JP6088895B2 - 水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドル - Google Patents

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Description

本発明は、止水栓や切換えバルブ装置等に用いられるボールバルブの回動に用いるハンドル、特に丸型ハンドルに関するものである。
ボールバルブを用いたバルブ装置には様々な形態のものが存在するが、所定の軸線回りで回転可能に設けられると共に、軸線と直交する方向に貫通した連通路が形成された球状の弁体と、その弁体を収容する弁体収容室が形成されると共に、その弁体収容室を挟んで少なくとも二つの通水路が形成されたハウジングによって構成されている。
ボールバルブは流路の開閉や切換え等、多様な用途に用いられ、その回動操作については例えば特許文献1に記載されているようにハンドルやアクチュエータ等によっても行われるが、手動で簡易に行うことができ、回動スペースも不要なところから、丸型ハンドルが用いられることが多い。
一方、手動で円滑な操作では強力な締着が期待できない場合には、特許文献2に記載されるように締付け部をレンチ掛けに形成し、レンチによる強力な回動力を利用する手段が用いられてきている。
特開2012−237344号公報 特開2011−256939号公報
ボールバルブは、給水管の途中の止水栓として設置され、長期間開閉操作が行われない場合、球状の弁体やボールシートに錆び等の異物が付着し、それが固着して手動でのハンドル操作が困難になる場合があり、こうした場合、工具類をハンドルに掛ける等による強力な回動力を用いて固着を解いて操作するが、丸型ハンドルはその形態上、一般の工具を掛けることが困難であった。
従って、これまでは、先端に、ハンドルの形状に合わせてハンドルのボスと操作輪の間に挿入される爪を設定した特別な開栓器を用いて固着を開放して操作する方法が採られ、専用の開栓器を用意しなければならないという問題があった
また、丸型ハンドルを用いた止水栓は、蝶型ハンドルやレバー型ハンドルのように90度開閉操作でハンドルの向きが変わることによる開閉状態の判別が困難なため、表示板等を使用して開閉状態の明確化を行っているが、部品点数が増加しコストアップの要因となる問題もあった。
本発明は上記した課題に対応しようとするものであり、丸型ハンドルの中心ボス部にレンチ掛けを形成し、固着により回動操作が困難となった丸型ハンドルをレンチによる強力な回動力により固着を解き回動操作を行えるようにした。
また、ハンドル表面の所定部位に、流水方向を示す表示記号を表示するようにして、ボールバルブの開閉状態を容易に判別できるようにした。
上記のように、固着により回動操作が困難となった丸型ハンドルについて、丸型ハンドルの中心ボス部に形成したレンチ掛けを利用して市販のレンチを掛架して直ちに強力な回動力により固着を解き回動操作が行え、特別な開栓器を用意する無駄を省くことができたものである。
更に、ハンドル表面の所定部位に表示するようにした流水方向を示す表示記号によってボールバルブの開閉状態が容易に判別でき、ボール弁体の90度回動による送水状態が確実に把握できるようになった。
本発明の実施例による丸型ハンドルを使用した止水栓の全体構造と作動状況の一例を示すもので、(a)は止水栓機構部分を切欠断面とした全体正面図、(b)は止水栓の開栓状態を示す(a)図におけるA―A断面図、(c)は止水栓の閉栓状態を示す(a)図におけるA―A断面図 本発明の実施例を示すもので、中心ボス部の上面にレンチ掛けを突設した実施例を示す丸型ハンドルと止水栓の全体正面図 同じく、中心ボス部の下端基幹部をレンチ掛けに形成した実施例を示す丸型ハンドルと止水栓の全体正面図 同じく、中心ボス部の上面にレンチ掛けを突設した実施例における突設したレンチ掛けに中心肉抜き凹陥部を形成し、その底部に水抜き孔を設定した状態と、同実施例のハンドル表面に流水方向を示す表示記号を表示した状態を示す丸型ハンドルの平面図 同じく、図4におけるA―A断面図 同じく、中心ボス部の上面にレンチ掛けを突設する実施例におけるレンチ掛けの各実施形態における平面図と側面図の対比図により、各実施形態例を示すもので、(ア)は六角タイプ、(イ)は四角タイプ、(ウ)は二面幅タイプ 同じく、中心ボス部の上面にレンチ掛けを突設した実施例において、ハンドル操作輪の所定部位に、レンチグリップの延長支点が掛架する支柱を着脱可能に設定した実施例を示す丸型ハンドルの平面図と側面図の対比図 同じく、ハンドル操作輪の所定部位に、レンチグリップの延長支点が掛架する支柱を着脱可能に設定した実施例におけるレンチ掛けにレンチを掛け、設定支柱にレンチグリップの延長支点が掛架して丸型ハンドルの回動を行う状況を示す説明図 同じく、ハンドル表面の所定部位に、流水方向を示す表示記号を表示する実施例における表示記号の実施形態例を示すもので、(ア)は片側タイプ、(イ)は持ち手部のみタイプ、(ウ)は持ち手部のみで三角タイプ
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明すると、1は丸型ハンドルの本体で、止水栓のボール弁体5を回動操作する栓棒41の上端を収嵌する中心ボス部2と、これから放射状に伸びるスポークアーム21によって支持される操作輪22から成り、操作輪22を回動して栓棒41を回動操作するようになっている。
4は止水栓本体で、その弁室42に、中腹に貫通通水孔51が穿設され、頂部に貫通通水孔の貫通方向と直交する嵌合溝52が栓棒41の下端と嵌合するボール弁体5を内蔵し、弁室42の両側には1次側通水口4aと2次側通水口4bが開口し、これを介して流水路1次側の配管継手部11と2次側の配管継手部12にそれぞれ連通するようになっている。
貫通通水孔51は、常時は弁室42の1次側通水口4aと2次側通水口4bに沿って開口し、その開口部5aと5bが図1の(b)に示されるように1次側通水口4aと2次側通水口4bとそれぞれ接合して1次側の配管継手部から2次側の配管継手部に連通する流路を形成している。
丸型ハンドル1が90度回動されると、ボール弁体5は90度回動されて貫通通水孔51か方向を変えると共に、図1の(c)に示されるように1次側通水口4aと2次側通水口4bがそれぞれ1次側の配管継手部から2次側の配管継手部に連通する流路が閉鎖されて水流が止められるものである。
本発明の実施形態としての実施例1を、図面を参照して説明する。
図2は中心ボス部2の上面にレンチ掛け3を突設した実施例を示すもので、レンチ掛け3の形態は止水栓本体の設定環境により、用意される回動レンチの形態に対応して図6の(ア)、(イ)、(ウ)の各形態が選定されることになる。
また、止水栓本体の形態により、丸型ハンドル1のレンチ掛け3の中心部の肉抜きを行って、材料の節約と重量軽減を図るようにする。栓棒41との係合は肉抜き部31の底部に栓棒41頂部の収嵌スペース32に抜けるビス穴33を開けて栓棒41の頂部をビス止めするが、肉抜き部31の上部は開放されており雨水等が溜まるので水抜き孔を設けるか、ビス穴33の側部に水抜き溝34を形成するようにする。
更に、丸型ハンドルには、図4に示すように、従来から閉口回動方向を示す矢印とS、開口回動方向を示す矢印とOの表示がなされてきたが、本発明のように90度の回動によって止水栓の開閉が行われる場合、この表示だけではボールバルブの開閉状態が容易に判別できない問題がある。
本発明は上記の問題に対応して、ハンドル表面の所定部位に表示するようにした流水方向を示す表示記号35によってボールバルブの開閉状態が容易に判別でき、ボール弁体の90度回動による送水状態が確実に把握できるようにしている。
図9はハンドルのスポークアーム21から操作輪22の表面にかけて、或いは操作輪22の表面に流水方向を示す表示記号35の実施例を示すもので、レンチ掛け3の形態や止水栓本体の設定環境により、図9の(ア)、(イ)、(ウ)の各形態、或いは図7に示される形態が選定されることになる。
図7、8は、回動固着の強度が増し、レンチによる回動支点を大きくとる必要がある場合に対応する実施例を示すもので、上述の構成に加えてハンドル操作輪22の所定部位に、レンチグリップGの延長支点が掛架する支柱36を着脱可能に設定するようにした。
支柱36は、図7に示すように操作輪22のスポークアーム21によって支持される部位に螺合孔又は嵌合孔を設けて着合するようにし、常時は邪魔に成らぬように取り外しておくものである。丸型ハンドルの固着開放を行う場合には、図8に示されるようにレンチボックスをレンチ掛け3に掛け、レンチグリップGの延長支点を支柱36に掛架することにより安定した支持点を得ることができ、より安定した回動力を丸型ハンドルに加えることができる。
実施例2は、中心ボス部2の下端基幹部をレンチ掛け3に形成するようにしたものであり、図3に示される通りハンドル表面に余計な突出がなく、栓棒41がそのままレンチ掛け3に嵌合されることになるので、材料の節約と重量軽減の面では有利であるが、側方からレンチを掛架しなければならないため、強力で安定した回動力が得難い問題がある。
本発明に係る水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドルは、従来から、流路の開閉や切換え等、多様な用途に用いられてきたボールバルブ操作について、手動で簡易に行うことができ、回動スペースも不要な丸型ハンドルの適用の難点であった回動固着の開放を容易にしたので、水道用器具の合理的活用を押し進めることができ、水道施設産業上に高度の利用価値を有するものである。
1 丸型ハンドル
11 1次側配管継手部
12 2次側配管継手部
2 丸型ハンドルの中心ボス部
21 丸型ハンドルのスポークアーム
22 丸型ハンドルの操作輪
3 レンチ掛け
31 レンチ掛けの肉抜き部
32 中心ボス部下端の栓棒頂部収嵌スペース
33 レンチ掛け肉抜き部底部のビス穴
34 ビス穴側部の水抜き溝
35 流水方向を示す表示記号
36 レンチの延長支点が掛架する支柱
4 止水栓本体
4a 止水栓弁室の1次側通水口
4b 止水栓弁室の2次側通水口
41 止水栓の栓棒
42 止水栓の弁室
5 止水栓のボール弁体
5a ボール弁体の1次側開口部
5b ボール弁体の2次側開口部
51 ボール弁体中腹の貫通通水孔
52 ボール弁体頂部の栓棒嵌合溝
G レンチグリップ

Claims (6)

  1. 丸型ハンドルの中心ボス部にレンチ掛けを形成したことを特徴とする水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドル
  2. 中心ボス部の上面にレンチ掛けを突設するようにした請求項1記載の水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドル
  3. 中心ボス部の下端基幹部をレンチ掛けに形成するようにした請求項1記載の水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドル
  4. 中心ボス部の上面に突設するレンチ掛けの中心肉抜き凹陥部の底部に水抜き孔を設定するようにした請求項2記載の水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドル
  5. 中心ボス部のレンチ掛けからハンドル操作輪に掛け渡されたレンチグリップが架けられ、レンチ先端と共に回動支点となるハンドル操作輪の所定部位に、係り掛けの支柱を着脱可能に設定するようにした請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドル
  6. ハンドル表面の所定部位に、流水方向を示す表示記号を表示するようにした請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の水道用ボールバルブ操作用丸型ハンドル
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