JP6938124B2 - セルフランドリーシステム - Google Patents

セルフランドリーシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6938124B2
JP6938124B2 JP2016171580A JP2016171580A JP6938124B2 JP 6938124 B2 JP6938124 B2 JP 6938124B2 JP 2016171580 A JP2016171580 A JP 2016171580A JP 2016171580 A JP2016171580 A JP 2016171580A JP 6938124 B2 JP6938124 B2 JP 6938124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laundry
user
mobile terminal
user terminal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016171580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018033823A (ja
Inventor
健太郎 高梨
健太郎 高梨
Original Assignee
健太郎 高梨
健太郎 高梨
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=61566723&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP6938124(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 健太郎 高梨, 健太郎 高梨 filed Critical 健太郎 高梨
Priority to JP2016171580A priority Critical patent/JP6938124B2/ja
Publication of JP2018033823A publication Critical patent/JP2018033823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6938124B2 publication Critical patent/JP6938124B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

本発明は、セルフランドリーシステムに係り、詳しくはユーザの利便性向上等を実現する技術に関する。
コイン決済式のセルフランドリー(いわゆる、コインランドリー)に来店したユーザは、金銭投入機に硬貨を投入した後、洗濯機や乾燥機に付設された各種の設定ボタンや起動ボタンを操作し、衣類の量や種類に応じた洗濯や乾燥を行わせる(特許文献1参照)。
ユーザは、洗濯機や乾燥機の運転終了を待つ間、外部の商店や飲食店に出向いて買い物や食事をすることがある(特許文献2参照)。
特開2001−129300号公報 特開2006−262942号公報
コインランドリーには、以下に列挙するように、改善すべき種々の問題があった。
ユーザは、コイン投入部の詰まり等によって洗濯機や乾燥機が作動しない場合、店内電話で設置者に返金等を要求するが、このようなクレーム対応には多大な労力と時間が費やされる。
洗濯機や乾燥機に比較的大量のコインがたまるため、窃盗等の被害にあう虞がある。
女性のユーザは、乾燥中の下着等を蓋のガラス窓から覗かれたり、盗まれたりする懸念があるため、乾燥機が運転している間は店外に出にくい。
店外にいるユーザは、洗濯や乾燥の終了を知ることができないため、放置される時間が長くなってランドリー機器の稼働率が低下する。
本発明者は、これらの問題を解決すべく、携帯端末に専用のアプリケーションソフトウェアを導入させることで、ユーザがランドリー機器の各種操作を携帯端末で行えるようにするとともに、洗濯や乾燥の終了時に携帯端末に通知するシステムを考えた。
しかしながら、このようなシステムにおいても、大規模なコインランドリーでは多数のランドリー機器を多数のユーザが同時並行的に扱うため、携帯端末への入力ミス等によって同一のランドリー機器を複数のユーザが操作しようとする等の虞があった。
本発明は、上記状況に鑑みなされたものであり、ユーザの利便性向上等を実現するセルフランドリーシステムを提供することを目的とする。
本発明のセルフランドリーシステムは、ランドリー店舗内に設置され、洗濯機能と乾燥機能との少なくとも一方を有するとともに、それぞれに固有の識別コードが付された複数のランドリー機器と、利用者の携帯端末との間で通信を行い、その通信結果に応じて前記ランドリー機器を運転制御する制御装置とを備えたセルフランドリーシステムであって、前記制御装置は、前記識別コードを読み込んだ携帯端末からの識別信号に基づき、当該携帯端末を所持した利用者と前記ランドリー機器の一つとを紐付ける紐付手段と、前記携帯端末からの運転要求信号に基づき、当該携帯端末に紐付けられたランドリー機器に作動指令を出力する作動指令出力手段とを有する。
好適には、前記携帯端末と前記制御装置との通信がインターネットを経由してなされる。
好適には、前記携帯端末をインターネットに接続させる無線LANが前記ランドリー店舗に設置された、請求項1または請求項2に記載のセルフランドリーシステム。
好適には、前記ランドリー機器は、蓋をロックするロック手段を有し、前記制御装置は、前記携帯端末からの蓋ロック要求に基づき、前記ランドリー機器に蓋ロック指令を出力するロック指令手段を有する。
好適には、前記ランドリー機器は、透明/不透明を切換可能なガラス窓を有し、前記制御装置は、前記携帯端末からの窓不透明化要求に基づき、前記ガラス窓を不透明に切り換える。
好適には、前記ランドリー機器の運転終了に係る告知を前記携帯端末に送信する終了告知手段を有する。
本発明によれば、携帯端末が識別コードを読み取ることによって各ユーザと個々のランドリー機器との紐付けが行われ、多数のランドリー機器を多数のユーザが円滑に操作できるようになる。
第1実施形態に係るセルフランドリーシステムの概略構成図である。 第1実施形態に係るサーバの概略構成図である。 第1実施形態で、運転指令出力制御の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態で、認識信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第1実施形態で、運転コース信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第1実施形態で、料金信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第1実施形態で、課金処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態で、残高不足信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第1実施形態で、終了予告処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態で、第1終了予告信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第1実施形態で、第2終了予告信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第1実施形態で、エラー処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態で、エラー信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第2実施形態で、識別コードを読み込んだユーザ端末を示す正面図である。 第2実施形態で、運転指令出力制御の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態で、認識信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第2実施形態で、運転コース信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。 第2実施形態で、料金信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
[第1実施形態]
以下、図1〜図13を参照して、本発明の第1実施形態を詳細に説明する。第1実施形態は、携帯端末からの運転要求信号等の送信が識別コードを読み込むことでなされること、および、料金支払いがプリペイドカードによって行われることを特徴とする。
<第1実施形態の構成>
図1は、第1実施形態に係るセルフランドリーシステムの概略構成図である。
図2は、第1実施形態に係るサーバの概略構成図である。
図1に示すように、実施形態に係るセルフランドリーシステム1は、ランドリー店舗10内に設置された洗濯機や乾燥機等からなる多数のランドリー機器20(20a,20b,20c・・・)と、これらランドリー機器20を運転制御するサーバ30(制御装置)とを有している。
各ランドリー機器20には、それぞれに固有の識別コードが印刷されたラベル(以下、単に識別コードと記す)21(21a,21b,21c・・・)が貼り付けられている。なお、識別コードとしては、QRコード(登録商標)等の二次元コードが望ましい。
各ランドリー機器20には、透明なガラス窓22を有する手動開閉式の蓋23が備えられている。各ランドリー機器20は、蓋23をロックするための電動式のロック機構(図示せず)を備えており、サーバ30からの指令によって蓋23を閉鎖状態でロックする。ガラス窓22は、液晶を利用した瞬間調光式であり、サーバ30からの指令によって透明/不透明が瞬時に切り換えられる。
ランドリー店舗10には、Wi-Fi(登録商標)規格による無線LAN40が設置されている。ランドリー店舗10内にいるユーザの携帯端末(スマートフォン等:以下、ユーザ端末と記す)51は、この無線LAN40(あるいは、3G回線)を介してインターネット60に接続される。
サーバ30は、有線LAN41によってインターネット60に接続しており、インターネット60を経由してユーザ端末51やランドリー店舗10の管理者の端末(パーソナルコンピュータやスマートフォン等:以下、管理者端末と記す)52との間で通信を行う。また、ユーザがランドリー店舗10外にいる場合、ユーザ端末51は、3G回線を介してインターネット60に接続される。
図2に示すように、サーバ30は、運転モードやユーザ情報等を記憶する記憶部31、ユーザ端末51からの入力信号等に基づく判定処理や信号出力を行う処理部32と、処理部32の判定結果に応じてランドリー機器20への運転指令信号やユーザ端末51および管理者端末52への信号等を生成する信号生成部33等を有している。
<第1実施形態の作用>
図3は、第1実施形態で、運転指令出力制御の手順を示すフローチャートである。
図4は、第1実施形態で、認識信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図5は、第1実施形態で、運転コース信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図6は、第1実施形態で、料金信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図7は、第1実施形態で、課金処理の手順を示すフローチャートである。
図8は、第1実施形態で、残高不足信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図9は、第1実施形態で、終了予告処理の手順を示すフローチャートである。
図10は、第1実施形態で、第1終了予告信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図11は、第1実施形態で、第2終了予告信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図12は、第1実施形態で、エラー処理の手順を示すフローチャートである。
図13は、第1実施形態で、エラー信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
ユーザは、ランドリー店舗10のランドリー機器20を初めて使用する場合、自宅あるいはランドリー店舗10内でランドリー店舗10のホームページにアクセスし、セルフランドリーシステム1に対応する専用アプリケーションソフトウェア(以下、専用アプリと記す)をユーザ端末51にダウンロードする。
次に、ユーザは、そのユーザ端末51を用いてユーザ登録を行う。ユーザ登録は、氏名や住所、携帯電話番号、支払情報(プリペイドカードコード)をサーバ30に登録するものである。支払いに用いるプリペイドカードは、ランドリー店舗10固有のものでもよいし、コンビニエンスストア等で販売している一般のものでもよい。ユーザがプリペイドカードコードを入力すると、プリペイドカードの額面がチャージ残高Bchgとしてサーバ30に記憶される。
ランドリー店舗10に来店したユーザは、洗濯あるいは乾燥を行う衣類の種類や量に応じてランドリー機器20を選定する。次にユーザは、ユーザ端末51で無線LAN40を介してインターネット接続した上で専用アプリを起動し、そのランドリー機器20の識別コード21を内蔵カメラで読み込む。識別コード21を読み込んだユーザ端末51からは、ユーザ端末51およびランドリー機器20に対応する識別信号Siが発信される。識別信号Siは、インターネット60を経由してサーバ30に入力される。
識別信号Siが入力すると、サーバ30は、図3のフローチャートにその手順を示す運転指令出力制御を実行する。
運転指令出力制御を開始すると、サーバ30は、図3のステップS1で、ランドリー機器20が他のユーザによって使用中されている場合を除き、識別信号Siに基づいてユーザ端末51とランドリー機器20との紐付けを行い、ステップS2で認識信号をユーザ端末51に送信する。認識信号を受信したユーザ端末51では、図4に示すように、「いらっしゃいませ ○○番の洗濯乾燥機をご利用ですね よろしければ、YESをタッチしてください」とのメッセージ71と、「YES」ボタン72とが画面51aに表示される。
サーバ30は、ステップS3でユーザが「YES」ボタン72にタッチしたか否かを判定し、この判定がYesになると、ステップS4で運転コース信号をユーザ端末51に送信する。運転コース信号を受信したユーザ端末51では、図5に示すように、選択されたランドリー機器20に対応する「運転コース」ボタン73(73a〜73d)と、「ENTER」ボタン74とが画面51aに表示される。ユーザは、衣類の種類や量に応じて所望の「運転コース」ボタン73を選択した後、「ENTER」ボタン74をタッチする。
サーバ30は、ステップS5でユーザが「ENTER」ボタン74にタッチしたか否かを判定し、この判定がYESになると、ステップS6で料金信号をユーザ端末51に送信する。料金信号を受信したユーザ端末51では、図6に示すように、「使用料金は○○○○円です 衣類を投入し、蓋を閉めてください」とのメッセージ75と、「蓋ロック」ボタン76および「窓不透明」ボタン77が画面51aに表示される。ユーザは、ランドリー機器20の運転中に蓋23をロックしたい、あるいは、ガラス窓22を不透明にしたい場合、これら「蓋ロック」ボタン76や「窓不透明」ボタン77を選択(タッチ)する。
ユーザは、使用料金の確認、および「蓋ロック」ボタン76や「窓不透明」ボタン77の選択を終えると、ランドリー機器20の識別コード21を内蔵カメラで再び読み込む。識別コード21を読み込んだユーザ端末51からは、運転要求信号Sdが発信される。運転要求信号Sdは、インターネット60を経由してサーバ30に入力される。
サーバ30は、ステップS7でユーザが運転要求信号Sdが入力したか否かを判定し、この判定がYESになると、ステップS8で図7のフローチャートにその手順を示す課金処理を行う。
(課金処理)
課金処理を開始すると、サーバ30は、図7のステップS21でユーザのチャージ残高Bchgが使用料金Fusg以上あるか否かを判定し、この判定がYesであればステップS22で課金(チャージ残高Bchgに対する使用料金Fusgの減算)を行って、課金処理を終了する。
ステップS21の判定がNoであった場合、サーバ30は、ステップS23で残高不足信号をユーザ端末51に送信する。残高不足信号を受信したユーザ端末51では、図8に示すように、「残高が不足しています チャージして下さい」とのメッセージ81と、「キャンセル」ボタン82とが画面51aに表示される。
ユーザは、プリペイドカードを所持していればプリペイドカードコードを入力し、プリペイドカードを所持していなければランドリー店舗10でプリペイドカードを購入する。一方、プリペイドカードも現金も所持していなければ、「キャンセル」ボタン82をタッチする。
サーバ30は、ステップS24でユーザによるプリペイドカードのチャージが完了したか否かを判定し、この判定がYesであればステップS22に移行して課金を行う。一方、ステップS24の判定がNoであった場合、サーバ30は、ステップS25で「キャンセル」ボタン82がタッチされたか否かを判定し、この判定がNoである間はステップS25の判定を繰り返す。
サーバ30は、ユーザによって「キャンセル」ボタン82がタッチされてステップS25の判定がYesになると、ステップS26で運転指令出力制御自体を中止し、課金処理を終了する。
ステップS22での課金が完了すると、サーバ30は、図3のステップS9で「蓋ロック」ボタン76がタッチされたか否かを判定し、この判定がYesであればステップS10で蓋ロック指令をランドリー機器20に出力する。次いで、サーバ30はステップS11で「窓不透明」ボタン77がタッチされたか否かを判定し、この判定がYesであればステップS12で窓不透明指令をランドリー機器20に出力する。
しかる後、サーバ30は、ステップS13でランドリー機器20に運転開始指令を出力し、運転開始指令制御を終了する。運転開始指令が入力したランドリー機器20は、ユーザが選択した運転モードでの運転を開始するとともに、ユーザの要求に基づいて蓋23のロックやガラス窓22の不透明化を行う。
サーバ30は、運転指令出力制御の各指令や課金処理の結果を逐次、管理者端末52に送信する。これにより、管理者は、ランドリー店舗10内のランドリー機器20の稼働状態や売り上げをリアルタイムに認識できる。
(終了予告処理)
ランドリー機器20が運転を開始すると、サーバ30は、図9のフローチャートにその手順を示す終了予告処理を実行する。終了予告処理を開始すると、サーバ30は、図9のステップS31で運転終了時刻の10分前となったか否かを所定の時間間隔で繰り返し判定する。そして、この判定がYesになると、サーバ30は、ステップS32でインターネット60を経由して第1終了予告信号をユーザ端末51に送信する。第1終了予告信号を受信したユーザ端末51では、図10に示すように、「運転終了まで10分となりました」とのメッセージ91が画面51aに表示されるとともに、小さな音量で着信音が鳴る。なお、終了予告信号は、ユーザがランドリー店舗10の外にいても、3G回線や店外の無線LANを介したインターネット60を経由してユーザ端末51に受信される。
次に、サーバ30は、ステップS33で運転終了時刻の5分前となったか否かを所定の時間間隔で繰り返し判定する。そして、この判定がYesになると、サーバ30は、ステップS34で第2終了予告信号をユーザ端末51に送信する。第2終了予告信号を受信したユーザ端末51では、図11に示すように、「運転終了まで5分となりました」とのメッセージ92が画面51aに点滅表示されるとともに、着信音およびバイブレータ機能が作動する。
これにより、外部の商店や飲食店に出向いていたユーザも、買い物や食事を切り上げてランドリー機器20の運転終了時刻までにランドリー店舗10に戻ることができ、ランドリー機器20の稼働率向上等が実現される。
サーバ30は、運転指令出力制御等と並行して、図12のフローチャートにその手順を示すエラー処理を常時実行する。
(エラー処理)
エラー処理を開始すると、サーバ30は、図12のステップS41でランドリー店舗10内のランドリー機器20からエラー信号が入力しているか否かを所定の時間間隔で繰り返し判定する。
ランドリー機器20に何らかのエラーが生じてステップS41の判定がYesになると、ステップS41でエラー情報42(どのランドリー機器20でどのエラーが生じたか)を管理者端末52およびメンテナンス会社の端末(図示せず)に送信し、ステップS43でユーザ端末51にエラー信号を送信する。エラー信号を受信したユーザ端末51では、図13に示すように、「エラーが生じました キャンセルして、衣類を取り出して下さい」とのメッセージ101と、「キャンセル」ボタン102とが画面51aに表示される。
管理者やメンテナンス会社は、エラー情報に応じてランドリー店舗10に赴き、当該ランドリー機器20の使用停止や修理等の処置をとる。また、ユーザは、ユーザ端末51の画面表示に従い「キャンセル」ボタン92をタッチする。
次に、サーバ30は、ステップS44で「キャンセル」ボタン102がタッチされたか否かを判定し、この判定がNoである間はステップS44の判定を繰り返す。サーバ30は、ユーザによって「キャンセル」ボタン102がタッチされてステップS44の判定がYesになると、ステップS45で運転停止信号をランドリー機器20に送信する。
運転停止信号を受信したランドリー機器20では、洗濯ドラムや乾燥ドラムの回転が停止され、洗濯中あるいはすすぎ中であれば排水が行われた後、蓋23のロックが解除される。これにより、ユーザはランドリー機器20から衣類を取り出し、別のランドリー機器20で洗濯や乾燥を行うことができる。
次に、サーバ30は、ステップS46で前述した課金処理による課金をキャンセル(すなわち、返金)して、エラー処理を終了する。
[第2実施形態]
以下、図14〜図18を参照して、本発明の第2実施形態を詳細に説明する。第2実施形態は、携帯端末から送信がユーザのボタン操作(画面へのタッチ)によってなされること、および、料金支払いがクレジットカードによって行われることを特徴とする。
なお、第2実施形態のハードウエアは、上述した第1実施形態と同一の構成であるため、その説明を省略する。
<第2実施形態の作用>
図14は、第2実施形態で、識別コードを読み込んだユーザ端末を示す正面図である。
図15は、第2実施形態で、運転指令出力制御の手順を示すフローチャートである。
図16は、第2実施形態で、認識信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図17は、第2実施形態で、運転コース信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
図18は、第2実施形態で、料金信号を受信したユーザ端末を示す正面図である。
ユーザは、ランドリー店舗10のランドリー機器20を初めて使用する場合、自宅あるいはランドリー店舗10内でランドリー店舗10のホームページにアクセスし、セルフランドリーシステム1に対応する専用アプリケーションソフトウェア(以下、専用アプリと記す)をユーザ端末51にダウンロードする。
次に、ユーザは、そのユーザ端末51を用いてユーザ登録を行う。ユーザ登録は、氏名や住所、携帯電話番号、支払情報(クレジットカード情報)をサーバ30に登録するものである。
ランドリー店舗10に来店したユーザは、洗濯あるいは乾燥を行う衣類の種類や量に応じてランドリー機器20を選定する。次にユーザは、ユーザ端末51でインターネット接続した上で専用アプリを起動し、そのランドリー機器20の識別コード21を内蔵カメラで読み込む。
識別コード21を読み込んだユーザ端末51では、図14に示すように、「識別コードを送信しますか よろしければYESをタッチしてください 別の機械にする場合にはその機械の識別コードを読み込んでください」とのメッセージ111と、「YES」ボタン112とが画面51aに表示される。
ユーザが「YES」ボタン112にタッチすると、ユーザ端末51からは、ユーザ端末51およびランドリー機器20に対応する識別信号Siが発信される。識別信号Siは、無線LAN40を介したインターネット60を経由してサーバ30に入力される。
識別信号Siが入力すると、サーバ30は、図15のフローチャートにその手順を示す運転指令出力制御を実行する。
運転指令出力制御を開始すると、サーバ30は、図15のステップS51で、ランドリー機器20が他のユーザによって使用中されている場合を除き、識別信号Siに基づいてユーザ端末51とランドリー機器20との紐付けを行い、ステップS52で認識信号をユーザ端末51に送信する。認識信号を受信したユーザ端末51では、図16に示すように、「いらっしゃいませ ○○番の洗濯乾燥機をご利用ですね よろしければ、YESをタッチしてください」とのメッセージ71と、「YES」ボタン72とが画面51aに表示される。
サーバ30は、ステップS53でユーザが「YES」ボタン72にタッチしたか否かを判定し、この判定がYesになると、ステップS54で運転コース信号をユーザ端末51に送信する。運転コース信号を受信したユーザ端末51では、図17に示すように、選択されたランドリー機器20に対応する「運転コース」ボタン73(73a〜73d)と、「ENTER」ボタン74とが画面51aに表示される。ユーザは、衣類の種類や量に応じて所望の「運転コース」ボタン73を選択した後、「ENTER」ボタン74をタッチする。
サーバ30は、ステップS55でユーザが「ENTER」ボタン74にタッチしたか否かを判定し、この判定がYESになると、ステップS56で料金信号をユーザ端末51に送信する。料金信号を受信したユーザ端末51では、図18に示すように、「使用料金は○○○○円です 衣類を投入し、蓋を閉めてください」とのメッセージ75と、「蓋ロック」ボタン76、「窓不透明」ボタン77、「運転開始」ボタン78が画面51aに表示される。ユーザは、ランドリー機器20の運転中に蓋23をロックしたい、あるいは、ガラス窓22を不透明にしたい場合、「蓋ロック」ボタン76や「窓不透明」ボタン77を選択(タッチ)する。
ユーザは、使用料金の確認、および「蓋ロック」ボタン76や「窓不透明」ボタン77の選択を終えると、「運転開始」ボタン78をタッチする。「運転開始」ボタン78がタッチされたユーザ端末51からは、運転要求信号Sdが発信される。運転要求信号Sdは、インターネット60を経由してサーバ30に入力される。
サーバ30は、ステップS57でユーザが運転要求信号Sdが入力したか否かを判定し、この判定がYESになると、ステップS58で課金処理を行う。課金処理は、前述した支払情報に基づき、インターネット60を経由してクレジットカード会社との間で通信を行うことでなされる。
ステップS58での課金が完了すると、サーバ30は、ステップS59で「蓋ロック」ボタン76がタッチされたか否かを判定し、この判定がYesであればステップS60で蓋ロック指令をランドリー機器20に出力する。次いで、サーバ30はステップS61で「窓不透明」ボタン77がタッチされたか否かを判定し、この判定がYesであればステップS62で窓不透明指令をランドリー機器20に出力する。
しかる後、サーバ30は、ステップS63でランドリー機器20に運転開始指令を出力し、運転開始指令制御を終了する。運転開始指令が入力したランドリー機器20は、ユーザが選択した運転モードでの運転を開始するとともに、ユーザの要求に基づいて蓋23のロックやガラス窓22の不透明化を行う。
サーバ30は、運転指令出力制御の各指令や課金処理の結果を逐次、管理者端末52に送信する。これにより、管理者は、ランドリー店舗10内のランドリー機器20の稼働状態や売り上げをリアルタイムに認識できる。
ランドリー機器20が運転を開始すると、サーバ30は、第1実施形態と同様に、図9のフローチャートにその手順を示す終了予告処理と、図12のフローチャートにその手順を示すエラー処理とを実行する。
以上で具体的な実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限られるものではない。例えば、第1実施形態では課金をプリペイドカードによって行うようにしたが、クレジットカードやデビットカード、携帯電話利用料金等によって行うようにしてもよい。また、第2実施形態では課金をクレジットカードによって行うようにしたが、プリペイドカードやデビットカード、携帯電話利用料金等によって行うようにしてもよい。また、ランドリー機器を利用する毎にポイントを付与し、このポイントを利用代金の一部に充当できるようにしてもよい。また、上記実施形態ではユーザが予め設定された運転コースを選択するようにしたが、洗濯やすすぎ、乾燥の時間を自由に設定できるようにしてもよい。また、ユーザが自宅などでインターネットに接続し、専用アプリを起動しランドリー機器の空き情報を確認できるようにしてもよい。その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば、セルフランドリーシステムの具体的構成や運転指令出力制御の具体的手順等についても適宜変更可能である。
本発明のセルフランドリーシステムは、市中に設置されるセルフランドリーに効果的に利用できる。
1 セルフランドリーシステム
10 ランドリー店舗
20 ランドリー機器
21 識別コード
22 ガラス窓
23 蓋
30 サーバ
40 無線LAN
42 エラー情報
51 ユーザ端末
51a 画面
52 管理者端末
60 インターネット

Claims (2)

  1. ランドリー店舗内に設置され、洗濯機能と乾燥機能との少なくとも一方を有するとともに、それぞれに固有の識別コードが付された複数のランドリー機器と、
    内蔵カメラを有する利用者の携帯端末と、
    前記内蔵カメラを有する利用者の携帯端末との間で通信を行い、その通信結果に応じて前記ランドリー機器を運転制御する制御装置と
    を備えたセルフランドリーシステムであって、
    前記携帯端末は、専用アプリケーションソフトウェアが起動した状態で、前記内蔵カメラが前記識別コードを読み込み、前記携帯端末及びランドリー機器の一つに対応する識別信号を前記制御装置に発信し、
    前記制御装置は、受信した前記識別信号に基づき、前記携帯端末と前記ランドリー機器の一つとを紐付ける紐付手段を有し、
    前記制御装置は、前記専用アプリケーションソフトウェアを用いた前記携帯端末からの運転要求信号に基づき、当該携帯端末に紐付けられたランドリー機器に作動指令を出力する作動指令出力手段を有する
    セルフランドリーシステム。
  2. 前記ランドリー機器の運転終了に係る告知のうち、運転の終了前に終了予定までの時間を前記携帯端末に送信する終了告知手段を有する、
    請求項1に記載のセルフランドリーシステム。
JP2016171580A 2016-09-02 2016-09-02 セルフランドリーシステム Active JP6938124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171580A JP6938124B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 セルフランドリーシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171580A JP6938124B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 セルフランドリーシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021000369A Division JP2021058685A (ja) 2021-01-05 2021-01-05 セルフランドリーシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018033823A JP2018033823A (ja) 2018-03-08
JP6938124B2 true JP6938124B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=61566723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016171580A Active JP6938124B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 セルフランドリーシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6938124B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6748391B2 (ja) * 2018-10-03 2020-09-02 Necプラットフォームズ株式会社 ランドリ機器、制御方法およびプログラム
JP7092701B2 (ja) * 2019-03-01 2022-06-28 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機及び洗濯機システム
JP2020146342A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 株式会社wash−plus セルフランドリーシステム
KR20200141118A (ko) * 2019-06-10 2020-12-18 더블유엠비즈 주식회사 세탁 처리 장치를 제어하는 제어 장치와 이를 포함하는 세탁 처리 서비스 제공 방법
JP7008309B2 (ja) * 2019-06-23 2022-01-25 旭精工株式会社 ランドリー店舗用二次元コード決済システム
JP7288712B2 (ja) * 2019-08-02 2023-06-08 旭精工株式会社 店舗サーバーおよび決済システム
JP7074349B2 (ja) * 2019-08-02 2022-05-24 旭精工株式会社 ランドリー店舗用決済システム
JP7399015B2 (ja) * 2020-03-31 2023-12-15 株式会社Tosei ランドリー機器制御システム、ランドリー機器制御方法、端末機、そのランドリー機器制御方法及びプログラム
JP7457370B2 (ja) 2021-06-11 2024-03-28 旭精工株式会社 自動動作機器管理装置および自動動作機器管理システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003225491A (ja) * 2002-02-06 2003-08-12 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機、サーバ及び遠隔操作システム
JP2005202580A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Oki Electric Ind Co Ltd 装置状況把握システム
JP2006262942A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Aruze Corp コインランドリー利用システム
JP2008132257A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Toshiba Corp ドラム式洗濯乾燥機
JP2009271899A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Hiroyuki Kobayashi 顧客サービスシステム
JP2012244599A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Funai Electric Co Ltd 無線lan接続システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018033823A (ja) 2018-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6938124B2 (ja) セルフランドリーシステム
JP6938474B2 (ja) セルフランドリーシステム
KR101960310B1 (ko) 세탁장치 및 그 제어방법
US10275746B1 (en) Remote controlled washer, dryer, laundry product dispenser and payment system and operating method thereof
JP2023116693A (ja) セルフランドリーシステム
JP2024079827A (ja) セルフランドリーシステム
JP2017140141A (ja) 衣類用金銭割引装置
JP7502833B2 (ja) 店舗管理装置、ランドリー管理システム
JP2023042283A (ja) セルフランドリーシステム
JP2021058685A (ja) セルフランドリーシステム
JP7399577B2 (ja) セルフランドリーシステム
JP7350024B2 (ja) セルフランドリーシステム
JP2016158832A (ja) 衣類用金銭管理具及び衣類用金銭管理装置
WO2022244096A1 (ja) セルフランドリーシステム
JP7032010B2 (ja) 機器制御システム、施設機器制御システム及び駐車場システム
WO2017222470A1 (en) Method and system to activate a mode of a service station
JP2021094465A (ja) コインランドリーの洗濯サービスシステム
WO2022244094A1 (ja) セルフランドリーシステム
JP2016218751A (ja) Posシステム
KR20190136876A (ko) 직물 종류에 기반한 세탁 시스템 및 방법
JP2017140142A (ja) 衣類用金銭管理装置
JP2024058769A (ja) 金銭データの取引方法、ユーザー管理装置、店舗管理装置、取引管理システム
CN106702666B (zh) 控制方法及洗涤设备
JP2002159800A (ja) コインランドリー・システム
TWM586424U (zh) 自助紡織品清潔服務系統

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190702

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20190711

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200310

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200519

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200728

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200904

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20201124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210420

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210624

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210727

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210831

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6938124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157