JP6914117B2 - 散布装置および散布方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一定方向に流れるシート上に粉粒体を散布する装置および方法に関する。
従来の粉粒体の散布装置は、外部から供給された粉粒体を一時的に貯留するホッパーと、前記ホッパーの側壁から外方へ向かって延在する散布管と、前記散布管内に配置され、ホッパー内の粉粒体を散布管の先端部へ向かって送り出すスクリューを有する。スクリューによって送り出された粉粒体は、散布管の先端から落下し、散布管の下方を流れるシート上に散布される。
このとき、散布管に設けられた粉粒体の出口は一カ所(散布管の先端)であるため、下方を流れるシートのうち、散布管の直下部分には、粉粒体が多く散布されるが、その周辺部分には粉粒体の散布量が少なくなるという問題があった。すなわち、シートの流れ方向と交差する方向(Cross Direction方向、CD方向)に粉粒体を均一に散布することができないという問題があった。特に、2枚の不織布の間隙に高吸収性樹脂(Super Absorbent Polymer、SAP)を挟み込んだシート(SAPシート)を製造する際には、CD方向に散布する量をより細かく制御する必要があり、現状の設備においては、そのような制御ができていないという問題があった。
粉粒体の散布方法や散布装置に関連する先行技術文献としては、下記特許文献1および2がある。
下記特許文献1に係る複合シートの製造方法は、複数の滑落板を上下方向に互い違いとなるように配置し、液体吸収性粒状物(以下、「粒状物」という。)が、滑落板に沿って、その上を反転しながら滑落し、滑落板の下方を流れる表面シートの上に落下する構成となっている。そして、この滑落板に案内溝やガイド部材を設けることで、シートの幅方向の目的部分(凹部)にのみ粉粒体を供給し、その他の部分に粉粒体を供給しないようにすることができる旨が開示されている。
下記特許文献2に係る粉粒体の散布方法は、散布管の両端部下方に矯正ガイドが設けられ、当該ガイドが基材を横断する方向に搖動する構成となっている。そして、この搖動によって、粉粒体の散布幅を広げたり、狭めたりすることを可能にしている。
特開2010−220768号公報 特開2004−188285号公報
しかし、前記特許文献1に係る製造方法は、各凹部に供給する粒状物の量を時間によって変更したり、粒状物の供給場所を時間によって変更したりすることができない。前記特許文献2に係る散布方法は、粉粒体の供給量を時間によって変更することはできるが、散布場所を幅方向全体に供給するか、中央部に供給するかの二者択一しかできない。以上のように、前記特許文献1および2は、製造時に粉粒体の散布の細かな制御が求められる製品の製造に適さないという問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、時間によって粉粒体を散布する場所や量を変更できる粉粒体の散布方法および散布装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
(1)移動体の上に粉粒体を散布する散布装置であって、
前記散布装置は、前記移動体の上方に配置する整流装置を有し、
前記整流装置は、一端側から他端側へ向って下る複数の傾斜台を有し、
前記複数の傾斜台は横方向に並列に配置され、
前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台の他端部が、横方向に搖動可能であることを特徴とする散布装置。
(作用効果)
粉粒体は、傾斜台の傾斜に沿って、一端側から他端側へ転がり落ち、他端側から移動体上に落下する。したがって、傾斜台の他端側の位置によって、粉粒体の散布位置が決まる。本発明は、傾斜台の他端部を横方向に搖動させて、他端側の位置を任意に変更することができる。例えば、複数の傾斜台の他端部を特定の箇所に集め、その箇所に散布する粉粒体の量を多くすることができる。また、複数の傾斜台の他端部を均等に配置し、粉粒体を満遍なく散布することもできる。そのほか、いずれの傾斜台の他端部も位置していない箇所をつくり、その箇所に粉粒体を散布しないこともできる。以上のように、傾斜台を搖動式にすることで、傾斜台の横断方向(横方向)において、移動体の上に落下する粉粒体の量を、任意に変えることができる。すなわち、粉粒体の散布量や散布位置を時間によって変えることができる。
(2)搖動前の状態において、前記複数の傾斜台のうち、隣接する傾斜台の他端部が互いに重なり合っている前記(1)記載の散布装置。
(作用効果)
搖動する前の状態で、すでに隣接する傾斜台の他端部が重なり合う形態にしても良い。傾斜台を搖動しなくても、重なり合う箇所に粉粒体を多く散布できるという利点がある。
(3)前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台は、傾斜面に沿って延在する仕切壁を有し、
前記傾斜台の内部空間が前記仕切壁によって仕切られている前記(1)記載の散布装置。
(作用効果)
傾斜台の傾斜面を粉粒体が転がり落ちる際、傾斜台の仕切り壁によって、横方向への移動が制限される。そのため、傾斜台の横方向において、粉粒体散布量の過度な偏りを抑制することができる。
(4)前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台は、
傾斜面に沿って延在する凹部および凸部の少なくとも一方を有する前記(1)記載の散布装置。
(作用効果)
傾斜台を横方向へ搖動すると、遠心力によって粉粒体に偏りが生じてしまう。具体的には、傾斜台を左方向へ搖動すると、粉粒体が右方向へ移動し、傾斜台を右方向へ搖動すると、粉粒体が左方向へ移動する。この偏りを防止するため、傾斜面に凹部および凸部の少なくとも一方を設けた。凹部を設けた場合、粉粒体が凹部の内部に入り込むため、横方向への移動を制限できる。凸部を設けた場合、粉粒体の横方向への移動を凸部によって遮ることができる。偏り防止効果を上げるために、凹部と凸部を交互に設け、ジグザグ状または波状にすることが好ましい。
(5)前記凹部および凸部の少なくとも一方は、前記傾斜面の他端側に設けられている前記(4)記載の散布装置。
(作用効果)
傾斜台の全傾斜面で粉粒体の偏りを防止することが好ましいが、それが困難な場合は、少なくとも傾斜台の他端側で防止する必要がある。傾斜台の他端側から粉粒体が落下するため、移動体上の散布量に影響しやすいからである。したがって、前記凹部および凸部の少なくとも一方を、傾斜台の他端側に設けることが好ましい。
(6)散布装置を用いて、移動体の上に粉粒体を散布する散布方法であって、
前記散布装置は、前記移動体の上方に配置する整流装置を有し、
前記整流装置は、一端側から他端側へ向って下る複数の傾斜台を有し、
前記複数の傾斜台は横方向に並列に配置されており、
前記粉粒体を散布する前または散布中に、
前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台は、その他端部を横方向に搖動し、
前記搖動する傾斜台の一端側に供給した前記粉粒体は、前記傾斜台の搖動によって、進行方向を変えながら他端側へ転がり落ち、前記傾斜台の他端側から前記移動体の上に落下することを特徴とする散布方法。
(作用効果)
前記(1)と同様の作用効果を奏する。
以上のとおり本発明に係る散布装置および散布方法によれば、時間によって粉粒体を散布する場所や量を変えることができる。
本発明に係る散布装置の平面図(傾斜台の搖動前)である。 図1の傾斜台が搖動した後の状態を示す平面図である。 図1の傾斜台が搖動した後の状態を示す平面図である。 第2実施形態(傾斜台下端部が横方向に広がった形態)の平面図である。 第3実施形態(仕切壁のある形態)の平面図である。 図1の側面図である。 第4実施形態(傾斜面に凸部を設けた形態)の斜視図である。 (A)傾斜面に凹凸を設けない形態を示す断面図、(B)傾斜面に凸部を設けた形態を示す断面図である。 (A)傾斜面に凹部を設けた形態を示す断面図、(B)傾斜面に凸部と凹部の両方を設けた形態を示す断面図である。 図1の斜視図である。 傾斜台の他の搖動パターンを示す平面図である。 図11の傾斜台によって粉粒体が散布された状態を示す平面図である。 傾斜台の他の搖動パターンを示す平面図である。 図13の傾斜台によって粉粒体が散布された状態を示す平面図である。 傾斜台の他の搖動パターンを示す平面図である。 図15の傾斜台によって粉粒体が散布された状態を示す平面図である。 傾斜台の他の搖動パターンを示す平面図である。 図17の傾斜台によって粉粒体が散布された状態を示す平面図である。
(散布装置の用途)
本発明に係る散布装置15は、移動する移動体10の上に粉粒体Pを散布する装置である。
例えば、SAPシートの製造において、移動する下層シート(移動体10の一種)の上にSAP(粉粒体Pの一種)を散布する際に用いる。参考までに、SAPを散布した後の工程についても述べると、粉粒体Pが載った下層シートの上に上層シートを重ね合わせ、上層と下層のシートをシールし、所定の間隔で切断することにより、SAPシートを得る。
その他の例としては、使い捨ておむつの製造において、移動する裏面側シート(着用者の肌から遠い側のシート)(移動体10の一種)の上に載せたパルプ繊維の積繊体(移動体10の一種)にSAPを散布する際にも用いることができる。前記積繊体にSAPを散布した後は、使用面側シート(着用者の肌に近い側のシート)などを重ね合わせて接着した後、所定の間隔で切断することにより、使い捨ておむつを得る。
製造した使い捨ておむつは、例えば、おむつの前後方向に延在する前部および後部と、おむつの前後方向中間(あるいは吸収体の前後方向中間より少し前側)に幅の狭い括れ部分(股間部)を備えた砂時計形状にすることができる。各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、おむつ全長(前後方向長さ)を350mm〜700mm程度、おむつ全幅を130mm〜400mm程度、おむつの股間部の幅を70mm〜360mm程度にすることができる。また、吸収体の前部や後部の幅を110mm〜380mm程度、吸収体の股間部の幅を50mm〜340mm程度にすることができる。
なお、前記移動体10は、ベルトコンベア11などによって上流側から下流側へ移動する。
(説明の進め方)
以下に本発明の詳細を説明する。
まず、(1)散布装置15の構成と関連事項を説明する。具体的には、(A)粉粒体P、(B)傾斜台16、(C)凹部、凸部(D)散布管1、(E)その他の順序で説明する。
次に、(2)散布方法について説明する。具体的には、(F)粉粒体Pを散布する際の基本的なフロー、(G)粉粒体Pの散布量を調整する際のフロー、(H)傾斜台16の搖動パターンの順序で説明する。
(1)散布装置15の構成と関連事項
(A)粉粒体P
粉粒体Pとしては、尿などの体液を吸収するために用いる高吸収性樹脂(SAP)を例示できる。
この粉粒体Pの形状は、粉体状、粒子状、顆粒状、ペレット状等のさまざまな形態のものがあり、いずれも本発明において使用可能である。特に、粒子状のものが好適である。
粉粒体Pの各粒子の粒径は特に限定されないが、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)、及びこのふるい分けでふるい下に落下する粒子について180μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)を行ったときに、500μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下で、180μmの標準ふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
また、粉粒体Pの各粒子の重量も特に限定されないが、例えば重量平均が0.2〜10mgのものを用いることが望ましい。
(B)傾斜台16
散布装置15は整流装置21を有する。整流装置21は移動体10の上方に配置され、粉粒体Pの流れを整える。本実施形態においては、散布管1と移動体10の間に整流装置21を配置し、各々を離間して配置している。
整流装置21は複数(二個以上)の傾斜台16を備える。傾斜台16は傾斜面18を有し、この傾斜面18は水平方向に対して斜めに配置している。詳しくは、一端側から他端側へ向って下るように配置している。傾斜面18を斜めに配置することで、一端側に供給された粉粒体Pが、傾斜面18を転がり落ちて他端側へ移動する。
傾斜台16の傾斜面18と水平面の間の角度αは(図3)、特に限定されないが、30度〜80度にすることが好ましく、40度〜60度にすることがより好ましい。角度αが30度より小さいと、粉粒体Pが傾斜面18の上を転がり落ちにくい。そのため、粉粒体Pが傾斜台16の一端側に供給された後、他端側から排出されるまでに時間がかかりすぎて、移動体10の上に落下する粉粒体Pの量が少なくなってしまう。他方、角度αが80度より大きいと、粉粒体Pが傾斜台16の上を一瞬で転がり落ちてしまう。粉粒体Pが転がり落ちる過程で、後述する側壁17に高速で衝突して四方八方に飛散するため、粉粒体Pの流れの制御が困難になる。
傾斜台16の傾斜方向の長さは、特に限定されないが、例えば80mm〜400mmにすることが好ましい。また、傾斜台16の横断方向の長さも特に限定されないが、例えば10mm〜100mmにすることが好ましい。
傾斜台16の材質は、例えば鉄鋼、合成樹脂などを用いることができる。また、傾斜台16としては平板が代表的であるが、中間部が下方へ向かって緩やかに湾曲している板など、他の形状の部材を用いても良い。
傾斜面18の両側には、上方に起立する側壁17を設けることが好ましい。側壁17は傾斜面18の一端側から他端側まで延在させることが好ましい。この側壁17の起立高さは、5mm以上にすることが好ましい。側壁17をこのような形状にすることにより、粉粒体Pが傾斜面18を転がり落ちる過程で、傾斜面18の両側から下方へこぼれ落ちることを防ぐことできる。なお、図10に示すように、側壁17の中間部から他端側端部へ向かって起立高さを次第に低くするとともに、後述するカバー22を設けることが好ましい。起立高さを低くすることにより、粉粒体Pの排出口23が小さくなるため、移動体10の望ましい箇所に粉粒体Pを落下させることができる。
傾斜面18の下端部(他端側端部)には、下端壁を設けないことが好ましい。下端壁を設けないことで、粉粒体Pの出口が塞がれず、下端部から移動体上に粉粒体Pが落下しやすい。下端壁を設ける場合は、傾斜面18の下端部に貫通孔を設け、そこから粉粒体Pを吐き出すようにすると良い。なお、傾斜面18の上端部(一端側端部)には、上端壁を設けても、設けなくても良い。
前記複数の傾斜台16は、横方向(傾斜面18の横断方向)に並列に配置することが好ましい。詳しくは、各々の傾斜台16を横方向に所定の距離を開けて配置し、それとともに、前後方向(移動体の流れ方向)に所定の距離を開けながら交互に配置することが好ましい。このような配置にすることで、傾斜台16の他端部が横方向に搖動した際に衝突することを避けることができる。本実施形態では、5個の傾斜台16を並列に配置している。また、図面左側の傾斜台16から順番に、奥側・手前側・奥側・手前側・奥側と、前後方向に交互に配置している。本説明では、各傾斜台16を図1の左側から順に1番目の傾斜台L1・・・5番目の空間L5と呼ぶ。
なお、傾斜台16の数は任意に変更できる。例えば、2個以上にすることができ、2個〜10個程度が妥当である。傾斜台16の内部に、傾斜面18に沿って延在する仕切壁19を設け、内部空間を複数に区切っても良い。図示した形態では、傾斜台16の一つ(L2)を仕切壁19で仕切り、傾斜台16の内部に4つの空間(S1〜S4)を形成している。
傾斜台16の形状は、直線形に限られず、曲線形等の任意の公知形状に変更することができる。
本実施形態では、散布管1に設けた各散布孔3から各傾斜台16の一端側にそれぞれ粉粒体Pを供給している。具体的には、環状体2Aの散布孔3から1番目の傾斜台L1に一定量の粉粒体Pを供給し、環状体2Bの散布孔3から2番目の傾斜台L2に一定量の粉粒体Pを供給している(その他の列も同様)。各傾斜台16の両側には側壁17があるため、例えば1番目の傾斜台L1に供給した粉粒体Pが、側壁17を越えて隣の傾斜台L2に移動しない。したがって、1番目の傾斜台L1に供給された粉粒体Pは、2番目の傾斜台L2に移動することなく、傾斜台16を一端側から他端側へ転げ落ち、他端側から移動体10の上に落下する。
各散布孔3から各傾斜台16に供給する粉粒体Pの量は、それぞれ異なる量にすることができる。例えば、1番目の傾斜台L1、2番目の傾斜台L2、4番目の傾斜台L4、5番目の傾斜台L5に供給する粉粒体Pの量を同量とし、3番目の傾斜台L3に供給する粉粒体Pの量を他の列よりも少なくすることができる。このようにすることで、移動体10のCD方向中央部分に散布する粉粒体Pの量を他の部分よりも少なくすることができる。
なお、傾斜台16の側壁17により、隣接する傾斜台16に粉粒体Pが移動することが制限される。したがって、各供給孔3から各傾斜台16に供給する粉粒体Pの量を変えると、その粉粒体量を維持しながら他端側へ移動するため、移動体10のCD方向の散布量を容易に変えることができる。
なお、傾斜台16の搖動はサーボモーターやカム構造によって実現できる。この他に、公知に駆動手段を用いても良い。粉粒体Pを散布しながら傾斜台16を定期的に搖動させる場合、例えば、移動体10の移動速度を20m/min〜500m/min、傾斜台16の搖動速度を0.01m/s〜1m/s、1サイクルあたりの停止時間を0秒〜2秒、1サイクルあたりの動作時間を0.1秒〜2秒とすることができる。
傾斜台16の搖動範囲は、例えば隣接する傾斜台16と互いに重なり合う位置までにすることができる。また、図1の状態を基準(0度)として、例えば、左側に40度、右側に40度の範囲まで移動可能としても良い。
重要なことは、傾斜台16を搖動した際に、傾斜台16同士が互いに衝突しないようにすることである。このような衝突を防ぐためには、搖動範囲を制限したり、搖動パターンを工夫(隣接する傾斜台16を同方向に同距離だけ移動する等)したりすることが有効である。
傾斜台16の搖動パターンについては、例えば、使い捨ておむつを製造する場合において、おむつの股間部となる箇所に粉粒体Pを散布する際は、両端の傾斜台16(L1、L5)の他端部を横方向中央側へ移動させ(図2)、粉粒体Pの散布領域を狭くする。その後、おむつの前部や後部となる箇所に粉粒体Pを散布する際は、両端の傾斜台16(L1、L5)の位置を外側へ移動させて基の位置に戻し(図1)、粉粒体Pの散布領域を図2よりも広くする。
また、傾斜台16の下端部のみを搖動させるのではなく、傾斜台16全体を横方向へ搖動(この場合はスライドともいう)させても良い。そのほか、傾斜台16をCD方向へ搖動させても良い。
なお、傾斜台16の下端部のみを搖動させる場合、傾斜台16の上端部の位置を一列に揃えても良いし(図6)、CD方向にずらせても良い(図10)。
(C)凹部30、凸部31
前記複数の傾斜台16のうち、少なくとも一つの傾斜台16には、傾斜面18に沿って延在する凹部30および凸部31の少なくとも一方を有する。傾斜面18の一部が突出した凸部31を設けた形態を図8(B)に、傾斜面18の一部が窪んだ凹部30を設けた形態を図9(A)に、凸部31と凹部30の両方を設けた形態を図9(B)に示す。
粉粒体Pを散布している最中に、傾斜台16が横方向へ搖動すると、傾斜台16の移動方向と逆の方向に粉粒体Pが移動する。そのため、1つの傾斜台16から散布される粉粒体Pに偏りが生じる。そこで、傾斜面17に凹部30及び凸部31の少なくとも一方を設け、このような偏りを防ぐことが好ましい。
図8、図9では、傾斜台16が右方向へ搖動したときの状態を示している。凹部30や凸部31を設けていない状態では、粉粒体Pが左方向に偏っている(図8(A))。凹部30や凸部31を設けると、このような偏りを防ぐことができる(図8(B)、図9(A)(B))。凹部30や凸部31の断面形状は、三角形(図8(B)、図9(A))や四角形(図9(B))など、任意の形状にすることができる。凹部30と凸部31の両方を設けた形態(図9(B))では、傾斜面18を基準として、上方に突出した部分を凸部31、下方に窪んだ部分を凹部30とする。凸部31の高さは、0.5mm〜30mmが好ましく、2〜10mmがより好ましい。凹部31の深さは、0.5mm〜30mmが好ましく、2〜10mmがより好ましい。
(D)散布管1
散布装置15に散布管1を設けても良い。散布管1は粉粒体Pを散布するために用いる。散布管1として、例えば鉄鋼製の一本の直線状のパイプを用いることができる。
(a)環状体2
散布管1は環状体2を有しても良い。環状体2を配する位置は、移動体10と対面する箇所が好ましい。環状体2に設けた散布孔3から粉粒体Pが散布されるからである。例えば、散布管1の基端側の固定管4がホッパー5に固定され、固定部分から水平方向に散布管1が延在している形態では、散布管1の先端側のうち、移動体10と対面する位置に環状体2を配すると良い。
(b)散布孔3
環状体2には散布孔3が設けられている。散布孔3の数は任意に決めることができるが、例えば図1のように5個の傾斜台16(L1〜L5)が存在するときは、各空間に対応する散布孔3をそれぞれ設けることが好ましい。各空間にそれぞれ粉粒体Pを散布するためである。
(c)輸送体
散布管1の内部には、粉粒体Pを輸送する輸送体(図示しない)を設けることができる。この輸送体の例としては、1本の鋼材を螺旋形状に巻いたものを挙げることができる。そのほかスクリューなどを用いても良い。
(E)その他
粉粒体Pは軽いため、傾斜面18を転がり落ちるときに飛散する可能性がある。そのため、傾斜台16には、飛散を防止するためのカバー22を設けることが好ましい。図10に示した例では、両側壁17を跨るようにして、傾斜台16(L1)の上部にカバー22を設けている。傾斜台16の一端側端部に上方から粉粒体Pを供給するため、その部分にはカバー22を設けない方が良いが、飛散防止のために、その他の部分にはカバー22を設けた方が良い。また、図10に示した例では、傾斜台16の一部(L1)にのみカバー22を設けたが、その他の傾斜台16(L2〜L5)の全部または一部にカバー22を設けるなど、カバー22を設ける傾斜台16を任意に変更することができる。
整流装置21の一端側部分に角錐状の膨らみを持たせ、粉粒体Pを整流装置21内に供給しやすくすることが好ましい(図6)。そのほか、製造しやすさを重視して、前記膨らみを持たせないようにしても良い(図10等)。
散布装置15には、散布管1に供給する粉粒体Pを一時的に貯留するホッパー5や、散布管1を支える支持部材等を設けることもできる。これらは本発明の要部ではないため、詳細な説明は省略する。
(2)散布方法
(F)粉粒体P散布の基本フロー
次に粉粒体Pを散布する際の基本的な流れを説明する。
まず散布装置15のホッパー5に粉粒体Pを供給する。供給された粉粒体Pは一時的にホッパー5内に貯留される。その後、輸送体8を用いて、散布管1の基端側から先端側へ粉粒体Pを輸送する。散布管1の先端側へ移動した粉粒体Pは、環状体2に形成された散布孔3から落下する。散布孔3から落下した粉粒体Pは、整流装置21の傾斜台16の一端側に着地する。着地した粉粒体Pは、傾斜台16の傾斜にしたがって、一端側(上方)から他端側(下方)へ移動し、他端側から落下して、整流装置21の下方を移動する移動体10上に載る。
(G)粉粒体P散布量の調整フロー
粉粒体Pの散布量を調整したい場合は、傾斜台16の他端部を搖動する。例えば、散布中に傾斜台16を横方向に搖動させ、粉粒体Pの散布位置や散布量を変更する。散布量を多くしたい箇所に複数の傾斜台16の他端部を集め、反対に、散布したくない箇所からは傾斜台16の他端部をはずすようにすると良い。散布前に傾斜台16を搖動させ、散布量が多い箇所E1と少ない箇所E2(散布しない箇所E3でも良い)を設定し、散布中は傾斜台16を搖動させずに、散布箇所および散布量を固定しても良い。また、散布中に傾斜台16を搖動させる場合、所定時間毎に搖動させたり、不定期に搖動させたりすることができる。
(H)傾斜台の搖動パターン
(図11、図12)
図1の状態から、左右の傾斜台16(L1、L2、L4、L5)の他端部を横方向中央側(傾斜台16(L3))に集まるように次第に搖動させて、図11の状態にする。その後、左側の傾斜台16(L1、L2)の他端部を外側(横方向左側)に次第に搖動させるとともに、右側の傾斜台16(L4、L5)の他端部を外側(横方向右側)に次第に搖動させて、図1の状態に戻す。左右の傾斜台16(L1、L2、L4、L5)は、この一連の搖動を繰り返す。
なお、図11において、両端の傾斜台16(L1、L5)が搖動した距離は、中間の傾斜台16(L2、L4)が搖動した距離の2倍程度である。
傾斜台16を前記のように搖動させることによって、図12に示すように、移動体10の流れ方向に沿って、筋状(MD方向に延在する形状。以下、同じ。)に4本の高目付部(散布量が多い箇所E1)を設けることができる。なお、粉粒体Pの散布量が多い箇所E1の幅方向外側には、粉粒体Pが散布されていない箇所E3が形成される。この箇所E3は、横方向外側から内側に向かって窪んだ形状をしており、使い捨ておむつにおいては、この窪んだ部分(窪み部40)が、使い捨ておむつの前身頃と後身頃の間に位置する股間部に相当する。このように、股間部の中央側の粉粒体Pの量を増やす(高目付部E1を設ける)ことで、排泄液(尿など)を迅速に吸収させることができる。また、窪み部40を設けることで、股間部へのフィット性を高めることができる。
なお、図面の散布量が少ない箇所E2とは、散布量が多い箇所E1と比べて、散布量が少ないという意味合いであり、傾斜台16が搖動していない図1の状態と同じ散布量である。
そして、その後の工程で、移動体10が一定の間隔で切断され、上流と下流の切断部CTの間の部分が一つの製品(例えば一つの使い捨ておむつ)に利用される。将来的に切断される部分CTの近傍に粉粒体Pを散布しても良いが、切断部CTの上流側と下流側の一定範囲には、粉粒体が散布されていない領域E3を形成することもできる。このスリットE3は、例えば、傾斜台16に粉粒体Pを間欠的に供給することによって形成することができる。
なお、図11、図13、図15、図17においては、図面を見やすくするため、粉粒体Pの表示を省略している。
(図13、図14)
図1のような傾斜台16を搖動させる前の状態から、一部の中間の傾斜台16(L2、L4)の他端部を横方向左側に次第に搖動させるとともに、他部の中間の傾斜台16(L3、L5)の他端部を横方向右側に次第に搖動させ、図13の状態にする。その後、一部の中間の傾斜台16(L2、L4)の他端部を横方向右側に次第に搖動させるとともに、他部の中間の傾斜台16(L3、L5)の他端部を横方向左側に次第に搖動させ、元の状態に戻す。前記各傾斜台16(L2〜L5)は、この一連の搖動を繰り返す。
傾斜台16を前記のように搖動させることによって、図14に示すように、移動体10の流れ方向に沿って、筋状に3本の高目付部(散布量が多い箇所E1)が形成される。それとともに、各高目付部E1に挟まれた位置に、筋状に2本のスリットE3(粉粒体Pが散布されていない領域。以下同じ。)を形成することができる。このように、股間部の中央側の粉粒体Pの量を増やす(高目付部E1を設ける)ことで、排泄液を迅速に吸収させることができる。また、スリットE3を設けることで、排泄液をMD方向に拡散させることができ、その結果、排泄液の吸収スピードを上げることができる。
(図15、図16)
図1のような傾斜台16を搖動させる前の状態から、一部の傾斜台16(L2、L4、L6)の他端部を横方向左側に次第に搖動させるとともに、他部の中間の傾斜台16(L1、L3、L5)の他端部を横方向右側に次第に搖動させ、図15の状態にする。その後、一部の中間の傾斜台16(L2、L4、L6)の他端部を横方向右側に次第に搖動させるとともに、他部の中間の傾斜台16(L1、L3、L5)の他端部を横方向左側に次第に搖動させ、元の状態に戻す。前記各傾斜台16は、この一連の搖動を繰り返す。
傾斜台16を前記のように搖動させることによって、図14と同様に、筋状に3本の高目付領域E1と、2本のスリットE3を形成することができる。また、両端の傾斜台16(L1、L6)も移動することから、図12と同様に、窪み部40を形成することもできる。このような散布により、図14と同様の作用効果を得ることができるほか、窪み部40を設けることによって股間部へのフィット性を高めることができる。
(図17、図18)
図1のような傾斜台16を搖動させる前の状態において、隣接する傾斜台16の間に、所定の隙間が設けられている。そして、左側の傾斜台16(L1)の他端部を横方向右側に次第に搖動させるとともに、右側の傾斜台16(L3)の他端部を横方向左側に次第に搖動させ、図17の状態にする。その後、左側の傾斜台16(L1)の他端部を横方向左側に次第に搖動させるとともに、右側の傾斜台16(L3)の他端部を横方向右側に次第に搖動させ、元の状態に戻す。前記各傾斜台16は、この一連の搖動を繰り返す。
傾斜台16を前記のように搖動させることで、MD方向の上流側の部分と下流側の部分にそれぞれ筋状に2本のスリットE3を形成することができる。また、窪み部40を形成することもできる。前記スリットE3を設けることにより、通気が良くなり、蒸れを防ぐことができる。また、窪み部40を設けることによって、股間部へのフィット性を高めることができる。
1:散布管、2:環状体、3:散布孔、4:固定管、5:ホッパー、10:移動体、11:ベルトコンベア、15:散布装置、16:傾斜台、17:側壁、18:傾斜面、19:仕切壁、21:整流装置、22:カバー、30:凹部、31:凸部、40:窪み部、P:粉粒体

Claims (6)

  1. 移動体の上に粉粒体を散布する散布装置であって、
    前記散布装置は、前記移動体の上方に配置する整流装置を有し、
    前記整流装置は、一端側から他端側へ向って下る複数の傾斜台を有し、
    前記複数の傾斜台は横方向に並列に配置され、
    前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台の他端部が、横方向に搖動可能であることを特徴とする散布装置。
  2. 搖動前の状態において、前記複数の傾斜台のうち、隣接する傾斜台の他端部が互いに重なり合っている請求項1記載の散布装置。
  3. 前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台は、傾斜面に沿って延在する仕切壁を有し、
    前記傾斜台の内部空間が前記仕切壁によって仕切られている請求項1記載の散布装置。
  4. 前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台は、
    傾斜面に沿って延在する凹部および凸部の少なくとも一方を有する請求項1記載の散布装置。
  5. 前記凹部および凸部の少なくとも一方は、前記傾斜面の他端側に設けられている請求項4記載の散布装置。
  6. 散布装置を用いて、移動体の上に粉粒体を散布する散布方法であって、
    前記散布装置は、前記移動体の上方に配置する整流装置を有し、
    前記整流装置は、一端側から他端側へ向って下る複数の傾斜台を有し、
    前記複数の傾斜台は横方向に並列に配置されており、
    前記粉粒体を散布する前または散布中に、
    前記複数の傾斜台のうち、少なくとも一つの傾斜台は、その他端部を横方向に搖動し、
    前記搖動する傾斜台の一端側に供給した前記粉粒体は、前記傾斜台の搖動によって、進行方向を変えながら他端側へ転がり落ち、前記傾斜台の他端側から前記移動体の上に落下することを特徴とする散布方法。
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