JP2009171751A - ファンモータ - Google Patents

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Tomohiro Fujita
朋大 藤田
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】モータの放熱効果を高めることができるファンモータを提供する。
【解決手段】ファンモータ1は、モータ2と、水浸入防止材3と、フィン4とを備えている。水浸入防止材3は、12枚のフィン32が基部31の外周に設けられており、各フィン32はモータ2の回転方向に沿って曲がるように形成されている。ファン4のボス部41には、モータ2の回転軸22が固定されており、内側には複数のリブが設けられている。ファンモータ1の駆動時には、ファン4の回転により、モータ2の前方から通気口23を介してモータ内部2Sの空気を吸い込む吸引力が発生し、この吸引力を利用して空気Cをモータ2の導入口24から内部2Sに取り込んで通気口23から外部に排出する。
【選択図】図7

Description

本件発明は、車両のラジエータを冷却するために使用されるファンモータに関する。
従来、車両のラジエータを冷却するためにファンモータが使用されている(特許文献1参照)。このファンモータは、モータ11と、ファン1とを備えている。そして、ファンモータは、モータ11の駆動によってファン1が回転することにより前方から後方へ向けて空気流Aが生じ、この空気流Aを利用してラジエータを冷却している。
また、このファンモータは、ボス部2に設けられたリブ5に、ファンブレード3と同様の取付角θが付与されていることから、リブ5の間のスリット開口8に空気流Bが生じる。これによりボス部2を通過する空気量が多くなるため、このファンモータは、ラジエータの冷却性能を高めることが可能になっている。
しかし、上記のファンモータは、ファン1のボス部2がモータ11の前面を覆うように形成されているので、モータ11に外気をあてることができない。そこで、モータの前面に通気口を有するファンモータが提案されている。このファンモータの場合には、駆動時に通気口からモータ内部に空気が入ることにより、モータの放熱を行っている。
特開2006−207379号公報
しかしながら、上記のファンモータでは、モータ内部に前面側から空気が入るために、モータ内部で最も高温になる部分(後部のブラシやコンミテータ)を冷却することができない。したがって、このファンモータは、モータの放熱効果が十分ではなかった。
本件発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、モータの放熱効果を高めることができるファンモータを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本件発明の請求項1に記載のファンモータは、前面に通気口を有するモータと、このモータの回転軸にボス部が固定されたファンとを備え、前記ボス部は前記モータの前面を覆うように形成され、前記ボス部の内側には中心から外側へ放射状に延びる複数のリブが設けられているファンモータにおいて、前記モータの後部に導入口を設けるとともに、前記モータの前面側に中心から外側へ放射状に延びる複数のフィンを設け、各フィンは、前記モータの回転方向に沿って曲がるように形成され、前記モータの駆動時には、前記ファンの回転により、前記モータの前方から前記通気口を介して前記モータ内部の空気を吸い込む吸引力を発生させ、この吸引力を利用して、前記モータの導入口から空気を内部に取り込んで、この空気を前記通気口から外部に排出するように構成したことを特徴としている。
かかる構成において、請求項1に記載のファンモータは、モータ内部を後方から前方に空気が流れるため、モータ内部で最も高温になる後部のブラシやコンミテータを冷却することが可能になる。
また、請求項2に記載のファンモータは、請求項1に記載のファンモータにおいて、前記モータの前面と前記ボス部との間には水浸入防止材が配置され、この水浸入防止材は、環状の基部と、この基部の外周に設けられた前記複数のフィンとを備え、前記基部が前記モータの回転軸を通して前記モータの前面に固定されることにより、前記複数のフィンが前記モータの前面側に設けられることを特徴としている。
かかる構成において、請求項2に記載のファンモータは、モータの前面にフィンが直接設けられるファンモータに比べて、フィンの設置作業が容易になる。
本件発明の請求項1に記載のファンモータでは、モータの後部から内部に空気を取り込んで前方へ流すようにしたため、モータ内部で最も高温になる後部のブラシやコンミテータを冷却することが可能になる。よって、請求項1に記載のファンモータは、モータの放熱効果を高めることができる。
また、本件発明の請求項2に記載のファンモータでは、水浸入防止材を用いて複数のフィンをモータの前面側に設けた。これにより、モータの前面にフィンが直接設けられるファンモータに比べて、フィンの設置作業が容易になる。よって、請求項2に記載のファンモータは、製造作業性を高めることができる。
以下、本件発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
図1は、本件発明の一実施の形態を示すファンモータ1の分解斜視図である。このファンモータ1は、車両のラジエータを冷却するために使用されるものであり、モータ2と、水浸入防止材(ウォーターシールリング)3と、ファン4とを備えている。
まず、モータ2について説明する。モータ2は、図2に示すように、前面21の中央部211の中心に回転軸22が設けられている。また、前面21の中央部211の周りには、12個の通気口23が等間隔に設けられている。さらに、モータ2は、図3に示すように後部の下部に導入口24が設けられている。この導入口24は、モータ内部2Sに浸入した水を排出するための排水口も兼ねている。
次に、水浸入防止材3について説明する。この水浸入防止材3は、図2に示すようにモータ2の前面21に固定されている。これを具体的に説明する。図4に示すように、水浸入防止材3は、基部31と、12枚のフィン32とから構成されている。
基部31は環状に形成されている。この基部31は、図2に示すようにモータ2の回転軸22を挿通して前面21の中央部211に固定されている。
12枚のフィン32は、図4に示すように、基部31の外周に等間隔に設けられている。これらのフィン32は、基部31の外周から外側へ放射状に延びて形成されている。さらに、これらのフィン32は、図2に示すように、基部31がモータ2の前面21に固定された状態でモータ2の通気口23、23間に位置している。また、各フィン32は、モータの回転方向2aに沿って曲がるように形成されている。
次に、ファン4について説明する。図5に示すように、ファン4は、ボス部41と、11枚のファンブレード42と、カバー43とを備えている。
ボス部41は、ファン4の中央部を構成している。このボス部41は、図1や図6に示すように円筒状のキャップ状に形成されており、モータ2の前面21を覆っている。また、図1や図5に示すように、ボス部41の中央部には取付部411が設けられている。この取付部411は環状に形成されている。また、この取付部411には、図6に示すように、モータ2の回転軸22が挿入されて固定されている。
また、図1や図5に示すように、ボス部41の内側には、複数のリブ412が設けられている。この複数のリブ412は、ボス部41の中心から外側へ放射状に延びて形成されている。
一方、図5に示すように、11枚のファンブレード42は、ボス部41の外周に設けられている。各ファンブレード42は、リブ412、412間に配置されており、内端がボス部41の外周面に結合されている。また、カバー43は環状に形成されており、カバー43の内周面には、各ファンブレード42の他端が結合されている。
以上のように構成されているファンモータ1において駆動時の作用を説明する。図7に示すように、ファンモータ1は、モータ2の駆動によってファン4が回転すると、ファンブレード42によって、前方から後方へ向けて空気流Aが生じる。この空気流Aによってラジエータ(図示せず)が冷却される。一方、モータ2の駆動時には、ファン4の回転により、モータ2の前方から通気口23を介してモータ内部2Sの空気を吸い込む吸引力が発生する。これについて詳しく説明する。
図8に示すように、ファン4(ボス部41)が回転すると、リブ412により、ボス部41とモータ2の前面21との間に形成されている空間S(図7参照)に回転風Bが生じる。この回転風Bは、水浸入防止材3のフィン32にガイドされることにより、モータ2の前面21から外周方向へ流れる。その結果、ボス部41とモータ2との間の空間Sが負圧状態になり、モータ2の前方から通気口23を介してモータ内部2Sの空気を吸い込む吸引力が発生する。ファンモータ1は、この吸引力を利用して、図7に示すように、空気Cをモータ2の導入口24から内部2Sに取り込む。内部2Sに取り込まれた空気Cは前方へ流れていき、通気口23からモータ2の前面21側へ出て、さらにモータ2の側面側を流れて外部に排出される。
このように本実施の形態のファンモータ1では、モータ2の後部から内部2Sに空気Cを取り込んで前方へ流すようにした。このため、このファンモータ1は、モータ内部2Sで最も高温になる後部のブラシ25やコンミテータ26を冷却することが可能になる。よって、このファンモータ1は、モータ2の放熱効果を高めることができる。
また、このファンモータ1は、ブラシ25を冷却することが可能になることから、モータ2の寿命を長くすることができる。さらに、このファンモータ1は、アマチュアコイルを冷却することも可能になるため、アマチュアコイルの寿命も長くすることができる。
また、このファンモータ1は、シュラウドでモータ2が隠蔽されても、前面21から半強制的に内部2Sの空気Cを排出するので、モータ2の放熱効果を高めることができる。また、このファンモータ1は、モータ2の後部から空気を導入するようにしたので、水が浸入してしまうことがない。
また、このファンモータ1では、水浸入防止材3の基部31をモータ2の前面21に固定することにより、12枚のフィン32を前面側に設けた。したがって、このファンモータ1は、モータの前面にフィンが直接設けられるファンモータに比べて、フィンの設置作業が容易になる。よって、このファンモータ1は、製造作業性を高めることができる。
以上、本件発明にかかる実施の形態を例示したが、この実施の形態は本件発明の内容を限定するものではない。また、本件発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。例えば、水浸入防止材に設けるフィンの枚数は、複数であれば特に限定されない。また、モータは、本実施の形態のモータ2のように、前面21に通気口23を有し、後部に導入口24を有するものであれば、形状や大きさは特に限定されない。
以上説明したように本件発明のファンモータは、モータの放熱効果を高めることができる。したがって、本件発明のファンモータを、ファンモータの技術分野で十分に利用することができる。
本件発明の一実施の形態を示すファンモータの分解斜視図である。 同実施の形態を示すファンモータの正面図である。 同実施の形態を示すモータの縦断面図である。 同実施の形態を示す水浸入防止材の正面図である。 同実施の形態を示すファンの正面図である。 同実施の形態を示すファンモータの縦断面図である。 同実施の形態を示すファンモータの駆動時の縦断面図である。 同実施の形態において駆動時の水浸入防止材とファンとの関係を示す図である。
符号の説明
1 ファンモータ
2 モータ
2a 回転方向
3 水浸入防止材
4 ファン
21 前面
22 回転軸
23 通気口
24 導入口
31 基部
32 フィン
41 ボス部
411 取付部
412 リブ
C 空気

Claims (2)

  1. 前面に通気口を有するモータと、このモータの回転軸にボス部が固定されたファンとを備え、前記ボス部は前記モータの前面を覆うように形成され、前記ボス部の内側には中心から外側へ放射状に延びる複数のリブが設けられているファンモータにおいて、
    前記モータの後部に導入口を設けるとともに、前記モータの前面側に中心から外側へ放射状に延びる複数のフィンを設け、各フィンは、前記モータの回転方向に沿って曲がるように形成され、
    前記モータの駆動時には、前記ファンの回転により、前記モータの前方から前記通気口を介して前記モータ内部の空気を吸い込む吸引力を発生させ、この吸引力を利用して、前記モータの導入口から空気を内部に取り込んで、この空気を前記通気口から外部に排出するように構成したことを特徴とするファンモータ。
  2. 前記モータの前面と前記ボス部との間には水浸入防止材が配置され、この水浸入防止材は、環状の基部と、この基部の外周に設けられた前記複数のフィンとを備え、前記基部が前記モータの回転軸を通して前記モータの前面に固定されることにより、前記複数のフィンが前記モータの前面側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017051784A1 (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 日本電産株式会社 モータ、および回転プロペラ装置
JP6937967B1 (ja) * 2020-12-01 2021-09-22 三菱電機株式会社 回転電機

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