JP2002342102A - プログラム更新方法およびプログラム更新方式 - Google Patents

プログラム更新方法およびプログラム更新方式

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JP2002342102A
JP2002342102A JP2001146885A JP2001146885A JP2002342102A JP 2002342102 A JP2002342102 A JP 2002342102A JP 2001146885 A JP2001146885 A JP 2001146885A JP 2001146885 A JP2001146885 A JP 2001146885A JP 2002342102 A JP2002342102 A JP 2002342102A
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control
control unit
update
management unit
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JP2001146885A
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Inventor
Tatsuya Fujii
達也 藤井
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NEC Corp
MX Mobiling Ltd
Original Assignee
NEC Corp
MX Mobiling Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システム全体を一旦停止させることなく、ファ
ームウェアプログラムを自動的に更新することにある。 【解決手段】プログラム管理部1が制御プログラムの更
新を検出した場合に制御部2,3にインタフェース4を
介して制御プログラムのダウンロードを行う。制御部
2,3が受信した制御プログラムをワークメモリ22,
32を介してフラッシュメモリ23,33に格納する。
すると、プログラム管理部1が予備系の制御部3に対し
てプログラム更新指示を出す。更新指示を受信した制御
部3が更新したい制御プログラムに置き換えると、プロ
グラム管理部1が予備系の制御部2に対して現用系へ切
替指示を現用系の制御部に対して予備系への切替指示を
それぞれ出す。更に、予備系となった制御部2に対して
もプログラム管理部1が更新指示を出すことで、更新し
たい制御プログラムに置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
にファームウェアプログラムが搭載された現用・予備構
成の制御部のファームウェアプログラムを自動的に更新
する制御装置内のプログラム更新方法および更新方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファームウェアプログラムの更新
は、制御部に実装されたROMを直接交換する方法や、
特開平7−162509号公報に開示されているように
現在現用系として動作のしていない予備系に新しいプロ
グラムを磁気装置などの入力装置を使用してロードする
方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のプログラム更新方法においては、制御部に実装され
たROMを直接交換する方法では、保守者が直接システ
ム全体を一旦停止してからROMを交換しなければなら
ないという問題点、および交換時に細心の注意を払わな
ければならないという問題点がある。
【0004】また、特開平7−162509号公報に開
示されている技術においては、外部装置から直接予備系
のメモリ(この場合電源が落ちても消えないフラッシュ
メモリ等の不揮発性のメモリを使用することは一般的で
ある)または現用系のメモリに書き込まなければならな
い。そのため、現用系および予備系のどちらにも書き込
めるように現用系と予備系とを接続する共通バスに外部
装置からの入力部を接続すると、外部装置からの書き込
み時には書き込み処理が遅いため、共通バスに高いトラ
ヒック(高負荷)がかかるという問題点がある。共通バ
スを介さないでそれぞれの専用線で直接予備系および現
用系に書き込むようにしたとしても切換スイッチ等のツ
ールが必要となり、構成が複雑になるという問題点があ
る。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、ダウ
ンロード時の保守性の向上を行うと共に、システム全体
を一旦停止することなく、または/および、共通バスに
できるだけ負荷をかけることなく、更新したい装置のフ
ァームウェアプログラムを自動的に更新することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のプログラム更新方法は、制御プログラム
を管理するプログラム管理部と、それぞれの不揮発性メ
モリに制御プログラムを搭載した現用系および予備系の
制御部と、前記プログラム管理部とそれぞれの前記制御
部とを接続する共通バスとを備える制御装置の前記制御
プログラムを更新するプログラム更新方法であって、前
記プログラム管理部が制御プログラムの更新を検出した
場合にそれぞれの前記制御部に共通バスを介して更新制
御プログラムのダウンロードを行い、前記制御部が受信
した前記更新制御プログラムを一時的にワークメモリに
保存し、その保存した前記更新制御プログラムを前記制
御部が前記ワークメモリから前記不揮発性メモリにコピ
ーし、前記不揮発性メモリに前記更新制御プログラムが
格納されると前記プログラム管理部が予備系の前記制御
部に対してプログラム更新指示を出し、前記プログラム
更新指示を受信した前記制御部が自分自身をリセットす
ることにより前記更新制御プログラムを実行し、予備系
の前記制御部が前記更新制御プログラムを実行すると前
記プログラム管理部が予備系の前記制御部に対して現用
系へ切替指示を現用系の前記制御部に対して予備系への
切替指示をそれぞれ出すことを特徴としている。
【0007】更に、前記プログラム管理部がそれぞれの
前記制御部に対して前記切替指示を出すと前記プログラ
ム管理部が予備系となった前記制御部に対して前記プロ
グラム更新指示を出すことを特徴としている。
【0008】更に、前記プログラム管理部が現用系の前
記制御部の制御プログラムのバージョン情報を読出し、
前記バージョン情報が前記更新制御プログラムのバージ
ョン情報と一致しない場合には、それぞれの前記制御部
に前記共通バスを介して前記更新制御プログラムをダウ
ンロードすることを特徴としている。
【0009】また、本発明のプログラム更新方式は、制
御プログラムを管理するプログラム管理部と、それぞれ
の不揮発性メモリに制御プログラムを搭載した現用系お
よび予備系の制御部と、前記プログラム管理部とそれぞ
れの前記制御部とを接続する共通バスとを備える制御装
置の前記制御プログラムを更新するプログラム更新方式
であって、前記プログラム管理部が前記制御プログラム
を各制御部に対して前記共通バスを介してダウンロード
するダウンロード手段と、前記制御部が受信した前記制
御プログラムを一時的にワークメモリに保存し、その保
存した制御プログラムを前記ワークメモリから前記不揮
発性メモリにコピーする記憶手段と、前記不揮発性メモ
リに制御プログラムが格納されると前記プログラム管理
部が予備系の前記制御部に対してプログラム更新指示を
出す第1の更新指示手段と、前記プログラム更新指示を
受信した前記制御部が自分自身をリセットすることによ
り更新された前記制御プログラムを実行する実行手段
と、予備系の前記制御部が更新された前記プログラムを
実行すると予備系の前記制御部を現用系に切り替える切
換手段とを有することを特徴としている。
【0010】更に、前記切換手段により前記プログラム
管理部がそれぞれの前記制御部に対して切替指示を出す
と前記プログラム管理部が予備系となった前記制御部に
対して前記プログラム更新指示を出す第2の更新指示手
段を有することを特徴としている。
【0011】更に、前記ダウンロード手段は、前記プロ
グラム管理部が前記制御プログラムの更新を検出した場
合に現用系の前記制御部の制御プログラムのバージョン
情報を読出し、前記バージョン情報が更新すべき制御プ
ログラムのバージョン情報と一致しない場合にはそれぞ
れの前記制御部に前記共通バスを介して前記制御プログ
ラムをダウンロードすることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1を参照すると、本発明
の実施の形態を示す制御装置内のブロック図であって、
制御装置は、プログラム管理部1と、ROM起動を必要
とする制御部2と、ROM起動を必要とする制御部3
と、プログラム管理部1と制御部2と制御部3と間でデ
ータのやり取りを行うCPU間インタフェース4(共通
バスに該当)とから構成される。
【0013】制御部2と制御部3とは、現用と予備との
構成になっており、必ずどちらか片方が現用となって動
作し、その時もう片方が予備となって動作する。予備状
態となっている制御部は、ファームウェアとしては動作
しており、現用の制御部が障害等により動作出来なくな
った場合に、予備から現用に切り替わって動作すること
により、システムが停止しないよう待機している。
【0014】プログラム管理部1は、プログラム制御で
動作するCPU11と、各制御部のファームウェアプロ
グラム(制御プログラムとも呼ぶ)が格納されているマ
スタプログラム格納メモリ12と、制御部2および制御
部3の状態を管理する管理メモリ13を有する。プログ
ラム管理部1は、制御部2または制御部3へ、該当する
ファームウェアプログラムを転送する機能を有する。
【0015】管理メモリ13は、読出し書き込みのでき
るメモリ(例えば、RAM)であって、制御部ごとに、
現用か予備かを識別する状態モード(例えば、「01」
の値で現用、「00」の値で予備を示す)とそれぞれの
制御部が使用しているファームウェアプログラムのバー
ジョンとを割り当てている。
【0016】制御部2は、プログラム制御で動作するC
PU21と、更新するファームウェアプログラムを一時
的に保存するワークエリア22と、ファームウェアプロ
グラムを保存するフラッシュメモリ23と、フラッシュ
メモリ23にあるファームウェアプログラムを展開して
実行時に使用するプログラム動作用メモリ24とから構
成される。制御部2は、自カード(自制御部2)内のフ
ラッシュメモリ23から自ファームウェアプログラムを
読み込み、プログラム動作用メモリ24に転送後に動作
する機能を有する。
【0017】制御部3も制御部2と同様の機能を有して
おり、プログラム制御で動作するCPU31と、更新す
るファームウェアプログラムを一時的に保存するワーク
エリア32と、ファームウェアプログラムを保存するフ
ラッシュメモリ33と、フラッシュメモリ33にあるフ
ァームウェアプログラムを展開して実行時に使用するプ
ログラム動作用メモリ34とから構成される。
【0018】なお、フラッシュメモリ23およびフラッ
シュメモリ33は、読出し書き込みのできる不揮発性メ
モリであり、ワークエリア22およびワークエリア32
は、読出し書き込みのできる高速メモリ(例えば、RA
M)である。
【0019】ワークエリア22またはワークエリア32
とには、プログラム管理部1からダウンロードされるフ
ァームウェアプログラムを一時的に保存するプログラム
エリアと、CPU21またはCPU31が動作する上で
必要な管理情報を保存する管理エリアとが割り当てられ
ている。更に、この管理エリアには、現用または予備の
判別ができる状態モード(例えば、「01」の値で現
用、「00」の値で予備を示す)が割り当てられてい
る。
【0020】図2を参照すると、各制御部のファームウ
ェアプログラム更新時におけるプログラム管理部1のC
PU11の動作を示すフローチャートである。
【0021】図3を参照すると、各制御部のファームウ
ェアプログラム更新時における制御部2,3のCPU2
1,31の動作を示すフローチャートである。
【0022】次に、図1に基づいて、本発明の実施の形
態における動作の概略を先ず説明する。マスタプログラ
ム格納メモリ12内で制御部2および制御部3用のファ
ームウェアプログラムが更新されたことを検出したプロ
グラム管理部1のCPU11は、現在、制御部2のCP
U21で現用として動作しているプログラムバージョン
を取得するため、制御部2のCPU21へプログラムバ
ージョン読み出し要求を行う。プログラムバージョンの
読み出し要求を受信した制御部2のCPU21は、プロ
グラムバージョン報告にて現在動作しているプログラム
のバージョンを報告する。
【0023】プログラムバージョン報告を受信したプロ
グラム管理部1のCPU11は、マスタプログラム格納
メモリ12内の更新されたプログラムのバージョンとC
PU21から報告されたプログラムのバージョンとを比
較し、異なっている場合のみ、制御部2および制御部3
に対してファームウェアプログラムのダウンロードを行
う。CPU11が、マスタプログラム格納メモリ12内
の更新されたファームウェアプログラムを、それぞれの
制御部2、制御部3に対してダウンロードする場合は、
制御部2のCPU21および制御部3のCPU31へC
PU間インタフェース4を介して行う。CPU21およ
びCPU31は、ダウンロードされたファームウェアプ
ログラムをワークエリア22またはワークエリア32へ
一旦格納後、自制御部内のフラッシュメモリ23または
フラッシュメモリ33に書き込むことにより、もともと
書き込まれているファームウェアプログラムを更新す
る。
【0024】ダウンロード終了後、CPU11は、予備
となっている制御部3に対してプログラム更新指示を行
う。プログラム更新指示を受信したCPU31は、ワー
クエリア32からフラッシュメモリ33への書き込み動
作が終了次第、ROM起動を必要とする制御部3を自律
リセットする。
【0025】その後、制御部3が正常に立ち上がったこ
とを検出したCPU11は、同様な処理を行うため、現
用と予備を切り替える指示を行う。切り替えが完了し、
新たに予備となった制御部2のCPU21に対して、C
PU11は、プログラム更新指示を行う。プログラム更
新指示を受信した制御部2のCPU21は、フラッシュ
メモリ23への書き込み動作が終了していれば、ROM
起動を必要とする制御部2を自律リセットする。
【0026】次に、図1〜図3を参照して、本発明の実
施の形態の動作について説明する。今、制御部2が現用
系で、制御部3が予備系で動作しているものとする。従
って、プログラム管理部1内の管理メモリ13内には、
制御部2の状態モードが「01」(現用系)、制御部3
の状態モードが「00」(待機系)に、それぞれ設定さ
れている。更に、保守者が、制御部2および制御部3の
ファームウェアプログラムの更新を行うために、図示し
ていないコンソールからソフトウェアプログラムを入力
装置(例えば、CD−ROM装置)を使用してプログラ
ム管理部1のCPU11を起動することにより、マスタ
プログラム格納メモリ12にロードしたとする。する
と、プログラム管理部1のCPU11は、制御部2およ
び制御部3のファームウェアプログラムの更新があるこ
とを認識(検出)し、現用系である制御部2(この場
合、管理部メモリ13を読み出すことにより制御部2が
現用系と判断)に対して、CPU間インタフェース4を
介して更新するプログラムのバージョンの読出要求を行
う(図2のステップS11,S12)。
【0027】制御部2のCPU21は、プログラムのバ
ージョン読出要求を受信すると、フラッシュメモリ23
内にあるプログラムのバージョン情報を読み出して、プ
ログラム管理部1に返信する(図3のステップS3
1)。
【0028】プログラムバージョン情報を受信したプロ
グラム管理部1のCPU11は、マイクロプログラム格
納メモリ12に格納されているプログラムバージョンと
受信したプログラムバージョンとが一致するかを確認す
る。一致しなければ、CPU11は、マスタプログラム
格納メモリ12から更新するファームウェアプログラム
とプログラムバージョン情報とを読み出して、制御部2
および制御部3に対してCPU間インタフェース4を介
してダウンロードする(図2のステップS13,S1
4,S15)。
【0029】ファームウェアプログラムを受信した制御
部2のCPU21は、一時的にワークエリア22のプロ
グラムエリアに格納する。ファームウェアプログラムの
ダウンロードが終了すると、CPU21は、ワークエリ
ア22のプログラムエリアにダウンロードされたファー
ムウェアプログラムをフラッシュメモリ23にロードす
ることによりフラッシュメモリ23のファームウェアプ
ログラムを更新する。フラッシュメモリ23にあるファ
ームウェアプログラムの更新が終了すると、CPU21
は、ダウンロード終了報告(フラッシュメモリへの更新
終了)をプログラム管理部1に送信する(図3のステッ
プS32,S33,S34)。
【0030】一方、ファームウェアプログラムを受信し
た制御部3のCPU31は、一時的にワークエリア32
のプログラムエリアに格納する。ファームウェアプログ
ラムのダウンロードが終了すると、CPU31は、ワー
クエリア32のプログラムエリアにダウンロードされた
ファームウェアプログラムをフラッシュメモリ33にロ
ードすることによりフラッシュメモリ33のファームウ
ェアプログラムを更新する。フラッシュメモリ33にあ
るファームウェアプログラムの更新が終了すると、CP
U31は、ダウンロード終了報告(フラッシュメモリへ
の更新終了)をプログラム管理部1に送信する(図3の
ステップS32,S33,S34)。
【0031】ダウンロード終了報告を制御部2および制
御部3から受信すると、プログラム管理部1のCPU1
1は、予備系である制御部3に対してプログラム更新指
示を送信する(図2のステップS16,S17)。
【0032】プログラム更新指示を受信した制御部3の
CPU31が、制御部3自身をリセットすると、CPU
31は、0番地スタートから始まり、初期設定を行うこ
とで再立上げを行う。この場合の初期設定におけるCP
U31の動作は、フラッシュメモリ33内にある更新し
たファームウェアプログラムをプログラム動作用メモリ
34に展開し、ワークエリア32内の状態モードを「0
0」(予備系)に設定し、更に、プログラム動作用メモ
リ34に展開したファームウェアプログラムを実行する
動作も含む。更に、CPU31は、自分自身の状態モー
ドを付加して制御部3が更新されたファームウェアプロ
グラムにより立ち上がったことをプログラム管理部1に
通知する(図3のステップS35,S36,S37)。
すなわち、制御部3は、プログラム更新指示を受信し
て、自分自身をリセットすることにより、更新されたフ
ァームウェアプログラムを実行することになる(制御部
3は、完全に更新されたファームウェアプログラムに置
き換わったことになる)。
【0033】制御部3から立ち上がり報告を受信する
と、プログラム管理部1のCPU11は、管理メモリ1
3内の制御部3に該当するファームウェアプログラムバ
ージョンを最新(マスタプログラム格納メモリ12内に
ある更新のあったプログラムバージョン)にし、両系と
も更新が終わったかどうかを、管理メモリ13内にある
両系のファームウェアプログラムのバージョン情報を読
み出すことにより最新になっているかどうかを確認す
る。この場合、CPU11は、現用系の制御部2のファ
ームウェアプログラムの更新がまだなので、ステップS
18に進む。CPU11は、制御部2には現用を予備
に、制御部3には予備を現用に、切り替える切替指示を
それぞれの制御部2,3に対して送信する(図2のステ
ップS18,S19,S20)。
【0034】すると、現用から予備の切替指示を受信し
た制御部2のCPU21は、ワークエリア22内の状態
モードを「00」(予備)に設定し、設定内容をプログ
ラム管理部1に通知することで予備系に切り替えたこと
を報告する(図3のステップS38,S39)。
【0035】一方、予備から現用の切替指示を受信した
制御部3のCPU31は、ワークエリア32の状態モー
ドを現用に設定し、設定内容をプログラム管理部1に通
知することで現用系に切り替えたことを報告する(図3
のステップS38,S39)。
【0036】一方、プログラム管理部1のCPU11
は、制御部2,3から設定内容を受信すると、管理メモ
リ13内の制御部2,3の状態モードを受信した設定内
容に従って更新する。すなわち、管理メモリ13内の制
御部2の状態モードは予備に設定され、管理メモリ13
内の制御部3の状態モードは現用に設定されることにな
る(図2のステップS21)。
【0037】更に、CPU11は、予備系にした制御部
2のファームウェアプログラムの更新を行うために、制
御部2のCPU21に対して、プログラムの更新指示を
送信する(図2のステップS17)。
【0038】プログラム更新指示を受信した制御部2の
CPU21が、制御部2自身をリセットすると、CPU
21は、0番地スタートから始まり、初期設定を行うこ
とで再立上げを行う。この場合の初期設定におけるCP
U21の動作は、フラッシュメモリ23内にある更新し
たファームウェアプログラムをプログラム動作用メモリ
24に展開し、ワークエリア22内の状態モードを「0
0」(予備系)に設定する動作も含む。更に、CPU2
1は、自分自身の状態モードを付加して制御部2が更新
されたファームウェアプログラムにより立ち上がったこ
とをプログラム管理部1に通知する(図3のステップS
35,S36,S37)。すなわち、制御部2は、プロ
グラム更新指示を受信して、自分自身をリセットするこ
とにより、更新されたファームウェアプログラムを実行
することになる。
【0039】制御部2から立ち上がり報告を受信する
と、プログラム管理部1のCPU11は、管理メモリ1
3内の制御部2に該当するファームウェアプログラムバ
ージョンを最新にし、両系とも更新が終わったかどうか
を、管理メモリ13内の制御部2,3のファームウェア
プログラムバージョンを読み出すことにより最新になっ
ているかどうかを確認する。この場合、両系とも終了し
ているので、プログラム管理部1のCPU11は、管理
メモリ13内の制御部2の状態モードを「00」(予
備)に設定し、終了する(ステップS18,S19,S
22)。
【0040】以上の各部間の動作をシーケンス図で示す
と、図4のようになる。なお、シーケンスA1〜A8
は、図2および図3内のA1〜A8に該当する。
【0041】これにより、保守者がプログラム管理部1
のマスタプログラム格納メモリ12に更新したいファー
ムウェアプログラムを格納するだけで、プログラム管理
部1が更新プログラムの存在を検出し、システム全体を
一旦停止させることなく、現用および予備の両系カード
のプログラムを更新することが出来る。その後、制御部
2もしくは制御部3がリセット等により再起動すること
があっても、自制御部内のフラッシュメモリ23もしく
はフラッシュメモリ33には更新されたプログラムが格
納されているため、更新されたファームウェアプログラ
ムのバージョンで立ち上がることが可能となる。
【0042】また、プログラム管理部1から制御部2お
よび制御部3へのダウンロード時に、プログラム管理部
1から書き込み速度の遅いフラッシュメモリ23および
フラッシュメモリ33に直接書き込まないで、一旦ワー
クエリア22およびワークエリア32に書き込んでから
フラッシュメモリ23およびフラッシュメモリ33に書
き込むようにしているため、CPU間インタフェース4
のトラヒック(負荷)の減少につながる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、更新し
たいファームウェアプログラムをプログラム管理部に格
納するだけで、自動的に、プログラム管理部が各制御部
のワークエリアを介して不揮発性メモリにダウンロード
し、その後、予備系の制御部に制御プログラムを更新さ
せ、現用系と予備系の切替指示を出してからもう一方の
制御部にも制御プログラムを更新させるようにしている
ため、保守性が向上すると共に、ROM交換作業を必要
とせず、または、システム全体を一旦停止させることな
く、または/および、共通バスにできるだけ負担をかけ
ることなく、ファームウェアプログラムを更新する事が
出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の制御部のプログラム更新時におけるプロ
グラム管理部の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の制御部のプログラム更新時における制御
部の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1の制御部のプログラム更新時における各部
インタフェース間での動作のシーケンスを示すシーケン
ス図である。
【符号の説明】
1 プログラム管理部 2,3 制御部 11,21,31 CPU 12 マスタプログラム格納メモリ 13 管理メモリ 22,32 ワークエリア 23,33 フラッシュメモリ 24,34 プログラム動作用メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B034 BB17 5B076 BB06 EA17 EB02 5H209 GG20 HH28 JJ09 SS01 SS07 TT01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムを管理するプログラム管
    理部と、それぞれの不揮発性メモリに制御プログラムを
    搭載した現用系および予備系の制御部と、前記プログラ
    ム管理部とそれぞれの前記制御部とを接続する共通バス
    とを備える制御装置の前記制御プログラムを更新するプ
    ログラム更新方法であって、前記プログラム管理部が制
    御プログラムの更新を検出した場合にそれぞれの前記制
    御部に共通バスを介して更新制御プログラムのダウンロ
    ードを行い、前記制御部が受信した前記更新制御プログ
    ラムを一時的にワークメモリに保存し、その保存した前
    記更新制御プログラムを前記制御部が前記ワークメモリ
    から前記不揮発性メモリにコピーし、前記不揮発性メモ
    リに前記更新制御プログラムが格納されると前記プログ
    ラム管理部が予備系の前記制御部に対してプログラム更
    新指示を出し、前記プログラム更新指示を受信した前記
    制御部が自分自身をリセットすることにより前記更新制
    御プログラムを実行し、予備系の前記制御部が前記更新
    制御プログラムを実行すると前記プログラム管理部が予
    備系の前記制御部に対して現用系へ切替指示を現用系の
    前記制御部に対して予備系への切替指示をそれぞれ出す
    ことを特徴とするプログラム更新方法。
  2. 【請求項2】 前記プログラム管理部がそれぞれの前記
    制御部に対して前記切替指示を出すと前記プログラム管
    理部が予備系となった前記制御部に対して前記プログラ
    ム更新指示を出すことを特徴とする請求項1記載のプロ
    グラム更新方法。
  3. 【請求項3】 前記プログラム管理部が現用系の前記制
    御部の制御プログラムのバージョン情報を読出し、前記
    バージョン情報が前記更新制御プログラムのバージョン
    情報と一致しない場合には、それぞれの前記制御部に前
    記共通バスを介して前記更新制御プログラムをダウンロ
    ードすることを特徴とする請求項1記載のプログラム更
    新方法。
  4. 【請求項4】 制御プログラムを管理するプログラム管
    理部と、それぞれの不揮発性メモリに制御プログラムを
    搭載した現用系および予備系の制御部と、前記プログラ
    ム管理部とそれぞれの前記制御部とを接続する共通バス
    とを備える制御装置の前記制御プログラムを更新するプ
    ログラム更新方式であって、前記プログラム管理部が前
    記制御プログラムを各制御部に対して前記共通バスを介
    してダウンロードするダウンロード手段と、前記制御部
    が受信した前記制御プログラムを一時的にワークメモリ
    に保存し、その保存した制御プログラムを前記ワークメ
    モリから前記不揮発性メモリにコピーする記憶手段と、
    前記不揮発性メモリに制御プログラムが格納されると前
    記プログラム管理部が予備系の前記制御部に対してプロ
    グラム更新指示を出す第1の更新指示手段と、前記プロ
    グラム更新指示を受信した前記制御部が自分自身をリセ
    ットすることにより更新された前記制御プログラムを実
    行する実行手段と、予備系の前記制御部が更新された前
    記プログラムを実行すると予備系の前記制御部を現用系
    に切り替える切換手段とを有することを特徴とするプロ
    グラム更新方式。
  5. 【請求項5】 前記切換手段により前記プログラム管理
    部がそれぞれの前記制御部に対して切替指示を出すと前
    記プログラム管理部が予備系となった前記制御部に対し
    て前記プログラム更新指示を出す第2の更新指示手段を
    有することを特徴とする請求項1記載のプログラム更新
    方式。
  6. 【請求項6】 前記ダウンロード手段は、前記プログラ
    ム管理部が前記制御プログラムの更新を検出した場合に
    現用系の前記制御部の制御プログラムのバージョン情報
    を読出し、前記バージョン情報が更新すべき制御プログ
    ラムのバージョン情報と一致しない場合にはそれぞれの
    前記制御部に前記共通バスを介して前記制御プログラム
    をダウンロードすることを特徴とする請求項1記載のプ
    ログラム更新方式。
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