JP6939649B2 - 温度調節器 - Google Patents
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Description
制御対象150の温度の計測値(PV)を受信する入力部130と、
前記計測値(PV)に基づく温度制御演算によって加熱装置(ヒータ170)に対する操作量(MV)を算出する制御部180と、
前記制御部180によって、前記制御対象150を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値(PV)および前記操作量(MV)の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象150の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータを予測する予測部190と、
前記予測部190によって予測された前記パラメータを出力する出力部140と
を備えることを特徴とする。
前記時系列データから整定温度(SP0)、整定操作量(MV0)、および、整定到達時間(t0)を算出し、
前記整定温度(SP0)、前記整定操作量(MV0)、前記整定到達時間(t0)、のうちの少なくとも2つの情報を参照して、前記パラメータを予測することを特徴とする。
前記時系列データから最大操作量(MVmax)を算出し、
前記最大操作量(MVmax)が100%であれば、前記整定温度(SP0)に達した時間を整定到達時間(t0)とし、
前記最大操作量(MVmax)が100%未満であれば、前記整定温度(SP0)に至る温度上昇過程において昇温速度が最大となった時間における温度と前記最大操作量(MVmax)との積を、最大昇温速度で除した値を整定到達時間(t0)として算出する
ことを特徴とする。
前記予測部190は、
前記予測最高温度(SPmax)を、前記整定温度(SP0)を前記整定操作量(MV0)で除することにより算出し、
前記予測到達時間(tmax)を、前記整定到達時間(t0)と前記予測最高温度(SPmax)との積を前記整定温度(SP0)で除することにより算出する
ことを特徴とする。
前記予測部190は、
前記予測到達温度(SP1)を、入力装置135を介して前記入力部130にユーザから入力された設計整定操作量(MV1)と、前記整定温度(SP0)との積を前記整定操作量(MV0)で除することにより算出し、
前記設計予測到達時間(t1)を、前記整定到達時間(t0)と前記予測到達温度(SP1)との積を前記整定温度(SP0)で除することにより算出する
ことを特徴とする。
前記予測部190は、
前記整定到達時間(t0)を、入力装置135を介して前記入力部130にユーザから入力された設計到達時間(t2)で除した値と、
前記入力装置135を介して前記入力部130にユーザから入力された設計到達温度(SP2)を、前記整定温度(SP0)で除した値と
を乗ずることにより前記ヒータ容量倍率(n)を算出する
ことを特徴とする。
入力部130と、制御部180と、予測部190と、出力部140とを備える温度調節器110において、
前記入力部130は、制御対象150の温度の計測値(PV)を受信し、
前記制御部180は、前記計測値(PV)に基づく温度制御演算によって加熱装置(ヒータ170)に対する操作量(MV)を算出し、
前記予測部190は、前記制御部180によって、前記制御対象150を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値(PV)および前記操作量(MV)の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象150の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータを予測し、
前記出力部140は、前記予測部190によって予測された前記パラメータを出力する
ことを特徴とする。
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。
図1は、本実施形態に係る温度調節器を利用した温度制御システム100の構成を例示する概略図である。図1には、制御対象150の温度を温度調節器110で制御する構成が例示されている。制御対象150は、制御対象を加熱するための加熱装置の一例としてのヒータ170と、制御対象の温度を計測する温度センサ160とを備える。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
〔温度制御システム100の構成〕
続いて、図1を用いて、温度制御システム100の構成の一例について説明する。制御対象150に組み込まれる温度センサ160は、熱電対や測温抵抗体で構成されるのが好ましい。好ましい実施形態では、温度調節器110の制御部180はPID制御によるループ制御で制御される。制御部180の制御は、PID制御に限定されず、On−Off制御、固定操作量による制御など他の制御態様で実装することもできる。
図2は、時間に対する温度情報(PV)変化と操作量(MV)変化との関係を示す概略図である。図2(a)は、温度センサ160から受信した温度情報(PV)の時間変化を表したグラフの一例である。ユーザが入力装置135を介して入力した目標温度が整定温度(SP0)として示されている。整定温度(SP0)の上下一定の温度帯域を整定幅と称する。好ましい実施形態では、整定幅は整定温度(SP0)±1℃以上と設定される。図2(a)のグラフにおける傾きは昇温速度を表す。
上記構成においてヒータ170が制御対象150に対して発揮することができるヒータ能力を示すパラメータを算出する。当該パラメータは、上記構成によって実際に制御がなされた条件とは異なる条件で制御を行った場合に制御対象150に対して発揮することができるヒータ能力を算出する基礎となる情報である。具体的には、制御部180によって、制御対象150を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた計測値(PV)および操作量(MV)の時系列データを取得する。当該取得した時系列データに基づいて、これらの時系列データで示される実際に実行された制御の条件とは異なる条件で制御対象150の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータを予測部190で予測する。
図7に温度調節器110の入力装置135と表示装置145の表示パネル710の基本構成例700を示す。好ましい実施形態では、少なくとも3つの項目720、730、740とそれぞれの項目の値725、735、745を表示することができる。項目や値を変更することができる上下ボタン750、760を備えるのが好ましい。更に、パラメータ算出ボタン770や、表示切替ボタン780を備えるのが好ましい。例えば、目標温度を入力したい場合、項目が目標温度となっている状態で、ユーザは所望の温度を入力することができる。好ましい入力態様では、上下ボタン750、760で所望の温度を設定することが可能である。
図8に、図3のフローにて実行されたPID制御により制御対象150が整定状態となった結果を表示した一例(800)を示す。好ましい実施形態では、点灯したパラメータ算出ボタン770を押すことにより、整定到達時間(t0)、整定温度(SP0)、整定操作量(MV0)を出力することができる(S350)。具体的には、項目1(820)に整定温度(SP0)、項目2(830)に整定操作量(MV0)、項目3(840)に整定到達時間(t0)を表示する。そして、それぞれの項目の具体的な値を「100℃」(825)、「20%」(835)、「30秒」(845)と表示することができる(S350)。
現在の温度制御システム構成においてヒータ170が制御対象150に対して、図2で時系列データを取得した際の実際に制御がなされた条件とは異なる条件で制御を行った場合に発揮することができるヒータ能力を示すパラメータを、上記算出された情報に基づいて、予測部190により算出する。好ましい実施形態では、予測部190は、パラメータとして、図2に示した時系列データで示される実際に制御がなされた条件とは異なる条件で制御対象150の制御を実行する場合の予測整定温度および予測整定到達時間を算出する。算出されるパラメータの予測整定温度は、予測最高温度(SPmax)や、予測到達温度(SP1)を包含する。算出されるパラメータの予測整定到達時間は、予測到達時間(tmax)や、設計予測到達時間(t1)を包含する。
予測最高温度(SPmax)=整定温度(SP0)
×100%/整定操作量(MV0)。
予測到達時間(tmax)=整定到達時間(t0)
×予測最高温度(SPmax)/整定温度(SP0)。
図9に、図4のフロー400にて実行されたパラメータの出力結果を表示した一例(900)を示す。好ましい実施形態では、点灯したパラメータ算出ボタン770を押すことにより(S430)、予測最高温度(SPmax)と予測到達時間(tmax)を算出することができる(S440)。具体的には、項目1(920)に予測最高温度(SPmax)、項目3(940)に予測到達時間(tmax)を表示する。そして、それぞれの項目の具体的な値を「500℃」(925)、「150秒」(945)と表示することができる(S450)。図2に示したケースでは、最大操作量が100%であるため、好ましい実施形態では、項目2(930)に最大操作量(MVmax)、具体的な値として「100%」(935)と表示することができる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
上記算出された情報(S350)に基づいて、現在の温度制御システム構成においてヒータ170が制御対象150に対して発揮することができるヒータ能力を示すパラメータを算出する。好ましい実施形態では、パラメータとして設計整定操作量時の予測到達温度と設計予測到達時間を算出する。
予測到達温度(SP1)=整定温度(SP0)
×設計整定操作量(MV1)/整定操作量(MV0)。
設計予測到達時間(t1)=整定到達時間(t0)
×予測到達温度(SP1)/整定温度(SP0)。
図10に、図5のフロー500にて実行されたパラメータの出力結果を表示した一例(1000)を示す。好ましい実施形態では、点灯したパラメータ算出ボタン770を押すことにより(S530)、設計整定操作量(MV1)の入力ができる状態に遷移する。項目2(1030)に「設計整定操作量」と表示させ、具体的な値を入力することができるように数値(1035)を点滅させることができる。好ましい実施形態では、点滅状態(1035)でユーザが上下ボタン(750、760)を押すことにより数値を増減させることができる。例えば、デフォルト値として50%が表示された状態で数値が点滅し、上下ボタン(750、760)で「設計整定操作量」を変更することができる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
上記算出された情報(S350)に基づいて、現在の温度制御システム構成においてヒータ170が制御対象150に対して発揮することができるヒータ能力を示すパラメータを算出する。好ましい実施形態では、パラメータとしてヒータ容量倍率を予測する。
ヒータ容量倍率(n)=(整定到達時間(t0)/設計到達時間(t2))
×(設計到達温度(SP2)/整定温度(SP0))。
図11に、図6のフロー600にて実行されたパラメータの出力結果を表示した一例を示す。好ましい実施形態では、点灯したパラメータ算出ボタン770を押すことにより(S630)、設計到達温度(SP2)の入力ができる状態に遷移する。好ましい実施形態では、項目1(1120)に「設計到達温度」と表示させ、具体的な値を入力することができるように数値(1125)を点滅させることができる。好ましい実施形態では、点滅状態(1125)でユーザが上下ボタン(750、760)を押すことにより数値を増減させることができる。また項目2(1130)に「設計到達時間」と表示させ、具体的な値を入力することができるように数値(1135)を点滅させることができる。好ましい実施形態では、点滅状態(1135)でユーザが上下ボタン(750、760)を押すことにより数値を増減させることができる。
上記実施形態1乃至3では、パラメータなどの出力を温度調節器110が備える表示装置145に表示させる態様を説明した。別の好ましい実施形態では、ステップS350、S450、S570、S670で出力部140に出力された各パラメータ値は、外部の表示装置に出力させることができる。具体的には、出力部140が出力端子を備え、当該出力端子を介して出力信号を出力し、外部の表示装置に各出力値を表示させることができる。
更に別の好ましい実施形態では、フィールドバスなどのネットワークを介してPLC制御により本発明に係る温度調節器を制御することができる。上記実施形態4では、入力部130が入力端子を備え、出力部140が出力端子を備える態様を開示したが、これらに代えて、フィールドバス対応のネットワークカードにより入出力信号を送受信することができる。
110 温度調節器
120 演算部
130 入力部
135 入力装置
140 出力部
145 表示装置
150 制御対象
160 温度センサ
170 ヒータ
180 制御部
190 予測部
710 表示パネル
750、760 上下ボタン
770 パラメータ算出ボタン
780 表示切替ボタン
Claims (9)
- 制御対象の温度の計測値を受信する入力部と、
前記計測値に基づく温度制御演算によって加熱装置に対する操作量を算出する制御部と、
前記制御部によって、前記制御対象を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値および前記操作量の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で制御対象の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータを予測する予測部と、
前記予測部によって予測された前記パラメータを出力する出力部と
を備え、
前記予測部が、
前記時系列データから整定温度、整定操作量、および、整定到達時間を算出し、
前記整定温度、前記整定操作量、前記整定到達時間、のうちの少なくとも2つの情報を参照して、前記パラメータを予測し、
前記時系列データから最大操作量を算出し、
前記最大操作量が100%であれば、前記整定温度に達した時間を整定到達時間とし、
前記最大操作量が100%未満であれば、前記整定温度に至る温度上昇過程において昇温速度が最大となった時間における温度と前記最大操作量との積を、最大昇温速度で除した値を整定到達時間として算出する
ことを特徴とする温度調節器。 - 制御対象の温度の計測値を受信する入力部と、
前記計測値に基づく温度制御演算によって加熱装置に対する操作量を算出する制御部と、
前記制御部によって、前記制御対象を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値および前記操作量の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で制御対象の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータであって、ヒータ容量倍率を包含するパラメータを予測する予測部と、
前記予測部によって予測された前記パラメータを出力する出力部と
を備え、
前記予測部が、
前記時系列データから整定温度、整定操作量、および、整定到達時間を算出し、
前記整定温度、前記整定操作量、前記整定到達時間、のうちの少なくとも2つの情報を参照して、前記パラメータを予測し、
前記整定到達時間を、入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達時間で除した値と、
前記入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達温度を、前記整定温度で除した値と
を乗ずることにより前記ヒータ容量倍率を算出する
ことを特徴とする温度調節器。 - 前記パラメータが、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象の制御を実行する場合の予測整定温度および予測整定到達時間を包含することを
特徴とする請求項1又は2に記載の温度調節器。 - 制御対象の温度の計測値を受信する入力部と、
前記計測値に基づく温度制御演算によって加熱装置に対する操作量を算出する制御部と、
前記制御部によって、前記制御対象を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値および前記操作量の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で制御対象の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータを予測する予測部と、
前記予測部によって予測された前記パラメータを出力する出力部と
を備え、
前記パラメータが、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象の制御を実行する場合の予測整定温度および予測整定到達時間並びにヒータ容量倍率を包含し、
前記予測部は、
前記予測整定到達時間を、入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達時間で除した値と、
前記入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達温度を、前記予測整定温度で除した値と
を乗ずることにより前記ヒータ容量倍率を算出する
ことを特徴とする温度調節器。 - 前記パラメータが、少なくとも予測最高温度と予測到達時間とを包含し、
前記予測部は、
前記予測最高温度を、前記整定温度を前記整定操作量で除することにより算出し、
前記予測到達時間を、前記整定到達時間と前記予測最高温度との積を前記整定温度で除することにより算出する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の温度調節器。 - 前記パラメータが、少なくとも設計整定操作量時の予測到達温度と設計予測到達時間とを包含し、
前記予測部は、
前記予測到達温度を、入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計整定操作量と、前記整定温度との積を前記整定操作量で除することにより算出し、
前記設計予測到達時間を、前記整定到達時間と前記予測到達温度との積を前記整定温度で除することにより算出する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の温度調節器。 - 入力部と、制御部と、予測部と、出力部とを備える温度調節器において、
前記入力部は、制御対象の温度の計測値を受信し、
前記制御部は、前記計測値に基づく温度制御演算によって加熱装置に対する操作量を算出し、
前記予測部は、前記制御部によって、前記制御対象を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値および前記操作量の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータを予測し、
前記出力部は、前記予測部によって予測された前記パラメータを出力し、
前記予測部が、
前記時系列データから整定温度、整定操作量、および、整定到達時間を算出し、
前記整定温度、前記整定操作量、前記整定到達時間、のうちの少なくとも2つの情報を参照して、前記パラメータを予測し、
前記時系列データから最大操作量を算出し、
前記最大操作量が100%であれば、前記整定温度に達した時間を整定到達時間とし、
前記最大操作量が100%未満であれば、前記整定温度に至る温度上昇過程において昇温速度が最大となった時間における温度と前記最大操作量との積を、最大昇温速度で除した値を整定到達時間として算出する
ことを特徴とする予測制御結果を示すパラメータを予測する方法。 - 入力部と、制御部と、予測部と、出力部とを備える温度調節器において、
前記入力部は、制御対象の温度の計測値を受信し、
前記制御部は、前記計測値に基づく温度制御演算によって加熱装置に対する操作量を算出し、
前記予測部は、前記制御部によって、前記制御対象を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値および前記操作量の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータであって、ヒータ容量倍率を包含するパラメータを予測し、
前記出力部は、前記予測部によって予測された前記パラメータを出力し、
前記予測部が、
前記時系列データから整定温度、整定操作量、および、整定到達時間を算出し、
前記整定温度、前記整定操作量、前記整定到達時間、のうちの少なくとも2つの情報を参照して、前記パラメータを予測し、
前記整定到達時間を、入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達時間で除した値と、
前記入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達温度を、前記整定温度で除した値と
を乗ずることにより前記ヒータ容量倍率を算出する
ことを特徴とする予測制御結果を示すパラメータを予測する方法。 - 入力部と、制御部と、予測部と、出力部とを備える温度調節器において、
前記入力部は、制御対象の温度の計測値を受信し、
前記制御部は、前記計測値に基づく温度制御演算によって加熱装置に対する操作量を算出し、
前記予測部は、前記制御部によって、前記制御対象を所定の目標温度とするように実際に制御を実行した際の条件で得られた前記計測値および前記操作量の時系列データに基づいて、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象の制御を実行する場合の予測制御結果を示すパラメータを予測し、
前記出力部は、前記予測部によって予測された前記パラメータを出力し、
前記パラメータが、実際に実行された制御の条件とは異なる条件で前記制御対象の制御を実行する場合の予測整定温度および予測整定到達時間並びにヒータ容量倍率を包含し、
前記予測部は、
前記整定到達時間を、入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達時間で除した値と、
前記入力装置を介して前記入力部にユーザから入力された設計到達温度を、前記整定温度で除した値と
を乗ずることにより前記ヒータ容量倍率を算出する
ことを特徴とする予測制御結果を示すパラメータを予測する方法。
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