JP6922719B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消費電力を低減する動作モードを備えた画像形成装置に関し、特に画像形成装置における冷却用のファンの制御手法に関する。
近年の画像形成装置においては、環境問題やエネルギー問題における対策として、待機モードおよび省エネルギーモードといった消費電力を低減する動作モードを備えたものがある。ここで、待機モードとは、画像形成が行われておらず、用紙に転写された現像剤像を用紙に定着させる定着手段が加熱された状態であって、画像形成装置が動作指示を受けると用紙に画像形成を行う画像形成モードへ即座に移行することができる動作モードである。また、省エネルギーモードは、画像形成が行われておらず、定着手段が加熱されていない状態であって、待機モードよりもさらに低消費電力状態となる動作モードである。
画像形成装置においては、画像形成モードが終了すると待機モードに移行し、待機モードが所定時間継続した後に省エネルギーモードに移行するように構成されているものがある。この画像形成モードが終了してから省エネルギーモードに移行するまでの時間、即ち待機モードが継続する時間はユーザにより設定することが可能となっている。
また、画像形成装置は装置本体内の冷却を行うファンが設けられており、定着手段が加熱される画像形成モード時および待機モード時などにおいてファンにより装置本体内が冷却される。
例えば、特許文献1に開示される画像形成装置では、画像形成モードが終了して待機モードに移行した時点から省エネルギーモードに移行するまでの間、常にファンを駆動させて、待機モード時に装置本体内の温度が上昇することを抑制している。
特開平7−28356号公報
前述のように、待機モード時に常にファンを駆動していると、装置本体内の温度上昇を抑制することができるが、待機モードの開始時から終了時までにわたって継続的にファンの駆動による騒音が生じることになる。特に、待機モード時には用紙を搬送する用紙搬送部や用紙に画像形成を行う画像形成部の駆動が停止されるため、ファンの駆動により生じる騒音が目立つことになる。
本発明は、待機モード時に装置本体内の温度上昇を抑制しつつ、ファンの駆動により生じる騒音を抑制することができる画像形成装置を提供する。
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、画像形成装置は、装置本体と、前記装置本体内に収容され、加熱部を有し、現像剤像が転写された記録媒体を前記加熱部により加熱することにより前記記録媒体上に定着させる定着手段と、前記定着手段の前記定着が終了してから前記加熱部の低消費電力状態に移行するまでの時間である第1待機時間を受付ける待機時間受付手段と、前記装置本体内の送風を行うファンと、制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記待機時間受付手段により受付けた前記第1待機時間から所定時間である第2待機時間を減じた第3待機時間が正の値であるときに、前記定着が終了してから前記第3待機時間前記ファンを駆動させ、前記第3待機時間が経過すると前記ファンの駆動を停止させ、待機時間受付手段により受付けた前記第1待機時間から所定時間である第2待機時間を減じた第3待機時間が0以下の値であるときに、前記定着が終了したときに前記ファンの駆動を停止させる。
本発明によれば、第1待機時間から第2待機時間を減じた第3待機時間が正の値であるときに、第3待機時間だけファンが駆動されるため、装置本体内の温度が昇温することを抑制できる。また、第3待機時間が経過した後はファンが停止するため、ファンの駆動により生じる騒音を抑制することができる。さらに、第3待機時間が0以下である場合、定着が終了したときにファンが停止することになるため、ファンによる騒音を抑制することができる。
画像形成装置を示す斜視図である。 画像形成装置を示す中央断面図である。 画像形成装置を示すブロック図である。 待機モードにおける各待機時間およびファンの駆動制御を示す図である。 画像形成モードにおけるファンの駆動制御のフローを示す図である。 待機モードにおけるファンの駆動制御の第2実施形態のフローを示す図である。 待機モードにおけるファンの駆動制御の第3実施形態のフローを示す図である。 待機モードにおけるファンの駆動制御の第4実施形態のフローを示す図である。 待機モードにおけるファンの駆動制御の第5実施形態のフローを示す図である。 スリープモードにおけるファンの駆動制御の第1実施形態のフローを示す図である。 スリープモードにおけるファンの駆動制御の第2実施形態のフローを示す図である。 スリープモードにおけるファンの駆動制御の第3実施形態のフローを示す図である。 スリープモードにおけるファンの駆動制御の第4実施形態のフローを示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置の概略構成]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態である。
以下の説明においては、図1に示すように画像形成装置1が使用可能に設置された状態を基準として、前後、左右、上下の各方向を定める。
図1〜図3に示すように、画像形成装置1は、装置本体2と、給紙部3と、画像形成部5と、入力部4と、ファン12と、制御部90と、モータ11とを備えている。
装置本体2は略直方体形状に形成されており、給紙部3、画像形成部5、ファン12、制御部90、およびモータ11を収容している。
装置本体2の上面には、画像形成部5にて画像が形成されたシートSが排紙される排紙トレイ23が形成されている。装置本体2の上面における左側の前部には操作パネル4が配置されている。シートSは記録媒体の一例である。
給紙部3は、装置本体2の下部に配置されシートSを支持する給紙トレイ31を有しており、給紙トレイ31に支持されるシートSを画像形成部5に搬送するものである。
給紙部3は、給紙ローラ32と、分離ローラ33と、分離パッド33aと、搬送ローラ対34a、34bと、レジストローラ対35a、35bとを有している。装置本体2内には、給紙トレイ31から画像形成部5を経由して排紙トレイ23へ至るシートSの搬送経路Pが構成されている。
給紙トレイ31に支持されるシートSは、給紙ローラ32、分離ローラ33および分離パッド33aにより1枚ずつ分離されて搬送経路Pに送り出される。搬送経路Pに送り出されたシートSは、搬送ローラ対34a、34bと、レジストローラ対35a、35bとにより画像形成部5に向けて搬送される。
レジストローラ対35a、35bは、搬送される用紙9の先端の移動を規制して一旦停止させた後、用紙9を所定のタイミングにて画像形成ユニット5に向けて搬送する。
画像形成部5は給紙部3の上方に配置されており、給紙部3から搬送されてきたシートSの表面に画像を転写するプロセスカートリッジ50と、プロセスカートリッジ50の感光体ドラム54の表面を露光する露光ユニット56と、プロセスカートリッジ50によりシートSに転写された画像を定着させる定着ユニット60とを備えている。
プロセスカートリッジ50は、現像ローラ53と、感光体ドラム54と、転写ローラ55等とを備えている。
露光ユニット56は、レーザダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、及び反射鏡等を備えており、画像形成装置1に入力された画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム54へ向けて照射することにより、感光体ドラム54の表面を露光する。
感光体ドラム54は、現像ローラ53に隣接して配置されている。感光体ドラム54の表面は、図示しない帯電器により一様に正帯電された後、露光ユニット56により露光される。感光体ドラム54の露光された部分は他の部分よりも電位が低くなり、感光体ドラム54に画像データに基づく静電潜像が形成される。
そして、静電潜像が形成された感光体ドラム54の表面に、正に帯電されたトナーが現像ローラ53から供給されることにより、静電潜像が顕像化されて現像剤像となる。
転写ローラ55は、感光体ドラム54に対向配置され、図示しないバイアス印加手段により負の転写バイアスが印加される。転写ローラ55の表面に転写バイアスがされている状態で、現像剤像が形成された感光体ドラム54と転写ローラ55との間(転写位置)でシートSを挟持しなから搬送することにより、感光体ドラム54の表面に形成された現像剤像がシートSの表面に転写される。
定着ユニット60は、加熱ローラ61と加圧ローラ62とを備えている。加熱ローラ61は図示しない電源から電力を供給することで加熱されるとともに、モータ11からの駆動力により回転駆動される。加圧ローラ62は加熱ローラ61に対向配置されており、加熱ローラ61に密着して従動回転する。現像剤像が転写されたシートSが定着ユニット60に搬送されてくると、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間でシートSを挟持しながら搬送し、シートSを加熱ローラ61により加熱することで、シートSに現像剤像を定着させて画像を形成する。定着ユニット60は定着手段の一例であり、加熱ローラ61は定着手段における加熱部の一例である。
排紙ユニット7は排紙ローラ対71・71を備えており、定着ユニット60から搬送されてくるシートSを装置本体2の外部へ向けて排紙する。具体的には、定着ユニット60から搬送されてくるシートSを、排紙ローラ対71・71により装置本体2の上面に形成される排紙トレイ23に排紙する。
入力部4は、画像形成装置1に対する入力操作を行う操作キー等を有する操作部41、および画像形成装置1の状態や機能等を表示する表示部42を有している。表示部42は、画像形成装置1に対する入力操作機能を備えたタッチパネル等にて構成することも可能である。
ファン12は、図示しない電源から電力を供給することで駆動され、装置本体2内に対して送風を行う。
制御部90は、加熱ローラ61の加熱状態、およびファン12の駆動等を制御する。制御部90は、制御手段の一例である。
図3に示すように、制御部90には、入力部4、画像形成部5、およびファン12が接続されている。画像形成装置1は、装置本体2内の温度を計測する内部温度センサ15、および装置本体2外部の温度を計測する外部温度センサ16を有している。内部温度センサ15および外部温度センサ16は、制御部90に接続されている。内部温度センサ15は内部温度計測手段の一例であり、外部温度センサ16は外部温度計測手段の一例である。
[画像形成装置の動作モード]
画像形成装置1は、動作モードとして画像形成モードと、待機モードと、スリープモードとを有している。
画像形成モードは、加熱ローラ61が加熱されて画像形成部5によりシートSに対する画像形成が行われる動作モードである。待機モードは、画像形成部5による画像形成が行われておらず、加熱ローラ61が加熱された状態であって、画像形成装置1が動作指示を受けると画像形成モードへ即座に移行することができる動作モードである。スリープモードは、画像形成部5による画像形成が行われておらず、加熱ローラ61が加熱されていない動作モードである。
画像形成装置1は動作指示を受けると画像形成モードを開始し、画像形成モードが終了してから所定時間が経過するとスリープモードに移行する。待機モードは、画像形成モードが終了してからスリープモードへ移行するまでの間継続する。
つまり、画像形成装置1においては、画像形成モードが終了すると待機モードに移行し、待機モードが所定時間継続した後にスリープモードへ移行する。
待機モードの状態にある画像形成装置1においては、画像形成部5が駆動されていないため、画像形成モードの状態にある画像形成装置1よりも消費電力が低く抑えられている。スリープモードの状態にある画像形成装置1においては、画像形成部5が駆動されていないとともに、加熱ローラ61が加熱されていないため、待機モードの状態にある画像形成装置1よりもさらに消費電力が低く抑えられている。
スリープモードにおいては、加熱ローラ61は加熱されておらず低消費電力状態となっている。つまり、スリープモードは省エネルギーモードである。
加熱ローラ61は、画像形成モードにおいては第1加熱温度に加熱されている。第1加熱温度は、シートSに転写された現像剤像を定着可能な温度である。第1加熱温度は、例えば190℃に設定することができる。なお、加熱ローラ61は、画像形成モード中において190℃に保持されていれば良く、常に加熱される必要はない。加熱ローラ61は、待機モードにおいては第2加熱温度に加熱されている。第2加熱温度は、第1加熱温度と同じ温度または第1加熱温度よりも低い温度である。第2加熱温度は、第1加熱温度よりも低い温度に設定する場合、例えば150℃に設定することができる。なお、加熱ローラ61は、待機モード中において150℃に保持されていれば良く、常に加熱される必要はない。
画像形成装置1においては、定着ユニット60によるシートSに対する現像剤像の定着が終了すると画像形成モードが終了する。
図4に示すように、制御部90には、画像形成モードが終了してからスリープモードへ移行するまでの時間、即ち待機モードが継続する時間である第1待機時間T1が設定されている。
第1待機時間T1は、ユーザにより設定することが可能である。第1待機時間T1は、入力部4に所望の時間を入力することにより設定することができる。入力部4は第1待機時間T1を受け付ける待機時間受付手段の一例である。
制御部90には、第1待機時間T1の初期設定時間が予め設定されており、ユーザが第1待機時間T1を設定していないとき、つまり入力部4が第1待機時間T1を受け付けていないときには、第1待機時間T1は初期設定時間となる。また、ユーザが第1待機時間を設定したとき、つまり入力部4がユーザの設定した時間を第1待機時間T1として受け付けたときには、受け付けた時間が第1待機時間T1となる。なお、初期設定時間は、あらかじめ設定されている所定の基本時間である。
画像形成モードにおいては、加熱ローラ61が加熱されていて装置本体2内の温度が上昇するおそれがあるため、制御部90は、ファン12を駆動して装置本体2内に送風を行うことで装置本体2内を冷却し、装置本体2内の温度が上昇することを抑制している。制御部90は、装置本体2内の温度に応じてファン12の回転数を制御している。
待機モードにおいては、制御部90は、第1待機時間T1の長さ、待機モードに移行してからの経過時間、および装置本体2内の温度等に応じてファン12の駆動を制御することにより、装置本体2内の温度が上昇することを抑制している。
待機モード中は加熱ローラ61が加熱されているが、待機モードに移行した後に第1待機時間が経過してスリープモードに移行すると加熱ローラ61の加熱が停止されるため、待機モード中にファン12の駆動を停止したとしても装置本体2内の温度上昇に影響を与えない時間がある。
従って、待機モード中にファン12を駆動しなくても装置本体2内の温度上昇に影響を与えない時間、例えばファン12を停止していても装置本体2内の温度が所定温度以上にならない時間として、第2待機時間T2が制御部90に予め設定されている。
スリープモードにおいては、制御部90は、スリープモードに移行してからの経過時間、および装置本体2内の温度等に応じてファン12の駆動を制御している。
なお、ファン12は、複数の回転数にて駆動することができる。本実施形態においては、制御部90はファン12を、第1回転数と、第1回転数よりも大きな回転数である第2回転数と、第1回転数よりも小さな回転数である第3回転数とで駆動する。第1回転数は、ファン12を15Vの電圧にて駆動した場合の回転数であり、第2回転数は、ファン12を25Vの電圧にて駆動した場合の回転数であり、第3回転数は、ファン12を12Vの電圧にて駆動した場合の回転数である。
[ファンの駆動制御]
次に、画像形成装置1の各動作モードにおけるファン12の駆動制御について具体的に説明する。
<画像形成モードにおけるファンの駆動制御>
シートSに対する画像形成が行われる画像形成モードにおいては、ファン12は常に駆動されているが、駆動される回転数が、制御部90により装置本体2内の温度に応じて制御されている。
図5に示すように、制御部90は、画像形成モードが開始されると、内部温度センサ15により計測した装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を行う(S101)。装置本体2内の温度である37℃は、第1所定温度の一例である。
制御部90は、ステップS101において装置本体2内の温度が37℃未満であると判定した場合、ファン12を第1回転数で駆動する(S102)。一方、制御部90は、ステップS101において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合、ファン12を第2回転数で駆動する(S103)。
ステップS102においてファン12を第1回転数で駆動した場合、画像形成部5が所定枚数のシートSに対して画像形成を終了すると(S104)、制御部90は、画像形成部5による画像形成が継続しているか否かの判定を行う(S105)。
制御部90は、ステップS105において画像形成が継続していない、即ち画像形成が終了したと判定した場合は、画像形成モードを終了する。一方、制御部90は、ステップS105において画像形成が継続していると判定した場合、ステップS101を再度実行する。
ステップS103においてファン12を第2回転数で駆動した場合、画像形成部5が所定枚数のシートSに対して画像形成を終了すると(S104)、制御部90は、画像形成部5による画像形成が継続しているか否かの判定を行う(S105)。制御部90は、ステップS105において画像形成が継続していないと判定した場合は画像形成モードを終了し、画像形成が継続していると判定した場合はステップS101を再度実行する。
このように、制御部90は、装置本体2内の温度が37℃未満である通常の状態であるときにはファン12を第1回転数で駆動し、装置本体2内の温度が高くなって37℃以上になると、ファン12を第1回転数よりも大きな第2回転数で駆動して装置本体2内を冷却し、装置本体2内の温度が上昇することを抑制している。また、装置本体2内の温度が37℃未満でさほど高くないときには、第2回転数よりも小さな第1回転数でファン12を駆動することで、ファン12の駆動により生じる騒音を小さく抑えている。
この場合、制御部90は、ファン12を第1回転数で駆動するか、または第2回転数で駆動するかの判断を所定枚数のシートSに対する画像形成が終了する毎に行っているため(S101〜S103)、画像形成部5により画像形成を行っている途中に装置本体2内の温度が変化した場合でも、適切な回転数でファン12を駆動することが可能になっている。
<待機モードにおけるファンの駆動制御の第1実施形態>
画像形成モードからスリープモードへ移行する間の待機モードにおいては、ファン12の駆動は、基本的には第1待機時間T1の長さ、および待機モードに移行してからの経過時間に応じて制御されている。
図4(a)に示すように、入力部4が受け付けた第1待機時間T1が第2待機時間T2と同じ長さの場合、即ち第1待機時間T1から第2待機時間T2を減じた時間を第3待機時間T3としたときの第3待機時間T3が0であった場合、ファン12は次のように制御される。なお、図4(a)に示す場合、例えば、第1待機時間T1および第2待機時間T2はそれぞれ2分に設定される。
第3待機時間T3が0であった場合、制御部90は、定着ユニット60によるシートSに対する画像の定着が終了したとき、即ち画像形成モードが終了して待機モードへ移行したときに、ファン12の駆動を停止する。ファン12は、画像形成モードが終了してから第1待機時間T1が経過するまでの間停止する。
このように、第1待機時間T1が第2待機時間T2と同じ長さの場合には、画像形成モードが終了したときにファン12の駆動を停止することで、第1待機時間T1の全期間にわたってファン12の駆動により生じる騒音を小さく抑えることが可能となっている。
この場合、待機モードにおいてファン12の駆動が停止される時間は第2待機時間T2と同じ長さの時間になるため、ファン12の駆動を停止したとしても装置本体2内の温度上昇に影響を与えることはない。
また、入力部4が受け付けた第1待機時間T1が第2待機時間T2よりも短い時間であった場合、つまり第3待機時間T3が0未満であった場合、ファン12は次のように制御される。なお、ここでいう0未満とは、負の値のことである。
第3待機時間T3が0未満であった場合、制御部90は、定着ユニット60によるシートSに対する画像の定着が終了したとき、即ち画像形成モードが終了して待機モードへ移行したときに、ファン12の駆動を停止する。これにより、第1待機時間T1の全期間にわたってファン12の駆動により生じる騒音を小さく抑えることが可能となる。
この場合、ファン12は、画像形成モードが終了してから第1待機時間T1が経過するまでの間停止するが、第1待機時間T1は第2待機時間T2よりも短い時間であるため、装置本体2内の温度上昇に影響を与えることはない。
また、第3待機時間T3が0以下の値である場合、制御部90は、待機モードからスリープモードへ移行する前にファン12の駆動を停止させることもできる。このように、スリープモードへ移行する前にファン12の駆動を停止することで、第1待機時間T1においてファン12の駆動が停止する時間を設けることができ、ファン12の駆動により生じる騒音を小さく抑えることが可能となる。
また、入力部4が第1待機時間T1を受け付けていないときには第1待機時間T1は初期設定時間となるが、初期設定時間が第2待機時間T2と同じ長さの場合は、制御部90は、入力部4が受け付けた第1待機時間T1が第2待機時間T2と同じ長さの場合と同様に、画像形成モードが終了したときにファン12の駆動を停止する。
さらに、初期設定時間が第2待機時間T2よりも短いときも、入力部4が受け付けた第1待機時間T1が第2待機時間T2よりも短い場合と同様に、画像形成モードが終了したときにファン12の駆動を停止する。
このように、入力部4が第1待機時間T1を受け付けていないときにおいても、画像形成モードが終了したときにファン12の駆動が停止されるため、第1待機時間T1の全期間にわたってファン12の駆動により生じる騒音を小さく抑えることが可能となっている。
特に、画像形成装置1を使用するユーザの多くは、第1待機時間T1を設定しない傾向にあるため、多くの場合において、特別な設定をすることなくおけるファン12による騒音を抑制することが可能になっている。
図4(b)に示すように、入力部4が受け付けた第1待機時間T1が第2待機時間T2よりも長い場合または第1待機時間T1の初期設定時間が第2待機時間T2よりも長い場合、つまり第3待機時間T3が0を超える正の値であった場合、ファン12は次のように制御される。なお、図4(b)に示す場合、例えば、第1待機時間T1は4分に設定され、第2待機時間T2および第3待機時間T3はそれぞれ2分に設定される。
第3待機時間T3が正の値であった場合、制御部90は、定着ユニット60によるシートSに対する画像の定着が終了してから、即ち画像形成モードが終了して待機モードへ移行してから第3待機時間T3の間ファン12を継続して駆動させ、第3待機時間T3が経過するとファン12の駆動を停止する。ファン12の駆動が停止した状態は第2待機時間T2の間継続し、第2待機時間T2が経過すると待機モードが終了する。
なお、第2待機時間T2は、第1待機時間T1における第3待機時間T3が経過した後の時間である。
また、図4(b)に示した場合においては、第1待機時間T1は、第3待機時間T3と第2待機時間T2とが同程度の時間になるように設定されている。
そして、制御部90は、第1待機時間T1の前半部分の時間である第3待機時間T3においてファン12を駆動し、第1待機時間T1の後半部分の時間である第2待機時間T2においてファン12を停止するように制御している。
図4(c)には、第3待機時間T3が第2待機時間T2よりも長くなるように、第1待機時間T1の値が設定された例を示している。なお、図4(c)に示す場合、例えば、第1待機時間T1は6分に設定され、第2待機時間T2は2分に設定され、第3待機時間T3は4分に設定される。
この場合においても、制御部90は、画像形成モードが終了して待機モードへ移行してから第3待機時間T3の間ファン12を継続して駆動させ、第3待機時間T3が経過するとファン12の駆動を停止する。ファン12の駆動が停止した状態は第2待機時間T2の間継続し、第2待機時間T2が経過すると待機モードが終了する。
図4(c)に示した場合は、図4(b)に示した場合よりも第3待機時間T3が長い分、ファン12の駆動時間が長くなっている。
このように、第3待機時間T3が正の値であるときには、第1待機時間T1において第3待機時間T3の間ファン12が駆動されるため、装置本体2内の温度が昇温することを抑制可能となっている。また、第1待機時間T1における第3待機時間T3が経過した後の第2待機時間T2においてはファン12が停止するため、装置本体2内の温度上昇に影響を与えることなくファン12の駆動により生じる騒音を抑制することが可能である。
<待機モードにおけるファンの駆動制御の第2実施形態>
制御部90は、待機モードにおけるファン12の駆動制御として、第3待機時間T3の値に応じた制御に加えて、装置本体2内の温度に応じた制御を行うことができる。
図6に示すように、制御部90は、画像形成モードが終了して待機モードに移行すると、待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したか否かの判定を行う(S201)。
制御部90は、ステップS201において第3待機時間T3が経過していないと判定した場合、ファン12を第1回転数で駆動する(S202)。
この場合、画像形成モードが終了したときにファン12が第1回転数で駆動されていた場合は、ファン12は継続して第1回転数で駆動される。また、画像形成モードが終了したときにファン12が第2回転数で駆動されていた場合は、ファン12は回転数を第2回転数から第1回転数へ変更して駆動される。
制御部90は、ステップS202においてファン12を第1回転数で駆動した後、ステップS201へ戻り、待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したか否かの判定を再度行う。
制御部90は、ステップS201において待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したと判定した場合、待機モードに移行してから第1待機時間T1が経過したか否かの判定を行う(S203)。
制御部90は、ステップS203において第1待機時間T1が経過していないと判定した場合、内部温度センサ15により計測した装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を行う(S204)。装置本体2内の温度である37℃は、第1所定温度の一例である。
制御部90は、ステップS204において装置本体2内の温度が37℃未満であると判定した場合、ファン12の駆動を停止する(S205)。制御部90は、ステップS205においてファン12の駆動を停止した後、ステップS203に戻り、第1待機時間T1が経過したか否かの判定を再度行う。
一方、制御部90は、ステップS204において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第1回転数で駆動する(S206)。制御部90は、ステップS206においてファン12を第1回転数で駆動した後、ステップS203に戻り、第1待機時間T1が経過したか否かの判定を再度行う。
制御部90は、ステップS203において第1待機時間T1が経過したと判定した場合、待機モードを終了する。
なお、本制御においては、第3待機時間T3の値が0以下であったときには、待機モードに移行したときの最初のステップS201において第3待機時間T3が経過したと判定される。
図6に示した制御においては、制御部90は、待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過するまで、装置本体2内の温度にかかわらずファン12を第1回転数で駆動している。
制御部90が画像形成モードにおいてファン12を第1回転数で駆動していた場合、待機モードにおいてもファン12を第1回転数で駆動すると、制御部90は、ファン12を画像形成モードにおける回転数と待機モードにおける回転数とが等しくなるように駆動することとなる。
このように、ファン12を画像形成モードと待機モードとで等しい回転数で駆動することで、画像形成モードにおける装置本体2に対する送風度合を、待機モードに移行した後も維持することが可能となる。これにより、例えば加熱ローラ61の第2加熱温度が第1加熱温度と同じ温度に設定されていた場合でも、装置本体2内の温度上昇を抑制することが可能となる。
また、待機モードにおける加熱ローラ61の第2加熱温度が画像形成モードにおける第1加熱温度よりも低い温度に設定されていた場合は、待機モードにおける装置本体2内の昇温度合は画像形成モードにおける装置本体2内の昇温度合よりも小さくなる。
従って、例えば制御部90が画像形成モードにおいてファン12を第2回転数で駆動し、待機モードにおいてファン12を第2回転数よりも小さな回転数である第1回転数で駆動した場合でも、装置本体2内の温度上昇を抑制することができる。さらに、ファン12の駆動により生じる騒音を抑制することが可能となる。
また、加熱ローラ61の第2加熱温度が第1加熱温度よりも低い温度に設定されており、画像形成モードにおいてファン12が第1回転数で駆動されていた場合は、画像形成モードにおける装置本体2に対する送風度合を待機モードにおいても維持することができるため、装置本体2内の温度上昇をさらに抑制しながら、ファン12の駆動により生じる騒音を抑制することが可能となる。
また、本制御では、制御部90は、待機モードとなる第1待機時間T1において、第3待機時間T3が経過したときに装置本体2内の温度が37℃以上であると判断すると(S204)、ファン12の第1回転数での駆動を継続する(S206)ように構成されている。
これにより、第1待機時間T1において第3待機時間T3が経過したときに装置本体2内の温度が高かったとしても、ファン12が駆動されて装置本体2内の温度上昇を抑制することが可能となっている。
また、本制御では、制御部90は、第1待機時間T1における第3待機時間T3が経過した後の第2待機時間T2において、装置本体2内の温度が37℃未満であると判断すると(S204)、ファン12の駆動を停止する(S205)ように構成されている。
第1待機時間T1において装置本体2内の温度が一旦37℃未満になった場合、その後にファン12の駆動を停止しても装置本体2内の温度は上昇しにくい。従って、装置本体2内の温度が37℃未満になった場合にファン12の駆動を停止することで、ファン12の駆動により生じる騒音を抑制することが可能である。
<待機モードにおけるファンの駆動制御の第3実施形態>
図6に示した制御においては、ファン12を第1回転数で駆動しているが、加熱ローラ61の第2加熱温度が第1加熱温度よりも低い温度に設定されている場合は、ファン12を第1回転数よりも小さな回転数である第3回転数にて駆動することもできる。
図7に示す制御におけるステップS211、ステップS213〜S215は、図6に示した制御におけるステップS201、ステップS213〜S215と同様であるため説明を省略し、図6に示した制御とは異なるステップS212、S216について説明する。
制御部90は、ステップS211において第3待機時間T3が経過していないと判定した場合、ファン12を第3回転数で駆動する(S212)。この場合、ファン12は画像形成モードが終了したときの第1回転数または第2回転数から第3回転数へ変更して駆動される。
制御部90は、ステップS212においてファン12を第3回転数で駆動した後、ステップS211へ戻り、待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したか否かの判定を再度行う。
制御部90は、ステップS214において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第3回転数で駆動する(S216)。制御部90は、ステップS216においてファン12を第3回転数で駆動した後、ステップS213に戻り、第1待機時間T1が経過したか否かの判定を再度行う。
このように、待機モードにおいてファン12を第1回転数よりも小さな第3回転数で駆動した場合、ファン12の駆動により生じる騒音を抑制することが可能である。
特に、加熱ローラ61の第2加熱温度が第1加熱温度よりも低い温度に設定されている場合は、第2加熱温度が第1加熱温度と同じ温度に設定されている場合に比べて装置本体2内の昇温度合が小さい。従って、ファン12を第1回転数よりも小さな第3回転数で駆動したとしても、装置本体2内の温度上昇を抑制しつつ、ファン12の駆動により生じる騒音を小さくすることが可能である。
また、本制御では、制御部90は、待機モードとなる第1待機時間T1において、第3待機時間T3が経過したときに装置本体2内の温度が37℃以上であると判断すると(S214)、ファン12の第3回転数での駆動を継続する(S216)ように構成されている。
これにより、第1待機時間T1において第3待機時間T3が経過したときに装置本体2内の温度が高かったとしても、ファン12が駆動されて装置本体2内の温度上昇を抑制することが可能となっている。
また、本制御では、制御部90は、第1待機時間T1における第3待機時間T3が経過した後の第2待機時間T2において、装置本体2内の温度が37℃未満であると判断すると(S214)、ファン12の駆動を停止する(S215)ように構成されている。
第1待機時間T1において装置本体2内の温度が一旦37℃未満になった場合、その後にファン12の駆動を停止しても装置本体2内の温度は上昇しにくい。従って、装置本体2内の温度が37℃未満になった場合にファン12の駆動を停止することで、ファン12の駆動により生じる騒音を抑制することが可能である。
<待機モードにおけるファンの駆動制御の第4実施形態>
また、待機モードにおけるファン12の駆動制御は、次のように行うこともできる。
図8に示すように、制御部90は、画像形成モードが終了して待機モードに移行すると、画像形成モードが終了したとき、即ち定着ユニット60による定着が終了したときのファン12の駆動状態を所定時間継続する(S251)。この場合、ファン12の駆動状態を継続する所定時間は、例えば6秒に設定される。
例えば、画像形成モードが終了したときにファン12が第1回転数で駆動されていれば、待機モードに移行してからも継続してファン12を第1回転数で所定時間駆動する。また、画像形成モードが終了したときにファン12が第2回転数で駆動されていれば、待機モードに移行してからも継続してファン12を第2回転数で所定時間駆動する。
制御部90は、待機モードに移行してから所定時間が経過すると、待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したか否かの判定を行う(S252)。
制御部90は、ステップS252において第3待機時間T3が経過していないと判定した場合、ファン12を第1回転数で駆動する(S253)。
この場合、画像形成モードが終了したときにファン12が第1回転数で駆動されていた場合は、ファン12は継続して第1回転数で駆動される。また、画像形成モードが終了したときにファン12が第2回転数で駆動されていた場合は、ファン12は回転数を第2回転数から第1回転数へ変更して駆動される。
制御部90は、ステップS253においてファン12を第1回転数で駆動した後、ステップS252へ戻り、待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したか否かの判定を再度行う。
制御部90は、ステップS252において待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したと判定した場合、内部温度センサ15により計測した装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を行う(S254)。
制御部90は、ステップS254において装置本体2内の温度が37℃未満であると判定した場合、ファン12の駆動を停止する(S255)。
その後、制御部90は、内部温度センサ15により計測した装置本体2内の温度が42℃未満であるか否かの判定を行う(S256)。装置本体2内の温度である42℃は、第1所定温度よりも高い第2所定温度の一例である。
制御部90は、ステップS256において装置本体2内の温度が42℃未満であると判定した場合、待機モードに移行してから第1待機時間T1が経過したか否かの判定を行う(S257)。
制御部90は、ステップS257において第1待機時間T1が経過していないと判定した場合、ステップS256に戻って、装置本体2内の温度が42℃未満であるか否かの判定を再度行う。
制御部90は、ステップS257において第1待機時間T1が経過したと判定した場合、待機モードを終了する。
一方、制御部90は、ステップS254において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第1回転数で駆動する(S258)。制御部90は、ステップS258においてファン12を第1回転数で駆動した後、第1待機時間T1が経過したか否かの判定を行う(S259)。
制御部90は、ステップS259において第1待機時間T1が経過していないと判定した場合、ステップS254に戻り、装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を再度行う。
また、制御部90は、ステップS259において第1待機時間T1が経過したと判定した場合、待機モードを終了する。
制御部90は、ステップS256において装置本体2内の温度が42℃未満でない、即ち42℃以上であると判定した場合は、ファン12を第1回転数で駆動する(S258)。制御部90は、ステップS258においてファン12を第1回転数で駆動した後、第1待機時間T1が経過したか否かの判定を行う(S259)。
制御部90は、ステップS259において第1待機時間T1が経過していないと判定した場合、ステップS254に戻り、装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を再度行う。
また、制御部90は、ステップS259において第1待機時間T1が経過したと判定した場合、待機モードを終了する。
なお、本制御においては、第3待機時間T3の値が0以下であったときには、待機モードに移行したときから所定時間が経過した後の最初のステップS252において第3待機時間T3が経過したと判定される。
図8に示した制御においては、制御部90は、第1待機時間T1の中の第3待機時間T3が経過した後の時間となる第2待機時間T2においてファン12の駆動を停止した後に、装置本体2内の温度が第1所定温度である37℃よりも高い第2所定温度である42℃以上であると判断した場合は、ファン12の第1回転数での駆動を再開するように構成されている。
このように構成することで、第1待機時間T1において装置本体2内の温度が37℃未満になった後に、万が一装置本体2内の温度が上昇したとしてもファン12の第1回転数での駆動が再開されることになり、装置本体2内の温度上昇を抑制することができる。
この場合、ファン12の駆動が再開される温度を37℃以上ではなく、37℃よりも高い42℃以上とすることで、ファン12の駆動と停止とが頻繁に切り替わることを抑制可能となっている。
<待機モードにおけるファンの駆動制御の第5実施形態>
図8に示した制御においては、ファン12を第1回転数で駆動しているが、加熱ローラ61の第2加熱温度が第1加熱温度よりも低い温度に設定されている場合は、図9に示すうように、ファン12を第1回転数よりも小さな回転数である第3回転数にて駆動することもできる。
図9に示す制御におけるステップS261〜S262、ステップS264〜S267、ステップS269は、図8に示した制御におけるステップS251〜S252、ステップS254〜S257、ステップS259と同様であるため説明を省略し、図8に示した制御とは異なるステップS263、S268について説明する。
制御部90は、ステップS262において第3待機時間T3が経過していないと判定した場合、ファン12を第3回転数で駆動する(S263)。この場合、ファン12は画像形成モードが終了したときの第1回転数または第2回転数から第3回転数へ変更して駆動される。
制御部90は、ステップS263においてファン12を第3回転数で駆動した後、ステップS262へ戻り、待機モードに移行してから第3待機時間T3が経過したか否かの判定を再度行う。
制御部90は、ステップS264において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第3回転数で駆動する(S268)。制御部90は、ステップS268においてファン12を第3回転数で駆動した後、第1待機時間T1が経過したか否かの判定を行う(S269)。
制御部90は、ステップS266において装置本体2内の温度が42℃未満でない、即ち42℃以上であると判定した場合は、ファン12を第3回転数で駆動する(S268)。制御部90は、ステップS268においてファン12を第3回転数で駆動した後、第1待機時間T1が経過したか否かの判定を行う(S269)。
図9に示した制御においては、制御部90は、第1待機時間T1の中の第3待機時間T3が経過した後の時間となる第2待機時間T2においてファン12の駆動を停止した後に、装置本体2内の温度が第1所定温度である37℃よりも高い第2所定温度である42℃以上であると判断した場合は、ファン12の第3回転数での駆動を再開するように構成されている。
このように構成することで、第1待機時間T1において装置本体2内の温度が37℃未満になった後に、万が一装置本体2内の温度が上昇したとしてもファン12の第3回転数での駆動が再開されることになり、装置本体2内の温度上昇を抑制することができる。
この場合、ファン12の駆動が再開される温度を37℃以上ではなく、37℃よりも高い42℃以上とすることで、ファン12の駆動と停止とが頻繁に切り替わることを抑制可能となっている。
<スリープモードにおけるファンの駆動制御の第1実施形態>
スリープモードにおいては、定着ユニット60における加熱ローラ61の加熱が停止されており、ファン12の駆動は、スリープモードに移行してからの経過時間および装置本体2内の温度等に応じて制御されている。
図10に示すスリープモードにおけるファン12の制御は、図6または図8に示した待機モードにおけるファン12の制御に引き続いて実行される。
図10に示すように、制御部90は、待機モードが終了してスリープモードに移行すると、内部温度センサ15により計測した装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を行う(S301)。
制御部90は、ステップS301において装置本体2内の温度が37℃未満であると判定した場合、スリープモードへ移行したときにファン12が駆動されていた場合はファン12の駆動を停止する(S302)。また、スリープモードへ移行したときにファン12の駆動が停止されていた場合は、制御部90は停止状態を維持する。
制御部90には、スリープモードが継続する時間であるスリープ時間が設定されており、制御部90は、ステップS302においてファン12の駆動を停止した後、スリープモードへ移行してからスリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S303)。
制御部90は、ステップS303においてスリープ時間が経過していないと判定した場合は、ステップS301に戻り、装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を行う。
一方、制御部90は、ステップS303においてスリープ時間が経過したと判定した場合は、スリープモードを終了する。
画像形成装置1は、スリープモードを終了した後、ディープスリープモードへ移行する。ディープスリープモードは、加熱ローラ61の加熱が停止されるとともに、制御部90の多くの機能が停止される動作モードであり、スリープモードよりもさらに低消費電力状態となっている。
制御部90は、ステップS301において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第1回転数で駆動する(S304)。制御部90は、ステップS304においてファン12を第1回転数で駆動した後、スリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S303)。
制御部90は、ステップS303においてスリープ時間が経過していないと判定した場合はステップS301に戻り、スリープ時間が経過したと判定した場合はスリープモードを終了する。
このように、スリープモードにおいては定着ユニット60の加熱ローラ61は加熱が停止されており、図10に示した制御においては、制御部90は、待機モードからスリープモードへ移行した際に、装置本体2内の温度が第1所定温度である37℃以上であると判断した場合、ファン12を第1回転数で駆動するように構成されている。
これにより、スリープモードに移行した際に装置本体2内の温度が高かった場合でも、ファン12が駆動されることとなり、装置本体2内の温度上昇を抑制することが可能となっている。
<スリープモードにおけるファンの駆動制御の第2実施形態>
図10に示した制御においては、ファン12を第1回転数で駆動しているが、ファン12は第1回転数よりも小さな回転数である第3回転数にて駆動することもできる。
図11に示すスリープモードにおけるファン12の制御は、図7または図9に示した待機モードにおけるファン12の制御に引き続いて実行される。
図11に示す制御におけるステップS311〜S313は、図10に示した制御におけるステップS301〜S303と同様であるため説明を省略し、図10に示した制御とは異なるステップS314について説明する。
図11に示す制御においては、加熱ローラ61の加熱が停止されている。
制御部90は、ステップS311において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第3回転数で駆動する(S314)。制御部90は、ステップS314においてファン12を第3回転数で駆動した後、スリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S313)。
このように、スリープモードにおいては定着ユニット60の加熱ローラ61は加熱が停止されており、図11に示した制御においては、制御部90は、待機モードからスリープモードへ移行した際に、装置本体2内の温度が第1所定温度である37℃以上であると判断した場合、ファン12を第3回転数で駆動するように構成されている。
これにより、スリープモードに移行した際に装置本体2内の温度が高かった場合でも、ファン12が駆動されることとなり、装置本体2内の温度上昇を抑制することが可能となっている。
<スリープモードにおけるファンの駆動制御の第3実施形態>
また、スリープモードにおけるファン12の駆動制御は、次のように行うこともできる。
図12に示すスリープモードにおけるファン12の制御は、図6または図8に示した待機モードにおけるファン12の制御に引き続いて実行される。
図12に示すように、制御部90は、待機モードが終了してスリープモードに移行すると、待機モードが終了したときのファン12の駆動状態を所定時間継続する(S351)。この場合、ファン12の駆動状態を継続する所定時間は、例えば6秒に設定される。
例えば、待機モードが終了したときにファン12が第1回転数で駆動されていれば、スリープモードに移行してからも継続してファン12を第1回転数で所定時間駆動する。また、待機モードが終了したときにファン12の駆動が停止されていれば、スリープモードに移行してからも所定時間継続してファン12の停止状態を維持する。
制御部90は、スリープモードに移行してから所定時間が経過すると、内部温度センサ15により計測した装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を行う(S352)。
制御部90は、ステップS352において装置本体2内の温度が37℃未満であると判定した場合、スリープモードへ移行したときにファン12が駆動されていた場合はファン12の駆動を停止する(S353)。また、スリープモードへ移行したときにファン12の駆動が停止されていた場合は、制御部90は停止状態を維持する。
その後、制御部90は、内部温度センサ15により計測した装置本体2内の温度が42℃未満であるか否かの判定を行う(S354)。
制御部90は、ステップS354において装置本体2内の温度が42℃未満であると判定した場合、スリープモードに移行してからスリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S355)。
制御部90は、ステップS355においてスリープ時間が経過していないと判定した場合、ステップS354に戻って、装置本体2内の温度が42℃未満であるか否かの判定を再度行う。
制御部90は、ステップS355においてスリープ時間が経過したと判定した場合、スリープモードを終了する。画像形成装置1は、スリープモードが終了するとディープスリープモードに移行する。
一方、制御部90は、ステップS352において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第1回転数で駆動する(S356)。制御部90は、ステップS356においてファン12を第1回転数で駆動した後スリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S357)。
制御部90は、ステップS357においてスリープ時間が経過していないと判定した場合、ステップS352に戻り、装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を再度行う。
また、制御部90は、ステップS357においてスリープ時間が経過したと判定した場合、スリープモードを終了する。画像形成装置1は、スリープモードが終了するとディープスリープモードに移行する。
制御部90は、ステップS354において装置本体2内の温度が42℃未満でない、即ち42℃以上であると判定した場合は、ファン12を第1回転数で駆動する(S356)。制御部90は、ステップS356においてファン12を第1回転数で駆動した後、スリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S357)。
制御部90は、ステップS357においてスリープ時間が経過していないと判定した場合、ステップS352に戻り、装置本体2内の温度が37℃未満であるか否かの判定を再度行う。
また、制御部90は、ステップS357においてスリープ時間が経過したと判定した場合、待機モードを終了する。
図12に示した制御においては、制御部90は、スリープモードに移行してからファン12の駆動を停止した後に、装置本体2内の温度が第1所定温度である37℃よりも高い第2所定温度である42℃以上であると判断した場合は、ファン12の第1回転数での駆動を再開するように構成されている。
このように構成することで、スリープモードにおいて装置本体2内の温度が37℃未満になった後に、万が一装置本体2内の温度が上昇したとしてもファン12の第1回転数での駆動が再開されることになり、装置本体2内の温度上昇を抑制することができる。
この場合、ファン12の駆動が再開される温度を37℃以上ではなく、37℃よりも高い42℃以上とすることで、ファン12の駆動と停止とが頻繁に切り替わることを抑制可能となっている。
<スリープモードにおけるファンの駆動制御の第4実施形態>
図12に示した制御においては、ファン12を第1回転数で駆動しているが、図13に示すように、ファン12は第1回転数よりも小さな回転数である第3回転数にて駆動することもできる。
図13に示すスリープモードにおけるファン12の制御は、図7または図9に示した待機モードにおけるファン12の制御に引き続いて実行される。
図13に示す制御におけるステップS361〜S365、ステップS367は、図12に示した制御におけるステップS351〜S355、ステップS357と同様であるため説明を省略し、図12に示した制御とは異なるステップS366について説明する。
制御部90は、ステップS362において装置本体2内の温度が37℃未満でない、即ち37℃以上であると判定した場合は、ファン12を第3回転数で駆動する(S366)。制御部90は、ステップS366においてファン12を第3回転数で駆動した後、スリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S367)。
制御部90は、ステップS364において装置本体2内の温度が42℃未満でない、即ち42℃以上であると判定した場合は、ファン12を第3回転数で駆動する(S366)。制御部90は、ステップS366においてファン12を第3回転数で駆動した後、スリープ時間が経過したか否かの判定を行う(S367)。
図13に示した制御においては、制御部90は、スリープモードに移行してからファン12の駆動を停止した後に、装置本体2内の温度が第1所定温度である37℃よりも高い第2所定温度である42℃以上であると判断した場合は、ファン12の第3回転数での駆動を再開するように構成されている。
このように構成することで、スリープモードにおいて装置本体2内の温度が37℃未満になった後に、万が一装置本体2内の温度が上昇したとしてもファン12の第3回転数での駆動が再開されることになり、装置本体2内の温度上昇を抑制することができる。
この場合、ファン12の駆動が再開される温度を37℃以上ではなく、37℃よりも高い42℃以上とすることで、ファン12の駆動と停止とが頻繁に切り替わることを抑制可能となっている。
[装置本体外部の温度に応じて待機モードにおける第2待機時間を変更する制御]
画像形成装置1においては、制御部90は、装置本体2の外部温度に応じて待機モードにおける第2待機時間を変更する制御を行うことができる。
例えば、制御部90は、外部温度センサ16により計測した装置本体2の外部温度が予め設定された第3所定温度以下であると判断した場合は、第2待機時間T2の値を増加させる制御を行う。第3所定温度は、例えば10℃に設定することができる。
この場合、装置本体2の外部温度が第3所定温度以下の低い温度であるときには装置本体2内の温度が上昇しにくいため、ファン12の駆動が停止される第2待機時間T2の値が増加したとしても装置本体2内の温度上昇に影響を与えることが抑制される。
さらに、待機モードとなる第1待機時間T1において第2待機時間T2の値を増加させると、第3待機時間T3が減少することとなるため、第1待機時間T1においてファン12が駆動する時間を減少させることができる。
これにより、例えば装置本体2の外部温度が低い寒冷地等の環境において画像形成装置1を使用する場合に、ファン12の駆動により生じる騒音を抑制することができる。
また、制御部90は、外部温度センサ16により計測した装置本体2の外部温度が予め設定された第4所定温度以上であると判断した場合は、第2待機時間T2の値を減少させる制御を行う。第4所定温度は、例えば32.5℃に設定することができる。
この場合、装置本体2の外部温度が第4所定温度以上の高い温度であるときには、装置本体2内の温度が上昇し易いため、ファン12の駆動が停止される第2待機時間T2の値を減少させることで、装置本体2内の温度上昇に影響を与えることが抑制される。
さらに、待機モードとなる第1待機時間T1において第2待機時間T2の値を減少させると、第3待機時間T3が増加することとなるため、第1待機時間T1においてファン12が駆動する時間を増加させることができる。
これにより、例えば装置本体2の外部温度が高い温暖地等の環境において画像形成装置1を使用する場合に、装置本体2内の温度上昇を効果的に抑制することができる。
1 画像形成装置
2 装置本体
4 入力部
5 画像形成部
15 内部温度センサ
16 外部温度センサ
12 ファン
60 定着ユニット
61 加熱ローラ
90 制御部
S シート
T1 第1待機時間
T2 第2待機時間
T3 第3待機時間

Claims (17)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体内に収容され、加熱部を有し、現像剤像が転写された記録媒体を前記加熱部により加熱することにより前記記録媒体上に定着させる定着手段と、
    前記定着手段の前記定着が終了してから前記加熱部の低消費電力状態に移行するまでの時間である第1待機時間を受付ける待機時間受付手段と、
    前記装置本体内の送風を行うファンと、
    制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記待機時間受付手段により受付けた前記第1待機時間から所定時間である第2待機時間を減じた第3待機時間が正の値であるときに、前記定着が終了してから前記第3待機時間前記ファンを駆動させ、前記第3待機時間が経過すると前記ファンの駆動を停止させ、
    前記待機時間受付手段により受付けた前記第1待機時間から所定時間である第2待機時間を減じた第3待機時間が0以下の値であるときに、前記第1待機時間において前記加熱部が前記低消費電力状態に移行する前に前記ファンの駆動を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第3待機時間が0以下の値であるときに、前記定着が終了したときに前記ファンの駆動を停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1待機時間の初期設定時間は前記第2待機時間と同じ値に設定されており、
    前記制御手段は、
    前記待機時間受付手段において前記第1待機時間が受付けられていないときには、定着が終了したときにファンの駆動を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記ファンを前記定着時における回転数と前記第1待機時間における回転数とが等しくなるように駆動することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記ファンを前記第1待機時間における回転数が前記定着時における回転数よりも小さくなるように駆動することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記装置本体内の温度を計測する内部温度計測手段を備え、
    前記定着手段は、前記第1待機時間において前記定着時における加熱温度よりも低い温度にて加熱され、
    前記制御手段は、
    前記定着時において前記内部温度計測手段により計測された装置本体内温度が第1所定温度未満であると判断した場合に、前記ファンを第1回転数で駆動し、
    前記定着時において前記装置本体内温度が第1所定温度以上であると判断した場合に前記ファンを前記第1回転数よりも大きな第2回転数で駆動し、
    前記第1待機時間の開始時から前記第3待機時間が経過するまでの間は、前記装置本体内温度にかかわらず前記ファンを前記第1回転数で駆動することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記装置本体内の温度を計測する内部温度計測手段を備え、
    前記定着手段は、前記第1待機時間において、前記定着時における加熱温度よりも低い温度にて加熱され、
    前記制御手段は、
    前記定着時において前記内部温度計測手段により計測された装置本体内温度が第1所定温度未満であると判断した場合に、前記ファンを第1回転数で駆動し、
    前記定着時において前記装置本体内温度が前記第1所定温度以上であると判断した場合に、前記ファンを前記第1回転数よりも大きな第2回転数で駆動し、
    前記第1待機時間の開始時から前記第3待機時間が経過するまでの間は、前記装置本体内温度にかかわらず前記ファンを前記第1回転数よりも小さな第3回転数で駆動することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記第1待機時間における前記第3待機時間が経過したときに、前記装置本体内温度が前記第1所定温度以上であると判断した場合は、前記ファンの前記第1回転数での駆動を継続することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記第1待機時間における前記第3待機時間が経過したときに、前記装置本体内温度が前記第1所定温度以上であると判断した場合は、前記ファンの前記第3回転数での駆動を継続することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記第1待機時間における前記第3待機時間が経過した後の時間となる前記第2待機時間において、前記装置本体内温度が前記第1所定温度未満であると判断したときに前記ファンの駆動を停止することを特徴とする請求項6または請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記第1待機時間における前記第3待機時間が経過した後の時間となる前記第2待機時間において、前記装置本体内温度が前記第1所定温度未満であると判断したときに前記ファンの駆動を停止することを特徴とする請求項7または請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、
    前記第1待機時間の前記第2待機時間において前記ファンの駆動を停止した後に、
    前記装置本体内温度が前記第1所定温度よりも高い第2所定温度以上であると判断した場合は前記ファンの前記第1回転数での駆動を再開することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、
    前記第1待機時間の前記第2待機時間において前記ファンの駆動を停止した後に、
    前記装置本体内温度が前記第1所定温度よりも高い第2所定温度以上であると判断した場合は前記ファンの前記第3回転数での駆動を再開することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 前記定着手段は前記低消費電力状態において加熱が停止され、
    前記制御手段は、
    前記第1待機時間から前記低消費電力状態に移行した際に、前記装置本体内温度が前記第1所定温度以上であると判断した場合前記ファンを前記第1回転数で駆動することを特徴とする請求項6、請求項8、請求項10、および請求項12の何れか一項に記載の画像形成装置。
  15. 前記定着手段は前記低消費電力状態において加熱が停止され、
    前記制御手段は、
    前記第1待機時間から前記低消費電力状態に移行した際に、前記装置本体内温度が前記第1所定温度以上であると判断した場合前記ファンを前記第3回転数で駆動することを特徴とする請求項7、請求項9、請求項11、および請求項13の何れか一項に記載の画像形成装置。
  16. 前記装置本体外部の温度を計測する外部温度計測手段を備え、
    前記制御手段は、前記外部温度計測手段により計測した外部温度が予め設定された第3所定温度以下であると判断した場合は、前記第2待機時間の値を増加させることを特徴とする請求項1〜請求項15の何れか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記装置本体外部の温度を計測する外部温度計測手段を備え、
    前記制御手段は、前記外部温度計測手段により計測した温度が予め設定された第4所定温度以上であると判断した場合には、前記第2待機時間の値を減少させることを特徴とする請求項1〜請求項16の何れか一項に記載の画像形成装置。

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