JP6915043B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、帯状の印字媒体を巻回して形成されたロール体を保持するプリンタに関する。
従来から、印刷用紙を巻回したロール紙等のロール体を収納するプリンタにおいて、ロール体を保持するものが知られている。例えば、特許文献1に記載されたプリンタは、ロール体(ロール物)が挿入される一対の支持部材と、一対の支持部材のそれぞれに設けられた一対の枢軸と、各枢軸に揺動自在に装着された一対の揺動部材と、係止ピンと、各揺動部材を接近させる方向に付勢する付勢部材とを備えている。特許文献1に記載されたプリンタでは、ロール体が挿入されるときには、ロール体の下方向の移動によって付勢部材の付勢力に抗して揺動部材が揺動する。その結果、揺動部材の上端部近傍にある係止ピンがロール体の内周面の上端に当接し、ロール体が係止ピンで吊り下げられるようにして保持される。
特開2009−34892号公報
ところで、従来のプリンタでは、ロール体の保持がロール体の紙管等の内筒を保持するように構成されているが、ロール体の内筒部分は外部からユーザが視認することができない。そのため、ロール体をプリンタに装填するときにロール体がプリンタに確実に保持されたのかユーザが認識することができない。
そこで、本発明の目的は、ロール体をプリンタに装填するときにロール体がプリンタに確実に保持されたか否かについてユーザが認識することができるようにしたプリンタを提供することである。
本発明のある態様は、帯状の印字媒体が巻回されたロール体を挿入するための開口を通してロール体を収容可能な収容部と、
前記収容部内に設けられ、ロール体の両側面に当接する一対の当接面を有し、ロール体をガイドするガイド部と、
前記当接面から内側方向に突出する第1位置と、前記当接面から内側方向に突出しない第2位置との間で移動可能であって、第2位置から第1位置に向けて付勢されており、第1位置においてロール体を回転可能に保持する保持部と、
前記保持部の動きに連動して変位する変位部と、
を備え、
前記変位部の少なくとも一部は、前記保持部が第1位置にある場合と第2位置にある場合とで異なる位置に変位していることが判別可能となるように、前記開口から見て露出している、
プリンタである。
本開示のある態様によれば、ロール体をプリンタに装填するときにロール体がプリンタに確実に保持されたか否かについてユーザが認識することができる。
実施形態に係るプリンタについて、開閉部が開放状態である場合を示す斜視図である。 実施形態に係るプリンタについて、開閉部が閉鎖状態である場合を示す斜視図である。 実施形態に係るロール体保持機構の斜視図である。 図4Aは、実施形態に係る移動機構のハウジングとロック部材の係合が維持されている状態を示す平面図であり、図4Bは、実施形態に係る移動機構のハウジングとロック部材の係合が解除されている状態を示す平面図である。 実施形態に係るロール体保持機構のロール保持ユニットの分解斜視図である。 実施形態に係るロール体保持機構のガイド部の部分斜視図である。 実施形態に係るロール体保持機構の一部を一方の側面からみた側面図である。 実施形態に係るロール体保持機構の一部を他方の側面からみた側面図である。 図9Aはロール紙が実施形態に係るロール体保持機構に保持されていない場合のロール体保持機構の概略正面図を示し、図9Bはロール紙が実施係るロール体保持機構に保持されている場合のロール体保持機構の概略正面図を示す。 図10Aはロール紙が実施形態に係るロール体保持機構に保持されていない場合の変位部の端部の位置を示し、図10Bはロール紙が実施形態に係るロール体保持機構に保持されている場合の変位部の端部の位置を示す。 図11Aおよび図11Bは、それぞれ、変位部の変形例を示す図である。
以下、本発明に係るプリンタの実施形態について説明する。
(1)プリンタの構成
以下、実施形態に係るプリンタについて、図1および図2を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るプリンタ1について、開閉部3が開放状態である場合を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るプリンタ1について、開閉部3が閉鎖状態である場合を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施形態のプリンタ1は、筐体2と、開閉部3と、表示パネル4と、プラテンローラ5と、サーマルヘッド6と、収容部8とを備える。筐体2は、プリンタ1の外形形状に合わせて形成されている。
図1において、プリンタ1の底面は略長方形をなしており、その長辺に沿った方向を前後方向と定義する。すなわち、搬送方向下流側のプラテンローラ5が設けられている側を前方(FR)と定義し、その反対側の搬送方向上流側を後方(RR)と定義する。当該前後方向を基準として、右側(RH)、左側(LH)、上側(UP)および下側(LO)を定義する。なお、以下の説明では適宜、右側(RH)の方向または左側(LH)の方向を横方向といい、上側(UP)の方向または下側(LO)の方向を上下方向という。
収容部8は、筐体2の内部に設けられてロール紙Rを収容する空間である。収容部8は、下方に内部底面8aを有し、上方を開閉部3の内面、左右方向を筐体の内部側面により囲まれて形成されている。開閉部3は、収容部8を開放または閉鎖するカバーである。開閉部3は、筐体2の後方端部においてシャフト31によって揺動可能に軸支されて構成されている。収容部8が開放された状態では、収容部8の内部底面8aと互いに対向する開口8bが形成される。
ロール紙Rは、帯状の連続紙P(印字媒体の一例)が紙管RCの回りにロール状に巻回されたものであり、ロール体の一例である。図示の例では、連続紙Pは、帯状の台紙PMと、台紙上に予め決められた間隔毎に仮着された複数枚のラベルPLとを備えている。ロール紙Rは、開口8bを通して収容部8に挿入される。
以下の説明においてロール紙Rの「挿入方向」とは、例えば、下向き、又は、下向きよりも少し後方に傾斜した斜め下の方向である。
本実施形態のプリンタ1では、プラテンローラ5の回転によってロール紙Rから連続紙Pが繰り出されるが、収容部8には、連続紙Pが繰り出された後にプラテンローラ5に至るまでの搬送経路を形成する空間も含まれる。
収容部8には、ロール体保持機構10が設けられている。ロール体保持機構10は、収容部8内でロール紙Rを回転可能に保持し、かつロール紙Rの幅方向の移動を規制する。本実施形態のロール体保持機構10には、幅が異なる様々なロール紙Rに対応できるように移動機構(後述する)が組み込まれている。
図1に示すように、筐体2の搬送方向下流側には、プラテンローラ5が正逆方向に回動自在の状態で軸支されている。プラテンローラ5は、ロール紙Rから繰り出される連続紙Pを搬送する搬送手段であり、連続紙Pの幅方向に沿って延在した状態で形成されている。なお、プラテンローラ5は、ステッピングモータ(図示せず)等に機械的に連結されて駆動される。
図2に示すように、開閉部3の表側には表示パネル4が設けられている。表示パネル4は、開閉部3が閉鎖した状態においてユーザに対する入出力インタフェースを提供し、例えばタッチパネル機能を備えた液晶表示パネルである。
サーマルヘッド6は、例えば、文字、記号、図形またはバーコード等のような情報を、ロール紙Rから繰り出される連続紙PのラベルPL上に印字する印字手段である。図2では見えないが、サーマルヘッド6は、開閉部3が閉鎖状態のときにはサーマルヘッド6の印字面が連続紙Pの通紙ルートに向き、かつプラテンローラ5に対向する。サーマルヘッド6の印字面には、通電により発熱する複数の発熱抵抗体(発熱素子)が連続紙Pの幅方向に沿って並んで設置されている。サーマルヘッド6は、サーマルヘッド6に印字信号を伝送する回路基板(図示せず)に接続されている。サーマルヘッド6によって印字された連続紙Pは、開閉部3が閉鎖状態のときの筐体2と開閉部3の隙間である排出口7(図2参照)からプリンタ1の外部に排出される。
図示されていないが、サーマルヘッド6の裏側にはサーマルヘッド6に対して付勢力を与える付勢部材としてのコイルばねが設けられている。
開閉部3が閉鎖されて印字が行われているときには、ロール紙Rから繰り出される連続紙Pがプラテンローラ5によって搬送されつつ、プラテンローラ5とサーマルヘッド6の間で挟持される。このとき、サーマルヘッド6は、上記付勢力によってプラテンローラ5に押し付けられ、それによって印字に適したヘッド圧が生成される。
(2)ロール体保持機構10の構成
次に、ロール体保持機構10の構成について、図3〜8を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係るロール体保持機構10の斜視図である。
図4Aは、実施形態に係るロール体保持機構10に含まれる移動機構20のハウジングとロック部材の係合が維持されている状態を示す平面図である。図4Bは、実施形態に係るロール体保持機構10に含まれる移動機構20のハウジングとロック部材の係合が解除されている状態を示す平面図である。
図5は、本実施形態に係るロール体保持機構10のロール保持ユニットの分解斜視図である。図6は、本実施形態に係るロール体保持機構10のガイド部の部分斜視図である。図7は、本実施形態に係るロール体保持機構10の一部を一方の側面から側面図である。図8は、本実施形態に係るロール体保持機構10の一部を他方の側面から側面図である。
図3を参照すると、ロール体保持機構10は、ガイド部12L,12Rと、ロール保持ユニット14L,14Rとを含む。後述するが、ロール保持ユニット14L,14Rは、それぞれガイド部12L,12Rに係合されている。
ガイド部12L,12Rは、プリンタ1の前後方向に延びた板状の部材であり、ロール紙Rの側面Rsに当接する当接面12s(図7参照)を有し、ロール紙Rの幅方向の移動を規制する。ロール保持ユニット14L,14Rは、ガイド部12L,12Rに対する相対位置を変更可能に設けられている。
本実施形態のロール体保持機構10には、ガイド部12L,12Rが互いに近付き、あるいは遠ざかる方向(つまり、横方向、あるいは、収容部8に収容されたロール紙Rの幅方向)に移動可能とする移動機構20が組み込まれている。つまり、移動機構20によって、ロール紙Rの幅に応じてガイド部12L,12Rの横方向の位置を調整することができるようになっている。
移動機構20は、ハウジング21内に一対のラック22L,22Rおよびピニオン24を有する。ガイド部12Lとラック22Lは、一体で横方向に移動可能となるようにハウジング21の背面から締結部材220Lによって連結されている。ガイド部12Rとラック22Rは、一体で横方向に移動可能となるようにハウジング21の背面から締結部材220Rによって連結されている。
ロック部材16は、ユーザ操作に応じて、ガイド部12L,12Rの横方向の移動を制限したり(つまり、ガイド部12L,12Rをロックしたり)、制限を解除するための部材である。ロック部材16は、ユーザの操作対象となる操作部161と、軸部162と、ハウジング21の背面と係合するための係合部163とを備える。ロック部材16は、軸部162を中心として揺動可能となるように、軸部162においてガイド部12Lに取り付けられている。
なお、図3は、ガイド部12L,12Rの横方向の移動が制限されていない状態を示している。
図4Aは、移動機構20のハウジング21とロック部材16の係合が維持されている状態を示している。図4Aに示す例では、ロック部材16の係合部163は連続したV字形状(あるいは鋸波形状)の溝から構成されている。移動機構20のハウジング21の背面21Rには、係合部163に対向する位置に、係合部163と同様に連続したV字形状(あるいは鋸波形状)の溝が形成されている。ここで、図3に示すように、プリンタ1の左側から右側へ向く側面視において、ロック部材16を反時計回りに付勢するコイルばね18が設けられている。そのため、操作部161に対する操作入力がない場合には、図4Aに示すように、ロック部材16の係合部163とハウジング21の係合部211が係合し、ガイド部12L,12Rは横方向の移動が制限される。
図4Bは、移動機構20のハウジング21とロック部材16の係合が解除されている状態(図3と同じ状態)を示している。図4Aに示す状態からハウジング21とロック部材16の係合を解除するにはユーザは、コイルばね18の付勢力に抗して、ロック部材16の操作部161を後方に移動させる。すると、プリンタ1の左側から右側へ向く側面視においてロック部材16が時計回りに回転し、ロック部材16の係合部163と、ハウジング21の係合部211との係合が解除される。操作部161を後方に位置させた状態では、移動機構20のラック&ピニオンが作用可能となることから、ガイド部12L,12Rの横方向の移動が制限されなくなる。従って、この状態においてユーザは、収容部8に収容させるロール紙Rの幅に応じて、ガイド部12L,12Rをロール紙Rの幅方向の所望の位置に設定することができる。
ガイド部12L,12Rを所望の位置に設定した後に操作部161に対する操作を停止した場合、コイルばね18の付勢力によって再びロック部材16の係合部163とハウジング21の係合部211が係合し、ガイド部12Lの横方向の移動が制限される。
次に、ロール保持ユニット14L,14Rについて図5を参照して説明する。図5はロール保持ユニット14Rについて図示しているがロール保持ユニット14Lについても同様の形状である。
ロール保持ユニット14L,14Rは、それぞれロール紙Rを保持する保持部1432L,1432Rを備えているが、以下の説明において共通して言及するときには、適宜、単に保持部1432という。
図5を参照すると、ロール保持ユニット14Rは、板状本体部141、軸部142、揺動部材143、捩りばね144、および、変位部145を備える。板状本体部141は、全体として矩形形状をなしている。
揺動部材143は、一方の端に設けられる筒状部1431(2箇所)と、他方の端に設けられる保持部1432と、筒状部1431と保持部1432を連結する胴部1433とを有し、揺動軸143Cの回りを揺動する。保持部1432は、揺動部材143の揺動に伴ってガイド部12Rの当接面12sから内側方向に突出する突出位置と当接面12sから内側方向に突出しない非突出位置の間で揺動可能に設けられ、突出位置でロール紙Rを回転可能に保持する。
突出位置および非突出位置は、それぞれ第1位置および第2位置の例である。
図5に示す例では、揺動部材143と変位部145とが一体的に形成されている。すなわち、変位部145は、保持部1432から上方に向けて(つまり、開口8bに向けて)延びるように保持部1432と一体構造をなしている。変位部145は、保持部1432から上方に延びる延長片1451と、延長片1451の頂部に形成された端部1452とを有する。
変位部145は、揺動部材143の揺動に連動して変位する。変位部145は、揺動部材143の揺動による保持部1432の位置の変化が収容部8の開口8bを通してユーザが確認できるようにするために設けられている。
板状本体部141の下方の開口1410Bには、軸部142および捩りばね144が取り付けられている。軸部142には、揺動部材143の筒状部1431の中空部分が挿入され、それによって揺動部材143の保持部1432が軸部142を中心として(つまり、揺動軸143Cを中心として)揺動可能となっている。
捩りばね144は、揺動軸143Cを中心として揺動部材143を図5の回転方向d1の向きに付勢し、それによって、揺動部材143の保持部1432を非突出位置から突出位置に向かう方向に付勢する。
揺動部材143は、捩りばね144に付勢された状態で、その胴部1433がストッパ1410Cに当接している。胴部1433がストッパ1410Cに当接した状態では、揺動部材143の保持部1432が板状本体部141の開口1410Aから、ガイド部12Lのロール紙Rに対する当接面12sよりも内側に突出した突出位置となっている。ロール紙Rを収容部8に挿入してロール体保持機構10に保持させるときには、ロール紙Rの外周面および側面Rsが保持部1432に当接し、それによって保持部1432が捩りばね144の付勢力に抗して図5の回転方向d2の向きに揺動する。その結果、保持部1432は、当接面12sよりも内側に突出しない非突出位置まで揺動する。
なお、ロール紙Rが保持されたときのロール紙Rの側面Rsに対して傾斜した傾斜面151を有することが好ましい。傾斜面151は、プリンタ1の内側に、かつ前方に傾斜している。言い換えると、傾斜面151は、ロール紙Rの挿入方向に行くにつれて挿入時の姿勢におけるロール紙Rの仮想中心軸の内側に向かうように傾斜している。そのため、ユーザが開閉部3を開放させてロール紙Rを収容部8に収容させるときにロール紙Rを傾斜面151に当接させやすい。傾斜面151に当接した後にロール紙Rを下方向(挿入方向)に沿って移動させると、捩りばね144の付勢力に抗して端部1452を突出位置から非突出位置に向けて円滑に揺動させることが可能である。すなわち、傾斜面151を設けることで、ユーザがロール紙Rを収容部8に挿入するときに保持部1432を円滑に回転方向d2の向きに揺動させることができる。
矩形形状の板状本体部141の長辺に相当する部分には、ガイド部12Rにロール保持ユニット14Rを取り付けるための取付部1412,1414と、凹部1416と、溝部1417とが設けられている。
ロール保持ユニット14Rとガイド部12Rの取付態様については後述する。
次に、ガイド部12L,12Rについて図6を参照して説明する。図6は、ガイド部12Rの主要部について図示しているが、ガイド部12Lのそれについても同様の形状である。
図6を参照すると、ガイド部12Rには、矩形形状のロール保持ユニット14Rを受け入れるために実質的に矩形形状の開口120が形成されている。開口120の周縁部には、ロール保持ユニット14Rの取付部1412,1414を取り付けるために他の部分よりも薄肉の薄肉部122,124が形成されている。
開口120の周縁部には、内側に向けて突出する第1凸部126(2箇所)および第2凸部127(2箇所)が形成されている。
ガイド部12Rの頂部には、U字状の溝で構成された係合部125が形成されている。係合部125は、保持部1432が突出位置である場合に変位部145の端部1452と係合する。
次に、図7および図8を参照して、ガイド部12Rにロール保持ユニット14Rが取り付けられた状態の構成について説明する。図7は、本実施形態に係るロール体保持機構10の一部を左側からみた側面図である。図8は、本実施形態に係るロール体保持機構10の一部を右側からみた側面図である。
図7および図8に示すように、ガイド部12Rにロール保持ユニット14Rが取り付けられた状態では、第1凸部126がロール保持ユニット14Rの凹部1416(図5参照)と係合し、第2凸部127がロール保持ユニット14Rの溝部1417(図5参照)と係合する。
ガイド部12Rにロール保持ユニット14Rが取り付けられた状態では、ロール保持ユニット14Rの取付爪1412Bが薄肉部124の一方の面に係合し、ロール保持ユニット14Rの取付爪1412C(2箇所)が薄肉部124の他方の面に係合する。ロール保持ユニット14Rの取付爪1414Bが薄肉部122の一方の面に係合し、ロール保持ユニット14Rの取付爪1414C(2箇所)が薄肉部122の他方の面に係合する。つまり、取付爪1412B,1412Cが薄肉部124をその両側から挟持し、取付爪1414B,1414Cが薄肉部122をその両側から挟持する構成になっている。
なお、可撓腕部1412A,1414Aが撓むことで各爪が薄肉部122,124から離脱可能であるため、ロール保持ユニット14L,14Rは、それぞれガイド部12L,12Rに対して着脱可能となっている。
図7を参照すると、板状本体部141の表面141sは、ガイド部12Rの当接面12sと同様に、ロール紙Rの側面Rsに対向している。そして、ガイド部12Rの当接面12sと、板状本体部141の表面141sとは同一平面であることが好ましい。両者が同一平面である場合、ロール紙Rの外径が大きいロール紙Rの使用初期から、ロール紙Rの外径が小さいロール紙Rの使用後期に亘って、効果的にロール紙Rを保持し続けることができる。
(3)ロール体保持機構10の動作
次に、図9および10を参照してロール体保持機構10の動作について説明する。
図9Aはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されていない場合のロール体保持機構10の概略正面図を示し、図9Bはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されている場合のロール体保持機構10の概略正面図を示す。図10Aはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されていない場合の変位部145の端部1452の位置を示し、図10Bはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されている場合の変位部145の端部1452の位置を示す。
以下、ロール紙の挿入時のロール体保持機構10の動作について説明する。なお、図9Aおよび図9Bでは、ユーザがロール紙Rの挿入前に一対のガイド部12L,12Rを横方向に移動させて一対のガイド部12L,12Rの間の距離がロール紙Rの幅と一致するように調整された場合を想定している。また、板状本体部141の表面141sと同一平面としたときのガイド部12L,12Rの当接面12sを仮想線で示してある。
ユーザがプリンタ1の収容部8にロール紙Rを挿入する場合、ロール体保持機構10のロール保持ユニット14L,14Rの間(つまり、ガイド部12L,12Rの間)にロール紙Rを上から下に向けて挿入する。このとき、ロール紙Rの外周面の最下部がロール保持ユニット14L,14Rの保持部1432に接触し始める。そして、ロール紙Rに対する下方向の挿入力により、捩りばね144(図9Bには不図示)の付勢力に抗して保持部1432が軸部142を中心に外側へ回転する。その結果、図9Aおよび図10Aに示すように、保持部1432は、ガイド部12L,12Rの当接面12sから内側に突出しない非突出位置まで揺動する。
図9Aおよび図10Aに示すように、保持部1432が非突出位置まで揺動するのに連動して変位部145が変位し、変位部145の端部1452がガイド部12Rの裏面12wよりも外側に位置するようになる。
ロール紙Rがさらに下方向に進行し、ロール紙Rの紙管RCの中空部分が保持部1432と同じ高さになると、捩りばね144の付勢力によって保持部1432が内側に揺動する。その結果、ロール紙Rの紙管RCの中空部分において保持部1432がガイド部12L,12Rの当接面12sから内側に突出した突出位置まで揺動する。その結果、図9Bに示すように、ロール紙Rがロール保持ユニット14L,14Rに保持される。
図9Bおよび図10Bに示すように、保持部1432が非突出位置から突出位置まで揺動するのに連動して変位部145が変位し、変位部145の端部1452がガイド部12Rの裏面12wよりも内側に位置するようになる。
以上説明したように、本実施形態のロール体保持機構10では、保持部1432が突出位置にある場合と非突出位置にある場合とで変位部145の端部1452が異なる位置に変位する。図9Bに示すように、保持部1432がロール紙Rを保持する場合には保持部1432が紙管RCの内部に挿入されるため、ロール紙Rが保持部1432に確実に保持されたか否かについてプリンタ1の開口8bからユーザが直接的に保持部1432を目視することは困難である。しかし、本実施形態のロール体保持機構10では、保持部1432が非突出位置にあるか、あるいは突出位置にあるかの如何に関わらず、変位部145の端部1452がプリンタ1の開口8bから見て露出している。そのためユーザは、保持部1432に連動して変位する変位部145の端部1452の位置を開口8bから目視することで、ロール紙Rが保持部1432に確実に保持されたか否かについて確認することができる。
本実施形態の好ましい例では、変位部145の端部1452の端面1452eと、ガイド部12Rの裏面12wとは、保持部1432が突出位置にある場合(図10B)に同一平面となり、保持部1432が非突出位置にある場合(図10A)に同一平面とならない。このように端面1452eの形状を設定することで、ロール紙Rが保持部1432に確実に保持されたか否かについての目視での判別精度を高くすることができる。
上述した実施形態では、保持部1432がガイド部12Rにおいて内部底面8a側に設けられた揺動軸143Cが支点となるようにして揺動し、変位部145の開口8b側の端部1452が、保持部1432が揺動するときの揺動端である場合について説明した。この場合、ロール紙Rの保持についての目印としてユーザに目視される変位部145の端部1452の変位量を大きくすることができ、ユーザによる目視が容易となるという利点がある。しかし、内部底面8a側に揺動軸を設けることは必須ではなく、揺動軸の上下方向の位置設定は自由に行ってよい。
以上、本発明の一実施形態について詳細に説明したが、本発明のプリンタは上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのは勿論である。
上述した実施形態の変位部の変形例について、図11Aおよび図11Bを参照して説明する。図11Aおよび図11Bは、それぞれ変位部の変形例を説明する図である。各図は、図10Aおよび図10Bと同様に平面視で見た図であるが、変位部の端部とガイド部のみを図示している。
上述した実施形態では、ガイド部12Rの基準面に対する端部1452Rの相対的な位置関係が認識できるようにするための変位部145の構成の一例を示したが、その限りではない。
例えば図11Aに示す変形例では、以下のように変位部の端部1452Aが設定される。すなわち、保持部1432が突出位置にあるときに端部1452Aがガイド部12Aの裏面12Awと接触し、若しくは裏面12Awに最も近付く。保持部1432が非突出位置にあるときに端部1452Aがガイド部12Aの裏面12Awと接触しないか、若しくは裏面12Awから最も遠ざかる。
別の変形例では、保持部1432Rが突出位置にあるときに変位部の端部がガイド部と係合し、保持部1432が非突出位置にあるときに変位部の端部がガイド部と係合しないように、変位部を構成してもよい。その場合でも、変位部とガイド部の係合有無によって、保持部1432がロール紙Rを確実に保持したか否か目視で判別できる。
例えば図11Bに示す変形例では、保持部1432が突出位置にあるときに端部1452Bがガイド部12Bの係合部12Bvと係合し、保持部1432が非突出位置にあるときに端部1452Bがガイド部12Bの係合部12Bvと係合しないように、変位部の端部1452Bが設定される。
上述した実施形態では、変位部145が、保持部1432Rから開口8bに向けて延びるように保持部1432Rと一体構造をなしている場合について説明したが、その限りではない。変位部145は保持部1432Rの動きに連動して変位すればよく、保持部1432Rと一体である必要はない。例えば、変位部145と保持部1432Rの間に歯車等の所定の連結機構が備わっていてもよい。
上述した実施形態では、図9に示したように、左右一対の保持部1432L(第1部分の一例)および保持部1432R(第2部分の一例)のうち、保持部1432Rのみに対応して変位部145が設けられている場合を示したが、その限りではない。保持部1432L,1432Rの両方に変位部を設けてもよい。両方の保持部に変位部を設けることで、左右の保持部1432L,1432Rが確実にロール紙Rを保持することが視認可能となるため、ロール紙Rを保持しているか否かについての判別の確実性が増す。
上述した実施形態では、保持部1432が揺動によって突出位置と非突出位置との間を移動する場合について説明したが、その限りではない。保持部1432が並進移動によって突出位置と非突出位置との間を移動するように構成してもよい。保持部が並進移動する一例については、例えば特開2016−124205号公報(第2ガイド部材62が保持部に相当する)を参照されたい。
上述した実施形態では、ロール体保持機構10が移動機構20を含む構成を例示したが、その限りではない。収容部8に収容するロール紙Rの幅が一定である場合には、ガイド部12L,12Rをロール紙Rの幅方向に移動させる必要はないため、移動機構20は必要ない。その場合、変位部145の端部1452Rの相対的な位置関係を認識するための基準面(上述した実施形態では、ガイド部12Rの裏面12w)は、ガイド部に設けなくてもよい。例えば、当該基準面を筐体2の内壁面に設けてもよい。
上述した実施形態では、ロール体保持機構10に保持されるロール紙Rとして、連続紙Pが、帯状の台紙PMと、台紙上に予め決められた間隔毎に仮着された複数枚のラベルPLとを備えたものを例示したが、その限りではない。ロール紙Rの種類は限定するものではなく、粘着剤を備えない印字用紙が巻回されたものでもよいし、裏面に粘着剤が付着した長尺状の印字用紙が巻回されたものでもよい。
1…プリンタ
2…筐体
3…開閉部
31…シャフト
4…表示パネル
5…プラテンローラ
6…サーマルヘッド
7…排出口
8…収容部
8a…内部底面
8b…開口
10…ロール体保持機構
12L,12R…ガイド部
12s…当接面
12w…裏面
120…開口
122,124…薄肉部
125…係合部
126…第1凸部
127…第2凸部
14L,14R…ロール保持ユニット
141…板状本体部
141s…表面
1410A,1410B…開口
1410C…ストッパ
1412…取付部
1412A…可撓腕部
1412B,1412C…取付爪
1414…取付部
1414A…可撓腕部
1414B,1414C…取付爪
1416…凹部
1417…溝部
1418…切欠部
142…軸部
143…揺動部材
143C…揺動軸
1431…筒状部
1432(1432L,1432R)…保持部
1433…胴部
144…捩りばね
145…変位部
1451…延長片
1452…端部
1452e…端面
151…傾斜面
16…ロック部材
161…操作部
162…軸部
163…係合部
18…コイルばね
20…移動機構
21…ハウジング
21R…背面
211…係合部
22L,22R…ラック
220L,220R…締結部材
24…ピニオン
R…ロール紙
Rs…ロール紙の側面
RC…紙管
P…連続紙
PM…台紙
PL…ラベル

Claims (14)

  1. 帯状の印字媒体が巻回されたロール体を挿入するための開口を通してロール体を収容可能な収容部と、
    前記収容部内に設けられ、ロール体の両側面に当接する一対の当接面を有し、ロール体をガイドするガイド部と、
    前記当接面から内側方向に突出する第1位置と、前記当接面から内側方向に突出しない第2位置との間で移動可能であって、第1位置においてロール体を回転可能に保持する保持部と、
    前記保持部を、前記第2位置から前記第1位置に向けて付勢する付勢部材と、
    前記保持部の動きに連動して変位する変位部と、
    を備え、
    前記ガイド部の頂部には溝が形成され、
    前記変位部は、前記保持部から上方に延びる延長片と、該延長片の頂部に形成された端部とを有し、
    前記変位部の少なくとも前記端部は、前記保持部が第1位置にある場合には前記溝に嵌合する位置に変位し、前記保持部が第2位置にある場合には前記溝に嵌合しない位置に変位していることが判別可能となるように、前記開口から見て露出しており、
    前記変位部の前記端部の変位方向において、前記変位部の前記端部の幅は、前記延長片の幅よりも広く、
    前記付勢部材は、前記保持部とは別体として備わ
    前記変位部の前記端部の上端面の高さは、前記ガイド部の前記頂部の上端面の高さに等しく、
    前記変位部の前記端部の前記変位方向の幅は、前記ガイド部の前記頂部の上端面の幅に等しく、
    前記保持部が前記第1位置にあるときには、前記変位方向において、前記変位部の前記端部の両辺が、前記ガイド部の前記頂部の上端面の両辺に一致する、
    プリンタ。
  2. 前記変位部の前記開口側の端部の一側面は、前記保持部が前記第1位置にあるときに前記ガイド部の所定の基準側面と同一平面となり、前記保持部が前記第2位置にあるときに前記ガイド部の前記基準側面と同一平面とならないように構成されている、
    請求項に記載されたプリンタ。
  3. 前記収容部は、前記開口と対向する底面を有し、
    前記保持部は、前記ガイド部において前記底面側に設けられた軸であって、使用前の前記ロール体が前記保持部により保持されたときの前記ロール体の下端高さよりも上の高さにある軸が支点となるようにして揺動し、
    前記変位部の前記開口側の端部は、前記保持部が揺動するときの揺動端である、
    請求項1または2に記載されたプリンタ。
  4. 前記変位部は、前記保持部から前記開口に向けて延びるように前記保持部と一体構造をなしている、
    請求項1からのいずれか一項に記載されたプリンタ。
  5. 前記保持部は、前記一対の当接面のうち一方の当接面に対応する第1部分と、前記一対の当接面のうち他方の当接面に対応する第2部分と、を有し、
    前記変位部は、前記保持部の第1部分および第2部分のそれぞれに対応して設けられている、
    請求項1からのいずれか一項に記載されたプリンタ。
  6. 前記収容部に前記ロール体を挿入するときに、前記ロール体が前記保持部に当接した後の挿入方向の移動によって前記保持部が前記第1位置から前記第2位置に移動するように、前記保持部には傾斜面が形成されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載されたプリンタ。
  7. 帯状の印字媒体が巻回されたロール体を挿入するための開口を通してロール体を収容可能な収容部と、
    前記収容部内に設けられ、ロール体の両側面に当接する一対の当接面を有し、ロール体をガイドするガイド部と、
    前記当接面から内側方向に突出する第1位置と、前記当接面から内側方向に突出しない第2位置との間で移動可能であって、第1位置においてロール体を回転可能に保持する保持部と、
    前記保持部を、前記第2位置から前記第1位置に向けて付勢する付勢部材と、
    前記保持部の動きに連動して変位する変位部と、
    を備え、
    前記ガイド部の頂部には溝が形成され、
    前記変位部は、前記保持部から上方に延びる延長片と、該延長片の頂部に形成された端部とを有し、
    前記変位部の少なくとも前記端部は、前記保持部が第1位置にある場合には前記溝に嵌合する位置に変位し、前記保持部が第2位置にある場合には前記溝に嵌合しない位置に変位していることが判別可能となるように、前記開口から見て露出しており、
    前記変位部の前記端部の変位方向において、前記変位部の前記端部の幅は、前記延長片の幅よりも広く、
    前記付勢部材は、前記保持部とは別体として備わり、
    前記収容部は、前記開口と対向する底面を有し、
    前記保持部は、前記ガイド部において前記底面側に設けられた軸保持部が支点となるようにして揺動し、
    前記変位部の前記開口側の端部は、前記保持部が揺動するときの揺動端であ
    前記保持部の下端に前記揺動の回転軸が設けられ、
    前記保持部の全体は、前記第2位置にあるときには、前記ガイド部の前記一対の当接面に挟まれる領域の外側に在る、
    リンタ。
  8. 前記変位部の前記端部の上端面の高さは、前記ガイド部の前記頂部の上端面の高さに等しい、
    請求項に記載されたプリンタ。
  9. 前記保持部が前記第1位置にあるときには、前記変位方向において、前記変位部の前記端部の少なくとも一方の輪郭が、前記ガイド部の前記頂部の上端面の基準となる輪郭に一致する、
    請求項に記載のプリンタ。
  10. 前記変位部の前記端部の前記変位方向の幅は、前記ガイド部の前記頂部の上端面の幅に等しく、
    前記保持部が前記第1位置にあるときには、前記変位方向において、前記変位部の前記端部の両辺が、前記ガイド部の前記頂部の上端面の両辺に一致する、
    請求項に記載のプリンタ。
  11. 前記変位部の前記開口側の端部の一側面は、前記保持部が前記第1位置にあるときに前記ガイド部の所定の基準側面と同一平面となり、前記保持部が前記第2位置にあるときに前記ガイド部の前記基準側面と同一平面とならないように構成されている、
    請求項またはに記載されたプリンタ。
  12. 前記変位部は、前記保持部から前記開口に向けて延びるように前記保持部と一体構造をなしている、
    請求項から11のいずれか一項に記載されたプリンタ。
  13. 前記保持部は、前記一対の当接面のうち一方の当接面に対応する第1部分と、前記一対の当接面のうち他方の当接面に対応する第2部分と、を有し、
    前記変位部は、前記保持部の第1部分および第2部分のそれぞれに対応して設けられている、
    請求項から12のいずれか一項に記載されたプリンタ。
  14. 前記付勢部材は、前記保持部が前記第1位置にあるときであっても、前記保持部を付勢するための付勢力を有している、
    請求項1から13のいずれか一項に記載されたプリンタ。
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