JP6867307B2 - ステージ済アプリケーションによりライブ状態の制御/推定アプリケーションを置換するシステムと方法 - Google Patents

ステージ済アプリケーションによりライブ状態の制御/推定アプリケーションを置換するシステムと方法 Download PDF

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Description

本開示は一般的に、ステージ済アプリケーションをライブ・アプリケーションにシームレスに交換するための、ライブ又はアクティブアプリケーションと並んでスタンバイモードで実行中のステージ済推定、及び/又は制御アプリケーションを含むランタイム環境、に関連する。とりわけ、本発明は、ホットスワップが起こるまでステージ済アプリケーションがバックグラウンドで動作することを許可することにより、ライブ・アプリケーションをステージ済アプリケーションでホットスワップすることに関連する。
本発明は、ステージ済アプリケーションコンセプトを使用することで休止時間を削減し、モデル予測推定器及び/又は制御器(一般的にプロセッサと称される)を含むシステムのより効率的な動作を提供するための、情報ハンドリングシステムを構成する方法とプロセスに関する。
一般的に、アプリケーションの基本的な構成要素は、変数、ループ、モデル、プロセッサ、及びシーケンスである。変数は、一般的には、アプリケーションの根本的な建築材料である。変数とは、推定や制御がなされる実際のプロセスのための値である。モデルとは、変数同士の関係の表現であり、一般的に制御器や推定器の、予測のために用いられる。プロセッサは、アプリケーションの機能を実行する。数種類のプロセッサが、推定器、制御器、又は当業者にとって既知の任意の型のプロセッサを含んでもよい。推定器は、典型的には、モデルの予測値をプロセス計測値と比較し、計測されていない外乱を推定し、そしてモデルの予測をアップデートする。推定器は、制御器と同じモデルで動作し、制御器動作が計算される前にモデル予測をアップデートするために必要な推定ステップを実行してもよい。制御器は、一般的には、制御目的を達成するために操作変数の動きを計算する。制御器は、静的実現可能性と最適化問題を解き、また動的サブシステムの実行を調整してもよい。
伝統的には、プロセッサがライブ状態の時にプロセッサ設計を変えることは、難解な問題であった。モデル予測制御器における従来の構成では、プロセッサは、「オン」または「オフ」のどちらかであった。プロセッサのバージョンを超えて予測を共有することは、新しい制御設計がアップロードされれば、以前のプロセッサに関連付けられた予測は、新しくアップロードされたプロセッサに移植できないため、不可能であった。制限のあるメモリと中央処理装置(CPU)スペースを伴う、以前の構成では、停止されたライブ・アプリケーションを新しいアプリケーションで入れ替え、新しい制御設計をアップロードするためには、ライブ・アプリケーションは、停止されるか、シャットダウンされる必要があった。この新しいアプリケーション(ステージ済アプリケーション)は、そのあと、ライブになる、またはスタートされたあとの新しいふるまいが正しいという充分な自信が得られるまでは、スタンバイモードで実行されていた。ライブ・アプリケーションをアップロードして新しい制御設計の操作性を検証するためにシャットダウンすることは効果的でなく、コストがかかった。アップロードされる制御設計によれば、一つのプリケーションの動作も行われない期間である、アプリケーションが停止される時間は、重大であった。また、新しいアプリケーションは空白の予測時間区間からスタートするため、新しいアプリケーションは、活性化してから予測を再び立てるために多大な時間を要していた。結果として、新しい制御設計がアップロードされてから充分な時間が経過するまで、本構成は、劣悪なパフォーマンスを体験していた。
本発明は、ステージ済アプリケーションのコンセプトを提供するとで、このような従来のアプローチに関連した非効率やコストを改善することを探る。
本開示によれば、ステージ済アプリケーションコンセプトの実装のための、システム及び方法が開示される。一つ以上のアプリケーションのためのプロセッサ設計バージョンは、設計タイム及びランタイム環境においてアーカイブされてもよい。ランタイム環境においては、一つ以上の新しいプロセッサは、該新しいプロセッサが、一つ以上のライブ・プロセッサと並んでスタンバイモードで実行されるようにステージされてもよい。該新しいプロセッサは、予測を構築するためにライブ制御器によって記憶された過去のデータを引き出す。結果、ステージ済アプリケーションの該新しいプロセッサによる予測結果は、ライブ・アプリケーションのライブ・プロセッサによるものとより近くなり、ステージ済プロセッサをより早く開始することと並んで、ステージ済アプリケーションの試験や観察を行うことを可能にする。ステージ済アプリケーションのプロセッサの振る舞いが、試験され観察される間、ライブ・アプリケーションのプロセッサはライブ又はアクティブ状態であり続け、推定結果を転送、及び/又は一つ以上のプロセスの制御を行い続ける。新しいアプリケーション(ステージ済アプリケーション)の振る舞いが、好ましい、またはあらかじめ定義された質の基準を満たすと決定されたら、ライブ・アプリケーションが遷移させられ、ステージ済アプリケーションがライブになるというホットスワップが行われる。ステージ済アプリケーションがライブ・アプリケーションになることを促されたとき、システムには実行中のアプリケーションが存在しなくなるということがなく、その理由は、置き換えられたライブ制御器は、新しい制御設計がアップロードされて試験されることができるよう、ある期間シャットダウンされる必要がないためである。さらに、一度ステージ済アプリケーションがライブになれば、予測値は前のライブ制御器の予測値に基づいているため、この新しいアクティブアプリケーションのふるまいは、劣化することはない。本発明は、中断時間がかからなく、予測が再構築される時間が無くなるとはならなくとも削減されるため、バージョン変更が必要なときに、モデル予測推定器または制御器のより能率的な動作に結びつく。以前にライブまたはアクティブであった制御器と同じプロセス出力変数に基づいた新しいアプリケーションにとっては、本発明のステージ済アプリケーションコンセプトは、以前の世代のモデル予測制御器のパフォーマンスの劣化を、著しく削減または除去できる。
ある実施例では、現在ライブであるバージョンの実行と同時に現在のステージ済バージョンがスタンバイモードで実行され、このとき現在のステージ済バージョンは現在のライブ・バージョンの動作に影響を与えない。現在のステージ済制御器をライブ制御器にするために、現在のステージ済バージョンを現在のライブ・バージョンと置き換えるよう遷移させる要求が受信される。現在のステージ済バージョンに関連した一つ以上のパラメータと、現在のライブ・バージョンと対応した一つ以上の対応パラメータが調整される。現在のライブ・バージョンが非活性化される。削減ライブ・バージョンが遷移させられ、ステージ済バージョンがライブ・バージョンへ遷移させられる。
ある実施例では、アプリケーションのバージョンをステージ済バージョンへ遷移させる要求が受信される。現在のステージ済バージョンは遷移させられ、ステージ済バージョンは初期化される。別の実施例では、ステージ済バージョンは一つ以上のオフセットパラメータによって初期化される。別の実施例では、現在のステージ済バージョンはアーカイブされる。
ある実施例では、ステージ済バージョンは一つ以上の構成パラメータ及び独立変数によって初期化される。別の実施例では、現在のライブ・バージョンはアーカイブされる。別の実施例では、現在のライブ・バージョンはステージ済バージョンへ遷移させられる。
次の図面を伴う説明により本実施例とその利点のより完全な理解が得られるであろう。図面中、同じ機能には同じ参照番号が付されている。
図1は本開示の一つ以上の実施例による情報ハンドリングシステムの例である。 図2は本開示の一つ以上の実施例によるワークスペースの例である。 図3は本開示の一つ以上の実施例による、アプリケーションのステージ済バージョンをアプリケーションのライブ・バージョンとホットスワップするフロー図である。
本開示には様々な変更を行うことや代替形態をとることが可能であるが、それらのうち特定の例示的実施例を図に示し、ここで具体的な説明を行う。しかしながら、特定の例示的実施例に対する説明により本開示を開示する特定の形に限定することは意図されておらず、しかし対照的に、本開示は付属する請求項により定義されるすべての変更、及び同等のものを対象範囲として含む。
ステージ済及びライブの推定値、及び/又は制御アプリケーションをホットスワップする方法及びプロセスにより、推定器または制御器のモデル構成を変更するための効果的で費用のかからない方法が提供される。プロセス変数の推定及び/又は、プラントのようなシステムの制御は、推定器及び/又は制御器を使用するシステムの実装を含み得る。推定器とは、測定値が得られない時に一つ以上のプロセス変数の属性を推定するための、多変数モデルに基づいた予測推定アプリケーション設計を指す。制御器とは、高度プロセス制御(APC)を実行するために設計された多変数モデルに基づいた予測制御(MPC)アプリケーションを指す。プロセッサは、I/O通信、変数及び測定値の実証、推定及び予測、定常状態最適化、及び制御動作の計算を含む、多数の機能を組み込んでいる。予測器及び制御器はプロセッサの例である。アプリケーションは、実行順に配列された一つ以上のプロセッサを含み、互いに又はアプリケーション外にインターフェースで接続されているパラメータを含んでいてもよい。
ここで図を参照して、特定の例示的実施例について模式的に説明する。図中、同一の要素は同一の数字によってあらわされ、類似要素は同一の数字の末尾に小文字を添えて示される。
本発明の一つ以上の実施例において、一つ以上の実施例を実装するために情報ハンドリングシステムが使用されてもよい。それらの実施例はプラットフォームに関係なく任意の情報ハンドリングシステム上に実装され得る。このような本稿において説明される一つ以上の実施例を実装する情報ハンドリングシステムハードウエアは、一つ以上の指示シーケンスを実行するためのプロセッサ、プログラムスタンス、コンピューターにより読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコードを含んでもよい。例えば、図1に示されるように、情報ハンドリングシステム100は一つ以上の中央処理装置(CPU)102、関連メモリ104(例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリ等)、記憶装置106(例えばハードディスク、個体記憶装置、コンパクトディスクドライブまたはデジタルビデオディスク(DVD)ドライブなどの光学ドライブ、フラッシュメモリスティック等)、及び今日のコンピューターにおいて典型的な数多くの要素や機能(図示せず)、を含む。CPU102は、メモリ104や記憶装置106、又は他の当業者にとって既知の任意の他のメモリのようなメモリ装置にプログラム命令が記憶された1つ以上のモジュール、からのプログラム命令を実行するように機能してもよい。CPU102は、本発明の一つ以上の実施例によって検討されるようなアプリケーションを実行するよう構成されてもよい。CPU102は多目的マイクロプロセッサ、マイクロコントローラー、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理素子、任意の型のプログラマブルコンピューター制御器、状態機械、ゲートロジック、離散ハードウエアコンポーネント、人工ニューラルネットワーク、または当業者にとって既知であり本発明によるデータの操作の計算が行える任意の適切なハードウエアであってもよい。情報ハンドリングシステム100はキーボード、マウス、またはマイクからの入力のような入力を送信及び又は受信するためのI/Oインターフェース108を含んでいてもよい。I/Oインターフェース108は、ユーザによる入力、多次元(例えば3D)、地球物理学データ、任意の一つ以上のプロセッサ、システム、又は外部構成要素からの一つ以上の読み取り、設定、結果、変数、フィードバック(又は当業者にとって既知の他の任意の型のデータ)の値に関連する一つ以上の値の情報を、任意の一つ以上のプロセス、システム、又は、モデル予測制御のためのシステムで使用される当業者にとって既知の外部構成要素または任意の他の情報、から受信してもよい。例えば、特定の実施例では、I/Oインターフェース108は、質の制御、レベル、圧力、温度、または当業者にとって既知の任意の他の読み取り値を、環境中の構成要素から受信する。さらに、情報ハンドリングシステム100は、ディスプレイ114(たとえば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、陰極線管(CRT))のような出力手段も含んでいてもよい。ディスプレイ114は本発明の一つ以上の実施例における任意の型のデータを表示するために必要な要素を含んでいる。例えば、ディスプレイ114はI/Oインターフェース108と連携して、本開示の一つ以上の実施例で使用する人間と機械のインターフェース(HMI)を提供してもよい。
情報ハンドリングシステム100は、本発明の任意の一つ以上の実施例において、必要に応じてセンサーからのデータ、計測値、読み取り値、または他の当業者に既知の任意のデータを受信するために、ネットワーク116(例えばローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットのようなワイドエリアネットワーク(WAN)、または他の任意の類似するネットワーク)に、ネットワークインターフェース接続110を介して接続されていてもよい。当業者によって、数多くの異なる型の情報ハンドリングシステムが存在し、上述の入力及び出力方法が他の形をとってもよいことが認められる。一般的に、情報ハンドリングシステム100は、ハードウエア、本発明の実施例を実施するためのソフトウエアまたはそれらの任意の組み合わせなどの形で、少なくとも極小の、処理、入力、及び又は出力装置を含む。
情報ハンドリングシステム100のCPU102は一つ以上のアプリケーション118も実行してもよい。アプリケーション118は一つ以上のプロセッサ(図示せず)を含んでもよく、ここでプロセッサとは、属性の推定、または高度プロセス制御(APC)を行うために設計された、多変数モデルに基づいた予測推定器または制御器(MPC)を指す。CPU102のようなCPUは、I/O通信、変数及び測定値の実証、推定及び予測、定常状態最適化、及びアプリケーション118に関連した制御動作の計算を含む、多くの機能の命令を実行してもよい。アプリケーション118は、固有の推定機能を含み得るが、インターフェースやCPU102を含む他の処理ユニットとの協働に利用可能な構成パラメータを持っている。
アプリケーション118に関連した任意の一つ以上のプロセッサは、入力及び出力変数のリストを含んでいるモデル及びバージョン、そしてサブシステム、変数セット、経済機能、及び、調整及び他の設計やバージョン情報をも含んでもよい。アプリケーション118の変数リスト及びそのモデルは整合していなくてはならない(例えば、変数がアプリケーション118に可算または減算されれば、モデルへも自動的に可算または減算される)。あるモデル中の変数はモデル入力またはモデル出力として分類される。この分類はモデリングのみを目的とし(例えば計測値入力をプロセス値の推定の提供に使用する計算)、必ずしもモデル化されているプロセスの物理的な配置には構造的に関連しない。アプリケーション118の設計プロセスのうち、かなりの部分は、入力及び出力変数の選定及びモデルの構築を伴う。アプリケーション118はあるバージョンのステージ済アプリケーション、またはあるバージョンのライブ・アプリケーションであってもよい。
本明細書及び請求項において、用語「操作変数」(MV)はアプリケーション118によって操作することができる変数であり、「制御変数」(CV)は高度プロセス制御器によって所定の値(設定値)、または所定の範囲(設定範囲)内に保たれる変数として使用する。用語「外乱変数」(DV)は、制御器から独立して値が変動するがその影響は制御器モデルに含まれる変数として使用する。用語「仲介変数」(IV)は制御器モデルの出力である一方他のモデル出力への入力として関係を持つ変数として使用する。「変数セット」という表現は、あるアプリケーション118において与えられた制御器の、定義された変数の組として使用する。与えられた制御器は多数の変数セットを持ってもよく、また任意の変数は変数セットの要素であってもよい。しかしながら、ある変数は変数セットの中に一度のみ出現する。「変数の最適化」の表現は、変数を最小化または最大化し、該変数を所定の値に保つことを示すために使用する。用語「最良パフォーマンス」はユーザ提供値(設定値/RTO、目標値)又は経済的に最高の利益/最小のコスト、のうち与えられた状況において高優先順位のものの最も近傍であることを示すために使用する。用語プロセス出力変数(POV)はプロセス入力の変動によって値が変動する変数に関する。用語「最良パフォーマンス値」(BPV)は特定のCV限界値の中で最良のパフォーマンスとなる値を示し、ここでCV限界値とは、実現可能性回復前のオリジナルの限界値であり、なぜならば、限界値の弛緩によりパフォーマンスが低下すると考えられているからである。BPV値は静的計算の副産物として計算されてもよい。「リアルタイム最適化」の表現は、与えられた拘束条件において、プロセス内における経済的に最良の動作をする点を計算する自動プロセスを示すために使用する。
アプリケーション118の変数は更に、プロセスへの構造的関係に基づいて分類されてもよい。プロセス入力はMV(制御器によって調整される独立したプロセス設定)、またはDV(アプリケーションによって調整されない独立したプロセス設定であり、MVの変動によって影響を受けるプロセス計測値)として分類されてもよい。
アプリケーションのMVは、サブシステムとして、サブシステムの処理を最適化するために、グループ化されてもよい。アプリケーションは各独立サブシステムを管理しサブシステム間の適切な協調を保証する調整層を含んでいてもよい。アプリケーション118の計算は静的最適化及び動的動作計算を含んでもよい。静的最適化においては、現在の計測値、予測応答、優先順位付けされた拘束条件、及び特定された(静的最適化)経済機能に基づいて、各CVに対して静的状態目標値が推定され得る。動的動作計算においては、各制御器のMVへの現在の動作及び予測された動作計画が、応答チューニング及び計算された目標値に基づいて計算される。
変数セットは、表示と、相互制御(例えばモード変更)のための、CVのグループ化を提供する。経済機能は、アプリケーションの特定の定常状態(又は静的)最適化目的を定義し、CVの完全なセットとアプリケーションモデルに対して一貫性のある各CVの目標値を決定することに使用される。アプリケーションのモードとは、アプリケーションの制御器がどのような動作の仕方で実行されているか、であり、非活性、スタンバイ(ステージ済)、アクティブ(ライブ)が含まれる。オペレータまたはユーザがアプリケーションのモードを変更することを制限するために、特別なパーミッション設定が行われてもよい。
推定または制御を実行するためには、オペレータまたはユーザは、アプリケーション118の要求モードをライブに設定する。該オペレータまたはユーザは、ライブ・モードの準備を行う場合、又は制御器の動作へ短期間の介在を行うことが必要な場合に、アプリケーション118をスタンバイモードにする。しかしながら、本発明では、アプリケーション118がスタンバイモードで実行しているとき、ライブ・アプリケーション(今動作中のアプリケーション)が同時または並行して実行している。スタンバイ(ステージ済)モードのとき、アプリケーション118の一つ以上のプロセッサは、MVの予測、及び/又は動作を計算し得るが、それらの組み込みのために送信することはない。アプリケーション118がスタンバイとされた時、操作セットはその時の要求されたモードに留まる。アプリケーションをより長い間非活性化したいとき、オペレータまたはユーザはアプリケーション118を非活性モードにしてもよい。このモードのとき、アプリケーション118の一つ以上のプロセッサは、一つも計算を行わない。
ユーザとは、任意のオペレータ、技術者、1つ以上の情報ハンドリングシステム100、又は当業者にとって既知の任意の他のユーザであってもよい。
さらに、当業者にとっては、上述された情報ハンドリングシステム100の一つ以上の要素が遠隔地に配置されていて一つ以上の要素へネットワーク越しに接続されていることが認められる。さらに、本発明の実施例は複数のノードを持つ分散システム上に、本発明の各部分が分散システム中の異なるノードに位置するように実装されてもよい。例えば、ディスプレイ114は情報ハンドリングシステム100の他の構成要素から離れた場所に位置してもよい。情報ハンドリングシステム100は、一つ以上のクライアント装置、サーバー、又はそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。
図2を参照して、情報ハンドリングシステム100におけるアプリケーション118のワークスペース環境を、全般的に200として示す。ある実施例では、あるアプリケーションの設計タイムワークスペース202及びランタイムワークスペース216の両方が、同じ情報ハンドリングシステム100中に常駐する。別の実施例では、あるアプリケーションの設計タイムワークスペース202及びランタイムワークスペースは、一つ以上の情報ハンドリングシステム100中に常駐する。設計タイムワークスペース202は、HMIのようなインターフェースを使用して編集できる構成データを含む、アプリケーション118の設計バージョン206を含む。設計バージョン206は、関連プロセッサ208と、関連シーケンス210を含む。一つのプロセッサ208のみ図示されているが、要求された機能を実行するために、一つ以上のプロセッサ208が含まれていることも考えられる。プロセッサ208は、アプリケーション118が実行された時に、機能を実行する。シーケンス210は、どのプロセッサ208を実行するか、それらを実行する順番、及びどの頻度で実行するかを決定する。設計バージョンはプロセッサ208と外部データ源(図示せず)の間の任意のリンクを決定する。設計タイムワークスペース202には一つのバージョンの設計構成206しか存在しないが、このバージョンは、例えばI/Oインターフェース108とディスプレイ114を備えるヒューマン・マシン・インターフェースを使用するユーザによって修正されてもよい。
設計タイムワークスペース202はアーカイブ済バージョン212を含んでもよい。アーカイブ済バージョン212は、関連プロセッサ214及びシーケンス216を備え、修正を行うことはできない。プロセッサ214及びシーケンス216は、プロセッサ208及びシーケンス210へ説明されたものと同様の機能を提供する。一つのプロセッサ214のみ図示されているが、要求された機能を実行するために、一つ以上のプロセッサ214が含まれていることも考えられる。一つのアーカイブ済バージョン212のみ図示されているが、任意の数のアーカイブ済バージョン212が含まれていてもよい。これは、アプリケーション118にとって、設計バージョン206に対する、一つ以上の以前のバージョンがアーカイブ済バージョン212としてアーカイブされてもよく、それぞれがプロセッサ214とシーケンス216に関連付けられる。述べられたように、設計バージョン206は何時でも、アーカイブ済バージョン212としてアーカイブ、移動、コピーされてもよい。同様に、アーカイブ済バージョン212は設計バージョン206へと戻ってもよい。アーカイブ済バージョン212は設計バージョン206に置き換わるか、又はアーカイブ済バージョン212の一部分が設計バージョン206と選択的に併合してもよい。例えば、ある実施例では、ユーザは、設計タイムワークスペース202で利用可能な一つ以上のアーカイブ済バージョン212を提供されている。ユーザは設計バージョン206をアーカイブ済バージョン212で置き換えるかを選択する。その後、ユーザは、要求された変更を行う前に、設計バージョン206のアーカイブ済バージョンを作成するよう指示されてもよい。
設計タイムワークスペース202では、アプリケーションはシミュレーション又はテストモードで実行されてもよいが、オンラインで実行することはできない。
ランタイムワークスペース216にはアプリケーション118のステージ済バージョン218、ライブ・バージョン224が含まれてもよい。ステージ済バージョン218は、ライブ・バージョン224と並行して、一つ以上のプロセッサ220により実行される。ランタイムワークスペース216はステージ済バージョン218を含んでいる必要はない。ステージ済バージョン218は、少なくともその関連属性に関しては修正が可能である。ステージ済バージョン218及びライブ・バージョン224は同じアプリケーションにおける二つの異なる構成である。設計バージョン206のように、ステージ済バージョン218、またライブ・バージョン224、そしてアーカイブ済バージョン230は、プロセッサ220及びシーケンス222、プロセッサ226及びシーケンス228、プロセッサ232及びシーケンス234をそれぞれ含んでもよい。一つのプロセッサ220、226及び232のみ図示されているが、関連アプリケーションの要求された機能を実行するために、一つ以上のプロセッサ220、226及び232が含まれていることも考えられる。これらの類似の構成要素は、設計バージョン206に関連して上記で説明されたものと類似の機能を持っている。ステージ済バージョン218及びライブ・バージョン224のコピーは、どの時点においてアーカイブ済バージョン230としてアーカイブされてもよい。
ライブ・バージョン224はステージ済バージョン218によって置き換えられてもよい。この場合は、ライブ・バージョン224はアーカイブ済バージョン230としてアーカイブされ、設計タイムワークスペース202において設計バージョン206を置き換えるか、又はステージ済バージョン218になる。さらに、ライブ・バージョン224はランタイムワークスペース216から完全に削除されることも考えられる。
設計バージョン206はランタイムワークスペース216へステージ済バージョン218としてエキスポートされる。例えば、ある実施例では、設計バージョン206はポータブルフォーマットにエキスポートされる。次にこのポータブルフォーマットは、アプリケーションの協働作成を可能にしながら、ランタイムワークスペース216または別の設計タイムワークスペース202へ移動されてもよい。ある実施例では、設計バージョン206は、ランタイムワークスペース216へ、ステージ済バージョン218としてエキスポートされ、以前のステージ済バージョン218はアーカイブ済バージョン230へアーカイブされる。別の実施例では、設計バージョン206はランタイムワークスペース216へ、アーカイブ済バージョン230としてインポートされる。ステージ済バージョン218はその後、アーカイブ済バージョン230の一つとしてアーカイブされてもよい。その後、インポートされた設計バージョン206のアーカイブ済バージョン230は、ステージ済バージョン218へと遷移する。
同様に、以前にアーカイブされたアーカイブ済バージョン230もまた、ステージ済バージョン218として遷移(コピーまたは移動)してもよい。ステージ済バージョン218はランタイムワークスペース216に継続的に存在している必要はない。ランタイムワークスペース216は、一つのアーカイブ済バージョン230を含んでいる必要はなく、任意の数のアーカイブ済バージョン230を含んでもよい。アーカイブ済バージョン230には修正を行うことができない。ライブ・バージョン224は何時でも、アーカイブ済バージョン230として遷移させられ(移動、コピーされ)てもよい。
ランタイムワークスペース216においては、複数のアプリケーション238が、それぞれのランタイムワークスペース216内で、関連したライブ・バージョン224が実行中である状態で、オンラインで実行中であってもよい。これは、任意の数のランタイムワークスペース216が、情報ハンドリングシステム100内で実行されていてもよいということである。ランタイムワークスペース216内の任意のステージ済バージョン218、ライブ・バージョン224、又はアーカイブ済バージョン230が、ランタイムワークスペース216内からポータブルフォーマットへエキスポートされてもよく、ここでポータブルフォーマットはその後、設計タイムワークスペース202(バージョンの編集が許可されている)または別のランタイムワークスペース216へ遷移(移動)する。
図3を参照して、本発明の一つ以上の実施例によりステージ済バージョン218とライブ・バージョン224をホットスワップするフロー図の全般を300として示す。ステップ302においてアプリケーション118のようなアプリケーションのバージョンをステージ済バージョン218としてステージ済アプリケーションへと遷移する要求が受信される。図2に示されるように、アプリケーション118は、設計バージョン206またはアーカイブ済バージョン212またはアーカイブ済バージョン230またはライブ・バージョン234の構成により、ステージ済バージョン218として遷移する。ステージ済バージョン218は、ライブ・バージョン224の効率と動作を保証するために、ライブ・バージョン224よりも低い優先順位で実行されていてもよい。ある実施例では、スケジューラーは、ライブ・バージョン224とステージ済バージョン218の状態をディスプレイ114に表示してもよい。別の実施例では、特定のユーザのみがライブ・バージョン224とステージ済バージョン218の両方に関連した情報を閲覧する許可を持っている。例えば、ある実施例では、あるユーザはライブ・バージョン224とステージ済バージョン218の両方に関連する情報へのアクセスする一組のパーミッションを持っていて、一方別のユーザはライブに関連した情報を閲覧する許可のみを持っている。任意の数のユーザが、与えられた実施例における特定の要求によって、任意の組み合わせのパーミッションを与えられてもよい。
ステップ304において、現在のステージ済バージョンが存在すれば、それは置き換えられる(要求されたバージョンが、アプリケーションが、ステージ済バージョン218となる)。現在のステージ済バージョン(もし存在すれば置き換えられるステージ済バージョン218)は、遷移させられる(アーカイブ、または移動される)。現在のステージ済構成はアーカイブ済バージョン230としてアーカイブされるか、またはライブ・バージョン224と置き換わるために移動される。ステージ済バージョン218は初期化される。ステージ済バージョン218は、一つ以上のスケジューリングパラメータのような、一つ以上の構成パラメータによって初期化される。例えば、ある実施例では、ステージ済バージョン218は、ステージ済バージョン218の開始点を遅らせるための、開始遅延オフセットパラメータで初期化される。開始遅延オフセットパラメータは、例えば自動起動の開始と、初回に設置された時の実行要求の間の時間を、秒または適切な単位で特定する。複数のステージ済バージョン218及び/又はライブ・バージョン224が存在する実施例では、もしも開始遅延オフセットパラメータがお互いに近すぎる設定になっていた場合、各ステージ済バージョン218又はライブ・バージョン224は、以前のステージ済バージョンが完全に開始した後に実行を開始する。また、一つ以上の実施例では、タイムフレームの先頭(例えば1分の先頭)及びステージ済バージョン218またはライブ・バージョン224が実行する時間の間のオフセットを秒または適切な単位で表現する、実行オフセットパラメータが使用されてもよい。
一つ以上の実施例では、現在のステージ済バージョン218は存在しない。それは、ランタイムワークスペース216がステージ済バージョン218を含んでいないということである。
一つ以上の実施例では、ステージ済バージョン218は、独立変数MV、DV、CV、POV、又は当業者にとって既知の、または与えられたアプリケーション118にとって適切な、他の任意の構成パラメータによって構成されてもよい。これらの変数または構成パラメータのうち任意の一つ以上のものは、少なくとも部分において、過去または現在の値に基づいた値を持っていてもよい。例えば、ある実施例では、これらの独立変数または構成パラメータのうち一つ以上は、少なくとも部分において、現在ライブ・バージョン224で使用されている現在の対応パラメータ値に基づいた値を含んでいてもよい。別の実施例では、一つ以上の独立変数またはパラメータは、少なくとも部分において、現在のライブ・バージョンに対するアーカイブ済バージョン230または212、又は設計バージョン206のような以前のバージョンの過去の値に基づいていてもよい。別の実施例では、これらの変数または構成パラメータのうち一つ以上のものの値は、少なくとも部分において、予測または推定モデルに基づいていてもよい。他の実施例では、ステージ済バージョン218は、ユーザによって設定される、一つ以上の構成パラメータを含む、一つ以上のパラメータに基づいて初期化される。例えば、ユーザは、技術者、オペレータ、一つ以上の情報ハンドリングシステム100、又はこれらの任意の組み合わせであってもよい。ある実施例では、技術者またはオペレータは、一つ以上のパラメータを、HMIを使用して設定する。
ステップ306において、ステージ済バージョン218は、プロセッサを使用して、スタンバイモードで実行される。スタンバイモードでは、プロセッサ220は準備済状態またはアクティブ状態である。スタンバイモードでは、任意のパラメータ又は変数の値はシミュレーションされ、計算はライブ・バージョン218に影響しないように実行される。ユーザは、プロセッサ220がアクティブモードだったとしたときの、ステージ済バージョン218からのアップデート、出力、入力を、閲覧または受信してもよい。しかしながら、ライブ・バージョン224の動作に影響する、または妨げるような、アップデート、出力、入力、または他のデータへの変更は、外部データ源へ送信されない。
ステップ308において、一つ以上のパラメータ(構成パラメータを含む)または独立変数の調整が要求されたかどうかを判断する。これは、ステージ済バージョン218とライブ・バージョン224の両方に存在するパラメータ(または独立変数)が調整されるということである。一つ以上の実施例においては、何時でも、ライブ・バージョン224及びステージ済バージョン218からのデータを調整する選択肢が存在する。一つ以上の実施例において、ステップ308は実施されなくてもよい。パラメータ(または独立変数)を調整することが決定されれば、ステップ310において、パラメータ(または独立変数)が調整される。調整中、ライブ・バージョン224の実行中に変更されたパラメータ値(または独立変数)は、ステージ済バージョン218へコピーされる。ステップ310はステップ308の後に起こるよう図示されているが、一つ以上の実施例では、調整は何時でも起こり得て、ユーザの要求によって開始され得る。例えば、ある実施例では、HMIが、ユーザへデータの調整の選択肢を示す。調整ステップは、例えば、ユーザによって修正または変更され得るライブ・アプリケーション238と関連したデータを保管しておく。
調整が要求されない場合は、ステップ312においてステージ済バージョン218がライブ・バージョン224に遷移させられるべきかを決定する。ステージ済バージョン218がライブに遷移させられるべきではない場合、処理はステップ306にて継続する。一般的に、ステージ済バージョン218をライブ・バージョン224に遷移する決定は、ステージ済バージョン218のテストが完了しステージ済バージョン218がライブになる準備ができているという判断がされた後に行われる。ライブになる前には、ステージ済バージョン218は何時でも修正可能である。例えば、変数セット及び独立変数が、異なるシナリオをシミュレーションするために、修正されてもよい。ある実施例では、(現場または遠隔地にある)ディスプレイ114へ情報を送信するHMIが、技術者またはオペレータなどのユーザからの、ステージ済バージョン218をライブ・バージョン224に遷移させるという入力を受信するために、使用される。例えば、ある実施例では、ユーザに、ライブになるという選択肢を含む一つ以上の選択肢を提示するダイアログボックスが表示されてもよい。
ステップ314では、ライブ118のライブ・バージョン224が存在するかどうかを判断する。もしもライブ・バージョン224が存在したら、ライブ・バージョン224はステップ316において非活性化されなければならない。一つ以上のプロセッサ226は非活性モードに設定され、ライブ・バージョン224はもはや動作していない。これは、プロセッサ226の全てが、メモリ上に存在するが、いかなる計算も行っていないということである。いかなる出力または他のデータも変更されない。ステップ318において、ライブ・アプリケーション118と関連するライブ・バージョンは、図2に関連して議論された方法で遷移させられる。
ステップ314においてライブ・バージョン224が存在しないと判断されれば、またはライブ・アプリケーション318の遷移の後、処理は、ステップ320にてステージ済バージョン218をライブ・バージョン224に遷移させる、または移動することを継続する。ある実施例において、ステップ318においてステージ済バージョン218がライブ・バージョン224に移動されるのと同時に、ステップ320にてライブ・バージョン224がステージ済バージョン218へ移動されてもよい。ある実施例では、ライブ・バージョン224は、以前に議論されたように、図2によりエキスポートまたはアーカイブされる。ある実施例では、ステップ318と320において、ユーザの介入なしに、事前に定義された設定に従って、自動的に実行される。別の実施例では、ステップ318と320は、遷移時にユーザによって定義された設定に従って実行される。
ステップ322において、遷移に関連する情報、または任意の他の情報は、ディスプレイ114上で更新される。ある実施例では、そのような情報は、遷移が成功したという情報またはデータを含んでもよい。もしも遷移が成功しなかった場合は、ディスプレイ114上にエラーメッセージが表示される。例えば、ステージ済バージョン218をライブ・バージョン224に遷移させることを妨げる、書き込みエラーが起こり得る。もしも遷移が失敗すれば、ライブ・バージョン224はライブ・バージョン224であり続け、ステップ324は実行されない。遷移が成功であれば、遷移の結果が表示される。
ステップ324では、新たに遷移させられたライブ・バージョンが実行される。図示されていないが、図3の任意の一つ以上のステップに関連する一つ以上の実施例データがログとして記録される。ログデータはメモリ104、または記憶装置106、または当業者にとって既知の、任意の他の適切な保存場所に保存されてもよい。さらに、一つ以上の実施例では、ログデータはディスプレイ114またはデータを閲覧する任意の他の機構に伝送されてもよい。一つ以上の実施例において、図3の任意のステップは、関連するデータを含むことがあり得て、そのデータは任意の一人以上のユーザに表示されてもよい。一つ以上の実施例において、ユーザのデータへのアクセスは、少なくとも部分的には、一つ以上のパーミッション設定に基づいて行われる。
該実施例は様々な実装や利用例を参照して説明されたが、当然のことながら、これらの実施例は説明用途であり、本発明の主題の範囲はこれらに限定されない。様々な変形、変更、追加、及び改良が可能である。
単一の事例として説明された構成要素、動作、又は構成への、複数の事例が提供されることがあり得る。一般的に、構成例において別個の構成要素として示された構造及び機能は、結合された構成又は構成要素として実装されてもよい。同様に、単独の構成要素として示された構造及び機能は、別個の構成要素として実装されてもよい。これら、及び他の変形、変更、追加、及び改良は、本発明の主題の範囲に含まれる。

Claims (14)

  1. アプリケーションにおける現在のライブ・バージョンを、アプリケーションの現在のステージ済バージョンと置換する方法であって、前記方法が
    記現在のライブ・バージョンの実行と同時に前記現在のステージ済バージョンをスタンバイモードで実行し、このとき前記現在のステージ済バージョンは前記現在のライブ・バージョンの動作に影響を与えず実行することと、
    前記現在のステージ済制御器をライブ制御器にするために、前記現在のステージ済バージョンを前記現在のライブ・バージョンと置き換えるよう遷移させる要求を受信することと、
    前記現在のステージ済バージョンに関連した一つ以上のパラメータ、前記現在のライブ・バージョンに関連した一つ以上の対応パラメータを調整することと、
    前記現在のライブ・バージョンを非活性化することと、
    前記現在のライブ・バージョンを遷移させること、及び、
    前記ステージ済バージョンを前記ライブ・バージョンへ遷移させることであって、前記ステージ済みバージョンを前記ライブ・バージョンへ遷移させる前には、前記ステージ済みバージョンに関連した前記一つ以上のパラメータは異なるシナリオをシミュレーションするために修正される、遷移させること、とを含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記アプリケーションのバージョンをステージ済バージョンへ遷移させる要求を受信することと、
    前記現在のステージ済バージョンを遷移させること、及び、
    前記ステージ済バージョンを初期化すること、とをさらに含む方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記ステージ済バージョンは一つ以上のオフセットパラメータによって初期化される、方法。
  4. 請求項2に記載の方法であって、前記現在のステージ済バージョンをアーカイブすること、をさらに含む方法。
  5. 請求項2に記載の方法であって、前記ステージ済バージョンは一つ以上の構成パラメータ及び独立変数によって初期化される、方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、
    前記現在のライブ・バージョンをアーカイブすること、をさらに含む方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、
    前記現在のライブ・バージョンをステージ済バージョンへ遷移させること、をさらに含む方法。
  8. システムであって、
    情報を処理するための一つ以上の中央処理装置と、
    前記一つ以上の中央処理装置に通信可能なように接続されたメモリ、及び
    前記メモリに記憶された命令を含む一つ以上のモジュールとを含み、前記命令が、前記一つ以上の処理装置によって実行された時、
    アプリケーションの現在のステージ済バージョンをスタンバイモードで前記アプリケーションの現在のライブ・バージョンの実行と同時に実行し、このとき前記現在のステージ済バージョンの実行は前記現在のライブ・バージョンの動作に影響を与えず実行することと、
    前記現在のステージ済バージョンを、前記現在のライブ・バージョンと、前記現在のステージ済バージョンをライブ・バージョンにするために、置き換えるよう遷移させる要求を受信することと、
    前記現在のステージ済バージョンに関連する一つ以上のパラメータを調整することと、
    前記現在のライブ・バージョンを非活性化することと、
    前記現在のライブ・バージョンを遷移させること、及び、
    前記ステージ済バージョンを前記ライブ・バージョンへ遷移させることであって前記ステージ済みバージョンを前記ライブ・バージョンへ遷移させる前には、前記ステージ済みバージョンに関連した前記一つ以上のパラメータは異なるシナリオをシミュレーションするために修正される、遷移させること、とを含む動作を実行可能な、システム。
  9. 請求項8に記載のシステムであって、前記命令は、前記一つ以上の中央処理装置によって実行された時、
    アプリケーションのバージョンを前記アプリケーションのステージ済バージョンへ遷移させる要求を受信することと、
    前記現在のステージ済バージョンを遷移させること、及び、
    前記ステージ済バージョンを初期化すること、とを含む動作をさらに実行可能な、システム。
  10. 請求項9に記載のシステムであって、前記ステージ済バージョンは一つ以上のスケジューリングパラメータによって初期化される、システム。
  11. 請求項9に記載のシステムであって、前記命令は、前記一つ以上の中央処理装置によって実行された時、
    前記現在のステージ済バージョンをアーカイブすること、を含む動作をさらに実行可能な、システム。
  12. 請求項9に記載のシステムであって、前記ステージ済バージョンは一つ以上の構成パラメータ及び独立変数によって初期化される、システム。
  13. 請求項8に記載のシステムであって、前記命令は、前記一つ以上の中央処理装置によって実行された時、
    前記現在のライブ・バージョンをアーカイブすること、を含む動作をさらに実行可能な、システム。
  14. 請求項8に記載のシステムであって、前記命令は、前記一つ以上の中央処理装置によって実行された時、
    前記現在のライブ・バージョンをステージ済バージョンへ遷移させること、を含む動作をさらに実行可能な、システム。
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