JP6907153B2 - エアシャワー装置 - Google Patents
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Description
送風機からのエアをフィルタを介して人体および衣服あるいは物品に吹き付け、塵埃を吹き飛ばすエアシャワー装置において、吹出装置をエアシャワー室内に複数個設置し、前記吹出装置は、流入ノズルと、中空ダクトと、吹出ノズルとから構成され、エア流入側から順に前記流入ノズルと、前記中空ダクトと、前記吹出ノズルが設けられ、前記流入ノズルより前記吹出ノズルの入口側の開口部を大きくし、前記流入ノズルと前記吹出ノズルの入口側に段差を設け、前記中空ダクトは、中央部に穴を設けた中空形状としてエア吹き出し方向に対し垂直方向に配置したものであり、前記吹出装置の吹出ノズルは、入口側の開口部が略方形状であり、吹出口に向けてテーパ形状を有し、エア吹き出し方向に拡大した構造とし、かつ、吹出口の形状が、吹出口の端部から中央部に向けて次第に拡大する形状であることを特徴とするものである。
送風機からのエアをフィルタを介して人体および衣服あるいは物品に吹き付け、塵埃を吹き飛ばすエアシャワー装置において、吹出装置をエアシャワー室内に複数個設置し、前記吹出装置は、流入ノズルと、中空ダクトと、吹出ノズルとから構成され、エア流入側から順に前記流入ノズルと、前記中空ダクトと、前記吹出ノズルが設けられ、前記流入ノズルより前記吹出ノズルの入口側の開口部を大きくし、前記流入ノズルと前記吹出ノズルの入口側に段差を設け、前記中空ダクトは、中央部に穴を設けた中空形状としてエア吹き出し方向に対し垂直方向に配置したものであり、前記吹出装置の吹出ノズルの形状が、吸込側の開口が略方形状であり、吸込側から吹出側へ向かう上下の壁面は、吸込側の開口から吹出側の開口へ向けて次第に拡大し、かつ、吹出側の開口が開口の端部から中央部に向けて次第に拡大する曲面で構成されていることを特徴とするものである。
気流振動型ノズル(フラッターノズル)は、エア流入側の流入ノズルから出た流れに対し、流入ノズルとエア吹出側の吹出ノズルとの間にある中空ダクトで形成される流れが、垂直に作用することにより、流入側から吹出側に流れる流れを、上下に振動させている。
その後の流れの特徴として、コアンダ効果により、吹出ノズルの壁面に流れが吸い寄せられる。なお、吹出ノズルの両壁面のどちらに吸い寄せられるかは、状態により一意にならないが、効果への影響は無い。
この時、中空ダクトの流れにより流入ノズルと吹出ノズルの間に作用する流れにおいては、流入ノズルからの流れの中央部に作用する力が一番大きくなる。
これにより、吸込側と吹出側の間の中空部において、両端よりも中央部の垂直の流速が早くなり、中央部が先に壁面に吸い寄せられる。これは、中空部分の中央部に流れが集中している、および、中空部分の両端が壁面となっているために速度境界が形成され、両端部分の流速が遅くなっていることが影響していると考えられる。
この時、先行技術の気流振動型ノズルでは、吹出側ノズルが平らである為、中央部が先に壁面に吸い寄せられ、両端が先端に近い部分で吸い寄せられる。この場合、中央部が先に壁面に接触しているので、上下に触れる角度を制限されている。
これに対して、本実施例の吹出ノズルでは、端部に比べて中央部を上下に広げることにより、中央部が先に壁面に吸い寄せられづらくしている。これにより、中央部のノズル角度を広くすることができ、気流振動型ノズルからの流れが外向きになり、結果として、気流振動型ノズルから出る気流の流れを、従来よりも振れ幅を大きくすることが可能となる。
先行技術の吹出ノズルは、吹出口から吹出される気流が振動しながら吹き出され、時間によって当たる場所および当たる角度が異なることから、図7(b)に示すように、衣服に当たる範囲は、縦長となる。
一方で、本実施例の吹出ノズルは、ノズル開口部を端部に比べて中央部をより大きく拡大させることにより、吹き出し角度が大きくなり、図7(a)に示すように先行技術の吹出ノズルよりも広範囲に気流を吹き付けることが可能となる。
2 送風機
3 フィルタ
4 吹出ノズル
5 吹出気流
6 吹出口
7 渦
8 ダクト内気流
9 ノズル流入口
10 段差部
11 ダクト
12,13 壁面
24 穴
61 吸込側の開口部
62 吹出側の開口部
100 吹出装置
Claims (13)
- 送風機からのエアをフィルタを介して人体および衣服あるいは物品に吹き付け、塵埃を吹き飛ばすエアシャワー装置において、
吹出装置をエアシャワー室内に複数個設置し、
前記吹出装置は、流入ノズルと、中空ダクトと、吹出ノズルとから構成され、
エア流入側から順に前記流入ノズルと、前記中空ダクトと、前記吹出ノズルが設けられ、前記流入ノズルより前記吹出ノズルの入口側の開口部を大きくし、前記流入ノズルと前記吹出ノズルの入口側に段差を設け、
前記中空ダクトは、中央部に穴を設けた中空形状としてエア吹き出し方向に対し垂直方向に配置したものであり、
前記吹出装置の吹出ノズルは、入口側の開口部が略方形状であり、吹出口に向けてテーパ形状を有し、エア吹き出し方向に拡大した構造とし、かつ、吹出口の形状が、吹出口の端部から中央部に向けて次第に拡大する形状であることを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出装置の吹出口とエアシャワー室内の壁面とを略面一としたことを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出装置の外形寸法を概略H250mm*W250mmとしたことを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出装置の奥行寸法を概略50mmとしたことを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出装置は、奥行方向に左右2列または3列配置したことを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出装置は、奥行方向の各列が3個または4個配置されていることを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出ノズルの形状が、吸込側の開口が略方形状の開口であり、吸込側から吹出側へ向かう上下の壁面は、吸込側の前記略方形状の開口から吹出側の湾曲した開口へ向けて次第に拡大し、かつ、吹出側の開口が端部から中央部に向けて次第に拡大する曲面で構成されていることを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出ノズルの吹出口の形状が、吹出口の端部より中央部に向けて湾曲して拡がる形状としたことを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出ノズルの形状が、吹出ノズルの吸込側から吹出側に向かうに従い、2次曲線的に傾きが増大する形状であることを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出ノズルの吹出口の形状が、吹出口の端部より中央部に向けて階段状に拡がる形状としたことを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出ノズルの壁面の形状が、ノコギリ歯状或いは波形状であることを特徴とするエアシャワー装置。 - 請求項1に記載のエアシャワー装置において、
前記吹出ノズルの形状において、吹出口の形状が頂点を有する三角形状であることを特徴とするエアシャワー装置。 - 送風機からのエアをフィルタを介して人体および衣服あるいは物品に吹き付け、塵埃を吹き飛ばすエアシャワー装置において、
吹出装置をエアシャワー室内に複数個設置し、
前記吹出装置は、流入ノズルと、中空ダクトと、吹出ノズルとから構成され、
エア流入側から順に前記流入ノズルと、前記中空ダクトと、前記吹出ノズルが設けられ、前記流入ノズルより前記吹出ノズルの入口側の開口部を大きくし、前記流入ノズルと前記吹出ノズルの入口側に段差を設け、
前記中空ダクトは、中央部に穴を設けた中空形状としてエア吹き出し方向に対し垂直方向に配置したものであり、
前記吹出装置の吹出ノズルの形状が、吸込側の開口が略方形状であり、吸込側から吹出側へ向かう上下の壁面は、吸込側の開口から吹出側の開口へ向けて次第に拡大し、かつ、吹出側の開口が開口の端部から中央部に向けて次第に拡大する曲面で構成されていることを特徴とするエアシャワー装置。
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JP2018096024A JP6907153B2 (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | エアシャワー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018096024A JP6907153B2 (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | エアシャワー装置 |
Publications (2)
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JP2019200016A JP2019200016A (ja) | 2019-11-21 |
JP6907153B2 true JP6907153B2 (ja) | 2021-07-21 |
Family
ID=68612494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018096024A Active JP6907153B2 (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | エアシャワー装置 |
Country Status (1)
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2018
- 2018-05-18 JP JP2018096024A patent/JP6907153B2/ja active Active
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