JP6935771B2 - 画像センサ - Google Patents

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Description

本発明は複数のモジュールの組み合わせにより構成されるモジュラー型の画像センサに関する。
工場の製造ラインにおいては、製造物の検査や管理を自動化ないし省力化するために、画像センサと呼ばれるシステムが多用されている。従来は、カメラと画像処理装置とをケーブルで接続する構成が一般的であったが(特許文献1参照)、最近では、カメラと画像処理装置を一体化し、単一の装置で撮像から画像処理まで行えるようにした処理一体型画像センサも登場している。このような処理一体型画像センサは「スマートカメラ」とも呼ばれており、照明やレンズが一体となっているものもある。
特開2007−214682号公報
検査対象のサイズ、画像センサの設置環境等によって、スマートカメラに望まれる画角や撮像結果(画像データ)の解像度は異なる。そこでスマートカメラを提供するメーカは、従来は、画角等のスペックが異なる多数の製品をラインナップし、ユーザが最適なスペックのものを選択できるようにしていた。
ところが、工場のIoT化が加速する中でスマートカメラの適用範囲が拡大し、多様化するユーザーニーズを網羅するような製品バリエーションの提供が困難になってきている。また、商品競争の中で競合との差異化のためにそれぞれの顧客の嗜好性に合わせたマスカスタマイゼーションや季節限定商品の提供の拡大、スマートフォンに代表されるデジタル機器の商品のライフサイクルの短命化など、検査対象の変更が短いサイクルで入ることで検査に合わせて最適となるように照明・レンズなどを部分的に変更するニーズも増加している。そこで、スマートカメラの光学系、撮像素子をそれぞれモジュール化し、ユーザ側で、光学系と撮像素子とを自由に組み合わせられることが考えられる。ただし、光学系と撮像素子の組み合わせによって撮像結果に対して施すべき光量比補正の内容は異なるため、スマートカメラを単にモジュール化したのでは、使用されている光学系と撮像素子の組み合わせによらず、撮像結果に対して良好な光量比補正を行えるスマートカメラを実現することができない。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、本体モジュールと当該本体モジュールに装着されたレンズモジュール及び撮像モジュールにより構成される、使用されているレンズモジュールと撮像モジュールの組み合わせによらず撮像結果に対して良好な光量比補正を行える画像センサを提供することを目的とする。
本発明の一観点に係る画像センサは、本体モジュールと、前記本体モジュールに装着されたレンズモジュール及び撮像モジュールとを含む。そして、画像センサの本体モジュールは、シェーディング補正情報が設定可能な補正手段であって、設定されているシェーディング補正情報に従って前記本体モジュールに装着されている前記撮像モジュールが出力する画像データに対してシェーディング補正を行う補正手段と、前記本体モジュールに装
着されている前記撮像モジュール内の撮像素子の大きさに関する情報を取得すると共に、前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールからの、前記撮像素子の撮像面上の少なくとも2つ以上の位置における光量の比率を表す光量比情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報に基づき、前記光量の比率に起因して前記画像データに生じているシェーディングを補正するためのシェーディング補正情報を生成して前記補正手段に設定する生成・設定手段と、を備える。
画像センサに上記構成を採用しておけば、本体モジュールに装着されているレンズモジュール及び撮像モジュールの組み合わせに応じた内容のシェーディング補正を撮像結果(撮像モジュールからの画像データ)に施すことが可能となる。従って、本体モジュールに装着されているレンズモジュール及び撮像モジュールの組み合わせがどのようなものであっても、良好にシェーディング補正がなされた画像データを得ることができる。
なお、本体モジュールの取得手段が取得する『前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールからの、前記撮像素子の撮像面上の少なくとも2つ以上の位置における光量の比率を表す光量比情報』は、撮像素子に関する情報と共に用いることにより、シェーディング補正情報を生成できる情報であれば、どのような形式の情報であっても良い。また、本体モジュールの取得手段として、『前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールが、絞りが調整可能な第2種レンズモジュールである場合には、絞りの現設定値に対応した光量比情報を取得する』手段を採用しても良い。このように動作する取得手段を採用しておけば、絞りをどの大きさに調整してもシェーディング(輝度ムラ)が過度に大きくならない画像センサを得ることが出来る。
取得手段は、上記光量比情報をどこから取得するものであっても良い。例えば、前記絞りの設定値毎に前記光量比情報を記憶したメモリを第2種レンズモジュールに搭載し、取得手段として、前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールが前記第2種レンズモジュールである場合には、前記第2種レンズモジュール内の前記メモリから、前記絞りの現設定値に対応づけられている前記光量比情報を取得する手段を採用しておいても良い。
また、画像センサに、『前記第2種レンズモジュールが、ズーム可能であり、前記第2種レンズモジュールの前記メモリには、前記絞りの設定値とズーム設定値との組み合わせ別に前記光量比情報が記憶されており、前記本体モジュールの前記取得手段は、前記本体モジュールに装着されている前記第2種レンズモジュールの前記メモリから、前記絞りの現設定値と現ズーム設定値との組み合わせに対応づけられている前記光量比情報を取得する』構成を採用しても良い。この構成を採用しておけば、第2種レンズモジュールの絞り、ズーム倍率をどのように調整してもシェーディングが過度に大きくならない画像センサを得ることが出来る。
画像センサの取得手段が取得する“撮像モジュール内の撮像素子に関する情報”(以下、撮像素子情報と表記する)は、光量比情報と組み合わせることにより光量比補正情報を生成できる情報であれば良い。従って、撮像素子情報として、撮像素子の画素サイズ及び画素数を採用することが出来る。また、各撮像モジュール内の撮像素子の画素サイズが同一の場合には、撮像素子の画素数のみを撮像素子情報としておいても良く、各撮像モジュール内の撮像素子の画素数が同一の場合には、撮像素子の画素サイズのみを撮像素子情報としておいても良い。
また、前記本体モジュールの前記取得手段は、前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールがズーム可能なものである場合には、ズームの現設定値に応じた前記光量比情報を取得しても良い。なお、ズームの現設定値に応じた光量比情報は、レンズモジュ
ール内のメモリに記憶されているものであっても、他の装置が保持している情報であっても良い。
また、画像センサの取得手段による撮像素子の大きさに関する情報の取得方法も特に限定されない。例えば、取得手段として、撮像素子の大きさに関する情報を、前記撮像モジュール内のメモリから取得する手段を採用しても良い。また、取得手段として、撮像モジュール内のメモリから、撮像モジュール又は撮像素子の形式情報を取得し、当該形式情報に対応付けられている撮像素子の大きさに関する情報を、他の記憶装置から取得する手段を採用しても良い。また、撮像素子の大きさに関する情報は、前記撮像素子の画素サイズ、画素数、素子サイズのうち、少なくとも2つ以上を含んでも良い。
本発明によれば、使用されているレンズモジュールと撮像モジュールの組み合わせによらず撮像結果に対して良好なシェーディング補正を行える画像センサを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る画像センサの概略構成の説明図である。 図2は、画像センサの使用例の説明図である。 図3は、第1種レンズモジュールと第2種レンズモジュールの説明図である。 図4は、射出瞳径・位置情報の説明図である。 図5は、射出瞳径・位置情報の構成例の説明図である。 図6は、瞳径縮小率情報の説明図である。 図7は、瞳径縮小率情報の構成例の説明図である。 図8は、第1実施形態に係る画像センサの本体モジュールの機能ブロック図である。 図9は、シェーディング補正情報の一例の説明図である。 図10は、本来モジュール内の補正部の機能ブロック図である。 図11は、第1実施形態に係る画像センサの本体モジュールが実行するX方向補正情報生成処理の流れ図である。 図12Aは、X方向補正情報生成処理のステップS101の処理の内容を説明するための図である。 図12Bは、X方向補正情報生成処理のステップS101の処理の内容を説明するための図である。 図13は、X方向補正情報生成処理のステップS102の内容を説明するための図である。 図14は、X方向補正情報生成処理のステップS103の内容を説明するための図である。 図15は、第2実施形態に係る画像センサの本体モジュールの機能ブロック図である。 図16は、撮像素子情報テーブルの構成例の説明図である。 図17は、射出瞳情報テーブルの構成例の説明図である。 図18は、瞳径縮小率テーブルの構成例の説明図である。 図19は、画像センサの変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
《第1実施形態》
図1に、本実施形態に係る画像センサ1の概略構成を示し、図2に、画像センサ1の使用例を示す。
図1に示してあるように、本実施形態の画像センサ1は、本体モジュール10にレンズモジュール20と撮像モジュール30とを装着することにより構成される装置である。また、図2に示してあるように、画像センサ1は、製造ライン等の複数箇所に設けられる形であると共に、各画像センサ1の処理結果が1台の情報処理装置50にて収集される形で使用されることを想定して開発されたものとなっている。
撮像モジュール30(図1)は、CMOSイメージセンサ、CCDイメージセンサ等の撮像素子31を備えたモジュールである。画像センサ1用の撮像モジュール30としては、仕様(撮像素子31の画素サイズ、入射角特性等)が異なるM種の撮像モジュール30〜30が用意されている。また、各撮像モジュール30内には、シリアルEEPROM等の不揮発性メモリ32(用途は後述)が設けられている。
レンズモジュール20は、撮像対象からの光を撮像素子31の撮像面に結像させるための光学系21を備えたモジュールである。レンズモジュール20としては、仕様が異なるN種のレンズモジュール20〜20が用意されており、各レンズモジュール20内には、シリアルEEPROM等の不揮発性メモリ22(用途は後述)が設けられている。
本体モジュール10は、撮像モジュール30からの画像データにシェーディング補正を施し、シェーディング補正後の画像データを解析することで各種処理(バーコード等の読み取り処理、異常の有無の判定処理等)を行うモジュールである。
以下、本実施形態に係る画像センサ1の構成及び動作をさらに具体的に説明する。なお、以下の説明では、レンズモジュールのことをLMとも表記する。
まず、各撮像モジュール30の不揮発性メモリ32、各レンズモジュール20の不揮発性メモリ22に記憶されている情報について説明する。
画像センサ1用の各撮像モジュール30の不揮発性メモリ32には、自撮像モジュール30内の撮像素子31の入射角特性を表す入射角特性情報と、当該撮像素子31の画素サイズ、X方向画素数及びY方向画素数とが記憶されている。ここで、X方向画素数とは、撮像素子31の長手方向の画素数のことであり、Y方向画素数とは、撮像素子31の、X方向画素数と直交する方向の画素数のことである。不揮発性メモリ32に記憶される入射角特性情報は、通常、X方向の入射角特性を表す情報とY方向の入射角特性を表す情報とを含む。ただし、X方向の入射角特性とY方向の入射角特性とがほぼ一致している場合、入射角特性情報は、X方向の入射角特性のみを表す情報であっても良い。
また、図3に示してあるように、画像センサ1用のレンズモジュール20には、大きさを調整可能な絞りを有さず、ズーム出来ない光学系21を備えた第1種LM20と、大きさを調整可能な絞りを有し、ズーム可能な光学系21を備えた第2種LM20とがある。そして、各第1種LM20の不揮発性メモリ22には、自モジュール内の光学系21の入射瞳径と入射瞳位置と周辺光量比情報と記憶されている。また、各第2種LM20の不揮発性メモリ22には、射出瞳径・位置情報と瞳径縮小率情報と複数の周辺光量比情報とが記憶されている。
以下、第2種LM20の不揮発性メモリ22上の各情報について説明する。
射出瞳径・位置情報は、自LMにおけるズーム設定値(ズーム倍率の設定値)と射出瞳径及び射出瞳位置との間の関係を示す情報である。すなわち、ズーム設定値が変更される
と、図4に模式的に示したように、射出瞳の径及び位置が変化する。射出瞳径・位置情報は、ズーム設定値と射出瞳径及び射出瞳位置間のこの関係を示す情報である。射出瞳径・位置情報としては、例えば、図5に示した構成(データ構造)の情報が使用される。
また、第2種LM20の絞りの大きさが変更されると、図6に模式的に示したように、撮像素子31への光の照射源範囲の径が、絞り設定値(F値)に応じて小さくなる。瞳径縮小率情報は、絞り設定値(F値の設定値)と、“実際の照射源範囲の径”/“絞りがないときの照射源範囲(つまり、射出瞳)の径”(以下、射出瞳縮小率と表記する)との間の関係を示す情報である。この瞳径縮小率情報としては、例えば、図7に示した構成の情報が使用される。
第2種LM20の不揮発性メモリ22上の各周辺光量比情報は、自LM内の光学系21の周辺光量比を示す情報である。不揮発性メモリ22上の各周辺光量比情報は、ズーム設定値と絞り設定値の1つ又は複数の組み合わせに対応付けられている。また、不揮発性メモリ22上の、ズーム設定値と絞り設定値の或る組み合わせに対応づけられた周辺光量比情報は、その組み合わせ通りの設定がなされている場合における光学系21の周辺光量比を示すものとなっている。
次に、本体モジュール10の構成及び機能を説明する。
図8に、本体モジュール10の機能ブロック図を示す。図示してあるように、本体モジュール10は、補正部11、処理部12、通信処理部13、設定部14及びズーム・絞り調整部19を、備える。なお、本体モジュール10の補正部11は、例えば、画像処理用IC(FPGA、ASIC等)で実現され、通信処理部13は、例えば、ネットワークインターフェース回路で実現される。また、処理部12、設定部14及びズーム・絞り調整部19は、例えば、画像センサ1用のプログラムを記憶させたマイクロコントローラで実現される。
補正部11は、撮像モジュール30からの画像データに対して、設定されているシェーディング補正情報にて規定される内容のシェーディング補正を施すユニットである。この補正部11としては、例えば、図9に示した構成のシェーディング補正情報が設定される、図10に示した構成のユニットが使用される。
このシェーディング補正情報(図9)は、画素数が640×480個の撮像素子31を備えた撮像モジュール30用のシェーディング補正情報である。図示してあるように、シェーディング補正情報は、y座標が240の各画素の輝度値に乗ずべき補正ゲインをx座標別に規定するX方向補正情報(図9の上段の情報)と、x座標が320の各画素の輝度値に乗ずべき補正ゲインをy座標別に規定するY方向補正情報(図9の下段の情報)とから構成されている。
補正部11(図10)が備えるX方向補正テーブル17X、Y方向補正テーブル17Yは、それぞれ、シェーディング補正情報(図9)中のX方向補正情報、Y方向補正情報が設定されるテーブル(いわゆるルックアップテーブル)である。乗算器M1は、座標x、yの画素の輝度値Pinに、X方向補正情報中の座標xに対応付けられている補正ゲインGX(x)に乗ずるユニットである。乗算器M2は、乗算器M1の出力にY方向補正情報中の座標に対応付けられている補正ゲインGY(y)を乗算して、処理結果Poutとして出力するユニットである。
図8に戻って、本体モジュール10の説明を続ける。
処理部12は、シェーディング補正後の画像データを解析することで各種処理(コード
の読み取り処理、異常の有無の判定処理等)を行うユニットである。通信処理部13は、処理部12が外部装置(情報処理装置50)との間で通信を行うために利用するユニットである。
ズーム・絞り調整部19は、第2種LM20のズーム設定、絞り設定を行うユニットである。このズーム・絞り調整部19は、ズーム/絞りの設定変更時に、現在の(変更後の)ズーム設定値及び絞り設定値を設定部14に通知する機能、及び、設定部14から所定の要求に応答して、現在のズーム設定値及び絞り設定値を設定部14に通知する機能を有している。
設定部14は、本体モジュール10に装着されていると撮像モジュール30からの画像データに適したシェーディング補正を補正部11に行わせるためのシェーディング補正情報を生成して補正部11に設定するユニットである。
具体的には、設定部14は、本体モジュール10の電源が投入されると、本体モジュール10に装着されている撮像モジュール30の不揮発性メモリ32から、撮像モジュール30内の撮像素子31の仕様情報(画素サイズ、X方向画素数、Y方向画素数及び入射角特性情報)を読み出す。また、設定部14は、本体モジュール10に装着されているレンズモジュール20(以下、装着LM20と表記する)の不揮発性メモリ22に、射出瞳径・位置情報等が記憶されているか否かを判断することにより、装着LM20が第2種LM20であるか第1種LM20であるかを判断する。
装着LM20が第1種LM20であった場合、設定部14は、装着LM20(第1種LM20)の不揮発性メモリ22から射出瞳径、射出瞳位置及び周辺光量比情報を読み出す。一方、装着LM20が第2種LM20であった場合、設定部14は、ズーム・絞り調整部19から、装着LM20(第2種LM20)の現在のズーム設定値(以下、現ズーム設定値と表記する)及び現在の絞り設定値(以下、現絞り設定値と表記する)を取得する。
次いで、設定部14は、装着LM20(第2種LM20)の不揮発性メモリ22から、現ズーム設定値に対応づけられている射出瞳径及び射出瞳位置と、現絞り設定値に対応づけられている射出瞳縮小率とを読み出す。より具体的には、設定部14は、不揮発性メモリ22上の射出瞳径・位置情報(図5参照)から現ズーム設定値に対応づけられている射出瞳径及び射出瞳位置を読み出し、不揮発性メモリ22上の射出瞳径・位置情報(図7参照)から現絞り設定値に対応づけられている射出瞳縮小率を読み出す。
また、設定部14は、装着LM20(第2種LM20)の不揮発性メモリ22から、現ズーム設定値と現絞り設定値の組み合わせに対応づけられている周辺光量比情報も読み出す。
要するに、設定部14は、装着LM20が第1種LM20である場合には、装着LM20(光学系21)に関する情報として、射出瞳径、射出瞳位置及び周辺光量比情報を収集する。また、設定部14は、装着LM20が第2種LM20である場合には、装着LM20に関する情報として、射出瞳径、射出瞳位置及び周辺光量比情報と、射出瞳縮小率とを収集する。
そして、設定部14は、装着LM20が第1種LM20であった場合には、図11に示した手順のX方向補正情報生成処理により、X方向補正情報を生成する。なお、既に説明したように、X方向補正情報とは、シェーディング補正情報の要素情報(図9の上段の情報参照)のことである。
すなわち、X方向補正情報の生成時、設定部14は、まず、収集した情報群(画素サイズ、X方向画素数、入射角特性情報、射出瞳径及び射出瞳位置)に基づき、撮像素子31のY方向中央ラインの画素毎に受光量積分値を算出する(ステップS101)。
ここで、Y方向中央ラインとは、図12Aに示してあるように、撮像素子31のY方向の中央に位置している画素群31cのことである。ステップS101において、設定部14は、画素サイズ、X方向画素数、射出瞳径及び射出瞳位置に基づき、Y方向中央ラインの各画素への入射角範囲を特定する(図12A参照)。そして、設定部14は、図12Bに示してあるように、入射角特性情報が示している、Y方向中央ラインの各画素への入射角範囲内の受光量を積分することで、画素毎に受光量積分値を算出する。
ステップS101の処理を終えた設定部14は、X方向補正情報を構成する各画素用の第1補正ゲインとして、最大受光量積分値を各画素の受光量積分値で除算した値を算出する(ステップS102)。すなわち、設定部14は、図13に模式的に示したように、Y方向中央ラインの各画素用の第1補正ゲインG1X(x)として、最大受光量積分値Lmax/受光量積分値L(x)を算出する。
次いで、設定部14は、画素サイズ、X方向画素数及び周辺光量比情報に基づき、Y方向中央ラインの各画素における周辺光量比を算出する(ステップS103)。図14に模式的に示したように、このステップS103の処理は、光学中心からの距離と周辺光量比との関係を表している周辺光量比情報からY方向中央ラインの各画素における周辺光量比(単位は%)を算出する処理である。
ステップS103の処理を終えた設定部14は、100/“各画素の周辺光量比”を演算することで、Y方向中央ラインの各画素についての第2補正ゲインを算出する(ステップS104)。そして、設定部14は、画素毎に第1補正ゲイン×第2補正ゲインを演算することでX方向補正情報を構成する各画素用の補正ゲインを算出する(ステップS105)。
設定部14は、Y方向補正情報も同様の手順で生成する。なお、撮像素子31のX方向の入射角特性とY方向の入射角特性とがほぼ一致している場合、上記のような手順でY方向補正情報を生成する代わりに、X方向補正情報の一部(中央のY方向画素数分の情報)を取り出すことでY方向補正情報を生成しても良い。
設定部14は、装着LM20が第1種LM20であった場合、上記手順でシェーディング補正情報を生成する。
装着LM20が第2種LM20である場合にも、設定部14は、同様の手順でシェーディング補正情報を生成する。ただし、この場合、絞りにより、撮像素子31への光の照射源範囲の径が、射出瞳径よりも小さくなっており(図6参照)、瞳径縮小率情報(図7)から読み出した瞳径縮小率がその割合を示している。そのため、設定部14は、装着LM20が第2種LM20である場合、射出瞳径・位置情報(図5)から読み出した射出瞳径に瞳径縮小率情報(図7)から読み出した瞳径縮小率を乗じた値を上記X方向補正情報生成処理における“射出瞳径”として取り扱う形で、シェーディング補正情報を生成するように構成されている。
設定部14は、ズーム・絞り調整部19から変更後のズーム設定値及び絞り設定値が通知された場合にも、同様の手順でシェーディング補正情報を生成して補正部11に設定する。
以上、説明したように、本実施形態に係る画像センサ1では、レンズモジュール20内の光学系21の周辺光量比、撮像モジュール30内の撮像素子31の入射角特性等に基づき、使用されているモジュールの組み合わせに適した内容のシェーディング補正情報が生成され、撮像モジュール30からの画像データに対して当該シェーディング補正情報に従ってシェーディング補正が行われる。従って、画像センサ1によれば、本体モジュール10に装着されているレンズモジュール20及び撮像モジュール30の組み合わせがどのようなものであっても、良好にシェーディング補正がなされた画像データを得ることができる。
《第2実施形態》
以下、第1実施形態に係る画像センサ1の説明時に用いたものと同じ符号を用いて、第2実施形態に係る画像センサ1の構成及び動作を、第1実施形態に係る画像センサ1と異なる部分を中心に説明する。なお、説明の便宜上、以下では、第L(L=1,2)実施形態に係る画像センサ1、第L実施形態に係る画像センサ1の本体モジュール10のことを、それぞれ、第L画像センサ1、第L本体モジュール10とも表記する。
図15に、第2画像センサ1(第2実施形態に係る画像センサ1)の概略構成を示す。
第2画像センサ1も、第1画像センサ1と同様に、利用可能なモジュールとして、各種仕様のレンズモジュール20及び撮像モジュール30が用意されている装置である。また、第2画像センサ1用のレンズモジュール20としても、第1画像センサ1と同様に、第1種LM20と第2種LM20とがある。
ただし、図示してあるように、第1画像センサ1用の各レンズモジュール20の不揮発性メモリ22には、自レンズモジュール20の形式を示す形式情報が記憶されている。また、第1画像センサ1用の各撮像モジュール30の不揮発性メモリ32にも、自撮像モジュール30の形式を示す形式情報が記憶されている。
第2本体モジュール10(第2画像センサ1の本体モジュール10)には、撮像素子情報テーブル41、射出瞳情報テーブル42、瞳径縮小率テーブル43及び周辺光量比情報テーブル44を記憶した記憶部40が設けられている。
図16、図17、図18に、それぞれ、撮像素子情報テーブル41、射出瞳情報テーブル42、瞳径縮小率テーブル43の構成例を示す。図16に示してあるように、撮像素子情報テーブル41は、各撮像モジュール30の形式情報に対応づけた形で、各撮像モジュール30内の撮像素子31の画素サイズ、X方向画素数、Y方向画素数及び入射角特性情報を記憶したテーブルである。
射出瞳情報テーブル42(図17)は、各レンズモジュール20の形式情報に対応づけた形で、第2種LM20については、ズーム設定値と射出瞳径及び射出瞳位置との間の関係を示す情報を記憶し、第1種LM20については、射出瞳径及び射出瞳位置を記憶したテーブルである。瞳径縮小率テーブル43(図18)は、各第2種LM20の形式情報に対応づけた形で、各第2種LM20の絞り設定値(F値の設定値)と射出瞳縮小率との間の関係を示す情報を記憶したテーブルである。
周辺光量比情報テーブル44(図15)は、各LM20の形式情報に対応づけた形で、第2種LM20については、ズーム設定値と絞り設定値の組み合わせ毎に、その組み合わせ通りの設定がなされている場合における光学系21の周辺光量比を示す周辺光量比情報を記憶し、第1種LM20については、当該第1種LM20内の光学系21の周辺光量比を示す周辺光量比情報を記憶したテーブルである。
すなわち、第2本体モジュール10の記憶部40には、第1画像センサ1用の各レンズモジュール20の不揮発性メモリ22に記憶されているものと同じ情報が形式情報別に記憶されている。また、記憶部40には、第1画像センサ1用の各撮像モジュール30の不揮発性メモリ32に記憶されているものと同じ情報が形式情報別に記憶されている。
そして、第2本体モジュール10の設定部14は、レンズモジュール20の不揮発性メモリ22上の形式情報(以下、LM形式情報と表記する)と、撮像モジュール30の不揮発性メモリ32上の形式情報(以下、CM形式情報と表記する)とに基づき、シェーディング補正情報の生成に必要な情報を記憶部40から収集するように、第1本体モジュール10の設定部14を変形したものとなっている。
具体的には、第2本体モジュール10の設定部14は、第2本体モジュール10の電源が投入されると、レンズモジュール20の不揮発性メモリ22からLM形式情報を取得し、撮像モジュール30の不揮発性メモリ32からCM形式情報を取得する。その後、設定部14は、取得したCM形式情報に対応づけられている情報(画素サイズ等)を撮像素子情報テーブル41(図5)から読み出す。また、設定部14は、取得したLM形式情報に基づき、装着LM20(第2本体モジュール10に装着されているレンズモジュール20)が第2種LM20であるか否かを判断する。
装着LM20が第1種LM20であった場合、設定部14は、射出瞳情報テーブル42から、LM形式情報に対応づけられている射出瞳径及び射出瞳位置を読み出すと共に、周辺光量比情報テーブル44から、LM形式情報に対応づけられている周辺光量比情報を読み出す。
一方、装着LM20が第2種LM20であった場合、設定部14は、ズーム・絞り調整部19から、装着LM20(第2種LM20)の現在のズーム設定値(以下、現ズーム設定値)及び現在の絞り設定値(以下、現絞り設定値)を取得する。そして、設定部14は、射出瞳情報テーブル42から現ズーム設定値に対応づけられている射出瞳径及び射出瞳位置を読み出し、瞳径縮小率テーブル43から現絞り設定値に対応づけられている射出瞳縮小率を読み出す。また、設定部14は、周辺光量比情報テーブル44から、LM形式情報、現ズーム設定値及び現絞り設定値に対応づけられている周辺光量比情報も読み出す。
そのようにして各種情報を収集した設定部14は、収集した情報に基づき、第1本体モジュール10内の設定部14と同手順でシェーディング補正情報を生成する。そして、設定部14は、生成したシェーディング補正情報を補正部11に設定する。
以上、説明したように、本実施形態に係る画像センサ1も、レンズモジュール20内の光学系21の周辺光量比、撮像モジュール30内の撮像素子31の入射角特性等に基づき、使用されているモジュールの組み合わせに適した内容のシェーディング補正情報が生成され、撮像モジュール30からの画像データに対して当該シェーディング補正情報に従ってシェーディング補正が行われる構成を有する。従って、この画像センサ1によっても、本体モジュール10に装着されているレンズモジュール20及び撮像モジュール30の組み合わせがどのようなものであっても、良好にシェーディング補正がなされた画像データを得ることができる。
《変形例》
上記した各実施形態に係る画像センサ1は、各種の変形を行えるものである。例えば、各撮像モジュール30内の撮像素子31が、出力の入射角依存性が少ないものである場合等には、各実施形態に係る画像センサ1の本体モジュール10を、撮像素子31の入射角
特性を考慮せずに、周辺光量落ちに起因して前記画像データに生じているシェーディングを補正するためのシェーディング補正情報を生成するものに変形することが出来る。また、第2実施形態に係る画像センサ1を、撮像素子31に関する情報が、撮像モジュール30の不揮発性メモリ32に記憶されている装置に変形することも出来る。
周辺光量比情報を、それに含まれる光量比数がより少ないものとしておいても良い。また、周辺光量比情報を、それに含まれる光量比数がより少ないものとしておくと共に、本体モジュール10側で、補間等により各位置の光量比が算出されるようにしておいても良い。
補正部11に相当するユニットを撮像モジュール30側に設けることにより、各実施形態に係る画像センサ1を、画像データに対する補正が撮像モジュール30側で行われる装置に変形してもよい。
撮像素子情報テーブル41、射出瞳情報テーブル42、瞳径縮小率テーブル43及び周辺光量比情報テーブル44を保持した外部装置(情報処理装置50、他の画像センサ1、インターネット上のストレージ等)を用意した上で、第2実施形態に係る画像センサ1の本体モジュール10を、当該外部装置にアクセスすることでシェーディング補正情報に生成に必要とされる情報を取得するモジュールに変形しても良い。
また、レンズモジュール20を、被写体照明用の光源(LED等)を備えたモジュールに変形しても良い。図19に模式的に示したように、本体モジュール10を、照明用の光源被写体照明用の光源を備えた照明モジュール60も装着可能なものに変形しても良い。さらに、画像センサ1を、調整可能な絞りを有するがズームできない光学系21を備えたレンズモジュール20を構成要素とした装置に変形しても良いことや、シェーディング補正情報の具体的な生成手順が上記したものと同一でなくても良いことなどは、当然のことである。なお、スマートカメラの提供形態(納品形態)として、モジュールを個別に提供し、ユーザー側で組み立てを行う形態と、センサ本体に照明モジュールやレンズモジュールを組み込んだ状態で提供する形態とがある。後者の提供形態の場合、ユーザー側での光学条件の調整などが不要となるため、より簡単に画像センサの導入を行うことができるという利点がある。
《付記》
(1) 本体モジュール(10)と、前記本体モジュール(10)に装着されたレンズモジュール(20)及び撮像モジュール(30)とを含む画像センサ(1)であって、
前記本体モジュール(10)は、
シェーディング補正情報が設定可能な補正手段(11)であって、設定されているシェーディング補正情報に従って前記本体モジュール(10)に装着されている前記撮像モジュール(30)が出力する画像データに対してシェーディング補正を行う補正手段(11)と、
前記本体モジュール(10)に装着されている前記撮像モジュール(30)内の撮像素子の大きさに関する情報を取得すると共に、前記本体モジュール(10)に装着されているレンズモジュール(20)からの、前記撮像素子の撮像面上の少なくとも2つ以上の位置における光量の比率を表す光量比情報を取得する補正手段(14)と、
前記補正手段(14)により取得された情報に基づき、前記光量の比率に起因して前記画像データに生じているシェーディングを補正するためのシェーディング補正情報を生成して前記補正手段(11)に設定する生成・設定手段(14)と、
を備える、
ことを特徴とする画像センサ(1)。
1 画像センサ
10 本体モジュール
11 補正部
12 処理部
13 通信処理部
14 設定部
17Y Y方向補正テーブル
17X X方向補正テーブル
19 ズーム・絞り調整部
20 レンズモジュール
21 光学系
22、32 不揮発性メモリ
30 撮像モジュール
31 撮像素子
40 記憶部
41 撮像素子情報テーブル
42 射出瞳情報テーブル
43 瞳径縮小率テーブル
44 周辺光量比情報テーブル
50 情報処理装置

Claims (9)

  1. 本体モジュールと、前記本体モジュールに装着されたレンズモジュール及び撮像モジュールとを含む画像センサであって、
    前記本体モジュールは、
    シェーディング補正情報が設定可能な補正手段であって、設定されているシェーディング補正情報に従って前記本体モジュールに装着されている前記撮像モジュールが出力する画像データに対してシェーディング補正を行う補正手段と、
    前記本体モジュールに装着されている前記撮像モジュール内の撮像素子の大きさに関する情報および入射角特性を表す入射角特性情報を取得すると共に、前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールに関する、前記撮像素子の撮像面上の少なくとも2つ以上の位置における光量の比率を表す光量比情報、射出瞳径情報、および射出瞳位置情報を取得する取得手段と、
    前記撮像素子の大きさに関する情報、前記入射角特性情報、前記射出瞳径情報、および前記射出瞳位置情報に基づき、各画素への入射角範囲内で受光量を積分した値に基づく第1補正ゲインと、前記撮像素子の大きさに関する情報と前記光量比情報に基づく第2補正ゲインと、の少なくとも一方を算出し、前記第1補正ゲインと前記第2補正ゲインの少なくとも一方に基づく値を、前記シェーディング補正情報として生成して前記補正手段に設定する生成・設定手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする画像センサ。
  2. 前記生成・設定手段は、前記第1補正ゲインと前記第2補正ゲインの積に基づく値を、前記シェーディング補正情報として生成して前記補正手段に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像センサ。
  3. 前記本体モジュールの前記取得手段は、前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールが、絞りが調整可能な第2種レンズモジュールである場合には、絞りの現設定値に対応した光量比情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像センサ。
  4. 前記第2種レンズモジュールは、前記絞りの設定値毎に前記光量比情報を記憶したメモリを備え、
    前記本体モジュールの前記取得手段は、前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールが前記第2種レンズモジュールである場合には、前記第2種レンズモジュール内の前記メモリから、前記絞りの現設定値に対応づけられている前記光量比情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像センサ。
  5. 前記第2種レンズモジュールが、ズーム可能であり、
    前記第2種レンズモジュールには、前記絞りの設定値とズーム設定値との組み合わせ別に前記光量比情報記憶したメモリを備え、
    前記本体モジュールの前記取得手段は、前記本体モジュールに装着されている前記第2種レンズモジュールの前記メモリから、前記絞りの現設定値と現ズーム設定値との組み合わせに対応づけられている前記光量比情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像センサ。
  6. 前記本体モジュールの前記取得手段は、前記本体モジュールに装着されているレンズモジュールがズーム可能なものである場合には、ズームの現設定値に応じた前記光量比情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像センサ。
  7. 前記本体モジュールの前記取得手段は、ズームの現設定値に応じた前記光量比情報を前記レンズモジュールが備えるメモリから取得する、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像センサ。
  8. 前記取得手段は、前記撮像素子の大きさに関する前記情報を、前記撮像モジュール内のメモリから取得する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像センサ。
  9. 前記撮像素子の大きさに関する前記情報が、前記撮像素子の画素サイズ、画素数、素子サイズのうち、少なくとも2つ以上を含む、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の画像センサ。
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