JP6924583B2 - パネル体、間仕切り装置、天板付什器及びパネル体の製造方法 - Google Patents

パネル体、間仕切り装置、天板付什器及びパネル体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、パネル体、間仕切り装置、天板付什器及びパネル体の製造方法に関する。
一般に、オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業を行うためのスペースを提供するために天板付什器が配設されている。このような執務空間では、天板上の作業スペースと外部空間とを区画し、執務者の視線を遮り、執務者が集中できる環境を提供するため、天板付什器の周縁部付近にパネル体や該パネル体を備えた間仕切り装置が配置される場合がある(例えば、特許文献1,2参照)。
上述のように天板付什器の周縁部付近に配置されるパネル体としては、例えば剛性を有する平板状の基材の外周面をクロス等の表面材で覆うことによって体裁良く収められたものが多く用いられている。但し、基材が剛性を有する材料から構成されているため、執務者に視覚的、触感的に無機質な印象を与えてしまうという問題があった。
上述の問題を鑑み、有機的で温かみがある印象のパネル体を構成するために、例えば、基材の周縁部に枠体を設け、この枠体にもクロス等の表面材を張設することによってパネル体を構成する方法が提案されている(例えば、特許文献3−5参照)。
特許第4060976号公報 特許第4216389号公報 特許第4133368号公報 特許第4077327号公報 特許第4167141号公報
しかしながら、上述の特許文献3−5に開示されているパネル体では表面材自体の充分な強度を確保することが難しいため、表面材を補強するための枠体等を構成する必要があり、製造工数および製造コストがかかるという問題があった。また、枠体を用いるため、有機的で温かみのある印象が弱まり、かつ意匠性が低下する懸念があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、執務者に有機的で温かみのある印象を与え、充分な強度を有すると共に、安価で簡易に構成可能なパネル体、該パネル体を用いた間仕切り装置、天板付什器及びパネル体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るパネル体は、執務空間内の空間を区画するために使用されるパネル体であって、繊維状の基材と該基材より融点の低い接合材料とを含む第一の熱結合層と、前記第一の熱結合層の一方の面及び他方の面に接着され、前記基材からなる表面層と、を有することを特徴とする。
ここで、接合材料は、融点以上の温度で加熱された際に、軟化し、繊維状の基材における繊維同士の隙間に移動可能であって、融点未満の温度に冷却された際に、硬化することができる材料であれば、全て含まれる。接合材料の詳細については、後述する。
このように構成されたパネル体では、第一の熱結合層が接合材料の融点以上かつ基材の融点未満の温度(以下、「所定の加熱温度」とする)で加熱された際に、接合材料が溶け、表面層における基材の繊維同士の隙間に含浸すると共に基材と熱融着し、所定の加熱温度未満に冷却された際に、接合材料が固まる。これにより、第一の熱結合層の一方の面及び他方の面には接合材料によって表面層が良好に接着している。所定の加熱温度では、パネル体の表裏に露出している表面層を構成する基材は溶けたり変質したりしないので、パネル体において繊維状の基材に起因する有機的で温かみのある印象が保たれる。さらに、前述のように冷却された第一の熱結合性繊維が固まることによって、パネル体に強度が付与される。さらに、パネル体の素材として主に繊維材料が用いられるので、パネル体が安価で簡易に構成されている。
本発明に係るパネル体は、執務空間内の空間を区画するために使用されるパネル体であって、繊維状の基材と該基材より融点の低い接合材料とを含む第一の熱結合層と、繊維状の基材と該基材より融点の低い接合材料とを含む第二の熱結合層と、前記第一の熱結合層に接着され、前記接合材料より融点の高い繊維材料からなる第一の中間層と、前記第二の熱結合層に接着され、前記接合材料より融点の高い繊維材料からなる第二の中間層と、を備え、前記第一の熱結合層の一方の面と前記第二の熱結合層の一方の面には前記基材からなる表面層が接着され、前記第一の中間層と前記第二の中間層との間に接着層が設けられていることを特徴とする。
このように構成されたパネル体では、第一の熱結合層及び第二の熱結合層の少なくとも一方が所定の加熱温度で加熱された際に、各熱結合層の接合材料が溶け、他方熱結合層の基材の繊維同士の隙間に含浸すると共に基材と熱融着し、所定の加熱温度未満に冷却された際に接合材料が固まる。また、上述のパネル体と同様に、第一の熱結合層の他方の面及び第二の熱結合層における第一の熱結合層側とは反対側の面には接合材料によって表面層が良好に接着している。したがって、パネル体において互いに当接する層構造同士が接合材料によって良好に接着されている。中間層を第一の中間層及び第二の中間層で構成して中間層全体の厚み寸法を比較的大きくした場合であっても、第一の中間層と第二の中間層との間に接着層が設けられているので、第一の中間層と第二の中間層とが一体的に安定して配設される。
また、上述のパネル体と同様に、所定の加熱温度では、パネル体の表裏に露出している表面層の基材は溶けたり変質したりしないので、パネル体において基材に起因する有機的で温かみのある印象が保たれる。さらに、前述のように冷却された接合材料が固まることによって、パネル体に強度が付与される。さらに、パネル体の素材として主に繊維材料が用いられるので、パネル体が安価で簡易に構成されている。
上述のパネル体では、前記表面層は前記接合材料を含み、前記表面層における前記接合材料の含有量は前記第一の熱結合層における前記接合材料の含有量より少なくてもよい。
このように構成されたパネル体では、第一の熱結合層及び第二の熱結合層が所定の加熱温度で加熱された際に、これらの熱結合層からの熱が隣接する表面層に伝わり、表面層に含まれている接合材料が溶け、接合材料が表面層に隣接する熱結合層の基材の繊維同士の隙間に含浸する。そのため、表面層と該表面層に隣接する熱結合層との間で相互に接合材料が含浸し、基材と熱融着する。所定の加熱温度未満に冷却された際に接合材料が固まることにより、表面層と該表面層に隣接する第一または第二の熱結合層との接着強度およびパネル体全体の強度が高まる。また、表面層における接合材料の含有量は第一の熱結合層における接合材料の含有量より少なく、表面層の主体は基材であるので、パネル体の表裏に露出している表面層の有機的で温かみのある印象は保持される。
上述のパネル体では、前記第一の熱結合層と前記第二の熱結合層との間に、前記接合材料より融点の高い繊維材料からなる中間層が設けられていてもよい。
このように構成されたパネル体では、所定の加熱温度において第一の熱結合層及び第二の熱結合層に含まれる接合材料が中間層の繊維材料の隙間に含浸した後、冷却されて固まるため、第一及び第二の熱結合層に対して中間層が良好に接着し、パネル体の全体において互いに当接する層構造同士が接合材料によって良好に接着している。
このように構成されたパネル体では、中間層が挿入された分だけパネル体の厚みが増し、パネル体の有する有機的で温かみのある印象が深まり、かつパネル体の耐衝撃性が高まる。
本発明に係る間仕切り装置及び天板付什器は、上述のパネル体を備えることを特徴とする。
上述の間仕切り装置や天板付什器は、上述のように基材に起因する有機的で温かみのある印象と硬化した接合材料に起因する充分な強度を有するパネル体を備えているので、執務空間において、執務者に威圧感や不快感を与えずに、天板上の作業スペースと外部空間とを区画し、執務者の視線を遮ることができる。
本発明に係るパネル体の製造方法は、繊維状の基材と該基材より融点の低い接合材料とを含む第一の熱結合層の一方の面に前記基材からなる第一の表面層を積層し、前記第一の熱結合層の他方の面に第一の中間層を積層する第一積層工程と、前記第一積層工程後に、前記第一の中間層における前記第一の熱結合層接着面とは反対側の面から前記第一の熱結合層を前記接合材料の融点以上かつ前記基材の融点未満の温度で加熱する第一加熱工程と、前記基材と前記接合材料とを含む第二の熱結合層の一方の面に前記基材からなる第二の表面層を積層し、前記第二の熱結合層の他方の面に第二の中間層を積層する第二積層工程と、前記第二積層工程後に、前記第二の中間層における前記第二の熱結合層接着面とは反対側の面から前記第二の熱結合層を前記温度で加熱する第二加熱工程と、前記第一加熱工程及び前記第二加熱工程の後に、接着層を挟んで、前記第一の熱結合層の他方の面と前記第二の熱結合層の他方の面とが対向するように前記第一の中間層と前記第二の中間層を配置し、前記第一の熱結合層及び前記第二の熱結合層の各々の一方の面から他方の面に向かう方向に前記第一の中間層と前記第二の中間層とを押し当てて接着する接着工程と、を有することを特徴とする。
上述のパネル体の製造方法では、第一加熱工程及び第二加熱工程において所定の加熱温度で第一及び第二の熱結合層を他方の面から加熱し、第一及び第二の熱結合層の接合材料を溶かし、第一及び第二の表面層における基材の繊維同士の隙間や第一及び第二の中間層に含浸させ、熱融着させる。また、接着工程において所定の加熱温度未満に冷却された接合材料を固めると共に、熱結合層の各々の一方の面から他方の面に向かう方向に第一及び第二の熱結合層とを押し当てることで、隣接する第一の表面層、第一の熱結合層、第二の熱結合層、第二の表面層、第一の中間層、第二の中間層を接合材料によって互いに良好に接着する。第一の中間層と第二の中間層との間に接着層が設けられているので、第一の中間層と第二の中間層とが一体的に安定して配設することができる。これにより、パネル体に繊維状の基材に起因する有機的で温かみのある印象を持たせ、パネル体に強度を付与し、さらにパネル体を安価で簡易に構成することができる。
本発明によれば、執務者に有機的で温かみのある印象を与え、充分な強度を有すると共に、安価で簡易に構成可能なパネル体、該パネル体を用いた間仕切り装置、天板付什器及びパネル体の製造方法を提供することができる。
本発明に係るパネル体の一態様を示す斜視断面図である。 本発明に係るパネル体の製造方法における第一加熱工程を説明するための断面図である。 本発明に係るパネル体の製造方法における接着工程を説明するための断面図である。 本発明に係る間仕切り装置の一例を示す正面図である。 本発明に係る天板付什器の一例を示す側面図である。
以下、本発明を適用したパネル体、該パネル体を用いた間仕切り装置、天板付什器及びパネル体の製造方法について説明する。
<パネル体>
図1に示すように、本発明の一実施形態のパネル体1は、不図示の執務空間内の空間を区画するために使用されるパネル体であって、繊維状の基材2Aと基材2Aより融点の低い接合材料4Aとを含む熱結合層(第一の熱結合層)10と、繊維状の基材2Bと基材2Bより融点の低い接合材料4Bとを含む熱結合層(第二の熱結合層)12と、を備えている。熱結合層10の表面(一方の面)10aには基材2Aからなる表面層20が接着され、表面層20における熱結合層10との接着面20cには接合材料4Aが含浸している。同様に、熱結合層12の表面(一方の面)12aには基材2Aからなる表面層22が接着され、表面層22における熱結合層12との接着面22cには接合材料4Bが含浸している。
パネル体1は、熱結合層10と熱結合層12との間に、中間層(第一の中間層)31と、中間層(第二の中間層)32と、を有する。中間層31は熱結合層10の裏面(他方の面)10bに接着され、中間層31における熱結合層10との接着面31cには接合材料4Aが含浸している。同様に、中間層32は熱結合層12の裏面(他方の面)12bに接着され、中間層32における熱結合層12との接着面32cには接合材料4Aが含浸している。中間層31と中間層32との間には、接着層40が設けられている。
表面層20,22は、パネル体1の最も外側に配置され、繊維状の基材2A,2Bから構成されていることで基材2A,2Bに起因する有機的で温かみのある印象を醸し出す層である。
なお、表面層20,22には、基材2A,2Bの持つ繊維特有の質感に影響しない範囲で添加剤や着色剤、発色剤、その他のものが含まれていてもよい。
基材2A,2Bを構成する繊維としては、接合材料4A,4Bを含浸させることができるものであれば特に限定されないが、例えばポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等からなる繊維、ガラス繊維、ナイロン繊維、炭素繊維、アラミド繊維等が挙げられる。加飾、成形性、風合い、入手性に優れている点から、基材2A,2Bを構成する繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維またはポリプロピレン繊維が好ましい。基材2A,2Bとしては、前述の繊維を互いに隙間を持たせて織ったものや、前述の繊維を織らずに絡みあわせたもの(いわゆる、不織布)等が挙げられる。なお、基材2Aを構成する繊維の種類は、基材2Bを構成する繊維の種類と同一であってもよく、基材2Bを構成する繊維の種類とは異なっていてもよい。
表面層20,22の厚みは、特に限定されず、適切な範囲内で設定されている。表面層20の厚みは、表面層22の厚みと同一であってもよく、表面層22の厚みとは異なっていてもよい。
表面層20,22の加熱時の温度は、例えば180℃以上280℃以下であることが好ましく、220℃以上260℃以下であることがより好ましい。
熱結合層10,12は、表面層20,22よりもパネル体1の内側に配置され、基材2A,2Bに加えて接合材料4A,4Bを含んでいることで、硬化した接合材料4A,4Bに起因する強度を有する層であり、パネル体1の芯としての役割を担っている。
なお、熱結合層10,12には、熱結合層10,12の加熱時や冷却時の接合材料4A,4Bの挙動に影響しない範囲で添加剤や発色剤、その他のものが含まれていてもよい。
接合材料4A,4Bは、少なくとも基材2A,2Bの融点よりも低い融点を有し、基材2Aまたは基材2Bに含浸可能なものであれば特に限定されないが、自身の融点以上の温度で加熱された際に、軟化し、基材2A,2Bにおける繊維同士の隙間に移動可能であって、融点未満の温度に冷却された際に、硬化する材料であれば、繊維質のものや粒状のもの等を全て含む。このような材料としては、例えば、熱可塑性樹脂や熱可塑性繊維、熱硬化性樹脂や熱硬化性繊維等が挙げられる。接合材料4A,4Bとしては、低融点ポリエステルまたは低融点ポリエチレンが好ましい。「低融点ポリエステル」とは、基材2A,2Bを構成可能なポリエステルの融点よりも低い融点のポリエステルまたは該ポリエステルを主体とするポリエステル化合物等を表す。具体的には、基材2A,2Bが高純度のポリエステルで構成されている場合、接合材料4A,4Bとして、再利用等によって不純物が混入され、かつ高純度のポリエステルよりも低融点を有する再生ポリエステルを適用可能である。同様に、「低融点ポリエチレン」とは、基材2A,2Bを構成可能なポリエチレンの融点よりも低い融点のポリエチレンまたは該ポリエチレンを主体とするポリエチレン化合物等を表す。このように基材2A,2Bと接合材料4A,4Bが同種類の材料で構成されることで、熱結合層10と表面層20との接合度、親和性及び熱結合層12と表面層22との接合度、親和性が高まる。
基材2Aの融点と接合材料4Aの融点との差、および基材2Bの融点と接合材料4Bの融点との差は、特に限定されず、適切な範囲内で設定されている。例えば、接合材料4A,4Bとして低融点ポリエステルが用いられる場合は、低融点ポリエステルの融点が100℃以上140℃以下であることが好ましい。
熱結合層10における接合材料4Aの含有量、熱結合層12における接合材料4Bの含有量は、30質量%以上50質量%以下であることが好ましく、35質量%以上45質量%以下であることがより好ましい。
熱結合層10,12の厚みは、特に限定されず、適切な範囲内で設定されている。熱結合層10の厚みは、熱結合層12の厚みと同一であってもよく、熱結合層12の厚みとは異なっていてもよい。
上述の構成では、表面層20の接着面20cに熱結合層10からの接合材料4Aが含浸すると共に熱融着し、表面層22の接着面22cに熱結合層12からの接合材料4Bが含浸すると共に熱融着している。
表面層20は基材2Aに加えて接合材料4Aを含み、表面層22は基材2Bに加えて接合材料4Bを含んでいる。ただし、表面層20における接合材料4Aの含有量は熱結合層10における接合材料4Aの含有量より少なく、形成後のパネル体1の表面に繊維特有の質感を維持することができる程度の含有量とされている。また、表面層22における接合材料4Bの含有量は熱結合層12における接合材料4Bの含有量より少なく、形成後のパネル体1の表面に繊維特有の質感を維持することができる程度の含有量とされている。このような構成では、熱結合層10の表面10aにも表面層20からの接合材料4Aが含浸すると共に熱融着し、熱結合層12の表面12cにも表面層22からの接合材料4Bが含浸すると共に熱融着している。
表面層20における接合材料4Aの含有量、表面層22における接合材料4Bの含有量は、5質量%以上20質量%以下であることが好ましく、7質量%以上15質量%以下であることがより好ましい。
中間層31,32は、パネル体1の厚み方向における中心付近に配置され、厚みによってパネル体1に膨らみと耐衝撃性を持たせる層である。
中間層31は接合材料4Aより融点の高い繊維材料6Aからなり、中間層32は接合材料4Bより融点の高い繊維材料6Bからなる。
繊維材料6A,6Bは、前述のように接合材料4A,4Bよりも高い融点を有し、接合材料4A,4Bを含浸させることができるものであれば、特に限定されない。繊維材料6A,6Bとしては、例えば基材2A,2Bと同様のもの、ガラス繊維、雑繊維、その他の化学繊維全般、ゴム、樹脂発泡体、ハニカム構造体等が挙げられる。なお、繊維材料6Aは、基材2A,2Bを構成する繊維または繊維材料6Bと同一であってもよく、これらの繊維とは異なっていてもよい。繊維材料6Bは、基材2A,2Bを構成する繊維または繊維材料6Aと同一であってもよく、これらの繊維とは異なっていてもよい。
中間層31,32の厚みは、特に限定されないが、パネル体1の耐衝撃性を充分に確保する点から、特に限定されず、適切な範囲内で設定されている。中間層31の厚みは、中間層32の厚みと同一であってもよく、表面層22の厚みとは異なっていてもよい。
接着層40は、中間層31,32同士を接着するために設けられ、シート状の接着層で構成されていてもよく、中間層31の接着面31cとは反対側の面31dまたは中間層32の接着面32cとは反対側の面32dに塗布された接着剤で構成されていてもよい。
前述のシート状の接着層や接着剤を構成する材料としては、例えば接合材料4A,4Bよりも低い融点を有するホットメルトを含むポリエステル、ポリエチレンやポリアミド、等が挙げられる。また、前述のシート状の接着材層としては、ホットメルトを含むポリエステル系の不織布等が挙げられる。
接着層40の厚みは、特に限定されず、適切な範囲内で設定されている。
パネル体1の周縁部には、該周縁部以外の部分に比べて厚さ寸法の小さい補強部50が設けられている。なお、補強部50は、パネル体1の周縁部とは異なる位置に設けられていてもよく、例えばパネル体1の中心部に設けられていてもよい。
<パネル体の製造方法>
本発明の一実施形態のパネル体の製造方法は、図1に示すパネル体1を製造するための方法であって、少なくとも第一積層工程と、第二積層工程と、第一加熱工程と、第二加熱工程と、接着工程と、を有している。
[第一積層工程]
本工程では、先ず、繊維材料6Aからなる中間層31の接着面31cに、繊維状の基材2Aと基材2Aより融点の低い接合材料4Aとを含む熱結合層10の裏面10bを当接させ、中間層31に熱結合層10を積層する。
次に、熱結合層10の表面10aに、基材2Aと、熱結合層10よりも少ない含有率で接合材料4Aとを含む表面層20を積層する。
[第二積層工程]
本工程では、先ず、繊維材料6Bからなる中間層32の接着面31cに、繊維状の基材2Bと基材2Bより融点の低い接合材料4Bとを含む熱結合層12の裏面12bを当接させ、中間層32に熱結合層12を積層する。
次に、熱結合層12の表面12aに、基材2Bと、熱結合層12よりも少ない含有率で接合材料4Bとを含む表面層22を積層する。
本工程は、第一積層工程の後に行ってもよく、第一積層工程と並行してもよい。
[第一加熱工程]
本工程は、第一積層工程の後に行う。
本工程では、図2に示すように、中間層31の接着面31cとは反対側の面31d(図2では省略)から矢印のように中間層31を加熱する。この際、所定の加熱温度(すなわち、接合材料4Aの融点以上かつ基材2A及び繊維材料6Aの融点未満の温度)で加熱する。この工程によって、熱結合層10の裏面10bから熱結合層10及び表面層20を所定の加熱温度で間接的に加熱する。
本工程により、中間層31と熱結合層10と表面層20がこの順に積層された積層体61を得る。
すなわち、本工程により、熱結合層10に含まれている接合材料4Aを表面層20の接着面20cに含浸させるとともに、中間層31の接着面31cにも含浸させる。また、表面層20に含まれている接合材料4Aを熱結合層10の表面10aに含浸させる。
[第二加熱工程]
本工程は、第二積層工程の後に行う。
本工程では、中間層32の接着面32cとは反対側の面32dから中間層32を所定の加熱温度で加熱する。この工程によって、熱結合層12の裏面12bから熱結合層12及び表面層22を所定の加熱温度で間接的に加熱する。
本工程により、中間層32と熱結合層12と表面層22がこの順に積層された積層体62を得る。
すなわち、本工程により、第一加熱工程と同様に、熱結合層12に含まれている接合材料4Bを表面層22の接着面22cに含浸させるとともに、中間層32の接着面32cにも含浸させる。また、表面層22に含まれている接合材料4Bを熱結合層12の表面12aに含浸させる。
[接着工程]
本工程は、少なくとも第一加熱工程及び前記第二加熱工程の後に行い、第一加熱工程及び前記第二加熱工程で得られた積層体61,62が接合材料4Aの融点未満の温度に冷却される前に行うことが好ましい。
本工程では、先ず、図3に示すように、接着層40を挟んで、積層体61の中間層31の接着面31cとは反対側の面31dと積層体62の中間層32の接着面32cとは反対側の面32dが対向するように積層体61,62を配置する。このような配置から、積層体61の表面層20の接着面20cとは反対側の面20d側にプレス板71のプレス面71pを当て、積層体62の表面層22の接着面22cとは反対側の面22d側にプレス板72のプレス面72pを当てる。プレス板71,72を互いに近づくように矢印の方向に移動させることによって、積層体62と接着層40と積層体61とがこの順に積層されたパネル体1を得る(プレス工程)。
すなわち、本工程では、上述したプレス工程により、熱結合層10の裏面10bと熱結合層12の裏面12bが対向するように熱結合層10と熱結合層12を配置し、熱結合層10及び熱結合層12の各々の表面10a,12aから裏面10b,12bに向かう方向に熱結合層10と熱結合層12とを押し当てて接着する。
[補強部形成工程]
本発明の一実施形態のパネル体の製造方法は、上述の工程に加えて補強部形成工程を備えている。
本工程では、パネル体1の周縁部の厚み寸法が周縁部以外の部分より厚み寸法より小さくなるように、パネル体1の周縁部にあたる位置において、積層体61,62を互いに近づける方向に強く押し当てる。これにより、図1に示すパネル体1に補強部50を形成する。
なお、本工程は、接着工程と同時に行ってもよい。その場合、例えば補強部50の形成位置に合わせて湾曲あるいは屈曲した形状を有するプレス板を用いてもよく、補強部50の形成方法は特に制限されない。
<間仕切り装置>
本発明の一実施形態の間仕切り装置81は、図4に示すように、上述のパネル体1Aと、パネル体1Aを床面に対して鉛直方向に向けて配置するとともに接地可能とするための脚部82と、を備えている。
パネル体1Aは、鉛直方向に立てられた状態で配置され、正面から見て矩形に形成されている。パネル体1Aの周縁部には、前述したように周縁部以外の部分よりも硬く形成された補強部50Aが設けられている。さらに、パネル体1Aの下部には、脚部82をパネル体1Aに取り付けるための補強部50Bが二箇所設けられている。
脚部82は、床面に設置され、水平方向(図4の紙面における左右方向)沿って延在する土台部84と、土台部84から鉛直方向上方に延び、先端86tがパネル体1Aの補強部50Bに取り付けられている支持部86と、を備えている。支持部86の先端86tは、ボルトや公知の取付具等によって補強部50Bに取り付けられている。
<天板付什器>
本発明の一実施形態の天板付什器の一例であるデスク装置(天板付什器)101は、図5に示すように、床面に接地する支持部102と、支持部102の上端に配された天板110と、天板110の奥側(図5の紙面における左側)に配置されたパネル体1Bと、パネル体1Bを天板110に連結するための連結具120と、を備えている。
支持部102は、床面に設置され、水平方向(図5の紙面における左右方向)に沿って延在する土台部104と、土台部104から鉛直方向上方に延びる支持柱106と、を備えている。
天板110は、支持柱106の先端106tに取り付けられ、上面110aが水平方向に沿うように配置されている。
パネル体1Bは、連結具120によって、天板110の上面110aに対して垂直となるように天板110に連結されている。また、パネル体1Bは、少なくとも天板110の上面110aよりも上方に延びるように、高さ方向の中央よりやや下方で天板110に連結されている。
本実施形態のパネル体1、間仕切り装置81、デスク装置101及びパネル体の製造方法の作用及び効果について説明する。
本実施形態のパネル体1によれば、熱結合層10及び熱結合層12が所定の加熱温度で加熱された際に、熱結合層10,12に含まれる接合材料4A,4Bを溶かし、熱結合層10,12に隣接する表面層20,22の接着面20c,22c及び中間層31,32の接着面31c,32cに含浸させると共に熱融着させることができる。また、熱結合層10,12に隣接するこれらの接着面に接合材料4A,4Bを熱融着させた後に所定の加熱温度未満で冷却することによって固まった接合材料4A,4Bによって、熱結合層10と表面層20及び中間層31と、熱結合層12と表面層22及び中間層32を良好に接着することができる。
また、所定の加熱温度では、パネル体1の表裏に露出している表面層20,22に含まれる基材2A,2Bを溶かす、あるいは変質させることなく、パネル体1において基材2A,2Bに起因する有機的で温かみのある印象を保つことができる。さらに、所定の加熱温度未満で接合材料4A,4Bが硬化することによって、パネル体1に強度を付与することができる。さらに、パネル体1の素材として主に繊維材料を用いることでで、パネル体1を安価かつ簡易に構成することができる。
また、本実施形態のパネル体1によれば、熱結合層10,12をとおして表面層20,22が所定の加熱温度で加熱された際に、表面層20,22に含まれている接合材料4A,4Bを溶かし、これらの表面層20,22に隣接する熱結合層10,12の表面10a,12aに含浸させると共に熱融着させることができる。そのため、表面層20,22と各々に隣接する熱結合層10,12との間で相互に接合材料4A,4Bを含浸させると共に熱融着させ、その後の冷却によって固めることができる。したがって、表面層20,22と各々に隣接する熱結合層10,12との接着強度およびパネル体1全体の強度を高くすることができる。また、表面層20,22における接合材料4A,4Bの含有量は熱結合層10,12における接合材料4A,4Bの含有量より少なく、表面層20,22の主体は基材2A,2Bとすることで、表面層20,22の有する有機的で温かみのある印象を保持することができる。
また、本実施形態のパネル体1によれば、中間層として熱結合層10,12の間に中間層31,32が挿入された分だけパネル体1の厚みが増し、パネル体1の有する有機的で温かみのある印象を深め、かつパネル体1の耐衝撃性を高くすることができる。
また、本実施形態のパネル体1によれば、中間層全体の厚み寸法を中間層31,32で構成し、比較的大きくした場合であっても、中間層31,32の間に接着層40を設けることによって、中間層31,32を安定して配設することができる。
また、本実施形態の間仕切り装置81、デスク装置101によれば、上述のように基材2A,2Bに起因する有機的で温かみのある印象と、硬化した接合材料4A,4Bに起因する充分な強度を有するパネル体1A,1Bを備えているので、執務空間において、執務者に威圧感や不快感を与えずに、天板上の作業スペースと外部空間とを区画し、執務者の視線を遮ることができる。
また、本実施形態のパネル体1の製造方法によれば、第一加熱工程及び第二加熱工程において熱結合層10,12に含まれる接合材料4A,4Bを溶かし、表面層20,22の接着面20c,22cにおける基材2A,2Bの繊維同士の隙間や中間層31,32に含浸させると共に熱融着させ、固めることができる。また、接着工程において前述のように隣接する層構造に含浸させた接合材料4A,4Bを硬化させ、熱結合層10,12の表面10a,12aから裏面10b,12bに向かう方向に熱結合層10を含む積層体61と熱結合層12を含む積層体62とを押し当てることで、表面層20,22、熱結合層10,12、中間層31,32及び接着層40を図1に例示するような層構造の順で良好に接着することができる。
また、繊維状の基材2A,2Bに起因する有機的で温かみのある印象と、充分な強度を有するパネル体1を安価で簡易に構成することができる。
以上、本発明の実施形態について図面等を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、パネル体1は、中間層31,32や接着層40を有さず、熱結合層10,12が直接接合されたものであってもよい。このような構成においても、熱結合層10に含まれる接合材料4Aが熱結合層12の裏面12bに含浸するとともに、熱結合層12に含まれる接合材料4Bが熱結合層10の裏面10bに含浸するので、表面層20,22、熱結合層10,12が良好に接着され、パネル体1と同様の効果を有するパネル体が得られる。
また、上述のパネル体において、熱結合層10,12が一体とされ、単層の熱結合層とされていてもよい。このような構成においても、単層の熱結合層に含まれる接合材料が熱結合層に隣接する表面層20,22の接着面20c,22cに含浸するので、表面層20,22と単層の熱結合層が良好に接着され、パネル体1と同様の効果を有するパネル体が得られる。
1,1A,1B パネル体
10 熱結合層(第一の熱結合層)
12 熱結合層(第二の熱結合層)
20,22 表面層
31 中間層(第一の中間層)
32 中間層(第二の中間層)
40 接着層
81 間仕切り装置
101 デスク装置(天板付什器)

Claims (5)

  1. 空間を区画するために使用されるパネル体であって、
    繊維状の基材と該基材より融点の低い接合材料とを含む第一の熱結合層と、
    繊維状の基材と該基材より融点の低い接合材料とを含む第二の熱結合層と、
    前記第一の熱結合層に接着され、前記接合材料より融点の高い繊維材料からなる第一の中間層と、
    前記第二の熱結合層に接着され、前記接合材料より融点の高い繊維材料からなる第二の中間層と、
    を備え、
    前記第一の熱結合層の一方の面と前記第二の熱結合層の一方の面には前記基材からなる表面層が接着され、
    前記第一の中間層と前記第二の中間層との間に接着層が設けられている
    ことを特徴とするパネル体。
  2. 前記表面層は前記接合材料を含み、
    前記表面層における前記接合材料の含有量は前記第一の熱結合層における前記接合材料の含有量より少ないことを特徴とする請求項1に記載のパネル体。
  3. 請求項1または請求項2に記載のパネル体を備えることを特徴とする間仕切り装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のパネル体を備えることを特徴とする天板付什器。
  5. 繊維状の基材と該基材より融点の低い接合材料とを含む第一の熱結合層の一方の面に前記基材からなる第一の表面層を積層し、前記第一の熱結合層の他方の面に第一の中間層を積層する第一積層工程と、
    前記第一積層工程後に、前記第一の中間層における前記第一の熱結合層接着面とは反対側の面から前記第一の熱結合層を前記接合材料の融点以上かつ前記基材の融点未満の温度で加熱する第一加熱工程と、
    前記基材と前記接合材料とを含む第二の熱結合層の一方の面に前記基材からなる第二の表面層を積層し、前記第二の熱結合層の他方の面に第二の中間層を積層する第二積層工程と、
    前記第二積層工程後に、前記第二の中間層における前記第二の熱結合層接着面とは反対側の面から前記第二の熱結合層を前記温度で加熱する第二加熱工程と、
    前記第一加熱工程及び前記第二加熱工程の後に、接着層を挟んで、前記第一の熱結合層の他方の面と前記第二の熱結合層の他方の面とが対向するように前記第一の中間層と前記第二の中間層を配置し、前記第一の熱結合層及び前記第二の熱結合層の各々の一方の面から他方の面に向かう方向に前記第一の中間層と前記第二の中間層とを押し当てて接着する接着工程と、
    を有することを特徴とするパネル体の製造方法。
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