JP6931147B2 - ロック機構付きバルブ用ハンドル - Google Patents
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Description
そして、作業者は、このハンドルを回転操作することによって、管路を開閉するようにしている。
その反面、施錠機構がバルブの開閉操作を行う回転軸と一体構造とされているため、このバルブ装置を既存の設備に適用する場合、バルブ全体又は少なくともバルブの開閉操作を行う回転軸から置き換える必要があり、設備の稼働を一旦停止した状態で行わねばならず、交換作業に手数を要するとともに、コストが高くつくという問題があった。
本実施例は、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルをボールバルブに適用するようにしたものである。
軸受部60は、回転軸1の先端部に嵌着され、ナットNを用いて固定される。
ここで、ナットNは、後述の第2実施例の図2−1に示すように、特殊な専用工具T2によってのみ操作できるようにすることが好ましい。
なお、ボール61が挿入されるボール挿入孔66の内周側の開口の大きさは、ボール61の直径より小さく形成するようにすることで、ボール61が、作業者による取替作業中に脱落しないようにしている。
これにより、押釦4によって、施錠機構5が開錠状態と施錠状態のいずれの状態にあるかを外観で判断することができる。
ここで、本体部3の係合機構6を収容する部分は、好ましくは、作業者による取替作業を円滑に行うことができ、作業性を向上することができるように、円錐台状に形成した軸受部60に対応して、周面を奥側が漸次小径となるようにテーパ状に形成するようにする。
本体部3の内周面には、施錠機構5が開錠状態のときに、各ボール61がそれぞれ嵌入する溝33を軸方向に形成するようにしている。
また、本体部3には、バルブVに突設したストッパSが入り込んでハンドルHの回転角度を約90°に規制する切欠部34を形成するようにしている。
また、キャップCは、特殊な専用工具T1によってのみ操作できるようにすることが好ましい。
ここで、ピン71には、作業者による組付作業を円滑に行うことができ、作業性を向上することができるように、テーパ状で、先端をRに形成した段付き形状のピンを使用している。
また、特に限定されるものではないが、本実施例においては、2本のピン71を用いることによって、各ピン71にかかる負荷を軽減し、耐久性を向上させている。
ここで、抜け止め部材72には、コイルばね(多重巻きタイプ)、C型止め輪(1巻きタイプ)、板ばね等からなるばね部材のほか、金属板やゴムバンド等を用いることができる。
また、本体部3の周面には、抜け止め部材72が入り込む溝31を形成することで、コイルばねやC型止め輪からなる抜け止め部材72が、ピン71の端面の位置からずれることがないようにしている。
また、押釦4は、長孔42より後部位置の外周面に凹部43を備え、押釦4が後方に向けて押し込まれたときに、外ケース51の内周面によって背面が支持されたばね58によって付勢されて、後筒53から出没可能に設けているロック用カム57が凹部43に嵌合することによって、押釦4が押し込まれた状態で保持されるようにしている。
具体的には、鍵8を施錠機構5に差し込むことによって、ピンタンブラ54とドライバピン55とが当接した境界面が、前筒52と後筒53の境界面の位置に来るように押し込み、鍵8を回転操作することで、前筒52及びそれに従動させて押釦4を回転させると、凹部43に嵌合していたロック用カム57が外れ、押釦4は突出状態に復帰する。なお、鍵8が施錠機構5に合致したものでない場合は、ピンタンブラ54とドライバピン55とが当接した境界面が、前筒52と後筒53の境界面の位置に来ないため、鍵8を回転操作できない
押釦4は突出状態に復帰した後、鍵8を元の位置まで回転操作して、施錠機構5から引き抜くようにする。
一方、押釦4が押し込まれた状態のとき、ボール61が中心方向(内側)に移動して、本体部3の内周面に形成された溝33から離脱し、ボール61による本体部3と係合機構6の軸受部60との係合が解除されて、本体部3が係合機構6に対して空転して、ハンドルHによる本体部3の回転操作が、係合機構6及び回転軸1に伝達されないようにし、ハンドルHによって本体部3を回転操作しても、バルブVの開閉操作ができないようにする。
なお、表示プレート9の表示位置を、抜け止め部材72と干渉しない場合は、上向きに設けることにより、本体部3の周面位置に表示するようにすることもできる。
これにより、表示プレート9の位置で、回転軸1の回転角度、すなわち、バルブVの開閉状態が外観で判断することができる。
本実施例は、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルをゲートバルブに適用するようにしたものである。
ここで、ナットNは、特殊な専用工具T2によってのみ操作できるようにすることが好ましい。
2 ロック機構
3 本体部
4 押釦
5 施錠機構
6 係合機構
7 取着機構
8 鍵
9 表示プレート
C キャップ
H ハンドル
N ナット
T1 専用工具
T2 専用工具
V バルブ
Claims (2)
- バルブの開閉操作を行う回転軸を回転操作するハンドルと、該ハンドルの回転操作が、回転軸に伝達されるようにする状態と、回転軸に伝達されないようにする状態とを切り換えるロック機構を備えたロック機構付きバルブ用ハンドルにおいて、
前記ロック機構が、ハンドルが取り付けられる本体部と、施錠機構と、回転軸の先端部に嵌着し、ナットを用いて固定することによって着脱可能に取り付けられ、本体部と回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作を回転軸に伝達する軸受部を備えた係合機構と、該係合機構に本体部を相対的に回転可能に、かつ、着脱可能に取り付ける取着機構とからなり、
前記施錠機構が開錠状態のとき、本体部と係合機構とをロック状態とし、本体部及び係合機構を介してハンドルと回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されるようにし、
前記施錠機構が施錠状態のとき、本体部と係合機構とのロック状態を解除し、本体部及び係合機構を介するハンドルと回転軸との係合を解除して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されないようにした
ことを特徴とするロック機構付きバルブ用ハンドル。 - 前記ナットが、軸受部内に収容されて、専用工具によってのみ操作できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のロック機構付きバルブ用ハンドル。
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- 2017-06-01 JP JP2017109439A patent/JP6931147B2/ja active Active
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