JP3219456U - ボールバルブの定位構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】不適切に切り替えられるのを防止し、さらにはボールバルブの実用的価値を高めるボールバルブの定位構造を提供する。
【解決手段】ボールバルブの定位構造は、取水口11、出水口12を有するボディ1が設けられ、ボディにステム2が設けられる。ステムの最上部にハンドル3が設けられ、ハンドルの回転により、ボディは開成または閉成を構成する。穿孔13の縁部に止め棒14および結合部15が設けられる。ハンドルの末端に支持部31が設けられ、ハンドルに貫通孔32が設けられ、さらに保持環4が外嵌される。止め棒は支持部に対して位置制限を行い、ハンドルを180°回転させるとともに、ボールバルブを様々な場所に適応させ、左または右に回転させて開成するように構成される。開成状態のとき、保持環を結合部に保持することができ、施錠具をハンドルの貫通孔に挿着して保持環をロックできる。
【選択図】図1
【解決手段】ボールバルブの定位構造は、取水口11、出水口12を有するボディ1が設けられ、ボディにステム2が設けられる。ステムの最上部にハンドル3が設けられ、ハンドルの回転により、ボディは開成または閉成を構成する。穿孔13の縁部に止め棒14および結合部15が設けられる。ハンドルの末端に支持部31が設けられ、ハンドルに貫通孔32が設けられ、さらに保持環4が外嵌される。止め棒は支持部に対して位置制限を行い、ハンドルを180°回転させるとともに、ボールバルブを様々な場所に適応させ、左または右に回転させて開成するように構成される。開成状態のとき、保持環を結合部に保持することができ、施錠具をハンドルの貫通孔に挿着して保持環をロックできる。
【選択図】図1
Description
本考案はボールバルブの定位構造に関し、特に様々な場所に適応することができ、左または右に回転させて開成するように構成され、さらにこれを固定して不適切な切換を防止することができるボールバルブの定位構造を指す。
ボールバルブの主な特徴は、それ自体の構造がコンパクトで、操作および補修が容易であり、水、溶剤、酸および天然ガスなど一般的な作動媒体に適用され、さらに作動条件が劣悪な媒体、例えば酸素、過酸化水素、メタンおよびエチレンなどにも適用されることである。ボールバルブは、管路中で主に媒体の流動方向を切断、分配および変更するのに用いられる。ボールバルブの主な構造としては、ポートを有するボールが内部に設けられ、ボールを動かすことができるハンドルが組み合わされる。ボールが90°回転するとき、入口、出口部分はいずれも球面を呈さなくてはならず、これにより流動を遮断する。ボールが回転して戻るとき、ボールのポートはバルブゲートの軸と平行になり、1つの通路が形成される。ボールバルブは90°回転させる操作と、小さな回転トルクとを必要とするのみで、開閉を厳密に行うことができる。完全に均等なバルブ体の内部空洞は、抵抗力が小さく、直通の流路を媒体に提供している。ボールバルブの動作原理としては、弁を回転させることにより、バルブゲートを開通または閉鎖させる。ボールバルブの開閉は手軽で、体積は小さく、大きな口径にすることができる。密封は信頼でき、構造は簡単で、補修が便利である。密封面および球面は常に閉成状態にあり、媒体に侵食されにくく、各業界で幅広く応用されている。
既知のボールバルブのハンドルは90°にしか回転することができず、単一方向のみの回転である。したがって、取付場所が該方向の回転に適応することができないとき、施工が困難となる。さらに、既知のボールバルブは流体を制御する以外に、その他の付加機能、特に定位、ロック機能を備えていない。したがって、ボールバルブを使用中に不適切に切り替えられた場合、正常な作業に影響を及ぼす可能性があり、さらには原因不明の損失が生じる。出願人はこのことを考慮して、不断の研究、実験の結果、ボールバルブの改良構造を設計することに成功した。ボールバルブのハンドルを180°回転させることができ、左または右に回転させて開成するように構成される。
本考案の主な目的は、ボールバルブの定位構造を提供することである。ボールバルブのハンドルを180°回転させることができ、これにより様々な取付場所に適応させ、左または右に回転させて開成するように構成される。さらにボールバルブのハンドルを定位することができ、不適切に切り替えられるのを防止し、さらにはボールバルブの実用的価値を高める。
前記ボールバルブの定位構造において、取水口、出水口を有するボディが設けられ、該ボディにステムが設けられる。該ステムの最上部にハンドルが設けられ、ハンドルの回転により、ボディは開成または閉成を構成する。このうち、該穿孔の縁部に止め棒および結合部が設けられる。該ハンドルの末端に支持部が設けられ、該ハンドルに貫通孔が設けられ、さらに保持環が外嵌される。止め棒は該支持部に対して位置制限を行い、ハンドルを180°回転させることができ、さらにはボールバルブを様々な場所に適応させることができ、左または右に回転させて開成するように構成される。開成状態のとき、保持環を結合部に保持させることができ、さらに施錠具をハンドルの貫通孔に挿着すると、保持環を引くことができず、これにより不適切に切り替えられるのを防止し、さらにはボールバルブの実用的価値を高める。
前記ボールバルブの定位構造において、該ボディの穿孔の縁部に設けた結合部は、対称に横に並んだ2つの棒体である。
前記ボールバルブの定位構造において、該ハンドルに外嵌される保持環に、環状体が設けられ、環状体底の縁部から弧状のストリップが延伸する。ストリップがボディの結合部に保持され、これにより定位を構成する。
図1および図2を同時に参照されたい。図1および図2は、本考案の立体図および俯瞰図である。図に示すように、本考案に、取水口11および出水口12を有するボディ1が設けられ、該取水口11端および出水口12端は、それぞれネジ山による連接端を構成し、様々な形状の管体を接続するのに有利である。ボディ1の上方に垂直の穿孔13が設けられ、該穿孔13の縁部に、2つの止め棒14および結合部15がそれぞれ設けられる。本実施例において、該2つの止め棒14は取水口11および出水口12と90°の方向を呈し、該結合部15は対称に並んだ2つの棒体151であり、該2つの棒体151は取水口11および出水口12と同じ方向を呈する。該ボディ1の内部にポートを有するボールが設けられ、ボールが90°回転するとき、入口、出口部分はいずれも球面を呈するべきであり、これにより流動を遮断する。ボールが回転して戻るとき、ボールのポートはバルブゲートの軸と平行になり、1つの通路が形成される。ボディ1内部のボールは既知であるため、本明細書では省略する。
ステム2は、ボディ1の穿孔13に挿設され、ボディ1内部のボールに嵌め込まれる。
ハンドル3は、その末端に下に屈曲した支持部31が設けられ、該ステム2を該ハンドル3に挿設して固定し、さらにはハンドル3によりステム2を回転させることができる。該ハンドル3に貫通孔32が設けられ、さらに該ハンドル3に保持環4が外嵌され、該保持環4に環状体41が設けられ、環状体41底の縁部から弧状のストリップ42が延伸する。環状体41をハンドル3に外嵌することにより、環状体をハンドル3に沿って移動させることができる。
前記部材の組合せにより、ボールバルブの改良構造を構成する。ハンドル3の回転により、ボールのポートはボディ1の取水口11および出水口12と平行になり、これにより1つの通路が形成されて開成を構成するか、またはボールが取水口11および出水口12のいずれでも球面を呈し、これにより通路が遮断されて閉成を構成する(これは既知の構造である)。回転過程において、穿孔13の両側に設けた止め棒14により、該ハンドル3末端の支持部31に対する位置制限を構成する。ハンドル3を180°回転させることができ、さらにはボールバルブを様々な場所に適応させることができ、左または右に回転させて開成を構成する。開成状態のとき、保持環4を結合部15に保持させることができ、さらに施錠具をハンドル3の貫通孔32に挿着すると、保持環4を引くことができず、これによりハンドル3が不適切に切り替えられるのを防止し、さらにはボールバルブの実用的価値を高める。
図3を図1と組み合わせて参照されたい。図3は、本考案の操作状態図である。図に示すように、本考案を使用するとき、このうちのハンドル3は、ステム2を介してボディ1内部のボールを回転させる。このうち、ポートが取水口11および出水口12と平行になる(ハンドル3およびボディ1が平行を呈する)までボールが回転されるとき、通路が形成され、水を通過させて開成状態を構成することができる。ポートが取水口11および出水口12と90°を呈する(ハンドル3およびボディ1が90°を呈する)までボールが回転されるとき、通路が遮断されて閉成状態を構成する。前記回転過程において、ボディ1の穿孔13の縁部に止め棒14がそれぞれ設けられ、ハンドル3を左に回転または右に回転させるとき(左への回転または右への回転に関わらず、ハンドル3はいずれもボディ1と90°を呈する)、ハンドル3末端に設けられる支持部31は止め棒14に支持され、これにより位置制限を構成し、過度に回転して損傷するのを防止する。このように、左に回転または右に回転させて開成することができる機能により、ボールバルブを様々な場所に適用させることができる。既知のボールバルブが単一方向にしか回転することができず、施工が困難となるようなことはなく、さらにはボールバルブの実用的価値を高める。
図4および図5を同時に参照されたい。図4および図5は、本考案の保持動作の状態図である。図に示すように、本考案が開成状態にある(ハンドル3およびボディ1が平行を呈する)とき、ハンドル3に外嵌された保持環4をハンドル3に沿って下にスライドさせ、保持環底の縁部のストリップ42を結合部15に保持させることができ(2つの棒体151の間に嵌め込む)、これにより定位作用を構成し、誤動作により作業に影響を及ぼすのを防止する。
図6を図4および図5と組み合わせて参照されたい。図6は、本考案のロック、定位の状態図である。本考案は開成状態で、保持環4をハンドル3に沿って下にスライドさせることができ、保持環底の縁部に設けたストリップ42を結合部15に保持させた後、簡易型の施錠具5をハンドル3の貫通孔32に挿着し、ロックすることができる。保持環4を引くことができず、さらにはそのストリップ42を結合部15から離脱させることができず、これによりハンドル3が不適切に切り替えられるのを防止し、さらにはボールバルブの実用的価値を高める。
前記実施例は、本考案の好ましい実施方式を説明したに過ぎず、本考案の範囲を制限しない。少しの修飾、変更は、いずれも本考案の重要な要点を失っておらず、本考案の主旨の範疇を逸脱しない。
上記をまとめると、本考案は対称な止め部および結合部を設けたボディに、支持部、貫通孔および保持環を設けたハンドルを組み合わせて、ボールバルブの定位構造を構成する。ボールバルブのハンドルを180°回転させることができ、様々な取付場所に適応させ、左または右に回転させて開成するように構成される。開成状態のとき、ハンドルが不適切に切り替えられるのを防止することができ、さらにはボールバルブの実用的価値を高める。実用的な設計であり、確かに新規性を有する考案であるため、法に基づき、特許を出願する。貴庁による審査を経て、一日も早く特許を取得できることを望みます。よろしくお願いいたします。
1 ボディ
11 取水口
12 出水口
13 穿孔
14 止め棒
15 結合部
151 棒体
2 ステム
3 ハンドル
31 支持部
32 貫通孔
4 保持環
41 環状体
42 ストリップ
5 施錠具
11 取水口
12 出水口
13 穿孔
14 止め棒
15 結合部
151 棒体
2 ステム
3 ハンドル
31 支持部
32 貫通孔
4 保持環
41 環状体
42 ストリップ
5 施錠具
Claims (4)
- ボールバルブの定位構造であって、取水口および出水口を有するボディが設けられ、ボディ上方に該取水口および出水口と90°を呈する穿孔が設けられ、ボディの内部にポートを有するボールが設けられ、ボールをステムにピン接合し、該ステムはボディの穿孔に挿設された後、ハンドルに固定され、ハンドルがステムを回転させ、該ハンドルの末端に下に屈曲する支持部が設けられ、ハンドルの回転により、ボールのポートはボディの取水口および出水口と平行になり、これにより1つの通路が形成されて開成を構成するか、または通路が遮断されて閉成を構成するボールバルブの定位構造であって、
該穿孔の縁部に止め棒および結合部がそれぞれ設けられ、さらに該ハンドルに、ハンドルに沿って移動することができる保持環が外嵌され、止め棒により該ハンドル末端の支持部に対する位置制限を構成し、ハンドルを180°回転させることができ、さらにはボールバルブを様々な取付場所に適応させることができ、左または右に回転させて開成するように構成され、開成状態のとき、保持環を結合部に保持させることができ、これによりハンドルの定位を構成することを特徴とする定位構造。 - 該結合部は対称に並んだ2つの棒体である、請求項1に記載のボールバルブの定位構造。
- 該保持環に環状体が設けられ、環状体底の縁部から弧状のストリップが延伸し、環状体をハンドルに外嵌することにより、環状体をハンドルに沿って移動させることができ、ストリップを結合部の2つの棒体間に嵌め込むことにより定位を構成する、請求項1に記載のボールバルブの定位構造。
- 該ハンドルに貫通孔が設けられ、保持環を結合部に保持させた後、施錠具を該貫通孔に挿着すると、保持環を引くことができず、さらには保持環のストリップを結合部から離脱させることができず、これによりハンドルが不適切に切り替えられることを防止する、請求項1に記載のボールバルブの定位構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018003942U JP3219456U (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | ボールバルブの定位構造 |
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JP2018003942U Active JP3219456U (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | ボールバルブの定位構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111828672A (zh) * | 2020-07-25 | 2020-10-27 | 浙江中德自控科技股份有限公司 | 一种具有便捷更换闸板的球闸一体阀 |
CN113983231A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-28 | 上海沪东造船阀门有限公司 | 一种船舶用球阀自锁装置 |
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2018
- 2018-10-12 JP JP2018003942U patent/JP3219456U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111828672A (zh) * | 2020-07-25 | 2020-10-27 | 浙江中德自控科技股份有限公司 | 一种具有便捷更换闸板的球闸一体阀 |
CN111828672B (zh) * | 2020-07-25 | 2022-02-11 | 浙江中德自控科技股份有限公司 | 一种具有便捷更换闸板的球闸一体阀 |
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