JP2005177446A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 脚載置部の位置を従来とは異なる位置に設定できる構造を提供する。
【解決手段】 座ベース部と、使用者の脚が載置される脚載置面を有する脚載置部と、を備え、前記脚載置部は、前記脚載置面を下向きにして前記座ベース部上に載置された状態から、前記座ベース部の前方へ回動して前記脚載置面が上向き状態となるように前記座ベース部の前方へ回動可能に前記座ベース部の前部に連結され、前記脚載置部の前記座ベース部に対する回動中心位置は、座ベース部の上面より上方である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、椅子、特にマッサージ機能を有する椅子に関するものである。
マッサージ機能を有する椅子(マッサージチェア)には、座部の前側に脚載置台を備えたものがある。特許文献1には、脚載置台を設けても配置スペースを小さくできるように、マッサージ機の不使用時には、脚載置台を裏返しにして座部の座面に載置して収納するようにしたマッサージ機が開示されている。
このマッサージ機では、脚載置台を裏返しにできるように、座部の前部上端と、裏返し状態の脚載置台の前部下端とが回動可能に連結されており、脚載置台の上面は、脚載置台を裏返しにしたときに座面と当接する。このような連結構造では、脚載置台を座部の前側に展開させた展開状態のときに、座面と脚載置台の上面とが連続したものとなる。また、前記展開状態において、脚を収納するために脚載置台に形成された溝の底面は、座面よりも一段低くなっている。
特開平9−266933号公報
特許文献1記載のような連結構造では、脚載置台を裏返し可能とするために、座部と脚載置台の位置関係に制約が生じる。すなわち、座部の前部上端と、裏返し状態の脚載置台の前部下端とを回動可能に連結する構造では、展開状態において脚載置台の上面を座面より上方に位置させたり、脚を収納するための溝底面と座面とが連続する位置に設定することができない。
そこで、本発明は、脚載置部(脚載置台)の位置を従来とは異なる位置に設定できる構造を提供することを目的とする。
本発明は、座ベース部と、使用者の脚が載置される脚載置面を有する脚載置部と、を備え、前記脚載置部は、前記脚載置面を下向きにして前記座ベース部上に載置された状態から、前記座ベース部の前方へ回動して前記脚載置面が上向き状態となるように前記座ベース部の前方へ回動可能に前記座ベース部の前部に連結され、前記脚載置部の前記座ベース部に対する回動中心位置は、座ベース部の上面より上方であることを特徴とする椅子である。
上記本発明によれば、脚載置部を脚載置面上向き状態(展開状態)としたときに、脚載置部の上部が座ベース部の上面よりも上方に位置することができる。
このような脚載置部の位置は、脚載置部が脚載置面から立設された壁部を備えている場合に好ましい。この場合、前記壁部は、前記脚載置部を前記脚載置面が上向き状態となるように回動させたときに、壁部立設方向先端部を座部ベースの上面より上方に位置させることができる。また、脚載置面は壁部立設方向先端部より下方に位置する。
壁部は、脚載置部の左右両端部から立設された側壁、脚載置部の左右中央部から立設された中央壁、又はそれらの組み合わせによって構成できる。
なお、前記回動中心位置は、前記脚載置部の厚さ方向中間位置に設定されているのが好ましく、さらには壁部の範囲内であるのが好ましい。回動中心位置を壁部の範囲内にすれば、脚載置面は、下向き状態のときには回動中心位置よりも上方にあり、上向き状態のときには回動中心よりも下方にある。
回動中心位置を座ベース部の上方に設定するには、前記座ベースの前部から立設された支持部材を備え、前記脚載置部は、前記支持部材を介して前記座ベース部に連結されているものとするのが好ましい。
さらに、前記支持部材は、前記座ベース部に対して前後に回動自在であることが好ましい。この場合、脚載置部が脚載置面下向き状態(折畳状態)のときに、当該脚載置部の後部が座ベース部の前部よりも前方へせり出さないようにすることができる。
さらに、前記支持部材は、その先端部が前記座ベース部の前方へ向かうように傾いていることが好ましい。この場合、脚載置部を回動させる際に、当該脚載置部の後部が座ベース部の前部に当たり難くなる。
また、前記脚載置部は、前記脚載置面の左右両側から立設された側壁を備え、前記側壁と前記支持部材とが回動可能に連結されているのが好ましい。
他の本発明は、座ベース部と、座ベース部に対して回動可能な脚載置部と、前記座ベース部と前記脚載置部とを連結する中間部材と、を備え、前記中間部材は、その後端が前記座ベース部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられ、その前端が前記脚載置部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられていることを特徴とする。
上記他の本発明によれば、脚載置部と座ベースとの間に中間部材を介在させ、回動箇所を複数にしているため、中間部材の大きさや回動箇所を適宜設定することにより、回動した際の脚載置部の位置を従来とは異なる位置にすることが簡単に実現できる。
これは、脚載置面を下向きにして前記座ベース部上に載置された状態から、前記座ベース部の前方へ回動して前記脚載置面が上向き状態となるように前記座ベース部の前方へ回動可能な脚載置部の場合に特に有益である。
また、前記中間部材は、左右一対で構成されるとともに、その各後端が前記座ベース部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられ、その各前端が前記脚載置部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられているのが好ましい。
他の本発明は、座ベース部と、使用者の脚が載置される脚載置面を有する脚載置部と、前記座ベースの前部から立設された支持部材と、を備え、前記脚載置部は、前記脚載置面を下向きにして前記座ベース部上に載置された状態から、前記座ベース部の前方へ回動して前記脚載置面が上向き状態となるように前記座ベース部の前方へ回動可能に前記座ベース部の前部に前記支持部材を介して連結されているとともに、前記座ベース部上に載置された状態のときに、当該座ベース部に対して前後方向に移動可能であることを特徴とする。
上記の本発明によれば、脚載置部が脚載置面下向き状態(折畳状態)のときに、脚載置部の位置を調整して、当該脚載置部の後部と座ベース部の前部との位置を揃えることができ、椅子の外観が良好となる。
上記各発明において、前記脚載置部には、当該脚載置部に載せられた脚をマッサージするマッサージ部が設けられているのが好ましく、従来とは異なる位置でのマッサージが可能となる。
本発明によれば、脚載置部を回動させたときに、従来とは異なる位置に脚載置部を位置させることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態に係る椅子1は、マッサージチェアとして構成されている。このマッサージチェア1は、図1のように脚載置部4が座ベース部2の上に折り畳まれた第1状態(折畳状態;椅子状態)と、図2及び図3のように脚載置部4が座ベース部2の前方に展開された第2状態(展開状態;マッサージ機状態)とに状態変更可能なものである。
マッサージチェア1は、座ベース部2と、座ベース部2の後部にリクライニング可能に設けられた背もたれ部3と、使用者の脚を載せるための脚載置部4と、を備えている。座ベース部2は、支持脚を介さずに床などの載置面Fに直接置かれる。すなわち、本実施形態のマッサージチェア1は、脚無しタイプとして構成されており、全体的に高さが抑えられたコンパクトな形状となっている。なお、座ベース部2の下部に座ベース部2を載置面F上に支持するための支持脚を設けても良い。
図4及び図5に示すように、この座ベース部2は、内部が空洞であり、フレーム体21,22の上部に天板23を設置して構成されている。フレーム体21,22は、左右方向に所定間隔を置いて配置された左右一対の横フレーム体21,21と、左右の横フレーム21,21の前端間に設けられた前フレーム体22と、を備えて構成されている。
天板23は、矩形状に形成されており、左右の横フレーム体21,21の上端間であって、背もたれ部3よりも前側を覆うためのものである。この天板23の上面23aが座ベース部2の上面となる。
天板23は、その上面23aがクッション性を有しており、座ベース部上面23aに使用者が直接着座するときの座り心地の良さが確保されている。着座面となる座ベース部上面23aのクッション性は、天板23の上面側にウレタンフォームなどのクッション材を配置することで得られる。
なお、天板23はフレーム体21,22に対して着脱可能に設けられている。天板23をフレーム体21,22から取り外すと座ベース2内部の点検等が可能となる。
座ベース部2は、その上面23aの左右両側が一段低くなっており、脚載置部4に設けられた壁部42(後述)が位置するための凹状の壁逃がし部25とされている。これらの壁逃がし部25は、天板上面23aよりも低い横フレーム体21の上面が、天板23の左右両側に存在するようにして構成されたものである。
横フレーム体21は、前記背もたれ部3が図3の位置から後方へリクライニング可能となるように、回動支点26を中心に当該背もたれ部3を回動自在に保持している。図3の状態(第2状態)で、背もたれ部3を後方(矢印Bの方向)へ倒すと、使用者は全身を横臥姿勢とすることができ、この横臥姿勢でマッサージを受けることができる。
なお、背もたれ部3を後方へ倒すことで、マッサージチェア1の重心が後方へ移動してもマッサージチェアの安定性が損なわれないように、床に置かれる横フレーム体21(座ベース部2)は背もたれ部3よりも後方まで延びている。
図3に示すように、天板23の上面23aには、座ベース部2とは別体のクッション体28が配置されている。クッション体28は、図3の第2状態(展開状態)では、座用クッションとして機能し、使用者が着座した際の座り心地を良くする。このクッション体28が、座ベース2の上に載置されることで、第2状態における座部が構成される。また、第2状態における着座面のクッション性は、クッション体28のクッション性と座ベース部上面23aのクッション性との相乗効果として得られる。
クッション体28は、平面視において、矩形状に形成されており、座ベース部上面23aと略同じ形状とされている。クッション体28は、その内部にウレタンフォームなどのクッション材を備えて、クッション性を確保するための厚さを持っている。
以下では、図3の第2状態での、クッション体28の上面を第1面28aといい、下面を第2面28bという。第2状態では、クッション体第1面28aは、着座面であり、この面28aの上に使用者が着座する。
なお、クッション体28は、その後部28cを支点として後方へ起き上がり回動させて座ベース部上面23aから取り除き、背もたれ部3の前面に位置させて背クッションとすることができる(図6参照)。この点の詳細は、後述する。
クッション体28の第1面28a側には着座した使用者の尻又は大腿などをマッサージする座マッサージ部5が設けられている。この座マッサージ部5は、空気の給排によって膨張・収縮するエアセルによって構成されており、上方に膨張することによって使用者の尻又は大腿を押圧マッサージすることができる。
なお、座マッサージ部5となるエアセルは、クッション体28内部のクッション材の表面に配置されている。当該クッション材は、エアセル5が表面に露出しないように、当該エアセル5ごとカバー材によって被覆されている。
前記背もたれ部3は、左右の横フレーム体21間で回動自在に保持されている。背もたれ部3は図示しないリクライニング駆動部(エアシリンダ等)によって後方に倒れるように駆動され、又は前方に起き上がるように駆動される。
背もたれ部3の内部には、背マッサージ部6が内蔵されている。背マッサージ部6は、使用者の患部に当たってマッサージを施すための施療子(揉み玉)61と、施療子61にマッサージ動作を行わせる駆動部62とを備えており、使用者に揉みマッサージ、叩きマッサージ及びそれらを組み合わせた多様なマッサージを施すことができる。また、背マッサージ部6は、使用者の首から腰の範囲の広い範囲をマッサージできるように背もたれ部3内で上下方向に移動可能に設けられている。
背もたれ部3は、その前面に背もたれカバー31を備えている。背もたれカバー31は、使用者が当接する背もたれ部3前面の汚れ防止などの役割を持つものであり、比較的薄いシート材によって形成されており、背もたれ部前面の略全体を覆う。背もたれカバー31は、その上部31aが背もたれ部3の上部に面ファスナー等によって着脱自在に取り付けられている。また、カバー31の下部31bは自由端となっており、この下部31をめくり上げて、カバー31を背もたれ部3の後方に位置させることができる。
背もたれ部3は、その前面の上部範囲に、背もたれカバー31に重ねて上部カバー31−1を備えている。上部カバー31−1も比較的薄いシート材によって形成されており、使用者の頭部付近に位置する。この上部カバー31−1は、その上部31−1aが背もたれ部3の上部に面ファスナー等によって着脱自在に取り付けられており、その下部31−1bは自由端となっており、背もたれカバー31と同様にめくり上げることができる。なお、背もたれカバー31や上部カバー31−1aは省略してもよい。
前記背もたれカバー31及び上部カバー31−1は、施療子61が背中に当たるのを使用者が感じることができる程度に薄いものである。すなわち、背もたれカバー31及び上部カバー31−1は、マッサージを実質的に阻害しないカバーである。
したがって、図3に示すように、背もたれ部3の前面にクッション体28や枕体32が存在しない場合、背もたれカバー31及び上部カバー31−1の表面が背もたれ面となる。施療子61は、薄い背もたれカバー31及び上部カバー31−1を介して使用者の背中などに当接する。また、使用者は施療子61が背中に当たるのを感じることができる。よって、背もたれ部3からは、揉み・叩きなどのマッサージを使用者に施すことができる。
図6及び図7にも示すように、上部カバー31−1の前には、さらに、枕体32が設けられている。枕体32は、使用者の頭部を支持するためのものであり、内部にウレタンフォームなどのクッション材を備え、頭部を心地よく支持するためのクッション性が確保できる程度の厚みを持っている。この枕体32は、背もたれ部3の上部において後方に延びる薄い延設部33を備え、この延設部33が背もたれ部3の上部に面ファスナー等によって着脱自在に取り付けられている。したがって、枕体32をめくり上げて、図3に示すように背もたれ部3の後方に位置させたり、枕体32を背もたれ部3から取り外して、背もたれ部3前面から枕体32を取り除くことができる。
クッション体28を、図3の座ベース部3上の位置から後方へ起き上がらせて図6及び図7のように背もたれ部3の前面に位置させた場合、クッション体28は、背クッションの一部として機能すべく、背もたれ部3の前面範囲のうち、枕体32よりも下方の範囲を覆う。換言すると、枕体32は、クッション体28を背もたれ部の前面に位置させたときに、クッション体28よりも上方の範囲を覆う大きさに形成されている。
なお、クッション体28が背もたれ部前面に位置しているときに、クッション体28をその位置で保持するための位置保持部を設けておくのが好ましい。位置保持部としては、例えば、クッション体28の第1面(後面)28aと背もたれ部前面とを着脱自在に結合する面ファスナーを採用できる。
図6及び図7のように、背もたれ部3の前面に枕体32の他、クッション体28も存在する場合には、クッション体28の前面28b及び枕体32の前面32aが背もたれ面となり、クッション体28及び枕体32は、背クッションとして機能する。
前記クッション体28及び枕体32は、施療子61が背中に当たるのを使用者が感じることができない程度に厚いものである。
したがって、背もたれ部3の前面にクッション体28や枕体32が存在する場合、背もたれ部3内部に施療子61があっても、使用者は施療子61が背中に当たるのを感じることがなく、椅子としての座り心地が良いものとなる。
施療子61があっても背もたれ面の座り心地を良くするために背もたれ部3前面に設けられる背クッションとしては、前記クッション体28と枕体32とが結合したような大きな一つのクッション体とすることもできる。しかし、そのようなクッション体を背もたれ部3前面から取り除くには、大きなクッション体をめくり上げて背もたれ部3の後方に位置させることになり、面倒である。本実施形態では、背クッションが上側のクッション(枕体32)と下側のクッション(クッション体28)とに分離されているため、背もたれ部3前面から別々に取り除くことができ簡単である。具体的には、枕体32はその上部を支点として背もたれ部3の後方にめくり上げればよいし、クッション体28はその下部を支点として前方に倒して座ベース部2の上に載せればよい。
また、背クッションを上下に分離することで、座ベース部上面23aと背もたれ部前面の大きさが違っていても対応可能となる。
クッション体28を背もたれ部3の前面に位置させると、座マッサージ部5が設けられている第1面28aは、背もたれ部3前面に当接し、背クッションとしてのクッション体28の裏面側となる。したがって、エアセル5による使用者へのマッサージは、行われない状態となる。クッション体28が図6及び図7の位置にあるときにも、クッション体28から使用者へマッサージを施したい場合には、クッション体28の第2面28b側にエアセルなどのマッサージ部を設ければよい。
なお、第1状態における背もたれ面は、枕体32の前面32とクッション体28の第2面(前面)28bとで、ほとんど段差のないように、枕体32の厚さとクッション体28の厚さが設定されている。具体的には、枕体32の厚さとクッション体28の厚さは略同一とされている。
座マッサージ部5などを構成するエアセルに対する空気の給排を行う空気給排装置8は、座ベース部2内部に設けられている。空気給排装置8は、エアポンプや給排切換弁などを有して構成されている。空気給排装置8とエアセル5とは、エアホース81によって接続されている。
エアホース81は、座ベース部上面32aよりも下方にある空気給排装置8から、背もたれ部3の前面と座ベース部上面32aとの間の隙間を通って、座ベース部上面32aの上にあるクッション体28に接続されている。このエアホース81は、図3の位置にあるクッション体28の後部28cに接続されている。この後部28cは、クッション体28が背もたれ部前面に起き上がり回動するときの回動支点となっており、この回動支点付近にエアホース81を接続することで、エアホース81がクッション体28の回動の邪魔にならない。なお、クッション体28の後部に接続されたエアホース81は、クッション体28の内部を通って各エアセル5に繋がっている。
なお、クッション体28は、その後部28cを、縫着などにより座ベース部上面23の後部近傍に取り付けて回動自在としてよい。なお、クッション体28は、座ベース部上面23の後部近傍であれば、座ベース部2自体に取り付けてもよいし、背もたれ部3側に取り付けても良い。
また、クッション体28を座ベース部2又は背もたれ部3に対して回動軸により回動自在に支持させてもよい。
さらに、クッション体28を座ベース部2又は背もたれ部3に対し面ファスナーなどによって着脱自在に取り付けても良い。
前記脚載置部4は、前記座ベース部2の前部に対して回動自在に取り付けられている。脚載置部4は、図6のように座ベース部2の前方に位置する展開状態から、図7のように後方に折り畳まれて座ベース部2上に位置する折畳状態へ変化するように回動可能である。また、折畳状態から展開状態への変化も可能である。
脚載置部4は、展開状態における後部4aが、回動基部となるべく、前記支持部材29と連結されている。なお、展開状態における脚載置部4の前部4bは、回動自由端となっている。
座ベース部2は、脚載置部4を回動自在に支持するために、その前部の左右両側に一対の支持部材29を備えている(図5参照)。支持部材29は、座ベース部2からやや前向きに上方突設されており、その先端が座ベース部2の前方へ向かうように傾いている。支持部材29には、その先端部に回動中心位置となる回動軸29aが設けられている。したがって、回動軸29aは、座ベース部2の上面23aよりも上方に位置している。支持部材29には、脚載置部4の後部4aが回動自在に取り付けられている。
支持部材29を前方へ傾けている理由は、仮に支持部材29を座ベース部2の上面に対して直角方向に立設させた場合、脚載置部4を回動させる際、脚載置部4の後部4aが座ベース部2の前部に当たり回動し難くなることがあるが、本実施形態の場合、脚載置部4の後部4aが座ベース部2の前部に当たらず、脚載置部4をスムーズに回動させることができ、脚載置部4の形状の自由度が高まるからである。
支持部材29は、座ベース部2の左右両側に配置されているため、座ベース部2から立設させても使用者にとって邪魔とはならない。なお、支持部材29も、座ベース部2に対して前後に回動自在に設けることで、脚載置部4の回動自由度が高まる。
図2,図8,及び図9に示すように、脚載置部4は、展開状態(第2状態)のときに座ベース部2の前方に位置して使用者の脚を載せるためのものであり、展開状態における上面が脚載置面41aとされた底部41と、脚載置面41の左右両側から立設された壁部(側壁)42とを備え、脚載置面41aと側壁内面42aとによって前後及び上方が開口した一つの凹部を形成している。この凹部は使用者の両脚を収納するためのものである。なお、他の壁部として、左右の側壁42の間に中間壁を設けてもよい。この場合、2つの凹部が形成され、各脚が振り分けて収納される。
脚載置部4には、使用者の脚Lをマッサージするための脚マッサージ部7が設けられている。脚マッサージ部7は、脚載置面41aに設けられたエアセル等によって構成されており、エアセルの膨張収縮によって脚に対し押圧マッサージを施すことができる。
脚マッサージ部7は、凹部に両脚が収納されることに対応して、脚載置面41a上に左右に一対並設されている。各脚マッサージ部7は、脚の外側を押圧するための外側押圧部71と、脚の内側を押圧するための内側押圧部72と、両押圧部71,72間の中間支持面73とを備えている。
外側押圧部71は、中間支持面73側を支点74aとして上方に立ち上がる立ち上がり板74と、膨張することにより支持板74を立ち上げ駆動する第1エアセル75と、立ち上がり板74に設けられた施療子76a付き施療板76と、膨張により施療板76を脚Lに押し付けるように駆動するように立ち上がり板74に設けられた第2エアセル77とを備えている。
内側押圧部72は、膨張により脚Lを押圧するエアセル78によって構成されている。なお、外側押圧部71と内側押圧部72は、それぞれカバー71a,72aによって覆われている。
図8に示すように、各脚マッサージ部7,7は、エアセル75,77、78の収縮状態では、扁平状態にあり脚Lを中間支持面73に置いたときの規制感が少なくなっている。一方、図9に示すように、第1エアセル75が膨張すると立ち上がり板74が脚Lに向かって立ち上がる。この立ち上がり板74は、第2エアセル77が膨張するための支持壁となり、この支持壁から突出するように第2エアセル77が膨張すると施療板76が脚Lの外側に押しつけられる。
また、エアセル78は、膨張すると脚Lの内側を押圧する。
脚Lを押圧するための第2エアセル77を支持する立ち上がり板74は、マッサージしないときには、第1エアセル75が収縮して、外方に倒れるため、外側押圧部71は、図8の状態で脚載置面41aからの突出量が小さくなっている。
なお、施療板76は省略して、第2エアセル77によって直接脚を押圧してもよい。また内側押圧部72も外側押圧部71と同様の構成であってもよい。また、外側押圧部71を内側押圧部72と同様の構成としてもよい。
エアセル7a,7bと前記空気給排装置8との間は、エアホース82によって接続されている。エアホース82は、空気給排装置8から、座ベース部2の前フレーム体22と天板23との間の隙間を通って座ベース部2外に延び、脚載置部4の回動基部(後部)4a付近に接続され、脚載置部4の底部41内部を通ってエアセル7a,7bに接続されている。
脚載置部4における支持部材29との連結点(回動支点)29aは、側壁42の範囲に設定されている(図6及び図7参照)。すなわち、脚載置部4の側壁42が支持部材29と回動自在に連結されている。展開状態において、連結点(回動支点)29aは、脚載置面41aよりも上方であって、側壁42の上端(立設方向先端部)42bよりも下方に設定されている。
脚載置部4は、折畳状態(第1状態)では、図1に示すように、脚載置面41aが下向きとなって、座ベース部2の上に位置する。脚載置部4を折畳状態とするには、図6のように予めクッション体28を座ベース部上面23aから取り除いておく。
折畳状態では、脚載置部4の底部41の裏側面41bが使用者の着座面となる。すなわち、座ベース部2の上に脚載置部4が位置することで椅子の座部が構成されている。
折畳状態においては、脚載置部4と座ベース部2との間にクッション体28がないため、着座面が高くなりすぎず、折畳状態と展開状態の着座面の高さの差を小さくできる。
なお、底部41の裏側面41b側には着座時の座り心地を良くするためにクッション材が設けられている。この裏側面41bには、第1状態において使用者の尻や大腿にマッサージを施すためのマッサージ部(エアセル)を設けても良い。
折畳状態では、脚載置部4の壁部42の立設方向先端(上端)42bが、座ベース部上面23aの左右両側にある壁逃がし部25に入り込む。なお、壁部上端42bは、ベース部上面23aよりも低い位置にある横フレーム体21の上面と当接してもよいし、非当接でもよい。
なお、壁逃がし部25は、単に、座ベース部2全体の左右幅を左右両側壁42,42の間隔より小さくすることによって得ても良い。この場合、折畳状態の側壁42は、横フレーム体21の横側方に位置することになる。
脚載置部4が左右両側に側壁42を持つことで、折畳状態において、エアセル7がマッサージチェアの側方から見えず、外観上良好となっている。しかも、この側壁42の立設方向先端が、座ベース部上面23aに当接するのではなく、壁逃がし部25に入り込んで、座ベース部上面23aよりも低い位置に来るまで脚載置部4の回動が許容されているため、側壁42を設けても、折畳状態における着座面が高くなりすぎるのが防止されている。
また、折畳状態では、脚載置部4の脚載置面41aと座ベース部上面23aとは、直接当接しておらず、一定の間隔が確保されている。したがって、折畳状態の脚載置部4内部には、エアセル7が位置するための空間Sが確保されている。
折畳状態では、エアセル75,77は収縮しており、外側押圧部71の立ち上がり板74は立ち上がっておらず、外側押圧部71の突出量は小さくなっている。また、エアセル78も収縮しているため、内側押圧部71の突出量も小さい。したがって、折畳状態における脚載置面41aと座ベース部上面23aの間隔は小さくてすみ、折畳状態における着座面が高くなりすぎるのが防止されている。
特に、第2エアセル77のように、脚Lを横から押圧するエアセルを支持する板(支持壁)74が立ち上がった状態で脚載置面41aに固定されていると、空間Sを大きくとらざるを得ないが、本実施形態の立ち上がり板74は倒れることができるため、空間Sを小さくできる。
また、エアセル75,77,78の膨張時には、脚載置面41aに対して突出する脚マッサージ部7が、エアセル75,77,78の収縮時には扁平状態であるため、脚マッサージ部7を座ベース部上面23aに安定的に重ね置くことができる。
折畳状態における脚載置部4は、その回動自由端4bが背クッションとなっているクッション体28の前面(第2面)28bに当接している。脚載置部4の回動自由端4bとクッション体28の前面(第2面)28bとが当接(又は所定間隔をおいて対向)することで、起立状態のクッション体28が前に倒れるのが防止されている。
折畳状態における脚載置部4は、その前部(回動基部4a側)がカバー体44によって覆われており、マッサージチェア1を正面からみたときに側壁42,42間の開口を覆っている。折畳状態において、座ベース部上部23aと脚載置面41aとの間に間隔があると、折畳状態のマッサージチェア1を正面からみたときに脚載置部4の内部空間Sが見えてしまい、外観上好ましくないが、カバー体44を設けることで外観を良好にできる。
また、カバー体44は、さらにエアホース82や支持部材29も正面から見えないようにして、外観を良好にしている。
カバー体44は、その一端が底部41の回動基部4a側に縫着などにより取り付けられ、他端が座ベース部2の前部に縫着などにより取り付けられている。
このカバー体44は、脚載置部4の前方回動の際には弛んで回動を許容し、展開状態のときには脚載置部4の下方に位置する(図6参照)。したがって、カバー体44は、展開状態のときには、側壁42,42間の開口を覆わず、脚載置部4に脚を載せる際に邪魔とならない。
脚載置部4は、前後方向に伸縮して前後方向長さが可変であってもよい。例えば、折畳状態のときには脚載置部4を短くしておき、展開状態のときには脚載置部4を長くすることで、使用者の脚の長さに合わせて脚載置部4の長さを座ベース部上面23の前後方向長さよりも長くできる。
また、脚載置部4は、展開状態において前後方向にスライド自在に構成されていてもよい。この場合、使用者の脚の長さに合わせて脚載置部4の位置を調整できる。
図7の折畳状態から脚載置部4を前方へ回動させて図6に示すように展開状態とすると、脚載置部4の後部(回動基部)4aは座ベース部2の前部と当接して図6の位置で回動規制され、脚載置部4の前部(回動自由端)4bは、床面Fよりも距離Dほど高い位置で保持される。脚載置部4が床面Fに接するまで回動しないように規制することで、使用者は脚を伸ばした状態で脚載置面41aに載せることができる。なお、脚載置部4の回動規制位置は、図6のように脚載置部4がほぼ水平状態であってもよいし、前側が下向き傾斜となっていてもよい。
また、脚載置部4は、図6の略水平展開状態からさらに下方回動可能であり、しかも当該水平展開状態よりも下方の回動範囲では任意の位置又は所定の複数の位置で位置決め可能であるのが好ましい。下方回動範囲での位置決めは、位置決めを行いたい位置で脚載置部4を保持する機構を座ベース部2などに設けることによって実現できる。
上記のように、脚載置部4の回動軸29aが座ベース部上面23aよりも上方にあるため、展開状態の脚載置部4の上部(側壁42の上端)42bは、座ベース部上面23aよりも上方に位置する。したがって、脚載置部4の側壁42は、座ベース部上面23aよりも上方に突出した形態となる。また、回動軸29aを脚載置部4の側壁42に設けることで、展開状態の脚載置面41aは回動軸29aよりも下方に位置し、脚載置面41aが高くなりすぎるのが防止されている。
ここでは、展開状態における脚載置面41aは、座ベース部上面23aと略同じ高さとなっている。このように、回動軸29aを本実施形態のように設定することで、折畳状態で座ベース部上面23aと脚載置面41aとが当接していなくとも、座ベース部上面23a及び脚載置面41aを略同じ高さとすることができる。
回動支点29aの位置は、脚載置部4の厚さ方向(上下方向)において自由に設定でき、回動支点29aを高く設定することで、展開状態の脚載置部4の位置を高くできる。第1状態(折畳状態)において、座ベース部上面23aと脚載置面41aとの間に間隔がある場合に、回動支点29aが座ベース部上面23aにあると、展開状態のときに脚載置面41aは座ベース部上面23aより前記間隔分低くなってしまうが、回動支点を座ベース部上面23aよりも高くすることで、展開状態における脚載置面41aが低くなるのを抑制でき、支点29の位置によっては第2状態における脚載置面41aを座ベース部上面23aよりも高くできる。
図6に示すように脚載置部4が前方回動された状態で、クッション体28を前方に倒して座ベース部上面23aに載置させると図2及び図3に示す第2状態(展開状態)が得られる。座ベース部2上に直接着座する場合に比べて、脚載置部4が除去された座ベース部2上にクッション体28を載せることで、着座面の高さの変化が小さくなって、マッサージチェア1が状態変化しても着座感の変化を小さくすることができる。
なお、クッション体上面(第1面)28aは、脚載置面41aよりも上方にある。
以上のように、マッサージチェア1は図1に示す第1状態(折畳状態;椅子状態)では、脚載置部底部41の裏側面41bが着座面となり、枕体前面32a及びクッション体前面(第2面)28bが背もたれ面であるシンプルな形態の椅子となる。第1状態における着座面及び背もたれ面には、クッション性が確保されているとともに、マッサージ機能がなく、椅子(ソファ)としての使用に適した形態となっている。
また、エアセルはマッサージ機能を持つものの、座り心地を低下させないため、少なくとも、前記裏側面41b、枕体前面32a、又はクッション体前面28bのいずれかにエアセルを配置することで、第1状態において、座り心地を低下させずにマッサージ機能を持たせることができる。枕体前面32a及び/又はクッション体前面28bにエアセルを配置した場合、背もたれ面からのマッサージが施療子61によるハードなマッサージから、エアセルによるソフトなマッサージになるため、背中へのソフトなマッサージを得たい場合に好適である。
なお、背マッサージ部6が作動しない第1状態では、背マッサージ部6は、脚載置部4の後方に位置するように、背もたれ部3内の下部範囲へ移動するように制御される。このため、脚載置部4上に着座した使用者に施療子61が当接するのが防止されており、クッション体28が多少薄くても座り心地が低下しにくくなっている。
一方、マッサージチェア1が第2状態(展開状態;マッサージ機状態)となると、クッション体上面(第1面)28aが着座面であり、背もたれ部3の前面が背もたれ面となる(図2のように背もたれ部3の前に枕体32がある場合には枕体前面32も背もたれ面となる。)。
さらに着座面28aの前方には、脚載置面41aが存在する。第2状態の着座面、背もたれ面、及び脚載置面はそれぞれマッサージ部5,6,7によるマッサージ機能を有しており、使用者の全身にマッサージを施すことができる。
また、マッサージチェア1は、第1状態と第2状態の中間状態(第3状態;脚マッサージ機状態)として、図6に示す状態もとることができる。この第3状態では、座ベース部上面23aが着座面となり、枕体前面32a及びクッション体前面(第2面)28bが背もたれ面となり、着座面と背もたれ面はクッション性があり第1状態と同様に座り心地が良いものとなっている。さらに、第2状態のように着座面23aの前方に脚載置面41aが存在し、脚載置面41aはマッサージ部7を有している。したがって、着座面と背もたれ面に関しては、椅子としての座り心地の良さを得つつ脚に対するマッサージを行うことができる。
しかも、エアセルはマッサージ機能を持つものの、座り心地を低下させないため、前記座ベース部上面23a、枕体前面32a、又はクッション体前面28bにエアセルを配置することで、第3状態において、座り心地を低下させずにマッサージ機能を充実させることができる。
マッサージチェア1には、いずれの状態をとっているかを検出するセンサを設けることができる。当該センサは、クッション体28や脚載置部4のように状態変化にともなって移動する部材の当該移動を検出するように設けておくのが好ましい。例えば、脚載置部4が展開状態か折畳状態であるかを、脚載置部4の回動角度又は位置などから検出するセンサを設けてもよいし、クッション体28が座ベース部2の上にあるか背もたれ部3の前面にあるかを回動角度又は位置などから検出するセンサを設けても良い。
センサとしては、脚載置部4やクッション体28の移動を検出するリミットスイッチ、光センサ、磁気センサなどを採用できる。
センサによってマッサージチェアの状態が、第1状態、第2状態、第3状態のいずれにあるかを検出でき、当該状態に対応したマッサージ制御を行うことができる。例えば、第1状態においては、マッサージ部5,6,7が作動しないように制御することができる。また、第2状態では、すべてのマッサージ部5,6,7を作動させることができる。さらに、第3状態では、脚マッサージ部7を作動させ、座マッサージ部5及び背マッサージ部6は作動しないように制御することができる。
なお、クッション体28の移動は、脚載置部4の展開状態でしか行えないため、クッション体が座ベース部2の上にあることを検出すれば、脚載置部4が展開状態であることを検出しなくとも第1状態にあることがわかる。
図11〜図12は、第2実施形態に係るマッサージチェア1を示している。このマッサージチェア1では、座ベース部2と脚載置部104とは、板状の中間部材(支持部材)9によって連結されている。この中間部材9は、図12に示す脚載置部104の展開状態において、座ベース部2の上面(着座面)23aと、脚載置部104の脚載置面141aとの間で、両面23a,41aを繋ぐ中間面91を形成する。
このマッサージチェア1も、脚載置部104が、図11に示すように座ベース部2に載置された第1状態から、図12に示すように座ベース部2の前方に位置する第2状態に状態変更可能である。
脚載置部104は、一面が脚載置面(第2状態における上面)141aとされた底部141と、脚載置面141aの左右両側から立設された側壁142を備え、脚を収納するための一つの凹部を形成している。この凹部内には脚マッサージ部を設けても良い。
さらに、脚載置部1044は、底部141の他面側が座面(第1状態における上面)141bとされており、この座面141bには、脚載置部104を図11に示す折畳状態としたときに使用者が着座することができる。座面141bの左右両側には、アームレストとなる側壁146,146が立設されている。
図12の状態(第2状態;マッサージ機状態)における中間部材9の後端(座ベース部2側の端部)9aは、左右方向の軸心回りに回動自在に座ベース部2に連結されている。また、中間部材9の前端(脚載置部4側の端部)9bも、左右方向の軸心回りに回動自在に脚載置部4に連結されている。
図11に示すように、脚載置部104を座ベース部2の上に載置させた状態(第1状態;折畳状態;椅子状態)では、中間部材前端9bの連結部に存在する第1の回動支点は、座ベース部上面23aよりも上方に位置している。本実施形態では、さらに、中間部材前端9bの連結部にも第2の回動支点が存在し、2つ(複数)の回動支点が存在するため、脚載置部104を大きく展開できる。また、中間部材9は、板状であり、中間面91に脚を載せることが可能であるため、脚載置部104が座ベース部2から離れていても、中間面91に脚を載せてリラックスすることができる。
脚載置部104と座ベース部2との間に、中間部材9が介在しているため、座ベース部上面23aの高さや脚載置部104の大きさにかかわらず、脚載置部104を床面Fに載置させることができる。
中間部材9は、図11の折畳状態において、脚載置部104の前部を覆っており、記述のカバー体44(図1〜図10参照)と同様に、脚載置部104の側壁142間の開口を覆って折畳状態における外観を良好にする機能をも有している。
座面141b側の側壁146,146は、図13にも示すように脚載置部104が座ベース部2上に折り畳まれているときには、座面141bの左右側に位置してアームレストとして機能する。また、図12のように脚載置部104の展開状態のときには、側壁146,146は、底部141を床面Fより高い位置で支持するための支持脚として機能する。
また、脚載置面側の側壁142,142は、図13にも示すように脚載置部104が座ベース部2上に折り畳まれているときには、底部141を座ベース部上面23aよりも高い位置で支持するための支持脚として機能する。また、図12のように脚載置部104の展開状態のときには、側壁142,142は、脚を収納するための凹部を形成する側壁として機能する。
なお、第2実施形態において説明を省略した点は、図1〜図10に示すマッサージチェアと同様である。
図14は、第3実施形態に係るマッサージチェア1を示している。本実施形態に係る椅子1は、上記第2実施形態と同じくマッサージチェアとして構成されたものであり、座ベース部2と脚載置部104とが、左右一対のフレーム35(支持部材)で連結されている。本実施形態のマッサージチェア1は、図15のように脚載置部104が座ベース部2の上に折り畳まれた第1状態(折畳状態;椅子状態)と、脚載置部104が座ベース部2の前方に展開された図示しない第2状態(展開状態;マッサージ機状態)とに状態変更可能なものである。
マッサージチェア1は、座ベース部2と、座ベース部2の後部にリクライニング可能に設けられた背もたれ部3と、使用者の脚が載置される脚載置面141aを有する脚載置部104と、座ベース2の前部から立設されたフレーム35とを備えている。本実施形態では、上記第2実施形態における板状の中間部材9とは異なり、左右一対のフレーム35を用いて座ベース部2と脚載置部104とを連結しているので、回動支点が脚載置部104の側面となり、フレーム35がマッサージチェア1の前方へ出ていない。
また、左右一対のフレーム35の後端(座ベース部2側の端部)35aは、座ベース部2に固定されており、当該フレーム35は、座ベース部2からやや前向きに上方突設されている。また、フレーム35の各前端(脚載置部4側の端部)35bは、左右方向の軸心回りに回動自在に脚載置部104の各側面に回動可能に連結されている。このように、フレーム35は、脚載置部104との連結側が前方へ向かうように傾いている。そして、図15に示すように、脚載置部104を座ベース部2の上に載置させた状態(第1状態;折畳状態;椅子状態)では、フレーム前端35bの連結部に存在する回動支点は、座ベース部上面23aよりも上方に位置している。
仮にフレーム35を座ベース部2の上面に対して直角方向に立設させた場合(仮想線で示す)、脚載置部104を回動させる際、脚載置部104の後部が座ベース部2の前部に当たり回動させることができないが、フレーム35を上述のように座ベース部2の上面に対して直角方向よりも前傾状態に設けることで、脚載置部104を回動させる際、脚載置部104の後部が座ベース部2の前部に当たらないので、脚載置部104をスムーズに回動させることができる。したがって、脚載置部104の形状の自由度が高まる。なお、第3実施形態において説明を省略した点は、上記第2実施形態の図11〜図13に示すマッサージチェアと同様である。
次に、第4実施形態に係るマッサージチェア1を図15〜図18に基づいて説明する。図15は本発明のマッサージチェアの一実施形態の全体斜視図であり、図15に示されるマッサージチェアCは、座ベース部201と、この座ベース部201に回動自在に連結された脚載置部210と、前記座ベース部201の後部に設けられた背もたれ部220と、前記座ベース201の前部から立設された支持アーム(支持部材;中間部材)240とを備えており、脚載置部210は折り畳まれて座ベース部201上に載置されている。
また、図16に示すように脚載置部210は、脚載置面210bを下向きにして座ベース部201上に載置された状態から、座ベース部201の前方へ回動して脚載置面210bが上向き状態となるように座ベース部201の前方へ回動可能に座ベース部201の前部に支持アーム240を介して連結されている。
図15の状態において脚載置部210の底面210a上に着座することができるが、着座したときの座り心地の良さを確保するために、着座面となる前記底面210aにウレタンフォーム等のクッション材を配設するのが好ましい。また、背もたれ部220内に背マッサージ部221を配設しておけば、この着座した状態で背中にマッサージを行うこともできる。背マッサージ部221としては、本発明において特に限定されるものではないが、例えば使用者の患部に当たってマッサージを施すための施療子(揉み玉)222と、この施療子222にマッサージ動作を行わせる駆動部223とで構成されるものを用いることができる(図16参照)。この背マッサージ部221により、使用者に揉みマッサージ、叩きマッサージ及びこれらを組み合わせた多様なマッサージを施すことができる。なお、背マッサージ部21は、使用者の首から腰の広い範囲をマッサージできるように背もたれ部220内でガイド224に沿って上下方向に移動可能にされている。
座ベース部201は、内部が空洞であり、左右方向に所定間隔を置いて配置された一対の側壁202と、側壁202の前端間に設けられた前壁203とを備えており、さらに座ベース部201の前後方向に沿うフレーム204(図16参照)が設けられている。座ベース部201の空洞内には、前記背もたれ部220を、後方に倒れるように、又は前方に起き上がるように駆動するエアシリンダ205や、後述する脚載置部210におけるマッサージに用いられるエアを供給するエアポンプ及び給排切換弁等からなる空気給排装置(図示せず)等が設けられている。図16は、前記背もたれ部220が最大限後方に倒れ、かつ脚載置部210が座ベース部201の前方位置にあって床面から所定の距離だけ離れて保持されている状態を示している。
240は、金属製の板材で作製された左右一対の支持アームであり、座ベース部201の左右の側壁202の前端付近において、各後端が座ベース部201に対して左右方向の軸心回りに前記フレーム204に回動自在に取り付けられ、その各前端が脚載置部210に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられている。また、この支持アーム240は、その先端が座ベース部201の前方へ向かうような前傾状態となることができるようになっている。
支持アーム240の先端付近には孔が形成されており、図18に示すように、この孔に脚載置部210の側壁に突設された第1軸241が挿通されている。第1軸241の先端には前記孔の径よりも径大のストッパ242が形成されており、これらの孔、第1軸241及びストッパ242によって脚載置部210の第1の回動支点Aが構成されている。したがって、回動支点Aは、座ベース部201の上面より上方とされている。
一方、支持アーム240の長手方向中央部の少し後側において、座ベース部201の前部と回動可能に連結された第2の回動支点Bが構成されている。この第2の回動支点Bでは、第2軸244がフレーム204の前部及び支持アーム240の中途部に挿通されることによって、当該支持アーム240がフレーム204に対して回動可能となっている。さらに、支持アーム240には図17に示すように、制止部250が突設されており、この制止部250の上部に形成された当接面250aが、図16に示すようにフレーム204の下面204aに当接することで、当該支持アーム240の動きが規制されている。したがって、支持アーム240は、その先端が座ベース部201の前方へ向かう前傾状態(図16参照)となる位置でその動きが規制される。これにより、図16に示すように、脚載置部210が床面から浮かせた状態を維持することができる。
このように、支持アーム240が、第1の回動支点Aにおいて座ベース部201に対して前後に回動自在となっており、当該回動支点Aによって脚載置部210を前後に動かすことができる。さらに、支持アーム240が、第2の回動支点Bにおいて脚載置部210に回動自在となっている。これにより、脚載置部210を回動させる際、当該脚載置部210の後部を座ベース部201の前部に接触させずに回動させることができ、さらに、脚載置部210が脚載置面下向き状態(折畳状態)のときに、支持アーム240が座ベース部201よりも前方にでないようにすることができるので、当該脚載置部210の後部が座ベース部201の前部よりも前方へせり出さないようにすることができる。これにより、マッサージチェアCの外観が良好となる。前記支持部材は、前記座ベース部に対して前後に回動自在であることを特徴とする請
脚載置部210の第1の回動支点A側の端部には、当該脚載置部210が座ベース部201の前方位置にあるときに脚載置部210を所定の姿勢に保持すると共に、脚載置部210に所定の荷重より大きな荷重が作用した場合に当該脚載置部210を回動可能にする姿勢制御機構230が設けられている。この姿勢制御機構230は、支持アーム240に対応して、脚載置部210の一端(前記回動支点側の端部)の両側にそれぞれ設けられており、図17,図18に示されるように、支持アーム240に当接し得る移動体243、この移動体243を突出させる方向へ付勢する付勢手段であるコイルばね244、及びこのコイルばね244の一端(前記移動体43とは反対側の端部)に設けられた固定体245とで構成されている。
これらの移動体243、コイルばね244及び固定体245は、前記脚載置部210に固設されたケーシング246内に設けられており、このうち固定体245だけが前記ケーシング246に固定されている。また、移動体243がスムーズに移動できるように、当該移動体243の側面に突設されたガイド軸247がケーシング246に形成されたガイド溝248に挿入されている。なお、移動体243の形状は、本発明において特に限定されるものではないが、本実施の形態では略箱状を呈したものを採用している。
そして、脚載置部210の上に誤って人が座る等して当該脚載置部210に所定荷重を超える荷重が作用すると、前記移動体243は支持アーム240の側面240aに押圧され、コイルばね244は移動体243により圧縮される。これにより、本発明では、脚載置部210に作用した過大な荷重により支持アーム240等が破損しないように脚載置部210を回動自在にしている。そして、前記荷重がなくなると、脚載置部210はコイルばね244の弾性によって自然に初期状態に復帰する。なお、回動を開始する荷重は、コイルばね244の弾性及び長さを適宜選定することにより調整することができ、前記支持アーム240等の破損を確実に防ぐことができる。
また、1つの姿勢制御機構230に対して2つのコイルばねを用いているが、コイルばねの数は1つであってもよいし、又3つ以上であってもよく、脚載置部210が座ベース部201の前方位置において所定の姿勢で保持され、かつ脚載置部210に作用する荷重が取り除かれたときに当該脚載置部210を前記所定の姿勢に復帰させることができる弾性が得られるかぎり、その個数や長さは本発明において特に限定されるものではない。又、付勢手段として、コイルばねに代えて、エアシリンダ等のアクチュエータを用いることもできる。
第4実施形態のマッサージチェアCは、脚載置部210が回動することで、この脚載置部210に作用する過大な荷重が支持アーム等に及ぶのを防いでいるが、安全のために、上記第1〜第4実施形態の脚載置部の回動時にはマッサージ機能を停止させるのが好ましい。この目的のために、脚載置部の回動を検知する、例えばリミットスイッチ、光センサ、磁気センサ等の検知手段を前記脚載置部の回動支点付近に設けることができる。そして、この検知手段からの信号を受けてマッサージチェアCの制御部(図示せず)がマッサージ部の駆動を停止させるよう構成するのが好ましい。
なお、本発明は、上記第1〜第4実施形態に限定されるものではない。例えば、脚載置部に設けられるマッサージ部としては、エアセルに限らず、振動マッサージ装置など他のマッサージ機構を採用してもよい。また、第1、第3、第4実施形態において脚載置部の後部に前後方向に延びる長孔を形成し、当該脚載置部と支持部材(支持アーム)との回動点がこの長孔内で前後方向に動けるようにすることで、脚載置部が、座ベース部上に載置された状態のときに、当該座ベース部に対して前後方向に移動できるようにしてもよい。これにより、折畳状態のときに、脚載置部を後方へずらして当該脚載置部の後部と座ベース部の前部の位置を合わせることで、マッサージチェアの外観が良好となる。
第1状態のマッサージチェアの斜視図である。 第2状態(枕体あり)のマッサージチェアの斜視図である。 第2状態(枕体なし)のマッサージチェアの側面図である。 図3のIV―IV線断面図である。 座ベース部の斜視図である。 第3状態のマッサージチェアの側面図である。 第1状態のマッサージチェアの側面図である。 エアセル収縮状態における脚載置部の正面図である。 エアセル膨張状態における脚載置部の正面図である。 図7のX−X線断面図である。 第2実施形態に係るマッサージチェアの第1状態の側面図である。 第2実施形態に係るマッサージチェアの第2状態の側面図である。 図11のXIII―XIII線断面図である。 第3実施形態に係るマッサージチェアの第1状態の側面図である。 第2の本発明の第1状態のマッサージチェアの斜視図である。 図15に示される椅子の側面説明図であって、脚載置部を座ベース部の前方へ展開すると共に背もたれ部を後方へ倒した状態を示す図である。 図15に示される椅子の座ベース部前端付近の一部破断側面説明図である。 椅子の座ベース部前端付近の底面の説明図である。
符号の説明
1 マッサージチェア
2 座ベース部
4 脚載置部
7 脚マッサージ部
9 中間部材
23a 座ベース部上面
29 支持部材
29a 回動中心位置(回動軸)
41a 脚載置面
42 側部(側壁)
104 脚載置部
201座ベース部
206肘掛け部
210脚載置部
220背もたれ部
221背マッサージ部
225クッション体
230姿勢制御機構
240支持アーム
243移動体
244コイルばね
245固定体
246ケーシング
247ガイド軸
248ガイド溝

Claims (10)

  1. 座ベース部と、
    使用者の脚が載置される脚載置面を有する脚載置部と、を備え、
    前記脚載置部は、前記脚載置面を下向きにして前記座ベース部上に載置された状態から、前記座ベース部の前方へ回動して前記脚載置面が上向き状態となるように前記座ベース部の前方へ回動可能に前記座ベース部の前部に連結され、
    前記脚載置部の前記座ベース部に対する回動中心位置は、座ベース部の上面より上方であることを特徴とする椅子。
  2. 前記脚載置部は、脚載置面から立設された壁部を備え、
    前記壁部は、前記脚載置部を前記脚載置面が上向き状態となるように回動させたときに、壁部立設方向先端部が座部ベースの上面より上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記座ベースの前部から立設された支持部材を備え、
    前記脚載置部は、前記支持部材を介して前記座ベース部に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子。
  4. 前記支持部材は、前記座ベース部に対して前後に回動自在であることを特徴とする請求項3に記載の椅子。
  5. 前記支持部材は、その先端が前記座ベース部の前方へ向かうように傾いていることを特徴とする請求項3又は4に記載の椅子。
  6. 前記脚載置部は、前記脚載置面の左右両側から立設された側壁を備え、
    前記側壁と前記支持部材とが回動可能に連結されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の椅子。
  7. 座ベース部と、
    座ベース部に対して回動可能な脚載置部と、
    前記座ベース部と前記脚載置部とを連結する中間部材と、を備え、
    前記中間部材は、その後端が前記座ベース部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられ、その前端が前記脚載置部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられていることを特徴とする椅子。
  8. 前記中間部材は、左右一対で構成されるとともに、その各後端が前記座ベース部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられ、その各前端が前記脚載置部に対して左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の椅子。
  9. 座ベース部と、
    使用者の脚が載置される脚載置面を有する脚載置部と、
    前記座ベースの前部から立設された支持部材と、を備え、
    前記脚載置部は、前記脚載置面を下向きにして前記座ベース部上に載置された状態から、前記座ベース部の前方へ回動して前記脚載置面が上向き状態となるように前記座ベース部の前方へ回動可能に前記座ベース部の前部に前記支持部材を介して連結されているとともに、前記座ベース部上に載置された状態のときに、当該座ベース部に対して前後方向に移動可能であることを特徴とする椅子。
  10. 前記脚載置部には、当該脚載置部に載せられた脚をマッサージするマッサージ部が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の椅子。
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