JP6903233B2 - 室外機および冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
この発明は、室外機および冷凍サイクル装置に関し、特に非共沸混合冷媒を使用する室外機および冷凍サイクル装置に関する。
近年、地球温暖化防止の観点から、空気調和装置において、単一の成分からなる冷媒に地球温暖化係数(GWP:Global Warming Potential)がより低い他の冷媒を混ぜてGWPを低下させた混合冷媒が用いられることがある。混合冷媒の中には、共沸混合冷媒と非共沸混合冷媒とがある。
共沸混合冷媒は、複数成分の冷媒をある一定の比率で混合すると一定の沸点を持ち、気相、液相での組成が同一になり、あたかも一成分であるかのような相変化を示す。これに対して、非共沸混合冷媒は、露点と沸点が分離した単なる混合物としての性質しか有しない。非共沸混合冷媒は冷凍サイクルに使用した場合、ガス相と液相に分離すると、ガス相、液相部分の各冷媒の組成が封入した組成から変動する。
特開平8−152208号公報(特許文献1)には、冷凍サイクル内を循環する非共沸混合冷媒の組成が変化しても、適正な運転状態を保つことができる冷凍・空調装置が開示されている。
非共沸混合冷媒を封入する冷凍サイクル装置では、機器内の冷媒封入量とレシーバ内で分離した気相の冷媒量との関係で冷媒組成が変化する。レシーバ内で分離した気相の冷媒は冷媒回路内を循環しないため、冷凍能力を維持するためには循環する冷媒の組成に応じた制御変更を実施する必要がある。レシーバ内の液冷媒の量がわかれば、レシーバ内の気相の冷媒の量もわかるので、特開平8−152208号公報(特許文献1)に開示された冷凍・空調装置では、レシーバ液量を圧縮機周波数から算出し、それから組成演算を行なっている。
この組成演算の方法は、冷媒封入量が定まっていることが前提である。しかし、冷凍機等の冷凍サイクル装置は現地の機器接続状況(室内機台数、延長配管長)で封入冷媒量が変化する。したがって、機器設計時点で封入冷媒量が想定不能であるので、この組成演算の方法を使用することができない場合がある。
また、レシーバ液量は、室内機運転台数と室内機液冷媒量で決まる。負荷変動(ドアの開閉、人や物の出入り)が小さい条件では室内機運転台数が圧縮機周波数で定まるため、圧縮機周波数に基づいてレシーバ液量が推定可能である。しかし、負荷変動のため圧縮機周波数が変動する場合は、圧縮機周波数から室内機運転台数の推定が不能となるため、レシーバ液量も推定することができない。
この発明の目的は、負荷変動の有無や現地設置状況にかかわらず、非共沸混合冷媒の組成検知が可能であり冷凍能力を維持することができる室外機および冷凍サイクル装置を提供することである。
本開示は、非共沸混合冷媒を室内熱交換器との間で循環させる室外機に関する。室外機は、圧縮機と、室外熱交換器と、レシーバと、液面センサと、記憶装置と、制御装置とを備える。レシーバは、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁および室内熱交換器を含む冷媒回路に封入された冷媒のうち余剰となった非共沸混合冷媒を収容する。液面センサは、レシーバ中の液状態の非共沸混合冷媒の液面レベルを検出するように構成される。記憶装置は、非共沸混合冷媒の冷媒回路への封入量を記憶する。入力部は、記憶装置に封入量を入力するように構成される。制御装置は、液面レベルが変化すると圧縮機および膨張弁を制御することによって圧縮機の吸入側の圧力を変化させる。記憶装置に記憶された封入量が少ないほど、液面レベルが変化した場合の圧縮機の吸入側の圧力の変化量は大きい。
本発明によれば、空調負荷が変動する場合や、現地での配管長や室内機台数がさまざまな場合にも、冷媒の組成検知が可能であり組成に合わせた制御を行なうことによって冷凍サイクル装置が適切な冷凍能力を発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、複数の実施の形態について説明するが、各実施の形態で説明された構成を適宜組合わせることは出願当初から予定されている。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の冷凍サイクル装置の構成を示す図である。この冷凍サイクル装置は、非共沸混合冷媒を使用する。図1を参照して、冷凍サイクル装置1は、圧縮機10と、室外熱交換器40と、ファン41と、膨張弁21と、室内熱交換器20と、ファン22と、レシーバ42と、液面センサ43と、圧力センサ44,45と、記憶装置52と、制御部51と、入力部53とを備える。
図1は、実施の形態1の冷凍サイクル装置の構成を示す図である。この冷凍サイクル装置は、非共沸混合冷媒を使用する。図1を参照して、冷凍サイクル装置1は、圧縮機10と、室外熱交換器40と、ファン41と、膨張弁21と、室内熱交換器20と、ファン22と、レシーバ42と、液面センサ43と、圧力センサ44,45と、記憶装置52と、制御部51と、入力部53とを備える。
ファン41は室外熱交換器40に送風する。ファン22は室内熱交換器20に送風する。圧力センサ44は、圧縮機10の吸入側圧力(低圧)を検出する。圧力センサ45は、圧縮機10の吐出側圧力(高圧)を検出する。
レシーバ42は、圧縮機10、室外熱交換器40、膨張弁21および室内熱交換器20に循環させる冷媒のうち余剰となった冷媒を液冷媒として収容する。液面センサ43は、レシーバ42の液面レベルを検出するように構成される。液面センサ43は、例えば、超音波式、静電容量式、フロート式、自己発熱式等の種々の方式のものを使用することができる。また、液面の有無を検出するセンサをレシーバ42の複数の高さに設置して、液面センサ43としても良い。
記憶装置52は、非共沸混合冷媒の冷媒回路への封入量を記憶する。入力部53は、記憶装置52に封入量を入力するために用いられる。制御部51は、封入量と、液面レベルとに基づいて、圧縮機10および膨張弁21を制御する。制御部51は、圧縮機10の吸入側の圧力を液面レベルの変化に応じて変化させる。制御部51、記憶装置52、入力部53は、制御装置50を構成する。
室外機2は、これらの構成要素のうち、圧縮機10と、室外熱交換器40と、ファン41と、レシーバ42と、液面センサ43と、圧力センサ44,45と、制御装置50とを含む。室内機3は、室内熱交換器20と、膨張弁21と、ファン22とを含む。室外機2と室内機3とは、液配管およびガス配管によって接続されている。
レシーバ42は、圧縮機10、室外熱交換器40、膨張弁21および室内熱交換器20含む冷媒回路に封入された冷媒のうち冷媒のうち余剰となった冷媒を液冷媒として収容する。余剰となった液冷媒は、冷媒回路の封入された冷媒の総量から冷凍サイクルの現在の動作に必要最低限の循環冷媒量を減じた量に相当する。液面センサ43は、レシーバ42の液面レベルを検出するように構成される。記憶装置52は、非共沸混合冷媒の冷媒回路への封入量を記憶する。入力部53は、記憶装置52に非共沸混合冷媒の封入量を入力するために用いられる。制御部51は、非共沸混合冷媒の封入量と、レシーバ42の液面レベルとに基づいて、圧縮機10および膨張弁21を制御する。制御部51は、圧縮機10の吸入側の圧力をレシーバ42の液面レベルの変化に応じて変化させる。
図2は、施工時に制御部で実行される制御を説明するためのフローチャートである。図1、図2を参照して、施工時は、まずステップS1において、制御部51は、入力部53から、施工作業者等が入力した非共沸混合冷媒の封入量を受信する。入力部53は、施工作業者が操作する入力ボタンやキーボードでもよいし、入力ボタン等を備えた端末装置を接続するコネクタのようなものでも良い。入力される冷媒の封入量は、冷媒配管長や室内機の台数によって増減される。ステップS2において、入力された冷媒の封入量は、制御部51に伝達され、記憶装置52に記憶される。
図3は、実施の形態1において、運転時に制御部で実行される制御を説明するためのフローチャートである。運転時には、ステップS11において、レシーバ42内の液面高さが液面センサ43によって検知され、制御部51に伝達される。続いてステップS12において、制御部51は、記憶装置52に予め記憶されている冷媒組成マップから冷媒封入量と液面高さとに応じて冷媒組成を推定する。
続いて、ステップS13において、制御部51は、推定した冷媒組成に応じて圧力センサ44の目標圧力を変更する。そして、制御部51は、変更した目標圧力となるように圧縮機11の運転周波数および膨張弁21の開度を変更する。
ステップS11〜S13の処理は、冷凍サイクル装置の運転中において、一定時間ごとまたは起動条件が成立するごとに繰り返し実行される。
ここで、ステップS12で使用される冷媒組成マップについて説明する。図4は、冷媒組成マップの一例を示した図である。冷媒回路内を循環する非共沸混合冷媒の組成は、密閉容器内においてどれくらいの割合が気体となっているかが分かれば推定することができる。説明の簡単のため、高圧冷媒と低圧冷媒が混合した非共沸冷媒の場合を考える。ここで、高圧冷媒は気化しやすい冷媒であり、低圧冷媒は高圧冷媒よりは気化しにくい冷媒である。
非共沸冷媒は、沸点が異なる冷媒が混合したものであり、一定圧力下では混合される各冷媒は気化のしやすさが異なる。レシーバ内のすべての冷媒が液状態であれば、冷媒回路を循環する冷媒の組成は封入した組成と等しい。しかし、レシーバ内でガスとなっている割合が増えると、冷媒回路を循環する冷媒の組成は封入した組成と異なってくる。
たとえば、気化しやすい冷媒Aと気化しにくい冷媒Bとが混合しているとすると、レシーバ内のガスは、気化しやすい冷媒Aの方が多く含まれることとなり、レシーバ内の液冷媒では冷媒Aの比率が低下する。したがって、ガス中の冷媒Aの割合が増加するほど、レシーバ内の液冷媒では冷媒Bの比率が増加することとなる。レシーバは、通常は液冷媒を優先して送出するようになっているので、レシーバ内のガス冷媒は、冷媒回路を循環しなくなる。
図4の横軸には、レシーバ内のガス冷媒の質量を封入した冷媒質量で割った値であるガス冷媒比率Rが示され、縦軸にはレシーバ内の液冷媒の低圧冷媒比率が示されている。一般に、レシーバは室内機の台数と延長配管の長さとがともに最大である場合でも全冷媒を回収できるように設計されている。たとえば、ガス冷媒比率R=0.5というのは、レシーバ内のガス状態の非共沸混合冷媒の質量が、冷媒回路全体への冷媒封入量の50%の質量であることを示す。先の説明の冷媒Aを高圧冷媒とし冷媒Bを低圧冷媒とすると、図4に示すように、ガス冷媒比率Rが増加するほど、液冷媒として冷媒回路を循環する混合冷媒中の低圧冷媒比率が増加する。図4では、レシーバ内圧力が高い場合(PH)、中間の場合(PM)、低い場合(PL)が示されている。レシーバ内の圧力が低いほど低圧冷媒比率の増加率は高くなる。
図5は、ガス密度と圧力との関係を示したグラフである。図6は、ガス冷媒比率Rによってガス密度がどれくらい変化するかを示したグラフである。ガス冷媒比率Rの算出には、レシーバ中のガス質量を求める必要があるが、図5、図6に示すように、R=0.1,0.3,0.5の場合を見ればわかるように、ガス冷媒比率Rが変わってもガス密度はほとんど変化しない。したがって、ガス密度は図5のうち代表ライン(たとえばR=0.3のライン)に示すような圧力によって決まる値とし、(レシーバ中のガス質量)=(レシーバ中のガス容積)×(封入ガスのガス密度)としてレシーバ中のガス質量を算出することができる。
また、レシーバ液面高さとレシーバ中のガス容積との関係を予めマップ化しておけば、液面センサ43で検出した液面高さを、上式のレシーバ中のガス容積に換算することができる。レシーバの形状が単純な形状であれば、液面高さを形状によって決まる計算式に代入してレシーバ中のガス容積を算出しても良い。たとえば、レシーバの形状が縦置きの円筒状であれば、低面積×液面高さで液冷媒の容積が算出でき、円筒のレシーバ容積から液冷媒の容積を減算すればガス容積を算出することができる。
図7は、実施の形態1の制御を適用しない比較例の場合の低圧冷媒比率と蒸発器の飽和温度の変化との関係を示した図である。図8は、実施の形態1の制御を適用しない比較例の場合の低圧冷媒比率と凝縮器の飽和温度の変化との関係を示した図である。
通常は、図7、図8に示すように蒸発器の圧力が0.56MPaA、凝縮器の圧力が2.30MPaAとなるように、制御が行なわれる。このとき、低圧冷媒比率が増加するほど、蒸発温度および凝縮温度は高くなる。したがって、冷凍機の場合は、室内機から吹出される冷風の温度は低圧冷媒比率が増加するほど上昇してしまう。
図9は、実施の形態1の制御を適用した場合の低圧冷媒比率と蒸発器の飽和温度の変化との関係を示した図である。図10は、実施の形態1の制御を適用した場合の低圧冷媒比率と凝縮器の飽和温度の変化との関係を示した図である。
本実施の形態では、図9、図10に示すように、推定した組成(低圧冷媒比率)に合わせて圧力Pの目標値を変更する。これによって、蒸発器側の吹き出し温度は−10℃、凝縮器側の吹き出し温度は40℃付近で安定する。この処理は、図3のステップS12およびS13で実行される。
レシーバ42の液面レベルが変化すると、推定した組成(低圧冷媒比率)も変化するので、圧力Pの目標値が変更される。つまり、制御部51は、レシーバ42の液面レベルが変化すると圧縮機10および膨張弁21を制御することによって圧縮機10の吸入側の圧力を変化させる。このとき、記憶装置52に記憶された非共沸混合冷媒の封入量が少ないほど、レシーバ42の液面レベルが変化した場合の圧縮機10の吸入側の圧力の変化量は大きい。この関係を図4、図9、図10を用いて以下に具体的に説明する。
レシーバ42の液面レベルが下がると、レシーバ42中のガス冷媒の質量は増加するので、ガス冷媒比率Rが増加する。図4の例では、ガス冷媒比率Rが増加すると、低圧冷媒比率も増加する。図9、図10より冷圧冷媒比率が増加すると、制御部51は圧力Pを下げる。したがって、レシーバ42の液面レベルが下がると、制御部51は圧力Pを下げる。
逆に、レシーバ42の液面レベルが上がると、レシーバ42中のガス冷媒の質量は減少するので、ガス冷媒比率Rが減少する。図4の例では、ガス冷媒比率Rが減少すると、低圧冷媒比率も減少する。図9、図10より冷圧冷媒比率が減少すると、制御部51は圧力Pを上げる。したがって、レシーバ42の液面レベルが上がると、制御部51は圧力Pを上げる。
非共沸混合冷媒の封入量はガス冷媒比率Rの計算式の分母であるので、非共沸混合冷媒の封入量が多いほどガス冷媒比率Rは小さくなり、非共沸混合冷媒の封入量が少ないほどガス冷媒比率Rは大きくなる。したがって、非共沸混合冷媒の封入量が少ないほど液面レベルのある変化量に対する圧力Pの変化量は大きくなる。
以上説明したように、実施の形態1の冷凍サイクル装置によれば、非共沸混合冷媒を使用した場合に、冷媒配管の長さや室内機台数が異なる場合であっても、入力する冷媒封入量の数値を変えることによって、変動する冷媒の組成を正しく推定することができ、組成に合わせた制御を行なうことができる。これにより、冷凍機や空調装置などの温度を正しく目標温度に一致させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、冷媒組成の変化に対応させて目標圧力を変化させることによって、温度を一定にした。しかし、冷凍サイクル装置からは冷媒漏れが発生する場合がある。非共沸混合冷媒の場合、冷媒漏れが発生すると冷媒組成も変化する場合がある。例えば、ガス冷媒部分から冷媒が漏れると、気化しやすい冷媒Aの方が気化しにくい冷媒Bよりも多く漏れる。また、液冷媒部分から冷媒が漏れると、その時の漏れた液冷媒の組成によって残留する冷媒の組成も変化する。したがって、冷媒漏れが発生した場合には、実施の形態1に示した制御を行なうことは適切でない。
実施の形態1では、冷媒組成の変化に対応させて目標圧力を変化させることによって、温度を一定にした。しかし、冷凍サイクル装置からは冷媒漏れが発生する場合がある。非共沸混合冷媒の場合、冷媒漏れが発生すると冷媒組成も変化する場合がある。例えば、ガス冷媒部分から冷媒が漏れると、気化しやすい冷媒Aの方が気化しにくい冷媒Bよりも多く漏れる。また、液冷媒部分から冷媒が漏れると、その時の漏れた液冷媒の組成によって残留する冷媒の組成も変化する。したがって、冷媒漏れが発生した場合には、実施の形態1に示した制御を行なうことは適切でない。
実施の形態2では、実施の形態1の構成に温度センサを追加することによって冷媒漏れの検出を可能とし、冷媒漏れが検出された場合には、実施の形態に示した制御を行なわないようにする。
図11は、実施の形態2の冷凍サイクル装置の構成を示す図である。この冷凍サイクル装置は、非共沸混合冷媒を使用する。図11を参照して、冷凍サイクル装置101は、圧縮機10と、室外熱交換器40と、ファン41と、膨張弁21と、室内熱交換器20と、ファン22と、レシーバ42と、液面センサ43と、圧力センサ44,45と、温度センサ46と、制御部151と、記憶装置152と、入力部153とを備える。
記憶装置152は、非共沸混合冷媒の冷媒回路への封入量を記憶する。入力部153は、記憶装置152に非共沸混合冷媒の封入量を入力するために用いられる。制御部151は、非共沸混合冷媒の封入量と、レシーバ42内の冷媒の液面レベルとに基づいて、圧縮機10および膨張弁21を制御する。制御部151は、圧縮機10の吸入側の圧力を液面レベルの変化に応じて変化させる。制御部151、記憶装置152、入力部153は、制御装置150を構成する。
室外機102は、これらの構成要素のうち、圧縮機10と、室外熱交換器40と、ファン41と、レシーバ42と、液面センサ43と、圧力センサ44,45と、温度センサ26と、制御装置150とを含む。室内機3は、室内熱交換器20と、膨張弁21と、ファン22とを含む。室外機102と室内機3とは、液配管およびガス配管によって接続されている。
圧縮機10、室外熱交換器40、ファン41、膨張弁21、室内熱交換器20、ファン22、レシーバ42、液面センサ43、圧力センサ44,45については、実施の形態1と同様であるので説明は繰り返さない。
図11に示すように、室外機102は、圧縮機10の吐出側の圧力を検出する圧力センサ45と、レシーバ42に収容される液冷媒の温度を検出する温度センサ46とをさらに備える。制御部151は、圧力センサ45の検出圧力と温度センサ46の検出温度とに基づいて、冷媒回路からの冷媒の漏洩の有無を判断する。
図12は、実施の形態2において、運転時に制御部で実行される制御を説明するためのフローチャートである。実施の形態2では、ステップS21において、冷媒漏洩が有るか否かが判定される。ステップS21において冷媒漏洩が無い場合(S21でNO)、実施の形態1のS11〜S13と同様にして、ステップS22で冷媒組成が検知され、ステップS23で組成に応じて目標圧力が変更される。
ステップS21〜S24の処理は、冷凍サイクル装置の運転中において、一定時間ごとまたは起動条件が成立するごとに繰り返し実行される。
一方、冷媒漏洩が有りと判定された場合(S21でYES)、ステップS25において冷凍サイクル装置の運転が停止され、ステップS26において処理が終了する。すなわち、制御部151は、冷媒回路から冷媒が漏洩したと判断した場合、圧縮機10の吸入側の圧力をレシーバ42内の冷媒の液面レベルの変化に応じて変化させる処理を中止する。この場合には、図7、図8に示したように、従来通り、圧縮機10の吸入側の圧力を一定にするように、圧縮機10および膨張弁21が制御される。
図13は、冷媒漏洩の判定について説明するためのグラフである。記憶装置152には、図13に示すような、冷媒漏洩がないときの冷媒封入量とレシーバ内の液面高さに応じた飽和液温度マップが予め記憶されている。制御部151は、圧力センサ45が検出した圧力から換算した飽和液温度T0と温度センサ46が検出した温度Tdとを比較して冷媒漏洩を判定する。具体的には|T0−Td|が判定値以内であれば、冷媒漏洩無しと判定し、|T0−Td|が判定値を超えれば冷媒漏洩有と判定する。すなわち、制御部151は、圧力センサ45の検出圧力に対応する非共沸混合冷媒の飽和液温度T0と温度センサ46の検出温度Tdとの差の大きさ|T0−Td|が判定値を超える場合には、レシーバの液面レベルの変化に関わらず圧縮機10の吸入側の圧力を一定にするように圧縮機10および21膨張弁を制御する。
図14は、飽和液温度と、ガス冷媒比率との関係を示すグラフである。図14において、冷媒漏れが無いという前提で推定した飽和液温度T0は、ガス冷媒比率Rが大きければ上昇する。温度センサ46が検出した温度Tdが上限判定値TUと下限判定値TLとの間にある場合には、制御部151は、冷媒漏れが無いと判定する。逆に、温度センサ46が検出した温度Tdが上限判定値TUと下限判定値TLとの間に無い場合には、制御部151は、冷媒漏れが有ると判定する。図14に示したような上限判定値TUと下限判定値TLとが、図13に示した圧力ごとの飽和液温度のラインの各々に対して定められている。
制御部151は、圧力センサ45の検出圧力に基づいて、図13のラインの内の1本を選択し、液面センサ43の検出値から得られるRに対応する飽和液温度T0を推定する。これに対して温度センサ46が検出した温度Tdが上限判定値TUと下限判定値TLの間に収まっているか否かを見て、冷媒の漏洩を判断する。
実施の形態2によれば、実施の形態1の構成に温度センサ46を追加することによって、冷媒の漏洩も同時に検出できる。これにより、冷媒漏洩時に不適切な制御が実行され続けることを避けることができる。冷媒漏洩を検出した場合、異常ランプを点灯させるなどしてユーザに報知しても良い。
実施の形態3.
実施の形態1では、施工作業者が冷凍サイクル装置の施工時に非共沸混合冷媒の封入量を入力し、記憶装置に記憶させた。しかし、冷媒の封入量を施工作業者が正確に入力することが難しい場合や、他のパラメータ(たとえば延長配管の長さなど)の方が施工作業者にとって分かりやすい場合がある。実施の形態3では、施工作業者が入力しやすいパラメータに基づいて冷媒封入量を自動的に計算する。
実施の形態1では、施工作業者が冷凍サイクル装置の施工時に非共沸混合冷媒の封入量を入力し、記憶装置に記憶させた。しかし、冷媒の封入量を施工作業者が正確に入力することが難しい場合や、他のパラメータ(たとえば延長配管の長さなど)の方が施工作業者にとって分かりやすい場合がある。実施の形態3では、施工作業者が入力しやすいパラメータに基づいて冷媒封入量を自動的に計算する。
図15は、実施の形態3の冷凍サイクル装置の構成を示す図である。図15を参照して、冷凍サイクル装置201は、圧縮機10と、室外熱交換器40と、膨張弁21と、室内熱交換器20と、レシーバ42と、液面センサ43と、圧力センサ44,45と、制御装置250とを備える。なお、図14ではファンについては図示を省略している。
制御装置250は、図1と同様に制御部、記憶装置、入力部を含んで構成される。室外機202は、これらの構成要素のうち、圧縮機10と、室外熱交換器40と、レシーバ42と、液面センサ43と、圧力センサ44,45と、制御装置250とを含む。室内機203は、室内熱交換器20と、膨張弁21と、ファン22とを含む。室外機202と室内機203とは、液配管205およびガス配管204によって接続されている。
液配管205およびガス配管204の各長さは、施工現場ごとに異なる場合がある。また、室内機203の設置台数も、施工現場ごとに異なる場合がある。制御装置250は、施工時には、延長配管長や室内機の接続台数等の情報を施工作業者から受信する。この情報には、さらに、延長配管径、室内機形態(ユニットクーラ/ショーケース)、目標蒸発温度が含まれていても良い。
制御装置250は、運転時には、予め入力された情報に基づいて算出された冷媒封入量を用いて、実施の形態1と同様に、循環する冷媒の組成推定を実行し、組成に合わせた制御を実行する。
図16は、冷媒封入量を算出する説明をするための図である。図16に示すように、冷媒回路に封入される非共沸混合冷媒の量Mは、凝縮器内冷媒量MAと、レシーバ内冷媒量MBと、液延長配管内冷媒量MCと、蒸発器内冷媒量MDと、ガス延長配管内冷媒量MEの合計である。すなわち、以下の式が成立する。
M=MA+MB+MC+MD+ME
これらのうち、凝縮器内冷媒量MA、およびレシーバ内冷媒量MBは冷凍機設計時に算出される。残りの、液延長配管内冷媒量MC、蒸発器内冷媒量MD、ガス延長配管内冷媒量MEについては、施工時に機器に入力した情報から算出される。
M=MA+MB+MC+MD+ME
これらのうち、凝縮器内冷媒量MA、およびレシーバ内冷媒量MBは冷凍機設計時に算出される。残りの、液延長配管内冷媒量MC、蒸発器内冷媒量MD、ガス延長配管内冷媒量MEについては、施工時に機器に入力した情報から算出される。
冷媒量算出で使用する物性値(液/ガス密度、エンタルピ)は、次の条件の値を使用する。
・高圧側冷媒量(MA、MB、MC):設計上限の凝縮温度(飽和温度)のとき
(最も冷媒が必要な条件で冷媒封入量を算出するため)
・低圧側冷媒量(MD、ME):施工時に設定する蒸発温度(飽和温度)のとき
凝縮器内冷媒量MAは、凝縮器を乾き度の変化量が均等になるようにn個に分割し、分割した部分の各々の冷媒量を算出し、この総和とすることができる。
・高圧側冷媒量(MA、MB、MC):設計上限の凝縮温度(飽和温度)のとき
(最も冷媒が必要な条件で冷媒封入量を算出するため)
・低圧側冷媒量(MD、ME):施工時に設定する蒸発温度(飽和温度)のとき
凝縮器内冷媒量MAは、凝縮器を乾き度の変化量が均等になるようにn個に分割し、分割した部分の各々の冷媒量を算出し、この総和とすることができる。
レシーバ内冷媒量MBは、レシーバ液面高さの設計値から、レシーバ内の液冷媒、ガス冷媒の体積を算出し、それぞれに液密度、ガス密度を乗じて、液冷媒質量、ガス冷媒質量を算出し、これらの和とする。
液延長配管内冷媒量MCは、施工作業者が配管長Lを入力すれば、単位長さあたりの冷媒量(液)にLを乗じて算出することができる。
ガス延長配管内冷媒量MEは、施工作業者が配管長Lを入力すれば、単位長さあたりの冷媒量(ガス)にLを乗じて算出することができる。
蒸発器内冷媒量MDは、基本的には凝縮器の場合と同様にして算出するが、複数台接続する場合もあるので、接続台数Nを1台あたりの封入量に乗じればよい。なお、室内機(蒸発器)がユニットクーラではなく、ショーケースの場合には、同じ馬力のユニットクーラの封入冷媒量のα倍として封入冷媒量を算出する。たとえば、α=1.2とすることができる。
以上説明したように、実施の形態3の冷凍サイクル装置は、実施の形態1の冷凍サイクル装置と同様な効果を奏するとともに、延長配管長、室内機の接続台数等の分かりやすい情報から冷媒封入量を自動的に算出するので、施工作業者にとって便利である。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,101,201 冷凍サイクル装置、2,102,202 室外機、3,203 室内機、10,11 圧縮機、20 室内熱交換器、21 膨張弁、22,41 ファン、40 室外熱交換器、42 レシーバ、43 液面センサ、44,45 圧力センサ、46 温度センサ、50,150,250 制御装置、51,151 制御部、52,152 記憶装置、53,153 入力部、204 ガス配管、205 液配管。
Claims (3)
- 非共沸混合冷媒を室内熱交換器との間で循環させる室外機であって、
圧縮機と、
室外熱交換器と、
前記圧縮機、前記室外熱交換器、膨張弁および前記室内熱交換器を含む冷媒回路に封入された冷媒のうち余剰となった前記非共沸混合冷媒を収容するレシーバと、
前記レシーバ中の液状態の前記非共沸混合冷媒の液面レベルを検出するように構成された液面センサと、
前記非共沸混合冷媒の前記冷媒回路への封入量を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に前記封入量を入力する入力部と、
制御装置とを備え、前記制御装置は、前記液面レベルが変化すると前記圧縮機および前記膨張弁を制御することによって前記圧縮機の吸入側の圧力を変化させ、
前記記憶装置に記憶された前記封入量が少ないほど、前記液面レベルが変化した場合の前記圧縮機の吸入側の圧力の変化量は大きい、室外機。 - 前記圧縮機の吐出側の圧力を検出する圧力センサと、
前記レシーバに収容される液冷媒の温度を検出する温度センサとをさらに備え、
前記制御装置は、前記圧力センサの検出圧力に対応する前記非共沸混合冷媒の飽和液温度と前記温度センサの検出温度との差の大きさが判定値を超える場合には、前記液面レベルの変化に関わらず前記圧縮機の吸入側の圧力を一定にするように前記圧縮機および前記膨張弁を制御する、請求項1に記載の室外機。 - 非共沸混合冷媒を使用する冷凍サイクル装置であって、
圧縮機と、
室外熱交換器と、
膨張弁と、
室内熱交換器と、
前記圧縮機、前記室外熱交換器、膨張弁および前記室内熱交換器を含む冷媒回路に封入された冷媒のうち余剰となった前記非共沸混合冷媒を収容するレシーバと、
前記レシーバ中の液状態の前記非共沸混合冷媒の液面レベルを検出するように構成された液面センサと、
前記非共沸混合冷媒の前記冷媒回路への封入量を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に前記封入量を入力する入力部と、
制御装置とを備え、前記制御装置は、前記液面レベルが変化すると前記圧縮機および前記膨張弁を制御することによって前記圧縮機の吸入側の圧力を変化させ、
前記記憶装置に記憶された前記封入量が少ないほど、前記液面レベルが変化した場合の前記圧縮機の吸入側の圧力の変化量は大きい、冷凍サイクル装置。
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