JP6924034B2 - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP6924034B2
JP6924034B2 JP2017016108A JP2017016108A JP6924034B2 JP 6924034 B2 JP6924034 B2 JP 6924034B2 JP 2017016108 A JP2017016108 A JP 2017016108A JP 2017016108 A JP2017016108 A JP 2017016108A JP 6924034 B2 JP6924034 B2 JP 6924034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorber
basis weight
width direction
longitudinal direction
absorbent article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017016108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018121864A (ja
Inventor
望 前谷
望 前谷
工藤 淳
淳 工藤
健太 谷口
健太 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2017016108A priority Critical patent/JP6924034B2/ja
Priority to TW106217306U priority patent/TWM565554U/zh
Priority to PCT/JP2018/001026 priority patent/WO2018142920A1/ja
Publication of JP2018121864A publication Critical patent/JP2018121864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924034B2 publication Critical patent/JP6924034B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/47Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/53Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/53Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
    • A61F13/531Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad
    • A61F13/532Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad inhomogeneous in the plane of the pad
    • A61F13/533Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad inhomogeneous in the plane of the pad having discontinuous areas of compression

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
経血などの排泄液を吸収する吸収性物品として生理用ナプキンが知られている。同ナプキンは、互いに直交する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有している。また、同ナプキンは、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に、液体吸収性繊維を主材とする吸収体を有している。このような生理用ナプキンの例として、特許文献1には、適宜なスリットを設けることにより吸収体を変形しやすくすることで、装着時において装着者の身体にフィットしやすく液漏れが生じにくい生理用ナプキンが開示されている。
特開2008−93289号
特許文献1に記載された生理用ナプキンを装着した状態で、装着者が歩行等の運動を行った場合、臀部(お尻)の左右が別々に上下運動するのに対して、臀部にフィットした状態の吸収体が臀部の運動に十分追従できない場合がある。例えば、ナプキンの吸収体が臀部に対して平面的にフィットしている状態で臀部が運動する場合、吸収体は平面形状を維持し続けることから、吸収体が肌に接触したり離れたりすることによりフィット性が悪化し、着用者に不快感を与えるおそれがある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、装着した状態で装着者が運動をした場合であっても、良好なフィット性を実現可能な吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、
液吸収性の吸収体と、
前記長手方向に間隔を空けて、前記幅方向に沿って設けられた複数の折り目と、
を備え、
前記吸収体は、前記複数の折り目のうち、前記長手方向において装着者の排泄口と当接する排泄口当接領域の後側であって、前記排泄口当接領域に最も近い位置に配置されている後側折り目よりも後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだくびれ部を有しており、
複数の圧搾部が前記長手方向の後側から前側へ、かつ、前記幅方向の外側から内側へ向かって並んだ線状圧搾部を有し、
前記線状圧搾部を前記幅方向の外側に向けて延長した延長線と、前記くびれ部における前記吸収体の外縁とが交差し、
前記線状圧搾部を前記幅方向の外側に向けて延長した延長線と、前記くびれ部のうち前記吸収体の幅が最も狭くなる位置における前記吸収体の外縁とが交差する、ことを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、装着した状態で装着者が運動をした場合であっても、良好なフィット性を実現可能な吸収性物品を提供することができる。
ナプキン1を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。 ナプキン1を厚さ方向の非肌側から見た概略平面図である。 図1中のA−A矢視で示す概略断面である。 吸収体10を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。 吸収体10の長手方向の後側領域について拡大して表した平面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、液吸収性の吸収体と、前記長手方向に間隔を空けて、前記幅方向に沿って設けられた複数の折り目と、を備え、前記吸収体は、前記複数の折り目のうち、前記長手方向において装着者の排泄口と当接する排泄口当接領域の後側であって、前記排泄口当接領域に最も近い位置に配置されている後側折り目よりも後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだくびれ部を有している、ことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、装着時において、吸収体の後側領域がくびれ部を基点として斜めにねじれるように折れ曲がり変形しやすくなる。したがって、当該吸収体の後側領域が、装着者の身体(臀部)の曲面に対してしっかりと面でフィットしつつ、臀部の動きにも追従して変形しやすくなり、良好なフィット性を実現することができる。
かかる吸収性物品であって、複数の圧搾部が前記長手方向の後側から前側へ、かつ、前記幅方向の外側から内側へ向かって並んだ線状圧搾部を有し、前記線状圧搾部を前記幅方向の外側に向けて延長した延長線と、前記くびれ部における前記吸収体の外縁とが交差する、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、くびれ部において吸収体の外縁を基点として形成される折れ曲がり線が、線状圧搾部に導かれやすくなり、吸収体の折れ曲がり変形を線状圧搾部に沿った方向に誘導しやすくなる。これにより、吸収体の折れ曲がり変形をより正確に制御することが可能となり、吸収性物品装着時における吸収体のフィット性を向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記線状圧搾部を前記幅方向の外側に向けて延長した延長線と、前記くびれ部のうち前記吸収体の幅が最も狭くなる位置における前記吸収体の外縁とが交差する、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収体の外縁と線状圧搾部との間の距離が最も小さくなるため、くびれ部において吸収体の外縁を基点として形成される折れ曲がり線が、線状圧搾部に沿った方向により誘導されやすくなる。したがって、吸収性物品装着時における吸収体のフィット性をより向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記くびれ部よりも前記長手方向の後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだ第2くびれ部を有している、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、2カ所のくびれ部をそれぞれ基点として吸収体が段階的に折れ曲がり変形することにより、臀部の複雑な運動により追従しやすくなり、フィット性をより向上させることができる。また、くびれ部が複数設けられていることにより、吸収体の後側領域において、外観が略雲形の形状となり、デザイン性が向上すると共に、使用者に安らぎや安心感等のイメージを与えることができる。
かかる吸収性物品であって、複数の圧搾部が前記長手方向の後側から前側へ、かつ、前記幅方向の外側から内側へ向かって並んだ線状圧搾部であって、前記幅方向の外側に延長した際に、前記くびれ部において前記吸収体の外縁と交差する第1線状圧搾部と、前記幅方向の外側に延長した際に、前記第2くびれ部において前記吸収体の外縁と交差する第2線状圧搾部と、を有し、前記第1線状圧搾部の延長線と前記第2線状圧搾部の延長線との交点は、前記吸収体と重複していない、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、2つの線状圧搾部にそれぞれ誘導された2つの折り曲げ線が吸収体の表面において交差する場合、当該交差した部分で吸収体が集中的に折れ曲がることにより、吸収体がへたりやすくなったり、液吸収性が悪化したりするおそれがある。これに対して、2つの線状圧搾部の延長線の交点が吸収体と重複しないようにすることで、このような問題が生じることを抑制することができる。
かかる吸収性物品であって、前記くびれ部の前記長手方向の前側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、前記くびれ部の前記長手方向の後側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、が異なる大きさである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、くびれ部の長手方向における前側の領域と後側の領域とで吸収体の幅が異なり、剛性に差が生じるため、吸収体が折れ曲がり変形を生じやすくなる。すなわち、くびれ部の形状を調整することにより吸収体の折れ曲がり変形を制御しやすくすることができる。これにより、吸収体のフィット性を向上させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記くびれ部の前記長手方向の前側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度が、前記くびれ部の前記長手方向の後側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度よりも小さい、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、くびれ部を基点として折れ曲がり変形が生じる際に、折れ曲がり線が長手方向の後側から前側、かつ、幅方向の外側から内側へ誘導されやすくなる。また、折れ曲がり線の方向が制御されやすくなることにより、吸収体に余計な皺やよれが生じるのを抑制し、装着時におけるフィット性をより高めることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、所定の坪量を有しており、前記吸収体は、前記長手方向の後側において前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の両側低坪量部を有し、前記長手方向において、前記両側低坪量部は、前記後側折り目と少なくとも一部の領域で重複している、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、両側低坪量部が設けられている位置において、吸収体の坪量がその前後の領域の坪量よりも小さく、剛性が低くなっている。またその低剛性部分が後側折り目と少なくとも一部で重複することにより、吸収体は両側低坪量部の位置において自然に折れ曲がり変形を生じやすくなる。これにより、吸収性物品の装着時において、両側低坪量部よりも長手方向の後側の領域が着用者の臀部に面でフィットしやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記一対の両側低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、両側低坪量部の坪量がゼロであることから、該両側低坪量部の前後の領域との剛性差がより大きくなり、吸収体は両側低坪量部の位置において折れ曲がり変形をより生じやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記両側低坪量部が設けられている部分における前記吸収体の幅の最小値は、前記くびれ部における前記吸収体の幅の最小値よりも大きい、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、両側低坪量部では吸収体の長手方向における折れ曲がり変形をより安定して生じやすくすることができる。一方、くびれ部では吸収体が過度に内側に凹むことが抑制され、面積を広く取ることができるため、吸収体の後側領域が装着者の臀部を広く覆うことができるようになると共に、当該領域における吸収体の液吸収性能(吸収容量)を十分に確保することが可能となる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記長手方向の後側において、前記幅方向において前記一対の両側低坪量部の間に設けられ、前記長手方向に所定の長さを有し、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった帯状の帯状低坪量部を有している、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、装着時において、吸収体の長手方向後側領域のうち帯状低坪量部によって幅方向に分割された領域が、それぞれ着用者の臀部の運動に追従して個別に動作することが可能となる。したがって、着用者の臀部において吸収体が肌に触れたり離れたりすることが抑制され、フィット性を向上させることができる。また、くびれ部を基点として生じる吸収体の折れ曲がり変形(ねじれ変形)が、左右独立して生じるようになるため、装着者が歩行等を行った場合でも、吸収体が臀部によりフィットしやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記帯状低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収体の長手方向後側の領域のうち帯状低坪量部によって幅方向に分割された各領域が互いに切り離された状態となっているため、当該各領域の変形が互いに干渉され難く、自由に変形しやすくなる。これにより、各領域がそれぞれ臀部の動きに追従しやすくなり、フィット性がより向上する。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記後側折り目よりも前記長手方向の前側の領域に、前記くびれ部を有していない、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収体の長手方向前側領域の面積を広く確保することが可能となるため、当該前側領域における液体吸収容量を大きくして尿漏れ等を効率的に抑制することができる。
===実施形態===
<生理用ナプキンの構成>
本実施形態に係る吸収性物品の一例として生理用ナプキン1(以下、単にナプキン1とも呼ぶ)について説明する。なお、以下の説明では吸収性物品の例として生理用ナプキンについて説明するが、本実施形態の吸収性物品には、所謂おりものシート(例えばパンティライナー)等も含まれており、生理用ナプキンに限定されるものではない。
図1は、ナプキン1を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。図2はナプキン1を厚さ方向の非肌側から見た概略平面図である。図3は、図1中のA−A矢視で示す概略断面である。図4は、吸収体10を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。また、以下の説明では、図1〜図4に示すように、各方向を定義する。すなわち、ナプキン1の製品長手方向に沿った「長手方向」と、ナプキン1の製品短手方向に沿って長手方向と直交する「幅方向」と、長手方向及び幅方向とそれぞれ直交する「厚さ方向」と、を定義する。長手方向は、ナプキン1の使用時において使用者の腹側となる方向である「前側」と、使用者の背側となる方向である「後側」とを有する。厚さ方向は、ナプキン1の着用時に着用者の肌と当接する側(図3において上側)である「肌側」と、その逆側(図3において下側)である「非肌側」とを有する。
ナプキン1は、平面視縦長形状のシート状部材であり、一対のサイドシート2と、トップシート3と、セカンドシート4と、吸収体10と、バックシート5とが厚さ方向の肌側から非肌側へと順に積層されて形成されている(図3参照)。そして、これら各部材2,3,4,10,5は、それぞれ、厚さ方向に隣接する部材と、ホットメルト接着剤等の接着剤(不図示)で接合されている。なお、接着剤の塗布パターンとしては、Ωパターンやスパイラルパターン、ストライプパターン等を例示できる。
また、ナプキン1は、吸収体10が設けられたナプキン本体部20と、ナプキン本体部20の長手方向中央領域から幅方向の両外側に延出した一対のウイング部30とを有する。このウイング部30が設けられる長手方向中央領域は、ナプキン1の装着時において装着者の排泄口(股下部)と当接する領域である。すなわち、ナプキン1は長手方向の中央部に「排泄口当接領域」を有している。また、便宜上、排泄口当接領域よりも長手方向の後側の領域を単に「後側領域」と呼び、排泄口当接領域よりも長手方向の前側の領域を単に「前側領域」と呼ぶ場合がある。
トップシート3は、液透過性のシートであり、エアスルー不織布等を例示できる。バックシート5は、液不透過性のシートであり、ポリエチレン(PE)の樹脂フィルム等を例示できる。サイドシート2は、液透過性のシートであっても液不透過性のシートであってもよく、トップシート3と同じエアスルー不織布等を例示できる。トップシート3及びバックシート5は、平面サイズが吸収体10よりも大きくされている。そして、図1及び図2に示されるように、サイドシート2及びトップシート3と、バックシート5との外周縁部2e,3e,5e同士が接着又は溶着で接合されることにより、これらのシート同士の間に吸収体10が保持されている。また、一対のサイドシート2は、トップシート3の幅方向の両側部から幅方向の外側に延出しており、バックシート5と共に一対のウイング部30を形成する。
セカンドシート4は、液透過性のシートであり、トップシート3と同じエアスルー不織布等を例示できる。セカンドシート4は、吸収体10の肌側面上に設けられ、経血等の排泄物の逆戻り防止、排泄物の拡散向上、及びクッション性の向上等の役割を果たす。但しナプキン1がセカンドシート4を有さなくてもよい。
ナプキン本体部20の厚さ方向における非肌側面(つまりバックシート5の非肌側面)には、長手方向に沿った複数の帯状の領域に適宜な接着剤HMAを塗布することにより形成された本体部用粘着部21が設けられている。ナプキン1の使用時に本体部用粘着部21は下着等の肌側面に貼り付けられ、これによりナプキン1は下着等に固定される。本実施形態では、図2に示されるように、長手方向の中央部に配置された中央本体部用粘着部21cと、中央本体部用粘着部21cよりも長手方向の前側に配置された前側本体部用粘着部21fと、中央本体部用粘着部21cよりも長手方向の後側に配置された後側本体部用粘着部21rと、が設けられている。
同様に各ウイング部30の厚さ方向における非肌側面(つまりバックシート5の非肌側面)には、ウイング部用粘着部31が設けられている。ナプキン1の使用時にウイング部30は非肌側に折り曲げられ、ウイング部用粘着部31は下着等の非肌側面に貼り付けられ、これによりナプキン1は下着等に固定される。図2に示すウイング部用粘着部31は長手方向に長辺を有する長方形状の粘着部である。なお、上記の本体部用粘着部21及びウイング部用粘着部31の形状、数、大きさ等は図2に示すものに限らない。
吸収体10は、経血等の液体(排泄物)を吸収して内部に保持する部材であり、吸収性コア12と、吸収性コア12よりも厚さ方向の肌側に上層シート11と、吸収性コア12よりも厚さ方向の非肌側に下層シート13とを有する。吸収性コア12は、液体吸収性繊維を有するものであればよく、パルプ繊維等の液体吸収性繊維に高吸収性ポリマー(所謂SAP)を含有するものを例示できる。上層シート11は、液透過性のシートであり、ティッシュペーパー等を例示できる。下層シート13は、液透過性のシートであっても液不透過性のシートであってもよく、SMS(スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド)不織布等を例示できる。吸収性コア12、上層シート11及び下層シート13は、平面形状が同じであり、厚さ方向に積層されている。各部材11〜13は接着剤によって互いに接合されていても接合されていなくてもよいとする。
吸収体10は所定の坪量m10を有するように形成されている。ここで、坪量とは、単位面積当たりの質量のことであり、吸収体10は、ほぼ全領域において坪量m10がほぼ均一となるように形成されている。均一な坪量m10で形成されることにより、吸収体10が平面形状を保ちやすくなり、ナプキン1の装着時において、吸収体10を装着者の身体に面形状でフィットさせやすくなる。なお、本実施形態の吸収体10における所定の坪量m10の大きさは100〜500(g/mm2)程度である。
一方、吸収体10の一部の領域の坪量は、所定の坪量m10よりも低くなっている。具体的には、長手方向の前側(長手方向の中央よりも前側であって、本実施形態ではウイング部30よりも前側)において吸収体10の幅方向両側に設けられた一対の前方両側低坪量部15(図4においては斜線部で示されている)における坪量m15、及び、長手方向の後側(長手方向の中央よりも後側であって、本実施形態ではウイング部30よりも後側)において、吸収体10の幅方向両側に設けられた一対の後方両側低坪量部16(図4においては斜線部で示されている)における坪量m16が、所定の坪量m10よりも低くなっている。同様に、長手方向の前側において一対の前方両側低坪量部15の幅方向の間に設けられ、長手方向に所定の長さを有する帯状の前方帯状低坪量部17(図4においてはクロスハッチングで示されている)における坪量m17、及び、長手方向の後側において一対の後方両側低坪量部16の幅方向の間に設けられ、長手方向に所定の長さを有する帯状の後方帯状低坪量部18(図4においてはクロスハッチングで示されている)における坪量m18が、所定の坪量m10よりも低くなっている。詳細は後述するが、低坪量部15〜18を有していることにより、ナプキン1の装着時において着用者の身体形状にあわせて吸収体10が変形しやすくなり、フィット性をより向上させることができる。
なお、本実施形態では、各低坪量部15〜18における坪量m15〜m18が、いずれもゼロ(g/mm2)である。すなわち、吸収体10のうち低坪量部15〜18に相当する領域が切り欠かれた状態となっている。但し、低坪量部15〜18の坪量m15〜m18が所定の坪量m10よりも低ければ、必ずしもゼロである必要は無く、また、m15〜m18がそれぞれ異なる大きさを有していても良い。
吸収体10には、ウイング部30よりも長手方向の後側の領域において、幅方向の両側が幅方向の内側に凹むことによって吸収体10の幅が狭くなった部分であるくびれ部19が形成されている(図1参照)。該くびれ部19では、長手方向における前側端19lfの位置から長手方向の外側(後側)に向かって徐々に吸収体10の幅が狭くなっていき、長手方向の19lcの位置において吸収体10の幅が最も狭くなる。同様に、長手方向における後側端19lrの位置から長手方向の内側(前側)に向かって徐々に吸収体10の幅W16が狭くなっていき、長手方向の19lcの位置において吸収体10の幅が最も狭くなる。すなわち、くびれ部19は、長手方向における19lfと19lrとの間の領域で、吸収体10の幅が狭くなった部分のことを言う。
本実施形態の吸収体10は、図4に示されるように、後方両側低坪量部16よりも長手方向の後側(すなわち、後述する後側折り目F2よりも後側)において、幅方向の両側が幅方向の内側に凹むことによって幅が狭くなった部分である第1くびれ部191を有している。そして、第1くびれ部191よりも長手方向の後側において、幅方向の両側が幅方向の内側に凹むことによって幅が狭くなった部分である第2くびれ部192を有している。なお、くびれ部191,192は、吸収体10の幅方向両側が切り欠かれることによって形成されるのであっても良いし、吸収体10を製造する過程において、くびれ部191,192が形成されるように吸収体10の基材が積層されるようにしても良い。また、他の方法によって形成されるのであっても良い。
ナプキン1には、厚さ方向の肌側から非肌側に向かって凹んだ部位であり、隣接する部位に比べて液体吸収性繊維の密度の高い圧搾部40(凹部)が複数設けられている(図1参照)。圧搾部40では、トップシート3、セカンドシート4、及び吸収体10の厚さ方向の全域が、厚さ方向の肌側から圧搾(エンボス加工)され、接合一体化されている。これら複数の圧搾部40は、狭い間隔で隣り合いつつ、吸収体10の外縁に沿うように配置された線状圧搾部41と、隣り合う圧搾部40同士の間隔が広い点状圧搾部42とを形成している。但し、上記に限らず、吸収体10にのみ圧搾部40を設けたり、トップシート3から吸収性コア12の厚さ方向肌側の一部までにしか圧搾部40を設けなかったり、バックシート5から吸収体10に圧搾部40を設けたりしてもよい。また、各圧搾部41,42の配置パターンも図1に示すものに限らない。
吸収体10において、圧搾部40とそれに隣接する部位とでは、液体吸収性繊維の坪量が等しいとし、圧搾部40では液体吸収性繊維の圧搾によってその密度が高くなったとする。なお、圧搾部40とそれに隣接する部位との液体吸収性繊維の密度の比較は周知の方法で行えばよい。例えば、吸収体10を厚さ方向に切った断面を電子顕微鏡等により撮影し、圧搾部40と隣接する部位とで繊維の密度差を目視で比較したり、各部位の繊維の本数で比較したりするとよい。その他、圧搾部40と隣接する部位とを吸収体10から切り出して、各部位の質量を面積で除することで坪量(g/cm)を算出し、その坪量を厚さで除することで繊維密度(g/cm)を算出して比較してもよい。
また、本実施形態のナプキン1は、製品として市場に出荷される際の個別包装状態において、長手方向の所定の位置に設定された前側折り目F1及び後側折り目F2におい長手方向に三つ折りに折り畳まれる。前側折り目F1は、図1に示されるように長手方向の前側(排泄口当接領域よりも前側)において、幅方向に沿って形成され、長手方向において前方両側低坪量部15の少なくとも一部と重服する位置に配置されている。同様に、後側折り目F2は、長手方向の後側(排泄口当接領域よりも後側)において、幅方向に沿って形成され、長手方向において後方両側低坪量部16の少なくとも一部と重服する位置に配置されている。なお、ナプキン1に設けられる折り目の数や位置は必ずしもこれに限られるものではない。例えば、後側折り目F2よりも後側にさらに折り目が設けられていても良い。
<ナプキン1のフィット性について>
ナプキン1は、上述した本体部用粘着部21及びウイング部用粘着部31を用いて下着(ショーツ)の肌側面に固定された状態で該下着を引き上げることによって装着される。そして、本実施形態の吸収体10は、一対の前方両側低坪量部15が設けられている位置において、その前後の領域よりも坪量が小さく、剛性が低くなっている。そのため、吸収体10は前方両側低坪量部15の位置を基点として長手方向に折れ曲がりやすく、該前方両側低坪量部15よりも長手方向前側の領域が着用者の腹部にフィットしやすくなっている。特に本実施形態では、前方両側低坪量部15の坪量がゼロであることから、前方両側低坪量部15の前後の領域との剛性差がより大きくなり、吸収体10は前方両側低坪量部15の位置において自然に折れ曲がり変形を生じやすくなる。同様に、吸収体10は、一対の後方両側低坪量部16が設けられている位置において、その前後の領域よりも坪量が小さく、剛性が低くなっている。そのため、吸収体10は後方両側低坪量部16を基点として長手方向に折れ曲がりやすく、該後方両側低坪量部16よりも長手方向の後側の領域が着用者の臀部に面でフィットしやすくなっている。そして、後方両側低坪量部16の坪量がゼロであることから、後方両側低坪量部16の前後の領域との剛性差がより大きくなり、吸収体10は後方両側低坪量部16の位置において自然に折れ曲がり変形を生じやすくなる。
なお、ナプキン1では、吸収体10の長手方向において前方両側低坪量部15と重複する位置に前側折り目F1が設けられ、後方両側低坪量部16と重複する位置に後側折り目F2が設けられている。前側折り目F1及び後側折り目F2によってあらかじめ吸収体10に折り癖がつけられているため、長手方向における前方両側低坪量部15及び後方両側低坪量部16の位置に、折れ曲がり基点がより形成されやすい。したがって、個別包装状態を解いてすぐにナプキン1を使用した場合であっても、ナプキン1の前側領域及び後側領域を着用者の腹部及び臀部にしっかりとフィットさせることができる。
ところで、ナプキン1のような生理用ナプキン(吸収性物品)は、一般に着用者が着用した状態でストレスや不快感を生じさせることなく日常生活を送れることが要求される。しかしながら、従来の生理用ナプキンでは、着用者が身体を動かした際にフィット性が悪化してしまう場合があった。例えば、着用者が生理用ナプキンを着用した状態で歩行を行う場合、臀部(背側)において左右の大臀筋が交互に上下運動する。このとき、吸収体の後側領域が平面形状を維持し続けていると、ねじれ変形のような3次元的な変形が生じ難く、臀部の運動に対して吸収体が十分に追従することが困難になる。このような状態では、臀部の左右で吸収体が肌に触れたり離れたりすることが繰り返され、着用者に不快感や違和感を生じさせやすくなる。また、装着者が身体を動かした際に、吸収体に不規則な皺や折れ目が形成されることによって吸収体がよれやすくなり、フィット性が悪化するおそれがある。
これに対して、本実施形態のナプキン1の吸収体10は、長手方向において、第2折り目F2よりも後側(すなわち、後方両側低坪量部16よりも後側)にくびれ部19が設けられている。このくびれ部19における幅W19(図5参照)は吸収体10の他の領域における幅よりも短いため、ナプキン1の着用時に吸収体10を長手方向や幅方向に折り曲げようとする力(応力)が作用した際には、該くびれ部19において応力集中が生じやすい。したがって、吸収体10はくびれ部19を基点として折れ曲がり変形を生じやすくなる。
図5は、吸収体10の長手方向の後側領域について拡大して表した平面図である。図5において、吸収体10の表面に応力が作用すると、第1くびれ部191における吸収体10の外縁(エッジ)部から幅方向の反対側(内側)に向けて、かつ、長手方向の後側から前側(後側折り目F2側)に向けて折れ曲がり変形が生じる。図5では、第1くびれ部191にて形成される折れ曲がり線の方向を破線で示している。ナプキン1の着用時において、吸収体10の後側領域が破線で示されるような折れ曲がり線にて折れ曲がり、斜めにねじれるように変形することにより、装着者の身体(臀部)の曲面にフィットしつつ臀部の動きにも追従しやすくなる。
また、第1くびれ部191の長手方向の後側に設けられた第2くびれ部192においても同様の折れ曲がり線が形成される。すなわち、第2くびれ部192における吸収体10の外縁(エッジ)部から幅方向の反対側(内側)に向けて、かつ、長手方向の後側から前側に向けて折れ曲がり変形が生じる。吸収体10が第1くびれ部191及び第2くびれ部192をそれぞれ基点として段階的に折れ曲がり変形することにより、臀部の複雑な運動により追従しやすくなり、フィット性をより向上させることができる。また、くびれ部19が複数設けられていることにより、吸収体10の後側領域において、外観が図5のような雲形の形状となり、デザイン性が向上すると共に、使用者に安らぎや安心感等のイメージを与えることができる。
さらに、本実施形態では、線状圧搾部41によって吸収体10の折れ曲がり変形が所定の方向に誘導されやすくなっている。図5では、吸収体10の表面に、長手方向の後側から前側へ、かつ、幅方向の外側から内側へ向かう第1折れ曲がり誘導圧搾部411が設けられている。そして、第1折れ曲がり誘導圧搾部411は、第1くびれ部191を基点とした折れ曲がり線(図5において破線で示されている)と重複している。また、長手方向において第1折れ曲がり誘導圧搾部411よりも後側の領域に、長手方向の後側から前側へ、かつ、幅方向の内側から外側へ向かう第2折れ曲がり誘導圧搾部412が設けられている。そして、第2折れ曲がり誘導圧搾部412は、第2くびれ部192を基点とした折れ曲がり線(図5において二点鎖線で示されている)と重複している。
これらの折れ曲がり誘導圧搾部411,412では、吸収体10が厚さ方向に圧搾されることによって密度が高く、厚さが薄くなっていることから、該折れ曲がり誘導圧搾部411,412に沿って吸収体10の折れ曲がり変形が生じやすい。したがって、折れ曲がり誘導圧搾部411,412の配置を調整することにより、第1くびれ部191及び第2くびれ部192において吸収体10の外縁を基点として生じる折れ曲がり変形を所望の方向に誘導しやすくなる。これにより、吸収体10のサイズや形状に応じて折れ曲がり方向を自在に調整することが可能となり、フィット性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、第1折れ曲がり誘導圧搾部411の延長線と第1くびれ部191における吸収体10の外縁(エッジ)とが交差するように第1折れ曲がり誘導圧搾部411が配置されている。言い換えると、第1折れ曲がり誘導圧搾部411を幅方向の外側に延長した延長線が、吸収体10の幅方向外側の縁(外縁)のうち、第1くびれ部191の長手方向の前側端191lfと後側端191lrとの間の領域を通過するように、第1折れ曲がり誘導圧搾部411が配置されている。これにより、ナプキン1の装着時に、第1くびれ部191によって吸収体10の幅が狭くなっている部分を基点として形成される折れ曲がり線が、自然に第1折れ曲がり誘導圧搾部411へと導かれ、吸収体10の折れ曲がり変形が第1折れ曲がり誘導圧搾部411に沿って進行しやすくなる。したがって、吸収体10の折れ曲がり変形をより正確に制御することができるようになる。
なお、図5では、第1折れ曲がり誘導圧搾部411の延長線が、吸収体10の第1くびれ部191の外縁のうち幅W19が最も狭くなっている位置(図4の19lcに相当する位置)と交差するように第1折れ曲がり誘導圧搾部411が配置されている。この場合吸収体10の外縁と第1折れ曲がり誘導圧搾部411との間の距離が最も近くなるため、折れ曲がり変形を所定の方向に誘導する効果が最も高くなる。但し、第1折れ曲がり誘導圧搾部41(及びその延長線)は、上述のように、吸収体10の外縁のうち、幅方向両側が内側に凹むことによって幅W19が狭くなっている領域(図4の19lfと19lrとの間に相当する領域)と交差するように配置されていれば良い。このような配置であれば、第1くびれ部191を基点として形成される吸収体10の折れ曲がり線を第1折れ曲がり誘導圧搾部411に沿って誘導するという効果を得ることができる。
同様に、第2折れ曲がり誘導圧搾部412の延長線と第2くびれ部192における吸収体10の外縁(エッジ)とが交差するように第2折れ曲がり誘導圧搾部412が配置されている。
また、本実施形態において、第1折れ曲がり誘導圧搾部411及び第2折れ曲がり誘導圧搾部412が幅方向となす角度(すなわち、幅方向に対する折れ曲がり誘導圧搾部411,412の傾き)はそれぞれ異なっている。言い換えると、第1折れ曲がり誘導圧搾部411と第2折れ曲がり誘導圧搾部412とは、互いに平行ではない、折れ曲がり誘導圧搾部411,412の傾きがそれぞれ異なることにより、吸収体10の後側領域が折れ曲がり変形する際の角度(ねじれの角度)が段階的に変化すしやすくなる。これにより、吸収体10が複雑な曲面によりフィットしやすくなり、臀部の運動に追従しやすくなる。
このとき、第1折れ曲がり誘導圧搾部411の延長線と、第2折れ曲がり誘導圧搾部412の延長線との交点が吸収体10と重複しないように、各折れ曲がり誘導圧搾部411,412がそれぞれ配置されている。仮に、両者の延長線が吸収体10と重複する位置において互いに交差したとすると、第1折れ曲がり誘導圧搾部411に誘導された折れ曲がり線と、第2折れ曲がり誘導圧搾部412に誘導された折れ曲がり線とが、吸収体10上の或る位置において交差することになる。この場合、2つの折れ曲がり線が交差する部分が集中的に折れ曲がりやすくなることから吸収体10がへたりやすく、フィット性が悪化したり、液吸収性が低下したりするおそれがある。本実施形態では、図5に示されるように第1折れ曲がり誘導圧搾部411の延長線と第2折れ曲がり誘導圧搾部412の延長線との交点が吸収体10と重複する位置に形成されないため、このような問題が生じることを抑制することができる。
また、くびれ部19の長手方向の前側領域(図4の19lfと19lcとの間の領域)における吸収体10の外縁の接線と、幅方向とのなす角度のうち小さい方の角度θ19fは、くびれ部19の長手方向の後側領域(図4の19lrと191cとの間の領域)における吸収体10の外縁の接線と、幅方向とのなす角度のうち小さい方の角度θ19rとが異なる大きさを有している(θ19f≠θ19r)。この場合、くびれ部19のうち長手方向の前側領域と後側領域とで吸収体10の幅W19が異なるため、吸収体10に剛性差が生じ、吸収体10が折れ曲がり変形を生じやすくなる。つまり、くびれ部19の形状を調整することにより吸収体10の折れ曲がり変形を制御しやすくなる。
本実施形態において、例えば、図5に示されるように第1くびれ部191の前側領域における角度θ191fは、第1くびれ部191の後側領域における角度θ191rよりも小さく(θ191f<θ191r)、第1くびれ部191では長手方向の後側領域において前側領域よりも吸収体10が大きく凹んでいる。これにより、ナプキン1の装着時にくびれ部19を基点として折れ曲がり変形が生じる際に、折れ曲がり線は斜め方向に傾きやすくなる。その際、くびれ部19を基点とする折れ曲がり変形は、長手方向の後側から前側、かつ、幅方向の外側から内側の方向へ誘導されやすくなり、折れ曲がり線を第1折れ曲がり誘導圧搾部411に合流させやすくなる。このように、折れ曲がり変形を制御することによって、吸収体10に余計な皺やよれが生じるのを抑制し、装着時におけるフィット性をより高めることができる。
また、くびれ部19における吸収体10の幅W19の最小値は、後方両側低坪量部16が設けられている部分における吸収体10の幅W16の最小値よりも小さい。すなわち、くびれ部19において吸収体10の幅方向両側が幅方向の内側に凹んでいる部分の大きさは、後方両側低坪量部16において吸収体10の幅方向両側が幅方向の内側に凹んでいる部分の大きさよりも小さい。このような構成により、後方両側低坪量部16では吸収体10の長手方向における折れ曲がり変形をより安定して生じやすくすることができる。一方、くびれ部19では吸収体10が過度に内側に凹む(切り欠かれる)ことが抑制され、面積を広く取ることができるため、装着者の臀部が吸収体10の後側領域によって広く覆われやすくなると共に、当該領域における液吸収性能(吸収容量)を十分に確保することが可能となる。
また、本実施形態のナプキン1では、後方帯状低坪量部18によって吸収体10の長手方向後側の領域が幅方向に分割されている。そして、長手方向において、吸収体10の折れ曲がり変形の基点となる後方両側低坪量部16の位置と、後方帯状低坪量部18とが重複していることにより、幅方向に分割された領域が、折れ曲がり基点においてそれぞれ独立して折れ曲がり変形を生じやすくなっている。仮に、長手方向において後方両側低坪量部16と後方帯状低坪量部18とが重複しないように配置されている場合には、後方帯状低坪量部18の両側の領域に折れ曲がり基点が形成されにくくなり、当該領域において吸収体10の折れ曲がり変形は生じにくい。一方、本実施形態では、後方帯状低坪量部18と後方両側低坪量部16とが重複する領域で吸収体10が長手方向に折れ曲がりやすくなる。すなわち、後方帯状低坪量部18の両側の領域がそれぞれ独立して折れ曲がり変形しやすくなる。
これにより、ナプキン1の装着時において、吸収体10のうち後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された領域が、それぞれ着用者の左右の大臀筋の動作に追従して個別に動作することが可能となる。したがって、着用者の臀部において吸収体10が肌に触れたり離れたりすることが抑制され、臀部の左右にそれぞれ面でフィットした状態が維持されやすくなり、フィット性が向上する。また、吸収体10の後側領域において、くびれ部19を基点として生じる折れ曲がり変形(ねじれ変形)が、左右独立して生じるようになるため、装着者が歩行等を行った場合でも、吸収体10が臀部によりフィットしやすくなる。
さらに、本実施形態では後方帯状低坪量部18の坪量がゼロである。すなわち、後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された各領域が互いに切り離された状態となっているため、着用時において当該各領域の変形が互いに干渉され難い。例えば、左右に2分割された領域のうち右側の領域が変形した場合であっても、左側の領域は右側の領域の変形に引っ張られることなく、独立して変形しやすくなる。つまり、後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された各領域がより自由に変形しやすくなる。
また、本実施形態の吸収体10は、長手方向の前側領域(すなわち、前側折り目F1及び後側折り目F2よりも長手方向の前側の領域)において、くびれ部19に相当するくびれを有していない。吸収体10の長手方向の前側領域は、ナプキン1の装着時に、装着者の腹部に当接する部位である。腹部は、臀部と比較して平面部分が広く、また、左右で異なる運動が行われることがないため、吸収体10の追従性が問題となる可能性は低い。すなわち、吸収体10の前側領域では、後側領域のようなねじれ変形を行う必要性が低い。そのため、吸収体10の前側領域にはくびれ部が設けられていない。そして、くびれ部が設けられていないことにより、その分、前側領域の面積を広く確保することが可能となるため、当該前側領域における液体吸収容量を大きくして尿漏れ等を効率的に抑制することができるようなる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、吸収性コア12は上層シート11と下層シート13の二枚のシートで覆われていたが、何等これに限らない。例えば、吸収性コア12の肌側面及び非肌側面を一枚のシートで包むようにして覆っても良い。
上述の実施形態では、トップシート3とは異なるサイドシート2によってウイング部30が形成されていたが、何等これに限らない。例えば、トップシート3(及びバックシート5)が、長手方向中央部の領域において幅方向外側に延出することによって、ウイング部30が形成されているのであっても良い。
1 生理用ナプキン(ナプキン)、
2 サイドシート、2e 外周縁、
3 トップシート、3e 外周縁、
4 セカンドシート、
5 バックシート、5e 外周縁、
10 吸収体、
11 上層シート、12 吸収性コア、13 下層シート、
15 前方両側低坪量部、16 後方両側低坪量部(両側低坪量部)、16e 境界、
17 前方帯状低坪量部、18 後方帯状低坪量部(帯状低坪量部)、18e 境界、
19 くびれ部、191 第1くびれ部、192 第2くびれ部、
20 ナプキン本体部、
21 本体部用粘着部、21c 中央本体部用粘着部、21f 前側本体部用粘着部、
21r 後側本体部用粘着部、
30 ウイング部、31 ウイング部用粘着部、
40 圧搾部、
41 線状圧搾部、
411 第1折れ曲がり誘導圧搾部、412 第2折れ曲がり誘導圧搾部、
42 点状圧搾部、
F1 前側折り目、F2 後側折り目、
W16 幅、W19 幅、
m15〜m18 坪量
θ19f 角度(前側)、θ19r 角度(後側)

Claims (11)

  1. 互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、
    液吸収性の吸収体と、
    前記長手方向に間隔を空けて、前記幅方向に沿って設けられた複数の折り目と、
    を備え、
    前記吸収体は、前記複数の折り目のうち、前記長手方向において装着者の排泄口と当接する排泄口当接領域の後側であって、前記排泄口当接領域に最も近い位置に配置されている後側折り目よりも後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだくびれ部を有しており、
    複数の圧搾部が前記長手方向の後側から前側へ、かつ、前記幅方向の外側から内側へ向かって並んだ線状圧搾部を有し、
    前記線状圧搾部を前記幅方向の外側に向けて延長した延長線と、前記くびれ部における前記吸収体の外縁とが交差し、
    前記線状圧搾部を前記幅方向の外側に向けて延長した延長線と、前記くびれ部のうち前記吸収体の幅が最も狭くなる位置における前記吸収体の外縁とが交差する、ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、前記くびれ部よりも前記長手方向の後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだ第2くびれ部を有している、ことを特徴とする吸収性物品。
  3. 互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、
    液吸収性の吸収体と、
    前記長手方向に間隔を空けて、前記幅方向に沿って設けられた複数の折り目と、
    を備え、
    前記吸収体は、前記複数の折り目のうち、前記長手方向において装着者の排泄口と当接する排泄口当接領域の後側であって、前記排泄口当接領域に最も近い位置に配置されている後側折り目よりも後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだくびれ部を有しており、
    前記吸収体は、前記くびれ部よりも前記長手方向の後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだ第2くびれ部を有しており、
    複数の圧搾部が前記長手方向の後側から前側へ、かつ、前記幅方向の外側から内側へ向かって並んだ線状圧搾部であって、
    前記幅方向の外側に延長した際に、前記くびれ部において前記吸収体の外縁と交差する第1線状圧搾部と、
    前記幅方向の外側に延長した際に、前記第2くびれ部において前記吸収体の外縁と交差する第2線状圧搾部と、を有し、
    前記第1線状圧搾部の延長線と前記第2線状圧搾部の延長線との交点は、前記吸収体と重複していない、ことを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記くびれ部の前記長手方向の前側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、
    前記くびれ部の前記長手方向の後側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、が異なる大きさである、ことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項4に記載の吸収性物品であって、
    前記くびれ部の前記長手方向の前側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度が、
    前記くびれ部の前記長手方向の後側における前記吸収体の外縁の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度よりも小さい、ことを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、所定の坪量を有しており、
    前記吸収体は、前記長手方向の後側において前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の両側低坪量部を有し、
    前記長手方向において、前記両側低坪量部は、前記後側折り目と少なくとも一部の領域で重複している、ことを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品であって、
    前記一対の両側低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことを特徴とする吸収性物品。
  8. 互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、
    液吸収性の吸収体と、
    前記長手方向に間隔を空けて、前記幅方向に沿って設けられた複数の折り目と、
    を備え、
    前記吸収体は、前記複数の折り目のうち、前記長手方向において装着者の排泄口と当接する排泄口当接領域の後側であって、前記排泄口当接領域に最も近い位置に配置されている後側折り目よりも後側の領域に、前記幅方向の両側が前記幅方向の内側に凹んだくびれ部を有しており、
    前記吸収体は、所定の坪量を有しており、
    前記吸収体は、前記長手方向の後側において前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の両側低坪量部を有し、
    前記長手方向において、前記両側低坪量部は、前記後側折り目と少なくとも一部の領域で重複しており、
    前記一対の両側低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロであり、
    前記両側低坪量部が設けられている部分における前記吸収体の幅の最小値は、
    前記くびれ部における前記吸収体の幅の最小値よりも大きい、ことを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、前記長手方向の後側において、前記幅方向において前記一対の両側低坪量部の間に設けられ、前記長手方向に所定の長さを有し、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった帯状の帯状低坪量部を有している、ことを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項9に記載の吸収性物品であって、
    前記帯状低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、前記後側折り目よりも前記長手方向の前側の領域に、前記くびれ部を有していない、ことを特徴とする吸収性物品。
JP2017016108A 2017-01-31 2017-01-31 吸収性物品 Active JP6924034B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017016108A JP6924034B2 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 吸収性物品
TW106217306U TWM565554U (zh) 2017-01-31 2017-11-22 Absorbent article
PCT/JP2018/001026 WO2018142920A1 (ja) 2017-01-31 2018-01-16 吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017016108A JP6924034B2 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018121864A JP2018121864A (ja) 2018-08-09
JP6924034B2 true JP6924034B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=63040511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017016108A Active JP6924034B2 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 吸収性物品

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6924034B2 (ja)
TW (1) TWM565554U (ja)
WO (1) WO2018142920A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7083763B2 (ja) * 2019-02-04 2022-06-13 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP6734966B1 (ja) * 2019-05-17 2020-08-05 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4439425B2 (ja) * 2005-03-30 2010-03-24 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP2008093289A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Kao Corp 吸収性物品
KR20090084923A (ko) * 2006-12-13 2009-08-05 유니챰 가부시키가이샤 흡수성 물품
JP5232553B2 (ja) * 2008-07-17 2013-07-10 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
TWM565554U (zh) 2018-08-21
WO2018142920A1 (ja) 2018-08-09
JP2018121864A (ja) 2018-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5649361B2 (ja) 吸収性物品
JP6382364B2 (ja) 吸収性物品
JP6420724B2 (ja) 吸収性物品
JP6424129B2 (ja) 吸収性物品
WO2018021144A1 (ja) 吸収性物品
JP6924034B2 (ja) 吸収性物品
JP4679300B2 (ja) 吸収性物品の吸収体
JP7254455B2 (ja) 生理用ナプキン
WO2021125128A1 (ja) 吸収性物品
JP6016564B2 (ja) 吸収性物品
JP2015097717A (ja) 吸収性物品
JP6353871B2 (ja) 吸収性物品
JP6969874B2 (ja) 生理用ナプキン
JP7105147B2 (ja) 吸収性物品
CN109310553B (zh) 吸收性物品
JP2017086382A (ja) 吸収性物品
JP2020039508A (ja) 吸収性物品
WO2018061569A1 (ja) 吸収性物品
JP3244398U (ja) 吸収性物品
JP6313633B2 (ja) 吸収性物品
JP7388881B2 (ja) 吸収性物品
JP6944297B2 (ja) 昼用生理用ナプキン
JP7013304B2 (ja) 吸収性物品
JP2017063975A (ja) 吸収性物品
JP2022088754A (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6924034

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150