JP6931147B2 - ロック機構付きバルブ用ハンドル - Google Patents

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本発明は、バルブを操作するためのバルブ用ハンドルに関し、特に、ロック機構付きバルブ用ハンドルに関するものである。
従来、例えば、工場、プラント等の設備において流体の流れる管路を開閉するために設置されるバルブを操作するためにハンドルが取り付けられている。
そして、作業者は、このハンドルを回転操作することによって、管路を開閉するようにしている。
ところで、近年、セキュリティーの向上や誤操作を防止するために、管理権限を有する者(以下、「管理者」という。)だけがバルブを操作でき、管理者以外はバルブを操作できないようにする施錠機構を備えたバルブが要請されている。
一方、本件出願人は、先に、管理者だけがバルブを操作でき、管理者以外はバルブを操作できないようにする施錠機構を備えたバルブ装置を提案した(特許文献1参照。)。
特開2015−200401号公報
ところで、特許文献1に記載のバルブ装置は、施錠時にはハンドルは空回りするだけであり、開錠時だけハンドルの回転操作が有効になるので、キーを有する管理者だけがバルブを操作でき、管理者以外はバルブを操作できないようにすることで、セキュリティーの向上や誤操作を防止することができるという利点を有している。
その反面、施錠機構がバルブの開閉操作を行う回転軸と一体構造とされているため、このバルブ装置を既存の設備に適用する場合、バルブ全体又は少なくともバルブの開閉操作を行う回転軸から置き換える必要があり、設備の稼働を一旦停止した状態で行わねばならず、交換作業に手数を要するとともに、コストが高くつくという問題があった。
本発明は、特許文献1に記載のバルブ装置の有する問題点に鑑み、特許文献1に記載のバルブ装置の有する利点である、管理者だけがバルブを操作でき、管理者以外はバルブを操作できないようにすることで、セキュリティーの向上や誤操作を防止することができるという利点を有しながら、既存の設備に適用する場合に、バルブの開閉操作を行う回転軸を置き換える必要がなく、既存の設備に用いられているバルブの開閉操作を行う回転軸に直接装着することができるロック機構付きバルブ用ハンドルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルは、バルブの開閉操作を行う回転軸を回転操作するハンドルと、該ハンドルの回転操作が、回転軸に伝達されるようにする状態と、回転軸に伝達されないようにする状態とを切り換えるロック機構を備えたロック機構付きバルブ用ハンドルにおいて、前記ロック機構が、ハンドルが取り付けられる本体部と、施錠機構と、回転軸の先端部に着脱可能に取り付けられ、本体部と回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作を回転軸に伝達する係合機構と、該係合機構に本体部を相対的に回転可能に、かつ、着脱可能に取り付ける取着機構とからなり、前記施錠機構が開錠状態のとき、本体部と係合機構とをロック状態とし、本体部及び係合機構を介してハンドルと回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されるようにし、前記施錠機構が施錠状態のとき、本体部と係合機構とのロック状態を解除し、本体部及び係合機構を介するハンドルと回転軸との係合を解除して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されないようにしたことを特徴とする。
この場合において、前記施錠機構が、開錠状態のときに突出し、押し込むことによって施錠状態となり、開錠することによって突出状態に復帰する押釦を備えるようにすることができる。
本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルによれば、バルブの開閉操作を行う回転軸を回転操作するハンドルと、該ハンドルの回転操作が、回転軸に伝達されるようにする状態と、回転軸に伝達されないようにする状態とを切り換えるロック機構を備えたロック機構付きバルブ用ハンドルにおいて、前記ロック機構が、ハンドルが取り付けられる本体部と、施錠機構と、回転軸の先端部に着脱可能に取り付けられ、本体部と回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作を回転軸に伝達する係合機構と、該係合機構に本体部を相対的に回転可能に、かつ、着脱可能に取り付ける取着機構とからなり、前記施錠機構が開錠状態のとき、本体部と係合機構とをロック状態とし、本体部及び係合機構を介してハンドルと回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されるようにし、前記施錠機構が施錠状態のとき、本体部と係合機構とのロック状態を解除し、本体部及び係合機構を介するハンドルと回転軸との係合を解除して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されないようにすることにより、管理者だけがバルブを操作でき、管理者以外はバルブを操作できないようにすることで、セキュリティーの向上や誤操作を防止することができ、かつ、既存の設備に適用する場合に、バルブの開閉操作を行う回転軸を置き換える必要がなく、既存の設備に用いられているバルブの開閉操作を行う回転軸に直接装着することができるようにすることができる。
また、前記施錠機構が、開錠状態のときに突出し、押し込むことによって施錠状態となり、開錠することによって突出状態に復帰する押釦を備えるようにすることにより、施錠機構が開錠状態と施錠状態のいずれの状態にあるかを外観で判断することができる。
本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルの第1実施例を示す取替方法(1)の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの取替方法(2)の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの取替方法(3)の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの分解図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの部品図(1)である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの部品図(2)である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの施錠機構の分解図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの開錠時の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの施錠時の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの操作説明図(1)である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの操作説明図(2)である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの操作説明図(3)である。 本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルの第2実施例を示す取替方法(1)の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの取替方法(2)の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの取替方法(3)の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの分解図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの部品図(1)である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの部品図(2)である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの開錠時の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの施錠時の説明図である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの操作説明図(1)である。 同ロック機構付きバルブ用ハンドルの操作説明図(2)である。
以下、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1−1〜図1−12に、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルの第1実施例を示す。
本実施例は、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルをボールバルブに適用するようにしたものである。
そして、このロック機構付きバルブ用ハンドルは、バルブVの開閉操作を行う回転軸1を回転操作するハンドルHと、このハンドルHの回転操作が、回転軸1に伝達されるようにする状態と、回転軸1に伝達されないようにする状態とを切り換えるロック機構2を備えたもので、このロック機構2が、ハンドルHが取り付けられる本体部3と、施錠機構5と、回転軸1の先端部に着脱可能に取り付けられ、本体部3と回転軸1とを係合して、ハンドルHの回転操作を回転軸1に伝達する係合機構6と、この係合機構6に本体部3を相対的に回転可能に、かつ、着脱可能に取り付ける取着機構7とからなる。
そして、施錠機構5が開錠状態のとき、本体部3と係合機構6とをロック状態とし、本体部3及び係合機構6を介してハンドルHと回転軸1とを係合して、ハンドルHの回転操作が回転軸1に伝達されるようにし、施錠機構5が施錠状態のとき、施錠機構5と係合機構6とのロック状態を解除し、本体部3及び係合機構6を介するハンドルHと回転軸1との係合を解除して、ハンドルHの回転操作が回転軸1に伝達されないようにしている。
回転軸1の先端部に着脱可能に取り付けられる係合機構6は、円柱状、好ましくは、作業者による取替作業を円滑に行うことができ、作業性を向上することができるように、周面を先端側が漸次小径となるようにテーパ状、すなわち、円錐台状に形成した軸受部60を備え、この軸受部60には、ボール61を出没可能に設けるようにする。
軸受部60は、回転軸1の先端部に嵌着され、ナットNを用いて固定される。
ここで、ナットNは、後述の第2実施例の図2−1に示すように、特殊な専用工具T2によってのみ操作できるようにすることが好ましい。
ボール61は、3個のボール61を、軸受部60に等角度間隔に形成したボール挿入孔66にそれぞれ挿入するようにしたが、その個数は任意に設定することができる。
そして、ボール61が、作業者による取替作業中に脱落しないように、軸受部60には、各ボール61に外接するようにOリング62を取り付けるようにしている。
なお、ボール61が挿入されるボール挿入孔66の内周側の開口の大きさは、ボール61の直径より小さく形成するようにすることで、ボール61が、作業者による取替作業中に脱落しないようにしている。
ハンドルHが取り付けられる本体部3は、略筒状をするとともに、上部の外周面に、ハンドルHを固定するためのキャップCを螺着するための雌ねじを形成し、施錠機構5及び係合機構6を内部に収容できるようにし、施錠機構5の押釦4が、本体部3及びキャップCの開口端面から突出して、押し込み操作を行うことができるようにしている。
これにより、押釦4によって、施錠機構5が開錠状態と施錠状態のいずれの状態にあるかを外観で判断することができる。
ここで、本体部3の係合機構6を収容する部分は、好ましくは、作業者による取替作業を円滑に行うことができ、作業性を向上することができるように、円錐台状に形成した軸受部60に対応して、周面を奥側が漸次小径となるようにテーパ状に形成するようにする。
本体部3の内周面には、施錠機構5が開錠状態のときに、各ボール61がそれぞれ嵌入する溝33を軸方向に形成するようにしている。
また、本体部3には、バルブVに突設したストッパSが入り込んでハンドルHの回転角度を約90°に規制する切欠部34を形成するようにしている。
また、キャップCは、特殊な専用工具T1によってのみ操作できるようにすることが好ましい。
本体部3と係合機構6とは、係合機構6が本体部3に収容された状態で、取着機構7を構成するピン71を本体部3に挿入することにより、係合機構6の軸受部60の外周面に形成された周溝63に嵌入され、施錠機構5が施錠状態のときは、本体部3に対して抜け止めされた状態で自由に回転できるようにされている。
ここで、ピン71には、作業者による組付作業を円滑に行うことができ、作業性を向上することができるように、テーパ状で、先端をRに形成した段付き形状のピンを使用している。
また、特に限定されるものではないが、本実施例においては、2本のピン71を用いることによって、各ピン71にかかる負荷を軽減し、耐久性を向上させている。
本体部3に対する取着機構7を構成するピン71の抜き差しは、作業者が現場で行うことができ、これにより、係合機構6への本体部3の着脱作業を容易に行うことができるようにしている。
そして、本体部3に挿入されたピン71が、着脱作業を行うとき以外に抜け出ないように、本体部3には、ピン71の端面に接するように抜け止め部材72を取り付けるようにしている。
ここで、抜け止め部材72には、コイルばね(多重巻きタイプ)、C型止め輪(1巻きタイプ)、板ばね等からなるばね部材のほか、金属板やゴムバンド等を用いることができる。
また、本体部3の周面には、抜け止め部材72が入り込む溝31を形成することで、コイルばねやC型止め輪からなる抜け止め部材72が、ピン71の端面の位置からずれることがないようにしている。
また、本体部3に収容された施錠機構5は、外ケース51が、ピン32によって、本体部3に固定されている。
施錠機構5は、押釦4、外ケース51、外ケース51内に収容された前筒52及び後筒53、前筒52及び後筒53間に亘って配設したピンタンブラ54、ドライバピン55等の施錠機構部品とからその主要部が構成されている。外ケース51と後筒53とは、ピン59によって固定されている。なお、施錠機構5には、機械式のもののほか、磁石式のもの等を用いることもできる。
押釦4は、施錠機構5の外ケース51に対して、連結ピン56を介して、前筒52と共に回転するとともに、ばね41の付勢力に抗して押し込むことができるようにしている。
押釦4は、中間部に長孔42を備え、施錠機構5の外ケース51に対して、長孔42に挿通される、前筒52に取り付けた連結ピン56を介して、前筒52と共に回転するとともに、ばね41の付勢力に抗して押し込むことができるようにしている。
また、押釦4は、長孔42より後部位置の外周面に凹部43を備え、押釦4が後方に向けて押し込まれたときに、外ケース51の内周面によって背面が支持されたばね58によって付勢されて、後筒53から出没可能に設けているロック用カム57が凹部43に嵌合することによって、押釦4が押し込まれた状態で保持されるようにしている。
押し込まれた状態で保持されている押釦4の突出状態への復帰は、鍵8を用いて、施錠機構5を開錠することによって行う。
具体的には、鍵8を施錠機構5に差し込むことによって、ピンタンブラ54とドライバピン55とが当接した境界面が、前筒52と後筒53の境界面の位置に来るように押し込み、鍵8を回転操作することで、前筒52及びそれに従動させて押釦4を回転させると、凹部43に嵌合していたロック用カム57が外れ、押釦4は突出状態に復帰する。なお、鍵8が施錠機構5に合致したものでない場合は、ピンタンブラ54とドライバピン55とが当接した境界面が、前筒52と後筒53の境界面の位置に来ないため、鍵8を回転操作できない
押釦4は突出状態に復帰した後、鍵8を元の位置まで回転操作して、施錠機構5から引き抜くようにする。
そして、押釦4が突出状態(開錠状態)(図1−8)のとき、施錠機構5により本体部3と係合機構6とが係合されて、ハンドルHによる本体部3の回転操作が係合機構6を介して回転軸1に伝達されるようにし、押釦4が押し込まれた状態(施錠状態)(図1−9)のとき、施錠機構5による本体部3と係合機構6とが係合が解除されて、ハンドルHにより本体部3の回転操作を行っても本体部3(及び施錠機構5)のみが回転、すなわち、本体部3が係合機構6に対して空転して、ハンドルHによる本体部3の回転操作が、係合機構6及び回転軸1に伝達されないようにする。
具体的には、係合機構6を構成する、軸受部60、ボール61及び押釦4の後端部にねじ64によって取り付けたボール押し上げ用カム65により、押釦4が突出状態のとき、ボール61がボール押し上げ用カム65に当接して放射方向(外側)に移動して、本体部3の内周面に形成された溝33に嵌入し、ボール61を介して、本体部3と係合機構6の軸受部60とが係合され、ハンドルHによる本体部3の回転操作が係合機構6を介して回転軸1に伝達されるようにし、ハンドルHによって本体部3を回転操作することで、バルブVの開閉操作ができるものとなる。
一方、押釦4が押し込まれた状態のとき、ボール61が中心方向(内側)に移動して、本体部3の内周面に形成された溝33から離脱し、ボール61による本体部3と係合機構6の軸受部60との係合が解除されて、本体部3が係合機構6に対して空転して、ハンドルHによる本体部3の回転操作が、係合機構6及び回転軸1に伝達されないようにし、ハンドルHによって本体部3を回転操作しても、バルブVの開閉操作ができないようにする。
ここで、図1−12に示すように、回転軸1に、係合機構6と一体になって回転するように表示プレート9を取り付けることができる。
なお、表示プレート9の表示位置を、抜け止め部材72と干渉しない場合は、上向きに設けることにより、本体部3の周面位置に表示するようにすることもできる。
これにより、表示プレート9の位置で、回転軸1の回転角度、すなわち、バルブVの開閉状態が外観で判断することができる。
このロック機構付きバルブ用ハンドルは、鍵8を持った管理者だけがバルブVを操作でき、鍵8を持たない管理者以外はバルブを操作できないようにすることで、セキュリティーの向上や誤操作を防止することができ、かつ、例えば、既存の設備に適用する場合でも、図1−1に示すように、既存の設備のバルブVの開閉操作を行う回転軸1からハンドルHを外して、このロック機構付きバルブ用ハンドルを取り付けることで、バルブVの開閉操作を行う回転軸1を置き換える必要がなく、また、元の構造への復帰、すなわち、ロック機構付きバルブ用ハンドルを取り付ける前の通常の構造のバルブに戻す作業も容易に行うことができる。
図2−1〜図2−10に、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルの第2実施例を示す。
本実施例は、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルをゲートバルブに適用するようにしたものである。
そして、このロック機構付きバルブ用ハンドルは、バルブVの開閉操作を行う回転軸1を回転操作するハンドルHと、このハンドルHの回転操作が、回転軸1に伝達されるようにする状態と、回転軸1に伝達されないようにする状態とを切り換えるロック機構2を備えたもので、このロック機構2が、ハンドルHが取り付けられる本体部3と、施錠機構5と、回転軸1の先端部に着脱可能に取り付けられ、本体部3と回転軸1とを係合して、ハンドルHの回転操作を回転軸1に伝達する係合機構6と、この係合機構6に本体部3を相対的に回転可能に、かつ、着脱可能に取り付ける取着機構7とからなる。
そして、施錠機構5が開錠状態のとき、本体部3と係合機構6とをロック状態とし、本体部3及び係合機構6を介してハンドルHと回転軸1とを係合して、ハンドルHの回転操作が回転軸1に伝達されるようにし、施錠機構5が施錠状態のとき、施錠機構5と係合機構6とのロック状態を解除し、本体部3及び係合機構6を介するハンドルHと回転軸1との係合を解除して、ハンドルHの回転操作が回転軸1に伝達されないようにしている。
回転軸1の先端部に着脱可能に取り付けられる係合機構6は、軸受部60を備え、この軸受部60は、回転軸1の先端部に嵌着され、ナットNを用いて固定される。
ここで、ナットNは、特殊な専用工具T2によってのみ操作できるようにすることが好ましい。
本実施例のロック機構付きバルブ用ハンドルは、上記第1実施例のボールバルブに適用したものと異なり、ハンドルHを数回回転操作するものであることから、表示プレート9を設けていない点を除き、上記第1実施例のものと構成及び作用は同じである。
以上、本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルについて、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明のロック機構付きバルブ用ハンドルは、管理者だけがバルブを操作でき、管理者以外はバルブを操作できないようにすることで、セキュリティーの向上や誤操作を防止することができ、かつ、既存の設備に適用する場合に、バルブの開閉操作を行う回転軸を置き換える必要がなく、既存の設備に用いられているバルブの開閉操作を行う回転軸に直接装着することができることから、新設、既設を問わず、工場、プラント等の設備において流体の流れる管路を開閉するために設置されるバルブを操作するためにハンドルの用途に好適に用いることができるほか、各種バルブを操作するためにハンドルの用途に広く用いることができる。
1 回転軸
2 ロック機構
3 本体部
4 押釦
5 施錠機構
6 係合機構
7 取着機構
8 鍵
9 表示プレート
C キャップ
H ハンドル
N ナット
T1 専用工具
T2 専用工具
V バルブ

Claims (2)

  1. バルブの開閉操作を行う回転軸を回転操作するハンドルと、該ハンドルの回転操作が、回転軸に伝達されるようにする状態と、回転軸に伝達されないようにする状態とを切り換えるロック機構を備えたロック機構付きバルブ用ハンドルにおいて、
    前記ロック機構が、ハンドルが取り付けられる本体部と、施錠機構と、回転軸の先端部に嵌着し、ナットを用いて固定することによって着脱可能に取り付けられ、本体部と回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作を回転軸に伝達する軸受部を備えた係合機構と、該係合機構に本体部を相対的に回転可能に、かつ、着脱可能に取り付ける取着機構とからなり、
    前記施錠機構が開錠状態のとき、本体部と係合機構とをロック状態とし、本体部及び係合機構を介してハンドルと回転軸とを係合して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されるようにし、
    前記施錠機構が施錠状態のとき、本体部と係合機構とのロック状態を解除し、本体部及び係合機構を介するハンドルと回転軸との係合を解除して、ハンドルの回転操作が回転軸に伝達されないようにした
    ことを特徴とするロック機構付きバルブ用ハンドル。
  2. 前記ナットが、軸受部内に収容されて、専用工具によってのみ操作できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のロック機構付きバルブ用ハンドル。
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