JP6938673B2 - 作業装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本明細書は、作業装置及びその制御方法を開示する。
従来、作業装置としては、例えば、電子構造データを用いてワークに対して加工などの所定作業を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、設計者によりワークの設計が行われる3次元CADシステムとリンクされており、電子構造データとしてワークの形状を示す形状レイヤデータやワークになされる加工内容を示す加工データが入力され、それらのデータに基づいて所定作業を行っている。
特開2003−29810号公報
このような作業装置では、ワークを保持した状態で所定作業が行われるが、ワークを保持する位置などにずれが生じていることがある。上述した特許文献1の作業装置では、そのようなワークの位置ずれに対処することは十分検討されておらず、立体形状のワークに対する作業精度を向上させるために、さらなる改善が求められる。
本開示は、立体形状のワークの位置ずれを適切に補正して、作業精度を向上させることを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の作業装置は、基準マークが設けられた立体形状のワークに所定作業を行う作業部と、前記ワークの作業対象箇所の傾き角度に応じて前記ワークの保持角度を変更可能に前記ワークを保持する保持部と、前記保持部に前記ワークが保持された状態で前記基準マークを撮像可能な撮像部と、前記ワークの前記保持角度が変更されると前記基準マークを撮像するように前記撮像部を制御し、撮像された画像から前記基準マークを検出し、該検出した前記基準マークの位置に基づいて前記ワークの位置ずれを補正する補正値を設定し、該設定した補正値を用いて位置補正して前記所定作業を行うように前記作業部を制御する制御部と、を備えることを要旨とする。
本開示の作業装置は、立体形状のワークの保持角度が変更されると基準マークを撮像するように撮像部を制御し、撮像された画像から基準マークを検出して、その検出した位置に基づいてワークの位置ずれを補正する補正値を設定し、設定した補正値を用いて位置補正して所定作業を行うように前記作業部を制御する。これにより、ワークの作業対象箇所の傾き角度に応じてワークの保持角度が変更される度に、基準マークの位置から補正値を適切に設定して所定作業を行うことができる。したがって、立体形状のワークの位置ずれを適切に補正して、所定作業の作業精度を向上させることができる。
実装システム10の構成の概略の一例を示す説明図。 3次元実装装置11及び情報処理装置60の構成の概略を示すブロック図。 対象物としてのワーク50の一例を示す説明図。 情報処理記憶部63に記憶された作業位置データ64cの説明図。 情報処理記憶部63に記憶された基準マーク位置データ64dの説明図。 実装処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 ワーク50の保持角度を変更する様子の一例を示す説明図。
次に、本開示の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は実装システム10の構成の概略の一例を示す説明図であり、図2は3次元実装装置11及び情報処理装置60の構成の概略を示すブロック図であり、図3は対象物としてのワーク50の一例を示す説明図である。実装システム10は、図1に示すように、3次元実装装置11と、図示しないリフロー装置と、情報処理装置60とを備える。3次元実装装置11は、立体基板などのワーク50(図3参照)に対して粘性流体の塗布や部品Pなどの部材の実装(配置)を行う装置である。なお、粘性流体には、はんだペーストや導電性ペースト、接着剤、グリスなどが含まれる。リフロー装置は、粘性流体上に部品が配置されたワーク50を加熱するリフロー処理を行う装置である。情報処理装置60は、ワーク50の生産を管理する管理サーバである。なお、本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1に示した通りとする。
ワーク50は、図3に示すように、長手方向(図3の左右方向)に沿って上方に凹状に湾曲した湾曲面50aを有する長板状の立体物である。ワーク50の湾曲面50aには、図示しない回路などが形成され粘性流体の塗布や部品Pの実装などの作業が行われる5つの対象面51〜55と、湾曲面50aの隅に設けられた2つの基準マーク56とを有する。各対象面51〜55には、部品Pが配置される実装位置(配置位置)が含まれる。本実施形態では、ワーク50の各対象面51〜55のうち1の対象面が水平となるようにワーク50が保持された状態で、その1の対象面に粘性流体の塗布や部品Pの実装などの作業が行われる。なお、対象面51〜55は湾曲しているから、その中央位置や作業の対象位置などが水平となるようにワーク50の保持角度が調整される。このように、ワーク50の対象面または対象面内の作業位置である作業対象箇所を水平として、作業が行われる。また、同一の対象面内であっても対象位置の違いによりワーク50の傾きや高さを調整して作業が行われることもある。なお、ワーク50として湾曲面50aに複数の対象面51〜55が設けられるものを例示するが、異なる角度で設けられた複数の対象面を有するものや階段状に設けられた複数の対象面を有するもの、側面や底面などに設けられた複数の対象面を有するものなどとしてもよい。
3次元実装装置11は、図2に示すように、部品供給部12、パーツカメラ13、マークカメラ14、制御部15、支持搬送部20、塗布部30及び実装部35などを備える。
部品供給部12は、実装部35へ部品Pを供給するユニットである。この部品供給部12は、例えば、部品Pが保持されたテープを装着したフィーダや部品Pが配列載置されたトレイなどを備える。パーツカメラ13は、実装部35の実装ヘッド37に採取された1以上の部品Pを下方から撮像するものであり、その上方が撮像範囲である。マークカメラ14は、ワーク50の画像や基準マーク56を撮像するものである。マークカメラ14は、塗布ヘッド32や実装ヘッド37のうちいずれかの下面側に配設されており、これらの移動に伴って装置内をXY方向に移動する。マークカメラ14は、その下方が撮像範囲である。
制御部15は、CPU16を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種データを記憶する記憶部17などを備える。この制御部15は、部品供給部12、パーツカメラ13、マークカメラ14、支持搬送部20、塗布部30、実装部35などと情報のやりとりを行い、これらを制御する。本実施形態では、制御部15は、ワーク50の基準マーク56をマークカメラ14に撮像させたり、塗布部30によりワーク50の各対象面51〜55内の位置に粘性流体を塗布させたり、実装部35によりワーク50の各対象面51〜55内の位置に部品Pを実装させたりする。記憶部17には、実装条件情報が記憶されている。実装条件情報には、どの部品をどの順番でどの対象面51〜55のどの位置に実装するか、また、ワーク50の生産必要数などの各種情報が含まれる。
支持搬送部20は、ワーク50を搬送すると共にワーク50の保持角度を変更可能に保持するユニットである。支持搬送部20は、第1搬送部21と、第2搬送部22と、多関節ロボット24と、駆動部28とを備える。第1搬送部21は、ワーク50が固定された搬送パレット40を装置入口から導入位置へ搬入するコンベアである。第1搬送部21は、図1の前後に間隔を開けて設けられ左右方向に架け渡された1対のコンベアベルトを有しており、搬送パレット40を搬送する。第2搬送部22は、ワーク50が固定された搬送パレット40を排出位置から装置出口へ排出するコンベアであり、第1搬送部21と同様に構成されている。
多関節ロボット24は、第1搬送部21と第2搬送部22との間の可動空間29に配設される垂直多関節ロボットであり、ワーク50が固定された搬送パレット40を導入位置、作業位置及び排出位置へ移動させる。多関節ロボット24は、軸方向がワーク50の移動方向(X軸)となるように装置筐体に固定された基部25と、軸回転や揺動動作が可能な複数のアーム(例えば第1〜第5アーム)を有するアーム部26と、アーム部26の先端に配設されるメカニカルチャック27とを備える。メカニカルチャック27は、本体から供給される圧力により開閉動作して、搬送パレット40を把持可能となっている。多関節ロボット24は、アーム部26とメカニカルチャック27とによりワーク50が固定された搬送パレット40を複数の方向へ傾ける動作が可能であり、塗布ヘッド32や実装ヘッド37に対してワーク50の保持角度(姿勢)を変更可能に保持する。駆動部28は、例えば、第1搬送部21や第2搬送部22のコンベアベルトを駆動するモータやアーム部26の各部材を軸回転や揺動させるモータなどを含む。
塗布部30は、支持搬送部20に固定されたワーク50へ粘性流体を塗布する塗布ユニットである。この塗布部30は、ヘッド移動部31と、塗布ヘッド32と、塗布ノズル33とを備える。ヘッド移動部31は、ガイドレールに導かれてXY方向へ移動するスライダと、スライダを駆動するモータとを備え、塗布ヘッド32をXY方向に移動させる。塗布ノズル33は、塗布ヘッド32の下面側に取り外し可能に装着されており、粘性流体を収容した収容部に圧力が加えられると先端から粘性流体を所定量供給する。
実装部35は、部品Pを部品供給部12から採取し、支持搬送部20に固定されたワーク50へ配置する実装ユニットである。この実装部35は、ヘッド移動部36と、実装ヘッド37と、採取部38とを備える。ヘッド移動部36は、ガイドレールに導かれてXY方向へ移動するスライダと、スライダを駆動するモータとを備え、実装ヘッド37をXY方向に移動させる。採取部38は、実装ヘッド37の下面側に取り外し可能に装着されており、Z軸方向に昇降して部品Pを採取する。採取部38は、負圧を利用して部品Pを採取する吸着ノズルとしてもよいし、部品Pを機械的に把持するメカニカルチャックとしてもよい。実装ヘッド37では、1以上の採取部38を装着可能に構成されている。なお、ヘッド移動部36は、スライダの一部をヘッド移動部31と共用してもよい。また、塗布ヘッド32と実装ヘッド37は、同様の構造を有するものとしてもよく、ツールとしての塗布ノズル33や採取部38を自由に着脱可能としてもよい。
情報処理装置60は、実装システム10の各装置の情報を管理するコンピュータである。情報処理装置60は、図2に示すように、情報処理制御部61と、情報処理記憶部63と、ディスプレイ68と、入力装置69とを備える。情報処理制御部61は、CPU62を中心とするマイクロプロセッサとして構成されている。情報処理記憶部63は、処理プログラムなどの各種データを記憶するHDDなどの装置である。ディスプレイ68は、各種情報を表示する液晶画面である。入力装置69は、作業者が各種指令を入力するキーボード及びマウス等を含む。情報処理記憶部63は、ワーク50の情報を含むワークデータ64を記憶している。ワークデータ64は、例えばCADなどのソフトウエアにより作成された設計データである。ワークデータ64は、3次元形状データ64aと、形成パターンデータ64bと、作業位置データ64cと、基準マーク位置データ64dを含む。
情報処理記憶部63の3次元形状データ64aは、ワーク50の外形の情報を含むデータである。3次元形状データ64aは、例えば、ワーク50の所定の基準位置(例えば図3の×印)の接平面を水平とする基準状態(水平状態)において、基準位置を原点とした3次元座標における外表面の特徴点の位置座標(x,y,z)や、その座標における外表面の方向(その座標の接平面の法線ベクトルなど)に関する情報などを含む。形成パターンデータ64bは、ワーク50の表面に形成された図示しない回路などの形成パターンの3次元構造の情報を含むデータである。形成パターンデータ64bは、電極パッドの形状や配線の形状などを含む。作業位置データ64cは、ワーク50のどの位置で作業を行うかの情報を含む。作業位置データ64cは、図4に示すように、ワークの識別情報(ID)と、作業の対象面ID、作業の対象位置ID、位置座標(x,y,z)、対象位置におけるX軸、Y軸、Z軸方向の傾き(回転角)を示す傾き角度(α,β,γ)などを含む。作業の対象位置には、粘性流体の塗布位置や部品Pの配置位置などを含む。位置座標(x,y,z)は、例えば部品Pを配置する際の中央の座標などが規定される。傾き角度(α,β,γ)は、対象位置の接平面を水平とするための角度情報即ち対象位置における接平面の法線ベクトルをZ軸方向と一致させるための角度情報として規定される。この傾き角度(α,β,γ)は、多関節ロボット24の組立誤差や角度誤差、アームの撓みなどを考慮して、同じ対象面における近傍の対象位置で異なる角度とすることなく共通の角度とされる場合がある。一方で、傾き角度(α,β,γ)は、対象面の湾曲度合いや対象位置間の距離によっては、同じ対象面における対象位置でも異なる角度とされる場合がある。ただし、同じ対象面での傾き角度の違いは、対象面が異なる場合に比べて小さなものとなる。基準マーク位置データ64dは、ワーク50の基準状態における2つの基準マーク56の位置座標(x,y,z)に関する情報を含む。基準マーク位置データ64dは、図5に示すように、ワークの識別情報(ID)と、基準マーク56の識別情報(ID)、基準位置座標(x0,y0,z0)などを含む。情報処理装置60は、このようなワークデータ64を作成する処理を実行し、作成したワークデータ64を含む実装条件情報を3次元実装装置11へ出力する。
次に、こうして構成された本実施形態の実装システム10の動作について説明する。ここでは、ワーク50へ部品Pを実装する際の動作を説明する。図6は3次元実装装置11のCPU16により実行される実装処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、記憶部17に記憶され、作業者の実装開始入力に基づいて実行される。このルーチンが開始されると、CPU16は、まず、ワーク50の作業位置データ64cや基準マーク位置データ64dなどを含む実装条件情報を情報処理装置60から取得する(S100)。次に、CPU16は、ワーク50が固定された搬送パレット40を搬入するように第1搬送部21を制御すると共に搬送パレット40の把持を介してワーク50を保持するように多関節ロボット24を制御する(S110)。
続いて、CPU16は、実装条件情報の順番に基づいて実装対象面を設定し(S120)、実装対象面に含まれる対象位置を実装対象位置に設定してその対象位置の傾き角度(α,β,γ)を実装条件情報から取得する(S130)。CPU16は、図3のワーク50の場合、対象面51〜55のいずれかを実装対象面に設定することになる。そして、CPU16は、取得した傾き角度(α,β,γ)が前回と異なる角度であるか否かを判定する(S140)。なお、CPU16は、現在のワーク50に対する最初の対象位置を処理する場合には、S140で前回と異なる角度であると判定する。CPU16は、S140で前回と異なる角度であると判定すると、実装対象位置(接平面)が水平となるように、傾き角度(α,β,γ)に応じてワーク50の保持角度を変更するように多関節ロボット24を制御する(S150)。図7はワーク50の保持角度を変更する様子の一例を示す説明図である。図7は、ワーク50を基準Y軸回りに回転させて保持角度を変更する様子を示す。図7Aは、ワーク50が基準状態(水平状態)で保持される様子である。図7Bは、対象面52の略中心の対象位置を水平とするためY軸回りに角度β1回転するようにワーク50の保持角度が調整された様子である。図7Cは、対象面53の略中心の対象位置を水平とするためY軸回りに角度β2回転するようにワーク50の保持角度が調整された様子である。CPU16は、S150ではこのようにしてワーク50の保持角度を調整するように多関節ロボット24を制御する。なお、図示は省略するが、CPU16は、ワーク50の保持角度を調整した後に、実装対象位置のZ方向における位置が、部品Pの実装に適した所定の高さ位置となるように多関節ロボット24を制御する。
次に、CPU16は、実装条件情報の基準マーク位置をワーク50の保持角度に応じて変換する変換処理を行う(S160)。CPU16は、以下に示すように、保持角度に対応する回転行列を用いて基準マーク56の位置座標の変換処理を行う。式(1)はX軸回りに角度α回転させる際の回転行列Rxを示し、式(2)はY軸回りに角度β回転させる際の回転行列Ryを示し、式(3)はZ軸回りに角度γ回転させる際の回転行列Rzを示す。これらの回転行列Rx,Ry,Rzから、X軸、Y軸、Z軸の各軸回りにこの順で回転させる際の回転行列Rは、式(4)のようになる。このため、任意の点(x,y,z)を回転行列Rにより位置変換した座標(x’,y’,z’)は式(5)のように求めることができる。なお、回転させる必要のない軸回りの角度は値0として演算すればよい。このように、CPU16は、角度(α,β,γ)に対応する回転行列Rを用いて、基準マーク56の基準位置座標(x0,y0,z0)を変換することで、ワーク50の保持角度に応じた基準マーク56の変換位置を演算することができる。本実施形態では、ワーク50が2つの基準マーク56を有するから、CPU16はS160でそれぞれの変換位置を演算する。なお、このような回転行列を用いた位置座標の変換は一例であり、他の手法により基準マーク56の位置座標を変換するものなどとしてもよい。
Figure 0006938673
そして、CPU16は、S150で変更した今回の保持角度が、前回の実装対象位置に部品Pを実装した際のワーク50の保持角度に対し所定角度範囲内の変更であるか否かを判定する(S170)。CPU16は、X軸、Y軸、Z軸における前回の角度(α、β、γ)と今回の角度(α、β、γ)を各軸毎にそれぞれ比較し、一つでも所定角度を超える差があるものがあれば、所定角度範囲内の変更ではないと判定することなどにより、S170の処理を行う。なお、CPU16は、現在のワーク50に対する最初の対象位置を処理する場合には、S170で所定角度範囲内の変更ではないと判定する。CPU16は、S170で所定角度範囲内の変更でないと判定すると、S160で演算した各基準マーク56の変換位置上にマークカメラ14を移動させて画像を撮像させ(S180)、その撮像画像を画像処理して各基準マーク56の位置を検出する(S190)。次に、CPU16は、S190で検出した各基準マーク56の検出位置と、S160で演算した各基準マーク56の変換位置との位置ずれに基づいて補正値を設定する(S200)。なお、S190では撮像画像から基準マーク56の位置のXY座標が検出されるから、S200では変換位置のXY座標との位置ずれに基づいて、XY方向の補正値が設定されることになる。続いて、CPU16は、設定した補正値に基づき実装対象位置の補正(座標補正)を行い(S210)、実装部35によりワーク50の実装対象位置に部品Pを実装させる(S220)。
こうして部品Pを実装すると、CPU16は、同じ実装対象面に次の対象位置があるか否か(S230)、ワーク50に次の対象面があるか否か(S240)、をそれぞれ判定する。CPU16は、S230で次の対象位置があると判定すると、S130に戻り同じ実装対象面における次の実装対象位置を設定し、その実装対象位置に対する処理を行う。また、CPU16は、同じ実装対象面に次の対象位置がなくても、S240でワーク50に次の対象面があると判定すると、S120に戻り次の実装対象面を設定し、その実装対象面における対象位置に対する処理を行う。
ここで、図7に示すように、実装対象面が変わるとワーク50の保持角度も大きく変更されることになる。このため、CPU16は、次の実装対象面を設定した場合には、通常はS170で所定角度範囲内の変更ではないと判定することになる。一方で、CPU16は、同じ実装対象面における近傍の対象位置をS130で実装対象位置に設定した際などに、S140で前回と同じ傾き角度と判定する場合がある。その場合、S150〜S200のワーク50の保持角度の変更や補正値の設定に関する処理を行うことなく、S210で前回と同じ補正値に基づいて実装対象位置の補正を行うことになる。このため、共通の補正値を用いて、効率よく実装作業を行うことができる。
また、CPU16は、同じ実装対象面における対象位置をS130で実装対象位置に設定した際などに、S170で保持角度の変更が所定角度範囲内であると判定する場合がある。その場合、CPU16は、前回の撮像画像における基準マーク56の検出位置を保持角度の変更に応じて位置変化させた基準マーク56の位置を導出する(S260)。例えば、CPU16は、前回の保持角度と今回の保持角度とにおける角度変更量をそれぞれ算出し、前回のS190で検出した基準マーク56の検出位置を、角度変更量に対応する回転行列を用いて変換することにより基準マーク56の位置を導出するものなどとする。この導出位置は、今回の基準マーク56をマークカメラ14で撮像したとしたときに画像から検出される基準マーク56の位置を推定するものとなる。そして、CPU16は、S260で導出した基準マーク56の導出位置と、S160で演算した基準マーク56の変換位置との位置ずれに基づいて補正値を設定する(S270)。このように、CPU16は、保持角度の変更が所定角度範囲内であると判定すると、マークカメラ14による画像の撮像を省略し、前回と今回の保持角度の違いから推定される基準マーク56の位置を導出して、補正値を設定するのである。したがって、補正の精度としては、S180〜S200で設定する補正値の方がより高いものといえる。ただし、CPU16は、マークカメラ14による画像の撮像を省略することができるから、実装の作業効率を向上させることができる。これらのことから、3次元実装装置11は、所定角度として、実装対象の部品Pのサイズや部品Pに許容される実装位置の誤差などに応じて実装精度に影響を及ぼさない程度の角度範囲を定めておけば、実装精度に影響を及ぼすことなく作業効率の向上を図ることができる。
また、CPU16は、S230,S240で、同じ実装対象面に次の対象位置がなく、次の対象面もないと判定すると、ワーク50を搬出するように多関節ロボット24と第2搬送部22とを制御して(S250)、実装処理ルーチンを終了する。なお、CPU16は、次のワーク50がある場合には、実装処理ルーチンを再度実行するものとする。
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の実装部35が作業部に相当し、多関節ロボット24が保持部に相当し、マークカメラ14が撮像部に相当し、制御部15(CPU16)が制御部に相当する。また、記憶部17が記憶部に相当する。なお、図6では実装処理を例示したが塗布処理に適用するものとしてもよく、その場合には塗布部30が作業部に相当する。また、本実施形態では、3次元実装装置11の動作を説明することにより本開示の作業装置の制御方法の一例も明らかにしている。
以上説明した本実施形態の3次元実装装置11では、立体形状のワーク50が多関節ロボット24に保持される保持角度が変更されると基準マーク56を撮像するようにマークカメラ14を制御し、撮像された画像から基準マーク56を検出し、その検出位置に基づいてワーク50の位置ずれを補正する補正値を設定し、設定した補正値を用いて位置補正して部品Pの実装を行う。このため、ワーク50の保持角度が変更される度に、撮像画像から検出した基準マーク56の検出位置から補正値を適切に設定することができるから、位置ずれを適切に補正して実装精度を向上させることができる。なお、3次元実装装置11は、実装対象位置を水平とした状態で部品Pを適切に実装することができる。
また、3次元実装装置11は、ワーク50の保持角度に応じた基準マーク56の位置を求め、求めた位置と基準マーク56の検出位置とに基づいて補正値を設定するから、複数の作業位置毎に対応する基準マークを設けないものとしても、補正値を適切に設定することができる。このため、ワーク50に設ける基準マーク56の数を削減してワーク50のコストを抑えることができる。
また、3次元実装装置11は、基準マーク56の基準位置を保持角度に対応する回転行列により変換処理することで、保持角度に応じた基準マーク56の変換位置を演算するから、基準マーク56の位置を簡易な処理で求めることができる。
また、3次元実装装置11では、水平状態のワーク50における基準マーク56の位置を記憶部17に記憶し、その位置を変換処理するから、様々な保持角度に応じた基準マーク56の位置を簡易な処理で求めることができる。
また、3次元実装装置11では、保持角度が所定角度範囲内で変更された場合には、マークカメラ14による基準マーク56の撮像を省略し、変更前の撮像画像を用いて保持角度の変更に応じた補正値を設定するから、実装の作業効率を向上させることができる。
なお、本開示の3次元実装装置11は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、CPU16が実装処理ルーチンのS170で保持角度が所定角度範囲内で変更されたと判定した場合には、変更前の撮像画像から検出された基準マークの検出位置を保持角度の変更に対応する回転行列により変換して導出した導出位置を用いて補正値を設定するものとしたが、これに限られるものではない。即ち、保持角度が所定角度範囲内で変更されたと判定した場合に、マークカメラ14による基準マーク56の撮像を省略し、前回の撮像画像を用いて保持角度の変更量に応じた補正値を設定する処理を行うものであればよい。また、保持角度の変更が所定角度範囲内の場合に、ワーク50や部品Pに求められる実装精度などを考慮してマークカメラ14による画像の撮像を省略するか否かを判定するものなどとしてもよい。あるいは、このようにマークカメラ14による画像の撮像を省略することなく、所定角度範囲を超える場合と同様にマークカメラ14による画像の撮像を行って補正値を設定するものなどとしてもよい。そのようにする場合、実装処理ルーチンのS170,S260,S270の処理を省略すればよい。
上述した実施形態では、CPU16が実装処理ルーチンのS140で前回の実装対象位置と同じ傾き角度であると判定した場合に、前回の補正値を用いたが、これに限られるものではない。例えば、前回と同じ傾き角度だけでなく、傾き角度が僅かに変化して保持角度の変更が微小となる場合にも前回の補正値を用いるものなどとしてもよい。そのようにする場合、保持角度がS170で用いられる所定角度範囲よりも小さな範囲内で変更されるのであれば前回の補正値を用いるものとすればよい。即ち、CPU16は、S140で保持角度が第1角度範囲内で変更されたと判定すると前回の補正値を用い、S170で保持角度が第1角度よりも大きな第2角度範囲内で変更されたと判定すると前回の撮像画像を用いて保持角度の変更量に応じた補正値を設定するものなどとすればよい。
上述した実施形態では、基準マーク56の位置としてワーク50の基準位置の接平面が水平となる状態を基準状態としたが、これに限られず、水平とは異なる所定角度の状態を基準状態としてもよい。
上述した実施形態では、基準マーク56の位置を2つとしたが、これに限られず、3つ以上の複数としてもよいし、1つとしてもよい。また、全ての対象面51〜55に共通の基準マーク56を設けるものとしたが、これに限られず、いくつかの対象面に共通の基準マークを設けるものとしてもよい、対象面毎に基準マークを設けるものとしてもよい。
上述した実施形態では、3次元実装装置11が、基準マーク56を撮像するようにマークカメラ14を制御し、撮像された画像から基準マーク56の位置を検出し、検出した基準マーク56の位置に基づいて補正値を設定するものとしたが、これらの処理の全てを3次元実装装置11が行うものに限られない。例えば、撮像された画像から基準マーク56の位置を検出する処理や、検出した基準マーク56の位置に基づいて補正値を設定する処理などを、情報処理装置60などの他の装置が行うものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、ワーク50を保持する支持部は多関節ロボット24としたが、これに限られず、ワーク50の保持角度を変更可能に保持するものであればよい。
上述した実施形態では、3次元実装装置11は、塗布ヘッド32と実装ヘッド37とを備えてワーク50に塗布及び実装を行うものとしたが、これに限られず、いずれか一方の作業のみを行うものとしてもよい。
本開示の作業装置において、前記作業部は、前記作業対象箇所を水平とする前記保持角度で前記ワークが前記保持部に保持された状態で、前記所定作業を行うものとすることもできる。これにより、作業対象箇所を水平とした状態で所定作業を適切に行うことができる。
本開示の作業装置において、前記制御部は、前記保持角度に応じて異なる位置に変化する前記基準マークの位置を求め、該求めた前記基準マークの位置と前記検出した前記基準マークの位置とに基づいて前記補正値を設定するものとすることもできる。これにより、ワークの作業対象箇所毎に対応する基準マークを設けないものとしても、補正値を適切に設定することができる。このため、ワークに設ける基準マークの数を削減してワークのコストを抑えることができる。
本開示の作業装置において、前記制御部は、前記基準マークの基準位置を取得し、該取得した基準位置を前記保持角度に対応する回転行列により変換することで、前記保持角度に応じた前記基準マークの位置を求めるものとすることもできる。これにより、保持角度に応じて異なる位置に変化する基準マークの位置を簡易な処理で求めることができる。
本開示の作業装置において、前記基準マークの基準位置として、所定の基準角度状態の前記ワークにおける前記基準マークの位置を記憶する記憶部を備え、前記制御部は、前記基準角度状態の前記ワークにおける前記基準マークの位置を前記変換処理することで、前記保持角度に応じた前記基準マークの位置を求めるものとすることもできる。これにより、所定の基準角度状態における基準マークの位置から、様々な保持角度に応じた基準マークの位置を簡易な処理で求めることができる。このため、ワークに設ける基準マークの数をより削減してワークのコストを一層抑えることができる。
本開示の作業装置において、前記制御部は、前記保持角度が所定の角度範囲内で変更された場合には、前記撮像部による前記基準マークの撮像を省略し、変更前に撮像された前記画像を用いて前記保持角度の変更に応じた前記補正値を設定するものとすることもできる。これにより、保持角度が所定の角度範囲内で変更された場合には、撮像部による基準マークの撮像を省略して作業効率を向上させることができる。なお、所定の角度範囲は、所定作業の内容や求められる位置精度などに応じて、作業に影響を及ぼさない程度の角度範囲に定めることができる。
本開示の作業装置の制御方法は、基準マークが設けられた立体形状のワークに所定作業を行う作業部と、前記ワークの作業対象箇所の傾き角度に応じて前記ワークの保持角度を変更可能に前記ワークを保持する保持部と、前記保持部に前記ワークが保持された状態で前記基準マークを撮像可能な撮像部と、を備える作業装置の制御方法であって、(a)前記ワークの前記保持角度が変更されると前記基準マークを撮像するように前記撮像部を制御するステップと、(b)前記ステップ(a)で撮像された画像から前記基準マークを検出し、該検出した前記基準マークの位置に基づいて前記ワークの位置ずれを補正する補正値を設定するステップと、(c)前記ステップ(b)で設定した補正値を用いて位置補正して前記所定作業を行うように前記作業部を制御するステップと、を含むことを要旨とする。
本開示の作業装置の制御方法は、立体形状のワークの保持角度が変更されると基準マークを撮像するように撮像部を制御し、撮像された画像から基準マークを検出して、その検出した位置に基づいてワークの位置ずれを補正する補正値を設定し、設定した補正値を用いて位置補正して所定作業を行うように作業部を制御する。これにより、上述した作業装置と同様に、ワークの作業対象箇所の傾き角度に応じてワークの保持角度が変更される度に、基準マークの位置から補正値を適切に設定して所定作業を行うことができる。したがって、立体形状のワークの位置ずれを適切に補正して、所定作業の作業精度を向上させることができる。なお、この制御方法において、上述した作業装置の種々の態様を採用してもよいし、上述した作業装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本開示の3次元実装装置は、立体物である対象物を採取、配置などの処理を行う装置の技術分野に利用可能である。
10 実装システム、11 3次元実装装置、12 部品供給部、13 パーツカメラ14 マークカメラ、15 制御部、16 CPU、17 記憶部、20 支持搬送部、21 第1搬送部、22 第2搬送部、24 多関節ロボット、25 基部、26 アーム部、27 メカニカルチャック、28 駆動部、29 可動空間、30 塗布部、31 ヘッド移動部、32 塗布ヘッド、33 塗布ノズル、35 実装部、36 ヘッド移動部、37 実装ヘッド、38 採取部、40 搬送パレット、50 ワーク(立体基板)、50a 湾曲面、51〜55 対象面、56 基準マーク、60 情報処理装置、61 情報処理制御部、62 CPU、63 情報処理記憶部、64 ワークデータ、64a 3次元形状データ、64b 形成パターンデータ、64c 作業位置データ、64d 基準マーク位置データ、68 ディスプレイ、69 入力装置、P 部品。

Claims (7)

  1. 基準マークが設けられた立体形状のワークに所定作業を行う作業部と、
    前記ワークの作業対象箇所の傾き角度に応じて前記ワークの保持角度を変更可能に前記ワークを保持する保持部と、
    前記保持部に前記ワークが保持された状態で前記基準マークを撮像可能な撮像部と、
    前記傾き角度が、前回の作業対象箇所と異なる角度であるか否かを判定する判定部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記判定部が異なる角度であると判定した場合には、前記ワークの前記保持角度変更して前記基準マークを撮像するように前記撮像部を制御し、撮像された画像から前記基準マークを検出し、該検出した前記基準マークの位置に基づいて前記ワークの位置ずれを補正する補正値を設定し、該設定した補正値を用いて位置補正して前記所定作業を行うように前記作業部を制御し、
    前記判定部が異なる角度ではないと判定した場合には、前記補正値を変更せずに、該補正値を用いて位置補正して前記所定作業を行うように前記作業部を制御する
    作業装置。
  2. 請求項1に記載の作業装置であって、
    前記作業部は、前記作業対象箇所を水平とする前記保持角度で前記ワークが前記保持部に保持された状態で、前記所定作業を行う
    作業装置。
  3. 請求項1または2に記載の作業装置であって、
    前記制御部は、前記保持角度に応じて異なる位置に変化する前記基準マークの位置を求め、該求めた前記基準マークの位置と前記検出した前記基準マークの位置とに基づいて前記補正値を設定する
    作業装置。
  4. 請求項3に記載の作業装置であって、
    前記制御部は、前記基準マークの基準位置を取得し、該取得した基準位置を前記保持角度に対応する回転行列により変換することで、前記保持角度に応じた前記基準マークの位置を求める
    作業装置。
  5. 請求項4に記載の作業装置であって、
    前記基準マークの基準位置として、所定の基準角度状態の前記ワークにおける前記基準マークの位置を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記基準角度状態の前記ワークにおける前記基準マークの位置を前記変換処理することで、前記保持角度に応じた前記基準マークの位置を求める
    作業装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の作業装置であって、
    前記制御部は、前記保持角度が所定の角度範囲内で変更された場合には、前記撮像部による前記基準マークの撮像を省略し、変更前に撮像された前記画像を用いて前記保持角度の変更に応じた前記補正値を設定する
    作業装置。
  7. 基準マークが設けられた立体形状のワークに所定作業を行う作業部と、前記ワークの作業対象箇所の傾き角度に応じて前記ワークの保持角度を変更可能に前記ワークを保持する保持部と、前記保持部に前記ワークが保持された状態で前記基準マークを撮像可能な撮像部と、を備える作業装置の制御方法であって、
    (a)前記ワークの前記保持角度が変更されると前記基準マークを撮像し、前記保持角度が変更されないと前記基準マークを撮像しないように前記撮像部を制御するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で撮像された画像から前記基準マークを検出し、該検出した前記基準マークの位置に基づいて前記ワークの位置ずれを補正する補正値を設定するステップと、
    (c)前記ステップ(b)で設定した補正値を用いて位置補正して前記所定作業を行うように前記作業部を制御するステップと、
    を含む作業装置の制御方法。
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