JP6917316B2 - リクライニング装置及び車両用シート - Google Patents

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本発明は、アームレストやシートバックをシートクッションに対して角度調整可能に連結するリクライニング装置及び車両用シートに関する。
下記特許文献1には、アームレストを格納姿勢と使用姿勢に保持するためのガイド保持機構を備えた車両用シートが記載されている。このガイド保持機構では、ガイドピンのガイド溝上の移動が、移動規制手段によって規制される。これにより、アームレストを格納姿勢と使用姿勢に保持できる。
特開2011−183878号公報
ところで、シートバックやシートクッションの角度は車両ごとに必ずしも一致しない。このため、アームレストやシートバックの格納姿勢と使用姿勢も、車両用ごとに異なる場合がある。したがって、格納姿勢と使用姿勢の双方でアームレストの移動が規制される上記特許文献1に記載されたガイド保持機構を、異なる車両に用いることは難しい。
本発明は上記事実を考慮して、アームレスト又はシートバックを前傾姿勢でロックさせず、回動可能な状態に保持することを目的とする。
請求項1のリクライニング装置は、車両に対して回動可能に保持された骨格部材の回動軸上に配置され、前記骨格部材を所定の起立姿勢及び前傾姿勢でロックするロック機構を備えたリクライナと、前記回動軸上に配置され、ロック位置から解除位置へ回動して回動して前記ロック機構を解除する解除レバーと、前記解除レバーを前記ロック位置へ付勢する付勢手段と、前記骨格部材に形成され、前記骨格部材の回動時に前記解除レバーを押圧して前記ロック位置から前記解除位置へ回動させる押圧部と、を備えている。
請求項1のリクライニング装置では、骨格部材がリクライナのロック機構によって起立姿勢及び前傾姿勢でロックされる。解除レバーをロック位置から解除位置に回動させると、ロック機構はロック解除され、骨格部材を起立姿勢から前傾姿勢へ回動できる。解除レバーは付勢手段によってロック位置へ付勢されているため、ロック解除後、ロック位置へ戻る。このため、押圧部を「備えていない」構成の場合、骨格部材は、前傾姿勢まで回動するとリクライナによってロックされる。
これに対して請求項1のリクライニング装置では、骨格部材に押圧部が形成されている。この押圧部は、骨格部材の回動時に解除レバーを押圧し、解除レバーをロック位置から解除位置へ回動させる。このため、骨格部材は前傾姿勢まで回動しても、リクライナによってロックされず、回動可能な状態を保持できる。
請求項2のリクライニング装置は、請求項1に記載のリクライニング装置において、前記骨格部材が前記前傾姿勢まで回動する前に、前記解除レバーが前記押圧部によって押圧されて前記解除位置まで回動する。
請求項2のリクライニング装置では、骨格部材を回動させると、まず押圧部によって解除レバーが押圧され、解除レバーがロック位置から解除位置へ回動する。これによりリクライナがロック解除される。さらに骨格部材を回動させると、骨格部材は前傾姿勢まで回動する。すなわち、リクライナがロック解除されたあと、ロック解除状態を維持しつつ骨格部材が前傾姿勢まで回動する。これにより、骨格部材が前傾姿勢でロックされることを抑制できる。
請求項3のリクライニング装置は、請求項1又は請求項2に記載のリクライニング装置において、前記押圧部は、前記骨格部材に固定され前記解除レバーの回動方向と交わる方向へ突出した解除ピンである。
請求項3のリクライニング装置によると、骨格部材に解除ピンが固定されている。また、解除ピンは解除レバーの回動方向と交わる方向へ突出している。このため解除ピンは、解除レバーを回動方向へ押圧しやすい。
請求項4の車両用シートは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のリクライニング装置において、前記押圧部は、前記骨格部材の起立姿勢から前傾姿勢への回動時に、解除レバーをロック位置から解除位置へ回動させる。
請求項5の車両用シートは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のリクライニング装置を備え、前記骨格部材はアームレストのフレームを構成している。
請求項5の車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載のリクライニング装置を備えたアームレストが適用されている。すなわち、アームレストが前傾姿勢でロックされない。これにより、アームレストを前傾姿勢で使用後、起立姿勢へ戻す際に解除レバーを解除する必要がない。また、アームレストを使用時に、アームレストの上方から衝撃が加わってもリクライナに負荷がかかりにくい。
本発明に係るリクライニング装置及び車両用シートによると、アームレストやシートバックを前傾姿勢でロックさせず、回動可能な状態に保持することができる。
(A)は本発明の実施形態に係る車両用シートにおいてセンターアームレストが起立姿勢とされた状態を示す斜視図であり、(B)は前傾姿勢とされた状態を示す斜視図である。 (A)は本発明の実施形態に係る車両用シートにおいてセンターアームレストの骨格部材としてのサイドフレームが起立姿勢とされた状態を示す斜視図であり、(B)は前傾姿勢とされた状態を示す斜視図である。 (A)は本発明の実施形態に係るリクライニング装置をサイドフレームへ組付けた状態を示す斜視図であり、(B)は組付け前の状態を示す斜視図である。 (A)は本発明の実施形態に係るリクライニング装置における解除レバーを示す斜視図であり、(B)は解除レバーと解除ピンとの位置関係を示す立面図である。 本発明の実施形態に係るリクライニング装置においてサイドフレームが起立姿勢とされ、解除レバーがロック位置にある状態を示す立面図である。 本発明の実施形態に係るリクライニング装置においてサイドフレームが起立姿勢の状態で解除レバーを解除位置まで回動させた状態を示す立面図である。 本発明の実施形態に係るリクライニング装置において回動したサイドフレームの解除ピンと、ロック位置へ戻った解除レバーが当接した状態を示す立面図である。 本発明の実施形態に係るリクライニング装置において解除ピンによって押圧された解除レバーが解除位置まで回動した状態を示す立面図である。 本発明の実施形態に係るリクライニング装置においてサイドフレームが前傾姿勢まで回動した状態を示す立面図である。 本発明の実施形態に係るリクライニング装置においてサイドフレームの解除ピンがガイド溝の端部に当接してサイドフレームの回動が停止した状態を示す立面図である。 本発明の実施形態に係るリクライニング装置においてサイドフレームの回動に伴う解除ピンの位置をプロットした立面図である。
以下、図1〜図11を用いて本発明の実施形態に係る車両用シート10及びリクライニング装置20について説明する。なお、図中矢印FRはシート前方向を示し、矢印UPはシート上方向を示し、矢印Wはシート幅方向を示している。また、矢印INはシート幅方向内側を示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、シート前後方向の前後、シート左右方向(シート幅方向)の左右、シート上下方向の上下を示すものとする。
<車両用シート>
図1(A)に示すように、本実施形態に係る車両用シート10においては、リヤシート12の車両幅方向中央部にセンターアームレスト14が配置されている。センターアームレスト14は、リクライナ22(図3(B)参照)によって回動して、図1(A)に示す起立姿勢(格納姿勢)や図1(B)に示す前傾姿勢(使用姿勢)をとることができる。車両用シート10は、センターアームレスト14の骨格部材であるサイドフレーム14Aの回動機構として、リクライナ22を含むリクライニング装置20を適用したものである。
図2(A)に示すように、センターアームレスト14の骨格部材は、起立姿勢とされたセンターアームレスト14の左右の側部において上下方向に延在する左右のサイドフレーム14Aを備えている。左右のサイドフレーム14Aの上端部は、リヤフレーム14Bによってシート幅方向に連結されている。
また、一方(図2(A)における紙面左側)のサイドフレーム14Aの下端部は、隣接するリヤシート12のサイドフレーム12Aに対して連結軸16Aを用いて回動可能に連結されている。
また、他方(図2(A)における紙面右側)のサイドフレーム14Aの下端部は、リヤシート12のシートクッションフレーム12Cに固定されたアームレストブラケット14Cに対して、後述するリクライナ22を介して回動可能に連結されている。
<リクライニング装置>
リクライニング装置20は、車両に対して固定されたアームレストブラケット14Cに対してサイドフレーム14Aを回動させたり回動をロックするための制御機構である。図3(A)には、センターアームレスト14のサイドフレーム14A及びアームレストブラケット14Cに対して、本実施形態に係るリクライニング装置20を組付けた状態が示されている。また、図3(B)には、サイドフレーム14A及びアームレストブラケット14Cに対してリクライニング装置20を組付ける前の状態が示されている。リクライニング装置20は、リクライナ22と、解除レバー24と、解除ピン28と、を備えている。
(リクライナ)
リクライナ22は、ベースプレート22Cと、ラチェットプレート22Aとを備えている。ベースプレート22Cは、アームレストブラケット14C側に位置すると共に、アームレストブラケット14Cに固定される。また、ラチェットプレート22Aは、サイドフレーム14A側に位置すると共に、サイドフレーム14Aに固定される。これらのベースプレート22C及びラチェットプレート22Aは、円盤状に形成されており、軸線方向がシート幅方向に沿う姿勢で配置されると共に、互いに回動軸CLを中心に相対回転可能に重ねられている。これにより、サイドフレーム14Aは、アームレストブラケット14Cに対して、回動軸CLを中心に回動する。
ベースプレート22Cとラチェットプレート22Aとの間には、ベースプレート22Cに対するラチェットプレート22Aの相対回転角度を調整するための図示しないロック機構(角度調整機構)が設けられている。このロック機構の構成については、従来周知のものであるため詳細な説明は省略するが、このロック機構により、サイドフレーム14Aは、図5に示す起立姿勢(格納姿勢)と、図9に示す前傾姿勢(使用姿勢)でロックされる。また、サイドフレーム14Aは、格納姿勢と使用姿勢以外の状態(後述する図11における位置T1と位置T3との間)においてはロックされず、自由に回転することができる。
なお、本実施形態において「起立姿勢」、「前傾姿勢」とは、それぞれリクライナ22のロック機構により定められた所定の角度におけるサイドフレーム14A及びセンターアームレスト14の姿勢を示す。
ベースプレート22C及びラチェットプレート22Aの軸心部には、センターシャフト22Bが貫通している。センターシャフト22Bの軸線方向一端部(図3(B)の紙面右側端部)は、アームレストブラケット14Cを貫通してアームレストブラケット14Cのシート左側(図3(B)の紙面右側)へ突出する。この突出部分には、解除レバー24が固定される。
解除レバー24の操作によってセンターシャフト22Bが軸線回り一方へ所定量回転されると、リクライナ22の角度調整機構のロックが解除される。これにより、ベースプレート22Cに対するラチェットプレート22Aの相対回転角度の調整、すなわち図2(A)、(B)に示すシートクッションフレーム12Cに対するサイドフレーム14Aの回動角度の調整が可能になる。
(解除ピン)
解除ピン28は本発明における押圧部の一例であり、サイドフレーム14Aの側面に取付けられ、シート幅方向(サイドフレーム14A及び解除レバー24の回動方向と略直交する方向)に沿って突出している。解除ピン28は、アームレストブラケット14Cに形成されたガイド溝14CAに挿入される。ガイド溝14CAは、センターシャフト22Bの回動軸CLを中心とする円弧上に沿って形成されており、サイドフレーム14Aが回動すると、解除ピン28がガイド溝14CAに沿って回動する。
なお、本実施形態においては、解除ピン28はサイドフレーム14Aと別体とされ、サイドフレーム14Aの側面に固定されているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば解除ピン28に代えて、サイドフレーム14Aと一体的に形成した凸部を設けてもよい。このように構成することで、リクライニング装置20に必要な部品点数を削減することができる。
(解除レバー)
図4(A)、(B)に示すように、解除レバー24は、リクライナ22のセンターシャフト22Bが挿通される挿通孔24Hが形成されたベース部24Aと、ベース部24Aからシート幅方向外側へ突出しシート前後方向及び上下方向で形成される面内へ延出されたハンドル部24Bと、ベース部24Aからシート幅方向外側へ突出しシート前後方向及び上下方向で形成される面内へ延出されたピン受け部24Cと、を備えている。
図4(B)に示すように、サイドフレーム14Aのシート幅方向外側の端面14AHとハンドル部24Bとの離隔距離L1は、端面14AHからの解除ピン28の突出寸法L2より大きい。また、端面14AHとピン受け部24Cとの離隔距離L3は、突出寸法L2より小さい。
また、図6に示すように、ピン受け部24Cは、サイドフレーム14Aを前傾姿勢へ回動する際の回動方向において、2つのハンドル部24Bより下流側に配置される。さらに、サイドフレーム14Aを前傾姿勢へ回動した際に、サイドフレーム14Aに固定された解除ピン28と当接する位置に配置される。
<リクライニング装置の動作>
次に、サイドフレーム14Aを回動させる際のリクライニング装置20の動作について説明する。図5には、サイドフレーム14Aがリクライナ22によって起立姿勢でロックされた状態が示されている。解除レバー24は図示しない付勢手段によって矢印Mで示す方向に付勢されており、ロック位置に固定されている。これによってリクライナ22におけるロック機構のロック状態が保持される。本実施形態において付勢手段は、リクライナ22の内部に介装されたコイルバネとされているが、付勢手段の構成は特に限定されず、適宜スプリングバネなどを用いることができる。
サイドフレーム14Aを回動させるためには、図6に示すように、解除レバー24を、コイルバネによる付勢力に抵抗して、サイドフレーム14Aを倒そうとする方向(矢印Nで示す方向)へ回動させる。これにより、解除レバー24からセンターシャフト22Bを介してラチェットプレート22A(図3(B)参照)へ回転力が伝わり、ロック機構のロック状態が解除される。
なお、このときロック機構のロック状態を解除するために必要な回動角度(回転ストローク)を角度θ1とし、ロック位置から角度θ1以上回転した解除レバー24の位置を解除位置とする。解除レバー24は、解除位置では、リクライナ22のロック機構に対するロック解除状態を保持できる。
サイドフレーム14Aを回動させると、図7に示すように、サイドフレーム14Aがシート前方側へ倒れる一方、解除レバー24はコイルバネにより矢印M方向へ回動しロック位置へ引き戻される。そして、サイドフレーム14Aに固定された解除ピン28が、解除レバー24のピン受け部24Cと当接する。
図8に示すように、解除レバー24のピン受け部24Cが解除ピン28によって押圧されることで、解除レバー24は解除位置まで矢印N方向へ回動する。
解除レバー24によってリクライナ22のロック機構が解除された状態でサイドフレーム14Aを回動させると、図9に示すように、サイドフレーム14Aはロック機構により定められた所定の前傾姿勢まで回動する。このとき、解除ピン28は解除位置にあるため、リクライナ22のロック機構はロック解除されている。このため、サイドフレーム14Aは前傾姿勢でロックされず、図10に示すように、さらに回動することができる。図10に示された状態においては、解除ピン28がガイド溝14CAの端部における溝壁に当接して回転がストップしている。
(作用・効果)
以上説明したリクライニング装置20の動作について、図11を用いて総括する。まず、サイドフレーム14Aの起立姿勢(位置T1)において解除レバー24を操作してロック機構を解除する。サイドフレーム14Aが前傾姿勢へ向けて回動すると、サイドフレーム14Aの解除ピン28が、ロック位置にある解除レバー24のピン受け部24Cと当接する(位置T2)。解除ピン28がピン受け部24Cを押圧し、解除レバー24が角度θ1回転したところで、ロック機構が解除される(位置T3)。
サイドフレーム14Aを回動し続けることで、サイドフレーム14Aは前傾姿勢となるが、解除レバー24が解除位置にあるため、ロック機構は作動しない(位置T4)。そしてさらにサイドフレーム14Aを回動し続けることで、解除ピン28がガイド溝14CAの端部における溝壁に当接して回転がストップする(位置T5)。なお、以下の説明においては、位置T5におけるサイドフレーム14Aの姿勢を停止姿勢と称すことがある。
このように、本実施形態に係るリクライニング装置20によれば、リクライナ22のロック機構を解除することにより、サイドフレーム14Aが前傾姿勢でロックされることを抑制できる。このため、例えば図11に二点鎖線14Dで示すように、ガイド溝14CAの端部位置を適宜調整することで、サイドフレーム14Aの使用角度を任意に設定できる。これにより、同じリクライナ22を、様々なセンターアームレストに適用することができる。
また、サイドフレーム14Aが前傾姿勢でロックされないため、センターアームレスト14を使用後、起立位置へ戻す際に、解除レバー24を操作する必要がない。このため容易に起立姿勢へ戻すことができる。
さらに、図1(B)に示すようにセンターアームレスト14(サイドフレーム14A)が前傾姿勢や停止姿勢にある状態で、リヤシート12を前方へ倒そうとした場合に、リヤシート12と連結軸16A(図2(A)参照)で連結されたセンターアームレスト14がクッションシート16にぶつかってリヤシート12を倒せない状態になることを抑制できる。
またさらに、リクライニング装置20によれば、リクライナ22のロック機構が解除された状態で、解除ピン28がガイド溝14CAの溝壁に当接し、サイドフレーム14Aの回転がストップされる(図11、位置T5)。このため、センターアームレスト14に大きな外力が上方から加わった際にリクライナ22には外力が入力され難い。このためリクライナ22を保護できる。
なお、本実施形態において、リクライニング装置20は、センターアームレスト14におけるサイドフレーム14Aの回動を制御するために用いられているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えばリクライニング装置20は、サイドアームレストの回動を制御するために用いてもよいし、リヤシート12やフロントシートの回動を制御するために用いてもよい。すなわり、リクライニング装置20を用いることで、リクライナ22を様々な用途に転用できる。
また、本実施形態においては、図11に示すようにサイドフレーム14Aが前傾姿勢まで回動する前(位置T4に到達する前)に、解除レバー24が解除ピン28によって押圧されて解除位置(位置T3)まで回動するものとしたが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば、位置T3を位置T4と揃えて、サイドフレーム14Aが前傾姿勢まで回動するタイミング(位置T4に到達するタイミング)と、解除レバー24が解除位置(位置T3)まで回動するタイミングとを一致させてもよい。
10 車両用シート
14A サイドフレーム(骨格部材)
CL 回動軸
20 リクライニング装置
22 リクライナ
24 解除レバー
28 解除ピン
14 センターアームレスト(アームレスト)

Claims (5)

  1. 車両に対して回動可能に保持された骨格部材の回動軸上に配置され、前記骨格部材を所定の起立姿勢及び前傾姿勢でロックするロック機構を備えたリクライナと、
    前記回動軸上に配置され、ロック位置から解除位置へ回動して前記ロック機構を解除する解除レバーと、
    前記解除レバーを前記ロック位置へ付勢する付勢手段と、
    前記骨格部材に形成され、前記骨格部材の回動時に前記解除レバーを押圧して前記ロック位置から前記解除位置へ回動させる押圧部と、
    を備えたリクライニング装置。
  2. 前記骨格部材が前記前傾姿勢まで回動する前に、前記解除レバーが前記押圧部によって押圧されて前記解除位置まで回動する、請求項1に記載のリクライニング装置。
  3. 前記押圧部は、前記骨格部材に固定され、前記解除レバーの回動方向と交わる方向へ突出した解除ピンである、請求項1又は請求項2に記載のリクライニング装置。
  4. 前記押圧部は、前記骨格部材の起立姿勢から前傾姿勢への回動時に、解除レバーをロック位置から解除位置へ回動させる、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のリクライニング装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のリクライニング装置を備え、
    前記骨格部材はアームレストのフレームを構成している、
    車両用シート。
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