する点、などが第2実施形態と相違している。
なお、第3実施形態の第1投影装置1Cは、第1実施形態の第1投影装置1Aが備える制御部41と同等の制御部(図示せず)を備えており、該制御部で第1投影装置1Cの制御及び投影システム100Cの全体制御を行う。このためカメラ47が撮像した画像は第1投影装置1Cに送られるようになっている。
[第3実施形態の動作]
第3実施形態の投影システム100Cは、第1投影装置1Cにより壁面に投影される画像を見たい人を所定の集合エリアに集合させ、集合エリアへの集合を確認した後、第1投影装置1Cによる画像投影を開始するという一連の行為を自動化する機能を備える。
例えば、博物館等の展示施設に設置され、展示物Cの説明を受けたい人を所定の集合エリア(第2の面P2)に集合させ、集合エリアへの集合を確認した後、第1投影装置1Cにより壁面(第1の面P1)に展示物Cの説明画像を投影させる場合について説明する。
図10に示すように、第1投影装置1C、第2投影装置2C及びカメラ47の電源投入状態において、第1投影装置1Cの制御部は、第2投影装置2Cに投影開始信号を送信し、第2投影装置2Cに集合エリア画像を投影させる(ステップS31)。
第2投影装置2Cは、第1投影装置1Cの制御部から投影開始信号を受信すると、図9に示すように、予め設定された集合エリア画像を第2の面P2である床面(第1の面P1の近傍床面)に投影する。
なお、第2投影装置2Cが床面に集合エリア画像を投影させる際には、集合エリアへの集合を促す音声メッセージ、例えば「展示物Cの説明が始まります。床面に投影された集合エリアにお集まりください。」等の音声メッセージをスピーカ4Cから出力させることが望ましい。
また、この集合エリア画像を第2の面P2に投影し始めたときには、まだ第1の面P1
への画像の投影は開始されていない。
第2投影装置2Cによる画像投影中、第1投影装置1Cの制御部は、カメラ47の撮像する画像(動画)のデータから停止状態の人の数が閾値以上であるか否かを繰り返し判断している(ステップS32)。
つまり、第2投影装置2Cにより床面に投影されている集合エリアにいる人数が閾値以上集合しているか否かを確認している。
カメラ47の撮像する画像(動画)のデータから停止状態の人の数が閾値以上であると判断された場合(ステップS32:YES)、第1投影装置1Cの制御部は、展示物Cの説明画像を第1の面P1である壁面に投影させる(ステップS33)。
展示物Cの説明画像は、動画や複数の静止画からなり、例えば、数分間のコンテンツとして制作されたものである。
なお、投影装置2Cによる集合エリアの投影は、展示物Cに係る説明画像の投影中は停止してもよいし、継続してもよい。
続いて、第1投影装置1Cの制御部は、展示物Cの説明表示が終了したか否かを判断する(ステップS34)。
そして、展示物Cの説明表示が終了した場合(ステップS34:YES)、先頭のステップS31に戻る。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る投影システム100Dの構成及び動作について、図11〜図13を用いて説明する。
図11及び図12に示すように、第4実施形態の投影システム100Dは、自動ドア5に画像を投影する点が第1乃至第3実施形態と相違している。具体的には、出入口に自動ドア5が設置される店舗の店内側の天井部に設置され、店内側から自動ドア5(第1の面P1)に画像を投影する第1投影装置1Dと、店内側の天井部に設置され、店内側の床面(第2の面P2)に画像を投影する第2投影装置2Dと、店外側の天井部に設置され、自動ドア5の前に立っている人を撮像するカメラ47と、を備える。
自動ドア5は、室内側及び室外側に設けられる人感センサ5a、5bによる人検知に応じて自動的に開閉される。
カメラ47は、室外側人感センサ5bの人検知エリアよりも自動ドア5から離れた位置に立っている人を撮像するように撮像エリアが調整されている。
また、自動ドア5の店内側には、背面投影用フィルムスクリーン6が貼付されており、第1投影装置1Dが店内側から自動ドア5に投影した画像が背面投影用フィルムスクリーン6を介して店外側から目視される。
このような背面投影用フィルムスクリーン6としては、例えば、サイバーレップス社(日本)が販売しているマプロ社製(韓国)のプロジェクションフィルム(サイバービュースクリーン)を用いることができる。
なお、第4実施形態の第1投影装置1Dは、第1実施形態の第1投影装置1Aが備える制御部41と同等の制御部(図示せず)を備えており、該制御部で第1投影装置1Dの制御及び投影システム100Dの全体制御を行う(自動ドア5の強制開放制御を含む)。このためカメラ47の撮像する画像は第1投影装置1Dに送られるようになっている。
[第4実施形態の動作]
第4実施形態の投影システム100Dは、自動ドア5が設置された店舗の出入口付近に設置され、商品やサービスの広告表示を行うとともに、広告に興味を持った人を特定して店舗内に誘導する機能を備える。
例えば、第1投影装置1Dで自動ドア5にセール情報を表示するとともに、セール情報に興味を持った人を特定し、特定した人を自動ドア5の開放動作や、第2投影装置2Dによる床面表示で店舗内に誘導する場合について説明する。
図11に示すような、第1投影装置1D、第2投影装置2D、カメラ47及び自動ドア5の電源投入状態において、図13に示すように、第1投影装置1Dの制御部は、セール情報画像を第1の面P1である自動ドア5に投影させる(ステップS41:図12の(a)参照)。
セール情報画像は、動画又は静止画からなり、図12の(a)に示す例では、「SALE 今なら最大30%OFF」という文字列からなる静止画をセール情報画像として自動ドア5に投影している。
第1投影装置1Dによる画像投影中、第1投影装置1Dの制御部は、カメラ47の撮像する画像(動画)のデータから停止状態の人が存在するか否かを繰り返し判断している(ステップS42)。
つまり、第1投影装置1Dにより自動ドア5に投影されているセール情報に注視しているか否かを判断している。
そして、これに該当する人は、セール情報に興味を持っている人であると特定される。
カメラ47の撮像のデータから停止状態の人が存在すると判断された場合(ステップS42:YES)、第1投影装置1Dの制御部は、自動ドア5の制御部(図示せず)に対して強制開放開始信号を送信するとともに、第2投影装置2Dに投影開始信号を送信する(ステップS43)。
つまり、自動ドア5の店外側人感センサ5bの人検知エリア外であっても、カメラ47の撮像エリア内に立ち止まっている人がいる場合は、自動ドア5を開放させるとともに、第2投影装置2Dで店内側の床面に誘導画像を投影することにより、店内に誘導する(図12の(b)参照)。
例えば、図12の(b)に示す例では、「いらっしゃいませ」という文字列からなる静止画を誘導画像として店内側の床面に投影している。
なお、この「いらっしゃいませ」という文字列の表示は、自動ドア5が動き始める瞬間に投影を開始するよりも、自動ドア5が概ね開ききったところ、例えば、8割程度開いたところで投影するようにした方が、投影が開始されたことが認知されやすいため視覚的効果を高めることができる。
第1投影装置1Dの制御部は、自動ドア5を開放させながら第2投影装置2Dで誘導画像を投影している時間を計測し、該計測時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判断する(ステップS44)。
この計測時間が所定時間を経過した場合(ステップS44:YES)、第1投影装置1Dの制御部は、自動ドア5に対して開放停止信号を送信するとともに、第2投影装置2Dに投影停止信号を送信した後、先頭のステップS41に戻る。
以上、具体的な実施形態に基づき、本発明の説明を行ってきたが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形や改良などが可能である。
例えば、前記実施形態では、第1の面P1に画像を投影する第1投影装置1A〜1D(第1投影部)と、第2の面P2に画像を投影する第2投影装置2A〜2D(第2投影部)とを別々に備えるが、一つの投影装置(投影部)からの画像光を第1の面P1と第2の面
P2に切替えて投影するようにしてもよい。
このような投影面切替手段は、例えば、画像光の反射角度を切り替え可能な可動式の反射ミラー機構などを用いて構成することができる。
また、投影部や投影面の数は、3以上であってもよく、投影面も床面や壁面に限らず、天井面であってもよく、必要に応じて適宜画像を投影する面を決めればよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
所定の領域を撮像する撮像部と、
第1の面と、前記第1の面と異なる第2の面と、に画像を投影する投影部と、
前記撮像部が撮像する人の状態に基づいて、前記投影部による投影を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする投影システム。
<請求項2>
前記投影部は、前記第1の面に画像を投影する第1投影部と、前記第2の面に画像を投影する第2投影部と、を備える請求項1に記載の投影システム。
<請求項3>
前記投影部は1つの投影部からなり、
前記投影部からの投影光を、前記第1の面と前記第2の面とに切替えて投影する投影面切替手段を有することを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
<請求項4>
前記投影部は、前記第1の面に宣伝広告に関連するコンテンツを投影し、前記コンテンツの再生終了時にも前記撮像部が撮像する画像中に人を含む場合、前記第2の面への画像の投影を開始することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の投影システム。
<請求項5>
前記第1の面への画像の投影開始から所定の時間経過後に、前記撮像部が撮影する画像中に人を含む場合、前記第2の面への画像の投影を開始する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の投影システム。
100A、100B、100C、100D 投影システム
1A、1B、1C、1D 第1投影装置
2A、2B、2C、2D 第2投影装置
47 カメラ
41 制御部
P1 第1の面
P2 第2の面

Claims (4)

  1. 所定の領域を撮像する撮像部と、
    第1の面にコンテンツ画像を投影する第1投影部と、
    前記第1の面と同一平面上にはない第2の面に集合エリア画像を投影する第2投影部と、
    前記撮像部が撮像する人の状態に基づいて、前記第1投影部による投影を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2投影部によって前記集合エリア画像を前記第2の面に投影させ、集合エリアへの集合を促す音声メッセージを出力し、前記撮像部が撮像する撮像画像中に前記集合エリアに集合した人の数が閾値以上と判断した場合、前記第1投影部によりコンテンツ画像を第1の面に投影させることを特徴とする投影システム。
  2. 前記コンテンツ画像は、説明に関連するコンテンツであることを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
  3. 前記第1の面は壁面であり、前記第2の面は床面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の投影システム。
  4. 前記制御部が閾値以上と判断する前記撮像画像中の前記集合エリアに集合した人の数は、前記撮像画像中の停止状態の人の数であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の投影システム。
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