JP6931924B2 - パレット支持枠 - Google Patents

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本発明は、アングル形状の支柱を用いた場合であっても、コンパクトにネスティング可能なパレット支持枠に関する。
荷物を収容管理する倉庫では、木製や樹脂製のパレットに荷物を載置して、フォークリフトで荷物が載置されたパレットごと運搬し、また保管している。そして、そのパレットを上下左右に効率よく配置して保管するためにパレット支持枠が用いられている。一般的なパレット支持枠の構造は、例えば特許文献1及び2に記載されている。
一方、パレットが積まれていない状態のパレット支持枠は、そのまま設置していると倉庫内のスペースを占有してしまうことから、分解するか、ネスティング(段積み)して屋外に移動させる。ネスティング可能なパレット支持枠の構造としては、例えば特許文献3に記載されており、またネスラック(登録商標)という名称で市販されている。
特開2001−225928号公報 特開2009−263060号公報 特開平7−156949号公報
しかし、パレット支持枠を分解したり、ふたたびパレット支持枠を使用する際に組み立てたりするのには時間がかかり、作業効率が低下してしまう。さらに、分解可能なパレット支持枠は、一体型のパレット支持枠に比べて地震などの横揺れに弱いという問題があった。また、特許文献3に記載されたネスティング可能なパレット支持枠は、荷物を載置するベースの後辺側に立設された2本の支柱は断面が四角であることから、その分だけスペースが無駄になってしまう。ベースの四隅に立設される支柱をアングル形状とすれば、パレット支持枠を隙間なく配置することができスペースの無駄がなくなるが、アングル形状の支柱を用いたパレット支持枠でネスティング可能なものは存在しなかった。
そこで、本発明は、アングル形状の支柱を用いた場合であっても、コンパクトにネスティング可能なパレット支持枠を提供することを目的とする。
本発明に係るパレット支持枠は、
上面に荷物を載置可能な矩形のベースと、
前記ベースの四隅に立設された4本の支柱と、
前記ベースの後辺側に配置された左右2本の支柱の上部を接続する上部後辺梁部材と、
前記ベースの両側辺側にそれぞれ配置された前後2本の支柱の上部を接続する2本の上部側辺梁部材と
を有するパレット支持枠であって、
前記上部側辺梁部材は、前記前後2本の支柱を結ぶ位置より内側の位置に配置される第一の形態と、前記前後2本の支柱を結ぶ位置より外側の位置に配置される第二の形態とに可逆的に変更可能であり、
前記上部側辺梁部材を第二の形態とした場合に、複数のパレット支持枠をネスティング可能である。
本発明によれば、アングル形状の支柱を用いた場合であっても、コンパクトにネスティング可能なパレット支持枠を提供することができる。
本発明に係るパレット支持枠の構成例を示す模式図であり、上部側辺梁部材を第一の形態とした状態である。 本発明に係るパレット支持枠の構成例を示す模式図であり、上部側辺梁部材を第二の形態とした状態である。 本発明に係るパレット支持枠をネスティングする様子を示す模式図である。
本発明に係るパレット支持枠は、通常、荷物を収容管理する倉庫に設置されるものであり、荷物が載置された木製や樹脂製のパレットごと保管するための台座となるものである。本発明に係るパレット支持枠を設置する倉庫としては、通常の荷物を常温で保管する倉庫だけでなく、美術品などを保管するために温度や湿度の調整機能を備えた定温・定湿倉庫、食品を保管する冷蔵・冷凍倉庫などが挙げられる。
本発明に係るパレット支持枠の構成例を図1〜2に示す。図1〜2のパレット支持枠は、上面に荷物を載置可能な矩形のベース1と、ベース1の四隅に立設された4本の支柱2と、ベース1の後辺側に配置された左右2本の支柱2の上部を接続する上部後辺梁部材3と、ベース1の両側辺側にそれぞれ配置された前後2本の支柱2の上部を接続する2本の上部側辺梁部材4により構成されている。
そして、上部側辺梁部材4は、図1に示すように、前後2本の支柱2を結ぶ位置より内側の位置に配置される第一の形態と、図2に示すように、前後2本の支柱2を結ぶ位置より外側の位置に配置される第二の形態とに可逆的に変更可能である。より具体的には、第一の形態は、実際にパレット支持枠として使用する場合の形態であり、前後2本の支柱2を結ぶ位置より内側の位置に配置された上部側辺梁部材4の上に、別のパレット支持枠におけるベース1の下部を載せることで、パレット支持枠を全体として積み上げて棚状にすることができる。一方、第二の形態は、パレット支持枠を使用しない場合の形態であり、前後2本の支柱2を結ぶ位置より外側の位置に配置された上部側辺梁部材4は、別のパレット支持枠におけるベース1とは重ならず、図3に示すように、複数のパレット支持枠のベース1同士を積み重ね、パレット支持枠をネスティングすることが可能となる。すなわち、パレット支持枠を使用しない場合に、パレット支持枠をネスティングによりコンパクト化して収容することができる。
上部側辺梁部材4を第一の形態と第二の形態とに可逆的に変更可能とするために、上部側辺梁部材4は、図1〜2に示すように、前後2本の支柱2に対してそれぞれ回転自在に取り付けられたブラケット5を有していることが好ましい。このようなパレット支持枠であれば、上部側辺梁部材4の両側に接続されたブラケット5を支柱2に対して同時に回転させることにより、上部側辺梁部材4の位置を変更することができる。そして、上部側辺梁部材4が第一の形態となる位置でブラケット5を固定する機構(不図示)及び上部側辺梁部材4が第二の形態となる位置でブラケット5を固定する機構(不図示)を支柱2又はブラケット5に設けることで、上部側辺梁部材4を第一の形態と第二の形態とに可逆的に変更可能な構造とすることができる。
上部側辺梁部材4の形状は、円柱(筒)状又は角柱(筒)状でも構わないが、アングル形状の山形鋼であることが好ましく、第一の形態において断面が逆V字形状(山形鋼の山が上方に向いた状態)をなしていることがより好ましい。こうすることで、上部側辺梁部材4の強度を確保しつつ軽量化が可能となり、また上部側辺梁部材4を第一の形態としたパレット支持枠を上下方向に積み上げて棚状にする場合に、上部側辺梁部材4の位置合わせをすることが容易となる。上部側辺梁部材4となる山形鋼の山の幅は、剛性等を考慮して適宜設定すればよいが、20〜100mmとすることが好ましく、40〜80mmとすることがより好ましく、例えば60mmとすることができる。上部側辺梁部材4の長さは、パレット支持枠の奥行に合わせて適宜設定すればよいが、700〜1500mmとすることが好ましく、例えば1000mmとすることができる。
上部後辺梁部材3の形状は、円柱(筒)状又は角柱(筒)状でも構わないが、アングル形状の山形鋼であることが好ましく、山形鋼の山が斜め後方に向いた状態であることがより好ましい。こうすることで、上部後辺梁部材3の強度を確保しつつ軽量化が可能となる。上部後辺梁部材3の長さは、パレット支持枠の幅に合わせて適宜設定すればよいが、700〜1500mmとすることが好ましく、例えば1200mmとすることができる。
支柱2の形状は、円柱(筒)状又は角柱(筒)状でも構わないが、アングル形状の山形鋼であることが好ましく、山形鋼の山が上方からみてベース1の外側を向いていることが好ましい。こうすることで、支柱2の強度を確保しつつ軽量化が可能となり、またパレット支持枠を隙間なく配置することができスペースの無駄がなくなる。支柱2となる山形鋼の山の幅は、剛性等を考慮して適宜設定すればよいが、20〜100mmとすることが好ましく、40〜80mmとすることがより好ましく、例えば60mmとすることができる。支柱2の長さは、パレット支持枠の高さに合わせて適宜設定すればよいが、1000〜2000mmとすることが好ましく、例えば1500mmとすることができる。
図1のパレット支持枠におけるベース1は、前辺側に配置された左右2本の支柱2の下部を接続するベース前辺梁部材1aと、後辺側に配置された左右2本の支柱2の下部を接続するベース後辺梁部材1bと、ベース前辺梁部材1a及びベース後辺梁部材1bの両側をそれぞれ接続する2本のベース側辺梁部材1cと、前後又は左右の梁部材を接続して補強するベース補強梁部材1dにより構成されており、全体として矩形をなしている。こうすることで、ベース1の上面に荷物(荷物が載置されたパレット)を載置可能となる。
ここで、2本のベース側辺梁部材1cは、ベース1の両側辺側にそれぞれ配置された前後2本の支柱2を結ぶ位置より内側の位置に配置されていることが好ましい。こうすることで、図3に示すように、複数のパレット支持枠のベース1同士を積み重ねることが可能となり、パレット支持枠をネスティング可能な構造にすることができる。
ベース1を構成する各梁部材の形状は、円柱(筒)状又は角柱(筒)状でもよく、アングル形状の山形鋼でもよい。ベース1の軽量化の観点からは山形鋼であることが好ましく、ベース1の強度を確保する観点からは円柱(筒)状又は角柱(筒)状であることが好ましいことから、それらを考慮して適宜選択することができる。ベース1の広さは、パレット支持枠の幅及び奥行に合わせて適宜設定すればよいが、幅及び奥行とも700〜1500mmとすることが好ましく、例えば幅1200mm×奥行1000mmとすることができる。
なお、パレット支持枠をネスティング可能な構造にすることを考慮すると、支柱2間には、図1〜2に示すように、上部後辺梁部材3、2本の上部側辺梁部材4、及びベース1を構成する各種梁部材以外の梁部材が接続されていないことが好ましい。ただし、パレット支持枠をネスティングすることが可能な範囲において、必要に応じて補強用の梁部材を有していてもよく、例えばベース1の後辺側に配置された左右2本の支柱2を接続する補強用の梁部材を有していても構わない。
さらに、ベース1の下部には、上部側辺梁部材4を第一の形態としたパレット支持枠を上下方向に積み上げて棚状にする場合に、上部側辺梁部材4の位置合わせをするための係止溝が形成されていることが好ましい。具体的には、図1〜2に示すように、ベース1には、逆V字形状を有する係止溝6aが形成された係止プレート6が取り付けられており、係止溝6aが上部側辺梁部材4と係合可能であることが好ましい。こうすることで、上部側辺梁部材4を第一の形態としたパレット支持枠を上下方向に積み上げて棚状にする場合に、上部側辺梁部材4の位置合わせをすることが容易となる。
以上のようなパレット支持枠であれば、アングル形状の支柱を用いた場合であっても、コンパクトにネスティング可能となる。
1 ベース
1a ベース前辺梁部材
1b ベース後辺梁部材
1c ベース側辺梁部材
1d ベース補強梁部材
2 支柱
3 上部後辺梁部材
4 上部側辺梁部材
5 ブラケット
6 係止プレート
6a 係止溝

Claims (6)

  1. 上面に荷物を載置可能な矩形のベースと、
    前記ベースの四隅に立設された4本の支柱と、
    前記ベースの後辺側に配置された左右2本の支柱の上部を接続する上部後辺梁部材と、
    前記ベースの両側辺側にそれぞれ配置された前後2本の支柱の上部を接続する2本の上部側辺梁部材と
    を有するパレット支持枠であって、
    前記上部側辺梁部材は、前記前後2本の支柱を結ぶ位置より内側の位置に配置される第一の形態と、前記前後2本の支柱を結ぶ位置より外側の位置に配置される第二の形態とに可逆的に変更可能であり、
    前記上部側辺梁部材を第二の形態とした場合に、複数のパレット支持枠をネスティング可能である
    パレット支持枠。
  2. 前記上部側辺梁部材は、前後2本の支柱に対してそれぞれ回転自在に取り付けられたブラケットを有しており、
    前記ブラケットを前記支柱に対して回転させることにより、前記上部側辺梁部材は、前記第一の形態と前記第二の形態とに可逆的に変更可能である
    請求項1に記載のパレット支持枠。
  3. 前記ベースは、
    前辺側に配置された左右2本の支柱の下部を接続するベース前辺梁部材と、
    後辺側に配置された左右2本の支柱の下部を接続するベース後辺梁部材と、
    前記ベース前辺梁部材及び前記ベース後辺梁部材の両側をそれぞれ接続する2本のベース側辺梁部材と
    を有し、
    前記2本のベース側辺梁部材は、前記ベースの両側辺側にそれぞれ配置された前後2本の支柱を結ぶ位置より内側の位置に配置されている
    請求項1又は2に記載のパレット支持枠。
  4. 前記ベースの下部には、前記上部側辺梁部材を前記第一の形態としたパレット支持枠を上下方向に積み上げて棚状にする場合に、前記上部側辺梁部材の位置合わせをするための係止溝が形成されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のパレット支持枠。
  5. 前記上部側辺梁部材は、前記第一の形態において逆V字形状をなしており、
    前記係止溝は、前記上部側辺梁部材と係合可能な逆V字形状をなしている
    請求項4に記載のパレット支持枠。
  6. 前記支柱はいずれもアングル形状の山形鋼であり、前記山形鋼の山は上方からみて前記ベースの外側を向いている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のパレット支持枠。
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