JP2017174385A - コンテンツ評価装置、コンテンツ評価方法、及びプログラム - Google Patents

コンテンツ評価装置、コンテンツ評価方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツを出力することによってどれだけの集客効果やメリットがあるのかを容易に評価できるようにする。【解決手段】デジタルサイネージ装置1によれば、制御部23は、コンテンツの出力時に撮像部34により取得した撮影画像に基づいて人を検出するとともに、コンテンツの非出力時に撮像部34により取得した撮影画像に基づいて人を検出する。そして、コンテンツの出力時と非出力時の検出結果を比較し、比較結果に基づいてコンテンツを評価する。【選択図】図5

Description

本発明は、コンテンツ評価装置、コンテンツ評価方法、及びプログラムに関する。
従来、コンテンツに登場する人物等の輪郭の形状に形成されたスクリーンにコンテンツを投影する映像出力装置搭載機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−150221号公報
ところで、特許文献1のようなコンテンツ出力装置を設置してコンテンツを出力することによってどれだけの集客効果やメリットがあるのかを評価することは難しかった。
本発明の課題は、コンテンツを出力することによってどれだけの集客効果やメリットがあるのかを容易に評価できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のコンテンツ評価装置は、
コンテンツの出力時に人を検出する第一検出手段と、
コンテンツの非出力時に人を検出する第二検出手段と、
前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいてコンテンツを評価する評価手段と、
を備える。
本発明によれば、コンテンツを出力することによってどれだけの集客効果やメリットがあるのかを容易に評価することが可能となる。
本実施形態におけるデジタルサイネージ装置の機能的構成を示すブロック図である。 図1のスクリーン部の概略構成を示す図である。 図1の効果測定スケジュール記憶部のデータ格納例を示す図である。 図1の検出結果記憶部のデータ格納例を示す図である。 図1の制御部により実行される効果測定処理を示すフローチャートである。 コンテンツの評価結果を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明に係るコンテンツ評価装置をデジタルサイネージ装置1に適用した場合を例にとり説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[デジタルサイネージ装置1の構成]
図1は、デジタルサイネージ装置1の主制御構成を示すブロック図である。図2は、図1のスクリーン部22の概略構成を示す正面図である。
デジタルサイネージ装置1は、例えば、店舗で取り扱っている商品に係るコンテンツを出力する装置であり、図1に示すように、コンテンツの映像光を照射する投影部21と、投影部21から照射された映像光を背面で受けて前面に投影するスクリーン部22とを備えている。
まず、投影部21について説明する。
投影部21は、制御部23と、プロジェクタ24と、記憶部25と、通信部26と、計時部30と、を備えている。プロジェクタ24、記憶部25、通信部26、計時部30は、図1に示すように制御部23に接続されている。
制御部23は、記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うCPUとプログラム実行時の作業領域となるメモリとを備えている(いずれも図示略)。制御部23は、プログラムとの協働により、後述する効果測定処理やコンテンツ評価処理を始めとする各種処理を実行する。制御部23は、撮像部34との協働により第一検出手段、第二検出手段として機能する。また、制御部23は、評価手段として機能する。
プロジェクタ24は、制御部23から出力された画像データを映像光に変換してスクリーン部22に向けて照射する投影装置である。プロジェクタ24は、例えば、アレイ状に配列された複数個(XGAの場合、横1024画素×縦768画素)の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することでその反射光により光像を形成する表示素子であるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を利用したDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタが適用可能である。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部25には、図1に示すように、プログラム記憶部251が設けられている。プログラム記憶部251には、制御部23で実行されるシステムプログラムや、後述する効果測定処理やコンテンツ評価処理を始めとする各種処理を実行するための処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
また、記憶部25には、コンテンツ記憶部252が設けられている。コンテンツ記憶部252には、コンテンツの識別情報に対応付けて、デジタルサイネージ装置1で再生するコンテンツのデータが記憶されている。コンテンツデータは、例えば、複数のフレーム画像により構成される動画データ(表示コンテンツのデータ)及び各フレーム画像に対応する音声データ(音声コンテンツのデータ)により構成されている。
また、記憶部25には、効果測定スケジュール記憶部253が設けられている。図3に、効果測定スケジュール記憶部253のデータ格納例を示す。効果測定スケジュール記憶部253には、図3に示すように「測定グループID」、「測定ID」、「日付」、「時間帯」、「曜日」、「モード」、「出力対象コンテンツ」等の項目が設けられており、デジタルサイネージ装置1を設置してコンテンツを出力することによる効果の測定を実施するスケジュールが記憶される。
ここで、本実施形態において、コンテンツを出力することによる効果の測定は、同じ条件下(例えば、時間帯、曜日、及び場所が同じ)でコンテンツ出力時とコンテンツ非出力時の売場における人の検出数又は人の滞在時間(即ち、人の検出時間)を測定して比較することにより行う。本実施形態において、デジタルサイネージ装置1の設置位置は固定である。効果測定スケジュール記憶部253の「測定グループID」の項目には、比較を行う複数の測定により構成される測定グループを識別するためのIDが格納される。「測定ID」の項目には、各測定を識別するためのIDが格納される。「日付」、「時間帯」、「曜日」には、各測定を行う測定日時(日付、時間帯)、曜日が格納される。なお、同一の測定グループ内の「時間帯」及び「曜日」には、同じ値が格納される。「モード」の項目には、コンテンツ出力モード(プロジェクタ24と音声出力部33をオンにしてコンテンツを出力状態とするモード)とコンテンツ非出力モード(プロジェクタ24と音声出力部33をオフにしてコンテンツを非出力状態とするモード)の区別が格納される。「出力対象コンテンツ」の項目には、効果測定対象となるコンテンツの識別情報が格納される。
なお、効果測定のスケジュールは、操作部32により設定することができる。また、通信部26を介して外部のサーバ等から受信することとしてもよい。
また、記憶部25には、検出結果記憶部254が設けられている。検出結果記憶部254には、図4に示すように、「測定グループID」、「測定ID」、「モード」、「検出日時」、「性別」、「年齢」、「滞在時間」等の項目が設けられており、効果測定中にデジタルサイネージ装置1が設置されている売場付近に検出された人物の特徴(性別、年齢)や滞在時間等の検出結果情報を記憶する。
通信部26は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部機器との通信を行う。
計時部30は、RTC(Real Time Clock)等により構成され、現在日時を取得して制御部23に出力する。
次に、スクリーン部22について説明する。
図2に示すように、スクリーン部22には、画像形成部27と、画像形成部27を支持する台座28とが備えられている。
画像形成部27は、映像光の照射方向に対して略直交するように配置された、例えばアクリル板などの人型に成形された一枚の透光板29に、フィルム状のフレネルレンズが積層された背面投影用のフィルムスクリーン291や予め人物が印刷されたフィルム292が貼付されて構成されたスクリーンである。プロジェクタ24は、画像形成部27のフィルムスクリーン291が貼付された領域に画像を投影する。なお、透光板29全体にフィルムスクリーン291を貼付した構成とし、人物についても投影を行うこととしてもよい。画像形成部27と前述したプロジェクタ24とにより、表示手段を構成している。
台座28には、ボタン式の操作部32と、音声を出力するスピーカなどの音声出力部33と、撮像部34と、プリンタ35が設けられている。
操作部32は、複数の操作ボタンを備え、操作ボタンの押下信号を検出して制御部23に出力する。
撮像部34は、デジタルサイネージ装置1が設置された売場の画像を撮影して撮影画像を生成する。撮像部34は、図示は省略するが、光学系及び撮像素子を備えるカメラと、カメラを制御する撮像制御部とを備えている。
カメラの光学系は、デジタルサイネージ装置1が設置された売場にいる人物を撮影可能な方向に向けられている。また、その撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサである。そして、撮像素子は、光学系を通過した光学像を2次元の画像信号に変換する。
プリンタ35は、制御部23からの指示に従って用紙に印刷を行い、排出口351から出力する。
操作部32、音声出力部33、撮像部34、プリンタ35は、図1に示すように制御部23に接続されている。
[デジタルサイネージ装置1の動作]
次に、デジタルサイネージ装置1の動作について説明する。
図5に、デジタルサイネージ装置1において実行される効果測定処理のフローチャートを示す。効果測定処理は、効果測定スケジュール記憶部253に記憶されている各測定の測定日時が到来した際に、制御部23とプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部23は、効果測定スケジュール記憶部253を参照し、測定対象のモードがコンテンツ出力モードであるかコンテンツ非出力モードであるかを判断する(ステップS1)。
測定するモードがコンテンツ出力モードである場合(ステップS1;コンテンツ出力モード)、制御部23は、画像形成部27及び音声出力部33によりコンテンツの出力を開始させ(ステップS2)、ステップS4に移行する。例えば、制御部23は、コンテンツ記憶部252から効果測定スケジュール記憶部253に出力するコンテンツとして設定されているコンテンツのコンテンツデータを読み出し、そのフレーム画像を順次プロジェクタ24に出力してプロジェクタ24により画像形成部27に投影させる。また、読み出したコンテンツデータの音声データを音声出力部33に出力し、コンテンツの音声を出力させる。
測定するモードがコンテンツ非出力モードである場合(ステップS1;コンテンツ非出力モード)、制御部23は、プロジェクタ24及び音声出力部33をオフにして、画像形成部27及び音声出力部33からコンテンツが出力されない状態(コンテンツ非出力状態)とし(ステップS3)、ステップS4に移行する。
ステップS4において、制御部23は、人検出処理を実行する(ステップS4)。ステップS4において、制御部23は、例えば、撮像部34に撮影を行わせ、得られた撮影画像に対し人検出処理を実行する。人検出処理としては、例えば、予め準備した背景のみの画像と撮影画像との差分を取ることで人物を検出する手法、パターン認識により人物形状を検出する手法等、公知の画像処理技術を用いることができる。なお、撮影画像には、ヘッダに撮影日時が書き込まれる。
次いで、制御部23は、人検出処理の結果、人が検出されたか否かを判断する(ステップS5)。人が検出されていないと判断した場合(ステップS5;NO)、制御部23は、ステップS9に移行する。
一方、人が検出されたと判断した場合(ステップS5;YES)、制御部23は、ステップS4で取得された撮影画像に顔認識処理を行い(ステップS6)、得られた顔画像に基づいて性別及び年齢の推定を行う(ステップS7)。そして、制御部23は、検出結果を検出結果記憶部254に記憶させ(ステップS8)、ステップS9に移行する。
顔認識処理としては、例えば、特開2006−202049号公報に記載のように、公知の画像処理技術を用いることができる。また、顔画像に基づく性別及び年齢の推定処理としては、例えば、特開2012−53813号公報に記載のように、公知の画像処理技術を用いることができる。検出結果としては、例えば、測定ID、モード、検出日時、検出された人の性別及び年齢、検出された人の滞在時間(即ち、検出時間)等を検出結果記憶部254に記憶させる。
ここで、滞在時間を算出するため、制御部23は、例えば、1フレーム目の撮影画像から顔認識を行った後、認識された顔画像を検出日時(撮影画像の撮影日時)に対応付けてメモリに記憶する。次のフレームの撮影画像からの顔認識が終了すると、制御部23は、認識された顔画像をメモリに記憶されている顔画像と照合し、認識された顔画像と同じ人物の顔画像がメモリに存在しない場合、制御部23は、認識された顔画像を検出日時に対応付けてメモリに記憶する。認識された顔画像と同じ人物の顔画像がメモリに存在した場合、制御部23は、そのメモリに記憶されている顔画像に対応する検出日時に認識された顔画像の検出日時を追加する。メモリに記憶されている顔画像のうち、認識された顔画像と一致しなかった顔画像については、その顔画像に対応付けられている検出日時に基づいて、その顔画像の人物の売場への滞在時間を算出し、検出結果記憶部254に検出結果情報を記憶させる。
ステップS9において、制御部23は、測定終了時刻が到来したか否かを判断する(ステップS9)。測定終了時刻が到来していないと判断した場合(ステップS9;NO)、制御部23は、ステップS4に戻る。
ステップS9において、測定終了時刻が到来したと判断した場合(ステップS9;YES)、制御部23は、効果測定処理を終了する。
効果測定スケジュール記憶部253に記憶されている測定グループ内の全測定が終了すると、制御部23は、コンテンツ評価処理を実行する。コンテンツ評価処理は、制御部23とプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
コンテンツ評価処理において、例えば、制御部23は、検出結果記憶部254に記憶されている評価実施対象の測定グループの各測定毎に、検出人数、一人当たりの滞在時間の平均(即ち、一人当たりが検出されていた時間の平均(平均検出時間と呼ぶ。))、又は滞在時間の合計(即ち、人が検出されていた時間である人検出時間の合計)等を集計する。そして、コンテンツ出力モードの各測定の集計結果をコンテンツ非出力モードの測定の集計結果と比較し、比較結果に基づいて、コンテンツの評価を行う。例えば、コンテンツ出力モードによる各測定時の検出人数(又は、一人当たりの平均検出時間若しくは人検出時間の合計)とコンテンツ非出力モードによる測定時の検出人数(又は、一人当たりの平均検出時間若しくは人検出時間の合計)の差が所定の閾値(閾値は1つでも複数でもよい)を超えているか否かに基づいて、各コンテンツのスコアを判定する。これにより、各コンテンツの集客効果を容易に評価することができる。また、図6に示すように、コンテンツ出力モード時における集計結果とコンテンツ非出力モード時の集計結果をグラフ化してプリンタ35から出力したり、通信部26を介して外部のPC(Personal Computer)に出力したりすることとしてもよい。図6に示すグラフは一例であり、更に、男女の年代別に棒グラフ内を区分けして表示してもよい。また、縦軸は一人当たりの平均検出時間としてもよいし、人検出時間の合計としてもよい。
なお、複数のコンテンツのそれぞれの出力時の人の検出結果とコンテンツ非出力時の人の検出結果を比較することにより、複数の各コンテンツを出力することによる集客効果を評価することができるが、一つのコンテンツの出力時の検出結果とコンテンツ非出力時の人の検出結果を比較することで、デジタルサイネージ装置1を置いてコンテンツを出力するときの集客効果を評価することができる。
以上説明したように、デジタルサイネージ装置1によれば、制御部23は、コンテンツの出力時に撮像部34により取得した撮影画像に基づいて人を検出するとともに、コンテンツの非出力時に撮像部34により取得した撮影画像に基づいて人を検出する。そして、コンテンツの出力時と非出力時の検出結果を比較し、比較結果に基づいてコンテンツを評価する。例えば、制御部23は、コンテンツの出力時に検出された人数とコンテンツの非出力時に検出された人数の差に基づいてコンテンツを評価する。或いは、コンテンツの出力時に人が検出されていた時間とコンテンツの非出力時に人が検出されていた時間の差に基づいてコンテンツを評価する。
従って、コンテンツを出力することによってどれだけの集客効果やメリットがあるのかを容易に把握することが可能となる。
また、予め定められた条件、例えば、時間帯、曜日及び場所が同じ条件下で検出されたコンテンツの出力時の検出結果及びコンテンツ非出力時の検出結果を比較し、比較結果に基づいてコンテンツを評価することで、コンテンツを出力することによってどれだけの集客効果やメリットがあるのかを正確に把握することが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係るデジタルサイネージ装置1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記効果測定処理において、検出結果を記憶する際に、デジタルサイネージ装置1付近に陳列されている商品の情報を検出結果に対応付けて記憶することとしてもよい。そして、コンテンツ評価処理においては、その記憶した商品ごとにコンテンツの出力時の検出結果及びコンテンツ非出力時の検出結果を比較することとしてもよい。例えば、コンテンツ出力時の検出結果及びコンテンツ非出力時の検出結果の差がなく、検出人数が所定の人数より多かった場合は、商品自体に魅力があり、コンテンツの影響はさほど大きいものではないことがわかる。さらに、ある商品を陳列した場合に、コンテンツ出力時の検出結果がコンテンツ非出力時の検出結果より所定の人数多かったとすると、商品とコンテンツの相性が良いと判定することも可能である。また、コンテンツ出力時の検出結果がコンテンツ非出力時の検出結果より所定の人数少なかった場合は、コンテンツを出力することで商品に対する負の影響があり、コンテンツとの相性が悪いと評価することが可能である。従って、コンテンツを出力することによってどれだけのメリットがあるのかを把握することが可能となる。
また上記の例の場合、更にコンテンツに対応付けられた商品が陳列されている位置もしくはその近傍(商品近傍)のコンテンツ出力時の人数を検出する第三検出手段及びコンテンツ非出力時の人数を検出する第四検出手段を更に備えてもよい。例えば、コンテンツに対応付けられた商品が陳列されている位置もしくはその近傍(商品近傍)を撮影する撮像装置を備える構成とし、制御部23は、コンテンツの出力時に上述の撮像装置により取得した撮影画像に基づいてコンテンツ出力時の人数を検出し、コンテンツの非出力時に上述の撮像装置により取得した撮影画像に基づいてコンテンツの非出力時の人数を検出することとしてもよい。また、コンテンツに対応付けられた商品が陳列されている位置もしくはその近傍(商品近傍)に人感センサを備える構成とし、制御部23は、コンテンツの出力時の上述の人感センサの検出値に基づいてコンテンツ出力時の人数を検出し、コンテンツの非出力時の上述の人感センサの検出値に基づいてコンテンツ非出力時の人数を検出することとしてもよい。この時、制御部23は、コンテンツ非出力時に比べ、コンテンツ出力時のデジタルサイネージ装置1付近の人数の検出結果が良く、同じくコンテンツ非出力時に比べ、コンテンツ出力時の商品近傍の人数の検出結果が良い場合、コンテンツと商品の相性が良いと評価することができる。また、コンテンツ非出力時に比べ、コンテンツ出力時のデジタルサイネージ装置1付近の人数の検出結果が良く、一方コンテンツ非出力時に比べ、コンテンツ出力時の商品近傍の人数の検出結果が悪い場合、コンテンツと商品の相性が悪いと評価することができる。これにより、コンテンツを出力することによってどれだけのメリットがあるのかを把握することが可能となる。
また、例えば、上記実施形態においては、デジタルサイネージ装置1において効果測定処理及びコンテンツ評価処理の双方を行うこととしたが、これに限定されるものではない。例えば、デジタルサイネージ装置1が通信部26を介してコンテンツ評価処理を実行するサーバ装置と接続されている構成とし、効果測定処理で記憶された検出結果情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置において受信した検出結果情報を記憶部に記憶して、受信した検出結果情報に基づいてコンテンツ評価処理を行うこととしてもよい。
また、上記実施形態においては、コンテンツを出力するデジタルサイネージ装置1に第一検出手段、第二検出手段及び評価手段を備える構成としたが、第一検出手段、第二検出手段及び評価手段はコンテンツを出力する装置と別体の装置に備えられている構成としてもよい。
また、上記実施形態において、コンテンツ出力モードでは表示コンテンツと音声コンテンツの両方を出力にする場合を例にとり説明したが、一部のコンテンツのみを出力するモード、例えば、表示コンテンツのみを出力するモード、音声コンテンツのみを出力するモードを設けてもよい。そして、それぞれのコンテンツ出力モードにおける人の検出結果をコンテンツ非出力モードにおける人の検出結果と比較し、比較結果に基づいて、表示コンテンツのみを出力した場合、音声コンテンツのみを出力した場合、表示及び音声コンテンツの双方を出力した場合のそれぞれを評価することとしてもよい。これにより、表示コンテンツのみを出力した場合、音声コンテンツのみを出力した場合、表示及び音声コンテンツの双方を出力した場合のそれぞれの集客効果を把握することが可能となる。
また、上記実施形態においては、撮像部34を用いて人を検出することとしたが、人感センサを用いる構成としてもよい。
また、上記実施形態におけるデジタルサイネージ装置1は、プロジェクタからスクリーンに画像を投影することで画像の表示を行うものとして説明したが、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等、他の表示装置を有するものとしてもよい。
その他、デジタルサイネージ装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
コンテンツの出力時に人を検出する第一検出手段と、
コンテンツの非出力時に人を検出する第二検出手段と、
前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいてコンテンツを評価する評価手段と、
を備えるコンテンツ評価装置。
<請求項2>
前記評価手段は、前記第一検出手段による検出結果及び前記第二検出手段による検出結果を比較し、比較結果に基づいてコンテンツを評価する請求項1に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項3>
前記評価手段は、前記第一検出手段により検出された人数と前記第二検出手段により検出された人数の差に基づいてコンテンツを評価する請求項2に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項4>
前記評価手段は、前記第一検出手段により人が検出されていた時間と前記第二検出手段により人が検出されていた時間の差に基づいてコンテンツを評価する請求項2に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項5>
前記評価手段は、予め定められた条件が同じ条件下で検出された前記第一検出手段による検出結果及び前記第二検出手段による検出結果を比較し、比較結果に基づいてコンテンツを評価する請求項2〜4の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項6>
前記評価手段は、時間帯、曜日及び場所が同じ条件下で検出された前記第一検出手段による検出結果及び前記第二検出手段による検出結果を比較する請求項5に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項7>
前記第一検出手段は、表示コンテンツのみ、音声コンテンツのみ、又は表示コンテンツ及び音声コンテンツの双方、の何れかの出力時に人を検出する請求項1〜6の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項8>
前記評価手段は、前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいて、コンテンツとそのコンテンツの出力時にコンテンツ出力手段の近傍に陳列されていた商品との相性を評価する請求項1〜7の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項9>
前記評価手段は、前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいて、コンテンツとそのコンテンツに対応づけられた商品との相性を評価する請求項1〜8の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項10>
前記コンテンツの出力時に前記商品の近傍にいる人を検出する第三検出手段と、
前記コンテンツの非出力時に前記商品の近傍にいる人を検出する第四検出手段と、をさらに備え、
前記評価手段は、前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果と、前記第三検出手段及び前記第四検出手段による検出結果とに基づいて、コンテンツと前記商品との相性を評価する請求項9に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項11>
前記評価手段は、前記第一検出手段の検出結果が前記第二検出手段の検出結果よりも良く、前記第三検出手段の検出結果が前記第四検出手段の検出結果よりも良い場合、コンテンツと前記商品との相性が良いと評価する請求項10に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項12>
前記評価手段は、前記第一検出手段の検出結果が前記第二検出手段の検出結果よりも良く、前記第三検出手段の検出結果が前記第四検出手段の検出結果よりも悪い場合、コンテンツと前記商品との相性が悪いと評価する請求項10又は11に記載のコンテンツ評価装置。
<請求項13>
コンテンツの出力時に人を検出する第一検出工程と、
コンテンツの非出力時に人を検出する第二検出工程と、
前記第一検出工程及び前記第二検出工程における検出結果に基づいてコンテンツを評価する評価工程と、
を含むコンテンツ評価方法。
<請求項14>
コンピュータを、
コンテンツの出力時に人を検出する第一検出手段、
コンテンツの非出力時に人を検出する第二検出手段、
前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいてコンテンツを評価する評価手段、
として機能させるためのプログラム。
1 デジタルサイネージ装置
21 投影部
22 スクリーン部
23 制御部
24 プロジェクタ
25 記憶部
251 プログラム記憶部
252 コンテンツ記憶部
253 効果測定スケジュール記憶部
254 検出結果記憶部
26 通信部
27 画像形成部
28 台座
29 透光板
30 計時部
32 操作部
33 音声出力部
34 撮像部
35 プリンタ

Claims (14)

  1. コンテンツの出力時に人を検出する第一検出手段と、
    コンテンツの非出力時に人を検出する第二検出手段と、
    前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいてコンテンツを評価する評価手段と、
    を備えるコンテンツ評価装置。
  2. 前記評価手段は、前記第一検出手段による検出結果及び前記第二検出手段による検出結果を比較し、比較結果に基づいてコンテンツを評価する請求項1に記載のコンテンツ評価装置。
  3. 前記評価手段は、前記第一検出手段により検出された人数と前記第二検出手段により検出された人数の差に基づいてコンテンツを評価する請求項2に記載のコンテンツ評価装置。
  4. 前記評価手段は、前記第一検出手段により人が検出されていた時間と前記第二検出手段により人が検出されていた時間の差に基づいてコンテンツを評価する請求項2に記載のコンテンツ評価装置。
  5. 前記評価手段は、予め定められた条件が同じ条件下で検出された前記第一検出手段による検出結果及び前記第二検出手段による検出結果を比較し、比較結果に基づいてコンテンツを評価する請求項2〜4の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
  6. 前記評価手段は、時間帯、曜日及び場所が同じ条件下で検出された前記第一検出手段による検出結果及び前記第二検出手段による検出結果を比較する請求項5に記載のコンテンツ評価装置。
  7. 前記第一検出手段は、表示コンテンツのみ、音声コンテンツのみ、又は表示コンテンツ及び音声コンテンツの双方、の何れかの出力時に人を検出する請求項1〜6の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
  8. 前記評価手段は、前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいて、コンテンツとそのコンテンツの出力時にコンテンツ出力手段の近傍に陳列されていた商品との相性を評価する請求項1〜7の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
  9. 前記評価手段は、前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいて、コンテンツとそのコンテンツに対応づけられた商品との相性を評価する請求項1〜8の何れか一項に記載のコンテンツ評価装置。
  10. 前記コンテンツの出力時に前記商品の近傍にいる人を検出する第三検出手段と、
    前記コンテンツの非出力時に前記商品の近傍にいる人を検出する第四検出手段と、をさらに備え、
    前記評価手段は、前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果と、前記第三検出手段及び前記第四検出手段による検出結果とに基づいて、コンテンツと前記商品との相性を評価する請求項9に記載のコンテンツ評価装置。
  11. 前記評価手段は、前記第一検出手段の検出結果が前記第二検出手段の検出結果よりも良く、前記第三検出手段の検出結果が前記第四検出手段の検出結果よりも良い場合、コンテンツと前記商品との相性が良いと評価する請求項10に記載のコンテンツ評価装置。
  12. 前記評価手段は、前記第一検出手段の検出結果が前記第二検出手段の検出結果よりも良く、前記第三検出手段の検出結果が前記第四検出手段の検出結果よりも悪い場合、コンテンツと前記商品との相性が悪いと評価する請求項10又は11に記載のコンテンツ評価装置。
  13. コンテンツの出力時に人を検出する第一検出工程と、
    コンテンツの非出力時に人を検出する第二検出工程と、
    前記第一検出工程及び前記第二検出工程における検出結果に基づいてコンテンツを評価する評価工程と、
    を含むコンテンツ評価方法。
  14. コンピュータを、
    コンテンツの出力時に人を検出する第一検出手段、
    コンテンツの非出力時に人を検出する第二検出手段、
    前記第一検出手段及び前記第二検出手段による検出結果に基づいてコンテンツを評価する評価手段、
    として機能させるためのプログラム。
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