JP6937967B1 - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

回転電機は、筐体と、エンコーダと、エンコーダカバー(4)と、浸入防止部材(5)とを備える。筐体は、回転子および固定子を収納する。エンコーダは、筐体の外側に配置され、回転子に固定されて筐体が有する第1の貫通孔に挿通されるシャフト(6)の回転を検出する。エンコーダカバー(4)は、シャフト(6)が挿通される第2の貫通孔(41)を有し、筐体に取り付けられエンコーダを覆う。浸入防止部材(5)は、シャフト(6)に固定されエンコーダカバー(4)の第2の貫通孔(41)を外側から覆う。エンコーダカバー(4)は、浸入防止部材(5)と対向する浸入防止部材対向部(42)から筐体に取り付けられる筐体取付部(43)まで連続してシャフト(6)の延在方向に直交する方向に対して傾斜する傾斜面を有する。

Description

本開示は、エンコーダカバーを備える回転電機に関する。
従来、エンコーダを有する回転電機が知られている。例えば、特許文献1には、回転電機本体よりも反負荷側に回転シャフトの回転を検出するエンコーダと、かかるエンコーダを覆って保護するエンコーダカバーとを備え、エンコーダカバーが回転電機本体の反負荷側ブラケットに取り付けられる回転電機が開示されている。
特開2011−217592号公報
上述した回転電機において、例えば、回転子のバランスを調整するためにシャフトに固定されるバランサーなどの部材をエンコーダカバーの反負荷側に設ける場合、エンコーダカバーには、シャフトが挿通される貫通孔が設けられる。シャフトの延在方向を上下方向としエンコーダカバーが上方に配置されるように回転電機を設置した場合、エンコーダカバーに液体が溜まり、溜まった液体がエンコーダカバーの貫通孔からエンコーダカバー内に浸入する可能性がある。そして、エンコーダカバー内に液体が浸入すると、回転電機が故障するなどの問題が生じる。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、エンコーダカバーを備える回転電機において、エンコーダカバーに設けられた貫通孔から回転電機の内部への液体の浸入を抑制することができる回転電機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の回転電機は、筐体と、エンコーダと、エンコーダカバーと、浸入防止部材とを備える。筐体は、回転子および固定子を収納する。エンコーダは、筐体の外側に配置され、回転子に固定されて筐体が有する第1の貫通孔に挿通されるシャフトの回転を検出する。エンコーダカバーは、シャフトが挿通される第2の貫通孔を有し、筐体に取り付けられエンコーダを覆う。浸入防止部材は、シャフトに固定されエンコーダカバーの第2の貫通孔を外側から覆う。エンコーダカバーは、浸入防止部材と対向する浸入防止部材対向部から筐体に取り付けられる筐体取付部まで連続してシャフトの延在方向に直交する方向に対して傾斜する傾斜面を有する。浸入防止部材は、浸入防止部材対向部と対向する面に凹部を有する。浸入防止部材対向部には、凹部に挿入される突出部が形成される。突出部は、凹部の内周面へ径方向に近接する外周面を有する近接部と、近接部よりも外径が小さい外径縮小部とを有する。
本開示にかかる回転電機は、エンコーダカバーを備える回転電機において、エンコーダカバーに設けられた貫通孔から回転電機の内部への液体の浸入を抑制することができる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる回転電機の構成例を示す図 実施の形態1にかかる浸入防止部材の一例を示す上面図 実施の形態1にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図 図3に示すIV-IV線に沿った断面図 実施の形態2にかかる回転電機の構成例を示す図 実施の形態2にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図 図6に示すVII-VII線に沿った断面図 図7に示す領域Aの拡大図 実施の形態3にかかる回転電機の構成例を示す図 実施の形態3にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図 図10に示すXI-XI線に沿った断面図 実施の形態3にかかる浸入防止部材からエンコーダカバーに流れてきた油がエンコーダカバーの上面を流れる方向の一例を示す図 実施の形態3にかかるエンコーダカバーの回転ジョイント取付部とディスタンスブロックのドレイン孔との位置関係の一例を示す上面図 実施の形態4にかかる回転電機の構成例を示す図 実施の形態4にかかる浸入防止部材の一例を示す上面図 実施の形態4にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図 図16に示すXVI-XVI線に沿った断面図 実施の形態4にかかる回転電機において油が流れる方向の一例を示す図
以下に、実施の形態にかかる回転電機を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる回転電機の構成例を示す図である。図1を含む複数の図面には、説明を分かりやすくするために、XYZ軸の座標を付している。Z軸方向は、回転電機のシャフト延在方向であり、以下において、Z軸正方向を上方向としZ軸負方向を下方向とする。また、回転電機の構成の一部のみを図示する場合において、X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向の各々は、回転電機を組み立てた状態での方向である。例えば、縦型マシニングセンターといった工作機械の切削工具を回転させる回転電機は、回転電機のシャフトの負荷側の先端に切削工具を取り付けて回転させるため、シャフトの延在方向が鉛直である上下方向となるように回転電機を工作機械に設置する。工作機械では、切削油などのミストが空気中に漂っており、その切削油ミストを含んだ空気が回転電機でのファンにより冷却風として上側から送風される。このことから、切削油などの液体がエンコーダカバーに設けられた貫通孔から回転電機の内部へ浸入する可能性があり、それを抑制する必要がある。
図1に示すように、実施の形態1にかかる回転電機1は、回転電機本体2と、エンコーダ3と、エンコーダカバー4と、浸入防止部材5と、シャフト6と、ディスタンスブロック7と、回転ジョイント8と、ファンケース9とを備える。
回転電機本体2は、不図示の回転子および不図示の固定子を内部に収納する筐体20を有する。筐体20は、不図示の回転子および不図示の固定子を内部に収納する円筒状のフレーム21と、フレーム21における負荷側の端部に取り付けられる負荷側ブラケット22と、フレーム21における反負荷側の端部に取り付けられる反負荷側ブラケット23とを備える。回転電機本体2における不図示の回転子は、シャフト6に固定される。シャフト6は、筐体20の反負荷側ブラケット23に設けられた第1の貫通孔231に挿通される。シャフト6の負荷側は、不図示の負荷が取り付けられる。なお、フレーム21は、反負荷側ブラケット23を含む構成であってもよい。
エンコーダ3は、筐体20の外側に配置されてシャフト6に取り付けられ、筐体20が有する第1の貫通孔231に挿通されるシャフト6の回転を検出する。例えば、エンコーダ3は、シャフト6の回転位置および回転量などを検出する。かかるエンコーダ3は、光学式エンコーダであるが、磁気式エンコーダであってもよく、電磁誘導式エンコーダであってもよい。
エンコーダカバー4は、反負荷側ブラケット23に取り付けられ、エンコーダ3を覆う。エンコーダ3は、エンコーダカバー4と反負荷側ブラケット23との間に形成される空間に配置される。また、エンコーダカバー4は、シャフト6の延在方向に貫通する第2の貫通孔41を有しており、かかる第2の貫通孔41にシャフト6が挿通される。
浸入防止部材5は、シャフト6に固定されエンコーダカバー4の第2の貫通孔41を外側から覆う。浸入防止部材5は、回転電機本体2における不図示の回転子のバランスを修正するバランサーであるが、バランサー以外の部材であってもよい。かかる浸入防止部材5は、シャフト6のうちエンコーダカバー4の第2の貫通孔41から突出する部分に固定されており、回転電機1の回転速度と同期して回転する。なお、回転電機1の回転速度は、シャフト6の回転速度である。
図2は、実施の形態1にかかる浸入防止部材の一例を示す上面図である。図2に示すように、浸入防止部材5には、図1に示すシャフト6が挿通される貫通孔51と、複数のネジ孔52とが形成される。複数のネジ孔52は、浸入防止部材5の周方向に沿って配置される。各ネジ孔52には、重りが取り付け可能である。回転電機1を設置する作業者は、複数のネジ孔52のうち1以上のネジ孔52に重りを取り付けることによって、回転電機本体2における不図示の回転子のバランスを調整することができる。
図1に戻って、回転電機1の説明を続ける。シャフト6は、中空状に形成されており、上述したように、回転電機本体2における不図示の回転子に固定される。ディスタンスブロック7は、不図示の油冷装置を収納するスペースであり、筒形状に形成される。回転ジョイント8は、ディスタンスブロック7の内部で油を循環させる装置である。なお、図1では、ディスタンスブロック7は、一部を除き図示していない。
ファンケース9は、回転電機本体2を冷却するための不図示のファンを内部に収納する。このように、回転電機1の最後部には、不図示のファンが設けられる。かかるファンによって、回転電機本体2内で負荷側から反負荷側へ向かう方向に風が流れて、回転電機本体2内の熱が排出される。
図3は、実施の形態1にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図であり、図4は、図3に示すIV-IV線に沿った断面図である。なお、図3では、図2に示すネジ孔52を図示していない。
図4に示すように、エンコーダカバー4は、上下方向において浸入防止部材5と対向する浸入防止部材対向部42と、筐体20の反負荷側ブラケット23に取り付けられる筐体取付部43と、浸入防止部材対向部42と筐体取付部43との間に配置され、連続して下方向に傾斜する本体部44とを備える。浸入防止部材対向部42と浸入防止部材5とは近接しており、これにより、エンコーダカバー4に設けられた第2の貫通孔41から内部への液体の浸入が抑制される。
浸入防止部材対向部42は、シャフト6の延在方向に直交する方向に沿って延在する円環状の第1対向部421と、第1対向部421の外周部に連続し内周部から外周部にかけて下方向に傾斜する円環状の第2対向部422とを備える。本体部44は、円環状に形成されており、第2対向部422の外周に連続し内周部から外周部に向けて下方向に連続して傾斜する。
筐体取付部43は、本体部44に連続する係合部431と、シャフト6の延在方向と直交する方向に沿って係合部431から延在し、ネジまたはボルトなどの締結具で締結される締結部432とを備える。係合部431の上部は、第2対向部422と同様に傾斜し、係合部431の下部は、反負荷側ブラケット23と係合する。締結部432は、貫通孔45を有しており、かかる貫通孔45に締結具が挿通されることで、エンコーダカバー4が反負荷側ブラケット23に締結される。
エンコーダカバー4の上面46は、浸入防止部材対向部42から筐体取付部43まで下方向に連続して傾斜する。具体的には、エンコーダカバー4の上面46は、浸入防止部材対向部42の第2対向部422から筐体取付部43の係合部431にかけて下方向に連続して傾斜する。なお、エンコーダカバー4の上面46は、エンコーダカバー4の表面のうち、エンコーダ3と対向する下面47の裏側の表面である。
浸入防止部材5は、中央部に形成された貫通孔51を有し、円環状に形成される。かかる浸入防止部材5は、貫通孔51にシャフト6が挿通され、シャフト6に固定される。また、浸入防止部材5は、シャフト6に対向する円環状の内周部53と、内周部53に連続する円環状の外周部54とを備える。外周部54は、内周部53より下方向に延在しており、浸入防止部材5の下面56には、凹部57が形成される。また、内周部53と外周部54の上面は面一に形成されており、浸入防止部材5の上面55は、平坦面である。
エンコーダカバー4の上面46は、上述したように、浸入防止部材対向部42の第2対向部422から筐体取付部43の係合部431まで連続して傾斜する。そのため、図1に示すように回転電機本体2が下方になるように回転電機1が設置された場合において、エンコーダカバー4の上面46に沿って筐体取付部43まで液体を移動させることができ、エンコーダカバー4に設けられた第2の貫通孔41から内部への液体の浸入を抑制することができる。
例えば、図1に示すように回転電機1が設置された場合、ファンケース9から流れ込んできた油がエンコーダカバー4の上面46に付着しても、かかる上面46には下方向に向かう傾斜があることから、ファンケース9から流れ込んできた油はエンコーダカバー4の上面46に溜まらず、筐体取付部43まで流れる。そのため、回転電機1では、エンコーダカバー4に設けられた第2の貫通孔41から回転電機1の内部へ油が浸入することを抑制することができる。ここでの回転電機1の内部は、エンコーダ3が配置される空間または回転電機本体2の内部などである。また、エンコーダカバー4の内部への浸入が防止される液体は、油に限定されず、例えば、水であってもよい。
なお、エンコーダカバー4の浸入防止部材対向部42は、上述したように、浸入防止部材5に近接しているが、浸入防止部材5に接触しておらず、エンコーダカバー4によって浸入防止部材5の回転は阻害されない。
以上のように、実施の形態1にかかる回転電機1は、反負荷側ブラケット23と、エンコーダ3と、エンコーダカバー4と、浸入防止部材5とを備える。反負荷側ブラケット23は、不図示の回転子および不図示の固定子を収納するフレーム21に取り付けられる。エンコーダ3は、筐体20の外側に配置され、不図示の回転子に固定されて筐体20が有する第1の貫通孔231に挿通されるシャフト6の回転を検出する。エンコーダカバー4は、シャフト6が挿通される第2の貫通孔41を有し、反負荷側ブラケット23に取り付けられエンコーダ3を覆う。浸入防止部材5は、エンコーダカバー4の第2の貫通孔41を外側から覆う。エンコーダカバー4は、浸入防止部材5と対向する浸入防止部材対向部42から筐体20に取り付けられる筐体取付部43まで連続してシャフト6の延在方向に直交する方向に対して傾斜する傾斜面を有する。これにより、回転電機1では、回転電機1の内部へ液体が浸入することを抑制することができる。
また、浸入防止部材5は、回転子のバランスを修正するバランサーである。これにより、回転電機1では、回転子のバランスを修正しつつも、回転電機1の内部へ液体が浸入することを抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる回転電機は、浸入防止部材に形成された凹部に向けて突出し、かかる凹部に挿入される突出部をエンコーダカバーの浸入防止部材対向部に備える点で、実施の形態1にかかる回転電機と異なる。以下においては、実施の形態1と同様の機能を有する構成要素については同一符号を付して説明を省略し、実施の形態1の回転電機1と異なる点を中心に説明する。
図5は、実施の形態2にかかる回転電機の構成例を示す図である。図5に示すように、実施の形態2にかかる回転電機1Aは、エンコーダカバー4に代えて、エンコーダカバー4Aを備える点で、実施の形態1にかかる回転電機1と異なる。
図6は、実施の形態2にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図であり、図7は、図6に示すVII-VII線に沿った断面図である。なお、図6では、ネジ孔52を図示していない。
図7に示すように、実施の形態2にかかるエンコーダカバー4Aは、浸入防止部材対向部42に代えて、浸入防止部材対向部42Aを備える点で、実施の形態1にかかるエンコーダカバー4と異なる。浸入防止部材対向部42Aは、第1対向部421Aと、第2対向部422とを備える。
図8は、図7に示す領域Aの拡大図である。図8に示すように、第1対向部421Aは、内周部がシャフト6に対向し外周部が第2対向部422に連続する円環状の基部423と、基部423から浸入防止部材5の下面56に形成された凹部57に向けて突出し、浸入防止部材5に形成された凹部57に挿入される突出部424とを備える。
このように、浸入防止部材対向部42Aは、基部423から浸入防止部材5の下面56に形成された凹部57に向けて突出し、浸入防止部材5に形成された凹部57に挿入される突出部424を有する。そのため、回転電機1Aは、回転電機1に比べ、内部へ油が浸入することをさらに抑制することができる。
突出部424は、基部423に連続し基部423から上方向に突出する第1突出部425と、第1突出部425に連続し第1突出部425から上方向に突出する第2突出部426とを備える。
また、第2突出部426は、浸入防止部材5に形成された凹部57の内周面571に径方向に近接する外周面4261を有する。かかる第2突出部426は、近接部の一例である。第1突出部425の外径は、第2突出部426の外径よりも小さい。第1突出部425は、外径縮小部の一例である。ここで、径方向とは、シャフト6の延在方向に垂直な方向である。そして、基部423のうち第2突出部426に対向する面は、第2対向部422に連続する傾斜面である。このように、浸入防止部材対向部42Aの第1対向部421Aには第2対向部422に連続する傾斜面が形成されることから、第1突出部425および第2突出部426の各々の外径が同一である場合に比べ、回転電機1Aの内部へ油が浸入することをさらに抑制することができる。
なお、第1突出部425の外径は、第2突出部426の外径と同じであってもよい。
以上のように、実施の形態2にかかる回転電機1Aは、浸入防止部材5は、浸入防止部材対向部42Aと対向する面に凹部57を備える。浸入防止部材対向部42Aには、凹部57に挿入される突出部424が形成される。これにより、回転電機1Aでは、回転電機1Aの内部へ液体が浸入することをさらに抑制することができる。
また、突出部424は、凹部57の内周面571へ径方向に近接する外周面4261を有する第2突出部426と、第2突出部426よりも外径が小さい第1突出部425と有する。第2突出部426は、近接部の一例であり、第1突出部425は、外径縮小部の一例である。これにより、回転電機1Aは、回転電機1Aの内部へ油が浸入することをさらに抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態3にかかる回転電機は、エンコーダカバーに回転ジョイントを取り付けるための回転ジョイント取付部が設けられ、かつディスタンスブロックの反負荷側ブラケット側にドレイン孔が設けられる点で、実施の形態2にかかる回転電機と異なる。以下においては、実施の形態2と同様の機能を有する構成要素については同一符号を付して説明を省略し、実施の形態2の回転電機1Aと異なる点を中心に説明する。
図9は、実施の形態3にかかる回転電機の構成例を示す図である。図9に示すように、実施の形態3にかかる回転電機1Bは、エンコーダカバー4Aおよびディスタンスブロック7に代えて、エンコーダカバー4Bおよびディスタンスブロック7Bを備える点で、実施の形態2にかかる回転電機1Aと異なる。なお、図9では、ディスタンスブロック7Bの一部、後述する回転ジョイント取付部の一部、および、後述する脚部の一部などは図示していない。
図10は、実施の形態3にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図であり、図11は、図10に示すXI-XI線に沿った断面図である。なお、図10および後述する図12と図13では、ネジ孔52を図示していない。
図10および図11に示すように、実施の形態3にかかるエンコーダカバー4Bは、本体部44に代えて本体部44Bを備える点で、実施の形態2にかかるエンコーダカバー4Aと異なる。本体部44Bには、複数の回転ジョイント取付部48が上面46Bに形成される。これら複数の回転ジョイント取付部48は、エンコーダカバー4Bの周方向に等間隔に配列される。
回転ジョイント取付部48は、回転ジョイント8の高さを変更せずに回転ジョイント8が取付可能となるように柱状に形成され、上方に突出する。回転ジョイント取付部48には、取付孔481が形成される。かかる取付孔481に回転ジョイント8における図9に示す脚部61の一部が挿入されて取り付けられることで、回転ジョイント8がエンコーダカバー4Bに固定される。
回転ジョイント取付部48は、シャフト6に向けて突出する角部482を有する三角形状に形成される。図10に示す例では、回転ジョイント取付部48は、シャフト6の径方向に延在する仮想線に対して線対称に形成されている。換言すれば、回転ジョイント取付部48は、1つの頂点がシャフト6に最も近い位置にあり、かかる1つの頂点とシャフト6とを結ぶ線の延長線に対して残りの2つの頂点が対称の位置にある三角形状を有する。
図12は、実施の形態3にかかる浸入防止部材からエンコーダカバーに流れてきた油がエンコーダカバーの上面を流れる方向の一例を示す図である。図12に示すように、浸入防止部材5からエンコーダカバー4Bに流れてきた油は、回転ジョイント取付部48が三角形状に形成され且つ角部482がシャフト6に向けて突出するため、回転ジョイント取付部48で流れが妨害されることなく、筐体取付部43まで流れる。
このように、回転電機1Bでは、回転ジョイント取付部48が設けられるが、かかる回転ジョイント取付部48は、シャフト6に向けて突出する角部482を有する三角形状に形成されることから、回転ジョイント取付部48の部分で液体が溜まることを抑制することができる。そのため、回転電機1Bでは、回転電機1Bの内部へ油が浸入することをさらに抑制することができる。
また、図9に示すように、ディスタンスブロック7Bの反負荷側ブラケット23側には、流れ込んできた油を排出するためのドレイン孔71が設けられる。そのため、筐体取付部43まで流れた油はドレイン孔71を介して回転電機1Bの外部に排出され、筐体取付部43において油が溜まることが抑制される。
図13は、実施の形態3にかかるエンコーダカバーの回転ジョイント取付部とディスタンスブロックのドレイン孔との位置関係の一例を示す上面図である。図13に示すディスタンスブロック7Bは、4箇所にドレイン孔71が形成される。これら複数のドレイン孔71は、ディスタンスブロック7Bの周方向に等間隔で配置される。また、各ドレイン孔71は、シャフト6との間に回転ジョイント取付部48が介在しない位置に配置される。そのため、エンコーダカバー4Bの上面46Bを流れた油を効率的にドレイン孔71から排出することができる。
なお、回転電機1Bの内部への浸入が防止される液体は、油に限定されず、例えば、水であってもよい。また、エンコーダカバー4Bは、浸入防止部材対向部42Aに代えて、浸入防止部材対向部42を有する構成であってもよい。
以上のように、実施の形態3にかかる回転電機1Bは、油冷装置を収納するディスタンスブロック7Bと、ディスタンスブロック7Bの内部で油を循環させる回転ジョイント8とを備える。エンコーダカバー4Bは、回転ジョイント8が取り付けられる柱状の回転ジョイント取付部48を備える。回転ジョイント取付部48は、シャフト6に向けて突出する角部482を有する三角形状に形成される。これにより、回転電機1Bでは、回転電機1Bの内部へ液体が浸入することをさらに抑制することができる。
また、回転電機1Bにおいて、ディスタンスブロック7Bは、エンコーダカバー4Bから流れ込んだ液体を回転電機1Bの外部に排出するドレイン孔71を有する。また、回転電機1Bにおいて、エンコーダカバー4Bは、回転ジョイント取付部48を複数有する。かかるドレイン孔71は、シャフト6との間に回転ジョイント取付部48が介在しない位置に配置される。これにより、回転電機1Bでは、エンコーダカバー4Bの上面46Bを流れた油を効率的にドレイン孔71から排出することができる。
実施の形態4.
実施の形態4にかかる回転電機は、浸入防止部材の外周にフィンが形成される点で、実施の形態3にかかる回転電機と異なる。以下においては、実施の形態3と同様の機能を有する構成要素については同一符号を付して説明を省略し、実施の形態3の回転電機1Bと異なる点を中心に説明する。
図14は、実施の形態4にかかる回転電機の構成例を示す図である。図14に示すように、実施の形態4にかかる回転電機1Cは、浸入防止部材5に代えて、外周にフィンが形成される浸入防止部材5Cを備える点で、実施の形態3にかかる回転電機1Bと異なる。なお、図14では、ディスタンスブロック7Bの一部、回転ジョイント取付部48の一部、および、脚部61の一部などは図示していない。
図15は、実施の形態4にかかる浸入防止部材の一例を示す上面図である。図15に示すように、浸入防止部材5Cは、円筒状の本体部58と、本体部58から突出する複数のフィン59とを備える。本体部58には、図14に示すシャフト6が挿通される貫通孔51と、不図示の重りが挿入される複数のネジ孔52とが形成される。複数のネジ孔52は、本体部58における周方向に配置される。なお、実施の形態4における図15以外の図面では、ネジ孔52の図示を省略している。
図16は、実施の形態4にかかるエンコーダカバーおよび浸入防止部材の構成の一例を示す上面図であり、図17は、図16に示すXVI-XVI線に沿った断面図である。図18は、実施の形態4にかかる回転電機において油が流れる方向の一例を示す図である。
図16に示すように、浸入防止部材5Cに形成される複数のフィン59は、本体部58の周方向に等間隔に配置される。なお、フィン59の数は、4つに限定されず、3つ以下であってもよく、5つ以上であってもよい。
浸入防止部材5Cの本体部58は、シャフト6に固定されており、回転電機1Cにおける不図示の回転子の回転に伴って回転する。浸入防止部材5Cの本体部58が回転すると、本体部58に固定された複数のフィン59も回転する。フィン59が回転すると、浸入防止部材5Cの上方から下方に向けて風が発生する。
フィン59の回転によって発生した風によって、図17に示すように、浸入防止部材5Cに流れ込んだ油が、浸入防止部材5Cからエンコーダカバー4Bに向けて誘導される。そして、図18に示すように、フィン59の回転によってエンコーダカバー4Bに向けて発生する風によって、エンコーダカバー4Bに付着した油がより筐体取付部43まで流れることを促進することができる。さらに、ディスタンスブロック7Bにはドレイン孔71が形成されるため、エンコーダカバー4Bの上面46Bを流れた油を効率的にドレイン孔71から排出することができる。したがって、回転電機1Cでは、エンコーダカバー4Bの上面46Bにおいて油が溜まることをさらに抑制することができる。
なお、回転電機1Cの内部への浸入が防止される液体は、油に限定されず、例えば、水であってもよい。また、エンコーダカバー4Bは、浸入防止部材対向部42Aに代えて、浸入防止部材対向部42を有する構成であってもよい。また、エンコーダカバー4Bは、本体部44Bに代えて、本体部44を有する構成であってもよい。
以上のように、実施の形態4にかかる回転電機1Cの浸入防止部材5Cには、外周に複数のフィン59が形成される。これにより、回転電機1Cでは、エンコーダカバー4Bの上面46Bにおいて液体が溜まることをさらに抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1A,1B,1C 回転電機、2 回転電機本体、3 エンコーダ、4,4A,4B エンコーダカバー、5,5C 浸入防止部材、6 シャフト、7,7B ディスタンスブロック、8 回転ジョイント、9 ファンケース、20 筐体、21 フレーム、22 負荷側ブラケット、23 反負荷側ブラケット、41 第2の貫通孔、45,51 貫通孔、42,42A 浸入防止部材対向部、43 筐体取付部、44,44B,58 本体部、46,46B,55 上面、47,56 下面、48 回転ジョイント取付部、52 ネジ孔、53 内周部、54 外周部、57 凹部、59 フィン、61 脚部、71 ドレイン孔、231 第1の貫通孔、421,421A 第1対向部、422 第2対向部、423 基部、424 突出部、425 第1突出部、426 第2突出部、431 係合部、432 締結部、481 取付孔、482 角部、571 内周面、4261 外周面。

Claims (6)

  1. 回転子および固定子を収納する筐体と、
    前記筐体の外側に配置され、前記回転子に固定されて前記筐体が有する第1の貫通孔に挿通されるシャフトの回転を検出するエンコーダと、
    前記シャフトが挿通される第2の貫通孔を有し、前記筐体に取り付けられ前記エンコーダを覆うエンコーダカバーと、
    前記シャフトに固定され前記エンコーダカバーの前記第2の貫通孔を外側から覆う浸入防止部材と、を備え、
    前記エンコーダカバーは、
    前記浸入防止部材と対向する浸入防止部材対向部から前記筐体に取り付けられる筐体取付部まで連続して前記シャフトの延在方向に直交する方向に対して傾斜する傾斜面を有し、
    前記浸入防止部材は、
    前記浸入防止部材対向部と対向する面に凹部を有し、
    前記浸入防止部材対向部には、
    前記凹部に挿入される突出部が形成され、
    前記突出部は、
    前記凹部の内周面へ径方向に近接する外周面を有する近接部と、
    前記近接部よりも外径が小さい外径縮小部と、を有する
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 回転子および固定子を収納する筐体と、
    前記筐体の外側に配置され、前記回転子に固定されて前記筐体が有する第1の貫通孔に挿通されるシャフトの回転を検出するエンコーダと、
    前記シャフトが挿通される第2の貫通孔を有し、前記筐体に取り付けられ前記エンコーダを覆うエンコーダカバーと、
    前記シャフトに固定され前記エンコーダカバーの前記第2の貫通孔を外側から覆う浸入防止部材と、
    前記筐体の外側に配置され、油冷装置を収納するディスタンスブロックと、
    前記ディスタンスブロックの内部で油を循環させる回転ジョイントと、を備え、
    前記エンコーダカバーは、
    前記浸入防止部材と対向する浸入防止部材対向部から前記筐体に取り付けられる筐体取付部まで連続して前記シャフトの延在方向に直交する方向に対して傾斜する傾斜面を有し、
    前記エンコーダカバーは、
    前記回転ジョイントが取り付けられる柱状の回転ジョイント取付部を有し、
    前記回転ジョイント取付部は、
    前記シャフトに向けて突出する角部を有する三角形状に形成される
    ことを特徴とする回転電機。
  3. 前記ディスタンスブロックは、
    前記エンコーダカバーから流れ込んだ液体を当該回転電機の外部に排出するドレイン孔を有し、
    前記エンコーダカバーは、
    前記回転ジョイント取付部を複数有し、
    前記ドレイン孔は、
    前記シャフトとの間に前記回転ジョイント取付部が介在しない位置に配置される
    ことを特徴とする請求項に記載の回転電機。
  4. 前記浸入防止部材は、
    前記浸入防止部材対向部と対向する面に凹部を有し、
    前記浸入防止部材対向部には、
    前記凹部に挿入される突出部が形成される
    ことを特徴とする請求項またはに記載の回転電機。
  5. 前記浸入防止部材は、
    前記回転子のバランスを修正するバランサーである
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の回転電機。
  6. 前記浸入防止部材には、
    外周に複数のフィンが形成される
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の回転電機。
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