JP6938430B2 - ナットプレート前処理用のレーザシステム - Google Patents

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Description

本開示内容、すなわち本発明は、一般に、ナットプレート前処理、特にナットプレート前処理のためのレーザシステムに関する。
ナットプレートは、多くの場合、例えば航空機、船舶などの表面上の結合場所を作るために用いられる。一例としてのナットプレートは、プレートに連結されたナットを含み、プレートは、表面に取り付けられ、ナットは、この表面(結合場所)を通るボルトを受け入れる場所を提供する。ナットプレートは、場合によっては、表面の内側上、例えば、航空機の機体または船舶の船殻の内面上に見受けられ、表面を組み立てまたは機体または船殻上に配置した後、損傷を生じさせないでナットを配置することが困難でありまたは不可能である。
ナットプレートのプレートは、多くの場合、場合によっては接着剤で表面に取り付けられ、かくして、ナットプレートのプレートが清浄であればあるほど、幾つかの場合、プレートと表面との結合部がそれだけ一層高い信頼性を持ちまたはそれだけ一層強固になる。
一実施形態によれば、システムが清浄化サイクルを実施するよう構成されたレーザを含み、清浄化サイクルは、複数のナットプレートの各々の接合面を清浄化することができるレーザビームを生じさせる操作と、第1のパスを実施して接合面の各々を清浄化する操作とを含み、レーザは、第1のパスの間、接合面に直角な軸線に対して第1の角度をなす第1の部分のところに存在する。このシステムは、複数のナットプレートを保持するよう構成されたナットプレートトレーを更に含み、各接合面は、レーザビームが清浄化サイクル中、各接合面に少なくとも一度接触することができるよう配向されている。
別の実施形態によれば、方法が複数の部品を保持するよう構成されたトレー内に複数の部品を配置するステップと、レーザからのレーザビームが清浄化サイクル中、各接合面に少なくとも一度は接触することができるよう複数の部品の各々の接合面が配向されるようにトレーを配向させるステップとを含む。この方法は、清浄化サイクルを実施するステップを更に含み、清浄化サイクルを実施するステップは、レーザによって、複数のナットプレートの各々の接合面を清浄化することができるレーザビームを生じさせるステップと、第1のパスを実施して接合面の各々を清浄化するステップとを含み、レーザは、第1のパスの間、接合面に直角な軸線に対して第1の角度をなす第1の位置に存在する。
ある特定の実施形態の技術的利点は、清浄なナットプレートへの他の部品、特にナットプレートおよび他の部品上の清浄な接合面を得るシステムおよび方法を含む場合がある。清浄な接合面を得ることによって、部品、例えばナットプレートを特に接着剤が接合面に塗布される場合、表面により確実に取り付けることができる。加うるに、本発明のシステムおよび方法は、他のシステムおよび方法と比較して、多数の部品、例えばナットプレートを同時により効率的にかつ/あるいは迅速に清浄化することができる。さらに、部品、例えばナットプレートは、汚染を避けるために、高価な特別の包装状態で、例えば真空封止アルミニウムパウチに入れた状態で製造業者に送られる場合が多い。本発明のある特定の実施形態を用いることによって、高価な特別の包装材の使用の必要性を軽減することができ、かくしてナットプレートのコストが減少する。
他の技術的利点は、以下の図、説明、および特許請求の範囲の記載から当業者には容易に明らかであろう。さらに、特定の利点を上記において列記したが、種々の実施形態は、列記した利点のうちの全て、何割かを含み、あるいはこれら利点を含まない場合がある。
本発明およびその利点のより完全な理解を得るため、次に、添付の図面と関連して行われる以下の説明を参照する。
特定の実施形態による例示のナットプレートおよび表面を示す図である。 特定の実施形態による例示のナットプレートおよび表面を示す図である。 特定の実施形態によるナットプレートを清浄化する例示のレーザシステムを示す図である。 特定の実施形態に従って図2のレーザシステムのある特定のコンポーネントの例を示すとともにナットプレートを清浄化するための多数のパスの実施のやり方を示す図である。
日々の生活において、ナットプレートは、多くの場合、例えば航空機、船舶などの表面上に結合場所を作るために用いられている。一例としてのナットプレートは、プレートに連結されたナットを含み、プレートは、表面に取り付けられ、ナットは、この表面(結合場所)を貫通するボルトを受け入れる場所を提供する。ナットプレートは、場合によっては、表面の内側上、例えば、航空機の機体または船舶の船殻の内面上に見受けられ、表面を組み立てまたは機体または船殻上に配置した後、ナットを配置することが困難でありまたは不可能である。ナットプレートのプレートは、多くの場合、場合によっては接着剤で表面に取り付けられ、かくして、ナットプレートのプレートが清浄であればあるほど、幾つかの場合、プレートと表面との結合部がそれだけ一層高い信頼性を持ちまたはそれだけ一層強固になる。
本発明のある特定の実施形態は、ナットプレート表面、例えばナットプレート接合面を清浄化するシステムおよび方法に関する。ナットプレートの接合面は、一般に、別の表面への継手または取り付け部の一部をなす表面である。例えば、接着剤を場合によっては、ナットプレートの接合面上に配置し、次に接合面をナットプレートが結合される表面に圧着させる。
本発明のある特定の実施形態によれば部分的にまたは全体的に自動化される場合のあるレーザ清浄化は、他の技術、例えばグリットブラスト仕上げまたはサンダー仕上げよりもより徹底して接合面を清浄化するのを助けることができる。例えば、ナットプレートをナットプレートトレー内に配置してナットプレートの接合面がレーザの方へ差し向けられるようにするのが良い。次に、レーザは、1つまたは2つ以上のパスの間、ナットプレートトレーに対してパターンをなして動きながらレーザビームをトレー内のナットプレートのアレイに向かって放出するのが良い。レーザがナットプレートの接合面に接触すると、レーザは、接合面を清浄化する(例えば、接合面から汚染物を除去する)。
ある特定の実施形態の技術的利点は、清浄なナットプレートへの他の部品、特にナットプレートおよび他の部品上の清浄な接合面を得るシステムおよび方法を含む場合がある。清浄な接合面を得ることによって、ナットプレートを特に接着剤が接合面に塗布される場合、表面により確実に取り付けることができる。加うるに、本発明のシステムおよび方法は、他のシステムおよび方法と比較して、多数のナットプレートを同時により効率的にかつ/あるいは迅速に清浄化することができる。本発明のある特定の実施形態を用いることによって、高価な特別の包装材の使用の必要性を軽減することができ、かくしてナットプレートのコストが減少する。他の技術的利点は、以下の図、説明、および特許請求の範囲の記載から当業者には容易に明らかであろう。さらに、特定の利点を上記において列記したが、種々の実施形態は、列記した利点のうちの全て、何割かを含み、あるいはこれら利点を含まない場合がある。
図1Aおよび図1Bは、本発明の例示のナットプレート102および表面112を示している。幾つかの実施形態では、ナットプレート102は、表面112に接合され、1本または2本以上のボルト、ねじ、リベット、または他の締結具が表面112とナットプレート102の両方を貫通してナットプレート102のナット104に取り付けられることができ、かくして表面112を定位置にまたは別の表面もしくはコンポーネントに取り付け、固定し、または違ったやり方でくっつけることができるようになっている。特定の実施形態では、ナットプレート102は、ナット104およびプレート106を含み、この場合、プレート106は、接合面108を有する。加うるに、幾つかの実施形態では、ナットプレート102は、ナット104およびプレート106を貫通したウォーム110を有する。
ナットプレート102は、一般に、ナット、例えばナット104を表面、例えば表面112上に位置決めしまたはこれに密接して位置決めすることができるコンポーネントである。ナットプレート102は、ある特定の実施形態では、プレート106およびナット104を含み、この場合、ナットプレート102は、表面、例えば表面112に接合面108のところでのプレート106と表面112との連結により取り付けられる。例えば、接着剤をプレート106と表面112との間に配置するのが良く、その結果、プレート106(およびかくしてナットプレート102)は、表面112に結合されるようになる。任意適当な形態の任意適当なナットプレートが想定される。例示として、6/16インチ、5/16インチ、4/16インチ、3/16インチなどのボルトを受け入れるナットを備えたナットプレートを用いるのが良い。追加の例としては、開放型のナットプレートおよびドーム形ナットプレートが挙げられる。
ナット104は、一般に、締結具、例えばボルト、ねじ、リベットなどの取り付け/締結のための場所としての役目を果たす。本明細書で用いられる「ナット」という用語は、締結具のための任意適当な場所であって良く、例えば、円筒形/円形、直線状または六角形の開口部を備えたコンポーネントであり、かかる開口部により、締結具がこの開口部を少なくとも部分的に通ってナットに取り付けられることができる。例えば、ナット104は、ボルトまたはねじのためのねじ山をその内面上に有するのが良い(図1のこの領域は、ウォーム110で満たされている)。例示のナットプレート102では、ナット104は、任意適当な手段、例えば溶接、圧力嵌め、接着剤の使用などによってプレート106に取り付けられる。幾つかの実施形態では、ナット104は、ナット104が自由に浮動状態にあることができるような仕方で(例えば、ナット104がある特定の許容誤差に対応するよう限定された量回転しまたは傾動することができるよう)プレート106に結合されている。ある特定の実施形態では、ナット104のフェースまたは一部分がプレート106の一部分を貫通するのが良く(例えば、ナット104のフェースがプレート106と面一をなすように)、その結果、ナット104の表面または一部分は、接合面またはこれよりも広い接合面(例えば、接合面108)の一部である。ナット104は、任意適当な材料で構成でき、例えば、鋼、アルミニウム、または他の金属、金属合金、ポリマー、セラミックなどで作られる。
プレート106は、一般に、ナットを、104を取り付けることができる表面および表面(例えば、表面112)をナットプレート102に取り付けることができる表面となる。例示の実施形態では、プレート106は、締結具がプレート106を通ってナット104に接触することができるようにするナット104の開口部と中心が一致しまたは違ったやり方でこの開口部の上に位置する開口部を有するのが良い。プレート106は、任意適当な材料、例えば、鋼、アルミニウム、または他の金属、金属合金、ポリマー、セラミックなどで構成できる。
接合面108は、一般に、別の表面、例えば表面112に取り付けられるプレート106の表面である。接合面108は、任意適当な手段、例えば接着剤、溶接、圧力嵌めなどによって表面112に取り付け可能である。ある特定の実施形態では、接合面108は、強力な結合部(例えば、接着剤の使用による)がプレート106と表面112との間に生じることができるよう清浄なまたは汚れのない状態であるべきである(例えば、その表面上には汚染物がほとんどないようにすべきである)。接合面108は、ある特定の実施形態では、ナット104のうちの幾分か、例えばプレート106の一部分を貫通して突き出たナット104のフェースを含むのが良い。幾つかの実施形態では、接合面108が清浄であれば清浄であるほど、プレート106を介するナットプレート102と表面112との間の結合部がそれだけいっそう強固になる。
ウォーム110は、一般に、ナットプレート102を操作する能力を提供するとともにナット104の内面(例えば、締結具がナット104に締結される場所)を清浄にかつデブリまたは他の汚染物のない状態に保つ。例えば、ウォーム110は、プレート106の先に延びるのが良く、そして表面112に設けられた開口部を通り、オペレータまたは装置がウォーム110をつかんでこれを表面112の開口部中に更に引き込むことができ、それにより接合面108を表面112上に着座させるとともに表面112、プレート106およびナット104の開口部を整列させる。ウォーム110はまた、幾つかの実施形態では、ナット104の下に延びるのが良い。ある特定の実施形態では、ナットプレート102を表面112にいったん取り付けると、ウォーム110をナットプレート102から取り外すのが良く、かくしてナット104の内面が露出されるとともに締結具をナット104に締結することができる。加うるに、幾つかの実施形態では、ウォーム110は、デブリ、油、および他の汚染物をナット104の内面から離しておくことによってナット104の内面(例えば、ボルトのためのねじ山)を清浄に保つ。ウォーム110は、任意適当な物質、例えばシリコーン、ゴム、ポリマー、ワックスなどで構成できる。
表面112は、一般に、ナットプレート102を取り付けることができる任意の表面である。ある特定の実施形態では、表面112は、締結具を挿通させることができる開口部を有するのが良く、ナットプレート102をプレート106およびナット104の開口部が表面112の開口部と整列するよう表面112に取り付けることができる。かかる実施形態では、締結具は、表面112、プレート106を通り、ナット104を少なくとも部分的に通ることができ、そしてナット104に締結可能である。例示の実施形態では、表面112は、ボルトのための開口部を備えた航空機翼の外側パネルであるのが良く、ナットプレート102を航空機翼の内部に取り付けることができ、その結果、ナットプレート102をボルトが表面112を通って翼の外側からナットプレートにねじ込みまたはねじ戻したりすることができるよう航空機翼の内部に取り付けることができる。
図2は、特定の実施形態に従ってナットプレートを清浄化する例示のレーザシステム200を示している。一般に、レーザシステム200は、ナットプレートを表面、例えば図1の表面112に取り付ける前にナットプレートを前処理するためにナットプレートの接合面、例えば接合面108を清浄化する。例えば、レーザシステム200は、ナットプレートの接合面を清浄化しまたは違ったやり方でかかる接合面から汚染物を除去することができ、このことは、レーザアブレーションと呼ばれる場合があり、その結果、接着剤を清浄化された接合面上に配置することができ、そして接合面に容易にまたは強くくっつくことができる。幾つかの実施形態では、レーザシステム200は、ドア204を備えた容器202を含み、この場合、容器202の内側では、ナットプレート102を保持するナットプレートトレー206がコンベヤ208上に載り、レンズ212を備えたレーザ210がナットプレート102から距離214を置いたところでナットプレート102に向く。加うるに、レーザシステム200は、コントローラ216および端末218を含む。
容器202は、一般に、レーザシステム200(ナットプレートレーザ清浄化システムとも呼ばれている)のコンポーネントのうちの幾つかまたは全てを収容し、しかも、ある特定の実施形態では、システム200のオペレータをレーザ210への潜在的に危険な暴露からほぼする。容器202は、任意適当な材料、例えば、金属、ポリマー、ガラスなどで構成でき、そして不透明であっても良く、透明であっても良く、半透明であっても良く、またはこれらの任意の組み合わせであっても良い。
容器202は、幾つかの実施形態では、ドア204を有し、この場合、ドア204は、容器202の内部への接近を可能にする(例えば、ナットプレートを容器202内に収納しまたは容器202から取り出すことができる)とともにオペレータをドア204が閉じられたときにレーザ210から保護することによってレーザシステム200の安全性を高める。ドア204は、任意適当な材料、例えば、金属、ポリマー、ガラスなどで構成でき、そして不透明であっても良く、透明であっても良く、半透明であっても良く、またはこれらの任意の組み合わせであっても良い。
ある特定の実施形態では、容器202は、容器202内に完全または部分真空を作る(または違ったやり方で減圧する)真空システムを収容するのが良くまたはこれに連結されるのが良い。かかる真空システムは、空気、ダスト、および降ってナットプレート102上にたまり、散乱し、または違ったやり方でレーザ210を妨害する場合があり、あるいは清浄化中、接合面と化学的に反応する場合のある他の物質を除去することができる。
ナットプレートトレー206は、一般に、レーザ清浄化プロセス中、ナットプレート102を保持する。ある特定の実施形態では、ナットプレートトレー206は、特定形状のナットプレートを保持するよう構成されている。ナットプレートトレー206は、特定のナットプレート形式/形状向きにカスタマイズされるのが良く、または例えば、ナットプレート102を安定した状態に保持するためにかつ接合面108がレーザ210またはレーザレンズ212から特定の距離を置いたところに位置するよう種々のナットプレート形式/形状向きの互いに異なるカスタマイズされたインサートを収容するのが良い。例えば、ナットプレートトレー206は、1つまたは2つ以上の形状または形式(例えば、開放型またはドーム)の16個のナットプレートを4×4配置状態で保持することができるのが良い。また、ナットプレートトレー206により、幾つかの実施懈怠では、ウォーム110およびナットプレート102のナット104がナットプレート206の下に延びることができる。ある特定の実施形態では、ナットプレート102の接合面108がレーザ210の方へ向く(差し向けられる)ようナットプレートを保持するような構成になっている。さらに、ナットプレートトレー206は、幾つかの実施形態では、ナットプレート102の接合面108をレーザレンズ212から特定の距離214(例えば、レンズ212の焦点距離)のところに保持することができ、その結果、例えば、レーザ210(例えばレーザ210によって生じたレーザビーム)は、レンズ212を用いながら所与の出力の場合、レーザレンズ212と接合面108との間の距離のところでその最大強度(またはその最大強度からその1%以内、2%以内、5%以内、10%以内、25%以内、50%以内など)の状態にある。互いに異なる高さのナットプレートトレー206を用いると、ある特定の実施形態では、例えば、レンズ212の焦点距離に近づけるよう距離214を変更することができる。ナットプレートトレー206は、任意適当な材料、例えば、金属、ポリマーなどで構成でき、しかも任意適当な手段で製作でき、例えば到来しているまたは到来するようスケジュール設定されているナットプレートの新たなバッチに応答して3Dプリンタによって動的に製作可能である。
ある特定の実施形態では、ナットプレートトレー206は、レーザ210によって生じたレーザビームが清浄化サイクル中、各接合面に少なくとも一度は接触することができるようナットプレート102の各接合面が配向されるようにナットプレート102を保持するよう構成されるのが良い。清浄化サイクルは、レーザシステム200の任意の数のコンポーネントの任意の回数の運動、例えばレーザ210が動くとともに/あるいはナットプレート206が動く(例えば、コンベヤ208を介して)ことによって得られるレーザ210の多数のパスを含むのが良く、その結果、レーザ210は、多数のナットプレートを清浄化する。
コンベヤ208は、一般に、清浄化中、ナットプレートトレー206を動かして多数のナットプレート102を清浄化するのを助ける。例えば、幾つかの実施形態では、コンベヤ208は、ナットプレートトレー206を1つまたは2つ以上の方向に動かしてレーザ210からのレーザビームがナットプレートトレー206内のナットプレート102の多数の(または全ての)接合面108に接触してこれらを清浄化するようにする。ある特定の実施形態では、コンベヤ208は、ナットプレート206をXおよびY方向(2D)に並進させて接合面108とレンズ212との間の距離214(例えば、レンズ212の焦点距離)が多数のナットプレート102について一定であるようにし、それにより、ナットプレート102を清浄化する一貫性および有効性を高めることができる。幾つかの実施形態では、コンベヤ208は、ナットプレートトレー206をZ方向に動かすことができまたはどの方向にも動かさないようにすることができる。コンベヤ208は、幾つかの実施形態では、コントローラ216からの命令に従ってナットプレートトレー206を動かすことができる。コンベヤ208がナットプレートトレー206を動かしている間(または、静止状態のままでいる間)、レーザ210は、静止状態のままであって良くまたはX方向、Y方向、またはZ方向に動いても良い。
レーザ210は、一般に、ナットプレート102、特に接合面108の方へ差し向けられたレーザ(レーザビームとも記載される)を生じさせる。レーザ210によって生じたレーザビームは、ある特定の実施形態では接合面108に当たって接合面210から何割かのまたは全ての汚染物を除去する。ナットプレート接合面108をレーザで清浄化するプロセスは、レーザアブレーションの一形態と呼ばれる場合がある。ある特定の実施形態では、レーザ210は、接合面108に直角でありまたは接合面108に対して任意の適当な角度をなすレーザビームを生じさせる。レーザ210はまた、同一または異なる角度で同一のナットプレートのところに多数回のパスを行うことができる(例えば、レーザ210が動くことにより、ナットプレートトレー206が動くことによりまたはこれらの両方が行われることによって)。図3は、レーザ210の多数回のパスが互いに異なる角度で起こる例示の実施形態を記載している。
例示の実施形態では、レーザ210は、1064nm(ナノメートル)の波長を持つレーザビームを生じさせるNd:YAG(ネオジウムをドープしたイットリウムアルミニウムガーネット)のクラス1またはクラス4レーザであり、ただし、任意形式、任意クラス、または任意波長の任意適当なレーザを用いてもナットプレート102(例えば、接合面108)を清浄化することができる。例えば、適当なレーザビームは、100nm〜7,000nm、500nm〜3,000nm、800nm〜2000nm、1000nm〜1200nm、1000nm〜1100nm、1050nm〜1075nm、または任意他の適当な範囲の波長を有することができる。
レーザ210によって生じるレーザビームは、任意適当な形式のレーザビームであって良い。例えば、レーザビームは、パルスレーザであっても良い。本発明のある特定の実施形態は、レーザ210によって生じたレーザビームの特性、例えばマーク速度(レーザがある領域を横切って前後にどれくらい速く動くか)、角度、強度、ビーム幅、パルス周波数などの使用または改変を想定している。ある特定の実施形態では、コントローラ216は、自動的にまたはユーザ入力に基づいて何割かのまたは全てのレーザ特性を制御する。他の実施形態では、レーザ特性またはレーザ位置を手動で操作することができる。
幾つかの実施形態では、レーザ210は、ナットプレート102またはナットプレートトレー206に対して空間内で動くことができる。例えば、レーザ210は、X方向、Y方向、Z方向、またはこれら方向の任意の組み合わせの方向に動くことができる場合がある。加うるに、レーザ210は、任意の角度で傾動することができる。ある特定の実施形態では、レーザ210の動きは、コントローラ216によって制御される。レーザ210は、ある特定の実施形態では、1つまたは2つ以上の角度をなしかつ1つまたは2つ以上の回数で(1回または2回以上のパスで)ナットプレートトレー206を横切って動くことができる(この動きは、傾動を含む場合がある)。レーザ210は、接合面108に向かって下方に向けられるのが良いが、レーザ210および接合面108の任意の向きが想定され、例えば、レーザ210は、図2のX‐Z平面上に設けられたナットプレートトレーの方へY方向に向けられる。レーザシステム200の他の全てのコンポーネントを互いに対して動かして任意適当なセットアップに対応することができる。
レンズ212は、一般に、レーザ210から放出されたレーザビームを合焦させる。ある特定の実施形態では、レンズ212は、レンズ212から見て遠くに位置する焦点距離のところでレンズを通過したレーザ210によって生じるレーザビームがレーザ210からの任意所与の出力の場合に最大強度(単位面積あたりのエネルギー)を有するような焦点距離を有する。したがって、レンズ212から離れた焦点距離(この場合、距離214は、レンズ212の焦点距離に等しい)のところに位置する接合面108は、ある特定の実施形態では、最大強度の状態にあるレーザ210によって生じたレーザビームに当たる。幾つかの実施形態では、距離214は、かかる焦点距離のところに位置するのが良くまたはこの焦点距離からその1%以内、2%以内、5%以内、10%以内、25%以内、50%以内などにあるのが良い。レンズ212は、ある特定の実施形態では、例えばレーザ210への螺着によってレーザ210に連結される。互いに異なるレンズが互いに異なる焦点距離を有するのが良い。一実施例では、330mmレンズを用いるのが良く、ただし、任意適当なサイズ(例えば、100mm〜1000mm、200mm〜500mm、300mm〜400mmなど)の任意適当なレンズを用いることができる。
距離214は、一般に、レンズ212とレーザ210によって生じたレーザビームと接触状態にある接合面108との間の距離である。換言すると、距離214は、一般に、レーザ210からのレーザビームが(1)表面(例えば、接合面108)に接触する箇所と(2)レンズ212との間の距離である。特定の実施形態では、距離214は、接合面108の十分なまたは最適な清浄化を可能にするよう選択される。ある特定の実施形態では、距離214は、レンズ212の焦点距離に等しいのが良く、かかる距離214のところでは、レンズ212を通過したレーザビームは、その最大強度の状態にある。距離214は、任意適当な距離であって良く、例えば、レンズ212の焦点距離からその1%以内、2%以内、5%以内、10%以内、25%以内、50%以内などであって良い。距離214は、時間の変化につれて変化するのが良く、レーザ210およびナットプレートトレー206の配置場所、ナットプレートトレー206の高さ、およびコンベヤ208の位置は、この距離214に影響を及ぼす場合がある。
コントローラ216は、一般に、レーザシステム200のコンポーネントのうちの幾つかまたは全てを制御する。例えば、コントローラ216は、レーザ214の位置(角度を含む)、コンベヤ208(およびナットプレートトレー206)の位置、レーザ210および/またはコンベヤ208の速度、レーザ210および/またはコンベヤ208の運動パターン、レーザ210により生じるレーザビームの特性、またはレーザシステム200の任意他のコンポーネントの特性を制御することができる。コントローラ216は、任意適当な形式のプロセッサおよび/またはメモリを含むのが良く、かかる形式としては、非一過性コンピュータ可読媒体の種類が挙げられる。かかるプロセッサおよびメモリリソースは、コントローラ216の内部、レーザシステム200の他のコンポーネントの内部、またはレーザシステム200の外部にネットワークリソース(例えば、プライベートネットワーク、パブリックネットワーク、またはクラウドコンピューティングリソース)として局所的に配置されるのが良い。コントローラ216は、レーザシステム200のコンポーネントを制御するソフトウェア(例えば、プログラム)を更に含むのが良い。かかるソフトウェアを、端末218を介してまたはネットワークを介してインストールし、モディファイし、操作し、または対話することができる。
端末218は、一般に、コントローラ216用の入力/出力装置として働く。例えば、端末218は、ディスプレイスクリーンおよびユーザがレーザシステム200の状態を見て指令をレーザシステム200にエンターすることができるキーボードを含むのが良い。ある特定の実施形態では、端末218は、コントローラ216を制御しまたは作動させるよう使用できる。端末218は、特定の実施形態では、コンピュータ、例えばラップトップ型、デスクトップ型、タブレット型、サーバー型、PDA型、スマートフォン型、または任意他の適当な形式の装置であって良い。ある特定の実施形態では、端末218は、コントローラ216によって使用されるプロセッサおよびメモリリソースのうちの幾つかまたは全てを含むことができる。
図3は、図2のレーザシステム200のある特定のコンポーネントの一例を示す一方で、特定の実施形態に従ってナットプレートトレー102を清浄化するために多数回のパスを実施する仕方を示している。具体的に説明すると、図3は、2回のパスを角度θ1,θ2でナットプレートを横切って実施するレーザ210を示している。
ナットプレート102は、この例示の実施形態では、コンベヤ208上に載っているナットプレートトレー206によって保持された状態で示されている。ナットプレート1−2は、レンズ212を備えたレーザ210によって清浄化されているプロセスの状態にある接合面108を有する。
この実施例では、レーザ210は、2つのパスを行う状態で示されており、第1のパスは、角度θ1を有する第1の位置のところにあり、第2のパスは、角度θ2を有する第2の位置のところにある。一般的に言って、任意の角度(0°を含む)を有する任意の位置にある単一のパスは、陰影効果を生じさせることができ、例えばウォーム110は、レーザ210により生じたレーザビームと接合面108との間に来、それにより、レーザ210によっては清浄化されない領域(陰影領域302)が生じる。この陰影効果を減少させまたはなくすため、レーザ210は、互いに異なる位置で(例えば、θ1およびθ2で)接合面108上に多数回のパスを行うのが良く、その結果、接合面108のうちの1回だけのパスを完了した場合よりも多くの領域または全てがレーザ210によって少なくとも一度清浄化されるようになる。互いに異なる位置での、例えば互いに異なる角度を有するかかる多数回のパスは、陰影効果および陰影領域302を減少させまたはなくすことができる。
角度θ1,θ2は、任意適当な軸線、例えば図3に示されているX軸、Y軸、またはZ軸に対するかつ任意適当な平面における角度の尺度を記載していると言える。例えば、図3の例示の実施形態では、θ1,θ2は、Z‐Y平面に沿うZ軸(接合面108に垂直でありかつレーザビームが接合面に出会う場所に位置する)から測定される。角度θ1,θ2は、0°を含む任意適当な角度であって良く、これら角度は、特定のパス相互間における特定のパスの間、経時的に変化するのが良い。
ある特定の実施形態では、例えば、図2のレーザシステムは、ナットプレートトレー206によって保持されたナットプレート102の接合面108を横切るレーザ210の1回または2回以上のパスを含む清浄化サイクルを実施することができる。幾つかの実施形態では、ナットプレートトレー206は、各ナットプレート102の接合面が清浄化サイクル中、レーザ210の同一のパス上であれ、レーザ210の1つの異なるパス上であれ、どちらにせよ、清浄化サイクル中、少なくとも一度清浄化するためにレーザ210によって生じたレーザビームによって接近可能であるようにナットプレート102を保持する。
図3は、特定の実施形態を記載しているが、任意の角度を含む任意の位置を有するレーザ210(または多数のレーザ)の任意回数のパスが想定される。
ナットプレート102の接合面108の清浄化についてレーザシステム200の特定の実施形態を説明したが、レーザシステム200の他の実施形態を用いて任意他の適当な部品(例えば、代表的には研磨作用で清浄化される表面を備えた小さな部品)の接合面を清浄化することができる。例えば、レーザシステム200の幾つかの実施形態は、例えばラジアス(radius)ブロック、シム、クリックボンドスタッド、ブラケットなどを清浄化するために使用できる。かかる実施形態では、トレー206は、清浄化中、部品を安定状態に保持するためにかつかかる部品の接合面がレーザ210またはレーザレンズ212から特定の距離を置いたところに位置するよう特定の部品の形状に合わせてカスタマイズされるのが良い。
本明細書で用いられる「各々」という用語は、集合の各要素または集合に含まれる部分集合の各要素を意味している。さらに、本明細書で用いられる「または」という用語は、必ずしも排他的ではなく、別段の明示の指定がなければ、ある特定の実施形態では包括的であって良く、そして「および/または」を意味するものと理解されるのが良い。同様に、本明細書において用いられる「および」という用語は、必ずしも包括的であるというわけではなく、そして別段の明示の指定がなければ、ある特定の実施形態では包括的であっても良く、そして「および/または」を意味するものと理解される場合がある。
本発明の範囲は、本明細書において説明しまたは図示した例示の実施形態に対して、当業者であれば想到できるあらゆる変更、置換、変形、代案、および改造を含む。本発明の範囲は、本明細書において説明しまたは図示した例示の実施形態には限定されない。さらに、本開示内容は、特定のコンポーネント、要素、機能、作用、またはステップを含むものとして本明細書においてそれぞれの実施形態を説明するとともに図示しているが、これら実施形態のうちの任意のものは、当業者であれば想到できる本明細書のどこか他の場所で説明しまたは図示したコンポーネント、要素、機能、作用、またはステップのうちの任意のものの任意の組み合わせまたは順列を含むことができる。さらに、特許請求の範囲において特定の機能を実行するようになっており、特定の機能を実行するよう配置されており、特定の機能を実行することができ、特定の機能を実行するよう構成されており、特定の機能を実行するようイネーブルにされており、特定の機能を実行するよう動作でき、または特定の機能を実行するよう作用する装置もしくはシステムまたは装置もしくはシステムのコンポーネントに言及した場合、これは、その特定の機能が起動化され、オンにされ、またはロック解除されるかどうかにかかわらず、その装置、システム、コンポーネントを含み、ただし、装置、システム、またはコンポーネントがそのようになっており、そのように配置されており、そのように可能であり、そのように構成され、そのようにイネーブルにされ、そのように動作でき、またはそのように作用することを条件とする。
102 ナットプレート
104 ナット
106 プレート
108 接合面
110 ウォーム
112 表面
200 レーザシステム
202 容器
206 ナットプレートトレー
208 コンベヤ
210 レーザ
212 レンズ
216 コントローラ
218 端末

Claims (11)

  1. 方法であって、
    操作用ウォームを複数の部品の各々に配置するステップと、
    前記複数の部品を保持するよう構成されたトレー内に前記複数の部品を配置し、各操作用ウォームが前記トレーを通って延びるようにするステップを含み、
    レーザからのレーザビームが清浄化サイクル中、各接合面に少なくとも一度は接触することができるよう前記複数の部品の各々の接合面が配向されるよう前記トレーを配向させるステップを含み、
    前記清浄化サイクルを実施するステップを含み、前記清浄化サイクルを実施するステップは、
    前記レーザによって、前記複数の部品の各々の接合面を清浄化することができる前記レーザビームを生じさせるステップと、
    第1のパスを実施して前記接合面の各々を清浄化するステップであって、前記レーザは、前記第1のパスの間、前記接合面に直角な軸線に対して第1の角度をなす第1の位置に存在するステップと、
    前記第1のパスの間、コンベヤによって、前記トレーを動かすステップであって、前記コンベヤはコントローラから受けた命令に応答してX方向、Y方向、Z方向に動くように構成されており、前記トレーは前記コンベヤ上に配置されているステップと、を含む、方法。
  2. 前記清浄化サイクルを実施する前記ステップは、第2のパスを実施して前記接合面の各々を清浄化するステップを更に含み、前記レーザは、前記第2のパスの間、前記接合面に直角な軸線に対して第2の角度をなす第2の位置に存在し、
    前記第1の角度は、前記第2の角度とは異なっている、請求項記載の方法。
  3. 前記第1のパスの間、前記レーザを動かすステップであって、前記レーザは前記コントローラから受けた命令に応答してX方向、Y方向、Z方向に動くと共に任意の角度で傾動するように構成されているステップを更に含む、請求項記載の方法。
  4. レンズが、前記レーザビームが前記レンズを通過するよう前記レーザに取り付けられ、前記レンズは、焦点距離を有し、
    前記レンズと前記レーザビームが前記接合面のうちの1つに接触する箇所との間の距離は、前記焦点距離からその10パーセントの範囲内にある、請求項記載の方法。
  5. 前記複数の部品は、
    複数のラジアスブロック、
    複数のシム、
    複数のクリックボンドスタッド、または
    複数のブラケットを含む、請求項記載の方法。
  6. 前記レーザは、800nm〜2000nmの波長を有するレーザビームを生じさせるよう構成されている、請求項記載の方法。
  7. 1つまたは2つ以上の非一過性コンピュータ可読媒体であって、論理を含み、前記論理は、操作を実施するよう動作可能な1つまたは2つ以上のプロセッサによって実行されると、
    複数のナットプレートを保持するよう構成されたナットプレートトレーであって、前記複数のナットプレートのそれぞれを貫通して配置されたナットプレートウォームが存在し、各々のナットプレートウォームが前記ナットプレートトレーを通って延びるナットプレートトレーを、レーザからのレーザビームが清浄化サイクルの間、各接合面に少なくとも一度接触することができるよう前記複数のナットプレートの各々の接合面が配向されるよう配向させる操作を含み、
    前記清浄化サイクルを実施する操作を含み、前記清浄化サイクルを実施する操作は、
    前記レーザによって、複数のナットプレートの各々の接合面を清浄化することができる前記レーザビームを生じさせる操作と、
    第1のパスを実施して前記接合面の各々を清浄化する操作であって、前記レーザは、前記第1のパスの間、前記接合面に直角な軸線に対して第1の角度をなす第1の位置に存在する操作と、
    前記第1のパスの間、コンベヤによって、前記ナットプレートトレーを動かすステップであって、前記コンベヤはコントローラから受けた命令に応答してX方向、Y方向、Z方向に動くように構成されており、前記ナットプレートトレーは前記コンベヤ上に配置されている操作と、を含む、非一過性コンピュータ可読媒体。
  8. 前記清浄化サイクルを実施する前記操作は、第2のパスを実施して前記接合面の各々を清浄化する操作を更に含み、前記レーザは、前記第2のパスの間、前記接合面に直角な軸線に対して第2の角度をなす第2の位置に存在し、
    前記第1の角度は、前記第2の角度とは異なっている、請求項記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
  9. 前記コンピュータ可読媒体は更に、実行されると、前記第1のパスの間、前記レーザを動かす操作を含む操作を実行するよう動作可能であり、前記レーザは前記コントローラから受けた命令に応答してX方向、Y方向、Z方向に動くと共に任意の角度で傾動するように構成されている、請求項記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
  10. レンズが、前記レーザビームが前記レンズを通過するよう前記レーザに取り付けられ、前記レンズは、焦点距離を有し、
    前記レンズと前記レーザビームが前記接合面のうちの1つに接触する箇所との間の距離は、前記焦点距離からその10パーセントの範囲内にある、請求項記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
  11. 前記レーザは、800nm〜2000nmの波長を有するレーザビームを生じさせるよう構成されている、請求項記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
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