JP6939269B2 - ピッキング設備 - Google Patents

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Description

本発明は、第一支持体から第二支持体に物品を移載する移載装置と、前記移載装置を制御する制御部と、を備え、前記移載装置は、前記物品の上面を保持する保持部を備えているピッキング設備に関する。
かかるピッキング設備の従来例が、特開2015−039767号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1のピッキング設備は、第一支持体に支持されている移載対象の物品である対象物品の上面を保持部により保持した後、対象物品が第二支持体上に位置するように保持部を移動させ、その後、保持部による対象物品に対する保持を解除することで、対象物品を第一支持体から第二支持体に移載している。
特開2015−039767号公報
保持部は、平面視で対象物品より大きい場合があり、保持部が対象物品より大きい場合は、上下方向視で、対象物品を保持した保持部が対象物品から横側方に突出する。そのため、第二支持体の積付位置に積付姿勢で載せる場合に、その積付位置の周囲に既に第二支持体に載せられている既載物品に保持部が干渉する虞がある。従来では、保持部が既載物品に干渉しないように、物品が第二支持体から上方に大きく離れた高さで保持を解除する場合があった。このような場合、対象物品は第二支持体上に高い高さから落下することで第二支持体に載った対象物品の姿勢が崩れ易いため、対象物品を積付位置に積付姿勢で適切に載せ難いものであった。
そこで、第二支持体に物品を適切に載せ易いピッキング設備の実現が望まれる。
上記に鑑みた、ピッキング設備の特徴構成は、第一支持体から第二支持体に物品を移載する移載装置と、前記移載装置を制御する制御部と、を備え、前記移載装置は、前記物品の上面を保持する保持部を備え、前記第二支持体に既に載せられている既載物品の状態である積付状態に基づいて、移載対象の物品である対象物品、前記第二支持体に対する積付位置及び積付姿勢を定める積付設定部を備え前記積付設定部は、前記積付状態に基づいて前記積付位置の周囲の前記既載物品及び前記第二支持体の高さ情報を取得する取得部と、前記高さ情報に基づいて突出可能エリアを判定するエリア判定部と、を備え、前記エリア判定部は、前記積付位置の周囲の高さが前記積付位置に前記積付姿勢で位置させた前記対象物品の上面よりも低いエリア、又は当該エリアが存在しない場合は前記積付位置の周囲の高さが最も低いエリアである対象エリアを、前記突出可能エリアと判定し、前記制御部は、前記第一支持体に載せられている前記対象物品を前記保持部により保持する場合に、上下方向視で、前記保持部における前記対象物品から横側方に突出する突出部分が、前記積付位置に前記積付姿勢で前記対象物品を位置させた状態で前記突出可能エリアに位置するように、前記対象物品を保持する保持制御を実行し、前記制御部は、前記保持制御を実行した後、保持解除制御を実行し、前記対象エリアが前記突出可能エリアと判定された場合の前記保持解除制御は、前記保持部が保持した前記対象物品が前記積付位置の真上に前記積付姿勢で位置し、且つ、前記保持部における前記突出部分の下端が、前記高さ情報に示される前記突出可能エリアの高さに設定高さを加えた高さに位置するように、前記保持部を移動させた後、前記保持部による前記対象物品の保持を解除する制御である点にある。
この構成によれば、対象物品を保持した保持部を移動させて、上下方向視で、対象物品を積付位置に積付姿勢で位置させた状態で、保持部の突出部分を突出可能エリアに位置させることができる。この突出可能エリアは、積付位置の周囲の高さが積付位置に積付姿勢で位置させた対象物品の上面よりも低いエリア、又は、積付位置の周囲の高さが最も低いエリアである。
突出可能エリアが、積付位置の周囲の高さが積付位置に積付姿勢で位置させた対象物品の上面よりも低いエリアである場合は、保持部が既載物品に干渉することを回避しつつ、保持部にて保持した対象物品を第二支持体に載せることができる。このように、第二支持体に載せた状態で保持部による保持を解除することで、物品を第二支持体に載せた場合の対象物品の姿勢の崩れを回避できる。
また、突出可能エリアが、積付位置の周囲の高さが最も低いエリアである場合は、上下方向視で突出部分が他のエリアに位置する場合に比べて、保持部が既載物品に干渉することを回避しつつ、対象物品を第二支持体の最も近くまで降ろすことができる。そのため、保持部による保持を解除して物品を第二支持体に載せた場合に対象物品の姿勢の崩れが生じる可能性を低減できる。
このように、保持部が既載物品に干渉することを回避しつつ、対象物品を、第二支持体に接触するまで又は第二支持体の近くまで下降させることができるため、保持部による保持を解除した場合に対象物品の姿勢の崩れが生じる可能性を低減でき、第二支持体に物品を適切に載せ易くなる。
また、この構成によれば、突出可能エリアの高さが対象物品の高さより高い場合は、保持部における突出部分の下端が、高さ情報に示される突出可能エリアの高さに設定高さを加えた高さとなるまで、保持部を移動させる。このように保持部を移動させることで、保持部が既載物品に干渉することなく、保持部にて保持した対象物品を第二支持体の近くまで降ろすことができる。
ピッキング設備の平面図 第二容器の斜視図 ピッキング設備の正面図 保持部の側面図 保持部の底面図 第二搬送位置の側面図 制御ブロック図 第一物品と第二物品と第三物品とを示す平面図 第一物品に対する保持状態を示す図 第二物品に対する保持状態を示す図 第三物品に対する保持状態を示す図 積付エリアとその周囲のエリアとを示す図 第二保持状態で保持した対象物品を積付位置に移載する状態を示す図 第一保持状態で保持した対象物品を積付位置に移載する状態を示す図 第二保持状態又は第三保持状態で保持した対象物品を積付位置に移載する状態を示す図 対象物品が第一下降高さに位置する状態を示す図 対象物品が第二下降高さに位置する状態を示す図 対象物品が第三下降高さに位置する状態を示す図 制御部の制御フローチャート
1.実施形態
ピッキング設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ピッキング設備には、第一容器C1を搬送する第一コンベヤ1と、第二容器C2を搬送する第二コンベヤ2と、第一容器C1から第二容器C2に物品Wを移載する移載装置3と、第一コンベヤ1や第二コンベヤ2や移載装置3が設置されている設置領域を囲う柵4と、が備えられている。
第一コンベヤ1は、ローラコンベヤにより構成されており、図1に矢印で示すように、第一容器C1を一方向に搬送する。第一コンベヤ1の搬送経路の途中に、第一搬送位置P1が設定されている。第一コンベヤ1は、図外の第一搬送元から第一搬送位置P1に第一容器C1を搬送すると共に、第一搬送位置P1から図外の第一搬送先に第一容器C1を搬送する。第一コンベヤ1により第一搬送位置P1に搬送される第一容器C1には物品Wが一つ以上収容されており、一つの第一容器C1には同じ種類の物品Wが収容されている。
第二コンベヤ2は、ローラコンベヤにより構成されており、図1に矢印で示すように、第二容器C2を一方向に搬送する。第二コンベヤ2の搬送経路の途中に、第二搬送位置P2が設定されている。第二コンベヤ2は、図外の第二搬送元から第二搬送位置P2に第二容器C2を搬送すると共に、第二搬送位置P2から図外の第二搬送先に第二容器C2を搬送する。第二コンベヤ2により第二搬送位置P2に搬送される第二容器C2には物品Wは収容されていないが、第二搬送位置P2から搬送される第二容器C2には、移載装置3により移載された一種類又は複数種類の物品Wが収容されている。
つまり、ピッキング設備では、物品Wを収容した第一容器C1が第一コンベヤ1により第一搬送位置P1に搬送され、空の第二容器C2が第二コンベヤ2により第二搬送位置P2に搬送される。そして、移載装置3は、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1から物品Wを取り出し、その取り出した物品Wを第二搬送位置P2に位置する第二容器C2に収容するようにして、物品Wを第一容器C1から第二容器C2に移載する。
取り出すべき物品Wが全て取り出された第一容器C1は、第一コンベヤ1により第一搬送位置P1から搬送される。また、収容すべき物品Wが全て収容された第二容器C2は、第二コンベヤ2により第二搬送位置P2から搬送される。
図2に示すように、第一容器C1及び第二容器C2の夫々は、物品Wが載置される載置部6と、載置部6の周縁部から立ち上がる側壁部7と、を備えて、上面が開口する箱状に形成されている。載置部6は、上下方向視で矩形状に形成されており、4つの角部8を備えている。尚、第一容器C1が、第一支持体に相当し、第二容器C2が、第二支持体に相当する。
図1に示すように、第二容器C2は、第二容器C2の長手方向Xが第二コンベヤ2の搬送方向に沿う姿勢で、第二コンベヤ2により搬送される。そのため、第二搬送位置P2には、第二容器C2の長手方向Xが第二コンベヤ2の搬送方向に沿い、第二容器C2の短手方向Yが第二コンベヤ2の幅方向に沿う姿勢で位置する。また、4つの角部8のうちの一つを対象角部8Aとしている。そして、長手方向Xにおいて第二容器C2の中心に対して対象角部8Aが存在する側を長手方向第一側X1とし、その反対側を長手方向第二側X2としている。また、短手方向Yにおいて第二容器C2の中心に対して対象角部8Aが存在する側を短手方向第一側Y1とし、その反対側を短手方向第二側Y2としている。
次に、移載装置3について説明を加える。
図3に示すように、移載装置3は、物品Wの上面を保持する保持部11と、保持部11を移動させる移動機構12と、を備えている。
移動機構12は、台座部17と回転部18と第一アーム19と第二アーム20と第三アーム21とを備えている。台座部17は、架台22に固定されている。回転部18は、台座部17に上下方向に沿う軸心周りに回転自在に支持されている。第一アーム19の基端部が、回転部18に揺動自在に連結されている。第二アーム20の基端部が、第一アーム19の先端部に揺動自在に連結されている。第三アーム21の基端部が、第二アーム20の先端部に揺動自在に連結されている。また、第三アーム21の先端部に、支持体13が揺動不能に連結されている。
移動機構12は、回転部18を回転させると共に、第一アーム19、第二アーム20及び第三アーム21を揺動させることで保持部11を移動させる。
図4及び図5に示すように、保持部11は、移動機構12に連結された支持体13と、支持体13に支持された複数の吸着パッド14と、を備えている。本実施形態では、吸着パッド14として、第一吸着パッド14Aと第二吸着パッド14Bと第三吸着パッド14Cとの3つの吸着パッド14が、保持部11に備えられている。保持部11は、第一吸着パッド14Aと第二吸着パッド14Bと第三吸着パッド14Cのうちの一部の吸着パッド14又は全ての吸着パッド14を物品Wに吸着させることで、物品Wを保持する。
図4に示すように、第一吸着パッド14Aには、第一チューブ24を介して第一バルブ25(図7参照)及び真空発生装置(図示せず)が接続されている。また、第二吸着パッド14Bは、第二チューブ26を介して第二バルブ27(図7参照)及び真空発生装置に接続されている。また、第三吸着パッド14Cは、第三チューブ28を介して第三バルブ29(図7参照)及び真空発生装置に接続されている。
移載装置3を制御する制御部H1(図7参照)は、第一バルブ25を制御することで、第一吸着パッド14Aの状態を、物品Wを吸着する吸着状態と物品Wを吸着しない非吸着状態とに切り換える。また、制御部H1は、第二バルブ27を制御することで、第二吸着パッド14Bの状態を吸着状態と非吸着状態とに切り換える。また、制御部H1は、第三バルブ29を制御することで、第三吸着パッド14Cの状態を吸着状態と非吸着状態とに切り換える。
図5に示すように、支持体13の厚み方向が上下方向に沿う姿勢において、支持体13は、支持体13の厚み方向視で三角形状に形成されている。支持体13は、3つの角部の夫々に対応するように、第一吸着パッド14Aと第二吸着パッド14Bと第三吸着パッド14Cとを支持している。支持体13は、第一吸着パッド14A、第二吸着パッド14B、第三吸着パッド14Cの夫々を吸着面Sが下方に向く状態で支持しており、第一吸着パッド14A、第二吸着パッド14B、第三吸着パッド14Cは、物品Wにおける上方を向く上面を吸着する。
保持部11は、第一吸着パッド14Aと第二吸着パッド14Bとの間隔、第一吸着パッド14Aと第三吸着パッド14Cとの間隔、第二吸着パッド14Bと第三吸着パッド14Cとの間隔の夫々が等間隔となる状態で吸着パッド14を支持している。保持部11について、支持体13の厚み方向視で正三角形状に形成されており、任意の2つの吸着パッド14が並ぶ方向を横方向Bとし、支持体13の厚み方向視で横方向Bに対して直交する方向を縦方向Aとしている。そして、保持部11の横方向Bの長さを横長さLBとし、保持部11の縦方向Aの長さを縦長さLAとしている。
図3及び図6に示すように、第二搬送位置P2に対して、第二搬送位置P2に搬送された第二容器C2を受け止める受止体31と、第二搬送位置P2に搬送された第二容器C2を昇降させる昇降体32と、が備えられている。
図6に示すように、受止体31は、第二コンベヤ2の搬送面より下方に退避する退避位置(図6において仮想線で示す位置)と、第二コンベヤ2の搬送面より上方に突出した受止め位置(図6において実線で示す位置)と、に昇降する。昇降体32は、第二コンベヤ2の搬送面より下方に退避する下降位置(図6において仮想線で示す位置)と、第二コンベヤ2の搬送面より上方に突出した上昇位置(図6において実線で示す位置)と、に昇降する。
図3及び図6に示すように、昇降体32は、その上面が第二コンベヤ2の搬送方向において下流側ほど低く、第二コンベヤ2の幅方向において一方側(移載装置3が存在する側)ほど低くなるように、形成されている。尚、昇降体32が、第二支持体を支持する支持部に相当する。
第二コンベヤ2は、受止体31を受止め位置に上昇させ且つ昇降体32を下降位置に下降させた状態で、第二搬送位置P2に第二容器C2を搬送する。第二容器C2を第二搬送位置P2に搬送するときに、第二容器C2が受止体31により受け止められるため、第二コンベヤ2の搬送方向において第二搬送位置P2に対して適正な位置に第二容器C2を位置させることができる。
そして、第二容器C2が第二搬送位置P2に位置する状態において、昇降体32を下降位置から上昇位置に上昇させる。これにより、昇降体32により第二容器C2を第二コンベヤ2から持ち上げることができる。このとき、昇降体32は、第二容器C2を昇降体32の上面に沿った傾斜姿勢で支持する。具体的には、昇降体32は、第二容器C2を長手方向Xにおいて長手方向第一側X1ほど低く且つ短手方向Yにおいて短手方向第一側Y1ほど低くなる傾斜姿勢で支持しており、昇降体32に支持された第二容器C2は、載置部6における4つの角部8のうちの1つである対象角部8Aが、他の3つの角部8より下方に位置する傾斜姿勢となっている。
そして、第二容器C2に対して収容すべき物品Wが全て収容された場合は、昇降体32を下降位置に下降させると共に受止体31を退避位置に下降させた後、第二コンベヤ2により第二容器C2を第二搬送位置P2から搬送する。
図1及び図3に示すように、物品Wは、外形が直方体に形成された直方体形状であり、上下方向視で矩形状である。物品Wとして、複数種類の物品Wがあり、同じ種類の物品Wは、長さ、幅及び高さが同じである。以下、物品Wについて、上面の2組の向かい合う辺のうち、長い方の辺を長辺、短い方の辺を短辺と称するが、上面が正方形の場合は、2組の向かい合う辺の一方を長辺とし、他方を短辺と称する。
そして、物品Wを、上面の大きさに応じて、第一物品W1と第二物品W2と第三物品W3とに区分けしている。説明を加えると、図8(a)に示すように、上面の長辺の長さが第一長さL1で且つ短辺の長さが第二長さL2の物品Wを、第一物品W1としている。また、図8(b)に示すように、上面の長辺の長さが第三長さL3で且つ短辺の長さが第二長さL2の物品Wを、第二物品W2としている。また、図8(c)に示すように、上面の長辺の長さが第三長さL3で且つ短辺の長さが第四長さL4の物品Wを、第三物品W3としている。
第一長さL1は、支持体13の横長さLBの長さより短い長さに設定されている。第二長さL2は、支持体13の縦長さLAより短い長さに設定されている。本実施形態では、第一長さL1を57mm未満の長さとし、第二長さL2を54mm未満の長さとし、第三長さL3を57mm以上の長さとし、第四長さL4を54mm以上の長さとしている。尚、1つの吸着パッド14で吸着するのに適さないほど小さな物品W(上面の短辺が30mm未満の物品W)は、第一容器C1には収容されていない。
図7に示すように、ピッキング設備には、移載装置3を制御する制御部H1と、1つ又は複数の物品Wを1つの第二容器C2に収容するための配列を設定する積付設定部H2と、第一撮像装置33が撮像した情報や第二撮像装置34が撮像した情報を撮像情報として制御部H1に送信する画像処理部H3と、を備えている。
第一撮像装置33は、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1及びその第一容器C1に収容されている物品Wを撮像可能に設置されている。第二撮像装置34は、第二搬送位置P2に位置する第二容器C2及びその第二容器C2に収容されている物品Wを撮像可能に設置されている。
積付設定部H2は、第二容器C2に物品Wを収容する物品Wの夫々についての第二容器C2に対する積付位置及び積付姿勢(配列)を示す配列情報に基づいて、第二容器C2に収容すべき複数の物品Wについて、順次、対象物品WTとして制御部H1に送信する。積付設定部H2は、対象物品WTの情報を制御部H1に送信する場合に、当該対象物品WTの種類を示す種類情報と、当該対象物品WTの第二容器C2に対する積付状態(積付位置及び積付姿勢)を示す積付情報と、を制御部H1に送信する。
積付設定部H2は、積付位置に積付姿勢で位置する第一物品W1及び第二物品W2に対して、保持部11が保持する状態が予め設定されている。
第一物品W1に対して保持部11が保持する状態として、保持部11が長手方向第二側X2及び短手方向第一側Y1に突出する第一保持状態(図9(a)参照)と、保持部11が長手方向第二側X2及び短手方向第二側Y2に突出する第二保持状態(図9(b)参照)と、保持部11が長手方向第一側X1及び短手方向第二側Y2に突出する第三保持状態(図9(c)参照)と、保持部11が長手方向第一側X1及び短手方向第一側Y1に突出する第四保持状態(図9(d)参照)と、が設定されている。尚、第一物品W1に対する保持部11の保持状態は、第一物品W1の長辺が沿う方向に関わらず設定される。
また、第二物品W2に対して保持部11が保持する状態として、長辺が長手方向Xに沿う第二物品W2に対して保持部11が短手方向第一側Y1に突出する第五保持状態(図10(a)参照)と、長辺が短手方向Yに沿う第二物品W2に対して保持部11が長手方向第二側X2に突出する第六保持状態(図10(b)参照)と、長辺が長手方向Xに沿う第二物品W2に対して保持部11が短手方向第二側Y2に突出する第七保持状態(図10(c)参照)と、長辺が短手方向Yに沿う第二物品W2に対して保持部11が長手方向第一側X1に突出する第八保持状態(図10(d)参照)と、が設定されている。また、第三物品W3に対して保持部11が保持する状態として、保持部11が突出しない第九保持状態(図11参照)が設定されている。
第一保持状態から第四保持状態では、保持部11に備えられている3つの吸着パッド14のうちの1つが第一物品W1に吸着する。本実施形態では、第一物品W1に吸着する1つの吸着パッド14は、第一物品W1を吸着する前の保持部11の姿勢や、第一物品W1を第二容器C2の積付位置に積付姿勢で積み付けたときの第一物品W1の第二容器C2に対する位置や積付位置の周囲の状況に応じて、3つの吸着パッド14から選択される。具体的には、例えば、第一容器C1に収容されている第一物品W1を吸着し、その第一物品W1を第二容器C2の積付位置に積付姿勢で積み付ける場合に、保持部11の回転量が小さくなるような吸着パッド14が選択される。
第五保持状態から第八保持状態では、保持部11に備えられている3つの吸着パッド14のうちの2つが第二物品W2に吸着する。本実施形態では、第二物品W2に吸着する2つの吸着パッド14は、第一物品W1に吸着する1つの吸着パッド14を選択する場合と同様に、3つの吸着パッド14から選択される。
尚、第一保持状態から第四保持状態において、予め設定された1つの吸着パッド14によって第一物品W1を吸着してもよく、第五保持状態から第八保持状態において、予め設定された2つの吸着パッド14によって第二物品W2を吸着してもよい。
このように、上述のように予め設定された保持状態で保持部11により対象物品WTを保持する場合、第一物品W1を保持する場合では、上面の周囲を形成する4辺のうち2辺のみから保持部11が横側方に突出し、第二物品W2を保持する場合では、上面の周囲を形成する4辺のうち1辺のみから保持部11が横側方に突出し、第三物品W3を保持する場合では、上面から保持部11が横側方に突出しないようになっている。このように、対象物品WTの上面の周囲を形成する4辺のうち、保持部11が突出する辺が最も少なくなるように、保持部11により対象物品WTが保持される。
積付設定部H2は、第二容器C2に収容すべき複数の物品Wについて、既に対象物品WTとして制御部H1に送信した物品Wを、第二容器C2に既に収容された既載物品WAと判断して、予め設定された配列情報に基づいて既載物品WAを積み付けた状態を想定して、既載物品WAの状態である積付状態を設定している。そして、積付設定部H2は、積付状態に基づいて、次の対象物品WTを第二容器C2に対する積付位置及び積付姿勢を定めている。このように、積付設定部H2は、予め設定された配列情報に基づいて積付状態を取得する。
積付設定部H2は、対象物品WTが側壁部7又は既載物品WAに対して対象角部8A側とは反対側から接するように、配列情報における積付位置及び積付姿勢を定めている。つまり、積付位置及び積付姿勢は、対象物品WTを積付位置に積付姿勢で第二容器C2に載せた場合に、対象物品WTにおける長手方向Xを向く一対の側面のうち、対象角部8A側(長手方向第一側X1)を向く側面の少なくとも一部が側壁部7又は既載物品WAに接し、対象物品WTにおける短手方向Yを向く一対の側面のうち対象角部8A側(短手方向第一側Y1)を向く側面の少なくとも一部が側壁部7又は既載物品WAに接するように、設定されている。
また、積付設定部H2は、既載物品WAの状態である積付状態に基づいて、次の対象物品WTの積付位置の周囲の既載物品WA及び第二容器C2の高さ情報を取得する。また、積付設定部H2は、このように取得した高さ情報に基づいて突出可能エリアを判定する。つまり、積付設定部H2は、取得部HAとしての機能と、エリア判定部HBとしての機能とを備えている。
説明を加えると、図12に示すように、積付位置となるエリアを積付エリアE0とした場合に、この積付エリアE0の周囲のエリアについての既載物品WA及び第二支持体の高さ情報を取得する。
具体的には、積付設定部H2は、積付エリアE0の周囲を囲うエリアについて、第一エリアE1から第八エリアE8に区分けして、既載物品WA及び第二容器C2の高さ情報を取得する。
第一エリアE1は、積付エリアE0に対して短手方向第一側Y1に並ぶ状態で設定されている。第二エリアE2は、積付エリアE0に対して長手方向第一側X1に並ぶ状態で設定されている。第三エリアE3は、積付エリアE0に対して短手方向第二側Y2に並ぶ状態で設定されている。第四エリアE4は、積付エリアE0に対して長手方向第二側X2に並ぶ状態で設定されている。第五エリアE5は、第一エリアE1に対して長手方向第一側X1に並び且つ第二エリアE2に対して短手方向第一側Y1に並ぶ状態で設定されている。第六エリアE6は、第二エリアE2に対して短手方向第二側Y2に並び且つ第三エリアE3に対して長手方向第一側X1に並ぶ状態で設定されている。第七エリアE7は、第三エリアE3に対して長手方向第二側X2に並び且つ第四エリアE4に対して短手方向第二側Y2に並ぶ状態で設定されている。第八エリアE8は、第四エリアE4に対して短手方向第一側Y1に並び且つ第一エリアE1に対して長手方向第二側X2に並ぶ状態で設定されている。
積付設定部H2は、積付状態に基づいて、第一エリアE1から第八エリアE8の夫々についての高さ情報を取得する。説明を加えると、エリアに第二容器C2の側壁部7が存在する場合は、側壁部7の高さが当該エリアの高さに設定される。また、エリアに側壁部7が存在せず且つ既載物品WAが存在する場合は、その既載物品WAの高さが当該エリアの高さに設定される。ちなみに、エリアに複数の既載物品WAが存在する場合は、その複数の既載物品WAのうち最も高さが高い既載物品WAの高さが当該エリアの高さに設定され、複数の既載物品WAが積み重ねられている場合は、それら複数の既載物品WAの高さの合計が当該エリアの高さに設定される。また、エリアに側壁部7及び既載物品WAが存在しない場合は、載置部6の高さが当該エリアの高さに設定される。
具体的には、次にように、第一エリアE1から第八エリアE8の夫々の高さが設定される。尚、図14において第一エリアE1及び第八エリアE8に位置する既載物品WAを、第一既載物品WA1としている。また、図15において、第一エリアE1、第五エリアE5及び第八エリアE8に位置する既載物品WAを、第二既載物品WA2とし、第二エリアE2及び第六エリアE6に位置する既載物品WAを、第三既載物品WA3とし、第四エリアE4及び第八エリアE8に位置する既載物品WAを、第四既載物品WA4としている。そして、本実施形態では、第二既載物品WA2と第三既載物品WA3とでは第三既載物品WA3の方が低く、第三既載物品WA3と第四既載物品WA4とでは第四既載物品WA4の方が低い。また、本実施形態では、側壁部7の高さについて、実際の側壁部7より高い高さ(例えば高さ∞mm)に設定されている。
第二容器C2に対する積付状態及び積付エリアE0が図13に示す状態では、第一エリアE1、第二エリアE2、第五エリアE5、第六エリアE6、及び第八エリアE8は、第二容器C2の側壁部7の高さが各エリアの高さに設定される。また、第三エリアE3、第四エリアE4、及び第七エリアE7は、載置部6の高さ(高さ0mm)が各エリアの高さに設定される。
第二容器C2に対する積付状態及び積付エリアE0が図14に示す状態では、第一エリアE1及び第八エリアE8は、載置部6の高さに第一既載物品WA1の高さを加えた高さが各エリアの高さに設定される。また、第二エリアE2、第三エリアE3、第五エリアE5、第六エリアE6、及び第七エリアE7は、第二容器C2の側壁部7の高さが各エリアの高さに設定される。第四エリアE4は、載置部6の高さが第四エリアE4の高さに設定される。
第二容器C2に対する積付状態及び積付エリアE0が図15に示す状態では、第一エリアE1、第五エリアE5、及び第八エリアE8は、載置部6の高さに第二既載物品WA2の高さを加えた高さが各エリアの高さに設定される。また、第二エリアE2及び第六エリアE6は、載置部6の高さに第三既載物品WA3の高さを加えた高さが各エリアの高さに設定される。第三エリアE3及び第エリアEは、載置部6の高さが各エリアの高さに設定される。また、第四エリアE4は、載置部6の高さに第四既載物品WA4の高さを加えた高さが第四エリアE4の高さに設定される。
積付設定部H2は、第一エリアE1から第八エリアE8の夫々の高さを示す高さ情報に基づいて、突出可能エリアを判定する。
積付設定部H2は、第一エリアE1と第三エリアE3とのうち、設定された高さが低い方のエリアを、突出可能エリアとしての第一突出可能エリアと判定する。また、第二エリアE2と第四エリアE4とのうち、設定された高さが低い方のエリアを突出可能エリアとしての第二突出可能エリアと判定する。
また、積付設定部H2は、第五エリアE5群(第五エリアE5と当該第五エリアE5に隣接する第一エリアE1と第二エリアE2)については、第五エリアE5群を構成する3つのエリアの夫々に対して設定された高さのうち最も高い高さを、第五エリアE5群の高さに設定する。具体的には、第五エリアE5と第一エリアE1と第二エリアE2に対して設定された高さのうち、第五エリアE5に設定された高さが最も高い場合は、この第五エリアE5の高さを、第五エリアE5群の高さに設定する。第六エリアE6群(第六エリアE6と当該第六エリアE6に隣接する第二エリアE2と第三エリアE3)、第七エリアE7群(第七エリアE7と当該第七エリアE7に隣接する第三エリアE3と第四エリアE4)、第八エリアE8群(第八エリアE8と当該第八エリアE8に隣接する第四エリアE4と第一エリアE1)、についても、第五エリアE5群と同様に、エリア群の高さを設定する。そして、第五エリアE5群、第六エリアE6群、第七エリアE7群、第八エリアE8群のうち、設定された高さが最も低いエリア群を、突出可能エリアとしての第三突出可能エリアと判定する。
具体的には、第二容器C2に対する積付状態及び積付エリアE0が図13に示す状態では、次のように突出可能エリアが判定される。つまり、側壁部7の高さの第一エリアE1と載置部6の高さの第三エリアE3とのうち、高さが低い第三エリアE3を第一突出可能エリアと判定する。側壁部7の高さの第二エリアE2と載置部6の高さの第四エリアE4とのうち、高さが低い第四エリアE4を第二突出可能エリアと判定する。側壁部7の高さの第五エリアE5群、第六エリアE6群、及び第八エリアE8群と、載置部6の高さの第七エリアE7群とのうち、高さが低い第七エリアE7群を第三突出可能エリアと判定する。
また、第二容器C2に対する積付状態及び積付エリアE0が図14に示す状態では、次のように突出可能エリアが判定される。つまり、第一既載物品WA1の高さの第一エリアE1と側壁部7の高さの第三エリアE3とのうち、高さが低い第一エリアE1を第一突出可能エリアと判定する。側壁部7の高さの第二エリアE2と載置部6の高さの第四エリアE4とのうち、高さが低い第四エリアE4を第二突出可能エリアと判定する。側壁部7の高さの第五エリアE5群、第六エリアE6群、及び第七エリアE7群と、第一既載物品WA1の高さの第八エリアE8群とのうち、高さが低い第八エリアE8群を第三突出可能エリアと判定する。
また、第二容器C2に対する積付状態及び積付エリアE0が図15に示す状態では、次のように突出可能エリアが判定される。つまり、第二既載物品WA2の高さの第一エリアE1と載置部6の高さの第三エリアE3とのうち、高さが低い第三エリアE3を第一突出可能エリアと判定する。第三既載物品WA3の高さの第二エリアE2と第四既載物品WA4の高さの第四エリアE4とのうち、高さが低い第四エリアE4を第二突出可能エリアと判定する。第二既載物品WA2の高さの第五エリアE5群及び第八エリアE8群と、第三既載物品WA3の高さの第六エリアE6群と、第四既載物品WA4の高さの第七エリアE7群とのうち、高さが低い第七エリアE7群を第三突出可能エリアと判定する。ちなみに、仮に、第二既載物品WA2と第三既載物品WA3と第四既載物品WA4とのうちで第三既載物品WA3が最も低い場合は、第六エリアE6群が第三突出可能エリアと判定される。
積付設定部H2により突出可能エリアと判定されたエリアの高さには、積付位置に積付姿勢で位置させた対象物品WTの上面より低い場合や、積付位置に積付姿勢で位置させた対象物品WTの上面より高い場合がある。しかし、上述の如く積付設定部H2が突出可能エリアを判定することで、積付設定部H2は、積付位置の周囲の高さが積付位置に積付姿勢で位置させた対象物品WTの上面より低いエリア、又は当該エリアが存在しない場合は積付位置の周囲の高さが最も低いエリアを、突出可能エリアと判定する。
積付設定部H2は、対象物品WTが第二物品W2である場合であり、且つ、積付姿勢が対象物品WTの長辺が長手方向Xに沿う姿勢の場合は、第一突出可能エリアの判定に応じて、対象物品WTに対する保持部11の保持状態を設定する。つまり、第一突出可能エリアが第一エリアE1の場合は、保持状態を第五保持状態(図10(a)参照)に設定し、第一突出可能エリアが第三エリアE3の場合は、保持状態を第七保持状態(図10(c)参照)に設定する。
また、積付設定部H2は、対象物品WTが第二物品W2である場合であり、且つ、積付姿勢が対象物品WTの長辺が短手方向Yに沿う姿勢の場合は、第二突出可能エリアの判定に応じて、対象物品WTに対する保持部11の保持状態を設定する。つまり、第二突出可能エリアが第四エリアE4の場合は、保持状態を第六保持状態(図10(b)参照)に設定し、第二突出可能エリアが第二エリアE2の場合は、保持状態を第八保持状態(図10(d)参照)に設定する。
また、積付設定部H2は、対象物品WTが第一物品W1である場合は、第三突出可能エリアの判定に応じて、対象物品WTに対する保持部11の保持状態を設定する。つまり、第三突出可能エリアが第八エリアE8群の場合は、保持状態を第一保持状態(図9(a)参照)に設定し、第三突出可能エリアが第七エリアE7群の場合は、保持状態を第二保持状態(図9(b)参照)に設定し、第三突出可能エリアが第六エリアE6群の場合は、保持状態を第三保持状態(図9(c)参照)に設定し、第三突出可能エリアが第五エリアE5群の場合は、保持状態を第四保持状態(図9(d)参照)に設定する。
また、積付設定部H2は、対象物品WTが第三物品W3である場合は、対象物品WTに対する保持部11の保持状態を第九保持状態に設定する。
制御部H1は、第一撮像装置33の撮像情報に基づいて、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1の側壁部7の位置、及び、第一容器C1に収容されている物品Wの姿勢及び位置を判別する。また、制御部H1は、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて、第二搬送位置P2に位置する第二容器C2の側壁部7の位置、及び、第二容器C2に収容されている物品Wの姿勢及び位置を判別する。
図19に示すように、制御部H1は、保持制御を実行した後、保持解除制御を実行する。制御部H1は、対象物品WTの種類情報及び積付情報に加えて、対象物品WTに対する保持部11の保持状態を示す保持情報と、突出可能エリアの高さを示す高さ情報と、が積付設定部H2から送信されている。保持制御は、種類情報と保持情報と第一撮像装置33の撮像情報とに基づいて保持制御を実行する。また、保持解除制御は、積付情報と高さ情報と第二撮像装置34の撮像情報とに基づいて保持解除制御を実行する。
保持制御について説明を加えると、保持制御は、第一撮像装置33の撮像情報と保持情報とに基づいて、対象物品WTを第二容器C2の積付位置に積付姿勢で位置させた場合に保持情報が示す保持状態となるように、第一容器C1に収容されている対象物品WTを保持部11により保持するべく、移載装置3を制御する。
このように制御部H1は、第一容器C1に収容されている対象物品WTを保持部11により保持する場合に、容器の上下方向視で、保持部11における対象物品WTから横側方に突出する突出部分が、積付位置に積付姿勢で対象物品WTを位置させた状態で突出可能エリアに位置するように、対象物品WTを保持する保持制御を実行する。そして、上述の如く保持情報に基づいて対象物品WTを保持することで、保持制御では、対象物品WTの上面の周囲を形成する複数の辺のうち、保持部11が突出する辺が最も少なくなるように、対象物品WTを保持する。
保持解除制御について説明を加えると、保持解除制御では、積付位置に対して設定距離だけ長手方向第二側X2で且つ短手方向第二側Y2に設定された積付準備位置の真上(側壁部7より高い高さ)に積付姿勢で対象物品WTが位置するように保持部11を移動させた後、下降高さまで保持部11を下降させ、その後、対象物品WTが積付位置又は積付位置の真上に位置するように、保持部11を長手方向第一側X1及び短手方向第一側Y1に移動させる。そして、対象物品WTが積付位置又は積付位置の真上に位置する状態で、対象物品WTに対する保持部11の保持を解除して、対象物品WTを積付位置に移載する。このように、保持解除制御は、保持部11が保持した対象物品WTが積付位置の真上に積付姿勢で位置し、且つ、保持部11における突出部分の下端が、高さ情報に示される突出可能エリアの高さに設定高さOを加えた高さに位置するように、保持部11を移動させた後、保持部11による対象物品WTの保持を解除する制御である。
保持解除制御における対象物品WTの下降高さは、突出可能エリアの高さや積付位置の状態に応じて変化する。尚、図16から図18は、保持部11を下降高さまで下降させた状態を示している。
つまり、図16に示すように、突出可能エリアの高さ(図16では既載物品WAの上面の高さ)が、積付位置の高さに対象物品WTの高さと設定高さOとを加えた高さより低く、且つ、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて積付位置に他の物品W等の異物が存在しないことが確認された場合は、保持部11の下降高さは、保持部11により保持した対象物品WTの下方を向く下面が積付エリアE0に位置する載置部6や他の既載物品WAに接する高さ(第一下降高さ)に設定される。
また、図17に示すように、突出可能エリアの高さ(図17では既載物品WAの上面の高さ)が、積付位置の高さに対象物品WTの高さと設定高さOとを加えた高さより高く、且つ、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて積付位置に他の既載物品WA等の異物が存在しないことが確認された場合は、保持部11の下降高さは、突出可能エリアの高さに設定高さOを加えた高さ(第二設定高さ)に設定される。
また、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて積付位置に既載物品WA等の異物が存在しないことが確認できない場合は、図18に示すように、保持部11の下降高さは、保持部11により保持した対象物品WTの下面が突出可能エリアの高さより上方に位置する高さ(第三設定高さ)に設定される。
また、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて、積付位置の近くに既載物品WA等の異物の存在が確認され、対象物品WTを積付位置に積み付けた場合に対象物品WTが既載物品WA等の異物に干渉する可能性がある場合(例えば、積付位置と既載物品WAとの間隔が設定間隔より狭い場合)も、図18に示すように、保持部11の下降高さは、保持部11により保持した対象物品WTの下面が突出可能エリアの高さより上方に位置する高さ(第三設定高さ)に設定される。
また、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて、積付位置に既載物品WA等の異物の存在が確認された場合は、異常制御を実行する。
異常制御では、制御部H1は、積付設定部H2に異常情報を送信し、異常情報を受信した積付設定部H2は、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて、対象物品WTを第二容器C2に収容できるように、配列を再設定する。このように積付設定部H2により配列が再設定された場合は、制御部H1は、配列に従って対象物品WTを第二容器C2の変更された積付位置に積み付けるように、保持解除制御を実行する。
また、積付設定部H2は、対象物品WTを収容できる配列を再設定できない場合は、当該対象物品WTを次の第二容器C2に収容するように配列を設定する、又は、対象物品WTを第二容器C2に積み付けることができないことを作業者に報知するために報知部(図示せず)を作動させる。
2.その他の実施形態
次に、ピッキング設備のその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、取得部HAが、予め設定された配列情報に基づいて積付状態を取得したが、取得部HAが、既に第二容器C2に収容した既載物品WAの積付位置及び積付姿勢の情報に基づいて積付状態を取得してもよく、また、取得部HAが、第二撮像装置34の撮像情報に基づいて積付状態を取得してもよい。
(2)上記実施形態では、保持制御において、対象物品WTの上面の周辺を構成する複数の辺のうち、保持部11が突出する辺が最も少なくなるように、対象物品WTを保持したが、保持制御において、例えば、第一物品W1を保持する場合に保持部11が三辺から突出するように、対象物品WTを保持することや、また、第二物品W2を保持する場合に、2辺から保持部11が突出するように対象物品WTを保持することにより、1つの辺からの保持部11の突出量が小さくなるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、積付設定部H2が、対象物品WTが側壁部7又は既載物品WAに対して接するように、積付位置及び積付姿勢を設定したが、積付設定部H2が、対象物品WTが側壁部7及び既載物品WAに対して長手方向X及び短手方向Yに離れるように、積付位置及び積付姿勢を設定してもよい。
(4)上記実施形態では、第一支持体及び第二支持体を、載置部6と側壁部7とを備えた容器としたが、第一支持体及び第二支持体の一方又は双方を、パレット等の載置部6のみを備えた支持体でもよい。
(5)上記実施形態では、物品Wや第二容器C2の載置部6を、上下方向視で矩形状としたが、物品Wや第二容器C2の載置部6の一方又は双方を、菱形状、三角形状、六角形状、八角形状等の他の多角形状とし、或いは円形状、楕円形状等の多角形状以外の形状としてもよい。
(6)上記実施形態では、物品Wに対する保持部11の保持状態として、第一保持状態から第九保持状態までの9の保持状態を設定したが、物品Wに対する保持部11の保持状態として、8以下の保持状態を設定してもよく、また、10以上の保持状態を設定してもよい。
物品Wに対する保持部11の保持状態として、10以上の保持状態を設定する場合、例えば、第一物品W1に対する保持部11の保持状態として、第一物品W1に対して90°ずつ回転させた4の保持状態(第一保持状態から第四保持状態)を設定したが、第一物品W1に対して30°ずつ回転させた12の保持状態を設定してもよい。また、例えば、第二物品W2に対して保持部11の保持状態として、第二物品W2に対して90°ずつ回転させた4の保持状態(第五保持状態から第八保持状態)を設定したが、第二物品W2に対して30°ずつ回転させた12の保持状態を設定してもよい。
(7)上記実施形態では、積付エリアE0の周囲を囲うエリアを第一エリアE1から第八エリアE8の8のエリアに区分けしたが、積付エリアE0の周囲を囲うエリアを、7以下のエリアに区分けしてもよく、また、9以上のエリアに区分けしてもよい。
つまり、積付エリアE0の周囲を囲うエリアは、支持体13の形状や大きさ、吸着パッド14の数や大きさ、物品Wに対する保持部11の保持状態の数、物品Wを移載するときの保持部11やその保持部11に保持された物品Wの移動軌跡等、を考慮して区分けしてもよい。
(8)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明したピッキング設備の概要について説明する。
ピッキング設備は、第一支持体から第二支持体に物品を移載する移載装置と、前記移載装置を制御する制御部と、を備え、前記移載装置は、前記物品の上面を保持する保持部を備え、
前記第二支持体に既に載せられている既載物品の状態である積付状態に基づいて、移載対象の物品である対象物品、前記第二支持体に対する積付位置及び積付姿勢を定める積付設定部を備え前記積付設定部は、前記積付状態に基づいて前記積付位置の周囲の前記既載物品及び前記第二支持体の高さ情報を取得する取得部と、前記高さ情報に基づいて突出可能エリアを判定するエリア判定部と、を備え、前記エリア判定部は、前記積付位置の周囲の高さが前記積付位置に前記積付姿勢で位置させた前記対象物品の上面よりも低いエリア、又は当該エリアが存在しない場合は前記積付位置の周囲の高さが最も低いエリアである対象エリアを、前記突出可能エリアと判定し、前記制御部は、前記第一支持体に載せられている前記対象物品を前記保持部により保持する場合に、上下方向視で、前記保持部における前記対象物品から横側方に突出する突出部分が、前記積付位置に前記積付姿勢で前記対象物品を位置させた状態で前記突出可能エリアに位置するように、前記対象物品を保持する保持制御を実行し、前記制御部は、前記保持制御を実行した後、保持解除制御を実行し、前記対象エリアが前記突出可能エリアと判定された場合の前記保持解除制御は、前記保持部が保持した前記対象物品が前記積付位置の真上に前記積付姿勢で位置し、且つ、前記保持部における前記突出部分の下端が、前記高さ情報に示される前記突出可能エリアの高さに設定高さを加えた高さに位置するように、前記保持部を移動させた後、前記保持部による前記対象物品の保持を解除する制御である。
この構成によれば、対象物品を保持した保持部を移動させて、上下方向視で、対象物品を積付位置に積付姿勢で位置させた状態で、保持部の突出部分を突出可能エリアに位置させることができる。この突出可能エリアは、積付位置の周囲の高さが積付位置に積付姿勢で位置させた対象物品の上面よりも低いエリア、又は、積付位置の周囲の高さが最も低いエリアである。
突出可能エリアが、積付位置の周囲の高さが積付位置に積付姿勢で位置させた対象物品の上面よりも低いエリアである場合は、保持部が既載物品に干渉することを回避しつつ、保持部にて保持した対象物品を第二支持体に載せることができる。このように、第二支持体に載せた状態で保持部による保持を解除することで、物品を第二支持体に載せた場合の対象物品の姿勢の崩れを回避できる。
また、突出可能エリアが、積付位置の周囲の高さが最も低いエリアである場合は、上下方向視で突出部分が他のエリアに位置する場合に比べて、保持部が既載物品に干渉することを回避しつつ、対象物品を第二支持体の最も近くまで降ろすことができる。そのため、保持部による保持を解除して物品を第二支持体に載せた場合に対象物品の姿勢の崩れが生じる可能性を低減できる。
このように、保持部が既載物品に干渉することを回避しつつ、対象物品を、第二支持体に接触するまで又は第二支持体の近くまで下降させることができるため、保持部による保持を解除した場合に対象物品の姿勢の崩れが生じる可能性を低減でき、第二支持体に物品を適切に載せ易くなる。
また、この構成によれば、突出可能エリアの高さが対象物品の高さより高い場合は、保持部における突出部分の下端が、高さ情報に示される突出可能エリアの高さに設定高さを加えた高さとなるまで、保持部を移動させる。このように保持部を移動させることで、保持部が既載物品に干渉することなく、保持部にて保持した対象物品を第二支持体の近くまで降ろすことができる。
また、前記取得部は、前記第二支持体に積み付ける物品の夫々についての前記第二支持体に対する前記積付位置及び前記積付姿勢を示す配列情報に基づいて前記積付状態を取得する、又は、前記第二支持体に既に載せられている既載物品を撮像する撮像装置の撮像情報に基づいて前記積付状態を取得すると好適である。
この構成によれば、配列情報に基づいて積付状態を取得する場合には、実際に第二支持体に載せられている既載物品の積付状態を検出するための装置を設置する必要がなくなるため、設備の構成の簡素化を図ることができる。
一方、撮像装置の撮像情報に基づいて積付状態を取得する場合には、実際に第二支持体に載せられている既載物品の積付状態を把握することができるため、積付状態を適確に取得できる。
また、物品は、上下方向視で多角形状であり、前記保持制御では、前記対象物品の上面の周囲を形成する複数の辺のうち、前記保持部が突出する辺が最も少なくなるように、前記対象物品を保持すると好適である。
この構成によれば、保持制御において、対象物品の上面の周囲を形成する複数の辺のうち、保持部が突出する辺が最も少なくなるように、対象物品を保持することで、保持部の突出部分が対象物品から分散して突出することを抑制できる。そのため、積付位置の周囲に沿って比較的狭い範囲に突出可能エリアが設定されている場合でも、保持体の突出部分を突出可能エリアに位置させ易くなる。
また、前記第二支持体を支持する支持部が設けられ、前記第二支持体は、物品が載置される載置部と、前記載置部の周縁部から立ち上がる側壁部と、を備えた箱状に形成され、前記載置部は、上下方向視で多角形状に形成され、前記支持部は、前記載置部における複数の角部のうちの1つである対象角部が他の角部より下方に位置する傾斜姿勢で、前記第二支持体を支持し、前記積付設定部は、前記対象物品が前記側壁部又は前記既載物品に対して前記対象角部側とは反対側から接するように、前記積付位置及び前記積付姿勢を定めると好適である。
この構成によれば、支持部に支持された第二支持体は、対象角部が他の角部より下方に位置する傾斜姿勢で支持されているため、対象物品が、側壁部や既載物品に対して少し離れた位置に載せられた場合でも、対象物品が載置部上を滑って側壁部又は既載物品に当接することになる。従って、物品を密集させて第二支持体に載せることができ、物品を効率よく第二支持体に積み付けることができる。
本開示に係る技術は、第一支持体から第二支持体に物品を移載する移載装置を備えたピッキング設備に利用することができる。
3:移載装置
6:載置部
7:側壁部
8:角部
8A:対象角部
11:保持部
32:昇降体(支持部)
C1:第一容器(第一支持体)
C2:第二容器(第二支持体)
E:エリア
H1:制御部
H2:積付設定部
HA:取得部
HB:エリア判定部
W:物品

Claims (4)

  1. 第一支持体から第二支持体に物品を移載する移載装置と、前記移載装置を制御する制御部と、を備え、
    前記移載装置は、前記物品の上面を保持する保持部を備えたピッキング設備であって、
    前記第二支持体に既に載せられている既載物品の状態である積付状態に基づいて、移載対象の物品である対象物品、前記第二支持体に対する積付位置及び積付姿勢を定める積付設定部を備え
    前記積付設定部は、
    前記積付状態に基づいて前記積付位置の周囲の前記既載物品及び前記第二支持体の高さ情報を取得する取得部と、
    前記高さ情報に基づいて突出可能エリアを判定するエリア判定部と、を備え、
    前記エリア判定部は、前記積付位置の周囲の高さが前記積付位置に前記積付姿勢で位置させた前記対象物品の上面よりも低いエリア、又は当該エリアが存在しない場合は前記積付位置の周囲の高さが最も低いエリアである対象エリアを、前記突出可能エリアと判定し、
    前記制御部は、前記第一支持体に載せられている前記対象物品を前記保持部により保持する場合に、上下方向視で、前記保持部における前記対象物品から横側方に突出する突出部分が、前記積付位置に前記積付姿勢で前記対象物品を位置させた状態で前記突出可能エリアに位置するように、前記対象物品を保持する保持制御を実行し、
    前記制御部は、前記保持制御を実行した後、保持解除制御を実行し、
    前記対象エリアが前記突出可能エリアと判定された場合の前記保持解除制御は、前記保持部が保持した前記対象物品が前記積付位置の真上に前記積付姿勢で位置し、且つ、前記保持部における前記突出部分の下端が、前記高さ情報に示される前記突出可能エリアの高さに設定高さを加えた高さに位置するように、前記保持部を移動させた後、前記保持部による前記対象物品の保持を解除する制御であるピッキング設備。
  2. 前記取得部は、前記第二支持体に積み付ける物品の夫々についての前記第二支持体に対する前記積付位置及び前記積付姿勢を示す配列情報に基づいて前記積付状態を取得する、又は、前記第二支持体に既に載せられている既載物品を撮像する撮像装置の撮像情報に基づいて前記積付状態を取得する、請求項1に記載のピッキング設備。
  3. 物品は、上下方向視で多角形状であり、
    前記保持制御では、前記対象物品の上面の周囲を形成する複数の辺のうち、前記保持部が突出する辺が最も少なくなるように、前記対象物品を保持する請求項1又は2に記載のピッキング設備。
  4. 前記第二支持体を支持する支持部が設けられ、
    前記第二支持体は、物品が載置される載置部と、前記載置部の周縁部から立ち上がる側壁部と、を備えた箱状に形成され、
    前記載置部は、上下方向視で多角形状に形成され、
    前記支持部は、前記載置部における複数の角部のうちの1つである対象角部が他の角部より下方に位置する傾斜姿勢で、前記第二支持体を支持し、
    前記積付設定部は、前記対象物品が前記側壁部又は前記既載物品に対して前記対象角部側とは反対側から接するように、前記積付位置及び前記積付姿勢を定める請求項1からのいずれか一項に記載のピッキング設備。
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