JPH09276526A - 玉貯留タンクを有するパチンコ島台 - Google Patents

玉貯留タンクを有するパチンコ島台

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JPH09276526A
JPH09276526A JP11695096A JP11695096A JPH09276526A JP H09276526 A JPH09276526 A JP H09276526A JP 11695096 A JP11695096 A JP 11695096A JP 11695096 A JP11695096 A JP 11695096A JP H09276526 A JPH09276526 A JP H09276526A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ島台内により多くのパチンコ玉を効
率よく貯留でき、かつパチンコ玉をスムーズに循環させ
ることが出来るパチンコ島台を提供すること。 【解決手段】 上部タンク2と下部タンク4との途中
に、上部タンク2よりオーバーフローするパチンコ玉を
一時的に貯留できる中継タンク10が設けられているこ
とにより、各パチンコ島台1内に予めより多くのパチン
コ玉を貯留させておくことが可能となるので、遊技者に
対する賞球が増加してもパチンコ玉が不足することがな
い。また、逆に短時間内に遊技者から大量のパチンコ玉
の返却があっても受け入れ、一時貯留することができ
る。さらにパチンコ玉はパチンコ島台1内を揚送と自然
落下によりスムーズに循環するため、特別な装置も不要
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に複数のパチン
コ機が列設されてなるパチンコ島台に係わり、特に前記
各パチンコ機へ配給するパチンコ玉を多量に貯留できる
パチンコ島台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のパチンコ機が列設されてな
るパチンコ島台において、パチンコ玉は、例えば図8に
示されるように島台内で循環されるようになっている。
これを詳述すると、パチンコ機03にはパチンコ島台0
1上部に設けられた上部タンク02内に貯留されたパチ
ンコ玉がそれぞれ配給されるようになっており、前記パ
チンコ機03より排出されるパチンコ玉は回収樋等を有
する下部タンク04内に回収された後、揚上装置05よ
り再び上部タンク02内に戻されるようになっている。
【0003】また、前記下部タンク04には、パチンコ
機03より遊技者06に対して賞球されたパチンコ玉が
計数機07を介して回収されるようになっているととも
に、下部タンク04の一部としての予備タンク09に
は、上部タンク02よりオーバーフローしたパチンコ玉
がオーバーフロー樋08を介して回収され、一時的に貯
留されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なパチンコ島台にあっては、通常の遊技時においては前
述のように上部タンク02及び下部タンク04内に貯留
された適宜量のパチンコ玉をスムーズに効率よく島台内
を循環させることができるが、遊技者に対する賞球が著
しく増加した場合等にあっては、前記上部タンク02及
び下部タンク04内に貯留されたパチンコ玉の多くが外
部に排出されることになり、各パチンコ機03へ配給す
るためのパチンコ玉が不足する恐れがあった。
【0005】そこで、各パチンコ島台01内のパチンコ
玉の貯留量を多くするために上部タンク02及び下部タ
ンク04等の容量を大きくするといったことが考えられ
るが、前記上部タンク02はパチンコ島台01外上部に
設けられているため、容量を大きくすると天井を高く設
計しなければならないばかりか、見栄えが悪くなり、ま
た下部タンク04にあっては予備タンク09を増設して
パチンコ島台01の長手方向に長くして容量を増やすこ
とが考えられるが、限界がある。また下部タンクを幅広
に形成しようとすると表裏のパチンコ島台01の間隔が
広くなってしまい、各パチンコ島台01間の遊技スペー
スが狭くなるといった問題があった。
【0006】また、他の方法として複数のパチンコ島台
01の上部タンク02同士を連結したり、或いは所定の
上部タンク02をホール内に設けられたパチンコ玉の貯
留室等に直接連結すること等により、各パチンコ島台0
1相互のパチンコ玉の貯留量を調整出来るようにするこ
とも可能であるが、連結するための装置が大掛かりとな
り、全体の制御も複雑になるといった問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、パチンコ島台内により多くのパチンコ玉
を効率よく貯留でき、かつパチンコ玉をスムーズに循環
させることが出来るパチンコ島台を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の玉貯留タンクを
有するパチンコ島台にあっては、複数列設されるパチン
コ機と、揚送されたパチンコ玉を貯留するパチンコ島台
上部に設けられた上部タンクと、前記上部タンクより各
パチンコ機にパチンコ玉を配給する本流樋と、パチンコ
島台内下部に設けられ、パチンコ玉を貯留する下部タン
クと、下部タンク内のパチンコ玉を前記上部タンクへと
揚送する揚上装置とからなるパチンコ島台であって、前
記上部タンクと下部タンクとの途中に、上部タンクより
オーバーフローするパチンコ玉を一時的に貯留できる中
継タンクが設けられていることを特徴としている。この
特徴によれば、各パチンコ島台内に予めより多くのパチ
ンコ玉を貯留させておくことが可能となるので、遊技者
に対する賞球が増加してもパチンコ玉が不足することが
ない。また、逆に短時間内に遊技者から大量のパチンコ
玉の返却があっても受け入れ、一時貯留することができ
る。さらにパチンコ玉はパチンコ島台内を揚送と自然落
下によりスムーズに循環するため、特別な装置も不要で
ある。
【0009】本発明の玉貯留タンクを有するパチンコ島
台にあっては、前記中継タンクが、パチンコ島台の内部
であり、かつ下部タンクの上方に位置するように配設さ
れていることが好ましい。このようにすることで、中継
タンクと下部タンクとがパチンコ島台内で上下に平行し
て配置されるため、省スペースで多量のパチンコ玉を貯
留できることになる。
【0010】本発明の玉貯留タンクを有するパチンコ島
台にあっては、前記中継タンクが、パチンコ島台内に列
設されたパチンコ機の上部に設けられていることが好ま
しい。このようにすることで、パチンコ島台内の空きス
ペースを効率よく利用してより多くのパチンコ玉を貯留
しておくことができる。
【0011】本発明の玉貯留タンクを有するパチンコ島
台にあっては、前記中継タンクが揚上装置の位置からパ
チンコ島台の端部方向に向って下方に傾斜しているとと
もに、下部タンクは揚上装置に向って下方に傾斜するよ
うに配設され、これら中継タンクと下部タンクとがそれ
ぞれ揚上装置から最も離れた位置で連結管により連結さ
れていることが好ましい。このようにすることで、パチ
ンコ玉は自然落下により下部タンクの揚上装置の最も近
くに集り、この下部タンクが満杯になると、連結管に貯
まり、続いて中継タンクに貯まることになるため、上部
タンクの玉不足の際に瞬時に、かつ多量のパチンコ玉を
上部タンクへ揚送できることになる。
【0012】本発明の玉貯留タンクを有するパチンコ島
台にあっては、前記中継タンクが複数の中継タンクから
成り、それぞれの中継タンクはその最も下流位置が連結
管により下部タンクに連結されていることが好ましい。
このようにすることで、複数の連結管により下部タンク
へパチンコ玉を供給できるため、パチンコ玉供給スピー
ドが迅速となりスムーズな玉循環が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明していくと、まず本発明実施例のパチン
コ島台は、個々のパチンコ島台1内において必要とする
パチンコ玉を予め保有し、かつ賞球として外部に排出さ
れたパチンコ玉は全てそのパチンコ島台に返却し、循環
させる通常「独立島」と呼ばれる形態になっており、図
1にはそのパチンコ島台1における大まかなパチンコ玉
の循環経路が示されている。
【0014】パチンコ島台1内のパチンコ玉は、主にこ
のパチンコ島台1上部に設けられた上部タンク2内と、
各パチンコ機3下方に設けられた下部タンク4、及び下
部タンクの補助として機能する予備タンク23内とに貯
留されており、通常、パチンコ機3には前記上部タンク
2より本流樋5を介して配給され、そしてパチンコ機3
より排出されるようになっている。
【0015】回収樋より収集されたパチンコ玉は揚上装
置7により揚上樋8を介して上方に搬送され、再び上部
タンク2内に返却されるようになっており、さらに上部
タンク2からは下部タンク4に連結するオーバーフロー
樋9が延設され、前記上部タンク2よりオーバーフロー
したパチンコ玉が下部タンク4内に排出されるようにな
っている。ここで本実施形態としては、前記オーバーフ
ロー樋9の途中に中継タンク10が配設されている。
【0016】なお、パチンコ機3より遊技者に対して排
出される賞球は、基本的に各パチンコ島台1の略中央位
置に配設された計数器11を介して再び下部タンク4内
に返却されるようになっている。
【0017】図2〜5に基づいてパチンコ島台1内の構
造を詳細に説明する。前記本流樋5は、パチンコ島台1
の略中央に設けられた上部タンク2下部より前記パチン
コ島台1の両端に向ってそれぞれ下方に傾斜するように
延設されており、その途中には各パチンコ機3に連結す
る補給シュート12が複数配設されている。尚、5aは
本流樋5内のパチンコ玉を強制的に外部に排出するため
の排出ホースであり、通常時において前記排出ホース5
a内にパチンコ玉が流入することはない。
【0018】本実施例における下部タンク4(従来の予
備タンクも含めて下部タンクという)は、パチンコ島台
1の略中央より上面が開口する複数のタンク4a、4
b、4cにより構成されており、これらタンク4a、4
b、4c内を貫通して回収樋6、6が敷設されている。
そして各パチンコ機3の背面に設けられた排出管3aの
先端が前記回収樋6近傍まで延設されており、アウト玉
が回収樋6内に案内されるようになっている。
【0019】これらタンク4a、4b内上部には、前述
のオーバーフロー樋9に、中継タンク10及び該中継タ
ンク10より下方に延びる連結管としての連結ホース9
aを介して連通する誘導樋13が配設されている。この
誘導樋13の左右側面には複数の排出口14が形成され
ているとともに、先端にも排出口15が開設されてい
る。
【0020】また、この誘導樋13は左右に設けられた
回収樋6、6間に所定隙間Pをもって配設されており
(図4参照)、かつこの誘導樋13及び前記隙間Pの上
面が上板13aにより閉塞されているので、タンク4
a、4b内には上面が回収樋6、6、誘導樋13の下面
及び上板13aにより覆われる実質的に玉を貯留する場
所としての予備タンク23が形成されている。この予備
タンク23は、前記誘導樋13の前記排出口14、15
を介して誘導樋13に連通されている。
【0021】タンク4aのパチンコ島台1の中央寄りに
は連結樋16を介して揚上装置7に連結する排出室17
が形成されている。そして前記排出室17の一側面を構
成するタンク4aの側板18には、排出室17内と、回
収樋6、6内及びタンク4a内に形成される予備タンク
23内とを連通する連通口19、20とがそれぞれ形成
されている。前記連通口20には上下に摺動可能なシャ
ッタ板21aを有するシャッタ装置21が固設されてい
るので、予備タンク23内に貯留されたパチンコ玉を必
要に応じて排出室17内に送出することが可能となって
いる。
【0022】前記中継タンク10は、特に図5に示され
るように上面が開放されたタンク10a、10bとから
なり、これらの上部には上部タンク2の所定高さ位置よ
り延設されたオーバーフロー樋9が配設されている。こ
のオーバーフロー樋9もパチンコ島台1の中央から両端
にいくに従い下方に傾斜しており、側面には複数の排出
口22が形成されている。さらにこれらタンク10a、
10bの側端面最下部からは連結管9a、9aが延設さ
れ、下方の誘導樋13にそれぞれ連結されている。尚、
このタンク10a、10bを構成する底板及び側板には
パチンコ玉より小径のパンチ穴が複数穿設され、タンク
10a、10bの軽量化及びパチンコ玉とタンクとの衝
突時の消音が図られている。
【0023】揚上装置7は、連結樋16及び玉計数器1
1により収集されたパチンコ玉を、揚上樋8を介して上
部タンク2内に揚送するための適宜リフト装置(特に図
示せず)が内装されている。前記揚上樋8の上端は、図
2及び図7に示されるように上部タンク2内上部まで延
設されており、この上端より前記リフト装置により揚送
されたパチンコ玉が上部タンク2内に排出されるように
なっている。
【0024】次に、このように構成された本発明実施例
としてのパチンコ玉貯留用中継タンクを有するパチンコ
島台におけるパチンコ玉の循環及びその制御方法につい
て図1〜図7に基づいて説明する。図2及び図7中にお
いて斜線部分はパチンコ玉が充満されている状態を表
し、各矢印はパチンコ玉の移送方向を表している。
【0025】まず、通常時においてパチンコ玉は、図2
に示されるように主に上部タンク2と、下部タンク4と
してのタンク4a、4b内に形成された予備タンク23
内とに貯留されている。本流樋5内には上部タンク2内
に貯留されていたパチンコ玉が常に流入されるようにな
っている。またパチンコ機3より排出されるアウト玉
は、図3、図4、図7に示されるように回収樋6内によ
り連通口19を介して常時排出室17内に流入した後、
揚上装置7により揚上樋8を介して揚送され、再び上部
タンク2内に還元され、循環するようになっている。
【0026】この時、排出室17内に設けられたシャッ
タ装置21のシャッタ板21aにより連通口20が閉塞
されていることで、循環されないタンク4a、4bの予
備タンク23内のパチンコ玉は予備のパチンコ玉として
貯留されている。そして中継タンク10内には上部タン
ク2内よりオーバーフローした玉が所定量貯留されてい
る状態となっている。
【0027】次に各遊技者に対する賞球量が増加する
と、パチンコ島台1内のパチンコ玉が外部に排出てしま
うとともに、各パチンコ機3への配給量に対するアウト
玉として回収される回収量が少なくなるため、図7に示
されるように上部タンク2内のパチンコ玉の貯留量が減
少していく。そして上部タンク2内の貯留量が所定値以
下になったことが、該上部タンク2に設けられた適宜検
知センサー(特に図示せず)等により検知されると、パ
チンコ島台1内に設けられた適宜制御装置(特に図示せ
ず)により排出室17内に設けられたシャッタ装置21
のシャッタ板21aが開放され、タンク4a、4b内の
パチンコ玉が揚上装置7により流出し、上方へ揚送され
循環するようになる。尚、このシャッタ板21aを介し
て流出されるパチンコ玉数は制御装置により制御される
ことが好ましい。
【0028】その後、賞球として外部に放出されたパチ
ンコ玉が、各パチンコ島台1に設けられた計数器11を
介して返却され始めると、今度は上部タンク2内にパチ
ンコ玉が揚送され、各パチンコ機3に対する配給量に対
して回収、返却量が上回るようになる。ここで上部タン
ク2内にパチンコ玉が所定量以上に達すると、その後に
上部タンク2内に流入されるパチンコ玉はオーバーフロ
ー樋9内に流出されることになる。
【0029】オーバーフロー樋9内に流入されたパチン
コ玉の殆どはまず図5に示される排出口22を介して下
流側のタンク10a内に落下し、連結ホース9aを介し
てタンク4bの誘導樋13を通過し、互いに隣接するタ
ンク4a、4bの側板に設けられた連通口24(図6参
照)を介して初めに下流側のタンク4aの予備タンク2
3内に貯留されていく。尚、上流側のタンク10b内に
落下した玉は前記タンク10bの連結ホース9aを通過
し、タンク4aの予備タンク23に適宜流入する。
【0030】下流側のタンク4aが玉で満杯になると、
次はタンク4bの予備タンク23内がパチンコ玉で充満
され、図2の状態に戻ることになる。ここでさらに計数
器11からの大量のパチンコ玉の返却が続いた場合、次
々に上部タンク2内に揚送され、この分はオーバーフロ
ーしてさらに中継タンク10内に落下されていくことに
なるが、タンク4a、4b内が既に満杯の場合、タンク
4bの連結ホース9a内にパチンコ玉が詰り、最終的に
タンク10a、10bの順に中継タンク10内に玉が貯
留されていくことになる。
【0031】この後、前記下部タンク4及び中継タンク
10内のパチンコ玉は制御装置により適宜量ずつ再び使
用され、循環するようになる。
【0032】以上説明してきたように、本発明実施例の
パチンコ島台にあっては、上部タンク2と下部タンク4
との間に、前記上部タンク2よりオーバーフローされた
パチンコ玉を一時的に保留出来る中継タンク10が設け
られているため、パチンコ島台1内により多くのパチン
コ玉を貯留させておくことが出来る。
【0033】また、中継タンク10を下部タンク4と別
途に設けることにより、パチンコ島台1を幅広に形成し
なくても、貯留容量を確保出来る。また、急激なパチン
コ玉の賞出、返却、さらには各遊技機の過酷な使用状態
が発生したとしても、十分なパチンコ玉のスムーズな循
環によりこれら問題は十分に対処できることになる。
【0034】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0035】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0036】(a)請求項1の発明によれば、各パチン
コ島台内に予めより多くのパチンコ玉を貯留させておく
ことが可能となるので、遊技者に対する賞球が増加して
もパチンコ玉が不足することがない。また、逆に短時間
内に遊技者から大量のパチンコ玉の返却があっても受け
入れ、一時貯留することができる。さらにパチンコ玉は
パチンコ島台内を揚送と自然落下によりスムーズに循環
するため、特別な装置も不要である。
【0037】(b)請求項2の発明によれば、中継タン
クと下部タンクとがパチンコ島台内で上下に平行して配
置されるため、省スペースで多量のパチンコ玉を貯留で
きることになる。
【0038】(c)請求項3の発明によれば、パチンコ
島台内の空きスペースを効率よく利用してより多くのパ
チンコ玉を貯留しておくことができる。
【0039】(d)請求項4の発明によれば、パチンコ
玉は自然落下により下部タンクの揚上装置の最も近くに
集り、この下部タンクが満杯になると、連結管に貯ま
り、続いて中継タンクに貯まることになるため、上部タ
ンクの玉不足の際に瞬時に、かつ多量のパチンコ玉を上
部タンクへ揚送できることになる。
【0040】(e)請求項5の発明によれば、複数の連
結管により下部タンクへパチンコ玉を供給できるため、
パチンコ玉供給スピードが迅速となりスムーズな玉循環
が可能となる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のパチンコ島台内のパチンコ玉の
循環経路を示す図である。
【図2】パチンコ島台の内部構造及びパチンコ玉の流れ
を示す要部概略図である。
【図3】図2の要部拡大斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図2の要部拡大斜視図である。
【図6】図2の要部拡大断面図である。
【図7】パチンコ島台内のパチンコ玉の循環経路を示す
図である。
【図8】従来のパチンコ島台の内部構造及びパチンコ玉
の流れを示す要部概略図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台 2 上部タンク 3 パチンコ機 4 下部タンク 4a、4b、4c (下部)タンク 5 本流樋 5a 排出ホース 6 回収樋 7 揚上装置 8 揚上樋 9 オーバーフロー樋 9a 連結ホース(連結管) 10 中継タンク 10a、10b (中継)タンク 11 計数器 12 補給シュート 13 誘導樋 14、15、22 排出口 16 連結樋 17 排出室 18 側板 19、20 連通口 21 シャッタ装置 21a シャッタ板 23 予備タンク 24 連通口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数列設されるパチンコ機と、 揚送されたパチンコ玉を貯留するパチンコ島台上部に設
    けられた上部タンクと、 前記上部タンクより各パチンコ機にパチンコ玉を配給す
    る本流樋と、 パチンコ島台内下部に設けられ、パチンコ玉を貯留する
    下部タンクと、 下部タンク内のパチンコ玉を前記上部タンクへと揚送す
    る揚上装置とからなるパチンコ島台であって、 前記上部タンクと下部タンクとの途中に、上部タンクよ
    りオーバーフローするパチンコ玉を一時的に貯留できる
    中継タンクが設けられていることを特徴とする玉貯留タ
    ンクを有するパチンコ島台。
  2. 【請求項2】 前記中継タンクが、パチンコ島台の内部
    であり、かつ下部タンクの上方に位置するように配設さ
    れている請求項1に記載の玉貯留タンクを有するパチン
    コ島台。
  3. 【請求項3】 前記中継タンクが、パチンコ島台内に列
    設されたパチンコ機の上部に設けられている請求項2に
    記載の玉貯留タンクを有するパチンコ島台。
  4. 【請求項4】 前記中継タンクが揚上装置の位置からパ
    チンコ島台の端部方向に向って下方に傾斜しているとと
    もに、下部タンクは揚上装置に向って下方に傾斜するよ
    うに配設され、これら中継タンクと下部タンクとがそれ
    ぞれ揚上装置から最も離れた位置で連結管により連結さ
    れている請求項2または3に記載の玉貯留タンクを有す
    るパチンコ島台。
  5. 【請求項5】 前記中継タンクが複数の中継タンクから
    成り、それぞれの中継タンクはその最も下流位置が連結
    管により下部タンクに連結されている請求項4に記載の
    玉貯留タンクを有するパチンコ島台。
JP11695096A 1996-04-15 1996-04-15 玉貯留タンクを有するパチンコ島台 Expired - Lifetime JP3824346B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089990A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Heiwa Corp 遊技機用演出装置
JP2010115367A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Ace Denken Co Ltd 遊技機島
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