JP6935092B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6935092B2
JP6935092B2 JP2017182024A JP2017182024A JP6935092B2 JP 6935092 B2 JP6935092 B2 JP 6935092B2 JP 2017182024 A JP2017182024 A JP 2017182024A JP 2017182024 A JP2017182024 A JP 2017182024A JP 6935092 B2 JP6935092 B2 JP 6935092B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
printing
roll
flat
roll paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017182024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019055549A (ja
Inventor
博規 高田
博規 高田
啓吾 橋本
啓吾 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sun S Co Ltd
Original Assignee
Sun S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sun S Co Ltd filed Critical Sun S Co Ltd
Priority to JP2017182024A priority Critical patent/JP6935092B2/ja
Publication of JP2019055549A publication Critical patent/JP2019055549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6935092B2 publication Critical patent/JP6935092B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

本発明は、例えば、店舗や事務所等に設置される印刷装置に関するものである。
この種の印刷装置は、用紙供給手段と、この用紙供給手段から供給された用紙に印刷をする印刷手段と、この印刷手段によって印刷された用紙を、用紙排出部から用紙排出エリアへと横方向に排出する用紙排出手段と、用紙供給手段、印刷手段および用紙排出手段に接続された制御手段と、この制御手段に接続された入力手段と、を備えた構成となっている。
現在、多くの店舗や事務所等に設置される印刷装置は、コピー機とも呼ばれるもので、用紙としては平板紙が用いられ、この平板紙を、先ずは、用紙供給手段により印刷手段へと供給し、次に、この平板紙に印刷手段によって印刷を行い、その後、印刷手段により印刷された平板紙を、用紙排出手段により、用紙排出部から用紙排出エリアへと横方向に排出する構成となっている。
また、長尺状で連続したロール紙に印刷を行う印刷装置は、いわゆる業務用として用いられることが多く、例えば下記特許文献1、2のように発券情報を残すために、このロール紙を、先ずは、用紙供給手段により印刷手段へと供給し、次に、このロール紙に印刷手段によって発券情報を印刷し、その後、印刷手段により発券情報が印刷されたロール紙を、用紙排出手段により、用紙排出部から用紙排出エリアへと横方向に排出し、緩やかなロール状態で保持されるようにしている(これに類似する先行文献としては、例えば下記特許文献1、2が存在する)。
特開2001−307143号公報 特開平11−31244号公報
上述したように現在、多くの店舗や事務所に設置されている印刷装置は、用紙として平板紙が用いられ、また、一部の業務用としてロール紙が用いられている。
しかしながら、平板紙またはロール紙を単一の印刷装置で選択的に自由に活用できるものは実用化されておらず、両方の用紙を使い分ける場合は、用紙毎に印刷装置が必要であるため、使い勝手が悪かった。すなわち、例えば、講演会や、学校行事等に使用することの多い横長、または縦長の表題を作成する場合、上記平板紙専用の印刷装置では、平板紙に細切れに印刷された原稿を、テープなどを利用して長手方向につなぎ合わせて表題を作成しなければならず、使い勝手が悪かった。また、ロール紙専用の印刷装置は専門の業者が所有することが多いので、業者への作成依頼が必要となり、使い勝手が悪かった。
そこで、本発明は、印刷装置の使い勝手を良くすることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、用紙供給手段により、ロール紙と、平板紙とを切り替えて印刷手段へと供給する構成とし、用紙排出エリアには、この用紙排出エリアに対して出没自在となった偏向立壁を設け、前記用紙供給手段から印刷手段にロール紙が供給される場合には、前記偏向立壁を用紙排出エリア内に配置し、用紙排出部から用紙排出エリアに横方向に排出された印刷後のロール紙の先端を偏向立壁に当接させ、その後、このロール紙の先端を、この当接部よりも下方へと偏向させる構成とし、前記用紙供給手段により平板紙が印刷手段に供給される場合には、前記偏向立壁を用紙排出エリア外に配置する構成とした。
本発明は、前記用紙排出エリアには、前記用紙排出部から排出された用紙を受ける受面を設け、この受面の上方において、前記用紙排出部から排出されたロール紙の先端が、偏向立壁に当接して前記受面へと移動する構成である。
本発明は、前記偏向立壁は、ロール紙が排出される方向に向けて窪んだ湾曲面を有する構成である。
本発明は、前記用紙排出部の前記印刷手段側には、ロール紙の先端を、水平状態よりも上方に案内する案内手段を設けた構成である。
本発明は、前記偏向立壁には、ロール紙の先端を下方へと案内するロール化支援ローラを設けた構成である。
本発明は、前記用紙供給手段がロール紙を前記印刷手段へと供給するときには、前記用紙排出部に設けた用紙平板化矯正手段を非動作状態とし、前記用紙供給手段が平板紙を前記印刷手段へと供給するときには、前記用紙平板化矯正手段を動作状態とする構成である。
本発明は、前記用紙平板化矯正手段は、平板紙またはロール紙の下面に接する駆動ローラと、平板紙またはロール紙の上方から、これらの平板紙またはロール紙を下方に押圧する従動ローラとを有し、前記用紙供給手段によりロール紙を前記印刷手段へと供給するときには、前記従動ローラを上昇させ前記用紙供給手段により平板紙を前記印刷手段へと供給するときには、前記従動ローラを下降させる構成である。
以上のように本発明は、ロール紙と、平板紙とを切り替えて印刷手段へと供給する構成としたので、単一の印刷装置で、一般的な平板紙への印刷だけでなく、ロール紙への印刷も行うことができ、極めて使い勝手の良いものとなる。
また、前記用紙供給手段から印刷手段にロール紙が供給される場合には、前記偏向立壁を用紙排出エリア内に配置し、前記用紙排出部から用紙排出エリアに横方向に排出された印刷後のロール紙の先端を偏向立壁に当接させ、その後、このロール紙の先端を、この当接部よりも下方へと偏向させる構成としたので、ロール紙を用紙排出エリアにて確実に緩やかなロール状態とすることができ、この用紙排出エリアからの排出や、持ち運びが容易となり、この点でも使い勝手の良いものとなる。
すなわち、ロール紙を単に用紙排出エリアに排出するものでは、排出されたロール紙が軽いロール状態とならずに、用紙排出エリア外へと帯状に排出されてしまう事も多く、その後のロール化作業が極めて面倒なものとなるが、本発明では、ロール紙の先端を、偏向立壁により、その当接部よりも下方へと偏向させる構成としたので、ロール紙を用紙排出エリアにて確実に、緩やかなロール状態とすることができ、その結果として、用紙排出エリアからの排出や、持ち運びが容易となり、この点でも使い勝手の良いものとなる。
また、本発明においては、前記用紙供給手段により平板紙が印刷手段に供給される場合には、前記偏向立壁を用紙排出エリア外に配置する構成としたので、平板紙の排出や、複数枚の平板紙の重合状態が安定的に行え、その結果として、この平板紙においても、用紙排出エリアからの排出や、持ち運びが容易となり、この点でも使い勝手の良いものとなる。
本発明の一実施形態にかかる印刷装置の斜視図 同断面図 同要部拡大側面図 同斜視図 同断面図 同要部拡大側面図 同制御ブロック図 同動作フローチャート 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図 同入力手段を示す図
(実施の形態1)
以下本発明の一実施形態を、図1〜図18を用いて説明する。
図1は、カラーコピー機といわれる印刷装置を示し、1は本体ケースで、この本体ケース1の上方には、コピーする原稿をセットする原稿セット部2が設けられている。また、本体ケース1の下方には、A4、A3などの規格化された平板紙(図示せず)を収納するカセットケース3が四段配置されている。さらに、本体ケース1の上部で、原稿セット部2の下方には、印刷された平板紙やロール紙が排出される用紙排出エリア4が設けられている。また、本体ケース1の側方には、カセットケース3と略同じ高さのロール紙収納ケース5が配置され、さらに、本体ケース1のロール紙収納ケース5とは反対側には課金部6が配置されている。また、本体ケース1の上方で、原稿セット部2の前方には入力手段として、タッチパネル7が配置されている。
図2、図3は各部の構成をさらに詳しく説明するためのもので、本体ケース1内には、用紙供給手段として複数個のローラからなるローラ群8、9、10が配置されている。このうち、ローラ群8、9はカセットケース3内の平板紙を印刷手段11に供給するためのもので、この印刷手段11に供給された平板紙は、この印刷手段11によって印刷され、次に、用紙排出部12から用紙排出エリア4へと用紙排出手段13によって横方向に排出される。
以上の平板紙の印刷については、基本的には、従来から知られている構成であるので、説明の煩雑化を避けるために、簡単な説明にとどめる。
また、印刷手段11についてもよく知られているように、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、定着工程によりカラー印刷を行うものである。例えば、ドラム11aではイエローの帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程を行い、ドラム11bではマゼンダの帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程を行い、ドラム11cではシアンの帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程を行い、ドラム11dではブラックの帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程を行い、ローラ11eでは加熱と加圧による定着工程を実行する構成となっている。
また、ローラ11eによる加熱、加圧による定着工程により平板紙は湾曲した状態になるので、それを平板に戻すために、用紙排出部12には、用紙平板化矯正手段を設けている。この用紙平板化矯正手段は、図3に示すように、平板紙の下面に接する駆動ローラ14と、平板紙の上方から、この平板紙を下方に押圧する従動ローラ15とを有し、前記用紙供給手段により平板紙を印刷手段11へと供給するときには、前記従動ローラ15を図3のごとく下降させて動作状態とし、用紙断面を、波板状に保持して平板化するようにしている。
以上のように平板紙への印刷については、従来と同じような構成となっており、以下、本実施形態の特徴点について説明する。
本実施形態の特徴は、上述した平板紙への印刷だけでなく、ロール紙収納ケース5内にロール状態で収納されたロール紙16にも印刷ができるようにしたことである。そして、この状態では、図4〜図6に示すように、前記用紙排出エリア4には、前記用紙排出部12と対向するように偏向立壁17を配置する。
すなわち、偏向立壁17は、図1〜図3のように平板紙への印刷を行うときには、用紙排出エリア4の底面となる受面18に設けた窪み19内に収納され、図4〜図6に示すようにロール紙16への印刷を行うときには、モータ20により窪み19から出現する構成となっている。つまり、偏向立壁17は用紙排出エリア4に対して出没自在となっており、前記用紙供給手段としてのローラ群10、9によって印刷手段11にロール紙16が供給される場合には、前記偏向立壁17を用紙排出エリア4内に登場させる。そして、前記用紙排出部12から用紙排出エリア4に横方向に排出された印刷後のロール紙16の先端を偏向立壁17に当接させ、その後、このロール紙16の先端を、この当接部よりも下方へと偏向させる構成としたのである。
前記偏向立壁17は、図5に示すように用紙排出エリア4内に存在するときには、ロール紙16が排出される方向に向けて凸弧状に湾曲し、用紙排出部12とは反対方向に窪んだ湾曲面を有する構成とした。また、偏向立壁17には、ロール紙16の先端を下方へと案内するロール化支援ローラ21を設けた。さらに詳細に説明すると、偏向立壁17は、図5のごとく、用紙排出エリア4に存在している状態で、その上下方向の中間部分が、用紙排出部12からもっとも離れる状態で、その上下部分は、中央部分よりも用紙排出部12側に近づくような湾曲面としており、その中部に、この偏向立壁17から用紙排出エリア4側に突出するようにロール化支援ローラ21を設けている。偏向立壁17の中部は、孔が形成され、この孔からロール化支援ローラ21の周面の一部が露出している。
また、用紙排出部12の印刷手段11側には、ロール紙16の先端を、水平状態よりも上方に案内する案内手段として、レール12aを設けている。すなわち、用紙排出部12が、レール12aよりも高い位置に配置されているため、ロール紙16が、水平よりも上向きに排出される。さらに、本実施形態では、図6のように、前記用紙平板化矯正手段として用いた駆動ローラ14、従動ローラ15のうち、駆動ローラ14はロール紙16の下面に接し、これを用紙排出エリア4側へと排出する方向の力を伝達するが、従動ローラ15は上昇させ、ロール紙16の上面に接することのない、あるいは単に軽く接するだけの非動作状態になるようにしている。すなわち、ロール紙16を、平板紙のように用紙平板化矯正手段で波板状に保持すると、丸める際の障害となるため、ロール紙16に印刷する場合は、用紙平板化矯正手段が非動作状態となる。
これらの結果、ロール紙収納ケース5内で巻癖の付いたロール紙16の先端は、この巻癖がついた状態で偏向立壁17の中部よりも上方に接し、この偏向立壁17の湾曲面に沿って下降し、次に、ロール化支援ローラ21によって下方へと湾曲を加速しながら下降させられ、やがては受面18にてロール状に巻かれる状態となる。
以上のように本実施形態では、ロール紙16と、平板紙とを切り替えて印刷手段11へと供給する構成としたので、一般的な平板紙への印刷だけでなく、ロール紙16への印刷も行うことができ、極めて使い勝手の良いものとなる。
また、前記用紙供給手段としてのローラ群10、9によって印刷手段11にロール紙16が供給される場合には、前記偏向立壁17を用紙排出エリア4内に配置し、前記用紙排出部12から用紙排出エリア4に横方向に排出された印刷後のロール紙16の先端を偏向立壁17に当接させ、その後、このロール紙16の先端を、この当接部よりも下方へと偏向させる構成としたので、ロール紙16を用紙排出エリア4にて確実に緩やかなロール状態とすることができ、この用紙排出エリア4からの排出や、持ち運びが容易となり、この点でも使い勝手の良いものとなる。すなわち、ロール紙16を単に用紙排出エリア4に排出するものでは、排出されたロール紙16が軽いロール状態とならずに、用紙排出エリア4外へと帯状に排出されてしまう事も多く、その後のロール化作業が極めて面倒なものとなるが、本実施形態では、ロール紙16の先端を、偏向立壁17により、その当接部よりも下方へと偏向させる構成としたので、ロール紙を用紙排出エリア4にて確実に、緩やかなロール状態とすることができ、その結果として、用紙排出エリア4からの排出や、持ち運びが容易となり、この点でも使い勝手の良いものとなる。
また、本実施形態においては、前記用紙供給手段としてのローラ群8、9により平板紙が印刷手段11に供給される場合には、前記偏向立壁17を用紙排出エリア4外に配置する構成としたので、平板紙の排出や、複数枚の平板紙の重合状態が安定的に行え、その結果として、この平板紙においても、用紙排出エリア4からの排出や、持ち運びが容易となり、この点でも使い勝手の良いものとなる。
図7は、以上の動作を行わせるための制御ブロックを示している。つまり、用紙供給手段としてのローラ群8、9、10、および、印刷手段11、用紙平板化矯正手段としての駆動ローラ14、従動ローラ15、偏向立壁17を駆動するモータ20、ロール化支援ローラ21は、制御手段22に接続されている。また、この制御手段22には、原稿セット部2の原稿を読み取るためのスキャナー部23、課金部6、タッチパネル7、およびタッチパネル7の溝(図示せず)内に配置されたメディア接続部24も接続されている。
上述したように本実施形態の最大の特徴は、ロール紙16と、平板紙とを切り替えて印刷手段11へと供給する構成(ローラ群8、9から、ローラ群10、9への切り替え)としたので、一般的な平板紙への印刷だけでなく、ロール紙16への印刷も行うことができるということである。したがって、ロール紙16への印刷作業については、さらに詳細に説明を続ける。
例えば、講演会や、学校行事等に使用することの多い横長、または縦長の表題を作成する場合、先ず、使用者は、自宅や事務所のパソコンを使用して表題作成し、それを携帯メディアに記録する。今回は「祝 全国大会出場おめでとう」という、長さ2メートルの表題を作成する例を説明する。
次に、使用者は、その携帯メディアを、コンビニエンスストアーなどの店舗や、事務所の印刷装置まで携行する。図1の印刷装置では、タッチパネル7に図9の表示がなされているので、この表示内から印刷すべき対象を選択する(図8のS1)。この例では、図9の長尺プリントサービスキー25を選択することになり、そうすると、タッチパネル7の画面表示は図10のように原稿を保存したメディアを選択する表示が出現する。使用者は、ここでSDカード(商標)キー26を選択すると、タッチパネル7には図11の保存データ一覧が表示され、そのなかからデータ27を選択することになる(図8のS2)。
次に、図12のごとく切り替わった画面表示内の印刷設定キー28により長さ(2メートル)を入力する(図8のS3)。すると、表示画面の印刷イメージ部29に、印刷イメージが表示される(図8のS4)。
図17および図18は、印刷イメージにより修正を行う例を示している。図17の例では、紙面の長さに対して文字が大きすぎる場合を示し、この例では印刷設定キー28により縮小することが必要となり、また図18の例では、紙面の長さに対して文字が小さすぎる場合を示し、この例では印刷設定キー28により拡大することが必要となり、それぞれの画面で、修正をし、決定キー30を押す(図8のS5)。修正後の画面表示が図12であって、ここで決定キー30を押すと(図8のS6)、画面表示は図13へと切り替わる(図8のS7)。この表示に従い、使用者が課金部6に料金を投入すると、タッチパネル7の画面表示は図14のようになる。
使用者が、この図14の印刷開始キー31を押すと、ロール紙16への印刷が開始されることになる(図8のS8、S9)。すなわち、上述のごとく、前記用紙供給手段としてのローラ群10、9によって印刷手段11にロール紙16が切り換えられて供給されることになり、また偏向立壁17は用紙排出エリア4内に登場し、さらに、ロール化支援ローラ21が回転駆動され、さらにまた、従動ローラ15は上昇される。この結果、前記用紙供給手段としてのローラ群10、9によって印刷手段11にロール紙16が供給され、ここで印刷が行われ、次に、用紙排出部12から用紙排出エリア4に横方向に排出された印刷後のロール紙16の先端が偏向立壁17に当接し、その後、このロール紙16の先端が、この当接部よりも下方へと偏向され、次に、ロール化支援ローラ21の回転駆動が伝達され、用紙排出エリア4にて確実に緩やかなロール状態とすることができ、この用紙排出エリア4からの排出や、持ち運びが容易となり、使い勝手の良いものとなる。
なお、ロール紙16は用紙供給手段としてのローラ群10中の経路に介在する切断手段32にて、2メートルに切断されるようになっているが、単なる切断方法は広く知られているので、説明は簡略化する。このような印刷状態の間は、タッチパネル7には図15のように印刷中であることを表示するようにしている(図8のS10)。
そして、印刷が完了し、印刷済みのロール紙16が用紙排出エリア4に緩やかなロール状態で排出されると、タッチパネル7には図16のように印刷の完了と、メディアの取り出しを促す表示がなされる(図8のS11)。したがって、使用者が終了キー33を押すか、あるいはメディアを取り出すと、タッチパネル7の表示は図9に戻ることになる(図8のS12)。
なお、本実施形態においては、図1、図4のごとく、カセットケース3の前面側に、この印刷装置が、長尺状の印刷もできる新規な製品であることを知らしめる表示をしている。例えば、「カンタン 横断幕 印刷可能」「祝! 横断幕プリント機能追加」「お好きなサイズで、ロール紙印刷を」「長尺プリントサービス対応中!」などである。つまり、今までは平板紙しか印刷できないものと思い込んでいる使用者に、ロール紙16の印刷もできることを、カセットケース3の前面側への広告表示により知らしめるものである。カセットケース3の前面側は、広いスペースでありながら、今までは何の活用もできなかったが、ここを印刷装置の新規な活用方法の広告スペースとして活用することで、有用な印刷装置の機能を知らしめ、使用者の利便性を高めるものである。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明は、コンビニエンスストアーのような店舗や、事務所に設置すると、平板紙だけでなく、ロール紙にも印刷を行うことができ、極めて使い勝手の良いものとなる。
1 本体ケース
2 原稿セット部
3 カセットケース
4 用紙排出エリア
5 ロール紙収納ケース
6 課金部
7 タッチパネル(入力手段)
8 ローラ群(用紙供給手段)
9 ローラ群(用紙供給手段)
10 ローラ群(用紙供給手段)
11 印刷手段
11a ドラム
11b ドラム
11c ドラム
11d ドラム
11e ローラ
12 用紙排出部
12a レール(案内手段)
13 用紙排出手段
14 駆動ローラ(用紙平板化矯正手段)
15 従動ローラ(用紙平板化矯正手段)
16 ロール紙
17 偏向立壁
18 受面
19 窪み
20 モータ
21 ロール化支援ローラ
22 制御手段
23 スキャナー部
24 メディア接続部
25 長尺プリントサービスキー
26 SDカードキー
27 データ
28 印刷設定キー
29 印刷イメージ部
30 決定キー
31 印刷開始キー
32 切断手段
33 終了キー

Claims (6)

  1. 用紙供給手段と、この用紙供給手段から供給された用紙に印刷をする印刷手段と、この印刷手段によって印刷された用紙を、用紙排出部から用紙排出エリアへと排出する用紙排出手段と、前記用紙供給手段、前記印刷手段および前記用紙排出手段に接続された制御手段と、この制御手段に接続された入力手段と、前記用紙排出部に設けた用紙平板化矯正手段とを備え、
    前記入力手段からの入力により、前記制御手段がロール紙と平板紙とを切り替え、前記用紙供給手段によって、ロール紙または平板紙が前記印刷手段へと供給される構成とし、前記用紙排出エリアには、この用紙排出エリアに対して出没自在である偏向立壁を設け、
    前記用紙供給手段から前記印刷手段にロール紙が供給される場合には、前記偏向立壁を前記用紙排出エリア内に配置し、前記用紙排出部から前記用紙排出エリアに排出された印刷後のロール紙の先端を、前記偏向立壁に当接させて偏向させる構成とし、かつ、前記用紙平板化矯正手段を非動作状態とし、
    前記用紙供給手段から前記印刷手段に平板紙が供給される場合には、前記偏向立壁を前記用紙排出エリア外に配置し、かつ、前記用紙平板化矯正手段を動作状態とする構成とした印刷装置。
  2. 前記用紙排出エリアには、前記用紙排出部から排出された用紙を受ける受面を設け、この受面の上方において、前記用紙排出部から排出されたロール紙の先端が、偏向立壁に当接して前記受面へと移動する構成とした請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記偏向立壁は、ロール紙が排出される方向に向けて窪んだ湾曲面を有する構成とした請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記用紙排出部の前記印刷手段側には、ロール紙の先端を、水平状態よりも上方に案内する案内手段を設けた請求項1から3のいずれか一つに記載の印刷装置。
  5. 前記偏向立壁には、ロール紙の先端を下方へと案内するロール化支援ローラを設けた請求項1から4のいずれか一つに記載の印刷装置。
  6. 前記用紙平板化矯正手段は、平板紙またはロール紙の下面に接する駆動ローラと、平板紙またはロール紙の上方から、これらの平板紙またはロール紙を下方に押圧する従動ローラとを有し、
    前記用紙供給手段によりロール紙を前記印刷手段へと供給するときには、前記従動ローラを上昇させ、
    前記用紙供給手段により平板紙を前記印刷手段へと供給するときには、前記従動ローラを下降させる構成とした請求項1から5のいずれか一つに記載の印刷装置。
JP2017182024A 2017-09-22 2017-09-22 印刷装置 Active JP6935092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017182024A JP6935092B2 (ja) 2017-09-22 2017-09-22 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017182024A JP6935092B2 (ja) 2017-09-22 2017-09-22 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019055549A JP2019055549A (ja) 2019-04-11
JP6935092B2 true JP6935092B2 (ja) 2021-09-15

Family

ID=66106849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017182024A Active JP6935092B2 (ja) 2017-09-22 2017-09-22 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6935092B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7368983B2 (ja) 2019-09-05 2023-10-25 キヤノン株式会社 印刷装置、通知制御方法及びプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171951U (ja) * 1983-04-30 1984-11-16 シャープ株式会社 記録紙保存機能付携帯型プリンタ−機器
JPH0714291Y2 (ja) * 1988-04-08 1995-04-05 株式会社リコー 排紙装置
JPH0286545A (ja) * 1988-09-21 1990-03-27 Canon Inc シート処理装置
JPH10305956A (ja) * 1997-05-01 1998-11-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置用の用紙収納装置
JP2001307143A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Nippon Signal Co Ltd:The 発券機
JP6052115B2 (ja) * 2013-09-12 2016-12-27 カシオ電子工業株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019055549A (ja) 2019-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4388036B2 (ja) 両面印刷装置
CN102910479B (zh) 薄片堆叠设备和图像形成设备
JP2013159103A (ja) 記録システム、情報処理装置、及び記録制御方法
KR20020042855A (ko) 프린터 드라이버, 인쇄 제어 방법 및 정보 기록 매체
US20070166088A1 (en) Image forming apparatus, image forming system and program for image forming
JP6935092B2 (ja) 印刷装置
CN102137213B (zh) 光学读取装置、光学读取装置的控制方法
JP4655918B2 (ja) 画像形成装置
JP2007261732A (ja) 画像形成システム及びプログラム
US8131204B2 (en) Image forming apparatus, program for image forming apparatus, and driver program for image forming apparatus
JP6738219B2 (ja) プレビュー画面表示装置、プレビュー画面表示方法及びプレビュー画面表示用プログラム
US8564824B2 (en) System and printing method to generate printing data of an image to be printed over a plurality of recording pages
US8256866B2 (en) Ink jet recording apparatus and ink jet recording method
JP2002023991A (ja) プリンタ、プリンタホスト、プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体
US11379169B2 (en) Printing apparatus and method for operating printing apparatus
US11934725B2 (en) Information processing device, display method, and program
JP4352778B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、および印刷用プログラム
JP2005324351A (ja) プリンタ
JP6993912B2 (ja) 画像形成装置
CN103803331A (zh) 薄片处理设备及其控制方法
JPH1165191A (ja) 画像形成装置
JP3961518B2 (ja) 画像形成装置
JP3790073B2 (ja) 印刷装置
JP4872192B2 (ja) 写真プリントシステム
JPH04131962A (ja) 文書処理装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6935092

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150