JP6926214B2 - 加熱調理器および加熱調理システム - Google Patents

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Description

本発明は、食材を加熱調理する加熱調理器およびその加熱調理器を備えた加熱調理システムに関する。
従来の加熱調理器は、複数の料理についての調理情報(調理のシーケンス)を記憶部に記憶しており、調理すべき料理が選択された場合に、選択された料理についての調理情報を記憶部から読み出し、その調理情報に従って調理を行うようになっている。
一方、加熱調理器にて調理し得る料理の数は非常に多く、それら多数の料理についての調理情報を記憶部に記憶しておくことは、記憶部の記憶容量の面から合理的ではなく、また困難である。
これに対し、特許文献1に記載の構成では、管理コンピュータが多数の料理についての調理情報を記憶している。加熱調理器としての電子レンジは、管理コンピュータと通信し、メニューから選択した料理についての調理情報を管理コンピュータから取得し、取得した調理情報を記憶部が記憶している調理情報と書き替えるようになっている。
このような構成によれば、電子レンジは、大きい記憶容量の記憶部を備えることなく、管理コンピュータが有する多数の料理の調理情報を利用することができる。
日本国公開特許公報「特開平9−060886号公報」
しかしながら、上記従来の構成では、加熱調理器は、前回行った料理とは異なる料理の調理をする場合、常に管理コンピュータと通信し、管理コンピュータから調理情報を取得する必要がある。この場合、調理情報が大きいデータサイズであるため、通信に時間を要し、迅速に調理を開始することができない。また、異なる料理の調理をする度に調理情報を取得する作業が面倒であり、加熱調理器は利便性が低いものとなるという問題点を有している。
したがって、本発明は、利便性を維持し、かつ加熱調理器の記憶部に必要な記憶容量を抑制することができる加熱調理器および加熱調理システムの提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、食材を加熱調理し、内部メニューの料理ごとの調理情報を記憶する記憶部と、前記調理情報に従って前記食材の加熱調理を制御する調理制御部とを備えている加熱調理器において、外部メニューの料理ごとに設けられ、前記内部メニューのいずれかの料理の調理情報と関連付けられた調理部分情報を保持する管理装置と通信する通信部を備え、前記調理制御部は、前記外部メニューの料理が選択された場合に、選択された料理の調理部分情報を前記管理装置から取得し、取得した調理部分情報と関連付けられた前記調理情報を使用して前記食材の加熱調理を制御することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、加熱調理器は、利便性を維持し、かつ記憶部に必要な記憶容量を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態の加熱調理器の蓋体を閉じた状態の斜視図である。 図1に示した加熱調理器の蓋体を開いた状態の斜視図である。 図1に示した加熱調理器の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の加熱調理器が組み込まれている通信システムの構成を示すブロック図である。 図4に示したクラウドサーバの構成を示すブロック図である。 図5に示したクラウドサーバの記憶部が記憶している調理部分情報の構成を示す説明図である。 図7の(a)は、図3に示した加熱調理器の動作を示すフローチャート、図7の(b)は、図7の(a)の加熱調理器の動作に対応した、図5に示したクラウドサーバの動作を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、本発明の実施形態の加熱調理器の蓋体を閉じた状態の斜視図である。図2は、図1に示した加熱調理器の蓋体を開いた状態の斜視図である。
(加熱調理器の概要)
図1および図2に示すように、加熱調理器1は、調理器本体部11、蓋体12および内鍋13を備えている。
(調理器本体部)
調理器本体部11は、内鍋収容部21、加熱部22、温度センサ23および重量センサ24を備えている。
内鍋収容部21は、調理器本体部11に形成された凹部であり、内鍋13を収容する。加熱部22は、内鍋収容部21に収容された内鍋13すなわち食材を加熱する。加熱部22は、例えば誘導加熱コイルからなるものの、これに限定されず、従来周知の加熱手段を使用可能である。温度センサ23は内鍋13の温度を検知する。重量センサ24は、内鍋13が収容している食材の重さを検出する。
(蓋体)
蓋体12は、調理器本体部11に開閉可能に取り付けられ、調理器本体部11に収納された内鍋13の開口を開閉するようになっている。蓋体12は、外蓋31、内蓋32および撹拌機構33を備えている。
外蓋31は、ヒンジバネ31aを介して調理器本体部11と連結されている。内蓋32は、外蓋31に着脱可能に取り付けられ、蓋体12の閉状態において内鍋13を塞ぐようになっている。
外蓋31の内部には、制御部(調理制御部)34、モータ35およびスピーカ36が設けられている。
制御部34は、CPUからなり、加熱調理器1における各種動作、特に食材に対する加熱調理の動作を制御する。制御部34は、ROM(Read Only Memory)が記憶しているプログラムや入力データ等に基づいて加熱部22や撹拌機構33等を制御し、選択された料理に応じた調理を加熱調理器1に実行させる。なお、制御部34の配置場所は特に限定されず、例えば、調理器本体部11に配置されていてもよい。モータ35は撹拌機構33を回転させる。スピーカ36はユーザに情報を通知する音声を出力する。
外蓋31の上面には、操作および表示のための操作・表示部37が設けられている。操作・表示部37は、表示部371を有し、表示部371の周りに種々の操作ボタン372を有している。操作ボタン372には、各種選択ボタン、スタート・決定ボタンおよび取消しボタンの他、加熱調理器1に対して各種動作を指令する種々のボタンが含まれている。スタート・決定ボタンは、予約調理を含む調理の開始を指示するための操作ボタンである。
表示部371は、操作ボタン372に対するユーザの操作等に応じて、ユーザが選択する各種情報を表示する。
(撹拌機構)
撹拌機構33は、モータ35に駆動されて回転し、調理中に内鍋13内の食材を適宜撹拌する。撹拌機構33は、内蓋32における内鍋13との対向面側に着脱可能に取り付けられ、2本の撹拌アーム331および回転体332を有する。撹拌アーム331は、回転体332に取り付けられ、撹拌機構33の非使用時には倒伏状態(実線)となり、撹拌機構33の使用時には起立状態(二点鎖線)となる。
(内鍋13)
内鍋13は、調理器本体部11の内鍋収容部21に配置される。内鍋13には、料理の種類に応じて、調理対象となる食材(野菜、肉、魚、調味料等)が収容される。内鍋13は、例えばアルミニウム等の高熱伝導部材で形成されている。
(加熱調理器の制御装置)
図3は、加熱調理器1の制御装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、加熱調理器1の制御装置は制御部34を備え、制御部34には、加熱部22、温度センサ23、重量センサ24、モータ駆動回路38、スピーカ駆動回路39、操作・表示部37、計時部40、通信部41および記憶部42が接続されている。
モータ駆動回路38は、制御部34に制御されてモータ35を駆動し、スピーカ駆動回路39は、制御部34に制御されてスピーカ36を駆動する。計時部40はタイマ機能を有し時間を計時する。通信部41は例えばインターネット102によりクラウドサーバ200と通信する(図4参照)。
記憶部42は、料理ごとの調理について、制御部34が加熱部22および撹拌機構33等に対して行う制御内容の情報を記憶している。特に、加熱調理器1は予約調理により、多数の料理について調理の開始から終了まで自動的に行うようになっている。そこで、記憶部42は、予約調理について、料理ごとの調理の開始から調理の完了までの加熱部22および撹拌機構33等に対して制御部34が行う制御内容の情報(以下、予約調理情報と称する)を記憶している。また、記憶部42は、予約調理ではない通常調理について、料理ごとの調理の開始から調理の完了までの加熱部22および撹拌機構33等に対して制御部34が行う制御内容の情報(以下、通常調理情報と称する)を記憶している。なお、記憶部42が記憶している調理情報(予約調理情報、通常調理情報)は、例えば基本的な複数の料理についての調理情報である。
また、記憶部42は、操作ボタン372による各種設定や調理等の際のスピーカ36による発話すべき情報を記憶している。
したがって、制御部34は、記憶部42が記憶している制御内容に従って、加熱部22、モータ35を駆動するモータ駆動回路38、およびスピーカ36を駆動するスピーカ駆動回路39の動作を制御する。
具体的には、制御部34は、記憶部42が記憶している調理情報(予約調理情報、通常調理情報)に基づいて調理を実行するために各部を制御する。この場合、制御部34は、食材の温度が調理情報に規定された所定の温度となるように、加熱部22の動作を制御する。
制御部34は、温度センサ23が検知する内鍋13の温度、重量センサ24が検知する食材の重量、および加熱部22による加熱時間によって、間接的に、内鍋13内の食材の温度を検知する。
すなわち、加熱調理器1は、温度センサ23が検知する温度、食材の重量および加熱時間と食材の温度とを対応付けたデータを記憶部42に格納している。制御部34は、上記データを参照して、温度センサ23が検知する温度、食材の重量および加熱時間から、内鍋13内の食材の温度を検知する。
(加熱調理システム)
図4は、本実施形態の加熱調理器1が組み込まれている加熱調理システム100の構成を示すブロック図である。図4に示すように、加熱調理システム100は、加熱調理器1、クラウドサーバ200(管理装置)、無線LANアクセスポイント101およびインターネット102を含んでいる。
加熱調理器1は、無線LAN(Local Area Network)に接続して通信を行う機能を備えている。無線LANアクセスポイント101は、加熱調理器1とともに建屋400内に設置された電波中継機である。
加熱調理器1は、クラウドサーバ200との通信機能を有し、クラウドサーバ200と通信することにより、加熱調理器1が有していない調理情報をクラウドサーバ200から取得できるようになっている。ただし、加熱調理器1がクラウドサーバ200から取得する調理情報は、ユーザにより選択された料理の調理をするための全ての調理情報ではなく、加熱調理器1が既に有している調理情報を利用してユーザにより選択された料理の調理をするための情報である。
(クラウドサーバ)
図5は、クラウドサーバ200の構成を示すブロック図である。図5に示すように、クラウドサーバ200は、インターネット102を介して加熱調理器1と通信が可能である。また、クラウドサーバ200は、サーバコンピュータであり、記憶部201、通信部202および調理情報管理部203を備えている。
記憶部201は、多数の料理に関し、料理ごとの調理部分情報(予約調理部分情報および通常調理部分情報)を記憶している。
調理情報管理部203は、記憶部201が記憶している調理部分情報(予約調理部分情報および通常調理部分情報)を管理し、加熱調理器1からの要求に応じて、記憶部201が記憶している調理部分情報を読み出し、通信部202により加熱調理器1に送信させる。
(調理部分情報)
図6は、クラウドサーバ200の記憶部201が記憶している調理部分情報の構成を示す説明図である。
調理部分情報は、加熱調理器1が調理情報(通常調理情報、予約調理情報)を保持していない料理の調理をする場合に、当該料理の調理を加熱調理器1が保持している調理情報を利用して行うための情報である。通常調理部分情報は、通常調理により料理を作る場合に使用する調理部分情報である。予約調理部分情報は、予約調理により料理を作る場合の調理部分情報である。通常調理部分情報および予約調理部分情報は、料理ごとに作成されている。
図6に示すように、調理部分情報(第1の調理部分情報)は、調理パラメータ、変更パラメータ(通常調理変更パラメータ、予約調理変更パラメータ)およびハッシュ値を含み、TARファイルの形式となっている。
調理パラメータは、当該料理(調理部分情報が示す料理)の調理をする場合に、加熱調理器1が有している調理情報(通常調理情報、予約調理情報)のうちから使用する調理情報を指定する情報である。
変更パラメータは、調理パラメータによって指定された調理情報(以下、指定調理情報)を利用して当該料理の調理をするために、指定調理情報の変更すべき部分についての置換え情報である。変更パラメータは、例えば、食材を調理する場合の加熱時間や温度、撹拌機構33を動作(回転)させる場合の撹拌時間、回転速度、撹拌タイミングなどの情報のうちの一つあるいは複数の情報である。変更パラメータは、通常調理の場合の通常調理変更パラメータおよび予約調理の場合の予約調理変更パラメータを含んでいる。
ハッシュ値は、TARファイルに含まれている情報(データ)が正しいかどうかを判定するための情報である。
なお、図6に示した調理部分情報は、通常調理部分情報および予約調理部分情報を含むものとして示した。しかしながら、通常調理部分情報と予約調理部分情報とは独立して設けられていてもよい。
(加熱調理システムの動作)
上記の構成において、本実施形態の加熱調理システム100の動作について以下に説明する。図7の(a)は、加熱調理システム100の加熱調理器1の動作を示すフローチャートである。図7の(b)は、図7の(a)の加熱調理器1の動作に対応したクラウドサーバ200の動作を示すフローチャートである。
まず、加熱調理器1の動作を図7の(a)に基づいて説明する。加熱調理器1は、例えば、カレー、ポトフ、牛すじを含む料理、肉じゃが、あるいはケーキ等、多数の料理を自動的に調理することができる。ユーザは、加熱調理器1を使用する際に、操作ボタン372を操作し、表示部371に表示される内部メニューに作りたい料理があれば、その料理を選択し、かつ通常調理または予約調理を選択する(S11)。
通常調理では、加熱調理器1は、記憶部42が記憶している通常調理情報に基づいて調理を行い、調理が完了すると動作を終了する。予約調理では、加熱調理器1は、記憶部42が記憶している予約調理情報に基づいて、予約時刻に調理が完了するように動作する(S12)。
なお、加熱調理器1は、記憶部42が調理情報(通常調理情報、予約調理情報)を保持している料理については、操作ボタン372を操作して表示部371に表示される料理名をスクロールすることにより選択し、調理することができる。調理の開始は、スタート・決定ボタンを操作することにより行う。
一方、加熱調理器1は、記憶部42が調理情報を保持しておらず、クラウドサーバ200の記憶部201が調理部分情報を保持している料理については、クラウドサーバ200から調理部分情報を取得することにより、調理することができる。
この場合、ユーザは、操作ボタン372を操作し、表示部371の表示をスクロールさせて、例えば「外部メニューから選ぶ」という表示を選択する。これにより、加熱調理器1の制御部34は、クラウドサーバ200と通信し、クラウドサーバ200の記憶部201が保持する外部メニューを取得し、取得した外部メニューを表示部371に表示させる(S13)。
ユーザは、表示部371に表示された外部メニューから料理を選択し、かつ通常調理または予約調理を選択する(S14)。この場合、例えば料理aが選択され、かつ予約調理が選択されると、制御部34はその選択内容を通信部41によりクラウドサーバ200に送信する(S15)。
加熱調理器1の制御部34は、通信部41によりクラウドサーバ200から料理aの予約調理部分情報を受信すると(S16)、受信した情報を記憶部42に格納する(S17)。その後、制御部34は、料理aの予約調理部分情報が示す情報に基づき、記憶部42が記憶する予約調理情報を利用して料理aの予約調理を行う(S18)。
この場合、制御部34は、例えば料理aの予約調理部分情報の調理パラメータが、記憶部42が記憶する料理Aの予約調理情報の利用を指示する場合、料理Aの予約調理情報に対して、料理aの予約調理部分情報の予約調理変更パラメータが指示する変更を行う。これにより、料理aの予約調理を料理Aの予約調理情報を利用して行うことができる。
上記の動作は、外部メニューから料理aかつ通常調理が選択された場合も、予約調理についての各情報を通常調理についての各情報に置き換えることにより、同様に行うことができる。
次に、クラウドサーバ200の動作を図7の(b)に基づいて説明する。クラウドサーバ200は、加熱調理器1から外部メニューの送信要求があると(S31)、記憶部201が記憶している外部メニューを読み出し、通信部202により加熱調理器1へ送信する(S32)。
その後、クラウドサーバ200の調理情報管理部203は、加熱調理器1から、料理a、かつ予約調理が選択された旨を受信すると(S33)、記憶部201から、料理aの予約調理部分情報を読み出し、通信部202により、加熱調理器1に送信する(S34)。
(加熱調理器および加熱調理システムの利点)
本実施形態の加熱調理システム100では、加熱調理器1が調理情報を保持していない料理の調理をする場合、その料理についてのクラウドサーバ200が保持している調理部分情報を取得し、調理部分情報が指定する加熱調理器1の調理情報を利用して調理することができる。また、加熱調理器1がクラウドサーバ200から取得する調理部分情報は、加熱調理器1が保持している調理情報よりも大幅にデータサイズが小さくなっている。
また、加熱調理器1は、例えば基本的な複数の料理についての調理情報を保持しているので、異なる料理の調理をする度に、クラウドサーバ200と通信して情報を取得するといった事態を回避することができる。
これにより、加熱調理システム100は、加熱調理器1の加熱調理器の利便性を維持し、かつ加熱調理器1の記憶部42に必要な記憶容量を抑制することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
クラウドサーバ200から加熱調理器1に提供される外部メニューの料理には、加熱調理器1の記憶部42が記憶している調理情報(予約調理情報、通常調理情報)を変更することなく、そのまま利用できるものも存在する。この場合の調理部分情報(予約調理部分情報、通常調理部分情報、第2の調理部分情報)は、図6に示した変更パラメータ(通常調理変更パラメータ、予約調理変更パラメータ)を含んでいない。
この場合には、調理部分情報のデータサイズがさらに小さくなり、加熱調理器1はクラウドサーバ200からさらに迅速に調理部分情報を取得することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
前述のように、加熱調理器1がクラウドサーバ200から調理部分情報(予約調理部分情報および通常調理部分情報)を取得した場合、加熱調理器1の記憶部42には調理部分情報が格納される。この調理部分情報は、調理部分情報を使用して料理の調理を完了した後、制御部34が記憶部42から削除するようにしてもよい。
あるいは、制御部34は、記憶部42の記憶容量の余裕度合に応じて、削除するか残すかを決定するようにしてもよい。例えば、記憶部42の残容量が所定の閾値以上の場合には調理部分情報を残し、所定の閾値未満の場合には調理部分情報を削除するといった対応である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器は、食材を加熱調理し、内部メニューの料理ごとの調理情報を記憶する記憶部42と、前記調理情報に従って前記食材の加熱調理を制御する調理制御部(制御部34)とを備えている加熱調理器において、前記内部メニューのいずれかの料理の前記調理情報と関連付けられた、外部メニューの料理ごとの調理部分情報を保持する管理装置(クラウドサーバ200)と通信する通信部41を備え、前記調理制御部は、前記外部メニューの料理が選択された場合に、選択された料理の調理部分情報を前記管理装置から取得し、取得した調理部分情報と関連付けられた前記調理情報を使用して前記食材の加熱調理を制御する。
上記構成によれば、調理制御部は、外部メニューの料理が選択された場合に、選択された料理の調理部分情報を管理装置から取得し、取得した調理部分情報と関連付けられた調理情報を使用して食材の加熱調理を制御する。
したがって、外部メニューの料理が選択された場合に、加熱調理器が管理装置から取得する調理部分情報は、記憶部42が記憶する、内部メニューの料理の調理情報との関連付けを示す情報であり、調理情報と比較してデータサイズを非常に小さくすることができる。また、加熱調理器は、複数の料理(例えば基本的な料理)についての調理情報を記憶部42に保持しているので、異なる料理の調理をする度に、管理装置と通信して情報を取得するといった事態を回避することができる。
これにより、加熱調理器は、利便性を維持し、かつ記憶部42に必要な記憶容量を抑制することができる。
本発明の態様2に係る加熱調理器は、上記態様1において、前記調理部分情報は、前記外部メニューの選択された料理の調理をする場合に、前記調理情報のうちから使用する調理情報を指定する情報である調理パラメータ、および前記調理パラメータによって指定された調理情報の変更すべき部分についての置換え情報である変更パラメータを含んでいる構成としてもよい。
上記の構成によれば、調理部分情報は、外部メニューの選択された料理の調理をする場合に、調理情報のうちから使用する調理情報を指定する情報である調理パラメータ、および調理パラメータによって指定された調理情報の変更すべき部分についての置換え情報である変更パラメータを含んでいればよいので、記憶部42が記憶している調理情報と比較してデータサイズを確実に小さくすることができる。
本発明の態様3に係る加熱調理器は、上記態様1において、前記調理部分情報には、前記外部メニューの選択された料理の調理をする場合に、前記調理情報のうちから使用する調理情報を指定する情報である調理パラメータ、および前記調理パラメータによって指定された調理情報の変更すべき部分についての置換え情報である変更パラメータが存在する第1の調理部分情報と、前記調理パラメータによって指定された調理情報を変更することなくそのまま使用できる場合に、前記調理パラメータを含み、前記変更パラメータを含んでいない第2の調理部分情報とが存在する構成としてもよい。
上記の構成によれば、外部メニューの料理が選択された場合に、調理部分情報として、前記調理パラメータを含み、変更パラメータを含んでいない第2の調理部分情報を管理装置から取得する場合には、取得する調理部分情報のデータサイズがさらに小さくなる。
本発明の態様4に係る加熱調理システムは、上記態様1から3のいずれか1態様に記載の加熱調理器と前記管理装置とを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、加熱調理システムは、加熱調理器の利便性を維持し、かつ加熱調理器の記憶部42に必要な記憶容量を抑制することができる。
本発明の各態様に係る加熱調理器は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを加熱調理器が備える加熱制御部として動作させることにより加熱調理器をコンピュータにて実現させるプログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
1 加熱調理器
11 調理器本体部
12 蓋体
13 内鍋
21 内鍋収容部
22 加熱部
23 温度センサ
24 重量センサ
31 外蓋
32 内蓋
33 撹拌機構
34 制御部
35 モータ
36 スピーカ
37 操作・表示部
41 通信部
42 記憶部
100 加熱調理システム
200 クラウドサーバ(管理装置)
201 記憶部
371 表示部
372 操作ボタン

Claims (4)

  1. 食材を加熱調理し、内部メニューの料理ごとの調理情報を記憶する記憶部と、
    前記調理情報に従って前記食材の加熱調理を制御する調理制御部とを備えている加熱調理器において、
    前記内部メニューのいずれかの料理の前記調理情報と関連付けられた、外部メニューの料理ごとの調理部分情報を保持する管理装置と通信する通信部を備え、
    前記調理制御部は、前記外部メニューの料理が選択された場合に、選択された料理の調理部分情報を前記管理装置から取得し、取得した調理部分情報と関連付けられた前記調理情報を使用して前記食材の加熱調理を制御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記調理部分情報は、前記外部メニューの選択された料理の調理をする場合に、前記調理情報のうちから使用する調理情報を指定する情報である調理パラメータ、および前記調理パラメータによって指定された調理情報の変更すべき部分についての置換え情報である変更パラメータを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記調理部分情報には、前記外部メニューの選択された料理の調理をする場合に、前記調理情報のうちから使用する調理情報を指定する情報である調理パラメータ、および前記調理パラメータによって指定された調理情報の変更すべき部分についての置換え情報である変更パラメータが存在する第1の調理部分情報と、前記調理パラメータによって指定された調理情報を変更することなくそのまま使用できる場合に、前記調理パラメータを含み、前記変更パラメータを含んでいない第2の調理部分情報とが存在することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱調理器と前記管理装置とを備えていることを特徴とする加熱調理システム。
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