JP6908254B2 - ゴキブリ駆除用エアゾール製品及びゴキブリ駆除方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばゴキブリ等の匍匐害虫を駆除するためのゴキブリ駆除用エアゾール製品及びゴキブリ駆除方法に関し、特に、室内の隙間の奥に潜むゴキブリに対して効力を発揮するエアゾールに関連する技術分野に属する。
例えばゴキブリは室内の狭い隙間に潜み、家具や電化製品等の背面や下面で営巣や繁殖を行うことがある。このような狭い所に潜むゴキブリを駆除するための装置として、例えば特許文献1に開示されている衛生害虫忌避装置が知られている。特許文献1では、家具や電化製品等の下部に薬剤拡散台輪部を設け、薬剤拡散台輪部の内側に忌避薬剤を拡散させる空間を区画形成し、薬剤拡散台輪部内の空間に噴射ノズルによって忌避薬剤を噴射するようにしている。噴射ノズルには、忌避薬剤が収容されたエアゾール容器が連結チューブによって接続されており、エアゾール容器内の忌避薬剤が連結チューブを介して噴射ノズルから薬剤拡散台輪部内の空間に噴射されるようになっている。
特開2003−164248号公報
ところが、特許文献1の装置の薬剤拡散台輪部は家具や電化製品等の下部に設けられるものであることから、例えば家具の背面には忌避薬剤が届かない。したがって、特許文献1の装置の場合、家具の背面に潜んでいるゴキブリには殆ど効力が及ばないと考えられる。
また、薬剤拡散台輪部を設けることができるのは、実際には家具等を設置する時に限られるので、家具等の設置後に特許文献1の装置を設けることは困難である。また、家具の形状や大きさに合わせて薬剤拡散台輪部を作製しなければならず、汎用性が低いという問題もある。
さらに、特許文献1の装置は、薬剤拡散台輪部以外にも、薬剤拡散台輪部の大きさに対応した噴射ノズルや、エアゾール容器と噴射ノズルを接続するための連結チューブ等が必要であることから大がかりな装置になってしまう。
また、室内のような閉ざされた空間に忌避薬剤を噴射する場合には、1回に噴射する忌避薬剤の量を規定量以下にするのが安全性の観点から好ましい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、室内のどこに対しても安全に使用することができて汎用性が高く、しかも、大がかりな装置を不要にして駆除処理を容易にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、エアゾール容器に収容される噴射剤の比率を高めるとともに、殺虫有効成分を溶解する溶剤の蒸気圧を低めにし、エアゾール容器から噴射された粒子を形成している溶剤の蒸発速度を遅くすることで、当該粒子が広範囲に飛ぶようにした。
第1の発明は、
ゴキブリを駆除する殺虫有効成分と、
上記殺虫有効成分が溶解する溶剤と、
上記殺虫有効成分及び上記溶剤を噴射するための噴射剤と、
上記殺虫有効成分、上記溶剤及び上記噴射剤を収容するエアゾール容器とを備えたゴキブリ駆除用エアゾール製品において、
上記溶剤の25℃における蒸気圧は、7.0kPa以下とされ、
上記エアゾール容器に収容されている上記噴射剤と、該噴射剤以外の液体との重量比率が、上記液体:噴射剤としたとき、8:92〜30:70の範囲内となるように設定され、
上記エアゾール容器は、ノズル部を有し、噴射ボタンの1回の操作により上記殺虫有効成分及び上記溶剤を上記ノズル部から室内の壁と家具との隙間または室内の壁と電化製品との隙間に所定量だけ噴射する定量噴射型であることを特徴とする。
この構成によれば、液体と噴射剤の重量比率が8:92〜30:70の範囲内であることから噴射剤がリッチな処方となる。これにより、殺虫有効成分及び溶剤を含む液体がエアゾール容器から噴射されるときに、小さな粒子になりやすいとともに、粒子の勢いが強くなり、しかも、噴射された粒子が広範囲に飛んでいき、空気中に漂いやすくなる。さらに、溶剤の25℃における蒸気圧が7.0kPa以下であり、十分に低いので、噴射された粒子を形成している溶剤の蒸発速度が遅くなり、このことで当該粒子が遠くまで飛んでいくとともに、空気中に漂っている時間が長くなる。従って、例えば壁と家具との間に噴射した場合を想定すると、殺虫有効成分を含んだ粒子が家具の側面に沿って奥の方まで飛んだ後、家具の背面側へ周り込んで背面に沿って飛んで空気中に漂い、その後、自重によって家具の下部付近まで落ちていく。このように、狭い隙間であっても粒子が広範囲に飛んでいくので、大がかりな装置を設けることなく殺虫有効成分による効力が広範囲で発揮される。
また、エアゾール容器が定量噴射型であるため、上述のように広範囲に粒子が飛んだとしても、殺虫有効成分の量は規定量以上噴射されることはなく、安全性が高くなるとともに、取り扱いが容易になる。さらに、従来のように使用箇所が家具等の下に限定されないので、汎用性が高まる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記殺虫有効成分は、シフェノトリンとシフルトリンとトラロメトリンの少なくとも1つであることを特徴とする。
この構成によれば、殺虫有効成分の量が少なくても匍匐害虫に対する高い効力が得られる。
第3の発明は、第1または2の発明において、
上記噴射ボタンの1回の操作による上記殺虫有効成分の噴射量は3mg以上20mg以下に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、1回の噴射操作によって殺虫有効成分が3mg以上噴射されるので、粒子が広範囲に飛んだ場合であっても、粒子1つ当たり含まれる殺虫有効成分が十分に確保されて高い効力が得られる。一方、1回の噴射操作によって噴射される殺虫有効成分が20mg以下であるので、例えば閉ざされた室内で使用した場合に高い安全性が確保される。
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、
上記溶剤は、ミリスチン酸イソプロピルと飽和炭化水素系溶剤の少なくとも一方であることを特徴とする。
すなわち、一般によく使用されている溶剤としてエタノール(25℃における蒸気圧7.91kPa)が挙げられるが、ミリスチン酸イソプロピルと飽和炭化水素系溶剤を使用することで、溶剤の蒸気圧がエタノールよりも低くなる。これにより、噴射された粒子を形成している溶剤の蒸発速度がより一層遅くなり、粒子が空気中に漂っている時間がさらに長くなる。
第5の発明は、第1から4のいずれか1つの発明において、
上記噴射ボタンの1回の操作による上記噴射剤以外の液体の噴射量は、0.1ml以上0.4ml以下に設定されていることを特徴とする。
第6の発明は、ゴキブリを駆除する殺虫有効成分と、
上記殺虫有効成分が溶解するとともに、25℃における蒸気圧が7.0kPa以下でエタノールよりも低い溶剤と、
上記殺虫有効成分及び上記溶剤を噴射するための噴射剤とを、噴射ボタンの1回の操作により上記殺虫有効成分及び上記溶剤を所定量だけ噴射する定量噴射型のエアゾール容器に収容し、上記噴射剤と、該噴射剤以外の液体との重量比率が、上記液体:噴射剤としたとき、8:92〜30:70の範囲内となるように設定し、
上記エアゾール容器のノズル部から上記殺虫有効成分及び上記溶剤を室内の壁と家具との隙間または室内の壁と電化製品との隙間に上方へ向けて所定量だけ噴射する匍匐害虫駆除方法である。
第1、6の発明によれば、エアゾールの噴射剤の比率を高めるとともに、殺虫有効成分を溶解する溶剤の蒸気圧を低めにして噴射された粒子を形成している溶剤の蒸発速度を遅くしたので、粒子を広範囲に飛ばすことができ、大がかりな装置を設けなくても殺虫有効成分による効力を広範囲で発揮できる。また、エアゾール容器を定量噴射型としたことで、殺虫有効成分の量は規定量以上噴射されることはない。従って、室内のどこに対しても安全に使用することができて汎用性が高く、しかも、大がかりな装置を不要にして駆除処理を容易にすることができる。
第2の発明によれば、殺虫有効成分をシフェノトリンとシフルトリンとトラロメトリンの少なくとも1つとしたので、殺虫有効成分の量が少なくても匍匐害虫に対する高い効力を得ることができ、噴射ボタンの1回の操作による噴射量を少なくすることができる。
第3の発明によれば、噴射ボタンの1回の操作による殺虫有効成分の噴射量が3mg以上20mg以下であるため、殺虫有効成分による高い効力を得ながら、高い安全性を確保できる。
第4の発明によれば、溶剤をミリスチン酸イソプロピルと飽和炭化水素系溶剤の少なくとも一方としたので、エアゾール容器から噴射された粒子が空気中に漂っている時間をさらに長くすることができ、殺虫有効成分による効力がより一層高まる。
第5の発明によれば、室内のどこに対しても安全に使用することができて汎用性が高く、しかも、大がかりな装置を不要にして駆除処理を容易にすることができる。
匍匐害虫駆除用エアゾール製品の斜視図である。 試験室における試験環境を説明する概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る匍匐害虫駆除用エアゾール製品1の斜視図である。匍匐害虫駆除用エアゾール製品1は、エアゾール容器10と、押し下げ式の操作ボタン(噴射ボタン)20と、エアゾール容器10に取り付けられる筒状ベース30と、筒状ベース30に取り付けられる筒状カバー40とを備えている。そして、操作ボタン20及び筒状カバー40を回動操作することによって、操作ボタン20を押し下げ可能な押下可能状態と、該操作ボタン20の押し下げが不可能な非押下可能状態とに切り替えられるように構成されている。
尚、この実施形態の説明では、使用者が手で持って使用するときに使用者から見て左側及び右側をそれぞれ単に「左」及び「右」といい、使用者から見て手前側となる側を単に「後」といい、使用者から見て奥側となる側を単に「前」というものとする。
エアゾール容器10の周壁部は透光性を有しており、外部から内容物の残量を把握できるようになっている。エアゾール容器10の上部には、定量噴射バルブ機構(図示せず)が設けられている。このバルブ機構は、上下方向に移動するとともにエアゾール容器10に収容されている内容物を吐出するための吐出管(図示せず)と、吐出管を上方に付勢するバネ等からなる付勢部材(図示せず)と、弁体(図示せず)とを有している。吐出管は上下方向に延びる姿勢とされており、上昇端位置にあるときには弁体によって吐出管の下端部(上流端部)が閉じられてエアゾール容器10の内部と吐出管とが連通しないようになる一方、吐出管が上昇端位置から下方へ押動操作されると吐出管の下端部が開かれてエアゾール容器10の内部と吐出管とが連通して内容物が吐出管の上端部から吐出されるように、上記バルブ機構が構成されている。また、吐出管を1回押動操作すると、吐出管の下端部が瞬間的に開かれた後、閉状態になり、内容物が少量(所定量)だけ噴射される。つまり、このエアゾール容器10は定量噴射型である。尚、定量噴射型のエアゾール容器10としては、例えば特開2014−28631号公報に記載されている容器を使用することができる。
操作ボタン20は、例えば樹脂材を射出成型して得ることができ、全体が一体成形されている。操作ボタン20は、エアゾール容器10の吐出管の上側に嵌合し、該吐出管を押動操作するためのものであり、ボタン本体21と、ノズル部23とを有している。ノズル部23は、ボタン本体21の前部から突出している。
ノズル部23は、吐出管の中心線と交差する方向である前側へ突出しており、前側へ行くほど上に位置するように傾斜している。ノズル部23の基端側がエアゾール容器10の吐出管13と連通している。ノズル部23の傾斜角度は、例えば吐出管の中心線と直交する平面とのなす角度が5度以上45度以下の範囲で設定することができる。ノズル部23を傾斜させることで、内容物を斜め上方へ向けて効果的に吐出することが可能になる。
筒状ベース30は、上下方向に延び、エアゾール容器10の上下方向中間部の外径と略同じ外径を有する円筒状に形成されている。筒状ベース30の下端部は全体が開放され、エアゾール容器10の上部が該筒状ベース30の下端部から挿入されて固定される。
筒状カバー40は、操作ボタン20の周囲を囲むように形成され、筒状ベース30に取り付けられる。すなわち、筒状カバー40の下側が筒状ベース30の上側に嵌合する。この状態で、操作ボタン20のボタン本体21の外周面が筒状カバー40によって覆われる。また、操作ボタン20のノズル部23は、筒状カバー40の前部に設けられた切り欠き部41から前方へ突出している。
エアゾール容器10に収容される内容物は、匍匐害虫を駆除する殺虫有効成分と、殺虫有効成分が溶解する溶剤と、殺虫有効成分及び溶剤を噴射するための噴射剤である。内容物は、殺虫有効成分、溶剤及び噴射剤以外の薬剤等を含んでいてもよい。例えば、匍匐害虫の忌避剤、香料、殺菌剤、除菌剤等を内容物に混合することができる。匍匐害虫の忌避剤の種類は特に限定されないが、匍匐害虫を忌避する効果を有するものであればよい。
殺虫有効成分は、匍匐害虫に対して殺虫効果を発揮する成分であり、殺虫剤として使用されている各種薬剤を使用することができる。この実施形態では、合成ピレスロイドを用いることができ、具体的には、シフェノトリンとシフルトリンとトラロメトリンの少なくとも1つを用いることができ、これらを混合して用いてもよい。シフェノトリンとシフルトリンとトラロメトリンの少なくとも1つを用いることにより、例えばイミプロトリン、フタルスリン、レスメトリンを用いる場合に比べて殺虫有効成分の噴射量が少なくても十分な効力が得られる。
溶剤は、上記殺虫有効成分が溶解するものであり、かつ、蒸気圧がエタノールよりも低いものが好ましい。溶剤の蒸気圧は、25℃において7.0kPa以下が好ましく、より好ましいのは25℃における蒸気圧が4.5kPa以下、更に好ましいのは1.9kPa以下である。また、25℃における蒸気圧が0.7kPa以下の溶剤が最も好ましい。このような溶剤としては、例えばミリスチン酸イソプロピルと飽和炭化水素系溶剤の少なくとも一方を用いることができ、これらを混合して用いてもよい。
上記溶剤としては、例えば、プロパノール(25℃における蒸気圧4.41kPa)、水(同3.2630kPa)、オクタン(同1.8874kPa)、ノナン(同6.177×102Pa)、ドデカン(同1.80×10Pa)、トリデカン(同7.5Pa)、ミリスチン酸イソプロピル(1.247×10-2Pa)等を挙げることができるが、これらに限られるものではなく、上記蒸気圧範囲に含まれる各種溶剤を用いることができる。溶剤は1種を単独で用いてもよいし、複数種を混合して用いてもよい。
溶剤の25℃における蒸気圧が7.0kPaを超えた場合には、噴射された粒子を形成している溶剤の蒸発速度が速くなって各粒子の質量が早期に減少してしまい、粒子の飛距離が短くなるとともに、空気中に漂っている時間が短くなってしまう。このことは効力の低下を意味する。一方、溶剤の25℃における蒸気圧が7.0kPa以下の場合には、蒸気圧が十分に低いので、噴射された粒子を形成している溶剤の蒸発速度が遅くなり、このことで当該粒子が遠くまで飛んでいくとともに、空気中に漂っている時間が長くなる。特に、25℃における蒸気圧が1.9kPa以下になると、粒子の飛距離が顕著に長くなるとともに、空気中に漂っている時間も顕著に長くなるので好ましい。
噴射剤は、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)等を用いることができ、これらを混合して用いてもよい。
上述のように、エアゾール容器10には、噴射剤と、該噴射剤以外の液体とが収容される。噴射剤と、該噴射剤以外の液体との重量比率は、上記液体:噴射剤としたとき、8:92〜30:70の範囲内となるように設定されており、この匍匐害虫駆除用エアゾール製品1は、噴射剤がリッチな処方となっている。これにより、殺虫有効成分及び溶剤を含む上記液体がエアゾール容器10から噴射されるときに、小さな粒子になりやすいとともに、粒子の勢いが強くなり、しかも、噴射された粒子が広範囲に飛んでいき、空気中に漂いやすくなる。
すなわち、上記液体:噴射剤の重量比率が30:70となる比率よりも噴射剤が少なくなると、殺虫有効成分及び溶剤を含む上記液体がエアゾール容器10から噴射されるときに、粒子が大きくなってしまい、その結果、粒子1つ当たりの重量が重くなり、空気中に漂い難くなって広範囲に飛んでいく前に落下してしまう。また、上記液体:噴射剤の重量比率が30:70となる比率よりも噴射剤が少なくなるということは、言い換えると上記液体の量が多くなるということであるが、上記液体の量が上記重量比率よりも多くなると、1回で噴射される上記液体の量が多すぎることになり、このことによっても粒子1つ当たりの重量が重くなり、空気中に漂い難くなる。一方、上記液体:噴射剤の重量比率が8:92となる比率よりも噴射剤が多くなると、1回で噴射される上記液体の量が少なすぎて粒子が広範囲に密に飛ばなくなり、殺虫有効成分による効果は低減してしまう。よって、噴射剤がリッチな処方を前提として、上記液体:噴射剤の重量比率が8:92〜30:70の範囲内となるように設定するのが好ましい。より好ましいのは上記液体:噴射剤の重量比率が10:90〜20:80の範囲であり、さらに好ましいのは15:85〜17:83の範囲である。
操作ボタン20の1回の操作による殺虫有効成分の噴射量(以下、Ai量ともいう。)は3mg以上20mg以下に設定されている。Ai量は、殺虫有効成分の含有量及び操作ボタン20の1回の操作による上記液体の噴射量を変更することによって上記範囲にすることができる。Ai量が3mgよりも少ないと、空間に噴射される殺虫有効成分が少なすぎて殺虫有効成分による効果が低減してしまう。一方、Ai量が20mgよりも多いと、空間に噴射される殺虫有効成分が多くなり、特に狭い空間の場合に安全性の面で好ましくない場合が想定される。
また、操作ボタン20の1回の操作による上記液体(殺虫有効成分及び溶剤)の噴射量は、0.1ml以上0.4ml以下に設定されている。操作ボタン20の1回の操作による上記液体の噴射量は、上記バルブ機構の構造変更等によって上記範囲にすることができる。操作ボタン20の1回の操作による上記液体の噴射量が0.1mlよりも少ないと、空間に噴射される殺虫有効成分が少なすぎて殺虫有効成分による効果が低減してしまう。一方、操作ボタン20の1回の操作による上記液体の噴射量が0.4mlよりも多いと、空間に噴射される殺虫有効成分が多くなり、特に狭い空間の場合に安全性の面で好ましくない場合が想定される。
次に、上記のように構成された匍匐害虫駆除用エアゾール製品1を使用する場合について説明する。匍匐害虫駆除用エアゾール製品1は、室内に全体的に噴射するようにしてもよいが、匍匐害虫が潜んでいそうな室内の隙間に対して噴射するのが好ましい。すなわち、例えば室内の壁と家具との間の狭い隙間や、壁と電化製品との間の狭い隙間に、匍匐害虫駆除用エアゾール製品1のノズル部23を向けてから、操作ボタン20を操作する。操作ボタン20の操作は1回だけにするのが好ましいが、室内が広い場合には複数回操作してもよい。
これにより、エアゾール容器10に収容されている噴射剤の圧力によってノズル部23から殺虫有効成分及び溶剤が噴射剤と共に噴射される。このとき、上述のように重量比率が設定されていて、噴射剤がリッチな処方となっているので、殺虫有効成分及び溶剤を含む上記液体がエアゾール容器10から噴射されるときに、小さな粒子になりやすいとともに、粒子の勢いが強くなり、しかも、噴射された粒子が広範囲に飛んでいき、空気中に漂いやすくなる。さらに、溶剤の蒸気圧が低いので、噴射された粒子を形成している溶剤の蒸発速度が遅くなり、このことで当該粒子が遠くまで飛んでいくとともに、空気中に漂っている時間が長くなる。従って、殺虫有効成分を含んだ粒子が家具や電化製品の側面に沿って奥の方まで飛んだ後、それらの背面側へ周り込んで背面に沿って飛んで空気中に漂い、その後、自重によって下部付近まで落ちていく。このように、狭い隙間であっても粒子が広範囲に飛んでいくので、大がかりな装置を設けることなく殺虫有効成分による効力が広範囲で発揮される。
噴射時のノズル部23の高さは、床面から100cm程度にするのが好ましい。ノズル部23が低すぎると上方へ向けての粒子の拡散量が低下してしまい、粒子が背面側へ周り込みにくくなるからである。
また、エアゾール容器10が定量噴射型であるため、上述のように広範囲に粒子が飛んだとしても、殺虫有効成分の量は規定量以上噴射されることはなく、安全性が高くなるとともに、取り扱いが容易になる。さらに、従来のように使用箇所が家具等の下に限定されないので、汎用性が高まる。
次に、匍匐害虫駆除用エアゾール製品1の効力試験結果について説明する。効力試験は、図2に示すようなピートチャンバー100内で行った。ピートチャンバー100は一辺が180cmの立方体形状であり、容積は5.82mである。ピートチャンバー100内には、複数のダンボール箱101によって3つの家具102、102、102を再現している。各家具102の寸法は、奥行き52cm、高さ160cm、幅52cmである。また、隣合う家具102、102の隙間は5cmに設定している。図2の左に配置されている家具102の側面とピートチャンバー100の壁との隙間は5cmに設定し、家具102の背面とピートチャンバー100の壁との隙間も5cmに設定している。尚、図2では家具を想定しているが、これに限らず、電化製品(例えば冷蔵庫や洗濯機等)であってもよい。
匍匐害虫駆除用エアゾール製品1のノズル部23は、図2の左に配置されている家具102の側面とピートチャンバー100の壁との隙間に向ける。ノズル部23の床面からの高さは100cmに設定している。
ノズル部23先端から隙間の奥へ向かって50cm離れたところに第1メッシュ袋104を配置し、この第1メッシュ袋104はピートチャンバー100の壁に貼り付ける。同様に、ノズル部23先端から隙間の奥へ向かって100cm離れたところ(家具102の背面側となる)に第2メッシュ袋105を配置し、ノズル部23先端から隙間の奥へ向かって150cm離れたところに第3メッシュ袋106を配置し、ノズル部23先端から隙間の奥へ向かって200cm離れたところに第4メッシュ袋107を配置し、ノズル部23先端から隙間の奥へ向かって250cm離れたところに第5メッシュ袋108を配置する。第1〜第5メッシュ袋104〜108の高さはノズル部23先端から離れるに従って低くし、第5メッシュ袋108はピートチャンバー100の床面近傍に配置される。
第1〜第5メッシュ袋104〜108には、それぞれ、供試虫としてクロゴキブリの雌成虫を10匹入れておく。第1〜第5メッシュ袋104〜108は、空気が容易に流通できるようになっている。
その後、操作ボタン23を操作する。操作ボタン20の1回の操作による噴射剤以外の上記液体の噴射量は、0.2mlに設定されている。
噴射後、5分間放置し、5分経過したら第1〜第5メッシュ袋104〜108を回収して供試虫を取り出す。取り出した供試虫は清潔な容器に移して砂糖水を与えた。容器に移してから48時間経過後の致死率を算出した。
Figure 0006908254
本発明の実施例1〜10と比較例1〜10は、それぞれ表1に示すように、Ai量、溶剤の種類、噴射剤の種類、液ガス比を設定している。溶剤の「IPM」はミリスチン酸イソプロピルであり、「ネオチオ」は飽和炭化水素系溶剤としてのネオチオゾール(中央化成株式会社製)である。「液ガス比」とは、上記液体:噴射剤の重量比率である。48時間後致死率(%)は、(死に至った供試虫/全供試虫)×100で求めた。「50cm」、「100cm」、「150cm」、「200cm」、「250cm」は、ノズル部23先端からの距離であり、第1〜第5メッシュ袋104〜108が配置されている場所を示している。つまり、「50cm」における致死率とは第1メッシュ袋104に入っていた供試虫の致死率であり、「100cm」における致死率とは第2メッシュ袋105に入っていた供試虫の致死率であり、「150cm」における致死率とは第3メッシュ袋106に入っていた供試虫の致死率であり、「200cm」における致死率とは第4メッシュ袋107に入っていた供試虫の致死率であり、「250cm」における致死率とは第5メッシュ袋108に入っていた供試虫の致死率である。尚、「−」は致死率を得てないところである。
実施例1〜10では、上記液体:噴射剤の重量比率が8:92〜30:70の範囲内にあり、溶剤の25℃における蒸気圧がエタノールよりも低い7.0kPa以下であるため、ノズル部23先端から250cmも離れたところであっても致死率が80%以上得られている。
一方、比較例1は、実施例1と異なる点が上記液体:噴射剤の重量比率だけであり、比較例1の上記液体:噴射剤の重量比率は6:94に設定している。この比較例1では、ノズル部23先端から250cm離れたところの致死率が30%しかない。これは、噴射剤が多すぎることにより、1回で噴射される上記液体の量が少なすぎて粒子が広範囲に密に飛ばなくなり、殺虫有効成分による効果が著しく低減してしまったためである。
比較例2、3は溶剤がエタノールであるが、比較例2では、ノズル部23先端から250cm離れたところの致死率が60%しかなく、また、比較例3では、ノズル部23先端から250cm離れたところの致死率が50%しかない。これは、エタノールの蒸気圧が高いことから、噴射された粒子が遠くに飛んでいく前に蒸発してしまって粒子の飛距離が短くなってしまったからである。
比較例4では、溶剤がエタノールで、上記液体:噴射剤の重量比率は50:50に設定している。比較例4では、ノズル部23先端から250cm離れたところの致死率が20%しかない。これは、上述したエタノールの蒸気圧の関係と、噴射剤がリッチでないので、エアゾール容器10から上記液体が噴射されるときに小さな粒子になり難く、噴射された粒子が広範囲に飛び難くなったからである。
比較例5では、上記液体:噴射剤の重量比率は50:50に設定している。比較例5では、ノズル部23先端から250cm離れたところの致死率が20%しかない。これは、噴射剤がリッチでないので、エアゾール容器10から上記液体が噴射されるときに小さな粒子になり難く、噴射された粒子が広範囲に飛び難くなったからである。同様に、比較例6でも致死率は悪くなる。
比較例7〜9では、溶剤がエタノールであることから、上記液体:噴射剤の重量比率を変更しても致死率は悪くなる。
比較例10は、上記液体:噴射剤の重量比率を40:60に設定しているが、噴射剤の量が少ないことから粒子が飛びにくくなり、致死率は悪くなる。
以上のように、溶剤の蒸気を低くし、液体:噴射剤の重量比率を8:92〜30:70の範囲内となるように設定したので、隙間の奥に潜む匍匐害虫に対して十分な駆除効果を得ることができる。上記効力試験はクロゴキブリのみで行っているが、実施例1〜10から明らかなように、隙間の手前だけでなく奥にいるクロゴキブリにも殺虫有効成分が付着しているので、クロゴキブリ以外の匍匐害虫、例えばワモンゴキブリ、チャバネゴキブリ、ムカデ等に対しても十分な駆除効果を得ることができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る匍匐害虫駆除用エアゾール製品及び匍匐害虫駆除方法によれば、例えば室内のゴキブリ等の匍匐害虫を駆除する場合に使用することができる。
1 匍匐害虫駆除用エアゾール製品
10 エアゾール容器
20 操作ボタン(噴射ボタン)

Claims (1)

  1. ゴキブリを駆除する殺虫有効成分と、
    上記殺虫有効成分が溶解するとともに、25℃における蒸気圧が7.0kPa以下でエタノールよりも低い溶剤と、
    上記殺虫有効成分及び上記溶剤を噴射するための噴射剤とを、噴射ボタンの1回の操作により上記殺虫有効成分及び上記溶剤を所定量だけ噴射する定量噴射型のエアゾール容器に収容し、上記噴射剤と、該噴射剤以外の液体との重量比率が、上記液体:噴射剤としたとき、8:92〜30:70の範囲内となるように設定し、
    上記エアゾール容器のノズル部から上記殺虫有効成分及び上記溶剤を室内の壁と家具との隙間または室内の壁と電化製品との隙間に上方へ向けて所定量だけ噴射するゴキブリ駆除方法。
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