JP4611144B2 - プロペラファン - Google Patents

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Description

この発明は、プロペラファンに関し、さらに詳しくは、回転翼車を駆動するモータを効果的に冷却できるプロペラファンに関する。
車両用ラジエータ・コンデンサを冷却するプロペラファンでは、一般に小型モータが動力源として用いられており、このモータを含む全ての構成要素がエンジンルーム内の高温雰囲気中に配置されている。このため、動力源の作動時にてエンジン等の熱源の影響により異常な高温が発生して、モータ特性の悪化、モータ寿命の減少などが生ずるという課題がある。これらは、モータの破損や発火等の事故の要因にもなる。
かかる課題において、従来のプロペラファンには、特許文献1に記載される技術が知られている。従来のプロペラファン(冷却用ファン)は、翼端部側から翼根元部側に向かって翼スパンの3/4付近において食違い角が最小値となるように形成された翼と、該翼のモータの回路部と、該モータの回路部から前記翼根元部まで延出する冷却フィンと、を備えていることを特徴とする。
特開2005−90336号公報
この発明は、回転翼車を駆動するモータを効果的に冷却できるプロペラファンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるプロペラファンは、回転軸となるハブ部に複数のブレード部が配列されて成る回転翼車と、前記回転翼車を回転させるモータと、前記モータを保持するモータ保持部を有するシュラウドとを含むプロペラファンであって、前記回転翼車が、前記ハブ部を貫通して前記モータの前面側に至る通風孔を有すると共に、前記モータ保持部が、前記モータの外周面側から前記モータの反出力側に抜ける通風路を有することにより、前記モータの前面側から外周面を通って反出力側に至る空気の流路が形成され、且つ、前記ハブ部の通風孔の開口面積A I と、前記ハブ部および前記モータ保持部間の開口面積A 1 と、前記モータ保持部の通風路の通路面積A 2 とが、10<A 1 /A I かつ3≦A 2 /A I ≦6の関係を満たすことを特徴とする。
このプロペラファンでは、稼働時にて回転翼車が回転すると、モータの周面側(回転翼車のハブ部の内側)とモータの反出力側との間に圧力差が発生する。すると、空気がモータの周面側からモータ保持部の通風路を通って開口部からモータの反出力側に抜ける。これにより、モータの周囲に循環流が形成されて、モータが冷却される利点がある。また、ハブ部の通風孔の開口面積A I と、ハブ部およびモータ保持部間の開口面積A 1 と、モータ保持部の通風路の通路面積A 2 との関係が適正化されているので、効率的にモータが冷却される利点がある。
また、この発明にかかるプロペラファンは、回転軸となるハブ部に複数のブレード部が配列されて成る回転翼車と、前記回転翼車を回転させるモータと、前記モータを保持するモータ保持部を有するシュラウドとを含むプロペラファンであって、前記回転翼車が、前記ハブ部を貫通して前記モータの前面側に至る通風孔を有すると共に、前記モータ保持部が、前記モータの外周面側から前記モータの反出力側に抜ける通風路を有することにより、前記モータの前面側から外周面を通って反出力側に至る空気の流路が形成され、且つ、前記モータの直径D m と、前記回転翼車の軸方向断面視における前記モータ保持部の通風路の最小隙間δ 2 とが0.01<δ 2 /D m <0.05の関係を有することを特徴とする。
このプロペラファンでは、モータの直径D m と、回転翼車の軸方向断面視におけるモータ保持部の通風路の最小隙間δ 2 とが適正化されているので、モータの冷却効果がさらに向上する利点がある。
このプロペラファンでは、空気がハブ部の通風孔を前面側から背面側に通過してモータに当たる。これにより、空気が滞留し易いハブ部の背面側に通風が形成されるので、モータが効果的に冷却される利点がある。
また、この発明にかかるプロペラファンは、前記回転翼車が、前記通風孔を通過した空気を前記ハブ部の背面側にて前記モータ側にガイドするガイド部を有する。
このプロペラファンでは、回転翼車が回転すると、通風孔を通過した空気がガイド部に当たって遠心力によりハブ部の径方向外側に導かれる。そして、この空気がモータの前面および周面に当たってモータが冷却される。かかる構成とすれば、ガイド部312によりハブ部の背面側における通風が促進されるので、より効果的にモータが冷却される利点がある。
また、この発明にかかるプロペラファンは、前記ガイド部が、前記ハブ部の軸方向下流側の端部に面取部を有する。
このプロペラファンでは、空気がガイド部によりガイドされるときに、一部ガイド部とモータ前面のクリアランスから漏れが生じるが、この漏れ流れを助長させ、モータ前面に向かって吹きつけることが出来るためより効果的にモータが冷却される。またガイド部による空気の撹拌抵抗が低減され、これにより、プロペラファンの送風性能および送風効率が向上すると共に、騒音性能が向上する利点がある。
また、この発明にかかるプロペラファンは、前記モータの背面側に配置されて背面側への熱を遮蔽する遮熱部材を有し、且つ、前記遮熱部材が前記ハブ部の直径よりも大きな直径を有する。
このプロペラファンでは、回転翼車の回転によりブレード部にて風が発生すると、この風(冷却風)を遮熱部材がハブ部の径方向外側から捕捉してモータの背面に導く。これにより、モータの背面が冷却される利点がある。
また、この発明にかかるプロペラファンは、平面視にて、前記遮熱部材がハブ部から径方向外側に均等に突出して配置される。
このプロペラファンでは、遮熱部材が冷却風をモータの背面に均等に導くので、遮熱部材がハブ部から不均一に突出している構成と比較して、遮熱部材とブレード部との圧力干渉が周方向に対して略均一となる。これにより、離散周波数騒音の発生が低減される利点がある。
また、この発明にかかるプロペラファンは、前記遮熱部材が略ドーム形状を有すると共に、その凸部側を通風の下流側に向けて配置される。
このプロペラファンでは、遮熱部材内の空気が排風孔から効率的に排出されるので、モータが効果的に冷却される利点がある。
この発明にかかるプロペラファンでは、モータ保持部がモータの周面側からモータの反出力側に抜ける通風路を有するので、稼働時にて回転翼車が回転すると、モータの周面側(回転翼車のハブ部の内側)とモータの反出力側との間に圧力差が発生する。すると、空気がモータの周面側からモータ保持部の通風路を通って開口部からモータの反出力側に抜ける。これにより、モータの周囲に循環流が形成されて、モータが冷却される利点がある。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施例の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。また、この実施例に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1〜図3は、この発明の実施例にかかるプロペラファンを示す正面図(図1)、背面図(図2)および側面断面図(図3)である。図4および図5は、図1〜図3に記載したプロペラファンのシュラウドを示す正面図(図4)および要部拡大図(図5)である。図6〜図9は、図1〜図3に記載したプロペラファンの回転翼車を示す前面側斜視図(図6)、背面側斜視図(図7)、要部拡大図(図8)および作用説明図(図9)である。図10〜図12は、図1〜図3に記載したプロペラファンの作用を示す説明図である。
このプロペラファン1は、例えば、車両の冷却用ラジエータおよび空調用コンデンサとエンジンとの間に配置され(図示省略)、冷却用ラジエータ側および空調用コンデンサ側の空気をエンジン側に送りエンジンを冷却する機能を有する。このプロペラファン1は、シュラウド2と、回転翼車3と、モータ4とを含み構成される(図1〜図3参照)。
シュラウド2は、樹脂材料から成り、本体部21と、モータ保持部22と、リブ部23とを有する(図4参照)。本体部21は、空気導入用の開口部を中央に有する枠状部材であり、この本体部内21に回転翼車3およびモータ4が収容される。モータ保持部22は、モータ4を保持する部材であり、本体部21の開口部の中央にリブ部23によって支持されて配置されている。回転翼車3は、樹脂材料から成るハブ部31およびブレード部32を有する軸流ファンであり、回転軸となるハブ部31に複数のブレード部32が環状に配列されて構成される(図8参照)。モータ4は、回転翼車3を回転させる動力源である。このモータ4は、その出力側(前面側)にて回転翼車3に連結されると共に、その反出力側(背面側)にて本体部21のモータ保持部22にネジ留めされて固定されている。
このプロペラファン1では、モータ4の駆動により回転翼車3が回転すると、空気が前方(冷却用ラジエータおよび空調用コンデンサ側)から本体部21の開口部に導入されて後方に送られる。これにより、車両のエンジン側が冷却される。
[モータ冷却構造]
ここで、このプロペラファン1では、シュラウド2のモータ保持部22が、モータ4の周面側からモータの反出力側に抜ける通風路223を有する(図3〜図5参照)。具体的には、モータ保持部22がモータ4の径よりも大きな径を有すると共に略円環形状(中央部に開口部221を有する円板形状)を有しており、この円環部分に径方向溝(凹部)から成る通風路223が形成されている。モータ保持部22には、複数の通風路223が形成されている。また、通風路223内には、細リブ224が形成されている。この細リブ224により空気が整流されて通風路223内を滑らかに流れる。なお、モータ4は、モータ保持部22のうち通風路223が形成されていない部分(凸部)222に取り付けられて固定される。
かかる構成では、プロペラファン1の稼働時にて回転翼車3が回転すると、モータ4の周面側(回転翼車3のハブ部31の内側)とモータ4の反出力側との間に圧力差が発生する(図10参照)。すると、空気がモータ4の周面側からモータ保持部22の通風路223を通って開口部221からモータ4の反出力側に抜ける。これにより、モータ4の周囲に循環流が形成されて、モータ4が冷却される利点がある。
また、例えば、空気を導くヘラ状の突起部が通風路上に突出して配置されている構成では、この突起部が回転翼車のブレード部と圧力干渉して離散周波数騒音が増加するという問題がある。この点において、このプロペラファン1では、かかる騒音が生じ難いという課題がある。
[変形例1]
なお、このプロペラファン1では、回転翼車3が、ハブ部31を貫通してモータ4側に至る通風孔311を有することが好ましい(図6〜図9参照)。この通風孔311は、例えば、ハブ部31の前面側の回転中心付近に位置すると共に、ハブ部31を前面側(空気流れの上流側)から背面側(空気流れの下流側)に貫通してモータ4の前面側に至るように形成されている。また、ハブ部31には、複数の通風孔311が形成されている。かかる構成では、空気がハブ部31の通風孔311を前面側から背面側に通過してモータ4に当たる。これにより、空気が滞留し易いハブ部31の背面側に通風が形成されるので、モータ4が効果的に冷却される利点がある。
また、上記の構成では、回転翼車3が、通風孔311を通過した空気をハブ部31の背面側にてモータ4側にガイドするガイド部312を有することが好ましい(図6〜図10参照)。このガイド部312は、例えば、ハブ部31の背面(内面)にて径方向に延在する細リブ(補強リブ)あるいはフィンにより構成される。また、複数のガイド部312が複数の通風孔311に対応して放射状に設けられている。かかる構成では、回転翼車3が回転すると、通風孔311を通過した空気がガイド部312に当たって遠心力によりハブ部31の径方向外側に導かれる(遠心送風機)。そして、この空気がモータ4の前面および周面に当たってモータ4が冷却される。かかる構成とすれば、ガイド部312によりハブ部31の背面側における通風が促進されるので、より効果的にモータ4が冷却される利点がある。
特に、プロペラファン1の前面側に冷却用ラジエータおよび空調用コンデンサが配置され、背面側にエンジンが配置される構成では、高熱のエンジンによって、プロペラファン1の前面側(空気流れの上流側)よりも背面側の方が高圧となる。したがって、上記のガイド部312によりハブ部31が遠心送風機として機能する構成では、かかる配置条件下においても、空気がプロペラファン1の前面側から背面側に効果的に送られる。これにより、モータ4の冷却効果が相乗的に高められる利点がある。
また、上記の構成では、ガイド部312が、ハブ部31の軸方向下流側の端部に面取部313を有することが好ましい(図9参照)。この面取部313は、例えば、30度〜60度のC面取り、四分円のR面取り等であり、ガイド部312の回転先行側の端部(空気をガイドする側の面の端部)に形成される。かかる構成では、一部ガイド部とモータ前面のクリアランスから漏れが生じるが,この漏れ流れを助長させ,モータ前面に向かって吹きつけることが出来るためより効果的にモータが冷却される。また,空気がガイド部312によりガイドされるときに、ガイド部312による空気の撹拌抵抗が低減される。これにより、プロペラファン1の送風性能および送風効率が向上すると共に、騒音性能が向上する利点がある。
また、上記の構成では、ハブ部31の通風孔311の開口面積AIと、ハブ部31およびモータ保持部22間の(主風路への)開口面積A1と、モータ保持部22の通風路223の通路面積A2とが、10<A1/AIかつ3≦A2/AI≦6の関係を満たすことが好ましい(図10および図11参照)。
ここで、ハブ部31の通風孔311の開口面積AIは、複数の通風孔311が形成されている場合には、各通風孔311の開口面積の総和となる。この開口面積AIは、ハブ部31の強度により一義的に規定される。また、ハブ部31およびモータ保持部22間の開口面積A1は、ハブ部31およびモータ保持部22間の隙間面積が最小となる部分の面積をいう。この開口面積A1は、例えば、回転翼車3の軸方向断面視におけるハブ部31およびモータ保持部22間の最小隙間δ1と、この部分における半径R1とを用いて、A1=δ1×2π×R1として表せる。また、モータ保持部22の通風路223の通路面積A2は、この通風路223の流路面積が最小となる部分の面積をいう。この通路面積A2は、複数の通風路223が形成されている場合には、各通風路223の流路面積の総和となる。
ここで、図11に示すグラフでは、ΔWattがハブ部31のガイド部312によるウィンテージパワーの入力を示しており、ΔTempがモータ4の温度上昇を示しており、Qcoolが(モータ4の背面側まで導かれる)冷却空気の風量を示している。一般に、A2/AIが増加すると、まず、入力ΔWattおよび冷却空気の風量Qcoolが増加(良化)する。これにより、モータ4が冷却されてモータ4の温度上昇ΔTempが低下する。また、さらにA2/AIが増加すると、モータ4の温度上昇ΔTempが下限まで低下した後、入力ΔWattの増加に冷却空気の風量Qcoolが追いつかず、モータ4の温度上昇ΔTempが増加する。
そこで、上記の構成(10<A1/AIかつ3≦A2/AI≦6)とすることにより、効率的にモータ4の冷却が行われる利点がある。また、開口面積AIおよび通路面積A2は、4≦A2/AI≦5の関係を有することがより好ましい。これにより、モータ4の冷却効果がさらに向上する利点がある。
また、上記の構成では、モータ4の直径Dmと、回転翼車3の軸方向断面視におけるモータ保持部22の通風路223の最小隙間δ2とが0.01<δ2/Dm<0.05の関係を有することが好ましい(図10参照)。これにより、モータ4の冷却効果がさらに向上する利点がある。
[変形例2]
また、このプロペラファン1は、モータ4の背面側に配置される遮熱部材5を有する。この遮熱部材5は、金属製の薄板から成り、モータ4の背面側への熱(例えば、(車両のエンジン側からの輻射熱)を遮蔽する機能を有する。ここで、遮熱部材5は、ハブ部31の直径よりも大きな直径を有することが好ましい(図12参照)。すなわち、設置状態にて、遮熱部材5がハブ部31よりも径方向外側に突出するように、遮熱部材5の直径が規定される。また、この遮熱部材5は、スリット、開口部その他の排風孔51を有する。
かかる構成では、回転翼車3の回転によりブレード部32にて風が発生すると、この風(冷却風)を遮熱部材5がハブ部31の径方向外側から捕捉してモータ4の背面に導く。これにより、モータ4の背面が冷却される利点がある。なお、空気は、モータ4の背面を冷却した後に、遮熱部材5の排風孔51から背面側に排出される。
なお、上記の構成では、平面視にて、遮熱部材5がハブ部31から径方向外側に均等に突出して配置されることが好ましい。かかる構成では、遮熱部材5が冷却風をモータ4の背面に均等に導くので、遮熱部材5がハブ部31から不均一に突出している構成と比較して、遮熱部材5とブレード部32との圧力干渉が周方向に対して略均一となる。これにより、離散周波数騒音の発生が低減される利点がある。
また、上記の構成では、遮熱部材5が略ドーム形状を有すると共に、その(ドームの)凸部側を通風の下流側に向けて配置されることが好ましい。すなわち、遮熱部材5が通風の下流側に向かってドーム状に窄む構成が好ましい。かかる構成では、遮熱部材5内の空気が排風孔51から効率的に排出される。これにより、遮熱部材5における通風性が向上するので、モータ4が効果的に冷却される利点がある。なお、かかる遮熱部材5が扁平かつ薄型なドーム形状を有することにより、プロペラファン1の薄型化が可能となる。
以上のように、本発明にかかるプロペラファンは、回転翼車を駆動するモータを効果的に冷却できる点で有用である。
この発明の実施例にかかるプロペラファンを示す正面図である。 この発明の実施例にかかるプロペラファンを示す背面図である。 この発明の実施例にかかるプロペラファンを示す側面断面図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンのシュラウドを示す正面図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンのシュラウドを示す要部拡大図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンの回転翼車を示す前面側斜視図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンの回転翼車を示す背面側斜視図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンの回転翼車を示す要部拡大図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンの回転翼車を示す作用説明図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンの作用を示す説明図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンの作用を示す説明図である。 図1〜図3に記載したプロペラファンの作用を示す説明図である。
符号の説明
1 プロペラファン
2 シュラウド
21 本体部
22 モータ保持部
221 開口部
222 凸部
223 通風路
224 細リブ
23 リブ部
3 回転翼車
31 ハブ部
311 通風孔
312 ガイド部
313 面取部
32 ブレード部
4 モータ
5 遮熱部材
51 排風孔

Claims (7)

  1. 回転軸となるハブ部に複数のブレード部が配列されて成る回転翼車と、前記回転翼車を回転させるモータと、前記モータを保持するモータ保持部を有するシュラウドとを含むプロペラファンであって、
    前記回転翼車が、前記ハブ部を貫通して前記モータの前面側に至る通風孔を有すると共に、前記モータ保持部が、前記モータの外周面側から前記モータの反出力側に抜ける通風路を有することにより、前記モータの前面側から外周面を通って反出力側に至る空気の流路が形成され、且つ、
    前記ハブ部の通風孔の開口面積A I と、前記ハブ部および前記モータ保持部間の開口面積A 1 と、前記モータ保持部の通風路の通路面積A 2 とが、10<A 1 /A I かつ3≦A 2 /A I ≦6の関係を満たすことを特徴とするプロペラファン。
  2. 回転軸となるハブ部に複数のブレード部が配列されて成る回転翼車と、前記回転翼車を回転させるモータと、前記モータを保持するモータ保持部を有するシュラウドとを含むプロペラファンであって、
    前記回転翼車が、前記ハブ部を貫通して前記モータの前面側に至る通風孔を有すると共に、前記モータ保持部が、前記モータの外周面側から前記モータの反出力側に抜ける通風路を有することにより、前記モータの前面側から外周面を通って反出力側に至る空気の流路が形成され、且つ、
    前記モータの直径D m と、前記回転翼車の軸方向断面視における前記モータ保持部の通風路の最小隙間δ 2 とが0.01<δ 2 /D m <0.05の関係を有することを特徴とするプロペラファン。
  3. 前記回転翼車が、前記通風孔を通過した空気を前記ハブ部の背面側にて前記モータ側にガイドするガイド部を有する請求項1または2に記載のプロペラファン。
  4. 前記ガイド部が、前記ハブ部の軸方向下流側の端部に面取部を有する請求項に記載のプロペラファン。
  5. 前記モータの背面側に配置されて背面側への熱を遮蔽する遮熱部材を有し、且つ、
    前記遮熱部材が前記ハブ部の直径よりも大きな直径を有する請求項1〜のいずれか一つに記載のプロペラファン。
  6. 平面視にて、前記遮熱部材がハブ部から径方向外側に均等に突出して配置される請求項に記載のプロペラファン。
  7. 前記遮熱部材が略ドーム形状を有すると共に、その凸部側を通風の下流側に向けて配置される請求項5または6に記載のプロペラファン。
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KR20140083718A (ko) * 2012-12-26 2014-07-04 한라비스테온공조 주식회사 차량용 냉각 장치의 팬 모터 어셈블리

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