JP6909483B2 - 座位保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子に固定されて使用される座位保持具に関する。
体の不自由な使用者が椅子等に着座した場合、着座姿勢のずれが生じ易く、快適な着座姿勢が崩れてしまう場合が多い。このため、着座姿勢のずれを防止するための座位保持具が提案されている。例えば特許文献1は、U字型のクッション本体を備えた座位保持用クッションを開示する。座位保持用クッションは、使用者が着座した場合、クッション本体の2つの直線部の間が沈み込む。これによって、使用者の上半身は、クッション本体の2つの直線部によって左右両側から挟まれる。又、使用者の臀部は、クッション本体の屈曲部によって下側から保持される。このため、使用者の上半身及び臀部の位置ずれが抑制される。
特開2017−6553号公報
座位保持用クッションは、クッション本体の2つの直線部の間の沈み込みに応じてクッション本体が変形することによって、使用者の着座姿勢のずれが抑制される。ここで、座位保持用クッションが載置される椅子等の形状によっては、上記の沈み込みの程度が小さくなる場合がある。この場合、クッション本体の変形量も小さくなるので、使用者の体を適切に保持できない。このように、座位保持用クッションは、使用者の着座姿勢のずれを抑制できない場合があるという問題点がある。
本発明の目的は、使用者の着座姿勢のずれを適切に抑制できる座位保持具を提供することである。
本発明の座位保持具は、座部と背凭れ部とを有する袋状のカバーと、非通気性を有する袋状の吸気袋であって、前記カバーの前記座部の内部に配置され、第1密閉空間を形成する座部袋、及び、前記カバーの前記背凭れ部の内部に配置され、前記第1密閉空間と異なる第2密閉空間を形成する背凭れ部袋を有する吸気袋と、前記カバーの前記座部と前記背凭れ部との境界部分、及び、前記吸気袋の前記座部袋と前記背凭れ袋との境界部分のそれぞれに設けられ、折り曲げ可能な折り曲げ部と、前記吸気袋の内部に連通し、前記吸気袋から空気を抜くための吸気機構と、前記吸気袋の内部に収容された発泡ビーズとを備え、前記背凭れ部袋は、前記カバーの前記座部と前記背凭れ部との配列方向に沿って延びる2つの部位であって、前記配列方向と直交する方向に離隔して配置された一対の胴体保持部と、前記一対の胴体保持部のそれぞれの、前記配列方向のうち前記座部側と反対側の端部の間に亘って設けられた頭保持部とを有し、前記座部袋は、前記カバーの前記座部と前記背凭れ部との配列方向に沿って延びる2つの部位であって、前記配列方向と直交する方向に離隔して配置された一対の第1脚保持部と、前記一対の第1脚保持部のそれぞれの、前記配列方向のうち前記背凭れ部側と反対側の端部の間に亘って設けられた第2脚保持部と
を有することを特徴とする。
座位保持具は、吸気袋から吸気機構を介して空気を抜くことによって、吸気袋内で発泡ビーズを密着させて固定できる。このため例えば、使用者が座位保持具に着座した状態で、座位保持具の一部が、使用者の脚の側部に沿うように変形される。又、座位保持具の他の一部が、使用者の頭及び胴体の側部に沿うように変形される。その後、吸気袋から空気が抜かれる。この場合、座位保持具の一部は、使用者の頭、胴体、及び、脚のそれぞれの側部に沿った状態で固定される。つまり、使用者は、着座した状態で、座位保持具によって体全体が支持される。このため、使用者の着座姿勢は、座位保持具によって適切に維持される。従って、座位保持具は、使用者の着座姿勢がずれることを適切に抑制できる。
又、座位保持具は、座部袋と背凭れ部袋との間で発泡ビーズが移動することを防止できる。従って、座位保持具は、発泡ビーズの偏在化を防止できるので、使用者の体全体を均一に支持できる。このため、座位保持具は、使用者の着座姿勢がずれることを更に適切に抑制できる。
更に、使用者は、座位保持具を折り曲げ部で折り曲げて使用することによって、座部を椅子の座面に沿って配置させ、且つ、背凭れ部を椅子の背凭れに沿って配置させることができる。又、座位保持具は、折り曲げ部によって折りたたむことで小型化できるので、使用者による持ち運びを容易化できる。
、座位保持具は、一対の胴体保持部に対応する部分によって使用者の胴体を左右両側から適切に支持できる。又、座位保持具は、頭保持部に対応する部分によって使用者の頭全体を適切に支持できる。従って、座位保持具は、使用者の上半身を適切に支持することによって、使用者の着座姿勢がずれることを抑制できる。
、座位保持具は、一対の第1脚保持部によって使用者の腰から脚の付け根に亘る部分を左右両側から適切に支持できる。又、座位保持具は、第2脚保持部に対応する部分によって使用者の脚の膝裏部分を適切に支持できる。従って、座位保持具は、使用者の下半身を適切に支持することによって、使用者の着座姿勢がずれることを抑制できる。
本発明において、前記カバーのうち前記一対の胴体保持部の間の部分に対応する位置に設けられた背凭れ部緩衝材を更に備えてもよい。この場合、使用者が座位保持具に着座したときに、使用者の背中に背凭れ部緩衝材を接触させることができる。このため、座位保持具は、使用者が着座したときの衝撃を和らげたり、床ずれを防止したりできる。
本発明において、前記カバーのうち前記一対の第1脚保持部の間の部分に対応する位置に設けられた座部緩衝材を更に備えてもよい。この場合、使用者が座位保持具に着座したときに、使用者の尻に座部緩衝材を接触させることができる。このため、座位保持具は、使用者が着座したときの衝撃を和らげたり、床ずれを防止したりできる。
本発明において、前記発泡ビーズを収容し、通気性を有する袋状の複数の区画袋を更に備え、前記吸気袋は、前記複数の区画袋を収容してもよい。この場合、座位保持具は、吸気袋内で発泡ビーズが偏在化することを防止できる。従って、座位保持具は、吸気袋から空気が抜かれた場合において、吸気袋の全域に亘って固定化できるので、座位保持具全体で使用者を均一に支持できる。このため、座位保持具は、使用者の着座姿勢がずれることを更に適切に抑制できる。
本発明において、それぞれの前記区画袋は、内部空間を仕切って2つに分割する仕切り部を備えてもよい。この場合、座位保持具は、区画袋内で発泡ビーズが偏在化することを適切に防止できる。
本発明において、前記吸気機構は、前記座部袋から空気を抜くための座部吸気機構と、前記背凭れ部袋から空気を抜くための背凭れ部吸気機構とを備えてもよい。この場合、座位保持具は、座部袋と背凭れ部袋とのそれぞれから別々に空気を抜くことができる。従って、座位保持具は、座部袋に対応する部分によって使用者の下半身のみ支持した状態とすることができる。同様に、座位保持具は、背凭れ部袋に対応する部分によって使用者の上半身のみ支持した状態とすることができる。更に、座位保持具は、座部袋から空気を抜く作業と、背凭れ部袋から空気を抜く作業とを別々に行うことができる。従って、使用者は、座位保持具から空気を抜くそれぞれの作業を効率的に実行できる。
本発明において、前記カバー及び前記吸気袋のそれぞれに設けられた貫通孔に挿通するベルトを更に有してもよい。この場合、座位保持具は、カバーと吸気袋とを、ベルトによって椅子に固定させることができるので、座位保持具が椅子からずれることを防止できる。又、座位保持具は、カバーと吸気袋との相対位置がずれることを、ベルトによって防止できる。
本発明において、前記カバーは、保冷剤を収容可能なポケットを有してもよい。この場合、座位保持具は、使用者の着座姿勢を維持しつつ、使用者の局部を保冷剤によって冷却できる。
座位保持具1を前側から見た斜視図である。 座位保持具1を後側からみた斜視図である。 カバー2の正面図である。 カバー2の背面図である。 吸気袋3の正面図である。
本発明を具現化した一実施形態について、図面を参照して説明する。図1、図2に示すように、例えば座位保持具1は、後述するカバー2の座部2Aと背凭れ部2Bとの境界部分が折り曲げられた状態で椅子9に固定され、使用される。使用者は、椅子9に固定された状態の座位保持具1に着座することによって、着座姿勢が維持される。なお以下では、座位保持具1が固定される対象が椅子9であることを前提として説明する。しかし、座位保持具1が固定される対象は、椅子9に限定されず、例えば車椅子等に固定されてもよい。座位保持具1は、カバー2、吸気袋3(図5参照)、吸気機構5、及び、ベルト6を有する。
<カバー2>
カバー2は、対向する2枚の略長方形の布地の周縁部を縫い合わせて成形された袋状を有する。カバー2には、後述する吸気袋3(図5参照)が収容される。カバー2は、座部2A及び背凭れ部2Bを有する。座部2Aは、椅子9の座面9Aに載置される。背凭れ部2Bは、椅子9の背凭れ9Bに固定される。以下、説明を容易化するために、折り曲げられていない状態のカバー2の方向を定義する。図3の上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側は、それぞれ、折り曲げられていない状態のカバー2の上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側に対応する。図3に示すように、カバー2の前側の面を「前面21」という。図4に示すように、カバー2の後側の面を「後面22」という。
図3に示すように、カバー2は、折り曲げ可能な第1折り曲げ部20を有する。第1折り曲げ部20は、左右方向に直線状に延びる縫い目によって形成される。第1折り曲げ部20は、カバー2の上下方向略中央よりも下側に配置される。座面9Aは、カバー2のうち第1折り曲げ部20よりも下側の部分に対応し、背凭れ部2Bは、カバー2のうち第1折り曲げ部20よりも上側の部分に対応する。座部2A及び背凭れ部2Bは、上下方向に並んで配置される。座部2Aの上下方向の長さは、背凭れ部2Bの上下方向の長さの略1/2である。
図3、図4に示すように、カバー2の側面に貫通孔23A、23B(総称して「貫通孔23」という。)、24A、24B(総称して「貫通孔24」という。)、25A、25B(総称して「貫通孔25」という。)が設けられる。貫通孔23は、カバー2の座部2Aの左右両側に設けられる。貫通孔24、25は、カバー2の背凭れ部2Bの左右両側に設けられる。貫通孔24は、貫通孔25よりも上側に配置される。貫通孔23A、24A、25Aはそれぞれ、カバー2の左側に設けられ、貫通孔23B、24B、25Bはそれぞれ、カバー2の右側に設けられる。貫通孔23にベルト6Aが挿通される。貫通孔24にベルト6Bが挿通される。貫通孔25にベルト6Cが挿通される。ベルト6A〜6Cを総称して「ベルト6」という。
図3に示すように、カバー2の前面21のうち座部2Aの略中央部分に、矩形板状の緩衝材(「座部緩衝材」という。)26が設けられる。カバー2の前面21のうち背凭れ部2Bの略中央部分に、矩形板状の緩衝材(「背凭れ部緩衝材」という)27が設けられる。座部緩衝材26及び背凭れ部緩衝材27は、それぞれウレタン製である。背凭れ部緩衝材27の前側に、略長方形のポケット211が設けられる。ポケット211には、保冷剤を収容可能である。
<吸気袋3>
図5に示すように、吸気袋3は、カバー2(図3、図4参照)と略同一形状を有する。吸気袋3はカバー2に収容される。以下、吸気袋3がカバー2に収容された状態を想定し、カバー2の各方向の定義を吸気袋3にも適用する。
吸気袋3は、対向する2枚の略長方形の非通気性材料の周縁部を貼り合わせて成形された袋状を有する。吸気袋3は、カバー2に収容された状態で第1折り曲げ部20(図3参照)に対応する位置で、前面と後面とが接合部30によって接合される。接合部30は、吸気袋3を上下方向に3等分する2つの等分線のうち下側の等分線に沿って配置される。接合部30は、左右方向に直線状に延びる。吸気袋3の内部空間は、接合部30によって2つに分割され、それぞれが独立した密閉空間を形成する。なお、吸気袋3は、接合部30の位置で折り曲げ可能である。つまり、吸気袋3のうち接合部30に対応する部分は、第2折り曲げ部30Aとして機能する。
吸気袋3は、接合部30よりも下側且つ左右方向略中央の矩形状の領域31で、前面と後面とが接合される。このため、吸気袋3のうち接合部30よりも下側の密閉空間(「第1密閉空間」という。)は、略U字状に形成される。吸気袋3のうち接合部30よりも下側の部分を、「座部袋3A」という。なお、領域31は、カバー2の座部2Aに設けられた座部緩衝材26(図3参照)に対して後側に対向する。
座部袋3Aは、一対の第1脚保持部360及び第2脚保持部363を有する。一対の第1脚保持部360は、領域31よりも左側を上下方向に延びる第1脚保持部361、及び、領域31よりも右側を上下方向に延びる第1脚保持部362を有する。第1脚保持部361、362は、領域31を挟んで左右方向に離隔する。第2脚保持部363は、第1脚保持部361、362のそれぞれの下側の端部の間に亘って左右方向に延びる。
座部袋3Aの第1密閉空間に、発泡ビーズが充填される。発泡ビーズは、直径が数mmの球形を有するポリスチレン製のビーズである。発泡ビーズは、座部袋3Aの第1密閉空間から空気が抜かれていない状態で移動可能である。このため、座部袋3Aの形状は、発泡ビーズが移動することに応じて自由に変形可能である。
領域31の上下方向中央よりも下側に、貫通孔311H、312H(総称して「貫通孔31H」という。)が設けられる。貫通孔311H、312Hは左右方向に並んで配置される。貫通孔311Hは、貫通孔312Hに対して左側に配置される。貫通孔31Hには、カバー2の貫通孔23(図3参照)を介して内部に挿通されるベルト6A(図3参照)が挿通される。具体的には、ベルト6Aは、カバー2の貫通孔23Aを介してカバー2内に挿入され、吸気袋3の第1脚保持部361の後側を通過し、貫通孔311Hを後側から前側に向けて挿通される。ベルト6Aは、貫通孔311Hから貫通孔312Hまでの間、吸気袋3の領域31の前側を通過する。ベルト6Aは、貫通孔312Hを前側から後側に向けて挿通され、吸気袋3の第1脚保持部362の後側を通過し、カバー2の貫通孔23Bを介してカバー2外に抜去される。
吸気袋3は、接合部30よりも上側且つ左右方向略中央の矩形状の領域32で、前面と後面とが接合される。このため、吸気袋3のうち接合部30よりも上側の密閉空間(「第2閉空間」という。)は、略逆U字状に形成される。吸気袋3のうち接合部30よりも上側の部分を、「背凭れ部袋3B」という。なお、領域32は、カバー2の背凭れ部2Bに設けられた背凭れ部緩衝材27(図3参照)に対して後側に対向する。
背凭れ部袋3Bは、一対の胴体保持部370及び頭保持部373を有する。一対の胴体保持部370は、領域32よりも左側を上下方向に延びる胴体保持部371、及び、領域32よりも右側を上下方向に延びる胴体保持部372を有する。胴体保持部371、372は、領域32を挟んで左右方向に離隔する。頭保持部373は、胴体保持部371、372のそれぞれの上側の端部の間に亘って左右方向に延びる。
背凭れ部袋3Bの第2密閉空間に、区画袋381、382、383、384(総称して「区画袋380」という。)が収容される。区画袋380は、対向する2枚の略長方形の通気性材料の周縁部を貼り合わせて成形された袋状を有する。区画袋380には発泡ビーズが充填される。区画袋381は胴体保持部371に収容される。区画袋382は胴体保持部372に収容される。区画袋383は、頭保持部373の左右方向中央よりも左側に収容される。区画袋384は、頭保持部373の左右方向中央よりも右側に収容される。区画袋380の表面は、それぞれの位置で背凭れ部袋3Bの内壁に接着される。このため、背凭れ部袋3B内での区画袋380の移動は抑制される。
区画袋380は、上下方向略中央の位置で前面と後面とが仕切り部39によって接合される。仕切り部39は、左右方向に直線状に延びる。区画袋380の内部空間は、仕切り部39によって上下方向に2つに分割され、それぞれが独立した空間を形成する。区画袋380の2つの内部空間のそれぞれに、発泡ビーズが充填される。発泡ビーズは、背凭れ部袋3Bの第2密閉空間から空気が抜かれていない状態で、区画袋380内を移動可能である。このため、背凭れ部袋3Bの形状は、区画袋380内を発泡ビーズが移動することに応じて自由に変形可能である。
領域32の上端部近傍に、貫通孔321H、322H(総称して「貫通孔32H」という。)が設けられる。貫通孔321H、322Hは左右方向に並んで配置される。貫通孔321Hは、貫通孔322Hに対して左側に配置される。貫通孔32Hには、カバー2の貫通孔24(図3参照)を介して内部に挿通されるベルト6B(図3参照)が挿通される。具体的には、ベルト6Bは、カバー2の貫通孔24Aを介してカバー2内に挿入され、吸気袋3の胴体保持部371の後側を通過し、貫通孔321Hを後側から前側に向けて挿通される。ベルト6Bは、貫通孔321Hから貫通孔322Hまでの間、吸気袋3の領域32の前側を通過する。ベルト6Bは、貫通孔322Hを前側から後側に向けて挿通され、吸気袋3の胴体保持部372の後側を通過し、カバー2の貫通孔24Bを介してカバー2外に抜去される。
<吸気機構5>
吸気袋3の座部袋3Aのうち第1脚保持部361の上下方向略中央に、座部吸気機構5Aが接続される。座部吸気機構5Aは、座部袋3Aの第1密閉空間から空気を抜くためのホース状の吸気バルブである。吸気袋3の背凭れ部袋3Bのうち頭保持部373の左端部に、背凭れ部吸気機構5Bが接続される。背凭れ部吸気機構5Bは、背凭れ部袋3Bの第2密閉空間から空気を抜くためのホース状の吸気バルブである。以下、座部吸気機構5A及び背凭れ部吸気機構5Bを総称して、「吸気機構5」という。吸気機構5は、座部袋3A及び背凭れ部袋3Bからそれぞれ別々に空気を抜くことが可能となる。
図1に示すように、座部吸気機構5A及び背凭れ部吸気機構5Bは、それぞれ、カバー2に吸気袋3が収容された状態で、カバー2の左側面に設けられた穴から外部に突出する。座部吸気機構5A及び背凭れ部吸気機構5Bのそれぞれの先端に、吸気袋3から空気を抜いた後で吸気袋3内に空気が逆流することを防止する逆流防止弁50が設けられる。
<座位保持具1の使用方法>
図1、図2を参照し、椅子9に座位保持具1が載置されて使用される場合を例に挙げて説明する。座位保持具1は、カバー2の座部2Aと背凭れ部2Bとのなす角度が略90度となるように、第1折り曲げ部20及び第2折り曲げ部30A(図5参照)の位置で折り曲げられる。座位保持具1は、カバー2の後面22(図4参照)のうち座部2Aに対応する部分が椅子9の座面9Aに上側から接触した状態で、椅子9に載置される。カバー2の後面22のうち背凭れ部2Bに対応する部分は、椅子9の背凭れ9Bに前側から接触する。つまり、座位保持具1のカバー2の後面22は、椅子9に沿って配置される。
ベルト6Aの両端部は、椅子9の座面9Aの下側に誘導される。ベルト6Aの両端に設けられた非図示の留め具が互いに接続される。この状態で、ベルト6Aの長さが調節される。これによって、座位保持具1のうちカバー2の座部2Aに対応する部分は、椅子9の座面9Aに固定される。ベルト6Bの両端部は、椅子9の背凭れ9Bの後側に誘導される。図2に示すように、ベルト6Bの両端に設けられた留め具62が互いに接続される。この状態で、ベルト6Bの長さが調節される。これによって、座位保持具1のうちカバー2の背凭れ部2Bに対応する部分は、椅子9の背凭れ9Bに固定される。
上記のように座位保持具1が椅子9に固定された状態で、使用者は座位保持具1に着座する。座位保持具1のうち吸気袋3の一対の第1脚保持部360(図5参照)に対応する部分が、前側に曲折される。これによって、使用者の腰から脚の付け根に至る部分の側部に沿って座位保持具1が配置される。座位保持具1のうち吸気袋3の第2脚保持部363(図5参照)に対応する部分が、前側に曲折される。これによって、使用者の膝裏部分に沿って座位保持具1が配置される。座位保持具1のうち吸気袋3の一対の胴体保持部370(図5参照)に対応する部分が、前側に曲折される。これによって、使用者の胴体の側部に沿って座位保持具1が配置される。座位保持具1のうち吸気袋3の頭保持部373(図5参照)に対応する部分の左右両端部が、前側に曲折される。これによって、使用者の頭の側部に沿って座位保持具1が配置される。
吸気袋3の座部袋3Aの第1密閉空間の空気が、座部吸気機構5Aを介して抜かれる。これによって、座部袋3Aに充填された発泡ビーズは互いに密着し、移動不能となる。座位保持具1は、吸気袋3の一対の第1脚保持部360(図5参照)及び第2脚保持部363(図5参照)に対応する部分が前側に曲折された状態で固定される。座位保持具1のうち吸気袋3の一対の第1脚保持部360に対応する部分は、使用者の腰から脚の付け根に至る部分を左右両側から支持する。座位保持具1のうち吸気袋3の第2脚保持部363(図5参照)に対応する部分は、使用者の膝裏部分を下側から支持する。これらによって、着座した使用者の下半身は、座位保持具1によって支持される。
吸気袋3の背凭れ部袋3Bの第2密閉空間の空気が、背凭れ部吸気機構5Bを介して抜かれる。これによって、背凭れ部袋3Bに収容された区画袋380内の発泡ビーズは、互いに密着し、移動不能となる。座位保持具1は、吸気袋3の一対の胴体保持部370(図5参照)及び頭保持部373(図5参照)に対応する部分が前側に曲折された状態で固定される。座位保持具1のうち吸気袋3の一対の胴体保持部370に対応する部分は、使用者の胴体を左右両側から支持する。座位保持具1のうち吸気袋3の頭保持部373(図5参照)に対応する部分は、使用者の頭の側部を左右両側から支持する。これらによって、着座した使用者の上半身は、座位保持具1によって左右両側から支持される。
環状のベルト6Cが、使用者の胸部及び腹部の前側に配置される。ベルト6Cの両端部は、使用者の両脇の下を通され、更に、座位保持具1のカバー2の貫通孔25(図3、図4参照)に挿入される。ベルト6Cの両端部は、座位保持具1のカバー2の内部で連結される。これによって、着座した使用者は、前側から支持される。
<本実施形態の主たる作用、効果>
以上のように、座位保持具1は、吸気袋3から吸気機構5を介して空気を抜くことによって、吸気袋3内で発泡ビーズを密着させて固定できる。このため例えば、使用者が座位保持具1に着座した状態で、座位保持具1のうちカバー2の座部2Aに対応する部分の一部が、使用者の脚の側部に沿うように前側に折り曲げられる。又、座位保持具1のうちカバー2の背凭れ部2Bに対応する部分の一部が、使用者の頭及び胴体の側部に沿うように前側に折り曲げられる。その後、吸気袋3から空気が抜かれる。この場合、座位保持具1は、使用者の頭、胴体、及び、脚のそれぞれの側部に沿った状態で固定される。つまり、使用者は、座位保持具1によって体全体が左右両側から支持される。このため、使用者の着座姿勢は、座位保持具1によって適切に維持される。従って、座位保持具1は、使用者の着座姿勢がずれることを適切に抑制できる。なお、吸気機構5は逆流防止弁50を備えているので、吸気袋3から空気を抜いた状態で長時間保持できる。
座位保持具1において、吸気袋3は接合部30によって分割され、座部袋3Aと背凭れ部袋3Bとが形成される。座部袋3Aは、カバー2の座部2Aの内部に配置される。背凭れ部袋3Bは、カバー2の背凭れ部2Bの内部に配置される。座部袋3A及び背凭れ部袋3Bは、それぞれが独立した密閉空間を形成する。この場合、座位保持具1は、座部袋3Aと背凭れ部袋3Bとの間で発泡ビーズが相互に移動することを防止できる。従って、座位保持具1は、例えば重力によって発泡ビーズが背凭れ部袋3B側から座部袋3A側に移動して偏在化することを防止できる。このため、座位保持具1は、使用者の体全体を均一に支持できるので、使用者の着座姿勢がずれることを更に適切に抑制できる。
吸気袋3の背凭れ部袋3Bは、一対の胴体保持部370及び頭保持部373を有する。胴体保持部371、372は左右方向に離隔する。頭保持部373は、胴体保持部371、372のそれぞれの上側の端部の間に亘って左右方向に延びる。この場合、座位保持具1は、胴体保持部371、372に対応する部分によって使用者の胴体を左右両側から適切に支持できる。又、座位保持具1は、頭保持部373に対応する部分によって使用者の頭を左右両側から適切に支持できる。従って、座位保持具1は、使用者の上半身を適切に支持することによって、使用者の着座姿勢がずれることを抑制できる。
吸気袋3の座部袋3Aは、一対の第1脚保持部360及び第2脚保持部363を有する。第1脚保持部361、362は、領域31を挟んで左右方向に離隔する。第2脚保持部363は、第1脚保持部361、362のそれぞれの下側の端部の間に亘って左右方向に延びる。この場合、座位保持具1は、第1脚保持部361、362に対応する部分によって使用者の腰から脚の付け根に亘る部分を左右両側から適切に支持できる。又、座位保持具1は、第2脚保持部363に対応する部分によって使用者の脚の膝裏部分を適切に支持できる。従って、座位保持具1は、使用者の下半身を適切に支持することによって、使用者の着座姿勢がずれることを抑制できる。
カバー2は、座部2Aと背凭れ部2Bとの境界部分に、折り曲げ可能な第1折り曲げ部20を有する。吸気袋3は、第1折り曲げ部20に対応する位置に第2折り曲げ部30Aを有する。この場合、使用者は、座位保持具1を第1折り曲げ部20及び第2折り曲げ部30Aで折り曲げて使用することによって、座部2Aを椅子9の座面9Aに沿って配置させ、且つ、背凭れ部2Bを椅子9の背凭れ9Bに沿って配置させることができる。又、座位保持具1は、第1折り曲げ部20及び第2折り曲げ部30Aによって折りたたむことで小型化できるので、使用者による持ち運びを容易化できる。
座位保持具1は、カバー2の前面21のうち、一対の胴体保持部370の間の領域32に対応する位置に、背凭れ部緩衝材27を有する。この場合、使用者が座位保持具1に着座したときに、使用者の背中に背凭れ部緩衝材27を接触させることができる。このため、座位保持具1は、使用者が着座したときの衝撃を背凭れ部緩衝材27によって和らげたり、背凭れ部緩衝材27によって床ずれを防止したりできる。特に、座位保持具1のうち、吸気袋3の領域32には発泡ビーズが充填されていないため、この部分に背凭れ部緩衝材27を設けることによって、底付き感を抑制できるため好ましい。
座位保持具1は、カバー2の前面21のうち一対の第1脚保持部360の間の領域31に対応する位置に、座部緩衝材26を有する。この場合、使用者が座位保持具1に着座したときに、使用者の尻に座部緩衝材26を接触させることができる。このため、座位保持具1は、使用者が着座したときの衝撃を座部緩衝材26によって和らげたり、座部緩衝材26によって床ずれを防止したりできる。特に、座位保持具1のうち、吸気袋3の領域31には発泡ビーズが充填されていないため、この部分に座部緩衝材26を設けることによって、底付き感を抑制できるため好ましい。
吸気袋3の背凭れ部袋3Bの第2密閉空間に、区画袋380が収容される。区画袋380は通気性を有し、発泡ビーズを収容する。区画袋380は背凭れ部袋3Bの内壁に接着される。このため、背凭れ部袋3B内での区画袋380の移動は抑制される。この場合、座位保持具1は、吸気袋3の背凭れ部袋3B内で発泡ビーズが偏在化することを防止できる。従って、座位保持具1は、吸気袋3の背凭れ部袋3Bから空気が抜かれた場合において、背凭れ部袋3Bの全域に亘って固定化できるので、座位保持具1全体で使用者を均一に支持できる。このため、座位保持具1は、使用者の着座姿勢がずれることを更に適切に抑制できる。
区画袋380には、内部空間を仕切って上下方向に2つに分割する仕切り部39が設けられる。この場合、座位保持具1は、区画袋380内で発泡ビーズが重力によって下方に移動し偏在化することを適切に防止できる。
吸気袋3の座部袋3Aに、第1密閉空間から空気を抜くための座部吸気機構5Aが接続される。吸気袋3の背凭れ部袋3Bに、第2密閉空間から空気を抜くための背凭れ部吸気機構5Bが接続される。この場合、座位保持具1は、吸気袋3の座部袋3Aと背凭れ部袋3Bとのそれぞれから別々に空気を抜くことができる。従って、座位保持具1は、座部袋3Aに対応する部分によって使用者の下半身のみ支持した状態とすることができる。同様に、座位保持具1は、背凭れ部袋3Bに対応する部分によって使用者の上半身のみ支持した状態とすることができる。更に、座位保持具1は、座部袋3Aから空気を抜く作業と、背凭れ部袋3Bから空気を抜く作業とを別々に行うことができる。従って、使用者は、座位保持具1から空気を抜くそれぞれの作業を効率的に実行できる。
カバー2は、貫通孔23、24を備え、吸気袋3は、貫通孔31H、32Hを備える。ベルト6Aは、貫通孔23、31Hに挿通し、椅子9の座面9Aに固定される。ベルト6Bは、貫通孔24、32Hに挿通し、椅子の背凭れ9Bに固定される。この場合、座位保持具1は、カバー2と吸気袋3とをそれぞれ椅子9に固定させることができるので、座位保持具1が椅子9からずれることを防止できる。又、座位保持具1は、カバー2と吸気袋3との相対位置がずれることを、ベルト6A,6Bによって防止できる。
座位保持具1のカバー2に、保冷剤を収容可能なポケット211が設けられる。この場合、座位保持具1は、使用者の着座姿勢を維持しつつ、使用者の局部を保冷剤によって冷却できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。吸気袋3は、接合部30によって分割されていなくてもよい。吸気袋3は、座部袋3Aと背凭れ部袋3Bとの間で発泡ビーズを移動可能としてもよい。吸気袋3の座部袋3Aは、一対の第1脚保持部360及び第2脚保持部363に対応する部分がそれぞれ密閉空間を形成するように分割されていてもよい。吸気袋3の背凭れ部袋3Bは、一対の胴体保持部370及び頭保持部373に対応する部分がそれぞれ密閉空間を形成するように分割されていてもよい。
吸気袋3の背凭れ部袋3Bの一対の胴体保持部370は、領域32によって左右方向に分割されず、左右方向の全域に亘って設けられていてもよい。吸気袋3の座部袋3Aの一対の第1脚保持部360は、領域31によって左右方向に分割されず、左右方向の全域に亘って設けられていてもよい。
座位保持具1は、カバー2の第1折り曲げ部20に対応する部分で、座部2Aと背凭れ部2Bとのなす角度が略90度となった状態で保持されてもよい。つまり、座位保持具1は、カバー2の第1折り曲げ部20に対応する位置で予め屈曲された状態であってもよい。
座部緩衝材26は、カバー2の前面21のうち吸気袋3の領域31に対応する部分以外に設けられてもよい。例えば、座部緩衝材26は、カバー2の前面21のうち座部2Aに対応する全域に亘って設けられていてもよい。背凭れ部緩衝材27は、カバー2の前面21のうち吸気袋3の領域32に対応する部分以外に設けられてもよい。例えば、背凭れ部緩衝材27は、カバー2の前面21のうち背凭れ部2Bに対応する全域に亘って設けられていてもよい。つまり、カバー2の前面21の全域に亘って緩衝材が設けられていてもよい。
発泡ビーズが充填された区画袋380の個数は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。又、吸気袋3の座部袋3A内に区画袋が収容されていてもよい。又、区画袋380の仕切り部39の形状は、左右方向に延びる直線状に限定されず、曲線状、ジグザグ等、別の形状であってもよい。仕切り部39は、区画袋380の内部空間を左右方向に分割してもよい。区画袋380に仕切り部39は設けられていなくてもよい。
ベルト6は、カバー2に直接接続されていてもよいし、吸気袋3に直接接続されていてもよい。座位保持具1は、椅子9に固定するための部材を、ベルト6とは別に有していてもよい。この場合、座位保持具1はベルト6を有していなくてもよい。カバー2に設けられるポケット211の位置は、カバー2の前面21のうち背凭れ部2Bの略中央部分に限定されず、他の位置に設けられていてもよい。カバー2にポケット211は設けられていなくてもよい。
1 :座位保持具
2 :カバー
2A :座部
2B :背凭れ部
3 :吸気袋
3A :座部袋
3B :背凭れ部袋
5 :吸気機構
5A :座部吸気機構
5B :背凭れ部吸気機構
6A,6B :ベルト
20 :第1折り曲げ部
26 :座部緩衝材
27 :背凭れ部緩衝材
30A :第2折り曲げ部
39 :仕切り部
211 :ポケット
360、361、362 :第1脚保持部
363 :第2脚保持部
370、371、372 :胴体保持部
373 :頭保持部
380、381、382、383、384 :区画袋

Claims (8)

  1. 座部と背凭れ部とを有する袋状のカバーと、
    非通気性を有する袋状の吸気袋であって、
    前記カバーの前記座部の内部に配置され、第1密閉空間を形成する座部袋、及び、
    前記カバーの前記背凭れ部の内部に配置され、前記第1密閉空間と異なる第2密閉空間を形成する背凭れ部袋
    を有する吸気袋と、
    前記カバーの前記座部と前記背凭れ部との境界部分、及び、前記吸気袋の前記座部袋と前記背凭れ袋との境界部分のそれぞれに設けられ、折り曲げ可能な折り曲げ部と、
    前記吸気袋の内部に連通し、前記吸気袋から空気を抜くための吸気機構と、
    前記吸気袋の内部に収容された発泡ビーズと
    を備え、
    前記背凭れ部袋は、
    前記カバーの前記座部と前記背凭れ部との配列方向に沿って延びる2つの部位であって、前記配列方向と直交する方向に離隔して配置された一対の胴体保持部と、
    前記一対の胴体保持部のそれぞれの、前記配列方向のうち前記座部側と反対側の端部の間に亘って設けられた頭保持部と
    を有し、
    前記座部袋は、
    前記カバーの前記座部と前記背凭れ部との配列方向に沿って延びる2つの部位であって、前記配列方向と直交する方向に離隔して配置された一対の第1脚保持部と、
    前記一対の第1脚保持部のそれぞれの、前記配列方向のうち前記背凭れ部側と反対側の端部の間に亘って設けられた第2脚保持部と
    を有することを特徴とする座位保持具。
  2. 前記カバーのうち前記一対の胴体保持部の間の部分に対応する位置に設けられた背凭れ部緩衝材を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の座位保持具。
  3. 前記カバーのうち前記一対の第1脚保持部の間の部分に対応する位置に設けられた座部緩衝材を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の座位保持具。
  4. 前記発泡ビーズを収容し、通気性を有する袋状の複数の区画袋を更に備え、
    前記吸気袋は、前記複数の区画袋を収容することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の座位保持具。
  5. それぞれの前記区画袋は、内部空間を仕切って2つに分割する仕切り部を備えたことを特徴とする請求項に記載の座位保持具。
  6. 前記吸気機構は、
    前記座部袋から空気を抜くための座部吸気機構と、
    前記背凭れ部袋から空気を抜くための背凭れ部吸気機構と
    を備えたことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の座位保持具。
  7. 前記カバー及び前記吸気袋のそれぞれに設けられた貫通孔に挿通するベルトを更に有することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の座位保持具。
  8. 前記カバーは、保冷剤を収容可能なポケットを有することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の座位保持具。
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