JP7413978B2 - 荷物積付システム - Google Patents

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Description

本発明は、荷物積付システムに関する。
例えば特許文献1には、利用者が手荷物投入部の開閉ゲートを開いて、手荷物タグが取り付けられた手荷物を受け入れる手荷物自動処理装置が記載されている。手荷物投入部により投入された手荷物は、搬送コンベアによりセキュリティゲートに送られ、セキュリティゲートにおいて安全チェックが行われた後、ストレージコンベア及び仕分けコンベアによって、積載される便の航空機へ向けて送り出される。
特開平9-118428号公報
コンベアにより搬送された手荷物は、航空機用のコンテナに積み付けされる。しかし、コンテナへの手荷物の積付は、作業者の手作業によって行われている。例えば、作業者は、手荷物の積付前に、バーコードリーダにより手荷物タグを読み取り、手荷物の積付可否を確認している。このため、作業工数がかかり、誤った積付が行われる可能性がある。また、作業者は、手荷物の積付後に、手荷物タグのシールを剥がし、コンテナの傍にあるコンテナリストに手荷物タグのシールを貼り付けている。このため、作業工数がかかり、誤った貼付が行われる可能性がある。その結果、コンテナへの手荷物の積付に関する信頼性の低下につながる。
本発明の目的は、作業者の手作業を軽減し、コンテナへの荷物の積付に関する信頼性を向上させることができる荷物積付システムを提供することである。
本発明の一態様に係る荷物積付システムは、荷物をコンテナに向けて搬送する搬送部と、搬送部により搬送された荷物を保持する保持部を有し、荷物をコンテナ内に積み付ける積付ユニットと、荷物のタグ情報を取得するタグ情報取得部と、荷物を検知する荷物検知部と、荷物検知部の検知データに基づいて、荷物をコンテナ内における検知データに対応する位置に積み付けるように積付ユニットを制御する積付制御部と、タグ情報取得部により取得されたタグ情報に荷物の積付位置を含む積付データを紐づけるタグ情報更新部とを備える。
このような荷物積付システムにおいては、搬送部によりコンテナに向けて搬送された荷物が積付ユニットの保持部に保持された状態で、積付ユニットによって荷物がコンテナ内に自動的に積み付けられる。このとき、荷物のタグ情報が上位システムから取得されると共に、荷物が検知される。そして、荷物がコンテナ内における検知データに対応する位置に積み付けられるように積付ユニットが制御される。また、荷物の積付位置を含む積付データがタグ情報に紐づけられる。このように搬送部により荷物がコンテナに向けて搬送されるときに、荷物のタグ情報を取得することにより、コンテナへの荷物の積付が行われる前に、作業者がバーコードリーダ等により荷物のタグ情報を読み取る必要がない。また、荷物の積付位置を含む積付データをタグ情報に紐づけることにより、コンテナへの荷物の積付が行われた後に、例えば作業者がコンテナリストにタグシールを貼り付ける必要がない。以上により、作業者の手作業が軽減される。従って、作業者の作業ミスが抑制されるため、コンテナへの荷物の積付に関する信頼性が向上する。
コンテナ内には、アドレスが予め設定されており、タグ情報更新部は、荷物の積付位置のアドレスを含む積付データをタグ情報に紐づけてもよい。このような構成では、コンテナ内に積み付けられた荷物の積付位置のアドレスを含む積付データがタグ情報に紐づけられる。従って、荷物のタグ情報から、荷物がコンテナ内のどの位置に積み付けられたのかが容易に分かる。
コンテナ内には、荷物の寸法に応じた複数の収容エリアが設定されており、アドレスは、収容エリア毎に設定されており、荷物検知部は、荷物の寸法を検知し、積付制御部は、荷物をコンテナ内における荷物の寸法に対応する収容エリアに積み付けるように積付ユニットを制御してもよい。このような構成では、搬送部により寸法が異なる荷物がランダムに搬送されても、荷物がコンテナ内における荷物の寸法に応じた適切な位置に積み付けられる。従って、荷物の寸法に従って荷物を並べ替えなくて済むため、作業者の手作業が更に軽減される。
荷物積付システムは、搬送部よりも下流側に配置され、手荷物が載置される回転台と、搬送部により搬送された手荷物を回転台に移動させる第1駆動部と、第1駆動部を制御する移動制御部と、回転台を回転させるように制御する回転制御部とを更に備え、荷物検知部は、回転台に載置された荷物の向きを検知し、回転制御部は、荷物検知部の検知データに基づいて、荷物の向きが一定となるように回転台を制御してもよい。このような構成では、搬送部により荷物が搬送される際に、荷物の向きがバラバラであっても、回転台において荷物の向きが一定となる。従って、荷物の向きが常に一定になるように荷物を搬送しなくても、積付ユニットによって荷物が同じ向きでコンテナ内に積み付けられる。これにより、作業者の手作業が更に軽減される。
荷物積付システムは、回転台よりも下流側に配置され、荷物が載置される載置部と、回転台から載置部に荷物を移動させる第2駆動部と、載置部に載置された荷物を回転台と載置部との配列方向に垂直な方向に対して位置決めする位置決め部と、荷物の向きが一定となるように回転台が制御された後、載置部において荷物が位置決めされるように第2駆動部及び位置決め部を制御する位置制御部とを更に備えてもよい。このような構成では、載置部に載置された荷物が回転台と載置部との配列方向に垂直な方向に対して位置決めされた状態で、積付ユニットの保持部に荷物が保持される。従って、保持部により荷物を保持するまでの制御を簡素化することができる。
荷物検知部は、荷物の種別を検知し、移動制御部は、荷物検知部の検知データに基づいて、荷物が積付ユニットによりコンテナ内に積み付けされる積付対象であると判断されたときに、荷物が回転台に移動するように第1駆動部を制御してもよい。このような構成では、荷物が積付ユニットによりコンテナに積み付けされる積付対象でないときは、荷物が回転台に供給されない。従って、積付対象でない荷物がコンテナに積み付けされることが早期に防止される。
本発明によれば、作業者の手作業を軽減し、コンテナへの荷物の積付に関する信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る荷物積付システムを示す概略構成図である。 図1に示された荷物積付システムの制御系構成図である。 図2に示された積付処理ユニットにより実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。 コンテナ内に設定される複数の収容エリアを手荷物の積付順の一例と共に示す図である。 コンテナ内に設定されるアドレスを収容エリアと共に示す図である。 図3に示された積付制御演算処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る荷物積付システムを示す概略構成図である。図1において、本実施形態の荷物積付システム1は、例えば空港におけるバックヤードの積付場に設置されている。荷物積付システム1は、航空機に積載されるコンテナ2に搭乗者の手荷物3(荷物)を積み付けるシステムである。ここでは、コンテナ2に積み付けられる手荷物3は、スーツケースである。
コンテナ2は、トーイングトラクタ(図示せず)により牽引される複数(ここでは2つ)の台車4上に載置されている。台車4の前端及び後端には、連結器4aが設けられている。各台車4同士は、連結器4aにより連結されている。荷物積付システム1は、前後2つのコンテナ2に対して手荷物3を積み付ける。なお、トーイングトラクタの前側に位置するコンテナ2を前コンテナ2Aとし、トーイングトラクタの後側に位置するコンテナ2を後コンテナ2Bとする。
荷物積付システム1は、メインコンベア5と、仕分コンベア6と、退避コンベア7と、荷受コンベア8と、プッシャー9と、ターンテーブル10と、プッシャー11と、バッファコンベア12と、プッシャー13と、プッシャー14と、積付ロボット15とを備えている。
メインコンベア5、仕分コンベア6及び退避コンベア7は、各コンテナ2の配列方向(X軸方向)に配列されている。荷受コンベア8、ターンテーブル10及びバッファコンベア12は、X軸方向に垂直な方向(Y軸方向)にメインコンベア5よりもコンテナ2に近い位置において、X軸方向に配列されている。バッファコンベア12は、X軸方向において荷受コンベア8よりもコンテナ2に近い位置に配置されている。
メインコンベア5は、空港側コンベア16から受け取った手荷物3をコンテナ2に向けて搬送する搬送部である。空港側コンベア16は、空港のターミナルビルに設置された搭乗手続きカウンタからバックヤードの積付場まで手荷物3を搬送する。メインコンベア5は、手荷物3を1つずつ順送りする複数(ここでは5つ)の順送りコンベア17から構成されている。
仕分コンベア6は、メインコンベア5よりも下流側に配置されている。仕分コンベア6は、後述する積付ロボット15によりコンテナ2に積み付けられない積付対象外の手荷物3、つまりスーツケース以外の手荷物3を退避コンベア7に向けて送り出す。退避コンベア7は、積付対象外の手荷物3を指定場所まで搬送する。
荷受コンベア8は、仕分コンベア6よりも下流側において退避コンベア7に対して分岐して配置されている。荷受コンベア8には、積付ロボット15によりコンテナ2に積み付けられる積付対象の手荷物3(スーツケース)が載置される。プッシャー9は、積付対象の手荷物3を仕分コンベア6から荷受コンベア8に向けて押し付けて移動させる。
ターンテーブル10は、荷受コンベア8よりも下流側に配置されている。ターンテーブル10は、積付対象の手荷物3が載置される回転台である。プッシャー11は、積付対象の手荷物3を荷受コンベア8からターンテーブル10に向けて押し付けて移動させる。プッシャー9,11は、メインコンベア5により搬送された手荷物3をターンテーブル10に移動させる第1駆動部を構成している。
バッファコンベア12は、ターンテーブル10よりも下流側に配置されている。バッファコンベア12は、積付対象の手荷物3が載置される載置部である。バッファコンベア12のY軸方向のコンテナ2側端部には、位置決め用の壁部18が設けられている。プッシャー13は、積付対象の手荷物3をターンテーブル10からバッファコンベア12に向けて押し付けて移動させる。プッシャー13は、ターンテーブル10からバッファコンベア12に手荷物3を移動させる第2駆動部を構成している。
プッシャー14は、バッファコンベア12に載置された積付対象の手荷物3を壁部18に突き当てるように押し付ける。プッシャー14及び壁部18は、バッファコンベア12に載置された手荷物3をターンテーブル10とバッファコンベア12との配列方向(X軸方向)に垂直な方向(Y軸方向)に対して位置決めする位置決め部を構成している。
積付ロボット15は、積付対象の手荷物3をコンテナ2内に積み付ける積付ユニットである。積付ロボット15は、走行台車19と、この走行台車19に取り付けられたロボットアーム20とを有している。
走行台車19は、各コンテナ2の配列方向(X軸方向)に平行に延びるレール21に沿って走行する。レール21は、各コンテナ2の正面側に設置されている。つまり、レール21は、各コンテナ2とメインコンベア5との間に配置されている。
ロボットアーム20は、3軸(XYZ軸)方向に移動可能であると共に、3軸回りに回動可能である。Z軸方向は、X軸方向及びY軸方向に垂直な高さ方向である。ロボットアーム20の先端部には、バッファコンベア12に載置された積付対象の手荷物3を保持する保持部であるロボットハンド22が設けられている。
図2は、荷物積付システム1の制御系構成図である。図2において、荷物積付システム1は、上流カメラ23と、下流カメラ24と、積付処理ユニット25と、制御盤26とを備えている。
上流カメラ23は、メインコンベア5における最も上流側に位置する順送りコンベア17の上方に配置されている。上流カメラ23は、メインコンベア5に載置された手荷物3を撮像し、手荷物3の撮像画像を取得する。下流カメラ24は、ターンテーブル10の上方に配置されている。下流カメラ24は、ターンテーブル10に載置された手荷物3を撮像し、手荷物3の撮像画像を取得する。
積付処理ユニット25は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェース等により構成されている。積付処理ユニット25は、上流カメラ23及び下流カメラ24により得られた手荷物3の撮像画像を取得し、所定の処理を実行し、制御盤26に検知データ及び制御信号を出力する。また、積付処理ユニット25は、制御盤26からの手荷物3のタグID(後述)を取得し、所定の処理を実行し、タグIDを更新する。
制御盤26は、バックヤードの積付場に設置されている。制御盤26は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェース等により構成されている。制御盤26は、上位システムである空港コントローラ35と接続されている。空港コントローラ35は、空港のターミナルビルに設置されている。空港コントローラ35は、手荷物3のタグIDを制御盤26に送出する。
制御盤26は、空港コントローラ35からの手荷物3のタグIDを取得すると共に、積付処理ユニット25からの検知データ及び制御信号に基づいて、プッシャー9,11、ターンテーブル10、プッシャー13,14及び積付ロボット15を制御する。
積付処理ユニット25は、第1手荷物検知部28と、第2手荷物検知部29と、積付演算部33とを有している。
第1手荷物検知部28は、上流カメラ23により取得された手荷物3の撮像画像に基づいて、メインコンベア5により搬送される手荷物3の種別及び寸法を検知する。第1手荷物検知部28は、上流カメラ23と協働して手荷物3を検知する荷物検知部を構成する。
第2手荷物検知部29は、下流カメラ24により取得された手荷物3の撮像画像に基づいて、ターンテーブル10に載置された手荷物3の寸法及び向きを検知する。第2手荷物検知部29は、下流カメラ24と協働して手荷物3を検知する荷物検知部を構成する。
積付演算部33は、第2手荷物検知部29の検知データに基づいて、手荷物3をコンテナ2内における検知データに対応する位置に積み付けるような制御信号を求める。このとき、積付演算部33は、手荷物3をコンテナ2内における手荷物3の寸法に対応する収容エリア(後述)に積み付けるような制御信号を求める。
制御盤26は、タグ情報取得部27と、移動制御部30と、回転制御部31と、位置制御部32と、積付制御部38とを有している。
タグ情報取得部27は、空港コントローラ35から送出された手荷物3のタグID(タグ情報)を取得する。タグIDは、搭乗手続きカウンタにおいて搭乗券が発券されると、発行される。タグIDには、搭乗者、搭乗便及び手荷物3等に関する情報が記録されている。
移動制御部30は、第1手荷物検知部28の検知データに基づいて、手荷物3が積付対象(スーツケース)であると判断されたときに、手荷物3をターンテーブル10に移動させるようにプッシャー9,11を制御する。
このとき、移動制御部30は、まず手荷物3を仕分コンベア6から荷受コンベア8に移動させるようにプッシャー9を制御する。そして、移動制御部30は、手荷物3を荷受コンベア8からターンテーブル10に移動させるようにプッシャー11を制御する。
回転制御部31は、第2手荷物検知部29の検知データに基づいて、ターンテーブル10に載置された手荷物3の向きが一定となるようにターンテーブル10を制御する。
具体的には、回転制御部31は、ターンテーブル10に載置された手荷物3の向きに基づいて、手荷物3の取っ手3a(図1参照)がターンテーブル10の下流側(バッファコンベア12側)を向くようなターンテーブル10の回転方向及び回転量を算出する。そして、回転制御部31は、ターンテーブル10の回転方向及び回転量に応じてターンテーブル10を回転させるように制御する。
位置制御部32は、手荷物3の向きが一定となるようにターンテーブル10が制御された後、バッファコンベア12において手荷物3をY軸方向に対して位置決めするようにプッシャー13,14を制御する。
このとき、位置制御部32は、まず手荷物3をターンテーブル10からバッファコンベア12に移動させるようにプッシャー13を制御する。そして、位置制御部32は、バッファコンベア12に載置された手荷物3をY軸方向のコンテナ2側に対して位置決めするようにプッシャー14を制御する。なお、Y軸方向は、積付ロボット15のロボットハンド22により手荷物3を保持する際に、積付ロボット15から見て左右方向に相当する。
積付制御部38は、積付演算部33により得られた制御信号に応じて積付ロボット15を制御する。積付制御部38は、積付演算部33と協働して、第2手荷物検知部29の検知データに基づいて、手荷物3をコンテナ2内における検知データに対応する位置に積み付けるように積付ロボット15を制御する。
また、積付処理ユニット25は、タグ情報更新部34を有している。タグ情報更新部34は、タグ情報取得部27により取得されたタグIDに手荷物3の積付位置を含む積付データを紐づける。このとき、タグ情報更新部34は、手荷物3の積付位置のアドレス(後述)を含む積付データをタグIDに紐づける。
図3は、積付処理ユニット25により実行される積付処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、手荷物3毎の処理の手順を示している。なお、手荷物3は、図4に示されるように、空港側コンベア16により寸法に関係なくランダムに搬送されてくる。積付処理ユニット25は、手荷物3をコンテナ2に搬送順に積み付けるような処理を実行する。
図3において、積付処理ユニット25は、まずタグ情報取得部27からの手荷物3のタグIDを取得する(手順S101)。また、積付処理ユニット25は、上流カメラ23による手荷物3の撮像画像を取得する(手順S102)。そして、積付処理ユニット25は、上流カメラ23による手荷物3の撮像画像に基づいて、手荷物3の種別及び寸法を検知する(手順S103)。
そして、積付処理ユニット25は、手荷物3の種別に基づいて、手荷物3が積付対象(スーツケース)であるかどうかを判断する(手順S104)。積付処理ユニット25は、手荷物3が積付対象であると判断したときは、手荷物3のタグIDに積付対象フラグを紐づける(手順S105)。
続いて、積付処理ユニット25は、下流カメラ24による手荷物3の撮像画像を取得する(手順S106)。そして、積付処理ユニット25は、下流カメラ24による手荷物3の撮像画像に基づいて、手荷物3の寸法及び向きを検知する(手順S107)。そして、積付処理ユニット25は、手荷物3の寸法が手順S103で検知された寸法と等しいかどうかを判断する(手順S108)。積付処理ユニット25は、手荷物3の寸法が等しくないと判断したときは、警報を行う(手順S109)。
積付処理ユニット25は、手荷物3の寸法が等しいと判断したときは、積付ロボット15により手荷物3をコンテナ2内における手荷物3の寸法に対応する収容エリアに順番に積み付けるような制御信号を求める積付制御演算処理を行う(手順S110)。なお、手順S110の積付制御演算処理については、後で詳述する。
続いて、積付処理ユニット25は、手荷物3のタグIDに積付位置のアドレス(後述)を紐づける(手順S111)。続いて、積付処理ユニット25は、積付対象フラグ及び積付位置のアドレスを含む積付データが紐づけられたタグIDをメモリに保存する(手順S112)。このとき、積付処理ユニット25は、タグIDを積付処理ユニット25のメモリに保存すると共に、タグIDを空港コントローラ35に送出して空港コントローラ35のメモリに保存する。
積付処理ユニット25は、手順S104で手荷物3が積付対象でないと判断したときは、手荷物3のタグIDに積付対象外フラグを紐づける(手順S113)。続いて、積付処理ユニット25は、積付対象外フラグが紐づけられたタグIDをメモリに保存する(手順S112)。
以上において、第1手荷物検知部28は、手順S102,S103を実行する。第2手荷物検知部29は、手順S106,S107を実行する。積付演算部33は、手順S110を実行する。タグ情報更新部34は、手順S101,S104,S105,S111~S113を実行する。
次に、積付対象の手荷物3をコンテナ2に積み付ける方法について説明する。図4に示されるように、航空機用のコンテナ2の左右一方側(ここでは左側)には、切欠部2aが設けられている。切欠部2aは、コンテナ2の下側角部をテーパ状に切り欠いた構造を有している。コンテナ2内には、手荷物3の寸法に応じた複数(ここでは3つ)の収容エリアが設定されている。
具体的には、コンテナ2内には、コンテナ2の主要領域の奥側に位置する奥側収容エリアS1と、コンテナ2の主要領域の手前側に位置する手前側収容エリアS2と、コンテナ2の切欠部2a側に位置する補助収容エリアS3とが設定されている。コンテナ2の主要領域は、コンテナ2における切欠部2a側の領域を除く領域である。補助収容エリアS3には、手荷物3が載置される補助台36が設けられている(図5参照)。
前コンテナ2Aの奥側収容エリアS1には、大サイズの手荷物3Aが積み付けられる。前コンテナ2Aの手前側収容エリアS2には、中サイズの手荷物3Bが積み付けられる。前コンテナ2Aの補助収容エリアS3には、主として小サイズの手荷物3Cが積み付けられる。ここでは、前コンテナ2Aの補助収容エリアS3には、小サイズの手荷物3Cと大サイズの手荷物3Aとが積み付けられる。
後コンテナ2Bの奥側収容エリアS1には、中サイズの手荷物3Bが積み付けられる。後コンテナ2Bの手前側収容エリアS2には、大サイズの手荷物3Aが積み付けられる。後コンテナ2Bの補助収容エリアS3には、主として小サイズの手荷物3Cが積み付けられる。ここでは、後コンテナ2Bの補助収容エリアS3には、小サイズの手荷物3Cと大サイズの手荷物3Aとが積み付けられる。
また、図5に示されるように、コンテナ2内には、手荷物3の積付位置を指定するためのアドレスが予め設定されている。コンテナ2の内部には、アドレスが下側から上側に向かうと共に奥側から手前側に向かうように順番に設定されている。また、コンテナ2の奥側収容エリアS1及び手前側収容エリアS2には、アドレスが右側(補助収容エリアS3の反対側)から左側(補助収容エリアS3側)に向かうように順番に設定されている。
図6は、図3に示された手順S110の詳細を示すフローチャートである。図6において、積付処理ユニット25は、上記の手順S107で検知された手荷物3の寸法が大サイズであるかどうかを判断する(手順S131)。
積付処理ユニット25は、手荷物3の寸法が大サイズであると判断したときは、前コンテナ2Aに手荷物3を収容するスペースがあるかどうかを判断する(手順S132)。積付処理ユニット25は、前コンテナ2Aに手荷物3を収容するスペースがあると判断したときは、前コンテナ2Aの奥側収容エリアS1及び補助収容エリアS3に手荷物3を積み付けるような制御信号を求める(手順S133)。このとき、積付処理ユニット25は、奥側収容エリアS1及び補助収容エリアS3において設定されたアドレス順に従って手荷物3を積み付けるような制御信号を求める。
積付処理ユニット25は、前コンテナ2Aに手荷物3を収容するスペースがないと判断したときは、後コンテナ2Bの補助収容エリアS3に手荷物3を積み付けることが可能であるかどうかを判断する(手順S134)。後コンテナ2Bの補助収容エリアS3に大サイズの手荷物3Aを収容するスペースがないときは、手荷物3Aを積み付けることができない。また、後コンテナ2Bの奥側収容エリアS1における補助収容エリアS3に近い位置への中サイズの手荷物3Bの積付状況によっては、後コンテナ2Bの補助収容エリアS3に大サイズの手荷物3Aを積み付けることができない場合もある。
積付処理ユニット25は、後コンテナ2Bの補助収容エリアS3に手荷物3を積み付けることが可能であると判断したときは、後コンテナ2Bの補助収容エリアS3に手荷物3を積み付けるような制御信号を求める(手順S135)。このとき、積付処理ユニット25は、補助収容エリアS3において設定されたアドレス順に従って手荷物3を積み付けるような制御信号を求める。
積付処理ユニット25は、後コンテナ2Bの補助収容エリアS3に手荷物3を積み付けることが不可能であると判断したときは、後コンテナ2Bの手前側収容エリアS2に手荷物3を積み付けるような制御信号を求める(手順S136)。このとき、積付処理ユニット25は、手前側収容エリアS2において設定されたアドレス順に従って手荷物3を積み付けるような制御信号を求める。
積付処理ユニット25は、手順S131で手荷物3の寸法が大サイズでないと判断したときは、手荷物3の寸法が中サイズであるかどうかを判断する(手順S137)。積付処理ユニット25は、手荷物3の寸法が中サイズであると判断したときは、後コンテナ2Bに手荷物3を収容するスペースがあるかどうかを判断する(手順S138)。
積付処理ユニット25は、後コンテナ2Bに手荷物3を収容するスペースがあると判断したときは、後コンテナ2Bの奥側収容エリアS1に手荷物3を積み付けるような制御信号を求める(手順S139)。このとき、積付処理ユニット25は、奥側収容エリアS1において設定されたアドレス順に従って手荷物3を積み付けるような制御信号を求める。
積付処理ユニット25は、後コンテナ2Bに手荷物3を収容するスペースがないと判断したときは、前コンテナ2Aの手前側収容エリアS2に手荷物3を積み付けるような制御信号を求める(手順S140)。このとき、積付処理ユニット25は、手前側収容エリアS2において設定されたアドレス順に従って手荷物3を積み付けるような制御信号を求める。
積付処理ユニット25は、手順S137で手荷物3の寸法が中サイズでないと判断したときは、前コンテナ2A及び後コンテナ2Bの補助収容エリアS3に手荷物3を積み付けるような制御信号を求める(手順S141)。このとき、積付処理ユニット25は、補助収容エリアS3において設定されたアドレス順に従って手荷物3を積み付けるような制御信号を求める。
以上のような荷物積付システム1において、搭乗券の発券時に発行された手荷物3のタグIDが空港コントローラ35から制御盤26に送られると共に、手荷物3が空港側コンベア16により搬送される。そして、空港側コンベア16からメインコンベア5に手荷物3が受け渡され、メインコンベア5により手荷物3がコンテナ2に向けて搬送される。
手荷物3がメインコンベア5に受け渡されると、メインコンベア5の最上流側の順送りコンベア17に載置された手荷物3が上流カメラ23により撮像される。そして、上流カメラ23により取得された手荷物3の撮像画像が積付処理ユニット25に送られ、手荷物3の撮像画像に基づいて手荷物3の種別及び寸法が検知される。このとき、手荷物3のタグIDは、積付処理ユニット25においてトラッキングされている。
そして、手荷物3が積付対象であるときは、プッシャー9により仕分コンベア6から荷受コンベア8に積付対象の手荷物3が移動し、更にプッシャー11により荷受コンベア8からターンテーブル10に積付対象の手荷物3が移動する。なお、手荷物3が積付対象外であるときは、仕分コンベア6から退避コンベア7に積付対象外の手荷物3が移動する。
そして、ターンテーブル10に載置された積付対象の手荷物3が下流カメラ24により撮像される。そして、下流カメラ24により取得された手荷物3の撮像画像が積付処理ユニット25に送られ、手荷物3の撮像画像に基づいて手荷物3の寸法及び向きが検知される。このとき、手荷物3のタグIDは、積付処理ユニット25において手荷物3の種別及び寸法のデータと共にトラッキングされている。
下流カメラ24による撮像画像から検知された手荷物3の寸法が上流カメラ23による撮像画像から検知された手荷物3の寸法と等しいときは、積付対象の手荷物3の取っ手3aがバッファコンベア12側を向くようにターンテーブル10が回転する。
そして、プッシャー13によりターンテーブル10からバッファコンベア12に積付対象の手荷物3が移動する。そして、プッシャー14により積付対象の手荷物3が壁部18に押し付けられることで、手荷物3がY軸方向のコンテナ2側に対して位置決めされる。
そして、積付ロボット15によって積付対象の手荷物3がコンテナ2内に積み付けられる。具体的には、バッファコンベア12に載置された手荷物3がロボットハンド22により保持された状態で、ロボットアーム20が3軸方向に移動すると共に3軸回りに回動することで、手荷物3がコンテナ2内における手荷物3の寸法に応じた収容エリアに積み付けられる。
このとき、大サイズの手荷物3Aは、まず前コンテナ2Aの奥側収容エリアS1及び補助収容エリアS3にアドレス順に積み付けられ、続いて後コンテナ2Bの手前側収容エリアS2にアドレス順に積み付けられる。中サイズの手荷物3Bは、まず後コンテナ2Bの奥側収容エリアS1にアドレス順に積み付けられ、続いて前コンテナ2Aの手前側収容エリアS2にアドレス順に積み付けられる。小サイズの手荷物3Cは、前コンテナ2A及び後コンテナ2Bの補助収容エリアS3にアドレス順に積み付けられる。
手荷物3が前コンテナ2Aに積み付けられるときは、走行台車19は前コンテナ2Aの手前位置で停止したままである(図1参照)。手荷物3が後コンテナ2Bに積み付けられるときは、ロボットハンド22に手荷物3が保持された状態で、走行台車19がレール21に沿って後コンテナ2Bの手前位置まで走行する。手荷物3は、取っ手3aがコンテナ2の手前側を向いた状態でコンテナ2内に積み付けられる。なお、積付ロボット15による手荷物3の積付動作は、手荷物3のタグIDを引き継いだ状態で行われる。
そして、積付が完了した手荷物3のタグIDに、手荷物3の積付位置を含む積付データが紐づけられる。積付データが紐づけられたタグIDは、積付処理ユニット25及び空港コントローラ35のメモリに保存される。
以上のように本実施形態にあっては、メインコンベア5によりコンテナ2に向けて搬送された手荷物3が積付ロボット15のロボットハンド22に保持された状態で、積付ロボット15によって手荷物3がコンテナ2内に自動的に積み付けられる。このとき、手荷物3のタグIDが上位システムである空港コントローラ35から取得されると共に、手荷物3が検知される。そして、手荷物3がコンテナ2内における検知データに対応する位置に積み付けられるように積付ロボット15が制御される。また、手荷物3の積付位置を含む積付データがタグIDに紐づけられる。このようにメインコンベア5により手荷物3がコンテナ2に向けて搬送されるときに、手荷物3のタグIDを取得することにより、コンテナ2への手荷物3の積付が行われる前に、作業者がバーコードリーダ等によりタグIDを読み取る必要がない。また、手荷物3の積付位置を含む積付データをタグIDに紐づけることにより、コンテナ2への手荷物3の積付が行われた後に、例えば作業者がコンテナリストにタグシールを貼り付ける必要がない。以上により、作業者の手作業が軽減される。従って、例えば手荷物3を異なるコンテナ2に積み付ける等といった作業者の作業ミスが抑制されるため、コンテナ2への手荷物3の積付に関する信頼性が向上する。
また、本実施形態では、コンテナ2内における手荷物3の積付位置のアドレスを含む積付データが手荷物3のタグIDに紐づけられる。従って、手荷物3のタグIDから、手荷物3がコンテナ2内のどの位置に積み付けられたのかが容易に分かる。このため、例えば手荷物3が破損した場合の原因の追究や、手荷物3が行方不明になった場合の追跡を容易に行うことができる。また、手荷物3の所在場所をすぐに搭乗者に知らせることができる。さらに、手荷物3を積み降ろす作業を行う際に、タグIDを事前データとして活用することができる。
また、本実施形態では、手荷物3がコンテナ2内における手荷物3の寸法に対応する収容エリアに積み付けられる。このため、メインコンベア5により寸法が異なる手荷物3がランダムに搬送されても、手荷物3がコンテナ2内における手荷物3の寸法に応じた適切な位置に積み付けられる。従って、手荷物3の寸法に従って手荷物3を並べ替えなくて済むため、作業者の手作業が更に軽減される。
また、本実施形態では、メインコンベア5により手荷物3が搬送される際に、手荷物3の向きがバラバラであっても、ターンテーブル10において手荷物3の向きが一定となる。従って、手荷物3の向きが常に一定になるように手荷物3を搬送しなくても、積付ロボット15によって手荷物3が同じ向きでコンテナ2内に積み付けられる。これにより、作業者の手作業が一層軽減される。例えば、手荷物3の卸し作業が軽減される。
また、本実施形態では、バッファコンベア12に載置された手荷物3がターンテーブル10とバッファコンベア12との配列方向に垂直な方向に対して位置決めされた状態で、積付ロボット15のロボットハンド22に手荷物3が保持される。従って、ロボットハンド22により手荷物3を保持するまでの制御を簡素化することができる。
また、本実施形態では、手荷物3が積付ロボット15によりコンテナ2に積み付けされる積付対象でないときは、手荷物3がターンテーブル10に供給されない。従って、積付対象でない手荷物3がコンテナ2に積み付けされることが早期に防止される。
また、本実施形態では、大サイズの手荷物3Aは前コンテナ2Aの奥側から優先的に積み付けられ、中サイズの手荷物3Bは後コンテナ2Bの奥側から優先的に積み付けられる。従って、大サイズの手荷物3A及び中サイズの手荷物3Bがランダムに搬送されても、手荷物3A,3Bをフレキシブルに積み付けることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、手荷物3が積付対象であるときは、仕分コンベア6から荷受コンベア8に積付対象の手荷物3を移動させてから、荷受コンベア8からターンテーブル10に積付対象の手荷物3を移動させているが、特にその形態には限られず、例えば荷受コンベア8を備えずに、積付対象の手荷物3を仕分コンベア6からターンテーブル10に直接移動させてもよい。
また、上記実施形態では、制御盤26は、タグ情報取得部27、移動制御部30、回転制御部31、位置制御部32及び積付制御部38を有しているが、特にそのような形態には限られない。例えば制御盤26が設置されていない場合には、タグ情報取得部27、移動制御部30、回転制御部31、位置制御部32及び積付制御部38は、積付処理ユニット25に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、プッシャー9,11,13,14により手荷物3を押し付けることで、手荷物3を移動させているが、特にその形態には限られず、例えば電動アクチュエータ等を用いて手荷物3を移動させてもよい。
また、上記実施形態では、メインコンベア5により搬送される手荷物3が上流カメラ23により撮像され、その撮像画像に基づいて手荷物3の種別及び寸法が検知されると共に、ターンテーブル10に載置された手荷物3が下流カメラ24により撮像され、その撮像画像に基づいて手荷物3の寸法及び向きが検知されているが、特にその形態には限られず、手荷物3の寸法については、上流カメラ23または下流カメラ24により撮像して得られた撮像画像のみに基づいて検知してもよい。
また、上記実施形態では、大サイズの手荷物3Aは前コンテナ2Aに優先的に積み付けられ、中サイズの手荷物3Bは後コンテナ2Bに優先的に積み付けられているが、特にそのような形態には限られない。例えば、1つのコンテナ2内に、大サイズ用の収容エリアと中サイズ用の収容エリアとを設定し、手荷物3を寸法に応じた収容エリアに積み付けてもよい。
また、上記実施形態では、手荷物3としてスーツケースがコンテナ2に積み付けられているが、特にその形態には限られず、異なる種類の手荷物3を1つ又は複数のコンテナ2に積み付けてもよい。この場合には、手荷物3の種別に応じた収容エリアをコンテナ2内に設定する。
また、上記実施形態では、左右一方の下側角部に切欠部2aが設けられたコンテナ2に手荷物3が積み付けられているが、本発明は、特にそれには限られず、例えば切欠部2aが無い直方体状のコンテナに荷物を積み付ける荷物積付システムにも適用可能である。また、本発明は、航空機用以外のコンテナに荷物を積み付ける荷物積付システムにも適用可能である。
1…荷物積付システム、2…コンテナ、3…手荷物(荷物)、5…メインコンベア(搬送部)、9…プッシャー(第1駆動部)、10…ターンテーブル(回転台)、11…プッシャー(第1駆動部)、12…バッファコンベア(載置部)、13…プッシャー(第2駆動部)、14…プッシャー(位置決め部)、15…積付ロボット(積付ユニット)、18…壁部(位置決め部)、22…ロボットハンド(保持部)、23…上流カメラ(荷物検知部)、24…下流カメラ(荷物検知部)、27…タグ情報取得部、28…第1手荷物検知部(荷物検知部)、29…第2手荷物検知部(荷物検知部)、30…移動制御部、31…回転制御部、32…位置制御部、33…積付演算部(積付制御部)、34…タグ情報更新部、38…積付制御部、S1…奥側収容エリア(収容エリア)、S2…手前側収容エリア(収容エリア)、S3…補助収容エリア(収容エリア)。

Claims (6)

  1. 荷物をコンテナに向けて搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送された前記荷物を保持する保持部を有し、前記荷物を前記コンテナ内に積み付ける積付ユニットと、
    前記荷物のタグ情報を取得するタグ情報取得部と、
    前記荷物を検知する荷物検知部と、
    前記荷物検知部の検知データに基づいて、前記荷物を前記コンテナ内における前記検知データに対応する位置に積み付けるように前記積付ユニットを制御する積付制御部と、
    前記タグ情報取得部により取得された前記タグ情報に前記荷物の積付位置を含む積付データを紐づけるタグ情報更新部とを備える荷物積付システム。
  2. 前記コンテナ内には、アドレスが予め設定されており、
    前記タグ情報更新部は、前記荷物の積付位置のアドレスを含む積付データを前記タグ情報に紐づける請求項1記載の荷物積付システム。
  3. 前記コンテナ内には、前記荷物の寸法に応じた複数の収容エリアが設定されており、
    前記アドレスは、前記収容エリア毎に設定されており、
    前記荷物検知部は、前記荷物の寸法を検知し、
    前記積付制御部は、前記荷物を前記コンテナ内における前記荷物の寸法に対応する収容エリアに積み付けるように前記積付ユニットを制御する請求項2記載の荷物積付システム。
  4. 前記搬送部よりも下流側に配置され、前記荷物が載置される回転台と、
    前記搬送部により搬送された前記荷物を前記回転台に移動させる第1駆動部と、
    前記第1駆動部を制御する移動制御部と、
    前記回転台を回転させるように制御する回転制御部とを更に備え、
    前記荷物検知部は、前記回転台に載置された前記荷物の向きを検知し、
    前記回転制御部は、前記荷物検知部の検知データに基づいて、前記荷物の向きが一定となるように前記回転台を制御する請求項1~3の何れか一項記載の荷物積付システム。
  5. 前記回転台よりも下流側に配置され、前記荷物が載置される載置部と、
    前記回転台から前記載置部に前記荷物を移動させる第2駆動部と、
    前記載置部に載置された前記荷物を前記回転台と前記載置部との配列方向に垂直な方向に対して位置決めする位置決め部と、
    前記荷物の向きが一定となるように前記回転台が制御された後、前記載置部において前記荷物が位置決めされるように前記第2駆動部及び前記位置決め部を制御する位置制御部とを更に備える請求項4記載の荷物積付システム。
  6. 前記荷物検知部は、前記荷物の種別を検知し、
    前記移動制御部は、前記荷物検知部の検知データに基づいて、前記荷物が前記積付ユニットにより前記コンテナ内に積み付けされる積付対象であると判断されたときに、前記荷物が前記回転台に移動するように前記第1駆動部を制御する請求項4または5記載の荷物積付システム。
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