JP6904241B2 - 穀物乾燥機 - Google Patents
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Description
特許文献1(特開2011−163603号公報)には、穀物乾燥機において、穀物水分値の低下や、外気湿度、穀物の張込量に応じて排風ファンの回転数を制御する技術が記載されている。
特許文献3(特許第5391560号公報)には、穀物乾燥機において、穀粒の張込量が少ない場合には、少量燃焼量でバーナ(5)の燃焼を行う技術が記載されている。
しかしながら、排風ファンの回転数を低下させて風量を低下させると、特許文献2に記載の構成のような風量センサが異常を検出する恐れがある。
請求項1に記載の発明は、穀物が収容される乾燥室(5)と、前記乾燥室(5)内の空気を排気する排風部材(13a)と、前記乾燥室(5)内の穀物の量を検出する穀物量検出部材(12)と、前記乾燥室(5)内に吸引される空気の風量を検出する風量検出部材(88)と、前記穀物量検出部材(12)が検出する穀物の量に基づいて前記排風部材(13a)の回転数を制御する制御部(50)であって、前記回転数が予め定められた閾値に達しない場合には、風量検出部材(88)が異常を検出しても検出結果を無視する前記制御部(50)と、を備え、前記制御部(50)は、前記風量検出部材(88)の検出が規制されていない状態で、前記風量検出部材(88)が風量異常を検出した場合に、風量異常が解消されるまで前記排風部材(13a)の回転数を増大させることを特徴とする穀物乾燥機(1)である。
また、請求項1記載の発明によれば、風量検出部材(88)の検出が規制されていない状態で、風量検出部材(88)が風量異常を検出した場合に、風量異常が解消されるまで排風部材(13a)の回転数を増大させることで、風の流路が詰まっていても解消することが期待でき、乾燥運転を良好に行うことができる。
また、請求項3記載の発明によれば、風量検出部材(88)の検出が規制されていない状態で、風量検出部材(88)が風量異常を検出した場合に、風量異常が解消されるまで排風部材(13a)の回転数を増大させることで、風の流路が詰まっていても解消することが期待でき、乾燥運転を良好に行うことができる。
図1は本発明の本実施形態の穀物乾燥機の斜視図である。
図2は図1の矢印II方向から見た図である。
図3は図1のA−A線断面図であり、乾燥機内部の内部構造を示す。
図1〜図3において、本発明の本実施形態の穀物乾燥機1は、内部の乾燥機内に、貯留室2、排風室3、熱風室4及び集穀室6が上方から順に配置されている。そして、穀物乾燥機1の壁面外部に昇降機16を配置している。なお、排風室3及び熱風室4を合わせて乾燥室5ということがある。
従って、貯留室2内の穀粒は天井部10から下方に落下していく過程で、排風室3と熱風室4の間の穀粒流路9で乾燥される。このとき、貯留室2内の天井部10に設けた拡散羽根(図示せず)により穀粒は、貯留室2内の水平断面の全体に亘り広がりながら落下することで乾燥し易くなる。
昇降機16の上端部には、乾燥が終了した穀物を外部に排出する排出部20が接続されている。排出部20の上端部には、図示しない切替弁が設置されており、穀物を、排出部20側と上部ラセン樋22側のどちらに送るかを切り換えることが可能になっている。
図3において、貯留室2内の適所に張込センサ12が配置されており、張り込み穀粒量を適宜検出できる。
図5は排風の流れの説明図である。
図2、図4、図5において、穀物乾燥機1の後部には、排風部13が支持されている。排風部13の内部は、排風部材の一例としての排風ファン13aが配置されている。排風ファン13aは、図示しないモータで作動するように構成されており、排風室3の空気を穀物乾燥機1の外部に排出する。
なお、空気圧を計測する場合に限定されず、風速や風圧を計測することで戻される風量を計測することも可能である。
本実施形態の集塵装置71は、筐体72を有する。筐体72の上部には、集塵室73が形成され、集塵室73には、排風ダクト14が接続される。集塵室73の下方には、液体の収容部の一例としてのタンク74が配置されている。タンク74には、集塵用の液体が貯留されている。タンク74には、液体を送り出すポンプ76が配置されている。ポンプ76で送り出された液体は、集塵室73内のノズル77で衝突板78に吹き付けられ、集塵用の液体が霧状に拡散する。したがって、集塵室73に送られた排風に含まれる籾殻や塵埃が霧状の液体で吸収され、排風から除去される。塵埃等が除去された排風は、集塵室73の上部に形成された排出口73aに設置されたフィルタ79を通過して外部に排出される。
なお、本実施形態では、穀物乾燥機1に集塵装置71が接続された構成を、乾燥設備Sと呼ぶ。
図6において、本実施形態の穀物乾燥機1の操作パネル32は、穀類の張込ボタン33a、通風ボタン33b、乾燥ボタン33c、排出ボタン33d、停止ボタン33eが並列配置されており、上記ボタン33a〜33eによりそれぞれの運転操作を行うことができる。熱風温度、水分、残り時間について液晶画面34に表示可能であり、また緊急停止ボタン35により乾燥機を緊急停止することもできる。
また、操作パネルの左側には、廃熱の回収量を表示するヒートリサイクルランプ41aや、水分計で測定した水分をもとに穀物水分のばらつきを表示する水分ばらつきランプ41b、水分計で測定した水分をもとに未熟米混入量を表示する未熟米ランプ41cが設けられている。
なお、図7の機能ブロック図では、本発明の説明に関連の無い構成に関しては図示を省略している。
図7において、本実施形態の制御装置50は、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御装置50は、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリや、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリからなるメモリ47を有する。また、制御装置50は、メモリ47に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、本実施形態の制御装置50は、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御装置50は、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
また、制御装置50は、排風ファン13aや昇降機16、燃焼バーナ19、上部ラセン23、撹拌羽根、ロータリバルブ38、下部ラセン39、排風調節弁61、集塵装置71等の被制御部材に対して制御信号を出力する。
通風運転は、燃焼バーナ19を作動させずに排風ファン13aを作動させると共に、各ラセン23,39等を作動させる。
乾燥運転は、燃焼バーナ19と排風ファン13aを作動させると共に、各ラセン23,39等を作動させて、穀物を乾燥させる。
排出運転は、各ラセン23,39等を作動させて、穀物を排出部20から排出させる。
本実施形態の穀物乾燥機1では、試運転モードが選択された状態で、乾燥ボタン33cの入力がされると、穀物が無ければ、制御装置50は、設定された燃焼量で燃焼バーナ19を作動させながら、排風ファン13や各ラセン23,39等を作動させる乾燥試運転を実行する。そして、停止ボタン33eの入力がされると、乾燥試運転を終了する。なお、穀物の有無は、自動水分計17の検出結果に基づいて判別することが可能である。
なお、戻される排風量を少なくする方法として、排風調節弁61の開度の制御を行う構成に限定されない。例えば、排風調節弁61に変えて、追加のファンを設置して、追加のファンの回転数を制御することで、戻される排風量を制御する構成とすることも可能である。
さらに、上部ラセン樋22に排塵機が設けられる構成では、集塵装置71が装着されて背圧がかかる状況では、排塵機の検知センサの感度を低下させることが望ましい。
なお、集塵モードの場合、または、戻し圧力センサ62の検出結果が第1閾値に達する場合に、風量を少なくする構成を例示したが、これに限定されない。例えば、いずれか一方の場合のみ風量を少なくする構成としたり、両方が満たされた場合にのみ風量を少なくする構成とすることも可能である。
さらに、本実施形態の制御装置50は、排風ファン13aの回転数が予め定められた閾値(第2閾値)に達しない場合には、吸引風速計88の検出を規制する。本実施形態では、排風ファン13aの回転数が第2閾値以下の場合には、吸引風速計88が風量異常を検出しても、風量異常として扱わず、検出結果を無視する(破棄する)。なお、検出結果を無視する場合に限定されず、吸引風速計88への電源供給を停止する等の任意の方法で、吸引風速計88による風量異常の検出を規制することが可能である。
なお、本実施形態において、例えば、5段階で調整される排風ファン13aの回転数において、最も低速な1速を低回転モードとし、2速〜5速を通常モードとして、張込み量が少ない場合だけでなく、穀物の種類や、ユーザの操作パネル32からの入力等に応じて、低回転モード(1速)が設定された場合には、吸引風速計88の検出を規制するように構成することも可能である。
さらに、本実施形態の制御装置50では、穀物無しの状態で、穀物を乾燥させる運転を開始する場合(前述の試運転モードの場合)には、排風ファン13aの回転数を予め定められた低回転数で回転させる。本実施形態では、試運転モードでは、一例として、排風ファン13aを低回転モード(1速)で回転制御する。
次に、本実施形態の穀物乾燥機1における制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
図8は本実施形態の排風戻し制御処理のフローチャートの説明図である。
図8のフローチャートの各ステップSTの処理は、制御装置50に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は穀物乾燥機1の他の各種処理と並行して実行される。
図8に示すフローチャートは穀物乾燥機1の電源投入により開始される。
ST2において、集塵モードであるか否か、すなわち、集塵装置71が接続されているか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST3に進み、ノー(N)の場合はST4に進む。
ST3において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST6に進む。
(1)穀物乾燥機1に戻される排風が少なくなるように排風調節弁61を制御する。
(2)排風ファン13aを1段階高回転数で回転するように制御する。
ST5において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST6に進む。
(1)穀物乾燥機1に戻される排風が通常の排風量となるように排風調節弁61を制御する。
(2)排風ファン13aを通常回転数で(回転数の補正をせずに)回転するように制御する。
ST6において、乾燥運転が終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST1に戻り、ノー(N)の場合はST4に戻る。
図9は本実施形態の風量異常の規制制御処理のフローチャートの説明図である。
図9のフローチャートの各ステップSTの処理は、制御装置50に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は穀物乾燥機1の他の各種処理と並行して実行される。
図9に示すフローチャートは穀物乾燥機1の電源投入により開始される。
ST12において、試運転モードであるか否か、すなわち、穀物が無い状態で乾燥運転を行う入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST13に進み、ノー(N)の場合はST15に進む。
ST13において、排風ファン13aの回転数を試運転用の低回転数(1速)に設定する。そして、ST14に進む。
ST14において、乾燥運転(試運転モード)が終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST24に進み、ノー(N)の場合はST14を繰り返す。
ST16において、排風ファン13aを低回転モード(1速)に設定、制御する。そして、ST19に進む。
ST17において、張込み量に応じた回転数で排風ファン13aを制御する。そして、ST18に進む。
ST18において、排風ファン13aの回転数は第2閾値以下であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST19に進み、ノー(N)の場合はST25に進む。
ST20において、乾燥運転が終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST21に進み、ノー(N)の場合はST20を繰り返す。
ST21において、乾燥運転終了後、穀物が排出され、通風運転(清掃運転)が開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST22に進み、ノー(N)の場合はST21を繰り返す。
ST22において、排風ファン13aの回転数を清掃用の高回転数(5速)に設定、制御する。そして、ST23に進む。
ST23において、通風運転が終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST24に進み、ノー(N)の場合はST23を繰り返す。
ST24において、排風ファン13aを停止させる。そして、ST11に戻る。
ST26において、排風ファン13aの回転数を増大させる。そして、ST27に進む。
ST27において、風量異常が解消されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST15に戻り、ノー(N)の場合はST27を繰り返す。
ST28において、乾燥運転が終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST21に進み、ノー(N)の場合はST15に戻る。
また、本実施形態では、戻し圧力センサ62の検出する圧力が第1閾値に達する場合、戻される風量が多くなっていると判別して、排風調節弁61が制御されて、戻される排風の量が少なくなる。よって、戻される排風の量が必要以上になることが抑制され、熱や水分、塵埃が過剰に戻されることによる不具合を低減できる。
また、本実施形態では、戻し圧力センサ62の検出する圧力が第1閾値に達する場合も、排風ファン13aの回転数が増速され、速やかに塵埃の量が少なくなる。よって、排風戻しダクト15を通じて必要以上の塵埃や水分の乾燥室5への流入が抑えられる。
さらに、本実施形態では、張込み量が少ない場合には、低速(1速)で排風ファン13aが回転される。したがって、網状の仕切る壁8から穀物に触れずに直接乾燥室5に熱風が噴き出すような状況の場合は、最低回転数で排風ファン13aが制御される。よって、仕切る壁8の一部から過剰に風が抜けて穀物が舞ったり、風の流れが偏りすぎて、穀物の乾燥にムラが発生するといった状況を抑制し、張込み量が少ない状況でも乾燥運転を良好に行うことができる。
また、本実施形態では、穀物排出後の通風運転(清掃運転)時には、排風ファン13aの回転数を増大させる。通風運転では、燃焼バーナ19が燃焼されないため、風量が過剰になっても問題なく、高速の排風で、乾燥室5や排風ダクト14の内面や仕切る壁8等に付着した籾殻や塵埃等が吹き飛ばされやすくなる。また、結露等も解消されやすくなる。よって、乾燥室5等の清掃を効率よく行うことができる。
前述の塵埃が詰まる等で風量が低下した状態が検知された場合、乾燥室5に冷たい外気が入りにくく、乾燥室5の温度が上昇しやすい。したがって、この状態では排風を戻すことは望ましくないため、排風調節弁61を全閉の状態にすることが望ましい。
なお、乾燥室5が高温の状態や風量が低下した状態で乾燥運転の継続する場合には、高温または詰まった(または詰まりかけた)状態で運転が継続するので、運転終了まで排風調節弁61は閉じた状態で維持することが望ましい。
また、穀物を低頻度で循環させる場合には、天井部10の拡散羽根で破損しにくくするために、拡散羽根の回転を停止させることが望ましい。このほかにも、例えば、上部ラセン23で拡散羽根に向けて送る途中に、貯留室2に向けて落下する開口を形成しておき、通常時は開口をシャッタで塞いで拡散羽根に送るようにしつつ、穀物の低頻度循環時にはシャッタを開放して、拡散羽根の手前で貯留室2に穀物が落下、流下するように構成することで、拡散羽根による穀物の破損を抑制できる。
このほかにも、例えば、穀物の種類がビール麦、大麦の場合は、混入する芒が仕切る壁8の穴に詰まりやすい。したがって、穀物の種類が「ビール麦」、「大麦」の場合は、乾燥運転後に清掃運転を自動的に実行するように構成することが望ましい。さらに、清掃運転において、排気ファン13aを、一定の時間間隔(例えば、10秒程度)ごとに、オン、オフを繰り返すことで、穴に引っ掛かった芒を落としやすくすることが好ましい。
5 乾燥室、
12 穀物量検出部材、
13a 排風部材、
17 有無検出部材、
50 制御部、
88 風量検出部材。
Claims (4)
- 穀物が収容される乾燥室(5)と、
前記乾燥室(5)内の空気を排気する排風部材(13a)と、
前記乾燥室(5)内の穀物の量を検出する穀物量検出部材(12)と、
前記乾燥室(5)内に吸引される空気の風量を検出する風量検出部材(88)と、
前記穀物量検出部材(12)が検出する穀物の量に基づいて前記排風部材(13a)の回転数を制御する制御部(50)であって、前記回転数が予め定められた閾値に達しない場合には、風量検出部材(88)が異常を検出しても検出結果を無視する前記制御部(50)と、
を備え、
前記制御部(50)は、前記風量検出部材(88)の検出が規制されていない状態で、前記風量検出部材(88)が風量異常を検出した場合に、風量異常が解消されるまで前記排風部材(13a)の回転数を増大させることを特徴とする穀物乾燥機(1)。 - 穀物が収容される乾燥室(5)と、
前記乾燥室(5)内の空気を排気する排風部材(13a)と、
前記乾燥室(5)内の穀物の量を検出する穀物量検出部材(12)と、
前記乾燥室(5)内に吸引される空気の風量を検出する風量検出部材(88)と、
前記穀物量検出部材(12)が検出する穀物の量に基づいて前記排風部材(13a)の回転数を制御する制御部(50)であって、前記回転数が予め定められた閾値に達しない場合には、風量検出部材(88)が異常を検出しても検出結果を無視する前記制御部(50)と、
穀物乾燥機(1)内の穀物の有無を検出する有無検出部材(17)と、
を備え、
前記制御部(50)は、穀物を乾燥させる運転の終了後に、穀物無しの状態で前記乾燥室(5)を昇温させずに通風させる通風運転を実行する場合には、前記排風部材(13a)の回転数を予め定められた高回転数で回転させることを特徴とする穀物乾燥機(1)。 - 穀物が収容される乾燥室(5)と、
前記乾燥室(5)内の空気を排気する排風部材(13a)と、
前記乾燥室(5)内に吸引される空気の風量を検出する風量検出部材(88)と、
前記排風部材(13a)を予め定められた回転数以上で駆動させる通常モードと、前記排風部材(13a)を予め定められた回転数以下で駆動させる低回転モードと、のいずれかで前記排風部材(13a)を制御する制御部(50)であって、前記低回転モードが設定された場合には、風量検出部材(88)が異常を検出しても検出結果を無視する前記制御部(50)と、
を備え、
前記制御部(50)は、前記風量検出部材(88)の検出が規制されていない状態で、前記風量検出部材(88)が風量異常を検出した場合に、風量異常が解消されるまで前記排風部材(13a)の回転数を増大させることを特徴とする穀物乾燥機(1)。 - 穀物が収容される乾燥室(5)と、
前記乾燥室(5)内の空気を排気する排風部材(13a)と、
前記乾燥室(5)内に吸引される空気の風量を検出する風量検出部材(88)と、
前記排風部材(13a)を予め定められた回転数以上で駆動させる通常モードと、前記排風部材(13a)を予め定められた回転数以下で駆動させる低回転モードと、のいずれかで前記排風部材(13a)を制御する制御部(50)であって、前記低回転モードが設定された場合には、風量検出部材(88)が異常を検出しても検出結果を無視する前記制御部(50)と、
穀物乾燥機(1)内の穀物の有無を検出する有無検出部材(17)と、
を備え、
前記制御部(50)は、穀物を乾燥させる運転の終了後に、穀物無しの状態で前記乾燥室(5)を昇温させずに通風させる通風運転を実行する場合には、前記排風部材(13a)の回転数を予め定められた高回転数で回転させることを特徴とする穀物乾燥機(1)。
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JP2017249778A JP6904241B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 穀物乾燥機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017249778A JP6904241B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 穀物乾燥機 |
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JP2019116980A JP2019116980A (ja) | 2019-07-18 |
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JP2017249778A Active JP6904241B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 穀物乾燥機 |
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- 2017-12-26 JP JP2017249778A patent/JP6904241B2/ja active Active
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