JP5082265B2 - 回転弁 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体産業、バイオ・医療産業、食品産業及びその他の化学産業等の流体輸送配管ラインに使用される回転弁に関するものであり、さらに、詳しくは、ロック機構によって開度の固定を行い、固定することによって誤操作を回避することができ、ロック機構がコンパクトで場所を取らないため弁を狭いスペースに取り付けてもハンドルの回動の妨げにならず、同一弁本体を用いてハンドルの取替えのみでロック機構付き又はロック機構無しに容易に変更でき、少なくとも三方の流路を有する回転弁において流路の開閉や切替を確実な切替位置で保持固定をすることができる回転弁に関するものである。
従来の回転弁はロック機構が付いていないものが多く、このような場合、操作をしないように注意書きを設けたり、ハンドルを外しておいたり、紐やワイヤーなどでハンドルを固定したりカバーをつける等の方法がとられていた。
また、ハンドルロック機構付きの弁においても、図18に示すように弁本体に特殊な構造が必要であり、専用構造となっている。この弁は、ハンドル付きレバー101をX方向に回動して、弁軸103を介し弁体を回転操作して開閉制御する開閉弁であり、ハンドル付きレバー101の立ち上り部に軸支してハンドル付きレバー101のX方向の回動に対し、ほぼ直角面内でY方向に回動するロックプレート102が設けられ、ハンドル付きレバー101とロックプレート102の間に張設された引張りスプリング105のバネ付勢により係止ロック部104に係止し弁の開閉をロックする構造を有している(例えば、特許文献1参照。)。
また、図19に示す回転弁は、ハンドル107を回動して、弁を開閉制御する開閉弁であり、弁本体112首部に設けられた切り欠き部111とハンドル107の内側下部の突部110の係合により弁の開閉をロックし、ハンドル107把持部下部の噛合い部材108を引き上げることで、上記係合が外れハンドル107を回動することで弁の開閉をおこない、さらに穴109にシリンダ錠等を挿すことでロック状態を保持する構造となっている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−303637号公報(第1−6頁、第1図) USP6,260,819(第1−7頁、第1図)
しかしながら、図18に示す弁の場合、弁スリーブ106に係止ロック部104を設ける必要があるため、後加工で係止ロック部104を設けるのが困難なこともあり、係止ロック部104のない既存の弁にロック機構を設置することはできず、配管設置された弁を開閉のロック機構を備えた弁として使用したい場合、弁を配管から取り外してロック機構を備えた弁に交換する必要がある。また、ロックプレート102をシリンダ錠等によりロック状態で固定することが容易でない構成であるため、不特定多数の人が触れることのできる場所への設置には向かないという問題があった。
そして、図19に示す回転弁の場合は、切り欠き部111を設けたロック機構専用の弁本体が必要となり、また、噛合い部材108を持つ専用ハンドルが弁軸方向に長大となるため、狭い場所への設置がし難いという問題がある。
また、上記ロック機構付きの回転弁においても、弁本体112に切り欠き部111を設ける必要があるため、後加工で切り欠き部111を設けるのが困難なこともあり、切り欠き部111のない既存の弁にロック機構を設置することはできず、配管設置された弁をロック機構を備えた弁として使用したい場合、弁を配管から取り外してロック機構を備えた弁に交換する必要があるので、一旦、配管内の流体の流れを停止してからでないと交換作業を行うことができず、さらに、ロック機構の無い従来のハンドルと比較して弁が大きくなるため、弁の設置スペースが狭い場所では容易に交換できないという問題が発生していた。
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、既製の回転弁にロック機構を設けることにより開度の固定を行うことができ、誤操作を防止し、誤操作による事故を軽減することができ、ロック機構がコンパクトで場所を取らないため弁を狭いスペースに取り付けてもハンドルの回動の妨げにならず、またハンドルのみを交換するだけで、既設の弁もロック機構付きに変更することができ、少なくとも三方の流路を有する回転弁において流路の開閉や切替を確実な切替位置で保持固定をすることができる回転弁を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の回転弁の構成を図に基づいて説明すると、 少なくとも方の流路を有し、ハンドル1に連結されたステム9の回動により、ステム9と係合している弁体29を回動させ、弁の開閉および/または連通する流路の切替を行い、ステム9を支承している弁本体28首部に一体に形成され、アクチュエータを固定するボルト用の貫通溝31,32が設けられトップフランジ5を有する回転弁において、トップフランジ5の周縁の該貫通溝31,32が係止受部として用いられ、係止受部に付勢体によって係止可能にされた係止部を有するロック体2が、ハンドル1の中央部または把持部に軸支され、水平方向に回動して係止受部に係止することを第1の特徴とする。
付勢体がロック体2と一体若しくはロック体2に固定されていることを第2の特徴とする。
付勢体がバネであることを第3の特徴とする。
係止部が係止受部と係合した状態において、ロック体2に、ハンドル側面よりも外側に突出する位置になるようにレバー14が設けられると共に、レバー14に施錠穴15が設けられていることを第4の特徴とする。
付勢体がトーションバネ4であり、その一端がロック体2に、他端がハンドル1に嵌着され、その付勢力によってロック体2の係止部がトップフランジ5の係止受部に係合されるように、ロック体2と共にピン3によってハンドル1に軸支されていることを第5の特徴とする。
付勢体が板バネ19であり、板バネ19が、その付勢力によってロック体2の係止部がトップフランジ5の係止受部に係合されるようにロック体2に一体的に設けられていることを第の特徴とする。
回転弁が、球形状若しくは円筒形状の弁体を有する二方弁、三方弁若しくは四方弁、またはバタフライ弁であることを第の特徴とする。
レバー14の施錠穴15と対峙した位置に非係止用穴16が設けられていることを第の特徴とする。
係止部下面に、トップフランジ5下端面に係止されるハンドル1取り外し防止用鍔13が延設されていることを第の特徴とする。



本発明において、ロックとは、ハンドル1を固定させるということである。
本発明の回転弁は、二方向の流路を有して弁の開閉を行う構成でも良く、少なくとも三方向の流路有して弁の開閉および/または連通する流路の切替を行う構成でも良い。回転弁は球形状若しくは円筒形状の弁体を有する二方弁、三方弁若しくは四方弁(ボール弁またはコック)のいずれでも良く、バタフライ弁でも良い。特にボール弁やコックのように弁体が球形状または円筒形状の回転弁であれば、ステム9の回転トルクが比較的低いのでハンドル1は小さく設けられ、小さなハンドル1に対してもコンパクトで邪魔にならず、開度を固定した状態でハンドル1を回動しようとしてもロック体2やトップフランジ5の係合部分に強い負荷がかからないので好適である。
本発明において、付勢体とロック体2の関係は一体化されていてもよく、固定されていてもよい。
本発明において、付勢体は、バネであればよく特に限定されるものではないが、トーションバネ4、板バネ27が好適である。これは、トーションバネ4の場合、ピン3によってハンドル1に軸支されたロック体2をピン3を軸にロック体2を回動して付勢させ易く、組み付けも容易なので好適である。板バネ27の場合、ロック体2に一体的に設けられることで部品点数が少なくなり、組立ての手間が省かれるため好適である。
本発明において、回転弁はロック体2が水平方向に回動することで係止部を係止受部に係止させる構成であることが望ましい。これは、水平方向に回動させるロック機構は組み立て易く部品点数が少なくて済み、ロック機構をコンパクトに設けることができると共に、ハンドル1と平行して水平方向に回動するので弁の開閉操作の邪魔にならず、特に狭いスペースにおいてロック体2の回動がハンドル1の回動の妨げになることがないので好適である。
本発明において、トップフランジ5が弁本体10と一体で形成されることが望ましい。これは、一体で形成されることでトップフランジ5と弁本体10との強度は一体でない場合よりも強くなり、ロック機構により弁の開度を固定したときにトップフランジ5の係止受部に応力が加わっても破損や変形することが防止され、また部品点数が少なくなり弁の組み立ての手間が省かれるため好適である。
本発明において、回転弁はトップフランジ5にアクチュエータ(図示せず)を固定するボルト用の貫通溝が設けられたものであり、この貫通溝を係止受部として用いるようにすることが望ましい。貫通溝とはトップフランジ5を上下方向に貫通し、且つトップフランジ5の側面を切り欠いた溝のように形成されたものであり、図1では切欠部6、7に該当するものである。貫通溝はあらかじめ回転弁のトップフランジ5に設けられており、回転弁にアクチュエータを装着する際には貫通溝にボルトを通してステム9上部にアクチュエータを装着してボルトで固定され、ハンドル1を装着している時には貫通溝は使われない。この貫通溝を係止受部として用いることで、貫通溝が設けられた既存のバルブに対して新たな係止受部を設ける必要がなくなり、ハンドル1を取替えるだけでロック機構付き又はロック機構無しに容易に変更することできる。このため、配管設置された弁をロック機構を備えた弁として使用したい場合、流体の流れを停止する必要がなく、弁を配管から取り外して交換することなくロック機構を備えた弁に変更することができるので好適である。
また、少なくとも三方の流路を有する回転弁において、弁体29が弁の開閉および/または連通する流路の切替が行われるハンドル1の切替位置で、ロック体2の係止部が係止可能になるようにトップフランジ5に係止受部が設けられることが好ましい。三方弁や四方弁の場合、ハンドル1は360度自由に回転可能にされており、作業者がハンドル1を切替位置に合わせることで弁の開閉や連通する流路の切替を行っていたが、作業者によって切替位置の合わせ方にばらつきがあり、正確な切替位置からずれると流体を確実に閉止できずに流体が下流側に漏れたり、流路の開度を100%得ることができない場合があったが、本発明のハンドル1の切替位置でハンドル1をロックできる構成にすれば、作業者が正確な切替位置からずれた状態にハンドル1を合わせることが防止でき、また切替位置からずれないように開度を固定できるため好適である。
本発明のロック体2の固定方法は、ハンドル1の中央部または把持部に軸支されていれば特に限定されないが、ピン3によりロック体2がハンドル1の把持部下面に固定されることが好適なものとして挙げられる。ピン3とロック体2とは別体で設けられても良く(図1参照)、一体で設けられても良い(図16参照)。ピン3とロック体2とが一体で設けられている場合、ロック体2を回動させるためにはピン3を回動可能にハンドル1に固定させる必要があり、例えば図16に示すように、ハンドル1の把持部に差込孔33を有するボス部34を形成し、差込孔33の内周に環状凹部35を設け、ピン3の上部外周に環状突部36を設け、ピン3の上部を差込孔33に強く差し込んで差込孔33の環状凹部35にピン3の環状突部36を嵌合させることでハンドル1から外れずにロック体2を回動可能に固定することができる。また、ピン3とロック体2とが別体で設けられている場合、ピン3とハンドル1との固定に関係なくロック体2を回動可能できるので、その固定方法は、ピン3の上部をハンドル1の把持部に設けられたボス部の差込孔に密接に嵌合しても良く(図示せず)、ピン3の上部外周と差込孔内周に各々ねじ部を設けて螺合しても良く(図示せず)、接着や融着によって固定しても良く、図16に示すような方法で固定しても良い。
本発明の回転弁のトップフランジ5、ステム9、弁本体10の材質は、塩化ビニル樹脂(以下、PVCと記す)が多用されるが、回転弁として要求される強度や特性を満たしていれば、ポリプロピレン樹脂(以下、PPと記す)やポリビニリデンフルオロライド(以下、PVDFと記す)などの合成樹脂や、銅、鋳鉄、鋳鋼などの金属でもよく、特に限定されるものではない。
また、本発明の回転弁のロック体2の材質は、アクリロニトリル・ブタジエンスチレン共重合体(以下、ABSと記す)が多用されるが、PPでも金属でもよい。
また、本発明の回転弁のピン3の材質はABSが多用されるが、PVCでもよく、板バネの材質はABSが多用されるが、PPでも金属でもよい。
本発明は以上のような構造をしており、以下の優れた効果が得られる。
(1)ハンドルをロックすることによって不意にハンドルに手やものが当って起こる誤操作を軽減することができる。
(2)ロック機構がコンパクトで場所を取らないため、弁を狭いスペースに取り付けてもハンドルの回動の妨げにならずに使用することができる。
(3)トップフランジにアクチュエータを固定するボルト用の貫通溝が設けられていれば、配管されているラインから弁本体を取り外すことなくハンドルのみを交換するだけで、ハンドルロック機構付きの回転弁となるため、安全かつ安価で既存の配管ラインにも適用できる。
(4)少なくとも三方の流路を有する回転弁において弁の開閉や連通する流路の切替を確実な切替位置で保持固定することができ、作業者が正確な切替位置からずれた状態にハンドルを合わせることが防止できる。
(5)施錠することによって作業者の勘違いや不審者のいたずら等によって起こる誤操作も防止することができる。
(6)施錠された状態ではハンドルを取り外すことができなくなるため、いたずら等を防止できる。
(7)ロックできない状態も保持できる為、通常のロック機構のない弁と同様の操作も可能である。
(8)既存のハンドルと大きさや装着位置が変わらないため設置箇所を選ばず、また弁本体は既製品と兼用できるため、コスト削減にもつながる。
以下、本発明の実施の形態について図面に示す実施例を参照して説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明の回転弁の第一の実施態様であるボール弁の分解斜視図である。図2は第一の実施態様の全閉時のロック状態を示す斜視図である。図3は第一の実施態様のロック前を示す要部拡大図である。図4は第一の実施態様の中間開度時のロック状態を示す平面図である。図5は第一の実施態様を全閉でロックし施錠穴にシリンダ錠を挿入した状態を示す斜視図である。図6は第一の実施態様の全開時のロック状態を示す平面図である。図7は本発明の回転弁の第二の実施態様であるボール弁の分解斜視図である。図8は本発明の回転弁の第三の実施態様である三方ボール弁の分解斜視図である。図9は第三の実施態様の全閉時のロック状態を示す斜視図である。図10は第三の実施態様のロック状態を示す平面図である。図11は図10の流体の流れを示す正面図である。図12は図10のハンドルを90度右回転したロック状態を示す平面図である。図13は図12の流体の流れを示す正面図である。図14は図10のハンドルを90度左回転したロック状態を示す平面図である。図15は図14の流体の流れを示す正面図である。図16はロック体の固定方法を示す要部拡大縦断面図である。図17は本発明の回転弁の第四の実施態様であるバタフライ弁の分解斜視図である。
以下、図1乃至図5に基づいて本発明の回転弁の第1の実施例であるボール弁について説明する。本実施例では係止部であるフック部を用いている。
図において、1はABS樹脂製のハンドルである。下面中央部にステム9を嵌合する嵌合溝が形成されている。
2はABS製のロック体である。回動中心部に貫通穴17が設けられ、貫通穴17を中心とした一方の径方向に略L字状のフック部11と他方の径方向にレバー14が一体的に設けられている。フック部11には突起12が設けられ、その下端面には外し防止用鍔部13が延設されている。レバー14には、施錠穴15が設けられており、施錠穴15と対峙した位置に非係止用穴16が設けられている。ロック体2は、ABS製のピン3が貫通穴17に挿通され後記トーションバネを介してハンドル1の把持部下面に固定されることにより、ハンドル1に軸支されている。本実施例では、ロック体2がピン3によりハンドル1の把持部下面に固定されているが、ハンドル1中央に固定することにより、ハンドル1に軸支しても良い。
4は、SUS製のトーションバネである。トーションバネ4の一方の先端部はロック体2に嵌合され、他端はハンドル1の把持部下部に係止されている。
5は、PVC製の円形のトップフランジであり、その周縁部には中心角90度の間隔毎に、ロック体2の突起12を係止させるための切欠部が4箇所設けられている。この切欠部は、ハンドル1を外してトップフランジ5にアクチュエータを固定する際にはボルト用の貫通溝として用いられるものである。さらに隣り合う2箇所の切欠部6、7の中間に増設切欠部8を設けることにより、中心角90度以内の中間開度時のロック状態も設定することができる(図4参照)。すなわち、隣り合う2箇所の切欠部6、7の間の任意の場所に増設切欠部8を設けることにより、任意の開度のロック状態にも設定することができる。
9は、PVC製のステムである。
10はPVC製の弁本体である。弁本体10の両側部に開口部が設けられ、首部にトップフランジ5が一体的に設けられている。弁本体10内部には球状の弁体が設けられ、ステム9の回動によって弁の開閉が行われる。
本実施例では、トップフランジ5に切欠部6を設けロック体2に突起12を設けて係止させているが、トップフランジ5に突起を設けロック体2に切欠部を設けて係止させてもよい。
次にロック機構のない回転弁から本実施例のロック機構を有する回転弁に変更する方法について説明する。本実施例のように、あらかじめトップフランジ5にアクチュエータを固定する際のボルト用の貫通溝が設けられた構成であれば、貫通溝を係止用の切欠部として用いることができるので、ロック機構のない回転弁のハンドル1を取り外し、ロック機構を有する本実施例のハンドル1を取り付けるだけで変更が可能である。また、トップフランジ5に切欠部6がない構成であっても、トップフランジ5に係止できるような切欠部を設けるだけなので加工は容易である。また、本実施例のロック機構の組立て方法は、ハンドル1にトーションバネ4とロック体2を設置し、トーションバネ4がロック体2を付勢できる状態でピン3によって固定するだけで組立てられるので組立てが容易である。
次に本実施例の回転弁の作動について説明する。
図2は、回転弁の閉止時にハンドル1をロックした状態である。ロック体2の突起12がトップフランジ5の切欠部6に係合しているため、この状態でハンドル1は固定されている。このハンドル1の固定を解除する方法を図1〜図4を用いて説明すると、ロック体2のレバー14をピン3を中心に右方向に押圧しながら回動すると、ハンドル1の切欠部6に係合しているロック体2の突起12が切欠部6から外れる。さらにハンドル1を90度回転させると、回転弁は開状態となる。その後、押圧しているレバー14を解放すると、ロック体2の突起12は切欠部6の隣の切欠部7に移動して係合し、回転弁は開状態でハンドル1はロックした状態になる。このとき、平たくて小さい部品のロック体2が水平方向に回動して突起12を切欠部6に係止させる構成なので、ロック体2はハンドル1にほとんど隠れた状態で作用でき、非常にコンパクトであり、弁を狭いスペースに取り付けたとしてもハンドル1の回動の妨げにならない。
フック部11の下面に延設された取り外し防止用鍔部13は、フック部11の突起12がトップフランジ5の切欠部6に係合した時、トップフランジ5の下端面に係止するので、ハンドル1の取り外しが防止される。
さらに、回転弁が全開、全閉もしくは所望の開度でロックした状態でシリンダ錠18を施錠穴15に施錠するとハンドル1は人手による開閉操作が不可能となる(図5参照)。
一方、レバー14の非係止用穴16にシリンダ錠18を装着し施錠することで、フック部11の突起12がトップフランジ5の切欠部6から外れた状態で固定され、アンロック状態となり、通常のロック機構のないハンドル1と同じように操作が可能となる(図6参照)。
本実施例の回転弁の施錠穴15にはシリンダ錠18を装着しているが、施錠の役目を果たせばよく、特に限定されるものではない。
また、実施例1において、回転弁がボール弁ではなくコック(図示せず)の構造であっても良い。コックの構造の場合、弁体の形状が円筒形状である以外は他の構成とその作動は実施例1と同様なので説明を省略する。
次に、図7に基づいて本発明の回転弁の第2の実施例であるボール弁について説明する。
第2の実施例において、本発明の回転弁の構造はロック体19を除いて、第1の実施例と同様であるので、同様の構成要素には同一の符号を付して示す。
本実施例において、19はABS製のロック体である。回動中心部に貫通穴26が設けられ、貫通穴26を中心とした一方の径方向に略L字状のフック部20と他方の径方向にレバー23が一体的に設けられている。フック部20には突起21が設けられ、その下端面には取り外し防止用鍔部22が延設されている。さらにフック部20と対峙した位置に樹脂製の板バネ27が一体成形され、その端部はハンドル1の把持部下部に係止されている。レバー23には、施錠穴24が設けられており、施錠穴24と対峙した位置に非係止用穴25が設けられている。ロック体19は、ABS製のピン3が貫通穴26に挿通されハンドル1の把持部下面に固定されることにより、ハンドル1に軸支されている。
本実施例では、トップフランジ5に切欠部6を設けロック体19に突起21を設けて係止させているが、トップフランジ5に突起を設けロック体19に切欠部を設けて係止させてもよい。
本実施例の回転弁の作動については第1の実施態様と同様であるので省略する。
以上のことから、ロック機構によって開度の固定を行い、固定することによって誤操作を回避することができる。また、同一弁本体を用いてハンドルのみを交換するだけで、ロック機構付き又はロック機構無しに容易に変更できる。さらに、付勢体がロック体に一体化されている場合は部品点数を減らすことができ、製造コストや組立性が向上する。
次に、図8乃至図15に基づいて本発明の回転弁の第3の実施例である三方ボール弁について説明する。
第3の実施例において、本発明の回転弁の構造は三方ボール弁の構造であり、弁本体28の左側と右側と下側にそれぞれ開口部が設けられている。弁本体28内部には球状の弁体29が設けられ、弁体29には90度に曲がった流路が設けられている(図11、図13、図15参照)。他の構成は第1の実施例と同様であるので説明を省略する。なお、第一の実施例と同様の構成要素には同一の符号を付して示す。
次に本実施例の回転弁の作動について説明する。
図9、図10は、回転弁の閉止時にハンドル1をロックした状態である。ロック体2の突起12がトップフランジ5の切欠部30に係合しているため(図10参照)、この状態でハンドル1は固定されている。このとき、弁体29は左側と右側の開口部とは連通せず、下側の開口部とのみ連通した状態であり、回転弁で流体の流れが閉止される(図11参照)。このとき、弁の閉止位置がずれることなく確定できるので、閉止位置のずれにより流体が下流側に漏れることが防止できる。
図10の状態からロック体2のレバー14をピン3を中心に左方向に押圧しながら回動し、ハンドル1の切欠部30に係合しているロック体2の突起12を切欠部30から外して、ハンドルを中心角90度ほど右回転すると、弁体29は下側の開口部と左側の開口部とを連通させ、流体が流れるようになる(図13参照)。その後、押圧しているレバー14を解放すると、ロック体2の突起12は切欠部30の右回転方向に隣の切欠部31に移動して係合し、回転弁は下側と左側の開口部を連通させた状態でハンドル1はロックした状態になる(図12の状態)。このとき、連通する流路の切替を確実な切替位置で保持固定することができ、切替位置がずれた状態でハンドル1が合わされることを防止できる。
また、図10の状態からロック体2のレバー14をピン3を中心に左方向に押圧しながら回動し、ハンドル1の切欠部30に係合しているロック体2の突起12を切欠部30から外して、ハンドルを中心角90度ほど左回転すると、弁体29は下側の開口部と右側の開口部とを連通させ、流体が流れるようになる(図15参照)。その後、押圧しているレバー14を解放すると、ロック体2の突起12は切欠部30の左回転方向に隣の切欠部32に移動して係合し、回転弁は下側と右側の開口部を連通させた状態でハンドル1はロックした状態になる(図14の状態)。このとき、連通する流路の切替を確実な切替位置で保持固定することができ、切替位置がずれた状態でハンドル1が合わされることを防止できる。
このように、切替位置が3箇所以上ある弁は、ハンドルの回転角度を特に保持することなく自由に回転が行われる状態であり、作業者がおおよその位置でハンドルの切替位置を決めるという曖昧な方法になっていたが、本実施例のロック機構を用いて弁の開閉や切替位置とハンドルのロック位置を合わせることでハンドルの切替位置を正確にし、且つ正確な切替位置で開度を固定することができる。特にアクチュエータを固定するボルトの貫通溝はトップフランジ5に中心角90度ごとに4箇所設けられるので、例えばハンドルの切替位置が中心角0度、90度、180度の場合、既存の回転弁に加工などを施さなくても貫通溝をそのまま係止受部の切欠部として使用できる。
また、隣り合う2箇所の切欠部30、31の中間に増設切欠部(図示せず)を設けることにより、ハンドルの切替位置が中心角45度間隔である回転弁の正確な切替位置を保持できる。その他の作動は第一の実施例と同様なので説明を省略する。
次に、図17に基づいて本発明の回転弁の第4の実施例のバタフライ弁について説明する。
第4の実施例において、本発明の回転弁は中空筒状で首部にトップフランジ37が設けられた弁本体38と、弁本体38の内周面に嵌着されるシートリング39と、シートリング39を貫通して弁本体38に支持されるステム40と、ステム40に支承される円板状の弁体41とを有し、ハンドル42に連結されたステム40の回動により弁体41を回動させて開閉を行うバタフライ弁であり、バタフライ弁のハンドル42の中央部にトーションバネ4がロック体2を付勢できる状態でピン3によって固定されている構成である。その他の構成は第1の実施例と同様であるので説明を省略する。回転弁の構成がバタフライ弁の場合も作動は同様であるので説明を省略する。
本発明の回転弁の第一の実施態様であるボール弁の分解斜視図である。 第一の実施態様の全閉時のロック状態を示す斜視図である。 第一の実施態様のロック前を示す要部拡大図である。 第一の実施態様の中間開度時のロック状態を示す平面図である。 第一の実施態様を全閉でロックし施錠穴にシリンダ錠を挿入した状態を示す斜視図である。 第一の実施態様の全開時のロック状態を示す平面図である。 本発明の回転弁の第二の実施態様であるボール弁の分解斜視図である。 本発明の回転弁の第三の実施態様である三方ボール弁の分解斜視図である。 第三の実施態様の全閉時のロック状態を示す斜視図である。 第三の実施態様のロック状態を示す平面図である。 図10の流体の流れを示す正面図である。 図10のハンドルを90度右回転したロック状態を示す平面図である。 図12の流体の流れを示す正面図である。 図10のハンドルを90度左回転したロック状態を示す平面図である。 図14の流体の流れを示す正面図である。 ロック体の固定方法を示す要部拡大縦断面図である。 本発明の回転弁の第四の実施態様であるバタフライ弁の分解斜視図である。 従来の回転弁の斜視図である。 従来の回転弁の斜視図である。
符号の説明
1…ハンドル
2…ロック体
3…ピン
4…トーションバネ
5…トップフランジ
6…切欠部
7…切欠部
8…増設切欠部
9…ステム
10…弁本体
11…フック部
12…突起
13…取り外し防止用鍔部
14…レバー
15…施錠穴
16…非係止用穴
17…貫通穴
18…シリンダ錠
19…ロック体
20…フック部
21…突起
22…取り外し防止用鍔部
23…レバー
24…施錠穴
25…非係止用穴
26…貫通穴
27…板バネ
28…弁本体
29…弁体
30…切欠部
31…切欠部
32…切欠部
33…差込孔
34…ボス部
35…環状凹部
36…環状突部
37…トップフランジ
38…弁本体
39…シートリング
40…ステム
41…弁体
42…ハンドル

Claims (9)

  1. 少なくとも方の流路を有し、ハンドルに連結されたステムの回動により、該ステムと係合している弁体を回動させ、弁の開閉および/または連通する流路の切替を行い、前記ステムを支承している弁本体首部に一体に形成され、アクチュエータを固定するボルト用の貫通溝が設けられトップフランジを有する回転弁において、前記トップフランジの周縁の該貫通溝が係止受部として用いられ、該係止受部に付勢体によって係止可能にされた係止部を有するロック体が、前記ハンドルの中央部または把持部に軸支され、水平方向に回動して該係止受部に係止することを特徴とする回転弁。
  2. 付勢体がロック体と一体若しくはロック体に固定されていることを特徴とする請求項1記載の回転弁。
  3. 付勢体がバネであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転弁。
  4. 係止部が係止受部と係合した状態において、ロック体に、ハンドル側面よりも外側に突出する位置になるようにレバーが設けられると共に、該レバーに施錠穴が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回転弁。
  5. 付勢体がトーションバネであり、その一端がロック体に、他端がハンドルに嵌着され、その付勢力によってロック体の係止部がトップフランジの係止受部に係合されるように、前記ロック体と共にピンによって前記ハンドルに軸支されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の回転弁。
  6. 付勢体が板バネであり、該板バネが、その付勢力によってロック体の係止部がトップフランジの係止受部に係合されるようにロック体に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の回転弁。
  7. 回転弁が、球形状若しくは円筒形状の弁体を有する二方弁、三方弁若しくは四方弁、またはバタフライ弁であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の回転弁。
  8. レバーの施錠穴と対峙した位置に非係止用穴が設けられていることを特徴とする請求項に記載の回転弁。
  9. 係止部下面に、トップフランジ下端面に係止されるハンドル取り外し防止用鍔が延設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の回転弁。
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