JP6085951B2 - 画像処理装置及び画像選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像選択方法に関する。
従来、スクリーンに投影装置によって人物等の投影対象物の映像を投影して商品等の説明を行うことが行われている。
また、近年、お客や鑑賞者に対しての印象を高めるために、人型に成型された投影スクリーンに、そのスクリーンの外形に合わせた形状のコンテンツ映像などを投影する、所謂「バーチャルマネキン」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。バーチャルマネキンは、あたかもそこに人間が立っているかのような存在感のある投影像が得られ、展示会等における斬新で効果的な展示の演出等に利用されている。
特開2011−150221号公報
しかしながら、スクリーンに投影される投影対象物は、お客や鑑賞者等の聴衆がどこにいるかにかかわらず正面方向を向いて説明する。そのため、平面的な感じを与え、説得力に欠け、効果的な演出効果が得られていなかった。
本発明は、上記のような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、聴衆の立ち位置を考慮した投影を行うことで、演出効果を向上させることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像処理装置は、
スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段と、
複数の人感センサと、
前記複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段と、
を備え
前記検出手段は、前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記反応した人感センサのうち、検知した値が大きい方から予め定められた個数の人感センサの検知範囲の方向を前記聴衆の方向として検出し、
前記画像選択手段は、前記スクリーンに投影される投影対象物が順次前記検出された複数の聴衆の方向を向くように順次前記投影画像の選択を行うことを特徴とする。
本発明によれば、聴衆の立ち位置を考慮した投影を行うので、演出効果を向上させることができる。
本実施形態におけるコンテンツ再生システムの全体構成例を示す図である。 (a)は、映像の投影前のコンテンツ再生システムの正面図、(b)は映像の投影時のコンテンツ再生システムの正面図である。 図1の画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 人感センサの設置例を示す図である。 遮光フィルムの機能を説明するための図である。 第1の実施形態において図3の制御部において実行される再生制御処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態において図3の制御部において実行される再生制御処理Bを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
<コンテンツ再生システム100の構成>
本実施形態に係るコンテンツ再生システム100は、映像コンテンツに含まれる投影対象物の形状に成型されたスクリーン5に映像コンテンツを投影するシステムである。本実施形態において、映像コンテンツは、例えば、人物、キャラクタ、動物等の投影対象物が商品等の説明を行う映像である。
図1、図2は、本実施形態のコンテンツ再生システム100の概略構成を示す図である。図1は、コンテンツ再生システム100の側面図、図2は、コンテンツ再生システム100の正面図である。図2(a)は、映像の投影前、図2(b)は映像の投影時の正面図である。なお、図1においては、コンテンツ再生システム100の各構成要素と映像コンテンツの聴衆Aとの位置関係を示すため、併せて聴衆Aを図示している。
図1に示すように、コンテンツ再生システム100は、画像処理装置1、プロジェクタ2、スピーカ4、人感センサSE(SE1〜SEn(nは正の整数))が設置されたスクリーン5等を備えて構成されている。プロジェクタ2、スピーカ4、及び人感センサSE1〜SEnは、画像処理装置1に接続されている。
画像処理装置1は、映像コンテンツの各フレームの投影画像をプロジェクタ2に送信するに際し、投影対象物の向きが異なる複数の投影画像の中から、スクリーン5に投影される投影対象物が聴衆Aの方向を向くような投影画像を選択する装置である。画像処理装置1としては、例えば、PC(Personal Computer)、端末装置等が適用可能である。
なお、聴衆Aは、一人の場合もあるし、複数人の場合もある。
図3に、画像処理装置1の機能構成例を示す。図3に示すように、画像処理装置1は、制御部10、操作部11、表示部12、記憶部13、I/F14、I/F15、音声出力部16等を備えて構成されている。
制御部10は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成される。制御部10のCPUは、記憶部13のプログラム記憶部131に記憶されているプログラムを読み出し、RAMのワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って、後述する再生制御処理を始めとする各種処理を実行する。制御部10のRAMは、揮発性のメモリであり、CPUにより実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を記憶するワークエリアを有する。
制御部10は、再生制御処理を実行することにより、検出手段、画像選択手段として機能する。
操作部11は、各種機能キーやカーソルキー等を有し、ユーザによるキー入力を受け付けてその操作情報を制御部10に出力する。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部10からの表示制御信号に従って、各種表示を行う。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部13には、図3に示すように、プログラム記憶部131、映像データ記憶部132が設けられている。
プログラム記憶部131には、制御部10で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でプログラム記憶部131に格納されている。制御部10は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
映像データ記憶部132は、映像コンテンツの映像データを記憶する。映像データは、動画データを構成する各フレームの投影画像(フレーム画像)及び各フレームに対応する音声データにより構成されている。映像データ記憶部132は、映像コンテンツを構成する各フレーム毎に、投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶している。具体的には、各フレームについて、スクリーン5への投影時に投影対象物の向きが人感センサSE1の検知範囲の方向を向く投影画像、人感センサSE2の検知範囲の方向を向く投影画像、人感センサSE3の検知範囲の方向を向く投影画像、・・・、人感センサSEnの検知範囲の方向を向く投影画像、がそれぞれ記憶されている。例えば、各フレーム毎に、正面方向を向いた基準となる映像コンテンツの各投影画像に対して投影対象物の視線(目線)の方向のみを各人感センサSEの検知範囲の方向に応じて変えた複数の投影画像が記憶されている。各投影画像は、投影対象物の視線の向きに対応する人感センサSEの識別番号(センサ番号1〜n)に対応付けて記憶されている。また、正面方向の投影画像については、その旨を示すフラグが対応付けられている。
I/F14は、プロジェクタ2と接続し、データ送受信を行うためのインターフェースである。
I/F15は、人感センサSE1〜SEnと接続し、データ送受信を行うためのインターフェースである。人感センサSE1〜SEnとの通信は、有線によるものであっても、無線によるものであってもよい。
音声出力部16は、スピーカ4が接続され、制御部10により指示された音声データを音声信号に変換してスピーカ4から出力させる。
プロジェクタ2は、画像処理装置1から送信された投影画像に基づいてスクリーン5の背面から映像コンテンツを投影する背面投射型の投影装置である。プロジェクタ2は、例えば、投影画像に基づいて、アレイ状に配列された複数個(XGAの場合、横1024画素×縦768画素)の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することでその反射光により光像を形成する表示素子であるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を利用したDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタが適用可能である。投影画像における投影対象物の領域に対応する位置の微小ミラーをオンし、その他の領域をオフすることで、投影対象物のみをスクリーン5に投影することが可能となる。
スクリーン5は、支持台6により床面に垂直になるように支持され、プロジェクタ2の出力光照射方向に配置されたスクリーンである。スクリーン5は、図1に示すように、投影対象物の形状に成型された透明アクリル板等の基材51の前面上側に背面投影用のスクリーンフィルム52が貼付され、下側に投影対象物の下半身が印刷されたフィルム53が貼付されて構成されている。このスクリーンフィルムは市販されている高輝度、高コントラストを有するものを用いることにより、日中の明るさであっても、また、明るい居室内であっても、スクリーン5に投影された投影像を視認することができる。
また、図4に模式的に示すように、スクリーン5の映像投影部の下側(フィルム53の領域)には、複数の人感センサSE1〜SEnが設置されている。人感センサSE1〜SEnは、例えば、赤外線等を利用して周囲温度の温度変化を検知することにより検知範囲における人の存在を検知するセンサ等を適用することができる。本実施形態においては、人感センサSE1〜SEnは、人が存在するか否かのON/OFFではなく、検知した値(例えば、温度変化等の値)を制御部10に出力するものとする。人感センサSE1〜SEnは、そのセンサ番号1〜nの順に並んで配置され、それぞれ異なる検知範囲R1〜Rn内に存在する人物を検知することが可能である。
各人感センサSE1〜SEnの設置部分近傍には、遮光フィルムF1とフィルタF2とが設けられている。
遮光フィルムF1は、光を透過させないフィルムであり、人感センサSE1〜SEnの本来の検知範囲より狭い範囲に制限するためのものである。図5(a)、(b)は、一例として、図4に示す人感センサSE3近傍に設けられた遮光フィルムF1の機能を説明するための図である。図5(a)は、遮光フィルムF1を設けない場合の人感センサSE3の検知範囲を示しており、図5(b)は、遮光フィルムF1を設けた場合の人感センサSE3の検知範囲を示している。遮光フィルムF1により、図5(b)に示す点線部分の範囲を人感センサSE3の検知範囲から除くことができる。人感センサSE1〜SEnは、検知範囲が極力重ならないよう、遮光フィルムF1により検知範囲が調整されている。
フィルタF2は、人感センサSE1〜SEnを聴衆Aから見えにくくする(隠す)ための光学窓である。可視光は通過させず、赤外線等の不可視光を通過させる。
なお、図4は、3つの人感センサSE1〜SE3を配置した例を示しているが、人感センサSEの数は、これに限定されない。
なお、本実施形態においては、コンテンツ再生システム100は投影対象物の上半身の映像コンテンツをスクリーン5に投影する構成としているが、スクリーン5の基材51の全面に背面投影用のスクリーンフィルム52を貼付した構成とし、投影対象物の全身の映像コンテンツをスクリーン5に投影することとしてもよい。
<画像処理装置1の動作>
次に、本実施形態における動作について説明する。
図6に、画像処理装置1によって実行される再生制御処理のフローチャートを示す。再生制御処理は、制御部10のCPUとプログラム記憶部131に記憶されているプログラムとの協働により実行される。なお、制御部10は、映像コンテンツの先頭のフレームから順に投影対象として投影していくことで、映像コンテンツを再生する。
再生制御処理において、制御部10は、まず、I/F15を介して、人感センサSE1〜SEnの検知結果を取得する(ステップS1)。
次いで、制御部10は、取得した検知結果に基づいて、人感センサSE1〜SEnの少なくとも1つにおいて反応があったか否かを判断する(ステップS2)。人感センサSE1〜SEnの何れにおいても反応がなかったと判断した場合(ステップS2;NO)、制御部10は、投影対象のフレームの複数の投影画像(投影対象物の向きが異なる)のうち、投影対象物が正面方向を向いた投影画像を選択して記憶部13の映像データ記憶部132から読み出し(ステップS3)、ステップS8の処理に移行する。
人感センサSE1〜SEnの少なくとも1つにおいて反応があったと判断した場合(ステップS2;YES)、制御部10は、1つのみが反応したか否かを判断する(ステップS4)。1つのみが反応したと判断した場合(ステップS4;YES)、制御部10は、反応した人感センサSEの検知範囲の方向を聴衆Aの方向として検出し(ステップS5)、ステップS7の処理に移行する。
一方、人感センサSE1〜SEnのうち複数が反応したと判断したと判断した場合(ステップS4;NO)、制御部10は、反応した人感センサSEのうち検知した値が最も大きいセンサの検知範囲の方向を聴衆Aの方向として検出し(ステップS6)、ステップS7の処理に移行する。
ステップS7において、制御部10は、投影対象のフレームの複数の投影画像のうち、スクリーン5への投影時に投影対象物が上記検出された聴衆Aの方向を向くような投影画像を選択して記憶部13の映像データ記憶部132から読み出し(ステップS7)、ステップS8の処理に移行する。
例えば、人感センサSE1の検知範囲の方向R1が聴衆Aの方向であると検出された場合、次に投影するフレームの複数の投影画像(投影対象物の向きが異なる)のうち、センサ番号1に対応付けて記憶されている投影画像を映像データ記憶部132から読み出す。
ステップS8において、制御部10は、読み出された投影画像をI/F14を介してプロジェクタ2に送信し、投影画像に基づいて、映像コンテンツをスクリーン5に投影させるとともに、投影画像に対応する音声データを音声出力部16により音声信号に変換させ、スピーカ4より音声出力させる(ステップS8)。ここで、制御部10は、投影画像から投影対象物の領域を抽出し、抽出された投影対象物の位置情報を投影画像と併せてI/F14によりプロジェクタ2に送信する。これにより、プロジェクタ2は、投影対象物のみをスクリーン5に投影することができる。なお、投影対象物の抽出は、プロジェクタ2により行うこととしてもよい。
次いで、制御部10は、映像コンテンツに次のフレームが存在するか否かを判断する(ステップS9)。次のフレームが存在すると判断した場合(ステップS9;YES)、制御部10は、ステップS1の処理に戻り、次のフレームについて、ステップS1〜ステップS8の処理を繰り返し実行する。次のフレームが存在しないと判断した場合(ステップS9;NO)、制御部10は、再生制御処理を終了する。
このように、第1の実施形態においては、聴衆Aの立ち位置によってスクリーン5に投影される投影対象物の向きをリアルタイムに変化させることができるので、聴衆Aには、あたかも投影対象物(人物等)が聴衆Aに語りかけているように感じられる。よって、聴衆Aに投影対象物に対する親近感を抱かせることができ、映像コンテンツによる説得力が増すなど、効果的な演出を行うことが可能となる。
なお、上記第1の実施形態においては、複数の人感センサSEの反応があった場合、検知した値が最も大きい人感センサの方向を向いた投影画像を選択したが、これに限らない。例えば、映像データ記憶部132に投影対象物が全体を見渡すような投影画像を更に記憶しておき、所定の数以上の人感センサSEの反応があった場合、制御部10は、スクリーン5を見る聴衆の方向が複数方向であることを検出し、投影対象物が全体を見渡す投影画像を選択するようにしても良い。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態においては、人感センサSE1〜SEnのうち複数の人感センサSEが反応した場合は、反応があった複数の人感センサSEのうち検知した値が最も大きい人感センサSEの検知範囲を聴衆Aの方向として検出することとして説明した。第2の実施形態においては、反応があった複数の人感センサSEの検知範囲の方向を順番に聴衆Aの方向として検出し、映像コンテンツの投影対象物が複数の方向にいる聴衆Aを順に見ながら説明等が行えるようにする。
第2の実施形態において、画像処理装置1の制御部10には、タイマー(図示せず)が接続されている。第2の実施形態におけるその他のコンテンツ再生システム100及びこれを構成する各装置の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、第2の実施形態の動作について説明する。
図7に、第2の実施形態において実行される再生制御処理Bのフローチャートを示す。再生制御処理Bは、制御部10のCPUとプログラム記憶部131に記憶されているプログラムとの協働により実行される。制御部10は、再生制御処理Bを実行することにより、検出手段、画像選択手段として機能する。なお、制御部10は、映像コンテンツの先頭のフレームから順に投影対象として投影していくことで、映像コンテンツを再生する。
再生制御処理Bにおいて、制御部10は、まず、I/F15を介して、人感センサSE1〜SEnの検知結果を取得する(ステップS21)。
次いで、制御部10は、取得した検知結果に基づいて、人感センサSE1〜SEnの少なくとも1つにおいて反応があったか否かを判断する(ステップS22)。人感センサSE1〜SEnの何れにおいても反応がなかったと判断した場合(ステップS22;NO)、制御部10は、投影対象のフレームの複数の投影画像(投影対象物の向きが異なる)のうち、投影対象物が正面方向を向いた投影画像を選択して記憶部13の映像データ記憶部132から読み出し(ステップS23)、ステップS27の処理に移行する。
人感センサSE1〜SEnの少なくとも1つにおいて反応があったと判断した場合(ステップS22;YES)、制御部10は、1つのみが反応したか否かを判断する(ステップS24)。1つのみが反応したと判断した場合(ステップS24;YES)、制御部10は、反応した人感センサSEの検知範囲の方向を聴衆Aの方向として検出する(ステップS25)。そして、制御部10は、投影対象のフレームの複数の投影画像のうち、スクリーン5への投影時に投影対象物が上記検出された聴衆Aの方向を向くような投影画像を選択して記憶部13の映像データ記憶部132から読み出し(ステップS26)、ステップS27の処理に移行する。
例えば、人感センサSE1の検知範囲の方向R1が聴衆Aの方向であると検知された場合、投影対象の映像コンテンツにおいて投影対象のフレームの複数の投影画像のうち、センサ番号1に対応付けて記憶されている投影画像を映像データ記憶部132から読み出す。
ステップS27において、制御部10は、読み出された投影画像をI/F14を介してプロジェクタ2に送信し、投影画像に基づいて、映像コンテンツをスクリーン5に投影させるとともに、投影画像に対応する音声データを音声出力部16により音声信号に変換させ、スピーカ4より音声出力させる(ステップS27)。スクリーン5への投影方法は、図6のステップS8において説明したものと同様であるので説明を援用する。
次いで、制御部10は、映像コンテンツに次のフレームの投影画像が存在するか否かを判断する(ステップS28)。次のフレームの投影画像が存在すると判断した場合(ステップS28;YES)、制御部10は、ステップS21の処理に戻る。次のフレームの投影画像が存在しないと判断した場合(ステップS28;NO)、制御部10は、再生制御処理Bを終了する。
一方、ステップS24において、人感センサSE1〜SEnのうち複数が反応したと判断したと判断した場合(ステップS24;NO)、制御部10は、変数Nに1を格納し(ステップS29)、反応した複数の人感センサSEの検知範囲の方向を聴衆の方向として検出し(ステップS30)、反応した人感センサSEの検知した値の大きい順に、センサ番号を並べる(ステップS31)。
次いで、制御部10は、変数xに順番Nのセンサ番号を格納し(ステップS32)、投影対象のフレームの複数の投影画像のうち、センサ番号xに対応付けて記憶されている投影画像を映像データ記憶部132から読み出す(ステップS33)。
次いで、制御部10は、読み出された投影画像をI/F14を介してプロジェクタ2に送信し、投影画像に基づいて、映像コンテンツをスクリーン5に投影させるとともに、投影画像に対応する音声データを音声出力部16により音声信号に変換させ、スピーカ4より音声出力させる(ステップS34)。スクリーン5への投影方法は、図6のステップS8において説明したものと同様であるので説明を援用する。
次いで、制御部10は、映像コンテンツに次のフレームの投影画像が存在するか否かを判断する(ステップS35)。次のフレームの投影画像が存在しないと判断した場合(ステップS35;NO)、制御部10は、再生制御処理Bを終了する。
次のフレームの投影画像が存在すると判断した場合(ステップS35;YES)、制御部10は、タイマーに指定時間T(秒)をセットし、指定時間T秒の経過が検知されたか否かを判断する(ステップS36)。指定時間Tが経過していないと判断した場合(ステップS36;NO)、制御部10は、ステップS33の処理に戻り、次のフレーム画像について、ステップS33〜ステップS35の処理を繰り返し実行する。即ち、指定時間Tの間、投影対象物は、センサ番号xの人感センサSExの検出範囲Rxの方向にいる聴衆Aの方向を向くこととなり、指定時間Tが経過した場合、次の聴衆Aの方向を向くこととなる。
指定時間Tが経過したと判断した場合(ステップS36;YES)、制御部10は、N+1>反応した人感センサ数であるか否かを判断する(ステップS37)。N+1>反応した人感センサ数であると判断した場合(ステップS37;YES)、制御部10は、ステップS21の処理に戻る。即ち、新たに人感センサSE1〜SEnの値を取得し直して、ステップS21以降の処理を実行する。
N+1>反応した人感センサ数でないと判断した場合(ステップS37;NO)、制御部10は、順番N+1の人感センサSEのセンサ番号と変数x(順番Nの人感センサSEのセンサ番号)の差分を算出して変数mに格納し(ステップS38)、変数mが正であるか否かを判断する(ステップS39)。変数mの値が正であると判断した場合(ステップS39;YES)、制御部10は、変数xを1インクリメントし(ステップS40)、ステップS42の処理に移行する。変数mの値が負であると判断した場合(ステップS39;NO)、制御部10は、変数xを1デクリメントし(ステップS41)、ステップS42の処理に移行する。
ステップS42において、制御部10は、変数xが順番N+1のセンサ番号であるか否かを判断する(ステップS42)。変数xが順番N+1のセンサ番号ではないと判断した場合(ステップS42;NO)、制御部10は、投影対象のフレームの複数の投影画像のうち、センサ番号xに対応する投影画像を選択し、記憶部13の映像データ記憶部132から選択した投影画像を読み出す(ステップS43)。そして、読み出された投影画像をI/F14を介してプロジェクタ2に送信し、投影画像に基づいて、映像コンテンツをスクリーン5に投影させるとともに、投影画像に対応する音声データを音声出力部16により音声信号に変換させ、スピーカ4より音声出力させる(ステップS44)。スクリーン5への投影方法は、図6のステップS8で説明したものと同様であるので説明を援用する。
次いで、制御部10は、映像コンテンツに次のフレームがあるか否かを判断する(ステップS46)。次のフレームがあると判断した場合(ステップS46;YES)、制御部10は、ステップS39に戻る。即ち、次の順番N+1の人感センサSEに到達するまで、ステップS39〜ステップS46を繰り返し、1フレーム毎に、順番Nの人感センサSEと順番N+1の方向の間にある人感センサSEを1つずつずらしながら、その人感センサSEに対応する投影画像を順次投影していく。即ち、順番Nの人感センサSEの検知範囲の方向と順番N+1の人感センサSEの検知範囲の方向の間を向く投影画像が存在する場合、順番Nの人感センサSEの検知範囲の方向に近い方向を向く投影画像から順に投影されるので、投影対象物の向きをゆるやかに変化させることができ、違和感のない投影を行うことが可能となる。
一方、ステップS42において、変数xが順番N+1のセンサ番号であると判断した倍(ステップS42;YES)、制御部10は、変数Nをインクリメントし(ステップS45)、ステップS32の処理に戻る。即ち、次の順番N+1の人感センサSEに到達すると、N←N+1として、順番Nの人感センサSEの検知範囲の方向を向くような投影画像を選択して投影が行われる。
以降、反応があった全ての人感センサSEの検知範囲の方向に対応する投影画像が選択されるまで、制御部10は、ステップS32以降の処理を繰り返し実行する。全ての人感センサSEの検知範囲の方向に対応する投影画像が選択されると、制御部10は、ステップS37の判断によって、ステップS21の処理に戻り、新たに人感センサSE1〜SEnの値を取得し直して、ステップS21以降の処理を実行する。
ステップS46において、映像コンテンツに次のフレームがないと判断した場合(ステップS46;NO)、制御部10は、再生制御処理Bを終了する。
このように、第2の実施形態によれば、映像コンテンツの投影対象物が一箇所だけでなく、聴衆Aが存在する複数の方向を順に向きながら説明等を行うことが可能となる。従って、聴衆Aを構成するより多くの人々に投影像に対する親近感を抱かせることができ、投影像による説明の説得力を向上させることができる。即ち、投影用映像コンテンツのより効果的な投影が可能となる。
また、投影対象物が向く聴衆Aの方向を変える場合は、方向を変える前の聴衆Aの方向と次の聴衆Aの方向の間を向く投影画像が映像データ記憶部132に記憶されている場合は、それらの投影画像を方向を変える前の聴衆Aの方向に近い方向を向く投影画像から順次選択して投影するので、投影対象物の向きをゆるやかに変化させることができ、違和感のない投影を行うことが可能となる。
以上説明したように、コンテンツ再生システム100において、画像処理装置1の制御部10は、人感センサSE1〜SEnの検知結果に基づいて、スクリーン5を見る聴衆Aの方向を検出する。そして、検出された聴衆Aの方向に基づいて、スクリーン5に投影される投影対象物が聴衆Aの方向を向くような投影画像を記憶部13の映像データ記憶部132に記憶された複数の投影画像から選択し、プロジェクタ2に送信して投影させる。
従って、聴衆Aの立ち位置によってスクリーン5に投影される投影像の向きをリアルタイムに変化させることができるので、聴衆Aにはあたかも投影対象物(人物等)が聴衆Aに語りかけているように感じられ、投影対象物に対する親近感を抱かせることができる。その結果、映像コンテンツによる説得力が増すなど、効果的な演出を行うことが可能となる。
また、制御部10は、人感センサSE1〜SEnのうち複数が反応した場合、反応した複数の人感センサSEを聴衆Aの方向とし、スクリーン5に投影される投影対象物が順次検出された複数の聴衆Aの方向を向くように順次投影画像の選択を行う。
従って、映像コンテンツの投影対象物が一箇所だけでなく、聴衆Aが存在する複数の方向を順に向きながら説明等を行うことが可能となるので、聴衆Aを構成するより多くの人々に投影対象物に対する親近感を抱かせることができ、映像コンテンツによる説明の説得力を向上させることができる。
また、制御部10は、スクリーン5に投影される投影対象物が、予め定められた個数の人感センサSEのうち検知した値が大きい人感センサSEの検出範囲に対応する聴衆の方向のほうから順番に向くように順次前記投影画像の選択を行うので、より多くの聴衆Aが存在する方向から順に投影対象物が向くようにすることができる。
また、制御部10は、スクリーン5に投影される投影対象物が一の聴衆の方向を向いてから予め定められた指定時間が経過した場合に次の聴衆の方向を向くように、投影画像の選択を行うので、複数の方向に聴衆Aが存在する場合は、投影対象物の向きを固定せずに、指定時間Tが経過したら他の方向に投影対象物の向きを変化させることができる。
また、制御部10は、投影対象物が一の聴衆の方向を向く投影画像を選択してから次の聴衆の方向を向く投影画像を選択する場合、一の聴衆の方向と次の聴衆の方向の間を向く投影画像が映像データ記憶部132に記憶されている場合は、一の聴衆の方向と次の聴衆の方向の間を向く投影画像を一の聴衆の方向に近い方向を向く投影画像から順次選択した後に次の投影画像を選択するので、緩やかに投影対象物の方向を変化させることができ、違和感のない投影を行うことが可能となる。
また、人感センサSE1〜SEnのうち複数が反応した場合、反応した複数の人感センサSEのうち検知した値が最も大きい人感センサSEの検知範囲の方向を聴衆Aの方向として検出し、投影対象物がその方向を向く投影画像を選択するようにしてもよい。これにより、より多くの聴衆Aが存在する方向に投影対象物を向けることができ、多くの聴衆Aに投影対象物に対する親近感を抱かせることができ、効果的な投影が可能となる。
る。
また、制御部10は、人感センサSE1〜SEnのうち1つのみが複数が反応した場合、反応した人感センサSEの検知範囲の方向を聴衆の方向として検出し、投影対象物がその方向を向く投影画像を選択するので、聴衆Aの方向を向いた投影対象物を投影することができる。これにより、聴衆Aに投影対象物に対する親近感を抱かせることができ、効果的な投影が可能となる。
また、複数の投影画像は、互いに投影対象物の視線の方向が異なるものとすることで、人物等を撮影した映像の視線のみを変えることにより容易に投影画像を準備することができる。
また、スクリーン5を映像コンテンツの投影対象物の形状に成型されたものとすることで、あたかも人物等の投影対象物がそこに存在しているかのような存在感のある投影像を得ることができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係るコンテンツ再生システムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、画像処理装置1とプロジェクタ2とは別体であることとして説明したが、一体的に構成されたものであってもよい。即ち、プロジェクタ2に画像処理装置1が含まれる構成とし、プロジェクタ2において、映像コンテンツの各フレームについて投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶し、人感センサSE1〜SEnの検知結果に基づいて聴衆Aの方向の検出を行い、スクリーン5に投影される投影対象物が検出した聴衆Aの方向を向くような投影画像を選択して投影することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、プロジェクタ2の出力光がスクリーン5の背面に直接照射される構成を例にとり説明したが、プロジェクタ2の出力光を反射するミラーを設け、ミラーの反射光をプロジェクタ2の背面に投影することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、スクリーン5が投影対象物の形状に成型されている例について説明したが、これに限定されず、例えば、一般的な矩形等のスクリーンに映像コンテンツを投影する場合にも本発明を適用することができる。
また、上記実施形態においては、映像コンテンツの各フレームについて、投影対象物の視線が異なる複数の投影画像を記憶しておき、聴衆Aの方向に応じて投影対象物の視線の方向を変化させることとしたが、投影対象物の顔全体の向きや体全体の向きを変化させた複数の投影画像を記憶しておき、聴衆Aの方向に応じて投影対象物の顔の向きや体の向きを変化させることとしてもよい。
また、上記第2の実施形態においては、複数の人感センサSEの反応があった場合、反応のあった全ての人感センサSEの検知範囲の方向を聴衆Aの方向として検出し、スクリーン5に投影される投影対象物が順次検出された方向を向くように投影画像の選択を行うこととしたが、これに限らず、例えば、検出した値の大きい順に2つや3つ等、予め定められた個数の人感センサSEの検知範囲の方向のみを聴衆Aの方向として検出してもよい。
また、上記実施形態においては、投影画像を投影対象物全体の画像としたが、これに限らず、例えば、投影画像は、投影対象物の目の部分が所定の方向を向く部分画像と投影対象物の目の部分を除いた全体画像とからなることとしてもよい。そして、映像データ記憶部132には、映像コンテンツの各フレームの複数の投影画像として、目の部分の方向が異なる複数の部分画像と、全体画像とを記憶しておき、制御部10が、目の部分が聴衆Aの方向に応じた方向を向く部分画像を選択することで、スクリーン5に投影される投影対象物の向きを変化させるようにしてもよい。このようにすることで、映像を記憶する容量の削減ができる。
また、上記実施形態においては、映像コンテンツの映像データは記憶部13に記憶されていることとして説明したが、画像処理装置1に通信ネットワークを介して接続されるサーバから配信される構成としてもよい。また、USBメモリや各種の記録媒体から映像データを取り込む構成としてもよい。
また、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
その他、コンテンツ再生システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
(付記)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段と、
複数の人感センサと、
前記複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段と、
を備える画像処理装置。
<請求項2>
前記検出手段は、前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記反応した人感センサのうち、検知した値が大きい方から予め定められた個数の人感センサの検知範囲の方向を前記聴衆の方向として検出し、
前記画像選択手段は、前記スクリーンに投影される投影対象物が順次前記検出された複数の聴衆の方向を向くように順次前記投影画像の選択を行う請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項3>
前記画像選択手段は、前記スクリーンに投影される投影対象物が、前記予め定められた個数の人感センサのうち検知した値が大きい人感センサの検出範囲に対応する聴衆の方向のほうから順番に向くように順次前記投影画像の選択を行う請求項2に記載の画像処理装置。
<請求項4>
前記画像選択手段は、前記スクリーンに投影される投影対象物が一の聴衆の方向を向いてから予め定められた指定時間が経過した場合に次の聴衆の方向を向くように、前記投影画像の選択を行う請求項2又は3に記載の画像処理装置。
<請求項5>
前記画像選択手段は、前記投影対象物が一の聴衆の方向を向く投影画像を選択してから次の聴衆の方向を向く投影画像を選択する場合に、前記一の聴衆の方向と前記次の聴衆の方向の間を向く投影画像が前記記憶手段に記憶されている場合は、前記一の聴衆の方向と前記次の聴衆の方向の間を向く投影画像を前記一の聴衆の方向に近い方向を向く投影画像から順次選択した後に前記次の投影画像を選択する請求項2〜4の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項6>
前記検出手段は、前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記反応した複数の人感センサのうち検知した値が最も大きい人感センサの検知範囲の方向を前記聴衆の方向として検出する請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項7>
前記検出手段は、前記複数の人感センサのうち1つのみが反応した場合、前記反応した人感センサの検知範囲の方向を前記聴衆の方向として検出する請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項8>
前記投影対象物は、少なくとも顔を含み、前記投影対象物の向きが異なる複数の投影画像は、前記投影対象物の視線の方向が異なる複数の投影画像である請求項1〜7の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項9>
前記スクリーンは、前記投影対象物の形状に成型されたスクリーンである請求項1〜8の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項10>
前記投影画像は、前記投影対象物の所定部分が所定の方向を向く部分画像と前記投影対象物の前記所定部分を除いた全体画像とからなり、
前記記憶手段は、前記複数の投影画像として、前記所定の方向が異なる複数の部分画像と、前記全体画像とを記憶し、
前記画像選択手段は、前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような部分画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する請求項1〜9の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項11>
前記記憶手段は、前記投影対象物が全体を見渡す画像を更に記憶し、
前記検出手段は、前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記スクリーンを見る聴衆の方向が複数方向であることを検出し、
前記画像選択手段は、前記投影対象物が全体を見渡す画像を選択する請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項12>
スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段と、
複数の人感センサと、
前記複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段と、
前記選択された投影画像に基づいて前記スクリーンに前記投影対象物を投影する投影手段と、
を備える投影装置。
<請求項13>
スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像選択方法であって、
複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する工程と、
前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する工程と、
を備える画像選択方法。
<請求項14>
コンピュータを、
スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段、
複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段、
前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段、
として機能させるためのプログラム。
100 コンテンツ再生システム
1 画像処理装置
10 制御部
11 操作部
12 表示部
13 記憶部
131 プログラム記憶部
132 映像データ記憶部
14 I/F
15 I/F
16 音声出力部
2 プロジェクタ
4 スピーカ
5 スクリーン
51 基材
52 スクリーンフィルム
53 フィルム
6 支持台

Claims (14)

  1. スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段と、
    複数の人感センサと、
    前記複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段と、
    を備え、
    前記検出手段は、前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記反応した人感センサのうち、検知した値が大きい方から予め定められた個数の人感センサの検知範囲の方向を前記聴衆の方向として検出し、
    前記画像選択手段は、前記スクリーンに投影される投影対象物が順次前記検出された複数の聴衆の方向を向くように順次前記投影画像の選択を行う画像処理装置。
  2. 前記画像選択手段は、前記スクリーンに投影される投影対象物が、前記予め定められた個数の人感センサのうち検知した値が大きい人感センサの検出範囲に対応する聴衆の方向のほうから順番に向くように順次前記投影画像の選択を行う請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像選択手段は、前記スクリーンに投影される投影対象物が一の聴衆の方向を向いてから予め定められた指定時間が経過した場合に次の聴衆の方向を向くように、前記投影画像の選択を行う請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像選択手段は、前記投影対象物が一の聴衆の方向を向く投影画像を選択してから次の聴衆の方向を向く投影画像を選択する場合に、前記一の聴衆の方向と前記次の聴衆の方向の間を向く投影画像が前記記憶手段に記憶されている場合は、前記一の聴衆の方向と前記次の聴衆の方向の間を向く投影画像を前記一の聴衆の方向に近い方向を向く投影画像から順次選択した後に前記次の投影画像を選択する請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段と、
    複数の人感センサと、
    前記複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段と、
    を備え、
    前記検出手段は、前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記反応した複数の人感センサのうち検知した値が最も大きい人感センサの検知範囲の方向を前記聴衆の方向として検出する画像処理装置。
  6. スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段と、
    複数の人感センサと、
    前記複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段と、
    を備え、
    前記検出手段は、前記複数の人感センサのうち1つのみが反応した場合、前記反応した人感センサの検知範囲の方向を前記聴衆の方向として検出する画像処理装置。
  7. 前記投影対象物は、少なくとも顔を含み、前記投影対象物の向きが異なる複数の投影画像は、前記投影対象物の視線の方向が異なる複数の投影画像である請求項1〜6の何れか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記スクリーンは、前記投影対象物の形状に成型されたスクリーンである請求項1〜7の何れか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記投影画像は、前記投影対象物の所定部分が所定の方向を向く部分画像と前記投影対象物の前記所定部分を除いた全体画像とからなり、
    前記記憶手段は、前記複数の投影画像として、前記所定の方向が異なる複数の部分画像と、前記全体画像とを記憶し、
    前記画像選択手段は、前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような部分画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する請求項1〜8の何れか一項に記載の画像処理装置。
  10. スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段と、
    複数の人感センサと、
    前記複数の人感センサの検知結果に基づいて、前記スクリーンを見る聴衆の方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、前記投影対象物が全体を見渡す画像を更に記憶し、
    前記検出手段は、前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記スクリーンを見る聴衆の方向が複数方向であることを検出し、
    前記画像選択手段は、前記投影対象物が全体を見渡す画像を選択する画像処理装置。
  11. スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像選択方法であって、
    複数の人感センサのうち複数が反応した場合、前記反応した人感センサのうち、検知した値が大きい方から予め定められた個数の人感センサの検知範囲の方向を、前記スクリーンを見る複数の聴衆の方向として検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記検出された複数の前記聴衆の方向を順次向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択工程と、
    を含む画像選択方法。
  12. 複数の人感センサと、スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像選択方法であって、
    前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記反応した複数の人感センサのうち検知した値が最も大きい人感センサの検知範囲の方向を、前記スクリーンを見る聴衆の方向として検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択工程と、
    を含む画像選択方法。
  13. 複数の人感センサと、スクリーンに投影される投影対象物の向きが異なる複数の投影画像を記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像選択方法であって、
    前記複数の人感センサのうち1つのみが反応した場合、前記反応した人感センサの検知範囲の方向を前記スクリーンを見る聴衆の方向として検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記スクリーンに投影される投影対象物が前記聴衆の方向を向くような投影画像を前記記憶手段に記憶された複数の投影画像から選択する画像選択工程と、
    を含む画像選択方法。
  14. 複数の人感センサと、スクリーンに投影される投影対象物が全体を見渡す画像を記憶する記憶手段を備える画像処理装置における画像選択方法であって、
    前記人感センサのうち複数が反応した場合、前記スクリーンを見る聴衆の方向が複数方向であることを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記聴衆の方向に基づいて、前記投影対象物が全体を見渡す画像を選択する画像選択工程と、
    を含む画像選択方法。
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