JP6969874B2 - 生理用ナプキン - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
経血などの排泄液を吸収する吸収性物品として生理用ナプキンが知られている。同ナプキンは、互いに直交する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有している。また、同ナプキンは、液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に、液体吸収性繊維を主材とする吸収体を有している。このような生理用ナプキンの例として、特許文献1には、適宜なスリットを設けることにより吸収体を変形しやすくすることで、装着時において装着者の身体にフィットしやすく液漏れが生じにくい生理用ナプキンが開示されている。
特開2008−93289号
特許文献1に記載された生理用ナプキンを装着した状態で、装着者が歩行等の運動を行った場合、臀部(お尻)の左右が別々に上下運動するのに対して、臀部にフィットした状態の吸収体が臀部の運動に十分追従できない場合がある。例えば、臀部の左右で吸収体が肌に接触したり離れたりすることが繰り返されると、フィット性が悪化し、着用者に不快感を与えるおそれがある。また、特許文献1には、長手方向の後側において複数のスリットによって吸収体が分割されている構成の例が開示されているが、当該構成は、装着時において吸収体を変形させることを目的としたものであり、着用時の運動に追従して吸収体のフィット性を高めることはできない。そもそも、特許文献1の構成ではスリットによって吸収体が前後に分断されているため、排泄液等の吸収容量が低下するという根本的な問題が生じるおそれがある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、装着した状態で装着者が運動した場合であっても、良好なフィット性を実現可能な吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、所定の坪量を有する吸収体を備えた生理用ナプキンであって、
前記吸収体は、
前記長手方向の後側において前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の両側低坪量部と、
前記長手方向の前記後側において、前記幅方向において前記一対の両側低坪量部の間に設けられ、前記長手方向に所定の長さを有し、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった帯状の帯状低坪量部と、
を有し、
前記帯状低坪量部は、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部の少なくとも一部と重複しており、
前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿った一つの前記帯状低坪量部が設けられており、
前記幅方向の両外側に延出した一対のウイング部を有し、
前記吸収体は、前記両側低坪量部が配置されている位置よりも前記長手方向の前側において、前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の前方両側低坪量部を有し、
前記長手方向における前記両側低坪量部と前記前方両側低坪量部との間に、前記ウイング部を有している、ことを特徴とする生理用ナプキンである
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、装着した状態で装着者が運動した場合であっても、良好なフィット性を実現可能な吸収性物品を提供することができる。
ナプキン1を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。 ナプキン1を厚さ方向の非肌側から見た概略平面図である。 図1中のA−A矢視で示す概略断面である。 吸収体10を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。 吸収体10の長手方向の後側領域について拡大して表した平面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、所定の坪量を有する吸収体を備えた吸収性物品であって、前記吸収体は、前記長手方向の後側において前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の両側低坪量部と、前記長手方向の前記後側において、前記幅方向において前記一対の両側低坪量部の間に設けられ、前記長手方向に所定の長さを有し、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった帯状の帯状低坪量部と、を有し、前記帯状低坪量部は、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部の少なくとも一部と重複している、ことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、装着時において、吸収体の長手方向後側領域のうち帯状低坪量部によって幅方向に分割された領域が、それぞれ着用者の臀部の運動に追従して個別に動作することが可能となる。したがって、着用者の臀部において吸収体が肌に触れたり離れたりすることが抑制され、フィット性を向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿った一つの前記帯状低坪量部が設けられている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収体の長手方向後側の領域が帯状低坪量部を中心として左右に2分割された状態となり、左右に分割された領域がそれぞれ左右の臀部に対応して効率的に変形しやすくなっている。したがって、吸収性物品装着時において装着者が身体を動かした場合であっても良好なフィット性を実現することができる。
かかる吸収性物品であって、前記長手方向の前側から外側へ、かつ、前記幅方向の中央側から外側へ向かう複数の前記帯状低坪量部が設けられている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、複数の帯状低坪量部によって幅方向に分割された各領域が独立して変形することにより、臀部の広い範囲をカバーしつつ、臀部の運動にしっかりと追従してフィット性を向上させることができる。また、分割された各領域が放射状の帯状低坪量部に沿ってそれぞれ斜め方向にも折れ曲がるようになり、吸収体が臀部の丸みに合わせて変形しやすくなり、フィット性が向上する。
かかる吸収性物品であって、前記一対の両側低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、両側低坪量部が設けられている領域とその前後の領域との剛性差が大きくなることから、吸収体は該両側低坪量部の位置において長手方向に折れ曲がり変形を生じやすくなる。これにより、吸収体が装着者の身体形状に沿ってフィットしやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記帯状低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収体の長手方向後側の領域のうち帯状低坪量部によって幅方向に分割された各領域が互いに切り離された状態となっているため、当該各領域の変形が互いに干渉され難く、自由に変形しやすくなる。これにより、各領域がそれぞれ臀部の動きに追従しやすくなり、フィット性がより向上する。
かかる吸収性物品であって、前記吸収性物品の非肌側、かつ、前記帯状低坪量部の前記幅方向の両側の領域には、接着剤が塗布された粘着部が設けられている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収体の長手方向後側の領域のうち帯状低坪量部によって幅方向に分割された領域のそれぞれを下着に固定することができるようになることから、各領域が下着と共に臀部の動きに合わせて自然に変形しやすくなり、位置ずれ等も生じ難くなる。これにより、吸収性物品の装着時において、装着者の肌と下着との間に異物感や不快感が生じることを抑制することができる。
かかる吸収性物品であって、個別に包装される際に、前記吸収性物品を前記長手方向に折り畳む折り目が前記幅方向に沿って複数設けられており、複数の前記折り目のうち少なくとも一つは、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部の少なくとも一部と重複している、ことを特徴とする吸収性物品。
ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、折り目によってあらかじめ吸収体に折り癖がつけられているため、長手方向において両側低坪量部の位置に、折れ曲がり基点がより形成されやすくなる。したがって、吸収性物品の長手方向後側領域を着用者の臀部にしっかりとフィットさせやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記両側低坪量部が配置されている位置よりも前記長手方向の前側において、前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の前方両側低坪量部を有し、前記長手方向における前記両側低坪量部と前記前方両側低坪量部との間に、前記幅方向の両外側に延出したウイング部を有している、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収体の長手方向中央部がウイング部によって下着の股下部にしっかりと固定された状態で、ウイング部前後の両側低坪量部において吸収体が長手方向の前後に折れ曲がり変形するようになる。これにより、吸収体の長手方向前側部が装着者の腹部に、長手方向後側部が装着者の背部(臀部)に正しく配置されやすくなり、装着時のフィット性が向上する。
かかる吸収性物品であって、前記両側低坪量部の前記長手方向の前側における境界の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、前記両側低坪量部の前記長手方向の後側における境界の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、が異なる大きさである、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、長手方向の前後で両側低坪量部の形状(両側低坪量部の境界の角度)を変更することにより、吸収性物品の使用条件や装着対象者の違いに応じて、吸収体の機能を最適に調整することが可能となる。
かかる吸収性物品であって、前記両側低坪量部の前記長手方向の前側における境界の接線と前記幅方向とのなす角度のうち小さい方の角度は、前記両側低坪量部の前記長手方向の後側における境界の接線と前記幅方向とのなす角度のうち小さい方の角度よりも大きい、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、長手方向前側の角度を大きくすることにより、前側境界の接線に沿って吸収体が斜めに大きく折れ曲がりやすくなる。これにより、複雑な身体の曲面に対して吸収体をよりフィットさせやすくすることができる。一方、長手方向後側の角度を小さくすることにより、くびれ部分の面積が小さくなり、吸収体の後側領域の面積が相対的に広くなる。これにより、装着者の臀部が広く覆われやすくなり、臀部領域において排泄物が漏れること等を抑制しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体よりも肌側に積層されたトップシートを有し、前記帯状低坪量部の両側には、前記帯状低坪量部の境界に沿って前記吸収体及び前記トップシートを接合する一対の線状圧搾部が設けられている、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、帯状低坪量部の境界に沿った領域において、吸収体とトップシート等との厚さ方向の接合を強化することで、当該領域で層間剥離が生じることを抑制することができる。
かかる吸収性物品であって、前記一対の線状圧搾部は、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部と重複していない、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、剛性の高い線状圧搾部が長手方向において両側低坪量部と重複しないようにすることで、折れ曲がりの基点となる両側低坪量部の位置において、吸収体の長手方向の折れ曲がり変形が阻害されてしまうことを抑制することができる。これにより、両側低坪量部の位置において吸収体が折れ曲がり変形しやすくなり、装着時におけるフィット性を向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記両側低坪量部が配置されている位置よりも前記長手方向の前側において、前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の前方両側低坪量部を有し、前記一対の線状圧搾部は、隣り合って並ぶ複数の圧搾部を有し、前記一対の線状圧搾部を構成する各々の前記圧搾部の面積は、前記長手方向において前記両側低坪量部と前記前方両側低坪量部との間の領域に設けられる各々の圧搾部の面積よりも小さい、ことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、線状圧搾部を構成する各々の圧搾部の面積をなるべく小さくすることで、当該線状圧搾部が形成されている領域の剛性が高くなることが抑制される。したがって、吸収体の長手方向後側の領域が柔らかく保たれ、吸収性物品の装着時において臀部における吸収体の肌触りをよりソフトなものにすることができる。
===実施形態===
<生理用ナプキンの構成>
本実施形態に係る吸収性物品の一例として生理用ナプキン1(以下、単にナプキン1とも呼ぶ)について説明する。なお、以下の説明では吸収性物品の例として生理用ナプキンについて説明するが、本実施形態の吸収性物品には、所謂おりものシート(例えばパンティライナー)等も含まれており、生理用ナプキンに限定されるものではない。
図1は、ナプキン1を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。図2はナプキン1を厚さ方向の非肌側から見た概略平面図である。図3は、図1中のA−A矢視で示す概略断面である。図4は、吸収体10を厚さ方向の肌側から見た概略平面図である。また、以下の説明では、図1〜図4に示すように、各方向を定義する。すなわち、ナプキン1の製品長手方向に沿った「長手方向」と、ナプキン1の製品短手方向に沿って長手方向と直交する「幅方向」と、長手方向及び幅方向とそれぞれ直交する「厚さ方向」と、を定義する。長手方向は、ナプキン1の使用時において使用者の腹側となる方向である「前側」と、使用者の背側となる方向である「後側」とを有する。厚さ方向は、ナプキン1の着用時に着用者の肌と当接する側(図3において上側)である「肌側」と、その逆側(図3において下側)である「非肌側」とを有する。
ナプキン1は、平面視縦長形状のシート状部材であり、一対のサイドシート2と、トップシート3と、セカンドシート4と、吸収体10と、バックシート5とが厚さ方向の肌側から非肌側へと順に積層されて形成されている(図3参照)。そして、これら各部材2,3,4,10,5は、それぞれ、厚さ方向に隣接する部材と、ホットメルト接着剤等の接着剤(不図示)で接合されている。なお、接着剤の塗布パターンとしては、Ωパターンやスパイラルパターン、ストライプパターン等を例示できる。また、ナプキン1は、吸収体10が設けられたナプキン本体部20と、ナプキン本体部20の長手方向中央領域から幅方向の両外側に延出した一対のウイング部30とを有する。
トップシート3は、液透過性のシートであり、エアスルー不織布等を例示できる。バックシート5は、液不透過性のシートであり、ポリエチレン(PE)の樹脂フィルム等を例示できる。サイドシート2は、液透過性のシートであっても液不透過性のシートであってもよく、トップシート3と同じエアスルー不織布等を例示できる。トップシート3及びバックシート5は、平面サイズが吸収体10よりも大きくされている。そして、図1及び図2に示されるように、サイドシート2及びトップシート3と、バックシート5との外周縁部2e,3e,5e同士が接着又は溶着で接合されることにより、これらのシート同士の間に吸収体10が保持されている。また、一対のサイドシート2は、トップシート3の幅方向の両側部から幅方向の外側に延出しており、バックシート5と共に一対のウイング部30を形成する。
セカンドシート4は、液透過性のシートであり、トップシート3と同じエアスルー不織布等を例示できる。セカンドシート4は、吸収体10の肌側面上に設けられ、経血等の排泄物の逆戻り防止、排泄物の拡散向上、及びクッション性の向上等の役割を果たす。但しナプキン1がセカンドシート4を有さなくてもよい。
ナプキン本体部20の厚さ方向における非肌側面(つまりバックシート5の非肌側面)には、長手方向に沿った複数の帯状の領域に適宜な接着剤HMAを塗布することにより形成された本体部用粘着部21が設けられている。ナプキン1の使用時に本体部用粘着部21は下着等の肌側面に貼り付けられ、これによりナプキン1は下着等に固定される。本実施形態では、図2に示されるように、長手方向の中央部に配置された中央本体部用粘着部21cと、中央本体部用粘着部21cよりも長手方向の前側に配置された前側本体部用粘着部21fと、中央本体部用粘着部21cよりも長手方向の後側に配置された後側本体部用粘着部21rと、が設けられている。
同様に各ウイング部30の厚さ方向における非肌側面(つまりバックシート5の非肌側面)には、ウイング部用粘着部31が設けられている。ナプキン1の使用時にウイング部30は非肌側に折り曲げられ、ウイング部用粘着部31は下着等の非肌側面に貼り付けられ、これによりナプキン1は下着等に固定される。図2に示すウイング部用粘着部31は長手方向に長辺を有する長方形状の粘着部である。なお、上記の本体部用粘着部21及びウイング部用粘着部31の形状、数、大きさ等は図2に示すものに限らない。
吸収体10は、経血等の液体(排泄物)を吸収して内部に保持する部材であり、吸収性コア12と、吸収性コア12よりも厚さ方向の肌側に上層シート11と、吸収性コア12よりも厚さ方向の非肌側に下層シート13とを有する。吸収性コア12は、液体吸収性繊維を有するものであればよく、パルプ繊維等の液体吸収性繊維に高吸収性ポリマー(所謂SAP)を含有するものを例示できる。上層シート11は、液透過性のシートであり、ティッシュペーパー等を例示できる。下層シート13は、液透過性のシートであっても液不透過性のシートであってもよく、SMS(スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド)不織布等を例示できる。吸収性コア12、上層シート11及び下層シート13は、平面形状が同じであり、厚さ方向に積層されている。各部材11〜13は接着剤によって互いに接合されていても接合されていなくてもよいとする。
吸収体10は所定の坪量m10を有するように形成されている。ここで、坪量とは、単位面積当たりの質量のことであり、吸収体10は、ほぼ全領域において坪量m10がほぼ均一となるように形成されている。均一な坪量m10で形成されることにより、吸収体10が平面形状を保ちやすくなり、ナプキン1の装着時において、吸収体10を装着者の身体に面形状でフィットさせやすくなる。なお、本実施形態の吸収体10における所定の坪量m10の大きさは100〜500(g/mm2)程度である。
一方、吸収体10の一部の領域の坪量は、所定の坪量m10よりも低くなっている。具体的には、長手方向の前側(長手方向の中央よりも前側であって、本実施形態ではウイング部30よりも前側)において吸収体10の幅方向両側に設けられた一対の前方両側低坪量部15(図4においては斜線部で示されている)における坪量m15、及び、長手方向の後側(長手方向の中央よりも後側であって、本実施形態ではウイング部30よりも後側)において、吸収体10の幅方向両側に設けられた一対の後方両側低坪量部16(図4においては斜線部で示されている)における坪量m16が、所定の坪量m10よりも低くなっている。同様に、長手方向の前側において一対の前方両側低坪量部15の幅方向の間に設けられ、長手方向に所定の長さを有する帯状の前方帯状低坪量部17(図4においてはクロスハッチングで示されている)における坪量m17、及び、長手方向の後側において一対の後方両側低坪量部16の幅方向の間に設けられ、長手方向に所定の長さを有する帯状の後方帯状低坪量部18(図4においてはクロスハッチングで示されている)における坪量m18が、所定の坪量m10よりも低くなっている。詳細は後述するが、低坪量部15〜18を有していることにより、ナプキン1の装着時において着用者の身体形状にあわせて吸収体10が変形しやすくなり、フィット性をより向上させることができる。
なお、本実施形態では、各低坪量部15〜18における坪量m15〜m18が、いずれもゼロ(g/mm2)である。すなわち、吸収体10のうち低坪量部15〜18に相当する領域が切り欠かれた状態となっている。但し、低坪量部15〜18の坪量m15〜m18が所定の坪量m10よりも低ければ、必ずしもゼロである必要は無く、また、m15〜m18がそれぞれ異なる大きさを有していても良い。
また、ナプキン1には、厚さ方向の肌側から非肌側に向かって凹んだ部位であり、隣接する部位に比べて液体吸収性繊維の密度の高い圧搾部40(凹部)が複数設けられている。圧搾部40では、トップシート3、セカンドシート4、及び吸収体10の厚さ方向の全域が、厚さ方向の肌側から圧搾(エンボス加工)され、接合一体化されている。これら複数の圧搾部40は、狭い間隔で隣り合いつつ、吸収体10の外縁に沿うように配置された線状圧搾部41と、隣り合う圧搾部40同士の間隔が広い点状圧搾部42とを形成している。但し、上記に限らず、吸収体10にのみ圧搾部40を設けたり、トップシート3から吸収性コア12の厚さ方向肌側の一部までにしか圧搾部40を設けなかったり、バックシート5から吸収体10に圧搾部40を設けたりしてもよい。また、各圧搾部41,42の配置パターンも図1に示すものに限らない。
吸収体10において、圧搾部40とそれに隣接する部位とでは、液体吸収性繊維の坪量が等しいとし、圧搾部40では液体吸収性繊維の圧搾によってその密度が高くなったとする。なお、圧搾部40とそれに隣接する部位との液体吸収性繊維の密度の比較は周知の方法で行えばよい。例えば、吸収体10を厚さ方向に切った断面を電子顕微鏡等により撮影し、圧搾部40と隣接する部位とで繊維の密度差を目視で比較したり、各部位の繊維の本数で比較したりするとよい。その他、圧搾部40と隣接する部位とを吸収体10から切り出して、各部位の質量を面積で除することで坪量(g/cm)を算出し、その坪量を厚さで除することで繊維密度(g/cm)を算出して比較してもよい。
また、本実施形態のナプキン1は、製品として市場に出荷される際の個別包装状態において、長手方向の所定の位置に設定された第1折り目F1及び第2折り目F2におい長手方向に三つ折りに折り畳まれる。第1折り目F1は、図1に示されるように長手方向の前側(ウイング部30よりも前側)において、幅方向に沿って形成されている。本実施形態では長手方向において前方両側低坪量部15の少なくとも一部と重服する位置に第1折り目F1が形成されている。同様に、第2折り目F2は、長手方向の後側(ウイング部30よりも後側)において、幅方向に沿って形成されている。本実施形態では長手方向において後方両側低坪量部16の少なくとも一部と重服する位置に第2折り目F2が形成されている。
<ナプキン1のフィット性について>
ナプキン1は、上述した本体部用粘着部21及びウイング部用粘着部31を用いて下着(ショーツ)の肌側面に固定された状態で該下着を引き上げることによって装着される。そして、本実施形態の吸収体10は、一対の前方両側低坪量部15が設けられている位置において、その前後の領域よりも坪量が小さく、剛性が低くなっている。そのため、吸収体10は前方両側低坪量部15の位置を基点として長手方向に折れ曲がりやすく、該前方両側低坪量部15よりも長手方向前側の領域が着用者の腹部にフィットしやすくなっている。特に本実施形態では、前方両側低坪量部15の坪量がゼロであることから、前方両側低坪量部15の前後の領域との剛性差がより大きくなり、吸収体10は前方両側低坪量部15の位置において自然に折れ曲がり変形を生じやすくなる。同様に、吸収体10は、一対の後方両側低坪量部16が設けられている位置において、その前後の領域よりも坪量が小さく、剛性が低くなっている。そのため、吸収体10は後方両側低坪量部16を基点として長手方向に折れ曲がりやすく、該後方両側低坪量部16よりも長手方向の後側の領域が着用者の臀部に面でフィットしやすくなっている。そして、後方両側低坪量部16の坪量がゼロであることから、後方両側低坪量部16の前後の領域との剛性差がより大きくなり、吸収体10は後方両側低坪量部16の位置において自然に折れ曲がり変形を生じやすくなる。
なお、ナプキン1では、吸収体10の長手方向において前方両側低坪量部15と重複する位置に第1折り目F1が設けられ、後方両側低坪量部16と重複する位置に第2折り目F2が設けられている。第1折り目F1及び第2折り目F2によってあらかじめ吸収体10に折り癖がつけられているため、長手方向における前方両側低坪量部15及び後方両側低坪量部16の位置に、折れ曲がり基点がより形成されやすい。したがって、個別包装状態を解いてすぐにナプキン1を使用した場合であっても、ナプキン1の前側領域及び後側領域を着用者の腹部及び臀部にしっかりとフィットさせることができる。
ところで、ナプキン1のような生理用ナプキン(吸収性物品)は、一般に着用者が着用した状態でストレスや不快感を生じさせることなく日常生活を送れることが要求される。しかしながら、従来の生理用ナプキンでは、着用者が身体を動かした際にフィット性が悪化してしまう場合があった。例えば、着用者が生理用ナプキンを着用した状態で歩行を行う場合、臀部(背側)において左右の大臀筋が交互に上下運動する。このとき、吸収体の後側領域が全体として平面形状を維持し続けていると、臀部の運動に対して吸収体が十分に追従することが困難になる。具体的には、左右の大臀筋等の運動に対して一方側(例えば右側)は臀部にフィットしているが、他方側(例えば左側)は臀部から剥離してしまうといった問題が生じる。つまり、臀部の左右で吸収体が触れたり離れたりすることが繰り返され、着用者に不快感や違和感を生じさせやすくなる。
これに対して、本実施形態のナプキン1の吸収体10では、後方帯状低坪量部18によって吸収体10の長手方向後側の領域が幅方向に分割されている。そして、長手方向において、吸収体10の折れ曲がり変形の基点となる後方両側低坪量部16の位置と、後方帯状低坪量部18とが重複していることにより、幅方向に分割された領域が、折れ曲がり基点においてそれぞれ独立して折れ曲がり変形を生じやすくなっている。仮に、長手方向において後方両側低坪量部16と後方帯状低坪量部18とが重複しないように配置されている場合には、後方帯状低坪量部18の両側の領域に折れ曲がり基点が形成されにくくなり、当該領域において吸収体10の折れ曲がり変形は生じにくい。一方、本実施形態では、後方帯状低坪量部18と後方両側低坪量部16とが重複する領域で吸収体10が長手方向に折れ曲がりやすくなる。すなわち、後方帯状低坪量部18の両側の領域がそれぞれ独立して折れ曲がり変形しやすくなる。
これにより、ナプキン1の装着時において、吸収体10のうち後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された領域が、それぞれ着用者の左右の大臀筋の動作に追従して個別に動作することが可能となる。したがって、着用者の臀部において吸収体10が肌に触れたり離れたりすることが抑制され、臀部の左右にそれぞれ面でフィットした状態が維持されやすくなり、フィット性が向上する。
なお、本実施形態の吸収体10では、幅方向の中央において長手方向に沿って1本の後方帯状低坪量部18が配置されている。したがって、吸収体10の長手方向の後側領域は後方帯状低坪量部18を中心として左右に2分割された状態となっており、左右に分割された領域がそれぞれ左右の臀部に対応して効率的に変形しやすくなっている。
さらに、本実施形態では後方帯状低坪量部18の坪量m18がゼロである。すなわち、後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された各領域が互いに切り離された状態となっているため、着用時において当該各領域の変形が互いに干渉され難い。例えば、左右に2分割された領域のうち右側の領域が変形した場合であっても、左側の領域は右側の領域の変形に引っ張られることなく、独立して変形しやすくなる。つまり、後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された各領域がより自由に変形しやすくなる。但し、後方帯状低坪量部18の坪量m18が少なくとも吸収体10の所定の坪量m10よりも低ければ、当該低坪量部において吸収体10が幅方向に分割された状態となるため、分割された2つの領域をそれぞれ個別に変形させる効果は得られる。
また、後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された領域の非肌側面(バックシート5の非肌側面)には、それぞれ後側本体部用粘着部21rが設けられている(図2参照)。すなわち、後方帯状低坪量部18の幅方向の両側にそれぞれ後側本体部用粘着部21r,21rが設けられている。上述したように、ナプキン1の着用時において、吸収体10(ナプキン本体部20)は後側本体部用粘着部21rによって下着に固定(貼付)されている。そのため、吸収体10のうち後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された領域のそれぞれが下着に固定されることにより、各領域が下着と共に臀部の動きに合わせて自然に変形しやすくなり、位置ずれ等も生じ難くなる。これにより、着用時において肌(臀部)と下着との間の異物感や不快感が生じることを抑制することができる。
続いて、吸収体10の長手方向の後側領域における折れ曲がり変形についてより具体的に説明する。図4に示されるように、本実施形態の後方両側低坪量部16は吸収体10の幅方向の両側端部が略三角形状に切り欠かれることによって形成されている。すなわち、吸収体10は、後方両側低坪量部16の部分において幅方向の長さ(幅)が小さくなっている。具体的に吸収体10は、図4において長手方向の16lfの位置から長手方向の外側(後側)に向かって徐々に幅W16が狭くなっていき、長手方向の16lcの位置において幅W16が最も狭くなる。同様に、図4において長手方向の16lrの位置から長手方向の内側(前側)に向かって徐々に幅W16が狭くなっていき、長手方向の16lcの位置において幅W16が最も狭くなる。このように、後方両側低坪量部16は長手方向における16lfと16lrとの間に形成されており、当該領域において吸収体10は幅方向に括れた形状を有している。したがって、ナプキン1を装着する際には、長手方向における16lfと16lrとの間に吸収体10の長手方向における折れ曲がりの基点が形成されやすい。特に幅W16が最も狭くなる長手方向の16lcの位置において吸収体10が長手方向に折れ曲がりやすくなる。
一方、着用者の臀部は丸みを帯びた形状であることから、ナプキン1を装着する際には、吸収体10の後側領域(後方両側低坪量部16よりも長手方向後側の領域)が、身体の丸みに合わせて幅方向にも折れ曲がろうとする。そして、吸収体10は、坪量が大きい部分と小さい部分との境界に沿って折れ曲がりやすい。
図5は、吸収体10の長手方向の後側領域について拡大して表した平面図である。同図5の場合、所定の坪量m10を有する領域と、m10よりも低い坪量m16を有する領域(すなわち後方両側低坪量部16)との境界16e(16ef)の接線(図5において破線で示されている)に沿って吸収体10の後側領域が斜めに折れ曲がる。したがって、吸収体10の後側領域は、後方両側低坪量部16の位置を基点として長手方向に折れ曲がりつつ、境界16eの接線を基点として斜め方向にねじれるように折れ曲がる。これにより、吸収体10の後側領域が臀部の局面に沿ってよりフィットしやすくなる。
なお、吸収体10において後方両側低坪量部16の境界16eのうち、長手方向前側の領域(16lcと16lfとの間の領域)を前側境界16efとし、長手方向後ろ側の領域(16lcと16lrとの間の領域)を後側境界16erとすると、前側境界16efの接線と幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度θefと、後境界16erの接線と幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度θerとは大きさが異なる。すなわち、後方両側低坪量部16は長手方向の前側と後側とでくびれの角度が異なる。
図5の例では、長手方向前側の角度θefが後側の角度θerよりも大きくなっている(θef>θer)。前側の角度θefを大きくすることにより、前側境界16efの接線の幅方向に対する傾斜角度が大きくなり、吸収体10の後側領域が当該接線に沿って斜めに折れ曲がる際のねじれ量が大きくなる。したがって、複雑な身体の曲面に対しても吸収体10をよりフィットさせやすくすることができる。一方、後側の角度θerを小さくすることにより、吸収体10の後側領域が後方両側低坪量部16によってくびれている(切り欠かれている)部分の面積が小さくなる。すなわち、吸収体10の後側領域の面積が相対的に広くなる。これにより、ナプキン1の装着時において。吸収体10の後側領域によって着用者の臀部が広く覆われやすくなり、臀部領域において排泄物が漏れることを抑制しやすくなる。また、図5の例とは逆に前側の角度θefが後側の角度θerよりも小さくなるようにしても良い。この場合、吸収体10の中央側領域(装着時に股下に対応する領域)におけるくびれ部の面積が小さくなり、中央側領域において吸収体10の面積を広く取ることができる。これにより、股下領域における排泄液等の吸収性を高めることができる。このように、後方両側低坪量部16の形状(境界16eの角度)を変更することにより、ナプキン1の使用条件や装着対象者の違いに応じて、吸収体10の機能を最適に調整することが可能となる。
また、後方帯状低坪量部18の幅方向両側には、後方帯状低坪量部18の境界18eに沿った一対の線状圧搾部41が設けられている。図5では、後方帯状低坪量部18の幅方向の両側に長手方向に延びる一対の線状圧搾部41re,41reが設けられている。上述したように、ナプキン1の装着時において、吸収体10のうち後方帯状低坪量部18によって幅方向に分けられた領域は、装着者の臀部の運動に応じてそれぞれ異なる動きをする。したがって、当該領域では、厚さ方向に重ねられた吸収体10とトップシート3,セカンドシート4とが互いに剥がれてしまう「層間剥離」が生じやすくなる。特に、本実施形態のように後方帯状低坪量部18の坪量がゼロであり、吸収体10に帯状の切り欠きが形成されているような場合、該後方帯状低坪量部18(切り欠き)の境界18e(エッジ)付近において層間剥離が生じやすい。
そこで、本実施形態では、後方帯状低坪量部18の境界18eに沿って、長手方向に延びる一対の線状圧搾部41re,41reを設けることにより、当該領域における吸収体10とトップシート3等との厚さ方向の接合を強化して、層間剥離を生じにくくしている。なお、線状圧搾部41re,41reが「後方帯状低坪量部18の境界18eに沿って設けられている」状態とは、線状圧搾部41re,41reが後方帯状低坪量部18の境界18eから所定距離の範囲内に設けられていることを意味する。本実施形態では、少なくとも、後方帯状低坪量部18によって分割された領域の幅方向中央よりも、幅方向において後方帯状低坪量部18の境界18eに近い位置、望ましくは、境界18eからの距離が3mm〜5mm程度となる位置に線状圧搾部41re,41reが設けられる。
また、一対の線状圧搾部41re,41reは、長手方向において後方両側低坪量部16と重複しない位置に配置されている。上述のように、線状圧搾部41re,41reでは、吸収体10とトップシート3等とが一体的に接合されていることから、当該部分における密度及び剛性が局所的に高くなっている。このように剛性の高い線状圧搾部41re,41reが長手方向において後方両側低坪量部16と重複して設けられていた場合、後方両側低坪量部16の位置における吸収体10の長手方向の折れ曲がり変形が阻害されてしまうおそれがある。そこで、本実施形態のナプキン1では、長手方向において後方両側低坪量部16と重複しないように線状圧搾部41re,41reを設けることにより、吸収体10の変形が阻害されてしまうことを抑制している。
なお、図5に示されるように、線状圧搾部41re,41reは、それぞれ複数の圧搾部40が所定の間隔を空けて隣り合って並ぶことによって形成されている。本実施形態では、後方両側低坪量部16よりも長手方向の後側の領域に配置されている線状圧搾部41re,41reを形成する各々の圧搾部40の面積S40reが、長手方向において後方両側低坪量部16と前方両側低坪量部15との間の領域に配置されている線状圧搾部41を構成する各々の圧搾部40の面積S40cよりも小さくなっている。このように線状圧搾部41re,41reを構成する各々の圧搾部40の面積をなるべく小さくすることで、当該線状圧搾部41re,41reが形成されている領域の剛性が高くなることが抑制される。したがって、吸収体10の長手方向後側の領域が柔らかく保たれ、ナプキン1の装着時において臀部における吸収体10の肌触りをよりソフトなものにすることができる。
また、後方帯状低坪量部18の幅方向における長さ(幅)W18は、吸収体10の厚さt10よりも大きい(W18>t10)。仮に、後方帯状低坪量部18の幅W18が吸収体10の厚さt10よりも小さい場合、後方帯状低坪量部18によって幅方向の左右に分割された領域がそれぞれ独立して動く際に、後方帯状低坪量部18のエッジ部分において当該分割された領域が互いに接触したり干渉したりする可能性が高くなる。これに対して、後方帯状低坪量部18の幅W18を、吸収体10の厚さt10よりも大きくすることで、当該エッジ部分における干渉等を生じにくくすることができる。したがって、後方帯状低坪量部18を挟んで幅方向に隣り合う2つの領域が互いに干渉することなく動くことができるようになり、臀部における吸収体10のフィット性をより向上させることができる。なお、吸収体10の「厚さ」は、ミツトヨ(株)製のダイアルシックネスゲージID−C1012Cまたはそれと同等のものを使用し、接触子の面積を20cm2、接触圧を3gf/cm2に設定して測定するときの値である。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、吸収体10の幅方向中央部において長手方向に沿って1本の後方帯状低坪量部18が配置されていたが、後方帯状低坪量部18の配置や数量はこの限りではない。例えば、図1に示される前方帯状低坪量部17と同様に、複数の後方帯状低坪量部18が放射状に配置されているのであっても良い。すなわち、長手方向の外側(後ろ側)かつ幅方向の両外側に向かって複数(例えば2本)の後方帯状低坪量部18が配置されているのであっても良い。このような場合であっても、それぞれの後方帯状低坪量部18が長手方向に所定の長さを有し、かつ、長手方向において後方両側低坪量部16と重複していれば、複数の後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割されたそれぞれの領域が、後方両側低坪量部16の位置を基点として独立して折れ曲がり変形することが可能となる。
また、複数の後方帯状低坪量部18を放射状に配置することにより、例えば、吸収体10の後ろ側領域の面積を広くした場合等に臀部でのフィット性を向上させやすくなる。複数の後方帯状低坪量部18によって幅方向に分割された各領域が独立して変形可能であることにより、臀部の広い範囲をカバーしつつ、臀部の運動にしっかりと追従してフィット性を向上させることができるからである。また、複数の後方帯状低坪量部18を放射状に配置することにより、臀部の形状に合わせて3次元的な折れ曲がり変形を実現することができる。すなわち、後方帯状低坪量部18によって分割された領域が、放射状の後方帯状低坪量部18に沿ってそれぞれ長手方向及び幅方向に折れ曲がりやすくなることから、上述したねじれのような効果が生じ、吸収体10が臀部の丸みに合わせて変形しやすくなる。
上述の実施形態では、吸収性コア12は上層シート11と下層シート13の二枚のシートで覆われていたが、何等これに限らない。例えば、吸収性コア12の肌側面及び非肌側面を一枚のシートで包むようにして覆っても良い。
上述の実施形態では、トップシート3とは異なるサイドシート2によってウイング部30が形成されていたが、何等これに限らない。例えば、トップシート3(及びバックシート5)が、長手方向中央部の領域において幅方向外側に延出することによって、ウイング部30が形成されているのであっても良い。
1 生理用ナプキン(ナプキン)、
2 サイドシート、2e 外周縁、
3 トップシート、3e 外周縁、
4 セカンドシート、
5 バックシート、5e 外周縁、
10 吸収体、
11 上層シート、12 吸収性コア、13 下層シート、
15 前方両側低坪量部、16 後方両側低坪量部(両側低坪量部)、16e 境界、
17 前方帯状低坪量部、18 後方帯状低坪量部(帯状低坪量部)、18e 境界、
20 ナプキン本体部、
21 本体部用粘着部、21c 中央本体部用粘着部、21f 前側本体部用粘着部、
21r 後側本体部用粘着部、
30 ウイング部、31 ウイング部用粘着部、
40 圧搾部、
41 線状圧搾部、41re 線状圧搾部、
42 点状圧搾部、
F1 第1折り目、F2 第2折り目、
W16 幅、W18 幅、
m15〜m18 坪量
θef 角度(前側)、θer 角度(後側)

Claims (10)

  1. 互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、所定の坪量を有する吸収体を備えた生理用ナプキンであって、
    前記吸収体は、
    前記長手方向の後側において前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の両側低坪量部と、
    前記長手方向の前記後側において、前記幅方向において前記一対の両側低坪量部の間に設けられ、前記長手方向に所定の長さを有し、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった帯状の帯状低坪量部と、
    を有し、
    前記帯状低坪量部は、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部の少なくとも一部と重複しており、
    前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿った一つの前記帯状低坪量部が設けられており、
    前記幅方向の両外側に延出した一対のウイング部を有し、
    前記吸収体は、前記両側低坪量部が配置されている位置よりも前記長手方向の前側において、前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の前方両側低坪量部を有し、
    前記長手方向における前記両側低坪量部と前記前方両側低坪量部との間に、前記ウイング部を有している、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  2. 請求項1に記載の生理用ナプキンであって、
    前記一対の両側低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  3. 請求項1又は2に記載の生理用ナプキンであって、
    前記帯状低坪量部における前記吸収体の坪量はゼロである、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の生理用ナプキンであって、
    前記生理用ナプキンの非肌側、かつ、前記帯状低坪量部の前記幅方向の両側の領域には、接着剤が塗布された粘着部が設けられている、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の生理用ナプキンであって、
    個別に包装される際に、前記生理用ナプキンを前記長手方向に折り畳む折り目が前記幅方向に沿って複数設けられており、
    複数の前記折り目のうち少なくとも一つは、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部の少なくとも一部と重複している、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の生理用ナプキンであって、
    前記両側低坪量部の前記長手方向の前側における境界の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、
    前記両側低坪量部の前記長手方向の後側における境界の接線と前記幅方向とがなす角度のうち小さい方の角度と、が異なる大きさである、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  7. 請求項6に記載の生理用ナプキンであって、
    前記両側低坪量部の前記長手方向の前側における境界の接線と前記幅方向とのなす角度のうち小さい方の角度は、
    前記両側低坪量部の前記長手方向の後側における境界の接線と前記幅方向とのなす角度のうち小さい方の角度よりも大きい、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  8. 互いに直交する長手方向と幅方向とを有し、所定の坪量を有する吸収体を備えた生理用ナプキンであって、
    前記吸収体は、
    前記長手方向の後側において前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の両側低坪量部と、
    前記長手方向の前記後側において、前記幅方向において前記一対の両側低坪量部の間に設けられ、前記長手方向に所定の長さを有し、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった帯状の帯状低坪量部と、
    を有し、
    前記帯状低坪量部は、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部の少なくとも一部と重複しており、
    前記幅方向の中央部に、前記長手方向に沿った一つの前記帯状低坪量部が設けられており、
    前記幅方向の両外側に延出した一対のウイング部を有し、
    前記吸収体よりも肌側に積層されたトップシートを有し、
    前記帯状低坪量部の両側には、前記帯状低坪量部の境界に沿って前記吸収体及び前記トップシートを接合する一対の線状圧搾部が設けられている、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  9. 請求項8に記載の生理用ナプキンであって、
    前記一対の線状圧搾部は、前記長手方向において、前記一対の両側低坪量部と重複していない、ことを特徴とする生理用ナプキン。
  10. 請求項8又は9に記載の生理用ナプキンであって、
    前記吸収体は、前記両側低坪量部が配置されている位置よりも前記長手方向の前側において、前記幅方向の両側に設けられ、坪量が前記所定の坪量よりも低くなった一対の前方両側低坪量部を有し、
    前記一対の線状圧搾部は、隣り合って並ぶ複数の圧搾部を有し、
    前記一対の線状圧搾部を構成する各々の前記圧搾部の面積は、
    前記長手方向において前記両側低坪量部と前記前方両側低坪量部との間の領域に設けられる各々の圧搾部の面積よりも小さい、ことを特徴とする生理用ナプキン。
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