JP6929534B2 - ツイン鏝式ハンダ付け装置 - Google Patents
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Description
従って、このような引きハンダ付けを、公知のハンダ付け装置のように一対の鏝部材を備えたハンダ付け装置で行うことができれば、様々なハンダ付け箇所に対し、ポイントハンダ付けと引きハンダ付けとを選択的に行うことができるので、ハンダ付け装置の使用効率は格段に向上する。
また、前記開閉操作部材は、前記一対の鏝部材の間に前記基準線を跨いで左右に延在するように配設され、該開閉操作部材の一端及び他端に操作部がそれぞれ形成され、前記被操作部は、前記一対の鏝部材の側面にそれぞれ形成されていて、一方の鏝部材の被操作部に前記開閉操作部材の一端の操作部が当接すると共に、他方の鏝部材の被操作部に前記開閉操作部材の他端の操作部が当接していることが望ましい。
前記鏝先面は、溶融したハンダをハンダ付け部位に向けて流すための凹溝を持たない平面又は錐面であることが望ましい。
即ち、図6−図8も参照して、前記鏝部材4は、前記基準線L1に対して傾斜する鏝軸線L2に沿って基端側(上端側)から先端側(下端側)に向けて順に、鏝支持アーム12に取り付けるための鏝取付部13と、該鏝取付部13に上端部を保持された中空の鏝胴部14と、該鏝胴部14に取り付けられた鏝先ホルダ15と、該鏝先ホルダ15に取り付けられた前記鏝先10と、該鏝先10の内部に収容されたヒータ(不図示)とを有し、前記鏝取付部13によって前記鏝支持アーム12の先端に、該鏝支持アーム12との間に一定の角度関係を保った状態で固定的に取り付けられている。
一方、前記被操作部41は、前記鏝部材4の一部である円柱形の鏝胴部14の内側面(基準線L1側を向く側面)に直接形成されている。
前記取付部材44は、縦方向に細長い部材であって、該取付部材44の前面上端部に前記開閉操作部材40が、操作部材取付螺子45で固定的に取り付けられている。一方、前記主基板20の前面中央位置には、上下方向に細長い取付溝46が形成されていて、この取付溝46内に前記取付部材44が、該取付溝46に沿って変位自在なるように嵌合している。
なお、図中の符号50が付された部材は、前記主基板20とモータ基板36との間の空間部の側面及び底面を覆うカバーである。
このように、前記ノズル台座62を上下動可能にした理由は、ハンダ付けによって前記鏝部材4の鏝先10に付着したハンダ屑を、不図示の鏝先クリーナーでエアブローにより除去する際に、前記鏝先10を該鏝先クリーナーのハウジングの内部に挿入して鏝先面11をエアノズルに近づけるが、その際、前記ハンダ供給ノズル53が2つの鏝先10,10に近い位置にあって該鏝先10,10を前記鏝先クリーナーの内部に挿入する際の障害になり易いため、前記ノズル台座62を前記鏝先クリーナーの一部に当接させることによって前記ハンダ供給ノズル53をその位置に停止させ、前記コイルばね66を圧縮させながら該ハンダ供給ノズル53を前記鏝先10,10から遠ざけて、該鏝先10,10だけを前記鏝先クリーナーのハウジングの内部に挿入させ得るようにするためである。
前記ハンダ供給ノズル53の位置調整は、例えば、該ハンダ供給ノズル53を保持するノズルホルダ63の前記ノズル台座62に対する取付位置を調整することにより、行うことができる。あるいは、前記ハンダ供給ノズル53を、一方の鏝部材4の鏝先10に向けて傾斜させても良い。
この引きハンダ付けを行う時は、始めに、前記ステッピングモータ33を、図1及び図2のように一対の鏝部材4,4が上昇端の位置にある原点位置から、設定された回転角度だけ回転させ、前記一対の鏝部材4,4を支軸ホルダ21及び鏝支持アーム12を介して前記回転角度に応じた分だけ下降させることにより、前記鏝先面11,11間の間隔を、ハンダ付け時の間隔であるハンダ付け間隔G1(図12(a)参照)に調整する。このハンダ付け間隔G1は、図12(b)に示すように、前記リード73が、相対する鏝先面11,11間に該鏝先面11,11と非接触の状態で介在することができると共に、該鏝先面11,11の間を非接触のまま通過し得るような間隔である。
このポイントハンダ付けを行う時は、始めに、図1の状態から、ステッピングモータ33で一対の鏝部材4,4を閉鎖方向へ変位させることにより、鏝先面11,11間の間隔を待機間隔G2(図14(a)参照)に調整する。この待機間隔G2は、引きハンダ付けを行うときの前記ハンダ付け間隔G1と同じであっても、異なっていても構わない。
4 鏝部材
5 鏝支持機構
6 鏝開閉機構
7 ハンダ供給機構
8 線状ハンダ
10 鏝先
11 鏝先面
12 鏝支持アーム
13 鏝取付部
14 鏝胴部
15 鏝先ホルダ
21 支軸ホルダ
22 支軸
31 ホルダ変位機構
32 開閉操作機構
33 ステッピングモータ
34 カム部材
40 開閉操作機構
41 被操作部
42 操作部
71 端子
73 リード
L1 基準線
L2 鏝軸線
Claims (9)
- ハンダ付け部位を通る仮想の基準線を挟んで相対する位置に、鏝先先端の鏝先面同士が互いに近接し且つ向き合うように前記基準線に対して傾斜する姿勢で配設された一対の鏝部材と、該一対の鏝部材を開閉自在に支持する鏝支持機構と、前記一対の鏝部材を開閉させる鏝開閉機構と、ハンダ付け部位に線状ハンダを供給するハンダ供給機構とを有し、
前記一対の鏝部材の鏝先は、ハンダ濡れ性を有する素材により形成されていて、該鏝先先端の前記鏝先面は、溶融したハンダをハンダ付け部位に向けて流すための凹溝を持たない平面又は錐面に形成されている、
ことを特徴とするツイン鏝式ハンダ付け装置。 - 前記ハンダ供給機構はハンダ供給ノズルを有し、該ハンダ供給ノズルは、前記一対の鏝部材の間に、何れか一方の鏝部材の鏝先に向けて線状ハンダを供給するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のハンダ付け装置。
- 前記鏝支持機構は、前記基準線に沿って可動の支軸ホルダと、該支軸ホルダに1つの共通の支軸で回動自在なるように支持された一対の鏝支持アームとを有し、該一対の鏝支持アームの一方と他方とに前記一対の鏝部材の一方と他方とが支持されており、
前記鏝開閉機構は、前記支軸ホルダを基準線に沿って変位させるホルダ変位機構と、前記支軸ホルダの変位に伴う前記一対の鏝支持アーム及び一対の鏝部材の変位に連動して該一対の鏝部材を開閉させる開閉操作機構とを有している、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハンダ付け装置。 - 前記開閉操作機構は、定位置に固定的に配設された開閉操作部材と、前記一対の鏝部材にそれぞれ形成されて前記開閉操作部材に当接する被操作部とを有し、前記一対の鏝部材が変位すると前記被操作部が前記開閉操作部材に押されて該一対の鏝部材が開閉するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のハンダ付け装置。
- 前記開閉操作部材は、前記一対の鏝部材の間に前記基準線を跨いで左右に延在するように配設され、該開閉操作部材の一端及び他端に操作部がそれぞれ形成され、
前記被操作部は、前記一対の鏝部材の側面にそれぞれ形成されていて、一方の鏝部材の被操作部に前記開閉操作部材の一端の操作部が当接すると共に、他方の鏝部材の被操作部に前記開閉操作部材の他端の操作部が当接している、
ことを特徴とする請求項4に記載のハンダ付け装置。 - 前記ホルダ変位機構は、回転角度を設定可能なステッピングモータと、該ステッピングモータに駆動されて前記基準線方向に変位するカム部材とを有し、該カム部材と前記支軸ホルダとが前記基準線方向に相互に係合していることを特徴とする請求項3から5の何れかに記載のハンダ付け装置。
- 前記鏝部材は、鏝軸線に沿って順に、前記鏝支持アームに取り付けるための鏝取付部と、該鏝取付部から延出する中空の鏝胴部と、該鏝胴部に取り付けられた鏝先ホルダと、該鏝先ホルダに取り付けられた前記鏝先と、該鏝先を加熱するヒータとを有していて、前記鏝軸線が前記基準線に対して傾斜する姿勢で前記鏝支持アームに固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項3から6の何れかに記載のハンダ付け装置。
- 環状の端子と該端子内に挿入されたリードとからなる複数のハンダ付け部位を、一対の鏝部材でハンダ付けする方法であって、
前記一対の鏝部材の鏝先をハンダ濡れ性を有する素材により形成し、該一対の鏝部材の鏝先に形成された鏝先面同士を、相互間に前記リードが非接触で介在し得るような間隔を保って互いに向き合うように配置し、該鏝先面間に前記リードを介在させた状態で、前記鏝先に線状ハンダを供給して該線状ハンダを前記鏝先の熱で溶融させながら、前記一対の鏝部材を、前記鏝先面間の間隔を一定に保ったまま複数のハンダ付け部位に沿って移動させることにより、溶融したハンダを一対の鏝先面で両側から挟むような状態でガイドしながら両方の鏝先面に沿って流下させ、前記リード及び端子に供給して該リードと端子とをハンダ付けする、
ことを特徴とするハンダ付け方法。 - 前記鏝先面は、溶融したハンダをハンダ付け部位に向けて流すための凹溝を持たない平面又は錐面であることを特徴とする請求項8に記載のハンダ付け方法。
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