JP6923316B2 - センサモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、センサモジュールに関する。
半導体集積回路の製造に用いられる微細加工技術を利用して、機械要素部品と電子回路とを集積化したデバイスであるMEMS(Micro Electro Mechanical System)が知られている。特許文献1には、MEMSであるセンサを中空構造の半導体パッケージに搭載したセンサモジュールが記載されている。
センサモジュールには、センサが搭載された基板とセンサを保護するカバーとが設けられている。カバーは、基板に対してたとえば導電性の接合材によって接合される。この接合材が、基板の配線パターン等に接すると、ショート等の意図しない不具合を生じる。このため、センサモジュールの完成時または使用開始時には、ショート等の不具合が生じ得ないかを判断するために、たとえばX線検査が行われる。この検査において、適正な状態と不適正な状態とがより明瞭に区別されることが好ましい。
特開2016−39190号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、導通状態の判断をより確実に行うことが可能なセンサモジュールを提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるセンサモジュールは、互いに反対側を向く搭載面および実装面を有する基材、当該基材に形成された配線部、および前記配線部の一部を覆う絶縁層を有する基板と、前記基板の前記搭載面に搭載されたセンサを含む1以上の電子素子と、前記電子素子と前記配線部とに接続されたボンディングワイヤと、前記センサを覆い且つ前記基板に接合材によって接合されたカバーと、を備えたセンサモジュールであって、前記配線部は、前記搭載面に形成された複数の搭載面部を有しており、前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドをなし且つ平面視において前記絶縁層および前記接合材から離間した第1搭載面部を含むことを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層は、平面視において前記第1搭載面部から離間した絶縁層内側端縁を有し、前記接合材は、平面視において前記第1搭載面部から離間した接合材内側端縁を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層内側端縁と前記接合材内側端縁とは、前記第1搭載面部と対向する部位において平面視において一致している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドと当該電極パッドから前記基材の外端縁に到達する延出部とを有する第2搭載面部を含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記延出部は、前記絶縁層および前記接合材に覆われている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層内側端縁と前記接合材内側端縁とは、前記第2搭載面部と対向する部位において平面視において前記絶縁層内側端縁が前記接合材内側端縁よりも前記第2搭載面部の前記電極パッド側に位置する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドと当該電極パッドに繋がる連結部と当該連結部に繋がる枝部とを有する第3搭載面部を含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記連結部および前記枝部は、前記絶縁層および前記接合材に覆われている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層は、平面視において前記枝部に重なる開口を有しており、前記枝部と前記接合材とが、前記開口を通じて接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層内側端縁と前記接合材内側端縁とは、前記第3搭載面部と対向する部位において平面視において前記絶縁層内側端縁が前記接合材内側端縁よりも前記第3搭載面部の前記電極パッド側に位置する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基板は、第1方向および第2方向に沿った四辺を有する矩形状であり、前記第1方向に沿って前記複数の第1搭載面部が配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2搭載面部と前記第3搭載面とが、前記第2方向に沿って配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記延出部は、前記第1方向に沿って延びている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記連結部は、前記第1方向に沿って延びており、前記枝部は、前記第2方向に沿って延びている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2搭載面部および前記第3搭載面部とともに、前記第1搭載面部が前記第2方向に沿って配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記接合材は、導電性である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記接合材は、Agを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記カバーは、金属からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記1以上の電子素子は、気圧センサを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記気圧センサを制御するための素子を含む複数の前記電子素子を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記気圧センサは、箱形状の箱状部分と、前記箱状部分の開口を塞ぐ蓋状部分とを備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記カバーは、開口部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記センサは、前記基板とは反対側の面に形成された回路を備えている。
本発明によれば、導通状態の判断をより確実に行うことができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくセンサモジュールを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に基づくセンサモジュールを示す要部斜視図である。 本発明の第1実施形態に基づくセンサモジュールを示す要部平面図である。 本発明の第1実施形態に基づくセンサモジュールを示す要部平面図である。 図1のV−V線に沿う断面図である。 図3のVI−VI線に沿う要部拡大断面図である。 図3のVII−VII線に沿う要部拡大断面図である。 図3のVIII−VIII線に沿う要部拡大断面図である。 図3のIX−IX線に沿う要部拡大断面図である。 図1のセンサモジュールのブロック図である。 図1のセンサモジュールの気圧センサの一例を示す平面図である。 図11のXII−XII線に沿う要部断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図12に基づき、本発明の第1実施形態に基づくセンサモジュールA1について説明する。センサモジュールA1は、基板1、電子部品2、気圧センサ3、複数のボンディングワイヤ4、カバー6および接合材7を備えている。本実施形態のセンサモジュールA1は、気圧を検出するものであり、例えば携帯端末などの各種電子機器の回路基板に実装される。例えば携帯端末においては、センサモジュールA1は大気圧を検出する。検出された大気圧は、高度を演算するための情報として用いられる。
図1は、センサモジュールA1を示す斜視図である。図2は、カバー6、接合材7および後述する配線部1Bおよび絶縁層1Cを省略した要部斜視図である。図3は、カバー6を省略したセンサモジュールA1を示す要部平面図であり、図4は、さらに接合材7を省略した要部平面図である。図5は、図1のV−V線に沿う断面図である。図6は、図3のVI−VI線に沿う要部拡大断面図である。図7は、図3のVII−VII線に沿う要部拡大断面図である。図8は、図3のVIII−VIII線に沿う要部拡大断面図である。図9は、図3のIX−IX線に沿う要部拡大断面図である。図10は、センサモジュールA1のブロック図である。図11は、センサモジュールA1の気圧センサ3の一例を示す平面図である。図12は、図11のXII−XII線に沿う要部断面図である。
これらの図において、センサモジュールA1の厚さ方向(平面視方向)をz方向(z1−z2方向)とし、z方向に直交するセンサモジュールA1の一方の辺に沿う方向をx方向(x1−X2方向)、z方向およびx方向に直交する方向をy方向(y1―y2方向)として説明する(以下の図においても同様)。なお、y方向は、本発明の第1方向に相当し、x方向は、本発明の第2方向に相当する。本実施形態においては、センサモジュールA1は、x方向およびy方向寸法が例えば2mm程度、z方向寸法が0.8〜1mm程度とされる。
基板1は、図1〜図9に示すように、電子部品2を搭載し、センサモジュールA1を各種電子機器の回路基板に実装するための部材である。本実施形態においては、基材1A、配線部1Bおよび絶縁層1Cを有する。
基材1Aは、電気絶縁体からなり、基板1の主要構成部材である。基材1Aは、たとえばガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、セラミックスなどであり限定されない。基材1Aは、たとえば平面視矩形状の板状であり、搭載面1a、実装面1bおよび側面1cを有する。搭載面1aおよび実装面1bは、基板1の厚さ方向(z方向)において互いに反対側を向いている。搭載面1aは、z1方向を向く面であり、電子部品2が搭載される面である。実装面1bは、z2方向を向く面であり、センサモジュールA1を各種電子機器の回路基板に実装する際に利用される面である。側面1cは、搭載面1aおよび実装面1bを繋ぐ面であり、x方向またはy方向を向いており、z方向に平行である。本実施形態においては、基板1のz方向の寸法は100〜200μm程度であり、x方向およびy方向の寸法はそれぞれ2mm程度である。
配線部1Bは、電子部品2および気圧センサ3とセンサモジュールA1外の回路等とを導通させるための導通経路をなすものである。配線部1Bは、たとえばCu、Ni、Ti、Au等の単種類または複数種類の金属からなり、たとえばメッキによって形成される。本実施形態においては、配線部1Bは、複数の搭載面部100、貫通部105、中層部106および裏面パッド19を有する。
図3および図4に示すように、複数の搭載面部100は、基材1Aの搭載面1aに形成されており、互いに離間した複数の独立領域である。本実施形態においては、複数の搭載面部100は、複数の第1搭載面部101、第2搭載面部102および第3搭載面部103を含む。
第1搭載面部101は、図3、図4および図6に示すように、電極パッド11のみからなるものであり、図示された様にたとえば楕円形状、矩形状等の形状とされる。電極パッド11は、ボンディングワイヤ4の端部がボンディングされるものである。本実施形態においては、複数の第1搭載面部101が、y方向に沿って配置されている。また、複数の第1搭載面部101が、第2搭載面部102および第3搭載面部103とともに、x方向に沿って配置されている。
第2搭載面部102は、図3、図4および図7に示すように、電極パッド11および延出部12を有する。電極パッド11は、上述した通りボンディングワイヤ4の端部がボンディングされるものである。延出部12は、電極パッド11から延出しており基材1Aの外端縁に到達している。本実施形態においては、x方向に沿って2つの第2搭載面部102が配置されている。延出部12は、y方向に沿って延びている。延出部12は、たとえば、センサモジュールA1の製造方法において基板材料を用いて複数の基板1を一括して形成する際に、配線部1Bとなる導電膜を電解めっきによって形成するための導通経路であった部位が残存したものである。
第3搭載面部103は、図3、図4、図8および図9に示すように、電極パッド11、連結部13および枝部14を有する。電極パッド11は、上述した通りボンディングワイヤ4の端部がボンディングされるものである。連結部13は、電極パッド11から外方に向かって延出している。枝部14は、連結部13に繋がっており、連結部13とは異なる方向に延びている。本実施形態においては、連結部13は、電極パッド11からy2方向に延びている。枝部14は、連結部13のy2方向の端部からx方向に沿って延びている。図示された例においては、枝部14は、連結部13のy2方向の端部からx1方向およびx2方向の双方に延びている。また、枝部14の長さは、x方向に並べられた複数の第1搭載面部101と、y方向視において重なる程度の長さとされている。枝部14は、基材1Aの外端縁に沿って延びており、基材1Aの外端縁からy1方向に離間している。
図6〜図8に示すように、貫通部105は、基材1A内の適所においてz方向に延びる導通経路を構成している。図示された電極パッド11には、貫通部105の端部が繋がっている。中層部106は、基材1Aのz方向内部において、x方向およびy方向に延びる導通経路を構成している。図示された例においては、中層部106は、貫通部105の端部に繋がっている。また、所定の中層部106は、貫通部105によって裏面パッド19に繋がっている。裏面パッド19は、実装面1bに設けられており、センサモジュールA1を回路基板等に実装する際に、導通接合される電極として用いられるものである。なお、図6および図7は、電極パッド11と裏面パッド19とが貫通部105および中層部106を介して導通している部位を例示している。図8は、電極パッド11が貫通部105を介して中層部106に導通している部位を例示している。
絶縁層1Cは、配線部1Bの適所を覆うことにより、当該部位を絶縁保護するためのものである。絶縁層1Cは、絶縁材料からなるものであり、たとえばレジスト樹脂によって構成される。図3および図4に示すように、本実施形態においては、絶縁層1Cは、平面視矩形環状に形成されている。
絶縁層1Cは、絶縁層内側端縁111および開口112を有する。絶縁層内側端縁111は、矩形環状とされた絶縁層1Cの内側の端縁であり、電子部品2および気圧センサ3を囲んでいる。開口112は、貫通孔であり、平面視において第3搭載面部103の枝部14の一部と重なっている。図示された例においては、絶縁層1Cの外端縁は、基材1Aの外端縁と一致している。
接合材7は、基板1とカバー6とを接合するものであり、たとえばAg等の金属を含むペースト接合材からなる。本実施形態においては、接合材7は、平面視において矩形環状に設けられており、そのすべてが絶縁層1Cと重なる領域に形成されている。接合材7は、接合材内側端縁71を有する。接合材内側端縁71は、矩形環状とされた接合材7の内側の端縁である。図示された例においては、接合材7の外端縁は、絶縁層1Cおよび基材1Aの外端縁と概ね一致しているが、絶縁層1Cおよび基材1Aの外端縁とずれたものであってもよい。
図3、図4および図6に示すように、電極パッド11のみからなる第1搭載面部101は、絶縁層1Cの絶縁層内側端縁111および接合材7の接合材内側端縁71から平面視において内側に離間している。また、絶縁層1Cおよび接合材7のうち第1搭載面部101と対向する部位においては、平面視において絶縁層内側端縁111と接合材内側端縁71とが一致している。
図3、図4および図7に示すように、電極パッド11および延出部12を有する第2搭載面部102は、電極パッド11が絶縁層1Cの絶縁層内側端縁111および接合材7の接合材内側端縁71から平面視において内側に離間しており、延出部12の少なくとも一部が絶縁層1Cおよび接合材7によって覆われている。また、絶縁層1Cおよび接合材7のうち第2搭載面部102と対向する部位においては、平面視において絶縁層内側端縁111が接合材内側端縁71よりも第2搭載面部102側の内側に位置している。
図3、図4、図8および図9に示すように、電極パッド11、連結部13および枝部14を有する第3搭載面部103は、電極パッド11が絶縁層1Cの絶縁層内側端縁111および接合材7の接合材内側端縁71から平面視において内側に離間している。一方、連結部13および枝部14は、少なくとも一部ずつが、絶縁層1Cおよび接合材7によって覆われている。図示された例においては、連結部13の一部が、絶縁層1Cおよび接合材7によって覆われており、枝部14のすべてが、絶縁層1Cおよび接合材7によって覆われている。また、絶縁層1Cおよび接合材7のうち第3搭載面部103と対向する部位においては、平面視において絶縁層内側端縁111が接合材内側端縁71よりも第3搭載面部103側の内側に位置している。
また、絶縁層1Cの開口112が枝部14の一部と平面視において重なっていることにより、枝部14と接合材7とが、開口112を通じて互いに接している。すなわち、第3搭載面部103と接合材7とは、互いに導通している。
電子部品2は、センサが検出した電気信号を処理するものであり、いわゆるASIC(Application Specific Integrated Circuit)素子として構成されている。図10に示すように、本実施形態においては、電子部品2は、温度センサ22を備えており、当該温度セン22が検出した電気信号、および、気圧センサ3が検出した電気信号の処理を行う。電子部品2は、温度センサ22が検出した電気信号と気圧センサ3が検出した電気信号とをマルチプレクサ23で多重化して、アナログ/デジタル変換回路24でをデジタル信号に変換する。そして、信号処理部25が、クロック26のクロック信号に基づいて、記憶部27の記憶領域を利用しながら、増幅やフィルタリング、論理演算などの処理を行う。信号処理後の信号は、インターフェイス28を介して出力される。これにより、センサモジュールA1は、気圧および気温を検出した信号を適切な信号処理を行った上で、出力することができる。
電子部品2は、基板上に各種素子を搭載してパッケージングした制御のためのものである。電子部品2は、平面視矩形状の板状であり、搭載面2a、実装面2bおよび側面2cを有する。搭載面2aおよび実装面2bは、電子部品2の厚さ方向(z方向)において互いに反対側を向いている。搭載面2aは、z1方向を向く面であり、気圧センサ3が搭載される面である。実装面2bは、z2方向を向く面であり、電子部品2を基板1の搭載面1aに実装する際に利用される面である。側面2cは、搭載面2aおよび実装面2bを繋ぐ面であり、x方向またはy方向を向いており、z方向に平行である。本実施形態においては、電子部品2のz方向の寸法は80μm程度であり、x方向およびy方向の寸法はそれぞれ1〜1.2mm程度である。
電子部品2は、基板1の搭載面1aのx1方向およびy1方向寄りに搭載されている。電子部品2と基板1とは、図示しないダイアタッチフィルムなどによって接合されている。
電子部品2の搭載面2aには、複数の電極パッド21が設けられている。電極パッド21は、基板1の電極パッド11に導通接合される電極として用いられるものである。電極パッド21には、ボンディングワイヤ4がボンディングされる。電極パッド21は、例えばAlやアルミ合金などの金属からなり、たとえばメッキによって形成される。電極パッド21は、搭載面2aの配線パターンに接続しており、気圧センサ3が搭載される領域を囲むように配置されている。
気圧センサ3は、気圧を検出するためのセンサである。気圧センサ3は、気圧を検出し、その検出結果を電気信号として電子部品2に出力する。気圧センサ3は、立方体形状であり、主面3a、実装面3bおよび側面3cを有する。主面3aおよび実装面3bは、気圧センサ3の厚さ方向(z方向)において互いに反対側を向いている。主面3aは、z1方向を向く面である。実装面3bは、z2方向を向く面であり、気圧センサ3を電子部品2に実装する際に利用される面である。側面3cは、主面3aおよび実装面3bを繋ぐ面であり、x方向またはy方向を向いており、z方向に平行である。本実施形態においては、気圧センサ3のz方向の寸法は30〜40μm程度であり、x方向およびy方向の寸法はそれぞれ0.7〜1mm程度である。図5に示すように、気圧センサ3は、シリコン基板31およびガラス基板32を備えている。「シリコン基板31」は本発明の「箱状部分」に相当し、「ガラス基板32」は本発明の「蓋状部分」に相当する。
シリコン基板31は、シリコンを積層した箱形状をなし、ダイアフラム311およびダイアフラム311の外縁を支持する支持層312を備えている。シリコン基板31は、積層されたシリコン基板材料に、所定のエッチングマスクを介してエッチングを施すことで形成される。エッチングされて薄膜状となった部分が、ダイアフラム311になる。薄膜状というのは、少なくとも支持層312の厚さ(z方向の寸法)より薄く、後述するキャビティ33内の気圧とキャビティ33外部の気圧との差で変形可能な厚さであることを意味している。なお、シリコン基板31の形成方法は限定されず、薄膜状のダイアフラム311を形成できればよい。本実施形態においては、ダイアフラム311の厚さ(z方向の寸法)は、7μm程度である。
ガラス基板32は、シリコン基板31に形成された開口部を塞ぐように、支持層312に固定される。ガラス基板32とシリコン基板31とは、例えば陽極接合によって接合される。なお、ガラス基板32とシリコン基板31とは、その他の接合方法(例えば接着剤による接着)によって接合されていてもよい。ダイアフラム311、支持層312およびガラス基板32で囲まれた空間は密閉されて、圧力が一定に保たれるキャビティ33になる。本実施形態では、キャビティ33は、絶対真空に近い真空とされている。また、本実施形態では、ダイアフラム311を平面視矩形状としており、キャビティ33を直方体形状の空間としている(図2においては、実際には見えないキャビティ33を一点鎖線で示している)。なお、ダイアフラム311およびキャビティ33の形状は限定されない。例えば、ダイアフラム311を平面視円形状としてもよい。この場合、キャビティ33は円柱形状になる。
気圧センサ3は、キャビティ33内の気圧とキャビティ33外部の気圧との差で変形するダイアフラム311の形状(歪み具合)に応じた電気信号を生成して、電子部品2に出力する。
図12に示すように、シリコン基板31は、シリコン層31aとシリコン層31cとの間に酸化層31bを配置して積層されたシリコン基板材料を、x2方向から酸化層31bまでエッチングを施すことで形成されている。残ったシリコン層31aが、ダイアフラム311になる。また、シリコン層31aのx1方向の面には、不純物の拡散によって拡散抵抗37が形成され、不純物の拡散によって拡散配線36が形成されている。拡散抵抗37は、ダイアフラム311に形成されており、ダイアフラム311の変形に応じて抵抗値が変化するゲージ抵抗である。また、シリコン層31aのx1方向の面には、スパッタにより金属配線35が形成され、金属配線35の所定の位置に、電極パッド34が形成されている。図11においては、拡散抵抗37および拡散配線36を破線で示している。
図11に示すように、気圧センサ3のダイアフラム311内には、4つの拡散抵抗37a,37b,37c,37dが配置されている。4つの拡散抵抗37a,37b,37c,37dは、金属配線35および拡散配線36によって接続されて、ブリッジ回路を構成している。また、気圧センサ3のダイアフラム311の周囲には、4つの電極パッド34a,34b,34c,34dが配置されている。電極パッド34aは、拡散抵抗37aと拡散抵抗37cとを接続する金属配線35に接続されている。電極パッド34bは、拡散抵抗37aと拡散抵抗37bとを接続する金属配線35に接続されている。電極パッド34cは、拡散抵抗37cと拡散抵抗37dとを接続する金属配線35に接続されている。電極パッド34dは、拡散抵抗37bと拡散抵抗37dとを接続する金属配線35に接続されている。電極パッド34aと電極パッド34dとの間には、例えば5Vの基準電圧が印加され、電極パッド34bと電極パッド34cとの間の電圧が電気信号として、電子部品2に出力される。拡散抵抗37bおよび拡散抵抗37cは、ダイアフラム311が歪むことによって、電流の流れる方向(図11では長手方向)に延びるので、抵抗値が大きくなる。一方、拡散抵抗37aおよび拡散抵抗37dは、ダイアフラム311が歪むことによって、電流の流れる方向に直交する方向(図11では短手方向)に延びるので、抵抗値が小さくなる。これにより、ダイアフラム311の歪み具合に応じて、電極パッド34bと電極パッド34cとの間の電圧が変化する。なお、図11は、配線パターンの一例であり、電極パッド34a,34b,34c,34d、拡散抵抗37a,37b,37c,37d、拡散配線36および金属配線35の配置位置および接続方法は限定されない。
図3および図4に示すように、気圧センサ3は、電子部品2の搭載面2aのx1方向およびy1方向寄りに搭載されている。気圧センサ3と電子部品2とは、図示しないシリコーン樹脂などの接合部材によって接合されている。気圧センサ3の電極パッド34(34a,34b,34c,34d)は、基板1の電極パッド11に導通接合されている。電極パッド34には、ボンディングワイヤ4がボンディングされる。電極パッド34は、例えばAlやアルミ合金などの金属からなる。各電極パッド34は、基板1の電極パッド11および配線パターンを介して、電子部品2の電極パッド21と電気的に接続されている。なお、気圧センサ3の電極パッド34と電子部品2の電極パッド21とを、ボンディングワイヤ4で接続してもよい。
ボンディングワイヤ4は、基板1の電極パッド11と、電子部品2の電極パッド21または気圧センサ3の電極パッド34とを導通させるためのものであり、たとえばAu等の金属からなる。なお、ボンディングワイヤ4の素材は限定されず、たとえばAl,Cuなどであってもよい。ボンディングワイヤ4の一端は電極パッド11にボンディングされており、他端は電極パッド21または電極パッド34にボンディングされている。
カバー6は、金属製の箱形状の部材であり、電子部品2、気圧センサ3およびボンディングワイヤ4を囲うようにして、基板1の搭載面1aに接合材7によって接合されている。図示された例においては、カバー6は、平面視矩形状である。なお、カバー6は金属以外の素材であってもよい。また、カバー6の製造方法は限定されない。カバー6と基板1の間の空間は、樹脂が充填されているのではなく、中空になっている。また、カバー6は、内部に外気を取り入れるための開口部61を備えている。開口部61が設けられ、中空になっていることで、気圧センサ3はセンサモジュールA1の周囲の気圧(例えば大気圧)を検出することができ、電子部品2の温度センサはセンサモジュールA1の周囲の気温を検出することができる。本実施形態では、開口部61は、電子部品2の電極パッド21のz1方向側の位置に1つだけ配置されている(図1参照)。なお、開口部61の数は限定されない。
次に、センサモジュールA1の作用について説明する。
本実施形態によれば、電極パッド11のみからなる第1搭載面部101は、平面視において絶縁層1Cおよび接合材7から離間している。このため、第1搭載面部101、絶縁層1Cおよび接合材7が適切に形成されていれば、X線検査等を用いてセンサモジュールA1を検査した際に、第1搭載面部101と接合材7とが接していないことを明瞭に認識することが可能である。一方、製造工程等における意図しない要因によって、たとえば接合材7が第1搭載面部101に接していると、X線検査等によって当該不具合を確実に把握することが可能である。したがって、導通状態の判断をより確実に行うことができる。
図3、図4および図6に示すように、電子部品2および気圧センサ3に対してx2方向に位置する領域にy方向に沿って配置された複数の搭載面部100は、その全てが第1搭載面部101である。絶縁層1Cおよび接合材7のうち複数の第1搭載面部101と対向する部位において、絶縁層内側端縁111と接合材内側端縁71とを平面視において一致している。そして、第1搭載面部101は、絶縁層1Cおよび接合材7と離間している。このため、第1搭載面部101および接合材7が適切に形成されると、X線検査等において第1搭載面部101と接合材7とが明瞭に離間した像が得られ、第1搭載面部101と接合材7とが接しているかのような誤った判断が生じにくい。また、絶縁層内側端縁111と接合材内側端縁71とが一致していることにより、絶縁層内側端縁111、接合材内側端縁71および複数の第1搭載面部101を存在させるためのスペースのx方向寸法を縮小するのに適している。
図3、図4および図7に示すように、電子部品2および気圧センサ3に対してy2方向に位置する領域に第2搭載面部102が配置されている。第2搭載面部102は、延出部12を有している。延出部12は、たとえば配線部1Bを形成する際の電解めっきの導通経路を構成していた部位であり、基材1Aの外端縁に到達している。このため、延出部12の一部は、平面視において接合材7と重ならざるをえない。本実施形態においては、絶縁層1Cおよび接合材7のうち第2搭載面部102に対向する部位においては、絶縁層内側端縁111が接合材内側端縁71よりも第2搭載面部102の電極パッド11寄りに配置されている。このため、第2搭載面部102、絶縁層1Cおよび接合材7が適切に形成されていると、X線検査においては、第2搭載面部102の電極パッド11と接合材7との間に絶縁層1Cの一部が存在する像が得られ、電極パッド11と接合材7とが平面視明瞭に離間していることを認識可能である。
図3、図4、図8および図9に示すように、電子部品2および気圧センサ3に対してy2方向に位置する領域に第3搭載面部103が配置されている。第3搭載面部103は、枝部14を有している。枝部14は、絶縁層1Cの開口112を通じて接合材7と接している。このような枝部14を有する第3搭載面部103は、たとえばセンサモジュールA1内におけるグランドラインに導通していることが好ましい。これにより、カバー6に生じた静電気等の意図しない電位を速やかに除去することができる。また、絶縁層1Cおよび接合材7のうち第3搭載面部103に対向する部位においては、絶縁層内側端縁111が接合材内側端縁71よりも第3搭載面部103の電極パッド11寄りに配置されている。このため、第3搭載面部103、絶縁層1Cおよび接合材7が適切に形成されていると、X線検査においては、第3搭載面部103の電極パッド11と接合材7との間に絶縁層1Cの一部が存在する像が得られ、電極パッド11と接合材7とが平面視において明瞭に離間していることを認識可能である。これは、X線検査等の際に、第3搭載面部103が接合材7およびカバー6と導通すべき部位であることを確実に把握しているか否かに関わらず、第3搭載面部103や接合材7の形成状態の良否を適切に判断できるという利点がある。
電子部品2および気圧センサ3に対してy2方向の領域においては、絶縁層1Cの絶縁層内側端縁111が接合材7の接合材内側端縁71よりも電子部品2および気圧センサ3側に位置している。すなわち、絶縁層内側端縁111と接合材内側端縁71とを平面視に離間させるためのスペースが必要となる。しかしながら、このような絶縁層内側端縁111と接合材内側端縁71とが離間した部位と対向することが望ましい第2搭載面部102と第3搭載面部103とが、電子部品2および気圧センサ3のy2方向側にまとめて配置されている。これにより、センサモジュールA1の拡大をy方向のみに限定し、x方向における拡大を回避することができる。
本発明に係るセンサモジュールは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るセンサモジュールの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1 :センサモジュール
1 :基板
1A :基材
1B :配線部
1C :絶縁層
1a :搭載面
1b :実装面
1c :側面
2 :電子部品
2a :搭載面
2b :実装面
2c :側面
3 :気圧センサ
3a :主面
3b :実装面
3c :側面
4 :ボンディングワイヤ
6 :カバー
7 :接合材
11 :電極パッド
12 :延出部
13 :連結部
14 :枝部
19 :裏面パッド
21 :電極パッド
31 :シリコン基板
31a :シリコン層
31b :酸化層
31c :シリコン層
32 :ガラス基板
33 :キャビティ
34,34a,34b,34c :電極パッド
34d :電極パッド
35 :金属配線
36 :拡散配線
37,37a,37b,37c,37d :拡散抵抗
61 :開口部
71 :接合材内側端縁
100 :搭載面部
101 :第1搭載面部
102 :第2搭載面部
103 :第3搭載面部
105 :貫通部
106 :中層部
111 :絶縁層内側端縁
112 :開口
311 :ダイアフラム
312 :支持層

Claims (23)

  1. 互いに反対側を向く搭載面および実装面を有する基材、当該基材に形成された配線部、および前記配線部の一部を覆う絶縁層を有する基板と、
    前記基板の前記搭載面に搭載されたセンサを含む1以上の電子素子と、
    前記電子素子と前記配線部とに接続されたボンディングワイヤと、
    前記センサを覆い且つ前記基板に接合材によって接合されたカバーと、
    を備えたセンサモジュールであって、
    前記配線部は、前記搭載面に形成された複数の搭載面部を有しており、
    前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドをなし且つ平面視において前記絶縁層および前記接合材から離間した第1搭載面部を含み、
    前記絶縁層の一部が、前記基材に接することを特徴とするセンサモジュール。
  2. 前記絶縁層は、平面視において前記第1搭載面部から離間した絶縁層内側端縁を有し、
    前記接合材は、平面視において前記第1搭載面部から離間した接合材内側端縁を有する、請求項1に記載のセンサモジュール。
  3. 互いに反対側を向く搭載面および実装面を有する基材、当該基材に形成された配線部、および前記配線部の一部を覆う絶縁層を有する基板と、
    前記基板の前記搭載面に搭載されたセンサを含む1以上の電子素子と、
    前記電子素子と前記配線部とに接続されたボンディングワイヤと、
    前記センサを覆い且つ前記基板に接合材によって接合されたカバーと、
    を備えたセンサモジュールであって、
    前記配線部は、前記搭載面に形成された複数の搭載面部を有しており、
    前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドをなし且つ平面視において前記絶縁層および前記接合材から離間した第1搭載面部を含み、
    前記絶縁層は、平面視において前記第1搭載面部から離間した絶縁層内側端縁を有し、
    前記接合材は、平面視において前記第1搭載面部から離間した接合材内側端縁を有し、
    前記絶縁層内側端縁と前記接合材内側端縁とは、前記第1搭載面部と対向する部位において平面視において一致していることを特徴とするセンサモジュール。
  4. 互いに反対側を向く搭載面および実装面を有する基材、当該基材に形成された配線部、および前記配線部の一部を覆う絶縁層を有する基板と、
    前記基板の前記搭載面に搭載されたセンサを含む1以上の電子素子と、
    前記電子素子と前記配線部とに接続されたボンディングワイヤと、
    前記センサを覆い且つ前記基板に接合材によって接合されたカバーと、
    を備えたセンサモジュールであって、
    前記配線部は、前記搭載面に形成された複数の搭載面部を有しており、
    前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドをなし且つ平面視において前記絶縁層および前記接合材から離間した第1搭載面部を含み、
    前記絶縁層は、平面視において前記第1搭載面部から離間した絶縁層内側端縁を有し、
    前記接合材は、平面視において前記第1搭載面部から離間した接合材内側端縁を有し、
    前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドと当該電極パッドから前記基材の外端縁に到達する延出部とを有する第2搭載面部を含むことを特徴とするセンサモジュール。
  5. 前記延出部は、前記絶縁層および前記接合材に覆われている、請求項4に記載のセンサモジュール。
  6. 前記絶縁層内側端縁と前記接合材内側端縁とは、前記第2搭載面部と対向する部位において平面視において前記絶縁層内側端縁が前記接合材内側端縁よりも前記第2搭載面部の前記電極パッド側に位置する、請求項5に記載のセンサモジュール。
  7. 前記複数の搭載面部は、前記ボンディングワイヤが接続された電極パッドと当該電極パッドに繋がる連結部と当該連結部に繋がる枝部とを有する第3搭載面部を含む、請求項4ないし6のいずれかに記載のセンサモジュール。
  8. 前記連結部および前記枝部は、前記絶縁層および前記接合材に覆われている、請求項7に記載のセンサモジュール。
  9. 前記絶縁層は、平面視において前記枝部に重なる開口を有しており、
    前記枝部と前記接合材とが、前記開口を通じて接している、請求項8に記載のセンサモジュール。
  10. 前記絶縁層内側端縁と前記接合材内側端縁とは、前記第3搭載面部と対向する部位において平面視において前記絶縁層内側端縁が前記接合材内側端縁よりも前記第3搭載面部の前記電極パッド側に位置する、請求項9に記載のセンサモジュール。
  11. 前記基板は、第1方向および第2方向に沿った四辺を有する矩形状であり、
    前記第1方向に沿って前記複数の第1搭載面部が配置されている、請求項7ないし10のいずれかに記載のセンサモジュール。
  12. 前記第2搭載面部と前記第3搭載面とが、前記第2方向に沿って配置されている、請求項11に記載のセンサモジュール。
  13. 前記延出部は、前記第1方向に沿って延びている、請求項12に記載のセンサモジュール。
  14. 前記連結部は、前記第1方向に沿って延びており、
    前記枝部は、前記第2方向に沿って延びている、請求項12または13に記載のセンサモジュール。
  15. 前記第2搭載面部および前記第3搭載面部とともに、前記第1搭載面部が前記第2方向に沿って配置されている、請求項12ないし14のいずれかに記載のセンサモジュール。
  16. 前記接合材は、導電性である、請求項1ないし15のいずれかに記載のセンサモジュール。
  17. 前記接合材は、Agを含む、請求項16に記載のセンサモジュール。
  18. 前記カバーは、金属からなる、請求項17に記載のセンサモジュール。
  19. 前記1以上の電子素子は、気圧センサを含む、請求項1ないし18のいずれかに記載のセンサモジュール。
  20. 前記気圧センサを制御するための集積回路素子を含む複数の前記電子素子を備える、請求項19に記載のセンサモジュール。
  21. 前記気圧センサは、箱形状の箱状部分と、前記箱状部分の開口を塞ぐ蓋状部分とを備えている、請求項19または20に記載のセンサモジュール。
  22. 前記カバーは、開口部を有する、
    請求項19ないし21のいずれかに記載のセンサモジュール。
  23. 前記センサは、前記基板とは反対側の面に形成された回路を備えている、
    請求項19ないし22のいずれかに記載のセンサモジュール。
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