JP2854574B1 - パーティション板およびその製造方法 - Google Patents

パーティション板およびその製造方法

Info

Publication number
JP2854574B1
JP2854574B1 JP2914098A JP2914098A JP2854574B1 JP 2854574 B1 JP2854574 B1 JP 2854574B1 JP 2914098 A JP2914098 A JP 2914098A JP 2914098 A JP2914098 A JP 2914098A JP 2854574 B1 JP2854574 B1 JP 2854574B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core plate
plate
core
partition
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2914098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11210130A (ja
Inventor
幸司 澤本
Original Assignee
リバー・ストーン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リバー・ストーン株式会社 filed Critical リバー・ストーン株式会社
Priority to JP2914098A priority Critical patent/JP2854574B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854574B1 publication Critical patent/JP2854574B1/ja
Publication of JPH11210130A publication Critical patent/JPH11210130A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 廃棄処分の際に分別が簡単で単一素材に容易
に選別さでき、リサイクルが極めて容易で、かつ、製造
が容易で、軽量で、十分な厚みと剛性を有し、装飾性に
優れ、防音性も良好な仕切り用パーティション板を提供
する。 【解決手段】 ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリル樹脂等
の合成樹脂製の芯板2を重ね合わせた重合芯板5と、重
合芯板5の表裏及び端部を覆い重ね合わせ部8内にはみ
出し端片21を挿入した芯板2と同じ合成樹脂製の合成
繊維の化粧表地6とからなり、重ね合わせ部8は挿入し
た化粧表地の端片21及び重合芯板5の重ね合わせ部8
自体が共に接着一体化されており、芯板を重ね合わせた
重合芯板5は、芯板2の一面を覆いかつ芯板の端部22
をくるんで芯板2の他面23に折り返した端片21を有
する1枚の芯板2とし、芯板2を中央に曲折部7を設け
て折り返し端片21側の他面23を内側に曲折した重合
芯板でからなる仕切り用パーティション板1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部屋や机の間仕切
り、とくにオフィスの間仕切りやオフィス用デスクの間
仕切りに使用する間仕切用パネルすなわちパーティショ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】部屋や机の間仕切り、とくにオフィスの
間仕切りやオフィス用デスクの間仕切りに使用する間仕
切用のパーティションは、木質の板材、金属板、合成樹
脂板、或いはこれらの表面を壁紙や化粧生地で覆った板
材やガラス板などと、それらの板体を保持しつ仕切りと
して立垂するための枠体や脚体、或いは、長尺にする接
合用枠体に組み合わせて構成されている。
【0003】従来のこのようなパーティションは、主と
して目隠しや防音を目的とするものであり、そのため、
これらの機能を持たせることを主眼とし、さらに装飾性
を高め、また、部屋の大きさを自由に変更することがで
きるものとし、さらに、仕切りの組み替え、すなわち室
内の模様替え等において労力の負担となることのないも
のが目的とされてきた。
【0004】ところで、近時、ゴミの増大にともない、
ゴミを廃棄処理する埋め立て地の不足や埋め立てたゴミ
から溶解して流出する有害物質の発生による環境汚染
や、ゴミの焼却によるダイオキシンの発生による環境汚
染、また、地球温暖化などによるごみ処理問題が大きな
社会問題となっている。とくに、粗大ゴミの処理問題は
製品を製造し販売する企業として責任が追求される時代
となってきている。従って、オフィス等や家庭における
室内の仕切りに使用する仕切り用のパーティションにお
いても、上記した従来の製品において、単に不要になっ
たということで、粗大ゴミとして廃棄処分にすることは
出来なくなってきており、可能な限りリサイクルして利
用することが求められており、これは単に環境問題に限
らず、資源の有効利用の面からも今後益々考慮しなけれ
ばならない問題である。そして、従来の仕切り用パーテ
ィションは、上記したようにその目的とするところが粗
大ゴミの処理に眼点が置かれていないことから、種々の
ことなる素材から構成されているため、リサイクルして
再利用するには、それらを単一の素材に分別することが
必要であり、ために多大の時間と労力を要することとな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の問題
点を解消することであり、すなわち、廃棄処分する際に
分別処理が簡単に行え、単一素材に容易に選別され、リ
サイクルが極めて容易で、かつ、製造が容易で、さらに
パーティションとして軽量で、十分な厚みと剛性を有
し、かつ装飾性において従来品に劣らず、防音性が良好
な仕切り用パーティション板を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、パーティション板を構成する芯材を硬
さのある合成樹脂板からなる段ボール状単板の複合板と
し、この段ボール状単板の複合板からなる芯材の表面
に、芯材の素材である合成樹脂と同一の合成樹脂からな
る合成繊維からなる装飾性の表面生地を張って、パーテ
ィション板とするものであり、さらに、このパーティシ
ョン板を製造する方法である。本発明で使用する合成樹
脂は、成形板としたとき、板体として立垂することの出
来る剛性と硬さを有し、かつ、合成繊維として織物ある
いは不織布となりうるものとする。さらに好ましくは、
加熱により熱溶着できるものとする。接着剤により接着
する場合は、同質の接着剤により接着されるものが好ま
しい。
【0007】即ち、本発明の請求項1の発明は、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂製の芯板を重
ね合わせた重合芯板と、該重合芯板の表裏及び端部を覆
い重合芯板の重ね合わせ部内に化粧表地端片を挿入した
同合成樹脂製の合成繊維の化粧表地とからなり、重合芯
板の重ね合わせ部は挿入した化粧表地端片及び重合芯板
重ね合わせ部自体が共に接着一体化されていることを特
徴とする仕切り用パーティション板である。
【0008】請求項2の発明は、芯板を重ね合わせた重
合芯板は、芯板一面を覆いかつ芯板端部をくるんで芯板
他面に端片を折り返した化粧表地端片を有する2枚の芯
板を、折り返し端片側の面を内面にして2枚重ね合わた
重合芯板であることを特徴とする請求項1の手段におけ
る仕切り用パーティション板である。
【0009】請求項3の発明は、芯板を重ね合わせた重
合芯板は、芯板一面を覆いかつ芯板端部をくるんで芯板
他面に端片を折り返した化粧表地を有する1枚の芯板を
中央に曲折部を設けて折り返し端片側の面を内側に曲折
して重ね合わせ部を中心に有する重合芯板であることを
特徴とする請求項1の手段における仕切り用パーティシ
ョン板である。
【0010】請求項4の発明では、曲折して重ね合わせ
た重合芯板は、芯板の曲折部を厚みの薄い薄厚芯板部と
し、曲折部の厚みを重合芯板の厚みにする大きさの外径
を有する円柱状芯を曲折部内に挿着してなることを特徴
とする請求項3の手段における仕切り用パーティション
板である。
【0011】請求項5の発明では、芯板は波状成形或い
はハニカム成形等されたスペーサーとなる中心板と該中
心板の両面に平板を貼り合わせた段ボール状単板を複合
してなる複合板であることを特徴とする請求項1ないし
請求項4のいずれかの手段における仕切り用パーティシ
ョン板である。
【0012】請求項6の発明では、請求項1ないし請求
項5のいずれかの手段における仕切り用パーティション
板を立垂用枠体に嵌合してなることを特徴とする仕切り
用パーティション板である。
【0013】次に、請求項7及び請求項8の発明は、上
記の本発明の仕切り用パーティション板の製造方法であ
る。
【0014】即ち、請求項7の発明は、ポリプロピレン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂からなる合成繊維の化
粧表地の中央部に、化粧表地と同じ合成樹脂からなり化
粧表地より寸法の小さい段ボール状単板の複合板から構
成した芯板の一面側を重ね、重ねた芯板よりはみ出た化
粧表地端片を芯板端部をくるんで芯板の他面に折り返
し、化粧表地端片を熱溶着により芯板他面に接着して、
パーティション板の半体を形成し、この半体を同様によ
り形成した同面積の他の半体とそれぞれの化粧表地端片
側を加熱して溶着状態にして重ね合わせて軽圧して熱溶
着することを特徴とする仕切り用パーティション板の製
造方法である。
【0015】請求項8の発明は、ポリプロピレン樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、
アクリル樹脂等の合成樹脂からなる合成繊維の化粧表地
の中央部に、化粧表地と同じ合成樹脂からなり化粧表地
より寸法の小さい段ボール状単板の複合板から構成しか
つ該複合板の中央部の曲折部のみを曲折幅の段ボール状
単板からなる薄厚芯板部とした芯板の一面側を重ね、重
ねた芯板よりはみ出た化粧表地端片で芯板端部をくるん
で芯板の他面に折り返し、化粧表地端片を芯板他面に熱
溶着により芯板他面に接着してパーティション板の2倍
面積大の半体を形成し、曲折部を重ね合わせ部の厚みと
する外径を有しかつ両端部を化粧表地でくるんだ円柱状
芯を芯板他面側の曲折部内に装着し、半体の芯板他面側
を内側にして半体内面同士を加熱して溶着状態にして重
ね合わせて軽圧して熱溶着することを特徴とする仕切り
用パーティション板の製造方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の仕切り用パーティション
板1の1実施の形態の斜視図である。仕切り用パーティ
ション板1はポリプロピレンの硬質板から形成した重合
芯板5及びその表面に張った重合芯板5と同じ合成樹脂
であるポリプロピレン繊維の化粧表地6からなってい
る。化粧表地6は、織物或いは不織布のいずれでも良
い。仕切り用パーティション板1は化粧表地6を張った
芯板2を曲折部7で曲折して重ね合わせて形成した板体
である。曲折部7には円柱状芯9を挿通して曲折部7の
外表面を滑らかな曲面とし、さらに曲折部7の重合芯板
2の部分を薄肉部10に形成して円柱状芯9とその周囲
の薄肉部10からなる曲折部7の厚さを重合芯板5の厚
さとしている。
【0017】芯板2は、ず2の(a)に一部はく離して
示すように、段ボール状単板14の2枚を内部の波板体
18である中心板17の向きを直交させて重ね合わせて
複合した複合板15からなっている。ところで段ボール
状単板14は2枚の平板16内に構造を軽くしかつ剛性
にするためのスペーサー13としての中心板17をサン
ドイッチ状に貼り合わせた構造からなる。図4に示すよ
うに、段ボール状単板14の中心板17はハニカム体1
8或いはその他の構造のスペーサー13とすることもで
きる。
【0018】上記の図1に示す仕切り用パーティション
板1の製造方法を図2及び図3により説明すると、ポリ
プロピレン樹脂からなる合成繊維の化粧表地6を準備
し、その中央部に、化粧表地6と同じ合成樹脂からなり
化粧表地6よりやや寸法の小さい大きさでかつパーティ
ション板1の2倍の大きさの長方形の段ボール状単板1
4を複合した複合板15からなる芯体2を載置する。こ
の載置する芯体2には予め複合板15の中央部に曲折部
7を形成する。先ず、曲折部7の曲折幅11に相当する
幅の複合板15の上段の段ボール状単板14を取り除い
て、パーティション板1の曲折部7の薄肉部10を形成
するための薄厚芯板12とする。この場合、残す下段の
段ボール状単板14の波板体18の波線の向きは曲折部
7の長手方向と同一として後で曲折し易いものとする。
以上のように化粧表地6の中央に芯体2を載置すると、
芯板よりはみ出た化粧表地6のはみ出し端片21で芯板
2の全ての端部22をくるんで芯板2の他面23に折り
返し、化粧表地端片21を芯板2の他面23に接着す
る。接着方法は、素材が全て熱溶融性のポリプロピレン
からなるので端片接着部24を加熱こて等で加熱して熱
溶着して、化粧表地6を張った芯板2を形成する。接着
するまでに時間を要するが接着剤で接着してもよい。し
かし、熱溶着は瞬時に行え効率的である。このように化
粧表地6を張った芯板2には、さらに中央の曲折部7に
両端部を化粧表地6でくるんだくるみ部3を設け芯板2
の幅と同じ長さの同一合成樹脂からなる円柱状芯9を載
置する。次いで、芯板他面23側を内側にして円柱状芯
9の周囲を巻き回して曲折して円柱状芯9を芯板他面2
3側の曲折部内に装着する。折り返した芯板他面23の
間に加熱鉄板25を挿入し、加熱鉄板25の両面に対抗
する芯板他面23の芯板2及び化粧表地の端片21を共
に加熱して溶融状にした後、加熱鉄板25を折り返した
芯板他面23の間から抜き去り、溶融状の両面を重ね合
わせて軽圧下して溶着する。上記の加熱溶融する温度
は、形状が消失することがなく表面層が溶融して溶着が
容易となる温度で、例えば、本例では190℃とする。
このようにして、仕切り用パーティション板1が得られ
る。勿論、この場合の接着加工も上記の熱溶着に限るこ
となく接着剤によってもよい。
【0019】次いで、本発明の他の実施の形態を図5及
び図6により説明する。これは仕切り用パーティション
板の大きさの2枚の段ボール状単板14の複合板15か
らなる2枚の芯板2を用意し、芯板2より大きな化粧表
地6をこの用意した芯板2の一面に張り、化粧表地5の
はみ出し端片21で芯板2の端部22をくるんで芯板2
の他面に折り返し、この折り返し部に端片接着部24を
形成して芯板2の他面と折り返したはみ出し端片21を
熱溶着し、一面に化粧表地6を張った芯板2からなるパ
ーティション板1の2枚の半板4を準備する。この2枚
の半体4の端片接着部24側を合わせ面にして重ね合わ
せ、その重ね合わせ部8内に加熱した鉄板を挿入し、加
熱鉄板25の両面に対抗する芯板他面23の芯板2及び
化粧表地6の端片21を共に加熱して溶融状にした後、
加熱鉄板25を抜き去り、溶融状の両面を重ね合わせて
軽圧下して溶着する。以上は勿論芯板2及び化粧表地6
ともに同一の合成樹脂からなるものとする。上記の加熱
溶融する温度は、形状が消失することがなく表面層が溶
融して溶着が容易となる温度で、例えば、本例では19
0℃とする。このようにして仕切り用パーティション板
1が得られる。この場合も、勿論、接着剤によって接着
加工してもよい。
【0020】以上の方法により得られたパーティション
板1を立垂用或いは接合用等の枠体26等にに嵌合して
立垂を容易にし、また、隣接同士のパーティションを接
続容易とする。図7の(a)は立垂用の枠体26を上記
で得たパーティション板1の下面に嵌合し仕切り用パー
ティション1としたものである。また、図6の(b)は
背中合わせに配置した2つのデスクの間にローパーティ
ションとして本発明のパーティションを設置した図であ
り、パーティション1は適宜枠体26で保持されて立垂
するようにしている。
【0021】図8は、個室を形成するパーティションに
本発明の複数のパーティション板1を枠体27にはめ込
み、枠体27で連設してなるものである。
【0022】本発明のパーティション板1は、段ボール
状単板12の重ね合わせ数を増減して重合芯板5を得る
ことで、任意厚さの芯板2からなる複合板とすることが
できる。また、一端に曲折部7を形成したパーティショ
ン板1は曲面内部に円柱状芯9を挿入したことで表面の
曲面形状が美しいので、この部分をパーティション体の
上端とするとき、従来のパーティションのように上部の
天カバーを必要としない。また、他の端部も化粧表地6
が芯板端部をくるんで巻き返して、重ね合わせ部8の内
部に化粧表地6の端片21が挿着されているので、この
重ね合わせ部8側のパーティション板1の端部も仕上が
りが均一であるので、従来のようにエンドカバーを必須
とするものでない。パーティションを立てるための枠や
隣接のパーティションとの接合用のジョイント枠や、パ
ーティションの向きを隣接部との境界で変更するための
Rようのポールを時として必要とする。
【0023】また、ハイパーティションを形成するとき
は、サイズのおおきな芯板2と化粧表地6を用意するの
みでよく、大きくても軽量であるので取り扱いが簡便で
容易である。したがって、本発明は単なる室内のパーテ
ィションのみに限らず、部屋と部屋を区切る壁体の壁面
にも利用できる。
【0024】以上のように、同一の、特に熱溶融性の合
成樹脂からなる化粧表地6及び芯板2を用いて形成して
いるので、これらのパーティション板1を廃棄処分する
ときでも、最小限の枠体などの異種の素材を取り外すだ
けで、そのまま溶融することがてき容易に再利用でき
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパーティ
ション板は、同一の素材の合成樹脂、とくに熱溶融性の
合成樹脂から構成しているので、不要となったときに容
易に一体で溶融処理できるので、廃棄処分に複雑な工程
を要すること無く、単に細かく砕くのみで容易に処理で
き、リサイクルが容易で、環境を破壊すること無く、ま
た、外見が美しいので枠体などを最少のものとすること
ができるなど、すぐれた作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパーティション板の斜視図である。
【図2】図1のパーティション板の製造工程を示す概略
図である。
【図3】図2に続く図1のパーティション板の製造工程
を示す概略図である。
【図4】パーティション板の素材の段ボール状単板のハ
ニカム体を示す図である。
【図5】本発明の他の実施形態のパーティション板の製
造工程を示す概略図である。
【図6】図5に続くパーティション板の製造工程を示す
概略図である。
【図7】本発明のパーティション板の使用状態を示す斜
視図である。
【図8】本発明のパーティション板のさらに他の使用状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パーティション板 2 芯板 3 くるみ部 4 半体 5 重合芯板 6 化粧表地 7 曲折部 8 重ね合わせ部 9 円柱状芯 10 薄肉部 11 曲折幅 12 薄厚芯部 13 スペーサー 14 段ボール状単板 15 複合板 16 平板 17 中心板 18 波状体 19 ハニカム体 20 枠体 21 はみ出し端片 22 端部 23 他面 24 端片接着部 25 加熱鉄板 26 枠体 27 デスク

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹
    脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリル樹脂等
    の合成樹脂製の芯板を重ね合わせた重合芯板と、該重合
    芯板の表裏及び端部を覆い重合芯板の重ね合わせ部内に
    化粧表地端片を挿入した同合成樹脂製の合成繊維の化粧
    表地とからなり、重合芯板の重ね合わせ部は挿入した化
    粧表地端片及び重合芯板の重ね合わせ部自体が共に接着
    一体化されていることを特徴とする仕切り用パーティシ
    ョン板。
  2. 【請求項2】 芯板を重ね合わせた重合芯板は、芯板一
    面を覆いかつ芯板端部をくるんで芯板他面に端片を折り
    返した化粧表地の端片を有する2枚の芯板を、折り返し
    端片側の面を内面にして2枚重ね合わた重合芯板である
    ことを特徴とする請求項1記載の仕切り用パーティショ
    ン板。
  3. 【請求項3】 芯板を重ね合わせた重合芯板は、芯板一
    面側を被覆しかつ芯板端部をくるんで芯板他面に端片を
    折り返した化粧表地を有する1枚の芯板を中央に曲折部
    を設けて、折り返し端片側の芯板他面側を内に曲折して
    重ね合わせ部を中に有する重合芯板であることを特徴と
    する請求項1記載の仕切り用パーティション板。
  4. 【請求項4】 曲折して重ね合わせた重合芯板は、芯板
    の曲折部を厚みの薄い薄厚芯板部とし、曲折部の厚みを
    重合芯板の厚みにする大きさの外径を有する円柱状芯を
    曲折部内に挿着してなることを特徴とする請求項3記載
    の仕切り用パーティション板。
  5. 【請求項5】 芯板は波状成形或いはハニカム成形等さ
    れたスペーサーとなる中心板と該中心板の両面に平板を
    貼り合わせた段ボール状単板を複合してなる複合板であ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の仕切り用パーティション板。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の仕切り用パーティション板を立垂用或いは接合用等
    の枠体に嵌合してなることを特徴とする仕切り用パーテ
    ィション板。
  7. 【請求項7】 ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹
    脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリル樹脂等
    の合成樹脂からなる合成繊維の化粧表地の中央部に、化
    粧表地と同じ合成樹脂からなり化粧表地より寸法の小さ
    い段ボール状単板の複合板から構成した芯板の一面側を
    重ね、重ねた芯板よりはみ出た化粧表地端片を芯板端部
    をくるんで芯板の他面に折り返し、化粧表地端片を熱溶
    着により芯板他面に接着して、パーティション板の半体
    を形成し、この半体を同様により形成した同面積の他の
    半体とそれぞれの化粧表地端片側を加熱して溶着状態に
    して重ね合わせて軽圧して熱溶着することを特徴とする
    仕切り用パーティション板の製造方法。
  8. 【請求項8】 ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹
    脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリル樹脂等
    の合成樹脂からなる合成繊維の化粧表地の中央部に、化
    粧表地と同じ合成樹脂からなり化粧表地より寸法の小さ
    い段ボール状単板の複合板から構成しかつ該複合板の中
    央部の曲折幅部のみを段ボール状単板からなる薄厚芯板
    部とした芯板の一面側を重ね、重ねた芯板よりはみ出た
    化粧表地端片で芯板端部をくるんで芯板の他面に折り返
    し、化粧表地端片を芯板他面に熱溶着により芯板他面に
    接着してパーティション板の2倍面積大の半体を形成
    し、曲折部を重ね合わせ部の厚みとする外径を有しかつ
    両端部を化粧表地でくるんだ円柱状芯を芯板他面側の曲
    折部内に装着し、半体の芯板他面側を内側にして半体内
    面同士を加熱して溶着状態にして重ね合わせて軽圧して
    熱溶着することを特徴とする仕切り用パーティション板
    の製造方法。
JP2914098A 1998-01-26 1998-01-26 パーティション板およびその製造方法 Expired - Lifetime JP2854574B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2914098A JP2854574B1 (ja) 1998-01-26 1998-01-26 パーティション板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2914098A JP2854574B1 (ja) 1998-01-26 1998-01-26 パーティション板およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2854574B1 true JP2854574B1 (ja) 1999-02-03
JPH11210130A JPH11210130A (ja) 1999-08-03

Family

ID=12267984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2914098A Expired - Lifetime JP2854574B1 (ja) 1998-01-26 1998-01-26 パーティション板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2854574B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2880695C (en) 2012-10-18 2015-09-01 I.G. Cardboard Technologies Ltd. Structural element comprising cardboard
SG11201507426PA (en) 2013-03-15 2015-10-29 Ig Cardboard Technologies Ltd Cardboard-based structure
SG11201508379WA (en) 2013-05-02 2015-11-27 Ig Cardboard Technologies Ltd Cardboard-based unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11210130A (ja) 1999-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2851244B2 (ja) 多層積層体および多層積層体パネルを製造する方法
US5853843A (en) Recyclable headliner material
US5437919A (en) Lining part for motor vehicles and a method for the manufacture thereof
JP3450003B2 (ja) 繊維から格子状構造体を製造する方法及び装置
PL324520A1 (en) Collapsible honeycomb structure
KR20070056000A (ko) 열성형 가능한 음향 물품
JP2012152982A (ja) 積層板及び成形体
JP2854574B1 (ja) パーティション板およびその製造方法
US20050142335A1 (en) Translating an aesthetically pleasing surface on an acoustic substrate to the edge of the finished acoustical product
JP2006526124A (ja) 折畳み可能なエンジンカバー用絶縁要素
JPH0311271B2 (ja)
JPH08164053A (ja) 紙製ハンガー
JP2001232708A (ja) 内装材および該内装材の製造方法
JPS5971817A (ja) 熱可塑性樹脂製段ボ−ルの接合方法
JPH046893Y2 (ja)
CA2012858C (en) Method of producing corrugated fiberboard article
JPH1018153A (ja) 車輌を含めたインテリア資材用の繊維基材
JP2001277404A (ja) 成型用自動車内装天井材及びその製造方法
JP2002266488A (ja) 壁仕上げ構造とその施工方法及びそのリサイクル方法
JPH1016660A (ja) 自動車天井材
JP6839552B2 (ja) パネル体、間仕切り装置、天板付什器及びパネル体の製造方法
JP2003291235A (ja) 建材パネルおよびその製造方法
JPH11200552A (ja) 建材用パネル及びその製造方法
JP3340136B2 (ja) 車体屋根内部ライニング用の自己支持型ライナー
JPH11192897A (ja) 内装材の端末構造