JP6928959B2 - 島設備 - Google Patents

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Description

本発明は、島設備に関する。
従来、遊技機を設置するための島設備は、遊技球の貯留部と、当該貯留部から遊技球を取り込んで揚送する揚送装置と、を備える(例えば、特許文献1)。
特開2013−132469号公報
ところで、貯留部にて、揚送装置に取り込まれないまま滞留する遊技球が多くなると、島設備における遊技球の使用が不均一になる虞がある。
本発明の目的は、遊技球の不均一な使用を抑制できる島設備を提供することにある。
上記課題を解決する島設備は、遊技機を設置するための島設備において、遊技球を貯留する貯留部と、遊技球を取り込んで揚送する揚送装置と、を備え、前記貯留部には、遊技球を受け入れる受入部と、所定方向に沿って延在する傾斜面であって、前記受入部から受け入れた遊技球を前記所定方向における第1端側から第2端側に向かって転動させる転動面と、前記所定方向に沿って延在する空間であって、前記転動面から転落する遊技球を貯留する貯留空間と、が形成されており、前記貯留空間の底面と、前記転動面とは、何れも前記揚送装置に遊技球を送り出す部分に向かって傾斜していることを要旨とする。
記島設備について、前記貯留部は、前記貯留空間を区画して第1貯留空間及び第2貯留空間を形成する隔壁を備え、前記転動面から転落する遊技球は、前記第1貯留空間に流入し、前記隔壁には、前記第1貯留空間と前記第2貯留空間とを連通する連通孔が形成されており、前記連通孔は、前記所定方向に沿って所定の間隔で並んでいるとよい。
本発明によれば、遊技球の不均一な使用を抑制できる。
島設備を模式的に示す正面図。 島設備の内部構造を模式的に示す正面図。 揚送装置を模式的に示す正面図。 下島内タンクを模式的に示す平面図。 前側壁の一部について図示を省略した下島内タンクを模式的に示す正面図。 図5に示すVI−VI線矢視断面図。
以下、遊技球の揚送装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、遊技システム10は、複数の島設備11を備える。島設備11は、遊技機の一例であるパチンコ遊技機12を設置するための設備(所謂、遊技島)である。島設備11には、複数のパチンコ遊技機12が水平方向に沿って並ぶように固定される。以下、パチンコ遊技機12が並ぶ方向を、島設備11の幅方向D1と示し、鉛直方向を島設備11の高さ方向D2と示し、幅方向D1及び高さ方向D2と直交する方向(図1の紙面と直交する方向)を島設備11の奥行方向D3と示す。
パチンコ遊技機12の概略を説明する。パチンコ遊技機12は、遊技領域が区画された遊技盤と、発射ハンドルと、図柄を変動させる変動ゲームを表示可能な表示装置と、遊技領域に開口する入賞口への遊技球Bの入球を検知する各種のセンサーと、当該センサーによる検知結果に基づいて、各種制御を行う遊技制御装置と、を有する。パチンコ遊技機12は、発射ハンドルの操作に応じて発射された遊技球Bが始動入賞口へ入球すると大当り抽選を行い、当該大当り抽選において大当りに当選すると、変動ゲームにて大当り図柄を導出した後に大当り遊技を付与するように構成されている。また、パチンコ遊技機12は、島設備11から供給される遊技球Bを貯留する貯留部と、入賞口又はアウト口に入球した遊技球Bを排出する排出部と、を有する。
図1及び図2に示すように、島設備11は、遊技球Bを取り込んで揚送する揚送装置20を備える。揚送装置20は、一例として、島設備11の幅方向D1における中央に配置されている。揚送装置20の詳細は後述する。島設備11は、揚送装置20が揚送した遊技球Bが流入する上島内樋21を備える。上島内樋21に流入した遊技球Bは、幅方向D1の外側に向かって転動する(矢印Y1参照)。上島内樋21を転動する遊技球Bは、各パチンコ遊技機12の貯留部に供給される(矢印Y2参照)。島設備11は、複数のパチンコ遊技機12から排出される遊技球Bを受ける下島内樋23を備える。各パチンコ遊技機12の排出部から排出される遊技球Bは、下島内樋23に流入する(矢印Y3参照)。下島内樋23に流入した遊技球Bは、幅方向D1の内側に向かって転動する(矢印Y4参照)。そして、下島内樋23を転動する遊技球Bは、揚送装置20によって取り込まれ、再び島設備11の上部へ揚送される(矢印Y5参照)。
また、島設備11は、遊技球Bを貯留する貯留部の一例として、2つの下島内タンク25,25を備える。詳しくは後述するが、下島内タンク25,25には、一例として、島設備11における余剰の遊技球B、及び別の島設備11から供給される遊技球Bが貯留される。島設備11は、遊技球Bを計数するとともに、計数した遊技球Bを島設備11に返却する計数装置26を備えてもよい。島設備11は、計数装置26を介して返却される遊技球Bが下島内樋23に流入する構成であってもよく、下島内タンク25に流入する構成であってもよい。
揚送装置20について説明する。
図3に示すように、揚送装置20は、遊技球Bと研磨材(一例として粒状樹脂)とを攪拌しながら揚送し、遊技球Bの研磨と揚送とを同時に可能な研磨揚送装置として構成されている。揚送装置20は、揚送装置20の幅方向Dwが幅方向D1に一致し、揚送装置20の高さ方向Dhが高さ方向D2に一致し、揚送装置20の奥行方向Ddが奥行方向D3に一致するように設置されている。これに限らず、揚送装置20は、各方向Dw,Dh,Ddがそれぞれ方向D1〜D3と一致しないように設置されていてもよい。
本明細書では、説明の便宜のため、幅方向Dwのうち、一方向を左方向と示し、その反対方向を右方向と示す。同様に、高さ方向Dh(鉛直方向)のうち、重力方向を下方向と示し、その反対方向を上方向と示す。奥行方向Ddのうち、一方向を前方向と示し、その反対方向を後方向と示す。なお、本実施形態では、奥行方向Ddに沿って複数の島設備11が併設されているものとする。
揚送装置20は、遊技場の床面に固定されたベース28と、ベース28に立設された支柱29と、支柱29に支持された上部構造部30と、を有する。揚送装置20は、下島内樋23を転動する遊技球Bが流入する取込口(不図示)を有する取込部31を有する。揚送装置20は、緩やかに湾曲しながら上方向に向かって延在する揚送通路部材32を有する。揚送通路部材32は、取込部31から取り込んだ遊技球Bを上方向に向かって案内する揚送通路32aを形成する。揚送装置20は、揚送通路32a内に配設されたスクリュー(不図示)と、当該スクリューを回転させるモーター34と、を有する。揚送装置20では、取込部31から取り込まれた遊技球Bは、揚送通路32a内において粒状樹脂と混合され、スクリューの回転によって攪拌されながら、上部構造部30へ揚送される(矢印5参照)。
揚送装置20は、揚送通路32aを揚送されてきた遊技球Bと粒状樹脂とを分離する分離部36を有する。分離部36は、上部構造部30に設けられている。分離部36は、一例として、粒状樹脂は落下可能であるが、遊技球Bは落下しない幅である複数のスリットが形成された樋であるとよい。揚送装置20は、遊技球Bを貯留する上島内タンク38,38を有する。上島内タンク38,38は、上部構造部30の内部空間を区画して形成されている。分離部36,36において、粒状樹脂と分離された遊技球Bは、それぞれ上島内タンク38,38に流入する。また、上島内タンク38,38は、それぞれ上島内樋21と連通されている。上島内タンク38,38に流入した遊技球Bは、それぞれに連通する上島内樋21に流入する。
揚送装置20は、奥行方向Ddのうち前方向に隣り合う他の島設備11から送り出される遊技球Bを受け入れる第1受入部(不図示)と、奥行方向Ddのうち後方向に隣り合う他の島設備11から送り出される遊技球Bを受け入れる第2受入部(不図示)と、を有する。本実施形態の揚送装置20は、前方向に隣り合う他の島設備11へ遊技球Bを送り出す第1送出部(不図示)と、後方向に隣り合う他の島設備11へ遊技球Bを送り出す第2送出部(不図示)と、を有する。第1受入部は、前方向に隣り合う他の島設備11の揚送装置20が有する第2送出部と、島渡樋(不図示)によって接続されている。第2受入部は、後方向に隣り合う他の島設備11の揚送装置20の第1送出部と、島渡樋(不図示)によって接続されている。このように、揚送装置20は、隣り合う島設備11の間で、島渡樋を介した遊技球Bの受け渡し(所謂、島渡り)を可能に構成されている。
揚送装置20は、下島内タンク25,25へ送り出す遊技球Bを集合する集合部40を有する。集合部40は、上部構造部30の内部空間を区画して形成されている。集合部40には、上島内タンク38,38が満杯となって溢れ出た遊技球B(以下、オーバーフロー球と示す)が流入する。また、集合部40には、第1受入部及び第2受入部にて、他の島設備11から受け入れた遊技球Bが流入する。
また、揚送装置20は、集合部40にて集合された遊技球Bを下島内タンク25,25に分配する分配部45を有する。分配部45は、2つの分配ホース46と、分配ボックス47と、下島内タンク25,25に繋がる分配樋49,49と、を有する。分配ホース46,46は、高さ方向Dhに沿って延在するとともに、上端部が上部構造部30に固定されている一方、下端部が分配ボックス47に固定されている。分配ホース46,46は、集合部40の内部空間と、分配ボックス47の内部空間とを連通する分配通路46aをそれぞれ形成している。分配通路46a,46aは、それぞれ集合部40の内部空間における底面に開口する。なお、集合部40の底面(不図示)は、周縁部から分配通路46a,46aに向かって傾斜しており、集合部40に流入した遊技球Bが分配通路46a,46aに流入する(矢印Y6参照)。遊技球Bは、分配通路46a,46aを流下するとともに、分配ボックス47において分配され、分配樋49,49にそれぞれ流入する。分配樋49,49に流入した遊技球Bは、分配樋49,49をそれぞれ転動し、下島内タンク25,25に流入する(矢印Y6a参照)。
下島内タンク25,25について説明する。
図2に示すように、下島内タンク25,25は、一例として、下島内タンク25,25の間にある対称面を中心として左右対称な構造である。以下、右側に配設された下島内タンク25について詳しく説明し、左側に配設された下島内タンク25については、その重複する説明を省略する。下島内タンク25,25において、遊技球Bは、下島内樋23における遊技球Bの転動方向と同様、幅方向Dwに沿った方向であって、幅方向Dwの左右側方から、揚送装置20の取込部31側に向かって進行する(矢印Y7参照)。以下、下島内タンク25の説明に関して、「上流」及び「下流」と示すとき、下島内タンク25における遊技球Bの進行方向における「上流」及び「下流」を示すものとする。幅方向Dwにおける下島内タンク25,25の両端部のうち、左右外側に配置される上流側端部を第1端部E1と示し、反対側(内側)に配置される下流側端部を第2端部E2と示す。
図4〜図6に示すように、下島内タンク25は、幅方向Dwに沿って延在する四角板状の底板50を有する。底板50の上面50aは、幅方向Dwにおける第1端部E1から第2端部E2に向かって下るように傾斜する平滑な傾斜面である。また、下島内タンク25は、底板50の前側縁部に立設された第1側壁51と、底板50の後側縁部に立設された第2側壁52と、第2端部E2側の縁部に立設された第3側壁53と、第1端部E1側の縁部に立設された第4側壁54と、を有する。
第1側壁51及び第2側壁52は、何れも幅方向Dwに沿って延在しており、且つ相互に平行である。第3側壁53及び第4側壁54は、何れも奥行方向Ddに沿って延在しており、且つ相互に平行である。つまり、下島内タンク25は、上方向に向かって開口し、且つ幅方向Dwに沿って延在する四角箱状である。下島内タンク25において、底板50及び側壁51〜54に囲まれた空間は、遊技球Bを貯留する貯留空間Sである。貯留空間Sは、所定方向の一例である幅方向Dwに沿って延在する空間であって、詳しくは後述するように、転動面から転落する遊技球Bを貯留する空間である。
下島内タンク25は、奥行方向Ddにおける第1側壁51と第2側壁52との間において、幅方向Dwに沿って延在する隔壁として、第1隔壁55及び第2隔壁56を有する。隔壁55,56は、底板50の上面50aに立設されている。第1隔壁55と第2隔壁56とは、相互に平行である。側壁51,52は、隔壁55,56と相互に平行である。
下島内タンク25は、第1端部E1から第2端部E2まで、第1隔壁55と第2隔壁56とによって奥行方向Ddに挟まれた空間の上部を覆う天板57を有する。天板57は、隔壁55,56の上端部に固定されている。天板57は、幅方向Dwに沿って延在する四角板状である。天板57の上面である上転動面57aは、第1端部E1から第2端部E2に向かって下るように傾斜する。つまり、上転動面57aは、所定方向の一例である幅方向Dwに沿って延在する傾斜面である。上転動面57aは、当該上転動面57a上に到達した遊技球Bを、第1端部E1側から第2端部E2側に向かって転動させる転動面の一例となる。本実施形態において、天板57の上転動面57aと、底板50の上面50aとは、相互に平行又は実質的に平行である。
天板57の上転動面57aは、第1端部E1から第2端部E2の全体にわたって平滑な面である。つまり、奥行方向Ddにおける上転動面57aの両縁部E3,E3には、幅方向Dwの全体にわたって、連続的又は断続的な突起などのように、上方向に突出する構造物が形成されていない。つまり、上転動面57aの両縁部E3,E3は、切れ落ちた形状である。このように、所定方向と交差する方向の一例である奥行方向Ddにおける上転動面57aの両縁部E3,E3は、第1端部E1側から第2端部E2側まで、遊技球Bが転落可能に開放されている。
天板57は、第2端部E2側の端部に、上転動面57aを転動する遊技球Bを受け止める球止め部58を備える。球止め部58は、一例として、高さ方向Dhから見たときに、片仮名のコの字を左右反転させた壁状の部分であり、第1端部E1側の部分から第2端部E2側に向かって凹む凹部58aを有する。これに限らず、球止め部58は、第1端部E1に向かって突出する凸部を有していてもよい。即ち、球止め部58は、遊技球Bが天板57から第2端部E2側に転落しなければ、どのような形状であってもよい。
また、下島内タンク25の貯留空間Sは、天板57及び隔壁55,56によって、奥行方向Ddの中央部分において幅方向Dwに沿って延在する第2貯留空間S2と、当該第2貯留空間S2を奥行方向Ddから挟み、且つ、幅方向Dwに沿って延在する2つの第1貯留空間S1と、に区画される。底板50の上面50aのうち、第1貯留空間S1に面する部分は、第1貯留空間S1の底面となり、遊技球Bが転動する第1下転動面S1aを構成する。底板50の上面50aのうち、第2貯留空間S2に面する部分は、第2貯留空間S2の底面となり、遊技球Bが転動可能な第2下転動面S2aを構成する。
下島内タンク25は、分配樋49を転動する遊技球Bを受け入れる受入部75を備える。受入部75には、分配樋49が接続されている。受入部75は、第1端部E1側に設けられており、分配樋49から受け入れた遊技球Bを、天板57の上転動面57aのうち、最も第1端部E1側の部分に案内する。このように、遊技球Bは、上転動面57a上に到達する。
第1隔壁55の下端部には、当該第1隔壁55を奥行方向Ddに貫通するように、第1連通孔61、第2連通孔62、第3連通孔63、及び第4連通孔64が形成されている。第1連通孔61は、第1隔壁55のうち第1端部E1側の端部に形成されており、第4連通孔64は、第2端部E2側の端部に形成されている。第1隔壁55において、第1連通孔61、第2連通孔62、第3連通孔63、及び第4連通孔64は、この順番で、第1端部E1から第2端部E2に向かって、所定の間隔の一例である等間隔で並んでいる。このように、第1隔壁55には、第1貯留空間S1と第2貯留空間S2とを連通する連通孔61〜64が形成されている。
第2隔壁56の下端部には、当該第2隔壁56を奥行方向Ddに貫通するように、第5連通孔65、第6連通孔66、第7連通孔67、及び第8連通孔68が形成されている。第5連通孔65は、第2隔壁56のうち第1端部E1側の端部に形成されており、第8連通孔68は、第2端部E2側の端部に形成されている。第2隔壁56において、第5連通孔65、第6連通孔66、第7連通孔67、及び第8連通孔68は、この順番で、第1端部E1から第2端部E2に向かって、所定の間隔の一例である等間隔で並んでいる。このように、第2隔壁56には、第1貯留空間S1と第2貯留空間S2とを連通する連通孔65〜68が形成されている。
連通孔61〜64及び連通孔65〜68は、奥行方向Ddから見たときに、何れも同じ形状及び同じ大きさであり、底板50の上面50aに沿って延びる四角形状である。第1連通孔61と第5連通孔65とは、奥行方向Ddに互いに向かい合う位置に形成されており、且つ奥行方向Ddから見たときに相互に重なる。同様に、第2連通孔62と第6連通孔66、第3連通孔63と第7連通孔67、第4連通孔64と第8連通孔68とは、それぞれ奥行方向Ddに互いに向かい合う位置に形成されており、且つ奥行方向Ddから見たときに相互に重なる。連通孔61〜68の内周面のうち、下辺(下縁部)を構成する下端面Tは、第1下転動面S1a及び第2下転動面S2aとそれぞれ面一であり、同一平面を構成している(図5及び図6参照)。また、連通孔61〜68の高さ方向Dhに沿った長さ(高さ)L1は、遊技球Bの直径(平均直径)の1倍を超えており、好ましくは1倍を超えて5倍以下であり、より好ましくは2倍を超えて3倍以下である(図6参照)。
図4に示すように、前側の第1下転動面S1aのうち、第2端部E2側の端部には、第1下転動面S1aを転動する遊技球Bを第4連通孔64へ流入するように案内する第1案内部71が設けられている。第1案内部71は、一例として、第1下転動面S1aに対して交差する面であって、第4連通孔64へ向かうように傾斜する案内面71aを有する。同様に、後側の第1下転動面S1aのうち、第2端部E2側の端部には、第1下転動面S1aを転動する遊技球Bを第8連通孔68へ流入するように案内する第2案内部72が設けられている。第2案内部72は、一例として、第1下転動面S1aに対して交差する面であって、第8連通孔68へ向かうように傾斜する案内面72aを有する。
第3側壁53の下端部には、当該第3側壁53を幅方向Dwに貫通し、第2貯留空間S2と下島内樋23とを連通する送出口73が形成されている。下島内タンク25は、送出口73を閉じた閉鎖状態と、遊技球Bが通過できるように送出口73を開いた開放状態と、に動作可能なシャッター74を有する。シャッター74は、アクチュエーターの一例であるステッピングモーター(不図示)からの動力を受けて動作する。アクチュエーターは、制御装置(不図示)からの制御信号によって動作する。シャッター74は、常には閉鎖状態とされており、制御装置によって、必要なときに開放状態に制御される。なお、制御装置は、島設備11ごとに設けられていてもよく、複数の島設備11に対して1つ設けられ、複数の島設備11を統括的に管理するように構成されていてもよい。本実施形態において、送出口73は、揚送装置20に遊技球Bを送り出す部分の一例である。遊技球Bは、第2貯留空間S2から揚送装置20に送り出される。送出口73は、下島内タンク25の第2端部E2に形成されている。よって、底板50の上面50aと、天板57の上転動面57aとは、何れも揚送装置20へ遊技球Bを送り出す部分(一例として取込部31)に向かって下るように傾斜しているといえる。
本実施形態の作用を説明する。
図4及び図5に示すように、受入部75から受け入れられ、上転動面57aのうち第1端部E1側の端部に到達した遊技球Bは、第1端部E1側から第2端部E2側へ向かって転動する(矢印A1参照)。上転動面57aの両縁部E3,E3は、切れ落ちた形状である。このため、上転動面57aを転動する遊技球Bは、上転動面57aの両縁部E3,E3から前後方向に転落し、第1貯留空間S1,S1の何れかに流入する(矢印A2参照)。このとき、遊技球Bは、必ずしも幅方向Dwに完全に一致した方向へは転動せず、また遊技球Bが互いに接触して進路が変更され得る。このため、上転動面57aの両縁部E3,E3のうち、幅方向Dwに沿ったそれぞれの部分では、遊技球Bが均等又は略均等な頻度で転落する。なお、上転動面57aの下流側端部まで到達した遊技球Bは、球止め部58の凹部58aに係止され、第1端部E1に向かって積み上がる。そして、高さ方向Dhから見たときに、遊技球Bが上転動面57aに沿って三角形状に積み上がった後には、新たに転動してくる遊技球Bが衝突し、弾かれるなどして、両縁部E3,E3の何れかから転落する。なお、球止め部58に到達する遊技球Bの球威は、上転動面57aを長い距離にわたって転動する結果、強くなる。しかしながら、上転動面57aを転動する遊技球Bは、球止め部58に積み上がった遊技球Bに衝突するから、球止め部58に直接的に衝突しない。つまり、凹部58aに滞留する遊技球Bは、緩衝材として作用する。
第1貯留空間S1,S1に流入した遊技球Bは、第1下転動面S1aに落下し、当該第1下転動面S1aを第2端部E2に向かって流下する(矢印A3参照)。このとき、遊技球Bは、必ずしも幅方向Dwに完全に一致した方向に転動せず、また遊技球Bが互いに接触したり、壁51,52,55,56に衝突したりするなどして進路が変更され得る。このため、遊技球Bは、幅方向Dwに沿って等間隔で並んでいる各連通孔61〜68から、均等又は略均等な頻度で第2貯留空間S2へと流入し得る(矢印A4参照)。第2貯留空間S2に流入した遊技球Bは、第2下転動面S2aを第2端部E2に向かって流下する(矢印A5参照)。ここで、連通孔61〜68の長さ(高さ)L1は、比較的低く設定されている。このため、第2貯留空間S2に流入した遊技球Bは、複数層にわたって高さ方向Dhに積み上がり難く、整列される。
そして、遊技球Bは、シャッター74が開放状態であれば、送出口73を介して第2貯留空間S2から下島内樋23へと送り出され、揚送装置20の取込部31に到達する。一方、遊技球Bは、シャッター74が閉鎖状態であれば、第2貯留空間S2の第2端部E2側の端部から順に、第2下転動面S2aに沿って第1端部E1に向かって積み上がることになる。第2下転動面S2aに沿って積み上がる遊技球Bの先端が連通孔61〜68に達すると、新たに第1貯留空間S1に転落してくる遊技球Bは、第2貯留空間S2に流入することができない。このため、遊技球Bは、第1下転動面S1aに沿って第1端部E1に向かって積み上がる。また、遊技球Bは、既に遊技球Bが第1下転動面S1aに沿って積み上がっており、当該第1下転動面S1aを覆っている部分に転落したときには、高さ方向Dhに沿って積み上がることになる(図5参照)。上述のように、遊技球Bは、上転動面57aから、幅方向Dwに沿ったそれぞれの部分において、均等又は略均等な頻度で転落する。したがって、遊技球Bは、第1下転動面S1aに対して、均等又は略均等な高さに積み上がる。即ち、本実施形態では、下島内タンク25において、幅方向Dwに沿って均等又は略均等に遊技球Bが貯留される。
そして、制御装置(不図示)の制御によって、シャッター74が動作され、送出口73が開放状態とされると、第2貯留空間S2に貯留されている遊技球Bが送出口73から送り出される。第2貯留空間S2に貯留されている遊技球Bは、第2下転動面S2aが傾斜面であることから、第2端部E2側へ詰めるように進行する。これに伴い、第1貯留空間S1に貯留されている遊技球Bは、連通孔61〜68から第2貯留空間S2に流入する。ここで、第1下転動面S1aは、傾斜面であり、さらに連通孔61〜64及び連通孔65〜68は、それぞれ幅方向Dwに沿って所定の間隔(一例として等間隔)で並んでいる。このため、遊技球Bは、第1貯留空間S1,S1の幅方向Dwにおける全体から略均等に第2貯留空間S2へと流入する。したがって、下島内タンク25の全体に対して均等に遊技球Bを貯留できることに加えて、遊技球Bを揚送装置20へ供給するときにも、均等に遊技球Bを送り出すことができる。つまり、所謂「先入れ先出し」が実現される。
本実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態によれば、受け入れた遊技球Bを転動させる転動面(一例として上転動面57a)と、転動面から転落した遊技球Bを貯留する貯留空間Sの底面(一例として上面50a)とは、何れも揚送装置20に遊技球Bを送り出す部分(一例として送出口73)に向かって傾斜する。このため、貯留空間Sに対し、転動面の第1端部E1側から第2端部E2側まで、所定方向(一例として幅方向Dw)に沿って均等となるように、遊技球Bを転落させ、貯留できる。したがって、所謂「先入れ先出し」が可能になり、遊技球Bが揚送装置20に送り出されないまま滞留することを抑制できる。よって、遊技球Bの不均一な使用を抑制できる。
(2)本実施形態によれば、転動面の一例として、上転動面57aの両縁部E3,E3から遊技球Bを転落させることにより、貯留空間Sに対して均一に遊技球Bを流入させることができる。よって、遊技球Bの不均一な使用を抑制できる。
(3)本実施形態によれば、第1貯留空間S1に流入した遊技球Bを、隔壁55,56の連通孔61〜68によって整流した状態にて、第2貯留空間S2に流入させることができる。ここで、連通孔61〜68は、所定方向(一例として幅方向Dw)に沿って所定の間隔で並んでいることにより、第1貯留空間S1に貯留されている遊技球Bを、第2貯留空間S2へ均等に取り込むことが可能になる。
(4)特に、本実施形態によれば、連通孔61〜64及び連通孔65〜68は、幅方向Dwに沿って均等又は略均等な間隔で並んでいることから、第1貯留空間S1から第2貯留空間S2へと、さらに均等に遊技球Bを流入させることができる。
(5)本実施形態によれば、揚送装置20へは、第2貯留空間S2から遊技球Bが送り出される。このため、第2貯留空間S2を介して、第1貯留空間S1の全体から均等となるように、遊技球Bを揚送に供することが可能となり、遊技球Bの不均一な使用を好適に抑制できる。
(6)本実施形態によれば、第1貯留空間S1において積み上がった遊技球Bは、1層又は2層程度に整列された状態にて第2貯留空間S2に流入するため、揚送装置20への遊技球Bの送り出しを行い易くできる。
(7)本実施形態によれば、転動面の一例である上転動面57aのうち、第2端部E2側の端部に球止め部58を有する。このため、第2端部E2側まで到達した遊技球Bを、貯留空間Sへ確実に転落させることができる。このため、転動面において遊技球Bが滞留することを抑制できる。
(8)本実施形態によれば、隔壁55,56は、貯留空間Sを所定方向に沿って区画することから、揚送装置20へ遊技球Bを送り出す部分(一例として送出口73)に向かって、遊技球Bを移動させ易くできる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。なお、以下の説明では、本実施形態と異なる構成について詳細に説明する一方、本実施形態と同様の構成については、その説明を簡略化又は省略する。
・本実施形態において、高さ方向Dh(鉛直方向)に沿った連通孔61〜68の長さ(高さ)L1は、遊技球Bの直径(平均直径)の1倍を超えて3倍又は5倍以下の長さであったが、これに限らず、1倍を超えて2倍を超えない長さであってもよい。本変更例では、第1貯留空間S1では、遊技球Bが複数層に積み重なり、第2貯留空間S2では、遊技球Bが1層に整列される。このため、本変更例によれば、揚送装置20への遊技球Bの送り出しをさらに行い易くできる。なお、長さL1は、遊技球Bの直径の5倍を超えてもよい。
・本実施形態において、島設備11は、貯留部の一例として、2つの下島内タンク25を備えたが、これに限らず、1つ又は3つ以上の下島内タンク25を備えてもよい。
・本実施形態において、貯留部は、下島内タンク25であったが、これに限らず、島設備11の上部に配設された上島内タンクであってもよい。また、貯留部は、複数の島設備11にて共用される共用タンクであってもよい。
・本実施形態において、送出口73は、下島内樋23に繋がっていたが、これに限らず、送出口73は、揚送装置20が遊技球Bを取り込む部分であってもよい。つまり、揚送装置20は、下島内タンク25と接続されていてもよい。
・本実施形態において、下島内タンク25は、2つの第1貯留空間S1を備えたが、これに限らず、何れか一方の第1貯留空間S1を省略してもよい。また、下島内タンク25は、隔壁55,56を省略し、貯留空間Sを区画しない構成であってもよい。
・本実施形態において、上転動面57aは、平滑面であったが、少なくとも一部の遊技球Bが第2端部E2側の端部まで転動可能であれば、起伏があってもよく、凹部や凸部といった構造物を有していてもよい。
・本実施形態において、上転動面57aの両縁部E3,E3は、幅方向Dwに沿った全体にわたって開放されていたが、これに限らず、一部において、リブ等によって、遊技球Bが転落しない、又は転落し難いように構成されていてもよい。
・本実施形態において、連通孔61〜64及び連通孔65〜68は、それぞれ幅方向Dwに沿って均等又は略均等な間隔で並んでいたが、これに限らず、不均等な間隔で並んでいてもよい。
・本実施形態において、隔壁55,56には、同数の連通孔が形成されていたが、これに限らず、第1隔壁55と第2隔壁56とで、連通孔の数を異ならせてもよい。連通孔61〜68は、第1隔壁55と第2隔壁56とで、奥行方向Ddから見たときに、一部又は全部の連通孔が相互に重ならない位置に形成されていてもよい。
・本実施形態において、第1側壁51及び第2側壁52は、相互に平行であったが、これに限らず、平行でなくてもよい。同様に、第1隔壁55及び第2隔壁56は、相互に平行でなくてもよい。
・本実施形態において、揚送装置20は、スクリュー式の揚送装置であったが、これに限らず、回転するスプロケットによって遊技球Bを圧送する押上式の揚送装置であってもよく、ベルトコンベヤーによって揚送するコンベヤー式の揚送装置であってもよい。
・本実施形態において、島設備11は、複数の揚送装置20を有してもよい。また、複数の島設備11によって、1つの揚送装置20を共有する構成であってもよい。つまり、島設備11は、揚送装置20を備えなくてもよい。
・本実施形態において、島設備11に設置可能なパチンコ遊技機12の数は、任意に変更してもよい。例えば、島設備11は、1(単数)の遊技機を設置可能でもよい。
・本実施形態において、遊技機は、パチンコ遊技機12であったが、これに限らず、遊技媒体として遊技球Bを用いる遊技機であれば、どのような遊技機であってもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(1)前記転動面の前記第2端には、球止め部が形成されているとよい。
(2)前記隔壁は、前記収容空間の底面から立設されており、且つ前記所定方向に沿って延在しているとよい。
11…島設備、20…揚送装置、25…下島内タンク、50a…上面、55…第1隔壁、56…第2隔壁、57a…上転動面、58…球止め部、61〜68…連通孔、73…送出口、75…受入部、Dd…奥行方向、Dw…幅方向、E1…第1端部、E2…第2端部、E3…縁部、L1…長さ(高さ)、S…貯留空間、S1…第1貯留空間、S1a…第1下転動面、S2…第2貯留空間、S2a…第2下転動面。

Claims (1)

  1. 遊技機を設置するための島設備において、
    遊技球を貯留する貯留部と、
    遊技球を取り込んで揚送する揚送装置と、を備え、
    前記貯留部には、
    遊技球を受け入れる受入部と、
    所定方向に沿って延在する傾斜面であって、前記受入部から受け入れた遊技球を前記所定方向における第1端部側から第2端部側に向かって転動させる転動面と、
    前記所定方向に沿って延在する空間であって、前記転動面から転落する遊技球を貯留する貯留空間と、が形成されており、
    前記貯留空間の底面と、前記転動面とは、何れも前記揚送装置に遊技球を送り出す部分に向かって傾斜しており、
    前記貯留部は、前記貯留空間を区画して第1貯留空間及び第2貯留空間を形成する隔壁を備え、
    前記転動面から転落する遊技球は、前記第1貯留空間に流入し、
    前記隔壁には、前記第1貯留空間と前記第2貯留空間とを連通する連通孔が形成されており、
    前記連通孔は、前記所定方向に沿って所定の間隔で並んでいることを特徴とする島設備
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