JP6922199B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

この発明は、給湯装置に関する。
従来、給湯装置としては、風呂の湯水の温度を風呂設定温度にする保温動作を、間隔をあけて繰り返し行うものがある(例えば、特開2014−66499号公報(特許文献1)参照)。
特開2014−66499号公報
このような構成の給湯装置において、風呂の湯水を冷却して風呂設定温度よりも低いぬるめの温度にする機能を備えることが考えられている。この給湯装置では、ぬるめの温度の状態を一定時間保持した後、通常の保温運転に戻している。
しかしながら、上記給湯装置では、このようなぬるめの保温運転が終了すると、すぐに通常の保温運転で追い焚きを開始するため、ぬるめの風呂に熱い湯が供給される。このため、ぬるめの湯に入っていたユーザーが違和感や不快感を覚え、快適性が損なわれるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、風呂設定温度よりもぬるめの保温運転が終了しても、すぐに通常の保温運転で追い焚きを行わないようにでき、快適性を向上できる給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の給湯装置は、
風呂の湯水を追い焚きするための風呂追い焚き回路と、
上記風呂の湯水を冷却するための風呂冷却回路と、
上記風呂追い焚き回路および上記風呂冷却回路を制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、
上記風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第1保温運転を行う第1保温運転制御部と、
上記風呂冷却回路を用いて上記風呂の湯水を冷却して上記第1風呂設定温度よりも低いぬるめの第2風呂設定温度にした状態で、上記風呂の湯水の温度を上記第2風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第2保温運転を行う第2保温運転制御部と
を有すると共に、
上記第2保温運転の運転要求があるとき、上記第1保温運転よりも上記第2保温運転を優先し、
上記第2保温運転制御部による上記第2保温運転の終了後において特定の条件を満たすまで、上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転での上記風呂の湯水の追い焚きを禁止することを特徴とする。
上記構成によれば、例えば、通常の第1風呂設定温度の湯を風呂に供給する湯張り運転をした後、第1保温運転制御部により、風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、風呂追い焚き回路を用いて風呂の湯水を追い焚きする。そして、ぬるめの湯を希望するユーザーの操作により風呂冷却回路を用いて風呂の湯水を冷却して、第1風呂設定温度よりも低いぬるめの第2風呂設定温度にする。そうした状態で、第2保温運転制御部により、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つように、風呂追い焚き回路を用いて風呂の湯水を追い焚きする。上記制御装置は、第2保温運転の運転要求があるときに第1保温運転よりも第2保温運転を優先し、第1保温運転を待機状態とする。そして、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つ第2保温運転の終了後において特定の条件を満たすまで、例えば、第2保温運転の終了から所定時間が経過するまで、第1保温運転制御部による第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きを禁止する。これにより、第1風呂設定温度よりもぬるめの第2保温運転が終了しても、すぐに通常の第1保温運転の風呂の湯水の追い焚きを行わないようにでき、快適性を向上できる。
なお、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つ第2保温運転の終了後において特定の条件を満たしたとき、例えば、追い焚きをさせるようなユーザー操作があったときに、第1保温運転制御部による第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きを可能としてもよい。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記特定の条件は、上記第2保温運転が終了してから予め設定された時間が経過したという条件、または、上記風呂の湯水の追い焚きを開始させるようなユーザー操作があったという条件である。
上記実施形態によれば、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つ第2保温運転の終了後において、第2保温運転が終了してから予め設定された時間が経過したという特定の条件を満たすまで、第1保温運転制御部による第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きを禁止する。これにより、第1風呂設定温度よりもぬるめの第2保温運転の終了時にすぐに通常の第1保温運転の風呂追い焚き運転が行われることがなく、ユーザーが違和感や不快感を覚えることがないようにできる。
あるいは、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つ第2保温運転後において、風呂の湯水の追い焚きを開始させるようなユーザー操作があったという特定の条件を満たすまで、第1保温運転制御部による第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きを禁止する。これにより、第1風呂設定温度よりもぬるめの第2保温運転において、すぐに通常の第1保温運転の風呂追い焚き運転を行っても、ユーザーが違和感や不快感を覚えることがない。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記特定の条件を満たすことにより上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転にして、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水の追い焚きを開始するときに、上記風呂の湯水の追い焚きの開始をユーザーに報知する報知部を備えた。
上記実施形態によれば、上記特定の条件を満たすことにより第1保温運転制御部による第1保温運転にして、風呂追い焚き回路を用いて風呂追い焚き運転を開始するときに、報知部によって上記風呂の湯水の追い焚きの開始をユーザーに報知する。これにより、上記風呂の湯水の追い焚きが開始されて熱い湯が浴槽内に供給されたときに、追い焚きの開始を知るユーザーが違和感や不快感を覚えることがない。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記第2保温運転制御部による上記第2保温運転において上記特定の条件として上記第2保温運転を停止するユーザー操作があると、上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転での上記風呂の湯水の追い焚きを可能とする。
上記実施形態によれば、第2保温運転制御部による第2保温運転において上記特定の条件として第2保温運転を停止するユーザー操作があると、第1保温運転制御部による第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きを可能とする。この場合、ユーザー自身が第2保温運転の停止を行っているので、第2保温運転で風呂の湯水の追い焚きが開始されて熱い湯が浴槽内に供給されても、ユーザーが違和感や不快感を覚えることがない。
また、この発明の給湯装置は
風呂の湯水を追い焚きするための風呂追い焚き回路と、
上記風呂の湯水を冷却するための風呂冷却回路と、
上記風呂の湯水を風呂循環ポンプにより循環させる風呂循環回路と、
上記風呂循環回路を循環する湯水の温度を検出する温度センサと、
上記風呂追い焚き回路と上記風呂冷却回路および上記風呂循環回路を制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、
上記温度センサにより検出される上記風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第1保温運転を行う第1保温運転制御部と、
上記風呂冷却回路を用いて上記風呂の湯水を冷却して上記第1風呂設定温度よりも低いぬるめの第2風呂設定温度にする風呂冷却運転を行う風呂冷却運転制御部と、
上記風呂冷却運転制御部により上記風呂の湯水を上記第1風呂設定温度よりも低いぬるめの上記第2風呂設定温度にした状態で、上記温度センサにより検出される上記風呂の湯水の温度を上記第2風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第2保温運転を行う第2保温運転制御部と
を有すると共に、
上記第2保温運転の運転要求があるとき、上記第1保温運転よりも上記第2保温運転を優先し、
上記風呂冷却運転および上記第2保温運転において上記風呂循環ポンプを連続運転し、
上記第2保温運転制御部による上記第2保温運転の終了後において特定の条件を満たすまで、上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転での上記風呂の湯水の追い焚きを禁止することを特徴とする。
以上より明らかなように、この発明によれば、通常の風呂設定温度よりもぬるめの保温運転の終了後において、特定の条件を満たすまで通常の保温運転で風呂の湯水の追い焚きを禁止することによって、ぬるめの保温運転が終了しても、すぐに通常の保温運転で追い焚きを行わないようにできる給湯装置を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の給湯装置の配管系統図である。 図2は上記給湯装置の沸き上げ運転時の湯水の流れを示す図である。 図3は上記給湯装置の給湯運転時の湯水の流れを示す図である。 図4は上記給湯装置の湯張り運転時の湯水の流れを示す図である。 図5は上記給湯装置の風呂追い焚き運転時の湯水の流れを示す図である。 図6は上記給湯装置の風呂冷却運転時の湯水の流れを示す図である。 図7は上記給湯装置の風呂冷却運転時の風呂の湯水の温度の変化を示す図である。 図8はこの発明の第2実施形態の給湯装置の配管系統図である。
以下、この発明の給湯装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の給湯装置の配管系統図を示している。
この給湯装置は、図1に示すように、貯湯タンク10を有する貯湯ユニット1と、上記貯湯ユニット1の貯湯タンク10内の水を沸き上げるためのヒートポンプユニット2とを備えている。
<沸き上げ回路>
上記貯湯タンク10の下部に配管L1の一端を接続し、配管L1の他端をポンプ入水弁V1の第1入水ポートに接続している。また、ポンプ入水弁V1の出水ポートに配管L2の一端を接続し、配管L2の他端をバイパス弁V2の入水ポートに接続している。この配管L2に沸き上げポンプP1を配設している。また、バイパス弁V2の第1出水ポートに配管L3を介してヒートポンプユニット2の熱交換部2aの一端に接続している。上記ポンプ入水弁V1の第2入水ポートに配管L26の他端を接続している。
上記ヒートポンプユニット2の熱交換部2aの他端を配管L4の一端に接続し、配管L4の他端を沸き上げ三方弁V3の入水ポートに接続している。また、バイパス弁V2の第2出水ポートに配管L6の一端を接続し、配管L6の他端を配管L4の沸き上げ三方弁V3側に接続している。
また、上記沸き上げ三方弁V3の第1出水ポートに配管L5の一端を接続し、配管L5の他端を貯湯タンク10の上部に接続している。一方、沸き上げ三方弁V3の第2出水ポートに配管L7の一端を接続し、配管L7の他端を貯湯タンク10の下部に接続している。
上記配管L1〜L5,L7とポンプ入水弁V1と沸き上げポンプP1とバイパス弁V2と沸き上げ三方弁V3で、貯湯タンク10とヒートポンプユニット2との間の沸き上げ回路を構成している。
なお、図1では、ポンプ入水弁V1は、配管L2と配管L26が連通した状態を示し、バイパス弁V2は、配管L2と配管L3が連通した状態を示し、沸き上げ三方弁V3は、配管L4と配管L7が連通した状態を示している。
この配管L1のポンプ入水弁V1よりも貯湯タンク10側に、排水用二方弁27が配設された排水配管L27の一端を接続している。通常、排水用二方弁27は閉じており、メンテナンスなどにより貯湯タンク10内の水を排水するとき、排水用二方弁27を開いて、貯湯タンク10の下部と排水口とを連通させる。
上記沸き上げポンプP1により、貯湯タンク10内の湯水を、配管L1,ポンプ入水弁V1,バイパス弁V2ヒートポンプユニット2の熱交換部2a,配管L4,沸き上げ三方弁V3および配管L5(またはL7)を介して循環させる。
<風呂湯張り回路>
次に、上記貯湯タンク10の下部に給水配管L11を介して外部の給水口を接続している。この給水配管L11に、ストレーナ11と、給水管側から貯湯タンク10側への流れのみを許容する逆止弁12と、減圧弁V10とを上流側から順に配設している。
また、上記貯湯タンク10の上部に配管L21の一端を接続し、配管L21の他端を湯張り混合弁V4の第1入水ポートに接続している。上記配管L21の湯張り混合弁V4近傍に、貯湯タンク10側から湯張り混合弁V4側への流れのみを許容する逆止弁21を配設している。
上記湯張り混合弁V4の第2入水ポートに、分岐配管L12の一端を接続し、その分岐配管L12の他端を、給水配管L11の減圧弁V10の上流側に接続している。この分岐配管L12の湯張り混合弁V4近傍に、給水口側から湯張り混合弁V4への流れのみを許容する逆止弁22を配設している。
また、上記湯張り混合弁V4の出水ポートに配管L22の一端を接続し、配管L22の他端を、風呂の浴槽3に設けられた接続アダプタ9の給湯口9aに接続している。この配管L22には、湯張り混合弁V4側から順に、湯張り電磁弁V6と、湯張り混合弁V4側から浴槽3への流れのみを許容する逆止弁5と、水量センサ6と、湯張り混合弁V4側から浴槽3への流れのみを許容する逆止弁7を配設している。
上記湯張り混合弁V4は、ステッピングモータ(図示せず)により駆動されるパルス駆動方式の混合弁が用いられている。この湯張り混合弁V4の第2入水ポート(給水側)の流量に対する第1入水ポート(貯湯タンク10側)の流量の比は、湯張り混合弁V4の開度0%〜100%(例えば駆動パルス0〜1500)を調整することによって制御される。
上記配管L22の逆止弁5と水量センサ6との間に、排水弁V7が配設された排水配管L42の一端を接続している。また、配管L21の貯湯タンク10近傍に、逃がし弁28が配設された排水配管L41の一端を接続している。
上記湯張り電磁弁V6と逆止弁5と水量センサ6と逆止弁7で複合水弁30を構成している。
上記配管L21,逆止弁21,湯張り混合弁V4,配管L22,複合水弁30,給水配管L11,逆止弁12,減圧弁V10,分岐配管L12および逆止弁22で、貯湯タンク10と浴槽3との間の風呂湯張り回路を構成している。
上記複合水弁30の湯張り電磁弁V6は、後述する風呂循環回路を介して貯湯タンク10内の温水を浴槽3内に流す経路を開閉する開閉弁である。
<風呂循環回路>
上記接続アダプタ9の吸水口9bに配管L24の一端を接続し、配管L24の他端を追い焚き熱交換器20の2次側の入力に接続している。上記配管L24に風呂循環ポンプP2を配設している。また、配管L22の複合水弁30よりも下流側に分岐配管L23の一端を接続し、分岐配管L23の他端を追い焚き熱交換器20の2次側の出力に接続している。
上記風呂循環ポンプP2により、風呂の浴槽3内の湯水を、配管L24,追い焚き熱交換器20(2次側),分岐配管L23および配管L22の一部を介して循環させる。
上記配管L24,追い焚き熱交換器20(2次側),分岐配管L23,配管L22および風呂循環ポンプP2で風呂循環回路を構成している。
<風呂追い焚き回路>
また、上記配管L22の複合水弁30よりも上流側に分岐配管L25の一端を接続し、分岐配管L25の他端を追い焚き熱交換器20(1次側)の一端に接続している。上記追い焚き熱交換器20(1次側)の他端に配管L26の一端を接続し、配管L26の他端をポンプ入水弁V1の第2入水ポートに接続している。
上記配管L21,湯張り混合弁V4,配管L22の一部,分岐配管L25,追い焚き熱交換器20(1次側),配管L26,ポンプ入水弁V1,配管L2,バイパス弁V2,配管L6,配管L4の一部,沸き上げ三方弁V3,配管L7および沸き上げポンプP1で風呂追い焚き回路を構成している。
<風呂冷却回路>
また、上記給水配管L11の一部,分岐配管L12,逆止弁22,湯張り混合弁V4,配管L22の一部,分岐配管L25,追い焚き熱交換器20(1次側),配管L26,ポンプ入水弁V1,配管L2,バイパス弁V2,配管L6,配管L4の一部,沸き上げ三方弁V3,配管L7および沸き上げポンプP1で風呂冷却回路を構成している。
<給湯回路>
また、上記貯湯タンク10の上部に配管L31の一端を接続し、配管L31の他端を給湯混合弁V5の第1入水ポートに接続している。上記配管L31に、貯湯タンク10側から給湯混合弁V5への流れのみを許容する逆止弁23を配設している。
また、分岐配管L12の逆止弁22近傍かつ給水口側に、分岐配管L13の一端を接続し、分岐配管L13の他端を給湯混合弁V5の第2入水ポートに接続している。上記分岐配管L13の給湯混合弁V5近傍に、給水口側から給湯混合弁V5への流れのみを許容する逆止弁24を配設している。
上記給湯混合弁V5の出水ポートに配管L32の一端を接続し、配管L32の他端を給湯部26(この実施形態では蛇口)に接続している。上記配管L32に水量センサ25を設けている。
上記給湯混合弁V5は、ステッピングモータ(図示せず)により駆動されるパルス駆動方式の混合弁が用いられている。この給湯混合弁V5の第2入水ポート(給水側)の流量に対する第1入水ポート(貯湯タンク10側)の流量の比は、給湯混合弁V5の開度0%〜100%(例えば駆動パルス0〜1500)を調整することによって制御される。
上記配管L31,逆止弁23,給湯混合弁V5,配管L32,給水配管L11,逆止弁12,減圧弁V10,分岐配管L12の一部,分岐配管L13および逆止弁24で給湯回路を構成している。
<温度センサ群>
また、上記貯湯タンク10には、下側から上側に向かって略等間隔に6つの温度センサT1〜T6を設けている。また、分岐配管L12と分岐配管L13の接続点近傍の上流側に、給水温度を検出する温度センサT11を設けている。また、給湯部26に接続された配管L32には、水量センサ25よりも下流側に給湯温度を検出する温度センサT12を設けている。
また、風呂の浴槽3に接続された配管L24には、浴槽3側の接続アダプタ9と風呂循環ポンプP2との間に、水位センサLSと、水流センサの一例としての水流スイッチSWと、温度センサT13を接続アダプタ9側から順に設けている。
さらに、浴槽3に接続された配管L22に分岐配管L23が接続された接続点に、浴槽3に供給される湯温を検出する温度センサT14を設けている。
また、上記ヒートポンプユニット2の熱交換部2aへの往き水の入水温度を検出する入水温度センサT21を配管L3に設けている。
さらに、上記ヒートポンプユニット2の熱交換部2aからの戻り水の出湯温度を検出する出湯温度センサT22を配管L4に設けている。
上記ヒートポンプユニット2は、外気温度を検出する外気温度センサT23を有する。また、このヒートポンプユニット2は、冷媒として炭酸ガス(CO2)を用いており、出湯温度を例えば65℃〜90℃の範囲で制御することが可能である。
<制御装置>
また、上記貯湯ユニット1は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置100を備えている。上記制御装置100は、リモートコントローラ200との間で送受信を行う。上記制御装置100は、温度センサT1〜T6,T11〜T14と水位センサLSと水流スイッチSWと水量センサ6,25と入水温度センサT21と出湯温度センサT22と外気温度センサT23およびリモートコントローラ200からの信号を受けて、ヒートポンプユニット2と沸き上げポンプP1と風呂循環ポンプP2とポンプ入水弁V1とバイパス弁V2と沸き上げ三方弁V3と湯張り混合弁V4と給湯混合弁V5と湯張り電磁弁V6などを制御する。
また、上記制御装置100は、湯張り運転制御部100aと、第1保温運転制御部100bと、風呂冷却運転制御部100cと、第2保温運転制御部100dと、タイマ100eとを有する。
湯張り運転制御部100aは、貯湯タンク10からの高温の湯と外部からの給水とを混合して第1風呂設定温度の湯を風呂の浴槽3内に供給する湯張り運転を行う。
また、第1保温運転制御部100bは、湯張り運転後の風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする(第1保温運転)。
また、風呂冷却運転制御部100cは、上記風呂冷却回路および風呂循環回路により風呂の湯水を第2風呂設定温度(<第1風呂設定温度)に冷却する風呂冷却運転を行う。
また、第2保温運転制御部100dは、風呂冷却運転後の風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする(第2保温運転)。
また、タイマ100eは、第1保温運転の湯水の温度を判定間隔などの計時を行う。
この実施の形態では、第2風呂設定温度を(第1風呂設定温度−1℃)としている。なお、第2風呂設定温度を(第1風呂設定温度−2℃)としてもよく、第2風呂設定温度を(第1風呂設定温度−1℃)と(第1風呂設定温度−2℃)の2段階に設定可能してもよく、第2風呂設定温度は、風呂の湯水をぬるめにするように適宜設定すればよい。
〔沸き上げ運転について〕
図2は上記給湯装置の沸き上げ運転時の湯水の流れを示している。この図2では、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
上記構成の給湯装置において、ヒートポンプユニット2により貯湯タンク10内の湯を沸き上げる「沸き上げ運転」では、図2に示すように、ポンプ入水弁V1を配管L1と配管L2を連通する位置に切り換え、バイパス弁V2を配管L2と配管L3が連通する位置に切り換える。さらに、沸き上げ三方弁V3を配管L4と配管L5が連通する位置に切り換える。
そうして、制御装置100によって、沸き上げポンプP1を運転して、貯湯タンク10内の湯を、配管L1,ポンプ入水弁V1,配管L2,バイパス弁V2,配管L3,ヒートポンプユニット2の熱交換部2a,配管L4,沸き上げ三方弁V3および配管L5(またはL7)を介して循環させる。
上記制御装置100は、沸き上げ運転時にヒートポンプユニット2の出湯温度が目標出湯温度TSになるように、ヒートポンプユニット2を制御する。ここで、目標出湯温度TSは、貯湯タンク10から給湯される湯量などに基づいて制御装置100で算出される。例えば、使用される湯量が多い場合、目標出湯温度TSは例えば85℃と高くなり、使用される湯量が少ない場合、目標出湯温度TSは例えば65℃と低くなる。
〔給湯運転について〕
図3は上記給湯装置の給湯回路による給湯運転時の湯水の流れを示している。この図3では、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
上記給湯装置において、給湯部26から湯水を供給する「給湯運転」を行う場合は、図3に示すように、給湯部26の蛇口を開くと、給水圧力により外部からの水が給水配管L11を介して貯湯タンク10の下部から貯湯タンク10内に供給される。これにより、貯湯タンク10内の上部から高温の湯が配管L31を介して押し出される。
そして、貯湯タンク10内の上部から高温の湯が、配管L31を介して給湯混合弁V5の第1入水ポートに供給されると共に、外部からの水が給水配管L11の一部,分岐配管L12および分岐配管L13の一部を介して給湯混合弁V5の第2入水ポート(水側)に供給される。
ここで、貯湯タンク10内の上部の高温の湯と外部からの水とが給湯混合弁V5により混合された後、配管L32を介して給湯部26から出湯される。
上記制御装置100は、「給湯運転」において、給湯部26の蛇口が開かれて、水量センサ25により給湯開始が検出されると、目標給湯温度TKに応じた初期混合率[%]を算出する。
上記制御装置100は、初期混合率[%]に応じた給湯混合弁V5の目標開度DKを算出し、その目標開度DKに基づいて、給湯混合弁V5を制御する。
その後の給湯運転中は、温度センサT12により検出された給湯温度が目標給湯温度TKになるように、制御装置100は、給湯混合弁V5の湯と水の混合比を制御するフィードバック制御を行う。
〔湯張り運転について〕
図4は上記給湯装置の風呂湯張り回路による湯張り運転時の湯水の流れを示している。この図4では、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
上記給湯装置において、貯湯タンク10から風呂の浴槽3内に給湯する「湯張り運転」を行う場合、図4に示すように、制御装置100の湯張り運転制御部100aにより湯張り電磁弁V6を開くと、貯湯タンク10内の上部の高温の湯が、配管L21,湯張り混合弁V4および配管L22を介して浴槽3内に供給される。このとき、湯張り運転制御部100aは、湯張り混合弁V4を制御して、第1風呂設定温度に基づいて、貯湯タンク10からの高温の湯と外部からの給水とを混合する。そして、水位センサLSにより検出された浴槽3内の水位が設定水位になると、湯張り電磁弁V6を閉じる。
なお、湯張り運転において、ユーザーがリモートコントローラ200を操作して、制御装置100で設定水位と第1風呂設定温度を自動的に保つ風呂自動運転モードが選択されると、貯湯タンク10から風呂の浴槽3内に給湯する湯張り運転を行った後、浴槽3内の湯面水位を設定水位に保つと共に湯温を第1風呂設定温度に保つようにする「風呂監視運転」を行う。
上記風呂自動運転モードは、風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする第1保温運転を含む。
〔風呂追い焚き運転について〕
図5は上記給湯装置の風呂追い焚き回路および風呂循環回路による風呂追い焚き運転時の湯水の流れを示している。この図5では、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
上記給湯装置において、風呂の浴槽3内の湯水を加熱して追い焚きする「風呂追い焚き運転」を行う場合、図5に示すように、制御装置100によって、ポンプ入水弁V1を配管L26と配管L2を連通する位置に切り換え、バイパス弁V2を配管L2と配管L6が連通する位置に切り換える。さらに、沸き上げ三方弁V3を配管L6と配管L7が連通する位置に切り換える。
そして、制御装置100によって、湯張り混合弁V4の開度を湯側に全開になるようにした状態で、沸き上げポンプP1を運転して、貯湯タンク10内の上部の湯を、配管L21,湯張り混合弁V4,配管L22の一部,分岐配管L25,追い焚き熱交換器20(1次側),配管L26,ポンプ入水弁V1,配管L2,配管L6,配管L4の一部および配管L7を介して循環させる。このとき、風呂循環ポンプP2を運転して、浴槽3内の湯水を配管L24,追い焚き熱交換器20(2次側),分岐配管L23および配管L22の一部を介して循環させることにより、追い焚き熱交換器20で浴槽3側の湯水を加熱して追い焚きを行う。
〔風呂冷却運転について〕
図6は上記給湯装置の風呂冷却回路による風呂冷却運転時の湯水の流れを示している。この図6では、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
上記給湯装置において、風呂の浴槽3内の湯水を冷却してぬるめにする「風呂冷却運転」を行う場合、図6に示すように、制御装置100の風呂冷却運転制御部100cによって、ポンプ入水弁V1を配管L26と配管L2を連通する位置に切り換え、バイパス弁V2を配管L2と配管L6が連通する位置に切り換える。さらに、沸き上げ三方弁V3を配管L6と配管L7が連通する位置に切り換える。
そして、風呂冷却運転制御部100cによって、湯張り混合弁V4の開度を水側に全開になるようにした状態で、沸き上げポンプP1を運転して、貯湯タンク10内の下部の水を、給水配管L11の一部,分岐配管L12,湯張り混合弁V4,配管L22の一部,分岐配管L25,追い焚き熱交換器20(1次側),配管L26,ポンプ入水弁V1,配管L2,配管L6,配管L4の一部および配管L7を介して循環させる。このとき、風呂循環ポンプP2を運転して、浴槽3内の湯水を配管L24,追い焚き熱交換器20(2次側),分岐配管L23および配管L22の一部を介して循環させることにより、追い焚き熱交換器20で浴槽3側の湯水を冷却してぬるめにする。
なお、この「風呂冷却運転」では、ユーザーがリモートコントローラ200を操作することにより、第1風呂設定温度を変更することなく、湯温を第2風呂設定温度(=第1風呂設定温度−2℃)にして所定時間(この実施の形態では10分間)保持した後、浴槽3側の湯水の温度を第1風呂設定温度に戻すようにしている。
上記「風呂冷却運転」において、制御装置100で風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つ第2保温運転が選択される。これにより、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つように、風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする。
ここで、風呂冷却運転および第2保温運転では、風呂循環ポンプP2を連続運転している。
図7は上記給湯装置の風呂冷却運転時の風呂の湯水の温度の変化を示している。図7において、横軸は経過時間[任意目盛]を表し、縦軸は風呂の湯水の温度[任意目盛]を表している。
上記風呂湯張り回路による湯張り運転により、風呂循環回路を介して通常の第1風呂設定温度の温水を浴槽3内に設定水位になるまで供給した後の第1保温運転において、風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする。
この第1保温運転において、ユーザー操作により風呂冷却運転が選択されると、図7に示すように、風呂冷却運転制御部100cによって、上記風呂冷却回路による風呂冷却運転を開始して、風呂の湯水の温度が第2風呂設定温度(=第1風呂設定温度−2℃)になると、風呂冷却運転を終了して、第2保温運転制御部100dにより第2保温運転を開始する。このとき、第2保温運転制御部100dは、タイマ100eの計時をゼロからスタートさせる。
次に、風呂冷却運転後の第2保温運転において、風呂の湯水の温度が第2風呂設定温度から下がって温度差が△T2(例えば0.5℃)以上になると、第2保温運転制御部100dによって、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度(<第1風呂設定温度)に保つように、上記風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする。
そして、第2保温運転制御部100dは、タイマ100eの計時に基づいて、第2保温運転で風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に所定時間(この実施の形態では10分間)保持した後、第2保温運転を終了する。
上記風呂冷却運転および第2保温運転において風呂循環ポンプP2を連続運転している。
次に、第2保温運転が終了すると、第1保温運転制御部100bによって、第1保温運転となり、タイマ100eの計時をゼロからスタートさせて、タイマ100eの計時に基づいて20分間隔で浴槽3内の湯水の温度を判定する。このとき、風呂の湯水の温度が自然放熱により徐々に下がる。
なお、第1保温運転において、浴槽3内の湯水の温度判定の間隔は、水位センサLSを用いた入浴検知などに基づく学習によって変更可能としてもよい。
上記タイマ100eの計時が20分を経過して浴槽3内の湯水の温度を判定するとき、風呂循環ポンプP2を運転して、風呂の浴槽3内の湯水を、配管L24,追い焚き熱交換器20(2次側),分岐配管L23および配管L22の一部を介して循環させる。これにより、浴槽3内の湯水の温度を温度センサT13により検出する。
そして、温度センサT13により検出された浴槽3内の湯水の温度が、第1風呂設定温度から下がって温度差が△T1(例えば1.0℃)以上になると、第1保温運転制御部100bによって、風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度(>第2風呂設定温度)に保つように、上記風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする。
上記構成の給湯装置において、通常の第1風呂設定温度の湯を風呂に供給する湯張り運転をした後、第1保温運転制御部100bは、風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、風呂追い焚き回路(L21,V4,L22の一部,L25,20(1次側),L26,V1,L2,V2,L6,L4の一部,V3,L7およびP1)および風呂循環回路(L24,20(2次側),L23,L22およびP2)を用いて、風呂の湯水を追い焚きする(第1保温運転)。
そして、ぬるめの湯を希望するユーザーの操作によって、風呂冷却回路(L11の一部,L12,22,V4,L22の一部,L25,20(1次側),L26,V1,L2,V2,L6,L4の一部,V3,L7およびP1)および風呂循環回路(L24,20(2次側),L23,L22およびP2)を用いて、風呂の湯水を冷却して、第1風呂設定温度よりも低いぬるめの第2風呂設定温度にする。そうした状態で、第2保温運転制御部100dは、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路および風呂循環回路により風呂の湯水を追い焚きする(第2保温運転)。
次に、風呂の湯水の温度を第2風呂設定温度に保つ第2保温運転の終了後において、第1保温運転制御部100bによる第1保温運転となり、20分間隔で浴槽3内の湯水の温度を判定するためのタイマ100eをゼロからスタートさせて、第2保温運転の終了から所定時間(20分)が経過するまで、第1保温運転制御部による第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きを禁止している。これにより、第1風呂設定温度よりもぬるめの第2保温運転が終了しても、すぐに通常の第1保温運転の沸き上げ運転を行わないようにでき、快適性を向上できる。この第1実施形態では、上記第2保温運転が終了してから予め設定された時間(20分)が経過したという特定の条件を満たすまで、第1保温運転制御部による第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きが禁止される。
〔第2実施形態〕
図8はこの発明の第2実施形態の給湯装置の配管系統図を示している。この第2実施形態の給湯装置は、制御装置100の報知部100fを除いて第1実施形態の給湯装置と同一の構成をしている。図8において、第1実施形態の給湯装置と同一構成部には同一参照番号を付している。
この第2実施形態の給湯装置の制御装置100は、図8に示すように、湯張り運転制御部100aと、第1保温運転制御部100bと、風呂冷却運転制御部100cと、第2保温運転制御部100dと、タイマ100eと、報知部100fとを有する。
上記報知部100fは、ユーザーに報知する情報をリモートコントローラ200に送信して、リモートコントローラ200は、受信した上記情報を表示部に表示する。なお、リモートコントローラ200は、表示部による表示と共に、音声によりユーザーに上記情報を報知してもよい。
上記構成の給湯装置において、上記特定の条件を満たすことにより第1保温運転制御部100bによる第1保温運転にして、風呂追い焚き回路による風呂追い焚き運転を開始するときに、報知部100fは、風呂追い焚き運転の開始をユーザーに報知する。これにより、風呂追い焚き運転が開始されて熱い湯が浴槽3内に供給されたときに、風呂追い焚き運転の開始を知っているユーザーが違和感や不快感を覚えることがない。
また、上記第2実施形態の給湯装置は、第1実施形態の給湯装置と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態の給湯装置は、制御装置100の動作を除いて第1実施形態の給湯装置の同一の構成をしており、図1を援用する。
この第3実施形態の給湯装置では、第2保温運転制御部100dによる第2保温運転において特定の条件として第2保温運転を停止するユーザー操作があると、第1保温運転制御部100bによる第1保温運転での風呂の湯水の追い焚きを可能とする。この場合、ユーザー自身が第2保温運転の停止を行っているので、第2保温運転で風呂の湯水の追い焚きが開始されて熱い湯が浴槽3内に供給されても、ユーザーが違和感や不快感を覚えることがない。
また、上記第3実施形態の給湯装置は、第1実施形態の給湯装置と同様の効果を有する。
上記第1〜第3実施形態では、貯湯タンク10を備えたヒートポンプ方式の給湯装置について説明したが、給湯装置はこれに限らず、少なくとも風呂追い焚き回路と風呂冷却回路とを備えた給湯装置にこの発明を適用することができる。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
1…貯湯ユニット
2…ヒートポンプユニット
2a…熱交換部
3…浴槽
5,7,12,21,22,23,24…逆止弁
6,25…水量センサ
9…接続アダプタ
9a…給湯口
9b…吸水口
10…貯湯タンク
11…ストレーナ
20…追い焚き熱交換器
26…給湯部
27…排水用二方弁
28…逃がし弁
30…複合水弁
100…制御装置
100a…湯張り運転制御部
100b…第1保温運転制御部
100c…風呂冷却運転制御部
100d…第2保温運転制御部
100e…タイマ
100f…報知部
200…リモートコントローラ
LS…水位センサ
P1…沸き上げポンプ
P2…風呂循環ポンプ
SW…水流スイッチ
L1〜L7,L21,L22,L24,L26,L31,L32…配管
L11…給水配管
L12,L13,L23,L25…分岐配管
L41,L42…排水配管
T1〜T6,T11〜T14,…温度センサ
T21…入水温度センサ
T22…出湯温度センサ
T23…外気温度センサ
V1…ポンプ入水弁
V2…バイパス弁
V3…沸き上げ三方弁
V4…湯張り混合弁
V5…給湯混合弁
V6…湯張り電磁弁
V10…減圧弁

Claims (5)

  1. 風呂の湯水を追い焚きするための風呂追い焚き回路と、
    上記風呂の湯水を冷却するための風呂冷却回路と、
    上記風呂追い焚き回路および上記風呂冷却回路を制御する制御装置と
    を備え、
    上記制御装置は、
    上記風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第1保温運転を行う第1保温運転制御部と、
    上記風呂冷却回路を用いて上記風呂の湯水を冷却して上記第1風呂設定温度よりも低いぬるめの第2風呂設定温度にした状態で、上記風呂の湯水の温度を上記第2風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第2保温運転を行う第2保温運転制御部と
    を有すると共に、
    上記第2保温運転の運転要求があるとき、上記第1保温運転よりも上記第2保温運転を優先し、
    上記第2保温運転制御部による上記第2保温運転の終了後において特定の条件を満たすまで、上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転での上記風呂の湯水の追い焚きを禁止することを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記特定の条件は、上記第2保温運転が終了してから予め設定された時間が経過したという条件、または、上記風呂の湯水の追い焚きを開始させるようなユーザー操作があったという条件であることを特徴とする給湯装置。
  3. 請求項1または2に記載の給湯装置において、
    上記特定の条件を満たすことにより上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転にして、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水の追い焚きを開始するときに、上記風呂の湯水の追い焚きの開始をユーザーに報知する報知部を備えたことを特徴とする給湯装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記制御装置は、上記第2保温運転制御部による上記第2保温運転において上記特定の条件として上記第2保温運転を停止するユーザー操作があると、上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転での上記風呂の湯水の追い焚きを可能とすることを特徴とする給湯装置。
  5. 風呂の湯水を追い焚きするための風呂追い焚き回路と、
    上記風呂の湯水を冷却するための風呂冷却回路と、
    上記風呂の湯水を風呂循環ポンプにより循環させる風呂循環回路と、
    上記風呂循環回路を循環する湯水の温度を検出する温度センサと、
    上記風呂追い焚き回路と上記風呂冷却回路および上記風呂循環回路を制御する制御装置と
    を備え、
    上記制御装置は、
    上記温度センサにより検出される上記風呂の湯水の温度を第1風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第1保温運転を行う第1保温運転制御部と、
    上記風呂冷却回路を用いて上記風呂の湯水を冷却して上記第1風呂設定温度よりも低いぬるめの第2風呂設定温度にする風呂冷却運転を行う風呂冷却運転制御部と、
    上記風呂冷却運転制御部により上記風呂の湯水を上記第1風呂設定温度よりも低いぬるめの上記第2風呂設定温度にした状態で、上記温度センサにより検出される上記風呂の湯水の温度を上記第2風呂設定温度に保つように、上記風呂追い焚き回路を用いて上記風呂の湯水を追い焚きする第2保温運転を行う第2保温運転制御部と
    を有すると共に、
    上記第2保温運転の運転要求があるとき、上記第1保温運転よりも上記第2保温運転を優先し、
    上記風呂冷却運転および上記第2保温運転において上記風呂循環ポンプを連続運転し、
    上記第2保温運転制御部による上記第2保温運転の終了後において特定の条件を満たすまで、上記第1保温運転制御部による上記第1保温運転での上記風呂の湯水の追い焚きを禁止することを特徴とする給湯装置。
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