JPH1068555A - 冷凍サイクルの循環冷媒組成検出方法並びにその検出方法を用いた冷凍装置 - Google Patents

冷凍サイクルの循環冷媒組成検出方法並びにその検出方法を用いた冷凍装置

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JPH1068555A
JPH1068555A JP22540696A JP22540696A JPH1068555A JP H1068555 A JPH1068555 A JP H1068555A JP 22540696 A JP22540696 A JP 22540696A JP 22540696 A JP22540696 A JP 22540696A JP H1068555 A JPH1068555 A JP H1068555A
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refrigerant
composition
saturated
refrigeration cycle
temperature
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JP22540696A
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Takeshi Ito
武司 伊藤
Kenji Ito
健二 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環冷媒の組成を確実に検出できる検出方法
及びこの検出方法を用いて安定した運転の行える冷凍装
置を提供すること。 【解決手段】 圧縮機1、凝縮器2、受液器5、電子膨
張弁3、蒸発器4を有し、非共沸混合冷媒を封入してな
る冷凍サイクルにおいて、前記受液器5における飽和冷
媒温度と飽和冷媒圧力とを測定し、予め設定された飽和
冷媒温度、飽和冷媒圧力及び冷媒組成の三要素の関係か
ら、前記受液器5において測定された飽和冷媒温度及び
飽和冷媒圧力に対応する冷媒組成を算出して、冷凍サイ
クルを循環する冷媒組成を検出する。このように検出さ
れた検出値に基づいてインバータ駆動の圧縮機1の回転
数制御及び電子膨張弁3の開度制御を調整するコントロ
ーラ8を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置に適用さ
れる冷凍サイクルの非共沸混合冷媒の冷循環組成検出方
法及びその検出方法を用いた冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オゾン層の破壊を防ぎ、地球の温
暖化を防止するという世界的な地球環境保護の観点か
ら、従来使用されてきた冷媒に代わる所謂代替冷媒が求
められており、その候補として混合冷媒、特に非共沸混
合冷媒が脚光を浴びるようになってきている。例えば、
広くルームエアコン等に用いられているR22の代替冷
媒としては、冷凍装置への封入時において、低沸点冷媒
であるR32が約30%、高沸点冷媒であるR134a
が約70%とした非共沸混合冷媒が候補に上がってい
る。
【0003】このような非共沸混合冷媒を冷凍サイクル
に封入した場合、低沸点冷媒は高沸点冷媒に比して蒸発
気化し易いことから、アキュムレータ等の冷媒溜めには
高沸点冷媒が液冷媒として溜まり易く、このため冷凍装
置の運転中循環する冷媒の組成は、冷媒封入当初の組成
から変化する。従って、冷凍サイクル封入当初の組成を
前提とした運転制御のままでは、冷凍サイクルの運転圧
力等が変化し、安定的に最適の冷凍運転を継続できなく
なるという問題がある。そこで、この変化した組成に対
応した圧縮機の容量制御や冷媒制御等を行うことが必要
となり、循環冷媒の組成をどのように検出するかという
技術の確立が求められるようになってきている。
【0004】非共沸混合冷媒を封入した冷凍サイクルに
おける従来の循環冷媒の組成検出方法としては特開平6
−33176号公報に記載されたものが知られている。
図5は、この検出方法を説明するための冷凍サイクル図
であり、101は圧縮機、102は凝縮器、103は電
子膨張弁、104は蒸発器、105はアキュムレータ、
106はアキュムレータ105内の液冷媒の液面、10
7は循環する非共沸混合冷媒の組成を検出するための液
面センサである。また、この冷凍サイクル内には前記例
示のR32が約30%、R134aが約70%の組成の
非共沸混合冷媒が封入されている。上記冷凍装置を運転
した場合、圧縮機101で圧縮された高温高圧の冷媒は
凝縮器102で凝縮液化し、電子膨張弁103で絞られ
膨張し、低温低圧の冷媒となり、蒸発器104で蒸発
し、アキュムレータ105で液冷媒とガス冷媒に分離さ
れ、ガス冷媒だけが圧縮機101に吸入され、再度圧縮
されてこれを繰り返し循環する。
【0005】従って、冷凍装置の運転開始直後、冷凍負
荷減少等の過渡期においては、蒸発器104に入った気
液2相の冷媒は、蒸発未了のままアキュムレータ105
に入り、アキュムレータ105の機能から液分とガス分
に分離され、ガス分だけが圧縮機101に吸入される。
この場合、前述した非共沸混合冷媒の特性上、アキュム
レータ105においては高沸点冷媒が液冷媒として溜ま
り易いため、アキュムレータ105に滞留する液冷媒の
組成は冷凍サイクルに封入当初の冷媒組成と異なる。こ
のため、アキュムレータ105に液冷媒が滞留すること
により、循環冷媒の組成が封入当初と相違し、また、こ
の液冷媒の滞留量により循環冷媒の組成が変化すると言
える。また、冷凍運転が安定して、アキュムレータ10
5への流入冷媒及びアキュムレータ105からの流出冷
媒が共にガス冷媒のみとなり、且つ、アキュムレータ1
05内の液冷媒量が変動しない場合は、アキュムレータ
105の出入口のガス冷媒の組成は略同一になると考え
られる。
【0006】従来の循環冷媒組成検出装置は、上記の様
な冷凍運転の安定状態における様に、アキュムレータ1
05に流入する冷媒と、アキュムレータ105から流出
する冷媒とは同一組成になるということを前提とし、ア
キュムレータ105に溜まった液冷媒の液面106を液
面センサ107で測定し、この液面106からアキュム
レータ105に滞留する液冷媒量を検出する。また、図
示しないがアキュムレータ105における冷媒温度及び
冷媒圧力を測定し、これらの測定値からアキュムレータ
105に滞留する液冷媒の組成を検出する。このように
従来の測定方法は、循環冷媒の組成を直接検出するので
はなく、循環冷媒の組成は、アキュムレータ105に滞
留する液冷媒量によってのみ循環冷媒の組成が変化する
との考えに基づき、前記の如くアキュムレータ105に
滞留する液冷媒量を測定し、この検出値から循環冷媒の
組成を算出していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
循環冷媒組成検出装置においては、次のような問題があ
った。冷凍装置の冷凍負荷は常に一定ではなく、低負荷
の場合は圧縮機101は低回転で運転され、また、マル
チエアコンのように一部の室内ユニットが停止されるこ
とが生じるような場合には、室内熱交換器等の冷凍サイ
クルの各部に溜まる液冷媒量が変化する。従って、アキ
ュムレータ105の液冷媒の量と組成だけを把握しても
循環冷媒の組成を確実に把握することはできない。ま
た、冷凍サイクルの各部に滞留する液冷媒の量及び組成
を常に把握することは困難であるので、前記従来の検出
装置において、冷凍サイクルの各部に滞留する液冷媒の
量と組成を把握して補正することも不可能でもある。
【0008】また、冷凍負荷は、上記例示の様にマルチ
エアコンにおいて一部の室内ユニットが停止する場合の
他、外気条件、室内発熱などにより絶えず変化してお
り、この結果、冷凍装置の高低圧力は常時変化してお
り、アキュムレータ105における液冷媒量も絶えず変
化している。従って、アキュムレータ105の入口冷媒
の組成と出口冷媒の組成とが常に同一とはなり難く、上
記従来装置の様に入口冷媒の組成と出口冷媒の組成とが
同一であることを前提として考えることはできない。ま
た、アキュムレータ105内の液面106を測定するた
めに、ある程度の液冷媒をアキュムレータ105に滞留
させる必要があり、その分多量の冷媒を冷凍サイクルに
封入するする必要があり、コストアップの要因となる。
また、アキュムレータ105に液冷媒を滞留させること
により、圧縮機の潤滑油がアキュムレータ105内に液
冷媒とともに滞留され易くなり、圧縮機内で必要とする
潤滑油が希釈され、圧縮機の信頼性が低下する原因とな
る。
【0009】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものであって、請求項1記
載の発明は、循環冷媒の組成を確実に検出できる検出方
法を提供することを目的とする。また、請求項2記載の
発明は、この検出方法を用いて安定した運転の行える冷
凍装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、圧縮機、凝縮器、受液器、
絞り、蒸発器を有し、非共沸混合冷媒を封入してなる冷
凍サイクルにおいて、前記受液器における飽和冷媒温度
と飽和冷媒圧力とを測定し、予め設定された飽和冷媒温
度、飽和冷媒圧力及び冷媒組成の三要素の関係から、前
記受液器において測定された飽和冷媒温度及び飽和冷媒
圧力に対応する冷媒組成を算出して、冷凍サイクルを循
環する冷媒組成を検出することを特徴とする非共沸混合
冷媒を用いたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、インバータ駆動の
圧縮機、凝縮器、受液器、電子膨張弁、蒸発器を有し、
非共沸混合冷媒を封入してなる冷凍サイクルにおいて、
前記受液器における飽和冷媒温度と飽和冷媒圧力とを測
定し、予め設定された飽和冷媒温度、飽和冷媒圧力及び
冷媒組成の三要素の関係から、前記受液器において測定
された飽和冷媒温度及び飽和冷媒圧力に対応する冷媒組
成を算出して、冷凍サイクルを循環する冷媒組成を検出
するとともに、同検出値に基づいて前記インバータ駆動
の圧縮機の回転数制御及び電子膨張弁の開度制御を調整
するコントローラを備えたことを特徴とする。
【0012】従って、請求項1記載の冷凍サイクルの循
環冷媒組成検出方法においては、アキュムレータの様に
流入冷媒と流出冷媒とで冷媒の循環組成が変化するよう
な部分で液冷媒を滞留させず、流入冷媒と流出冷媒との
組成が同一となって、循環組成と略同一の冷媒組成の液
冷媒が滞留する受液器において、飽和冷媒温度と飽和冷
媒圧力を測定し、この測定された飽和冷媒温度及び飽和
冷媒圧力に対応する冷媒組成を算出し、冷凍サイクルを
循環する循環冷媒の組成を検出するので、直接的に循環
冷媒の組成が検出される。また、従来方法の様に、循環
冷媒の組成検出のために、わざわざアキュムレータに多
量の液冷媒を滞留させる必要がないので、冷凍装置に封
入される冷媒量は少なくて済む、このため、アキュムレ
ータに潤滑油が滞留することが少なくなり、圧縮機用潤
滑油の希釈化への影響が軽減され、圧縮機の信頼性が向
上する。また、循環冷媒の組成検出に利用される受液器
により、凝縮器における液冷媒の滞留が防止され、凝縮
器の熱交換効率が向上する。
【0013】また、請求項2記載の冷凍装置において
は、冷凍運転中における循環冷媒の組成変化に応じ、圧
縮機の回転数制御及び電子膨張弁の開度制御を調整する
ことにより、組成変化に対応した制御がなされ、安定且
つ最適な冷凍サイクル運転が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明を冷凍装置に具体化
した実施の形態について図1〜図4に基づいて説明す
る。図1において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は電子
膨張弁、4は蒸発器、5は受液器、6は温度センサ、7
は圧力センサ、8はコントローラであり、この冷凍サイ
クルにはR32が約30%、R134aが約70%の非
共沸混合冷媒が所定量封入されている。上記圧縮機1
は、インバータ駆動の圧縮機であって、冷凍負荷に対応
して運転周波数の電圧と周波数との比であるV/Fパタ
ーンにより圧縮機の回転数が制御されている。また、電
子膨張弁3は、圧縮機の吸い込み温度と蒸発器温度との
温度差により蒸発器出口冷媒の過熱度を所定値に保持す
るように絞り度が制御されている。
【0015】そして、上記冷凍装置を運転した場合、圧
縮機1で圧縮された高温高圧の冷媒は凝縮器2で凝縮液
化し、凝縮液化した冷媒は受液器5に溜まる。そして、
電子膨張弁3で絞り膨張されて低温低圧の冷媒となり、
蒸発器4で蒸発し、圧縮機1に吸入され、再度圧縮され
てこれを繰り返し循環する。このとき受液器5における
飽和冷媒温度及び飽和冷媒圧力が温度センサ6、圧力セ
ンサ7により検出される。
【0016】本発明の循環冷媒組成検出方法は、この受
液器5における飽和冷媒温度及び飽和冷媒圧力から冷媒
組成を算出するものであって、以下これを説明する。図
2は、上記冷凍装置に封入された非共沸混合冷媒に関
し、圧力一定の条件において、縦軸に飽和冷媒温度t、
横軸に冷媒組成Xを目盛った気液平線図であり、この図
の冷媒組成X1線上に太い実線で示したCLは、凝縮器
2における凝縮過程を示しており、凝縮器2入口の冷媒
組成と同出口の冷媒組成とは同一で、冷媒組成X=X1
となる。また、凝縮器2の出口に取り付けられた受液器
5の液冷媒は飽和状態となっており、循環冷媒の組成に
略等しい冷媒組成となっている。
【0017】図3は、受液器5の出入口における冷媒の
組成、液ガス比率、圧力、温度を説明する図であって、
受液器5への流入冷媒と受液器5からの流出冷媒の組成
が等しいことを説明するものである。即ち、同図におい
て、 R1;受液器5の流入冷媒 R2;受液器5の流出冷媒 p;冷媒圧力 p1;受液器5の冷媒圧力(p=p1) t;冷媒温度 t1;受液器5の冷媒温度(t=t1) とし、また、 Gl;液冷媒の量 Gg;ガス冷媒の量 とすると、受液器5の流入冷媒R1は、凝縮器21から
冷媒組成X=X1の液冷媒が流れてくるので、Gl:Gg
=1:0であり、また、この流入液冷媒の圧力、温度は
受液器5の冷媒の圧力、温度に等しく、p=p1,t=
1となっている。一方、受液器5の流出冷媒R2は、受
液器5がアキュムレータ5の如く液冷媒とガス冷媒を分
離するような機能がなく液冷媒のみを流出させるので、
受液器5流入冷媒と同じく、X=X1、Gl:Gg=1:
0、p=p1,t=t1となり、受液器5の出入口間では
循環冷媒の組成に略変化がない。
【0018】図4は、冷凍サイクルに封入した非共沸混
合冷媒の特性に関し、縦軸に飽和冷媒温度t、横軸に冷
媒組成Xを採ったもので、飽和冷媒圧力pに対し飽和液
冷媒温度tと冷媒組成Xの関係を示している。本実施の
形態の冷媒組成検出方法は、図4に示すように、温度セ
ンサ6及び圧力センサ7で検出された受液器5の飽和冷
媒温度t1、飽和冷媒圧力p1をこの線図上にプロット
し、点線矢印に従ってこの飽和冷媒温度t1、飽和冷媒
圧力p1に対応する冷媒組成X1を求めるようにしたもの
であって、上記処理は、コントローラ8における演算に
より行われる。即ち、コントローラ8には、冷凍サイク
ルに封入された非共沸混合冷媒についての飽和冷媒圧力
p−飽和液冷媒温度tー冷媒組成Xの関係特性が記憶さ
れ、温度センサ6及び圧力センサ7により検出された飽
和冷媒温度t1及び飽和冷媒圧力p1から冷媒組成X1
算出し、冷凍サイクルを循環する循環冷媒の組成X1
検出する演算手段が具備されており、図4に図示の内容
と同様の処理が演算により行われる。
【0019】本実施の形態では、上記のように循環冷媒
組成の変化しない受液器5の飽和液冷媒の冷媒組成X1
が算出され検出されるので、循環冷媒組成Xの検出が確
実となる。また、もともと冷凍負荷により生じる余剰液
冷媒を滞留させるように意図された受液器5を利用し、
従来方法のようにアキュムレータ5にわざわざ液冷媒を
滞留させていないので、冷凍装置に封入される冷媒量
は、前記従来方法に比し低減される。また、前記従来方
法のようにアキュムレータに液冷媒を滞留させないの
で、潤滑油が液冷媒とともに滞留され希釈化されるよう
なことがない。また、受液器5が設けられることによ
り、凝縮器2に液冷媒が滞留しなくなり、凝縮器2の熱
交換効率が向上する。
【0020】更に、本実施の形態の冷凍装置では、上記
のように算出された循環冷媒組成X1を用いて、圧縮機
1の容量制御、電子膨張弁3の開度制御を調整し、空調
機の運転圧力を安定させるようにしている。即ち、能力
の大きい低沸点冷媒が多くなった場合は、運転負荷が大
きくなり、冷凍装置の高低圧力差が大きくなり易いの
で、圧縮機1の回転数を基本設定値よりも小さくし、電
子膨張弁3の開度を基本設定値よりも小さくし、運転圧
力を安定させるとともに省エネルギを図る。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明によ
れば、循環冷媒の組成が確実に検出される。また、冷凍
装置への冷媒充填量を低減でき、圧縮機潤滑油の希釈に
対し信頼性が向上する。また、凝縮器能力の熱交換効率
も向上する。請求項2記載の発明によれば、上記効果に
加え、運転中の循環冷媒の組成変化に対応して、圧縮機
の回転数、電子膨張弁の開度を調整し、安定且つ最適な
冷凍運転を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の冷凍装置を示す冷凍サイクル
図。
【図2】 図1冷凍装置における凝縮過程説明図。
【図3】 図1冷凍装置の受液器における冷媒の状態説
明図。
【図4】 組成検出方法の説明図。
【図5】 従来の冷媒組成検出方法を用いた冷凍装置を
示す冷凍サイクル図。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…凝縮器、3…電子膨張弁、4…蒸発
器、5…受液器、6…温度センサ、7…圧力センサ、8
…コントローラ、p1;受液器における飽和冷媒圧力、
1;受液器における飽和冷媒温度、X1…循環冷媒の組

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、受液器、絞り、蒸発器
    を有し、非共沸混合冷媒を封入してなる冷凍サイクルに
    おいて、前記受液器における飽和冷媒温度と飽和冷媒圧
    力とを測定し、予め設定された飽和冷媒温度、飽和冷媒
    圧力及び冷媒組成の三要素の関係から、前記受液器にお
    いて測定された飽和冷媒温度及び飽和冷媒圧力に対応す
    る冷媒組成を算出して、冷凍サイクルを循環する冷媒組
    成を検出することを特徴とする非共沸混合冷媒を用いた
    冷凍サイクルの循環冷媒組成検出方法。
  2. 【請求項2】 インバータ駆動の圧縮機、凝縮器、受液
    器、電子膨張弁、蒸発器を有し、非共沸混合冷媒を封入
    してなる冷凍サイクルにおいて、前記受液器における飽
    和冷媒温度と飽和冷媒圧力とを測定し、予め設定された
    飽和冷媒温度、飽和冷媒圧力及び冷媒組成の三要素の関
    係から、前記受液器において測定された飽和冷媒温度及
    び飽和冷媒圧力に対応する冷媒組成を算出して、冷凍サ
    イクルを循環する冷媒組成を検出するとともに、同検出
    値に基づいて前記インバータ駆動の圧縮機の回転数制御
    及び電子膨張弁の開度制御を調整するコントローラを備
    えたことを特徴とする冷凍装置。
JP22540696A 1996-08-27 1996-08-27 冷凍サイクルの循環冷媒組成検出方法並びにその検出方法を用いた冷凍装置 Pending JPH1068555A (ja)

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