JP6503367B2 - クッション - Google Patents

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    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions

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Description

本発明は、クッション本体の内部に弾性体が収容されたクッションに関する。
従来から、例えば、椅子、ソファ、ベッド等においては、快適なクッション性を得るために、クッションを用いることがあり、このようなクッションとして、気体、液体、弾性部材などの弾性体の弾性を利用したものがある(例えば、特許文献1参照)。このクッションは、肩パッドと腰パッドを備え肩部と腰部にフィットするように構成された背もたれ用のウォータークッションであり、肩パッドと腰パッドは、堰体によって複数の室に区分されている。また、肩パッドと腰パッドが配置された基板の前面には、肩パッドと腰パッドを覆う弾性クッションが配置され、その表面は表皮材で覆われている。このように構成したため、このクッションでは、肩パッドと腰パッドの内部での水の移動が規制され、好適なクッション性が得られる。
特開2010−263966号公報
しかしながら、このクッションでは、肩部と腰部に対しては、全体として好適なクッション性が得られるが、クッションに接触する使用者の体の細部にわたって好適なクッション性を発揮することはできない。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、各部分が接触する体の部分に対して好ましい硬さに設定されたクッションを提供することである。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
前述した目的を達成するため、本発明に係るクッションの構成上の特徴は、複数の収容部(11a)と、複数の収容部のうちの所定の収容部どうしを連通する複数の連通路(11b)とが形成された可撓性を備えた扁平袋状のフィルムからなるクッション本体(11)と、クッション本体の内部に収容された弾性体(14,15,16,17,a)とを備えたクッション(10)であって、クッション本体と弾性体を複数の領域(A,B,C,D)に区分し、弾性体の弾性力(sf,af)が各領域で異なるようにし、弾性体を、多孔質の弾性部材(14,15,16)と、連通路を介して複数の収容部間を移動可能になった気体(a)とで構成し、各領域に含まれる弾性部材の硬度を変えることによって、各領域の硬さが異なるようにし、クッション本体に、気体注入ポンプ(19)と排気弁(18)を接続し、複数の領域が、前部、中央部、左右両側部および後部に区分されているとともに、前部、中央部、左右両側部、後部の順に、内部の弾性部材の硬度が徐々に大きくなるように設定され、着座用に用いられることにある。
本発明に係るクッションでは、クッション本体と、その内部に収容される弾性体を複数の領域に区分し、クッション本体に収容される弾性体の弾性力を各領域ごとに変えることで各領域の弾性力(硬さ)が異なるようにしている。これによると、体の各部分に接触するクッションの各領域の硬さを体の各部分にとって好ましい硬さにすることができる。硬く感じる方が心地よい部分に対応する弾性体は、弾性力が大きくなるようにし、柔らかく感じる方が心地よい部分に対応する弾性体は、弾性力が小さくなるようにする。これによって、クッションの各領域が接触する体の部位に適した硬さになる。この場合の各領域の硬さは、クッションの用途に応じて設定される。また、各領域としては、一つの収容部だけで構成されている領域が含まれていてもよいものとする。なお、本発明に係る弾性体としては、気体、液体、弾性部材など圧縮に対する復元性を備えたものを用いることができる。
本発明に係る弾性部材としては、ウレタンフォーム、スポンジなどを用いることができる。本発明によると、弾性部材の硬度を変えることで各領域の硬さが異なるようにすることができ、さらに、収容部内の気体の圧力を任意の大きさに設定しておくことにより、クッション全体の硬さおよびクッション性を最適なものにすることができる。これによって、クッションに高級感を出すこともできる。また、弾性体を、弾性部材と気体で構成することにより、クッションへの荷重の負荷により、収容部が凹むときには、適度の弾性を持たせることができ、クッションへの荷重を解除したときには、弾性部材と気体の弾性によりクッションは確実に元の状態に復元するようになる。
本発明によると、クッション本体内の気体の圧力を任意に調整できる。このため、各領域の硬さを弾性部材の硬度の違いによって変えることができるとともに、クッション全体の硬さを気体圧力の調整によって変えることができるようになる。
本発明に係るクッションは、椅子、ソファなどの座面に設置されて着座用に用いられるものであり、前部、中央部、左右両側部および後部の領域に区分されている。そして、クッション本体の内部に収容される弾性部材の硬度が、前部、中央部、左右両側部、後部の順に大きくなっている。このため、使用者がクッションが設置された椅子、ソファなどに着座したときに、臀部がクッションの中央部に位置し太もも部が柔らかく反発力が小さな前部に位置するようになる。このため、使用者が着座したときに、太もも部が圧迫されることがなくなり、快適な着座が可能になるとともに、柔らかいソファに体が沈み込んでいくような好適な座り心地感が得られるようになる。
また、後部が硬く反発力が大きくなり、左右両側部がやや硬くなるため、ホールド感が増して安定した姿勢を維持できるようになる。さらに、使用者の着座による弾性部材の圧縮に伴って、クッション本体内の気体も圧縮されながら、クッション本体内の圧力が均一になるように移動するため、クッション本体内に気体の流路が発生する。クッション内の気体は、前述した流路をゆっくりと移動するため、より快適な着座が可能になる。また、クッションの上で体を移動したときには、その体の移動に追従して弾性部材の各部分が圧縮または膨張するとともに、気体も移動し、クッションから体を離したときには、クッションは弾性部材と圧縮された気体の復元力によって元の状態に復元する。
本発明に係るクッションの他の構成上の特徴は、複数の収容部(31a)と、複数の収容部のうちの所定の収容部どうしを連通する複数の連通路(31b)とが形成された可撓性を備えた扁平袋状のフィルムからなるクッション本体(31)と、クッション本体の内部に収容された弾性体とを備えたクッションであって、クッション本体と弾性体を複数の領域に区分し、弾性体の弾性力が各領域で異なるようにし、弾性体を、連通路を介して複数の収容部間を移動可能になった気体(a)で構成するとともに、クッション本体と気体を互いに独立した複数の領域(I,J,K,L)に区分し、各領域に含まれる気体の圧力を変えることによって、各領域の硬さが異なるようにし、各領域に含まれるクッション本体にそれぞれ気体注入ポンプ(39)と排気弁(38)を接続し、複数の領域が、前部、中央部、左右両側部および後部に区分されているとともに、前部、中央部、左右両側部、後部の順に、内部の気体圧力が徐々に大きくなるように設定され、着座用に用いられることにある。
本発明では、弾性体を気体で構成するとともに、複数の領域をそれぞれ独立した領域にしている。このため、各領域に含まれる収容部の内部の圧力をそれぞれ任意の値にすることができる。これによって、各領域の硬さを任意に設定でき、各領域が体の部位に応じた硬さになったクッションを得ることができる。
本発明では、独立した各領域にそれぞれ気体注入ポンプと排気弁を設けている。このため、各領域に含まれる収容部の内部の圧力をそれぞれ任意の値に変更することができる。これによって、使用時の気圧、気温に拘わらず、各領域の硬さを任意に設定でき、各領域が体の部位に応じた硬さになったクッションを得ることができる。
本発明に係るクッションのさらに他の構成上の特徴は、収容部(41a,41b,41c)およびその内部に位置する弾性体(44,45,46,a)の大きさを各領域(M,N,O)ごとに変えたことにある。
本発明によると、弾性体の弾性力を変えることによって、各領域の硬さが異なるようにすることに加えて、収容部およびその内部の弾性体の大きさを各領域ごとに変えることにより、硬さの違いに加えて、各領域の使用者に対する接触面積も異なるようになる。すなわち、表面が大きな凹凸面に形成された領域、表面が小さな凹凸面に形成された領域などを任意に形成することができるため、使用者は種々の触感を得ることができる。
本発明に係るクッションのさらに他の構成上の特徴は、収容部(41a,41b,41c)およびその内部に位置する弾性体(44,45,46,a)の高さを各領域(M,N,O)ごとに変えたことにある。
本発明によると、弾性体の弾性力を変えることによって、各領域の硬さが異なるようにすることに加えて、収容部およびその内部の弾性体の高さを各領域ごとに変えることにより、硬さの違いに加えて、使用者の触感に強弱が生じるようになる。すなわち、表面が平面に近い領域、表面の凹凸が大きな領域などを任意に形成することができるため、各領域の接触の強さも異なるようになり、使用者は種々の触感を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係るクッションの一部を示した平面図である。 図1に示したクッションの断面図である。 クッション本体の下部シートを示しており、(a)は平面図、(b)は正面図である。 クッション本体の上部シートを示しており、(a)は平面図、(b)は(a)の4b−4b断面図、(c)は(a)の4c−4c断面図である。 クッション本体の上部シートを示した斜視図である。 弾性部材を示しており、(a)は平面図、(b)は(a)の6b−6b断面図、(c)は(a)の6c−6c断面図である。 弾性部材を示した斜視図である。 クッションの使用状態を示した説明図である。 本発明の第2実施形態に係るクッションの概略を示した平面図である。 本発明の第3実施形態に係るクッションの概略を示した平面図である。 本発明の第4実施形態に係るクッションの概略を示した平面図である。 図11の12−12断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1および図2は、同実施形態に係るクッション10の一部(角側部分)を示している。このクッション10は、平面視が四角形で、上面が凹凸面になった扁平な形状に形成されており、略袋状のクッション本体11の内部に、弾性部材14〜17を収容するとともに、空気aを封入し、さらに、クッション本体11に吸排気弁18を介してポンプ19を接続して構成されている。クッション本体11は、ともにEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)フィルムからなる下部シート12と上部シート13の所定部分を接合して形成されている。
下部シート12は、図3(a),(b)に示したように平面視が四角形のシートからなり、上部シート13は、図4(a)〜(c)および図5に示したように、前後左右に円形ドーム状の収容突部13aが並んで形成された凹凸のシートで構成されている。また、上部シート13における前後左右に隣接する2つの収容突部13a間には、下面側に空間を形成するように上方に突出して2つの収容突部13aを連通する連通突部13bが形成されている。この上部シート13における収容突部13aと連通突部13b以外の部分は平面になっており、この平面部分が下部シート12に接合されている。そして、各収容突部13aと下部シート12で囲まれた部分で収容部11aが構成され、各連通突部13bと下部シート12で囲まれた部分で連通路11bが構成されている。
下部シート12と上部シート13は、ともに前後の長さが553mm、左右の長さが506mm、厚みが0.5mmに設定されている。また、収容部11aの直径および隣接する2つの収容部11aの中心間の長さはそれぞれ50mmに設定されている。すなわち、連通路11bを形成しないと、隣接する2つの収容部11aの外周部は接するようになるが、連通路11bを形成することによって、隣接する2つの収容部11aは離れている。また、連通路11bは、幅が20mm、断面積が120mm2に設定されている。
弾性部材14〜17は、多孔質のウレタンからなる成形体で構成されており、それぞれ硬度は異なっているが形状は同一に形成されている。弾性部材14〜17は、図6(a)〜(c)および図7に示したように、略半球状の複数の弾性部14a〜17aと、隣接する2つの弾性部14a〜17aをそれぞれ連結する連結部14b〜17bで構成されている。弾性部材14〜17は、前後および左右の長さが、それぞれ249mmに設定されている。また、弾性部14a〜17aは収容部11aよりも僅かに小さく、連結部14b〜17bは連通路11bよりも僅かに小さく形成されている。
弾性部材14〜17の硬度は、弾性部材14が25〜30kgf、弾性部材15が20〜25kgf、弾性部材16が15〜20kgf、弾性部材17が10〜15kgfになっており、弾性部材14が最も硬く、弾性部材14〜17の順に徐々に柔らかくなっている。また、弾性力(反発力)も弾性部材14が最も大きく、弾性部材14〜17の順に徐々に小さくなっている。この弾性部材14〜17は、弾性部14a〜17aを収容突部13a内に入れ、連結部14b〜17bを連通突部13b内に入れた状態で、下部シート12と上部シート13の間に配置され、上部シート13の平面部分を下部シート12に接合することにより、クッション本体11内に密閉状態で収容されている。
また、クッション本体11内には、弾性部材14〜17の孔内に入り込んで弾性部材14〜17から出入り可能になった空気aも封入されており、これによって、クッション本体11は、膨れた状態に維持されている。このように、クッション本体11の内部に弾性部材14〜17と空気aが封入して形成されたクッション10は、4つの領域に区分されており、弾性部材14が位置する後部左側が領域A、弾性部材15が位置する後部右側が領域B、弾性部材16が位置する前部右側が領域C、弾性部材17が位置する前部左側が領域Dとなっている。
ポンプ19は、手動式ポンプで構成されており、吸排気弁18を介してクッション本体11に接続されている。ポンプ19は、使用者の操作により、クッション本体11内に空気aを供給する。吸排気弁18はレバーの操作により通路を変更できる方向切換弁からなっており、レバーを一方に操作したときには、ポンプ19からクッション本体11に送られる空気aをそのままクッション本体11側に通す。また、レバーを他方に操作すると、クッション本体11内の空気aを外部に排出できる。このため、吸排気弁18とポンプ19を操作することにより、クッション本体11内の空気圧を任意の値に設定できる。
つぎに、このように構成されたクッション10を使用する際の作動状態を説明する。この場合、クッション10は、ベッドまたは布団の上面における腰部および臀部P(図8参照)が位置する部分に設置して使用するものとする。まず、使用前のクッション10は、負荷がなく膨らんだ状態になっている。そして、クッション10の上に使用者が寝ると、その重さによって弾性部材14〜17は上下方向に圧縮され、弾性部材14〜17の内部の空気aは圧縮されながら、負荷の小さな方、すなわち、弾性部材14〜17の凹みが少ない方に移動していく。このとき、弾性部材14〜17の順に徐々に柔らかくなっているため、凹みは弾性部材17が最も大きく、弾性部材16,15,14の順に徐々に小さくなっていく。
このため、移動する空気aの殆どが、領域Dから領域C、領域Bを通り、領域Aに移動する流路をたどり、僅かな空気aが他の流路をたどって移動する。この弾性部材14〜17の圧縮と、空気aの移動によって、クッション10の上面における使用者の臀部Pが当接する部分は、図8に示したように、臀部Pの形状に沿った曲面になり、クッション10の上面と臀部Pとの接触面積が増加していく。なお、図8は、クッション10と使用者の臀部Pとの関係を説明するために概略を示したもので、図1および図2に示したクッション10とは形状が多少異なっている。
使用者がクッション10の上に寝た当初、クッション本体11内の空気aは、平面上で円を描くように移動する。このため、使用者の臀部Pには回転するような感触が伝わる。そして、使用者の体重Wと、弾性部材14〜17の弾性力sfと空気aの圧力afとの合計の値とが釣り合った状態では、クッション10のクッション性は一定に維持されるとともに、クッション10と臀部Pとの接触面積が増大して体圧が分散されるため、使用者は、心地よくベッドまたは布団で寝ることができる。
使用中に、クッション10が全体として柔らかく底付を感じた場合には、ポンプ19を操作して、クッション本体11内に空気aを供給することにより、クッション本体11内の空気圧を大きく硬くして圧力分散を高めることができる。また、クッション10全体が硬く感じた場合には、吸排気弁18を操作して、クッション本体11内の空気aを外部に排出することにより、クッション本体11内の空気圧を小さくして柔らかくすることができる。これによって、クッション10全体の硬さを適度に調節することができる。
そして、使用者が姿勢を変えると、その体の移動に追従して弾性部材14〜17の各部分が圧縮または膨張するとともに、空気aも移動する。また、使用者が、ベッドまたは布団から離れると、クッション10は、体重Wから解放され、弾性部材14〜17が膨張して元の状態に復元しようとするとともに、クッション本体11内の空気aも弾性部材14〜17の膨張に追従して移動する。このときの空気aの移動方向は、使用者の体重Wによってクッション10が圧縮されるときと逆の方向になる。
以上のように、本実施形態に係るクッション10では、複数の収容部11aを、内部に位置する弾性部材14〜17に応じて領域A〜Dに区分し、各領域A〜Dの硬さが異なるようにしている。これによると、体の各部分に接触するクッション10の各部分を体の各部分に適した硬さにすることができる。すなわち、硬く感じる方が心地よい部分は、弾性力が大きくなるようにして硬く感じるようにし、柔らかく感じる方が心地よい部分は、弾性力が小さくなるようにして柔らかく感じるようにすることができる。これによって、クッション10の各領域A〜Dが接触する体の部位に適した硬さになる。
なお、領域A〜Dの配置および硬さは適宜変更して設定できるものであり、クッション10を、ベッド、布団でなく、椅子の座面、背もたれ等に使用する場合には、その用途に応じて設定する。また、本実施形態では、クッション本体11に対する吸気および排気に吸排気弁18を用いているが、これに代えて、一方向にだけ空気を通す逆止弁からなる吸気弁と排気弁を用いても良い。さらに、本実施形態の変形例として、クッション10から、吸排気弁18およびポンプ19を省略したものを用いてもよい。また、他の変形例として、弾性部材14〜17の連結部14b〜17bを省略して弾性部14a〜17aだけで弾性部材を構成してもよい。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係るクッション20の概略を示している。このクッション20は、椅子、ソファなどの座面に設置されて着座用に使用されるもので、略袋状のクッション本体21の内部に、弾性部材24〜27を収容するとともに、空気aを封入して構成されている。クッション本体21は、前述したクッション本体11と同じ材質からなる下部シート(図示せず)と上部シート23の所定部分を接合して形成されている。
下部シートは、平面視が四角形のシートからなり、上部シート23は、円形ドーム状の収容突部23aが前後左右にそれぞれ5列、計25個形成された凹凸のシートで構成されている。なお、実際には、収容突部23aは、クッション10の収容突部13aと同じ程度設けられているが、ここでは、説明し易くするため、25個としている。また、上部シート23における前後左右に隣接する2つの収容突部23a間には、下面側に空間を形成するように上方に突出して2つの収容突部23aを連通する連通突部23bが形成されている。各収容突部23aと下部シートで囲まれた部分で収容部21aが構成され、各連通突部23bと下部シートで囲まれた部分で連通路21bが構成されている。収容部21aの大きさは、前述した収容部11aと略同じになっている。また、連通路21bは、幅が20mm、断面積が120mm2に設定されている。
このように構成されたクッション本体21の内部に、多孔質のウレタンからなる弾性部材24〜27が収容されている。なお、弾性部材26は一対備わっている。弾性部材24〜27は、略半球状の複数の弾性部24a〜27aと、隣接する2つの弾性部24a〜27aをそれぞれ連結する連結部24b〜27bで構成されている。弾性部24a〜27aは収容部21aに収容できる大きさに形成され、連結部24b〜27bは連通路21bに収容できる大きさに形成されている。
また、弾性部材24〜27の硬度は、弾性部材24が16〜24kgf、弾性部材25が25〜30kgf、弾性部材26が25〜30kgf、弾性部材27が10〜15kgfになっており、弾性部材27が最も柔らかく、弾性部材27から弾性部材24,26,25の順に徐々に硬くなっている。弾性力も弾性部材27が最も小さく、弾性部材27から弾性部材24,26,25の順に徐々に大きくなっている。また、クッション本体21内には、弾性部材24〜27の孔内に入り込んで弾性部材24〜27から出入り可能になった空気aも封入されている。
このクッション20は、使用者が着座したときに、臀部Pが位置する領域E,後方に位置する領域F、左右両側に位置する領域G1,G2、太もも部が位置する領域Hに区分される。そして、図9に示した後方2列目と3列目の中央側に位置する6個の収容部21aと、その収容部21aを連通する連通路21bとの内部に弾性部材24が収容され、後列に位置する5個の収容部21aと、その収容部21aを連通する連通路21bとの内部に弾性部材25が収容されている。また、左右両側の列の後端の収容部21aを除いたそれぞれ4個の収容部21aと、その収容部21aを連通する連通路21bとの内部に弾性部材26がそれぞれ収容され、それ以外の6個の収容部21aと、その収容部21aを連通する連通路21bとの内部に弾性部材27が収容されている。
このため、使用者がクッション20が設置された椅子またはソファに着座すると、まず、クッション20には領域Eを中心として体重Wがかかる。そして、領域Eに含まれる弾性部材24が他の弾性部材25〜27よりも多く圧縮されるため、領域Eに含まれる収容部21a内の空気aは、圧縮されながら他の領域F〜Hに移動しようとする。また、クッション20は、領域H,E,G1(G2),Fの順に硬くなって、太もも部が位置する領域Hが最も柔らかくなっているため、使用者が着座したときに、太もも部が圧迫されることがなくなり、快適な着座が可能になるとともに、柔らかいソファに体が沈み込んでいくような好適な座り心地感が得られるようになる。
また、臀部Pの後部側に位置する領域Fが硬く、臀部Pの左右両側に位置する領域G1,G2がやや硬いため、ホールド感が増して安定した姿勢を維持できるようになる。さらに、使用者の着座による弾性部材25〜27の圧縮に伴って、クッション本体21内の空気aも圧縮されながら、クッション本体21内の圧力が均一になるようにゆっくりと移動するため、より快適な着座が可能になる。また、クッション20の上で使用者が動いたときには、体の動きに追従して弾性部材25〜27の各部分が圧縮または膨張するとともに、空気aも移動し、クッション20から使用者が離れたときには、クッション20は弾性部材25〜27と圧縮された空気aの復元力によって元の状態に復元する。このときの空気aの移動方向は、使用者の体重Wによってクッション20が圧縮されるときと逆の方向になる。
また、この実施形態の変形例として、クッション本体21に、前述した吸排気弁18およびポンプ19を接続してもよい。この場合、吸排気弁18に代えて、逆止弁からなる吸気弁と排気弁を用いてもよい。これによると、各領域E〜Hの硬さを弾性部材24〜27の硬度の違いによって変えることができるとともに、クッション20全体の硬さを空気aの圧力の調整によって変えることができるようになる。さらに他の変形例として、弾性部材24〜27の硬度の順序をそれぞれ任意に変えてもよい。また、弾性部材24〜27から連結部24b〜27bを省略してもよい。
(第3実施形態)
図10は、本発明の第3実施形態に係るクッション30の概略を示している。このクッション30は、膨らませた状態で扁平な四角袋状になるクッション本体31を4つの領域I,J,K,Lに区分して、各領域I,J,K,Lにそれぞれ吸排気弁38とポンプ39を取り付けて構成されている。クッション本体31は、前述したクッション本体11と同じ材質からなる下部シート(図示せず)と上部シート33の所定部分を接合して形成されている。下部シートは、平面視が四角形のシートからなり、上部シート33は、円形ドーム状の収容突部33aが前後に5列、左右に5列、計25個形成された凹凸のシートで構成されている。なお、このクッション本体31にも、実際には、収容突部33aは、クッション10の収容突部13aと同じ程度設けられているが、ここでも、説明し易くするため、25個としている。
また、上部シート33における前後左右に隣接する2つの収容突部33a間には、下面側に空間を形成するように上方に突出して2つの収容突部33aを連通する連通突部33bと、平面状の遮断部31cとが形成されている。この上部シート33の収容突部33aと連通突部33bを除いた平面部分を下部シートに接合することによって、クッション本体31が構成されている。そして、各収容突部33aと下部シートで囲まれた部分で収容部31aが構成され、連通突部33bと下部シートで囲まれた部分で連通路31bが構成されている。また、遮断部31cは、下部シートに接合されることによって収容部31a間を閉塞している。
遮断部31cは、前から2列目と3列目に位置する各収容部31aの前後の間、最前列の左から2番目と3番目の収容部31aの間、前から2列目の左から2番目と3番目の収容部31aの間、最後列の左から3番目と4番目の収容部31aの間、後から2列目の左から3番目と4番目の収容部31aの間、後から3列目の左から3番目と4番目の収容部31aの間、にそれぞれ設けられている。この遮断部31cによって、各領域I,J,K,Lは、それぞれ独立した流路を形成している。各収容部31aの大きさは、前述した収容部11aと略同じになっている。連通路31bは、幅が20mm、断面積が120mm 2に設定されている。
また、各領域I,J,K,Lの外側角部に位置する収容部31aには、それぞれ吸排気弁38を介してポンプ39が接続されており、これによって、各領域I,J,K,Lに含まれる収容部31aの内部の圧力を任意に設定することができる。本実施形態では、領域Iの空気圧が最も高く、領域J、領域K、領域Lの順に、徐々に空気圧が低くなるように設定されている。各領域の硬さも領域J、領域K、領域Lの順に、硬い方から徐々に柔らかくなっている。
このクッション30では、弾性体を空気aで構成するとともに、領域I,J,K,Lをそれぞれ独立した領域にし、領域I,J,K,Lにそれぞれ吸排気弁38とポンプ39を設けているため、各領域I,J,K,Lに含まれる収容部31aの内部の空気圧をそれぞれ任意の値にすることができる。これによって、各領域I,J,K,Lの硬さを使用者の体の部位に適した硬さにすることができる。このクッション30は、ベッド、布団などの上面に設置する他、椅子の背もたれに設置することにも適している。
また、本実施形態の変形例として、複数の領域を、前部、中央部、左右両側部、および後部に区分するとともに、前部、中央部、左右両側部、後部の順に、内部の空気aの圧力afが小さい方から徐々に大きくなるようにして、着座用に用いることもできる。これによると、使用者が着座したときに、太もも部が圧迫されることがなくなり、快適な着座が可能になる。また、複数の領域I,J,K,Lに含まれる収容部31aにそれぞれ、弾性部材を収容してもよい。この場合の弾性部材は、硬度が同じものを用いてもよいし、硬度が各領域ごとに異なるものを用いてもよい。
(第4実施形態)
図11および図12は、本発明の第4実施形態に係るクッション40の概略を示している。このクッション40は、椅子、ソファなどの座面に設置されて着座用に使用されるもので、略袋状のクッション本体41の内部に、弾性部材44〜46を収容するとともに、空気aを封入して構成されている。クッション本体41は、前述したクッション本体11と同じ材質からなる下部シート42と上部シート43の所定部分を接合して形成されている。
下部シート42は、平面視が四角形のシートからなり、上部シート43は、それぞれ複数の収容突部43a,43b,43cが形成された凹凸のシートで構成されている。収容突部43aは、小さな円形ドーム状に形成されており、上部シート43の略中央部分で前後左右に配置されている。収容突部43bは、収容突部43aよりも大きな円形ドーム状に形成されており、複数の収容突部43aの左右両側と後部を囲むようにしてコ字状に配置されている。収容突部43cは、下縁部が前後よりも左右の方が長い矩形になったドーム状に形成されており、上部シート43の前部に配置されている。収容突部43aの高さは、収容突部43b,43cよりも高く、収容突部43b,43cの高さは略同じになっている。
なお、収容突部43a,43b,43cの数は任意に設定できるが、本実施形態では、収容突部43aは、前後左右にそれぞれ6列、計36個形成されている。収容突部43bは、後列の5個と、左右の列のそれぞれ3個との計11個形成され、収容突部43cは、左右4個の列が前後に2列、計8個形成されている。また、上部シート43における前後左右に隣接する2つの収容突部43a間には連通突部43dがそれぞれ形成され、隣接する2つの収容突部43b間には連通突部43eがそれぞれ形成され、隣接する2つの収容突部43c間には連通突部43fがそれぞれ形成されている。
そして、各収容突部43aと下部シートで囲まれた部分で収容部41aが構成され、各収容突部43bと下部シートで囲まれた部分で収容部41bが構成され、各収容突部43cと下部シートで囲まれた部分で収容部41cが構成されている。また、各連通突部43dと下部シートで囲まれた部分で連通路41dが構成され、各連通突部43eと下部シートで囲まれた部分で連通路41eが構成され、各連通突部43fと下部シートで囲まれた部分で連通路41fが構成されている。収容部41aは直径が30mmで、高さが20mmに形成され、収容部41bは直径が50mmで、高さが15mmに形成され、収容部41cは左右の長さが60mmで、前後の長さが30mmで、高さが15mmに形成されている。
弾性部材44〜46はそれぞれ多孔質のウレタンからなっている。弾性部材44は、略半球状の36個の弾性部44aと、隣接する2つの弾性部44aをそれぞれ連結する連結部44bで構成され、弾性部材45は、略半球状の11個の弾性部45aと、隣接する2つの弾性部45aをそれぞれ連結する連結部45bで構成されている。弾性部材46は、略矩形の8個の弾性部46aと、隣接する2つの弾性部46aをそれぞれ連結する連結部46bで構成されている。また、弾性部44aは収容部41aに収容できる大きさに形成され、弾性部45aは収容部41bに収容できる大きさに形成され、弾性部46aは収容部41cに収容できる大きさに形成されている。
また、弾性部材44〜46の硬度は、弾性部材44が16〜24kgf、弾性部材45が25〜30kgf、弾性部材46が10〜15kgfになっており、弾性部材46が最も柔らかく、弾性部材46,44,45の順に徐々に硬くなっている。このクッション40は、収容部41a、連通路41dおよび弾性部材44からなる領域M、収容部41b、連通路41eおよび弾性部材45からなる領域N、収容部41c、連通路41fおよび弾性部材46からなる領域Oに区分される。そして、使用者が着座したときに、臀部Pが領域Mに位置し,臀部Pの後方と左右両側に領域Nが位置し、太もも部が領域Oの中央側に位置する。
本実施形態に係るクッション40によると、弾性部材44,45,46の硬度を変えることによって領域M,N,Oの硬さが異なるようにできるとともに,収容部41a,41b,41cの大きさ、形状、高さが異なることによって、使用者の臀部Pに対する接触面積、接触の強さなどが各部分で異なるようにすることができる。このため、使用者は、臀部Pの各部分で異なる感触を得ることができる。本実施形態では、クッション40の中央側に位置する領域Mに含まれる収容部41aの高さが他の部分よりも高く、低反発になっているため、使用者がクッション40が設置された椅子またはソファに着座したときに、臀部Pの仙骨部に圧迫感が生じることがなくなる。
また、本実施形態の変形例として、弾性部材44の硬度を弾性部材45,46の硬度よりも大きくして、領域Mを領域N,Oよりも高反発にすることもできる。これによると、使用者がクッション40が設置された椅子またはソファに着座したときに、臀部Pの座骨部に底付き感が生じなくなる。さらに、領域Nに含まれる収容部41bの高さを、収容部41a,41cよりも高くすることもでき、これによると、使用者がクッション40が設置された椅子またはソファに着座したときに、臀部Pの後部から左右両側部にかけての部分に沿うように領域Nが位置するため、ホールド感が生じるようになる。
本実施形態のさらに他の変形例として、弾性部材45〜46を省略してもよい。この場合、収容部41a,41b,41c内の空気圧が異なるようにすることが好ましい。本実施形態のさらに他の変形例として、領域M,N,Oに、それぞれ吸排気弁とポンプを接続してもよい。これによると、収容部41a,41b,41c内の空気圧を任意に設定できるため、領域M,N,Oの硬さも任意に設定できる。また、本実施形態においても弾性部材44〜46の連結部44b〜46bを省略して、弾性部44a〜46aだけで弾性部材を構成してもよい。さらに、収容部41a,41b,41cの平面視による形状を、三角形、正方形、楕円系などにしてもよいし、それらの高さの順序を変更してもよい。
また、本発明に係るクッションは、前述した各実施形態に限定するものでなく適宜、変更して実施することができる。例えば、収容部11a,21a等、弾性部14a〜17a、24a〜27a等の形状、数等については、前述した各実施形態や各変形例に限定するものでなく、適宜変更できる。収容部11a,21a等、弾性部14a〜17a、24a〜27a等の形状は、四角柱形、円柱形、その他種々の形状にすることができる。また、前述した各実施形態や各変形例に備わっている各部材は、それぞれ組み合わせを変更して用いることができ、これによると、種々の機能を備えたクッションを得ることができる。
さらに、前述した各実施形態や各変形例では、クッション10、20等を、椅子、ソファの座面または背もたれで使用したり、ベッド、布団の上面に設置したりしているが、クッション10.20等は、これに限らず、枕、健康器具等の目的で用いることもできる。また、前述した各実施形態では気体を空気aとしているが、空気以外の気体、例えば、ヘリウム、窒素ガス等を用いてもよい。さらに、本発明に係る弾性体として、液体を用いてもよい。
10,20,30,40…クッション、11,21,31,41…クッション本体、11a,21a,31a,41a,41b,41c…収容部、11b,21b,31b,41d,41e,41f…連通路、14,15,16,17,24,25,26,27,44,45,46…弾性部材、18,38…吸排気弁、19,39…ポンプ、a…空気、A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O…領域、af…圧力、sf…弾性力。

Claims (4)

  1. 複数の収容部と、前記複数の収容部のうちの所定の収容部どうしを連通する複数の連通路とが形成された可撓性を備えた扁平袋状のフィルムからなるクッション本体と、
    前記クッション本体の内部に収容された弾性体と
    を備えたクッションであって、
    前記クッション本体と前記弾性体を複数の領域に区分し、前記弾性体の弾性力が各領域で異なるようにし、
    前記弾性体を、多孔質の弾性部材と、前記連通路を介して前記複数の収容部間を移動可能になった気体とで構成し、前記各領域に含まれる前記弾性部材の硬度を変えることによって、前記各領域の硬さが異なるようにし
    前記クッション本体に、気体注入ポンプと排気弁を接続し、
    前記複数の領域が、前部、中央部、左右両側部および後部に区分されているとともに、前記前部、前記中央部、前記左右両側部、前記後部の順に、内部の弾性部材の硬度が徐々に大きくなるように設定され、着座用に用いられることを特徴とするクッション。
  2. 複数の収容部と、前記複数の収容部のうちの所定の収容部どうしを連通する複数の連通路とが形成された可撓性を備えた扁平袋状のフィルムからなるクッション本体と、
    前記クッション本体の内部に収容された弾性体と
    を備えたクッションであって、
    前記クッション本体と前記弾性体を複数の領域に区分し、前記弾性体の弾性力が各領域で異なるようにし、
    前記弾性体を、前記連通路を介して前記複数の収容部間を移動可能になった気体で構成するとともに、前記クッション本体と前記気体を互いに独立した複数の領域に区分し、各領域に含まれる気体の圧力を変えることによって、前記各領域の硬さが異なるようにし
    前記各領域に含まれるクッション本体にそれぞれ気体注入ポンプと排気弁を接続し、
    前記複数の領域が、前部、中央部、左右両側部および後部に区分されているとともに、前記前部、前記中央部、前記左右両側部、前記後部の順に、内部の気体圧力が徐々に大きくなるように設定され、着座用に用いられることを特徴とするクッション。
  3. 前記収容部およびその内部に位置する弾性体の大きさを各領域ごとに変えた請求項1または2に記載のクッション。
  4. 前記収容部およびその内部に位置する弾性体の高さを各領域ごとに変えた請求項1または2に記載のクッション。
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