JP6902453B2 - 制御盤及び駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両などの車両を駐車するための駐車装置に関し、特に、パレットの移動を制御する搬送装置を制御する制御盤を備えた駐車装置に関する。
駐車装置、特に、立体的に車両を駐車する多段式駐車装置には、パレットの移動を制御する搬送装置を制御する制御盤が備えられている。制御盤には、制御部、漏電遮断器、インバータ、及びリレー等の制御機器が筐体内に収納されている。
利用者は、駐車装置を使用する際に、入出庫口等の近くに設置された操作盤を操作すればよく、制御盤に直接アクセスする必要はないので、制御盤は主に駐車装置の後方に設置される。
特許第5202984号公報
しかし、駐車装置において、制御盤を入出庫階の車両の通過する部分とその進行方向に配置すると、車両が駐車装置に入出庫する際に制御盤に衝突して、制御部に有害な変形及び破損が生じるおそれがある。
そこで、本発明の目的の一つは、車両が制御盤に衝突しても、制御部に有害な変形及び破損が生じる前に、制御部への電源供給を遮断することにある。
本発明の一実施形態に係る制御盤は、車両が載置されるパレットを移動させる搬送装置の動作を制御する制御部と、制御部に電源を供給する電源供給部と、制御部と電源供給部とに接続され、制御部への電源の供給を遮断する電源遮断部と、制御部、電源供給部、及び電源遮断部を収納する筐体と、筐体の変形を検知するセンサと、を有し、センサが筐体の変形を検知した場合、電源遮断部は、制御部への電源の供給を遮断する。
上記構成において、筐体は、制御部、電源供給部、及び電源遮断部に対向する側の面に蓋を有し、センサは、蓋と制御部との間に設けられていてもよい。
上記構成において、センサは、蓋と制御部との間に前記筐体に接続された板状部材によって支持してもよい。
上記構成において、センサは、スイッチを含み、センサは、スイッチへの接触を検出すると、蓋の変形を検知してもよい。
上記構成において、センサは、投光器及び受光器を有し、投光器及び受光器は、筐体内の側面に対向して配置され、投光器から受光器へ向かう光の経路が、蓋と制御部と間にあり、センサは、受光器へ受光される投光器からの光量が減少すると、蓋の変形を検知してもよい。
上記構成において、センサは、投光器及び受光器を有し、投光器及び受光器は、筐体内の同じ側面に配置され、投光器から筐体内の対向する側面に反射して受光器へ向かう光の経路が、蓋と制御部との間にあり、センサは、投光器から受光器までの光の経路が短くなったことを検出すると、蓋の変形を検知してもよい。
上記構成において、センサは、投光器及び受光器を有し、投光器及び受光器は、筐体内の制御部が配置された面に配置され、投光器から蓋に反射して受光器へ向かう光の経路が、制御部と蓋との間にあり、センサは、投光器から投光器までの光の経路が短くなったことを検出すると、蓋の変形を検知してもよい。
上記構成において、センサは、蓋に取り付けられた振動センサを含み、センサは、蓋が振動すると、蓋の変形を検知してもよい。
上記構成において、センサは、蓋に取り付けられたジャイロセンサを含み、センサは、蓋の傾きを検知すると、蓋の変形を検知してもよい。
上記構成において、電源遮断部は、トリップ回路を有していてもよい。
本発明の一実施形態に係る駐車装置は、本発明の一実施形態に係る制御盤と、パレットと、搬送装置と、を有する。
上記構成において、筐体は、車両の入庫方向に蓋を有していてもよい。
本発明によると、車両が制御盤に衝突しても、制御部に有害な変形及び破損が生じる前に、制御部への電源供給が遮断される。
本発明の一実施形態に係る駐車装置の主たる構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る駐車装置が有する制御盤の概略図である。 本発明の一実施形態に係る制御盤の上面図である。 本発明の一実施形態に係る制御盤の上面図である。 本発明の一実施形態に係る駐車装置を制御するシステムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る制御盤の回路図である。 本発明の一実施形態に係るシステムのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る駐車場が有する制御盤の概略図である。 本発明の一実施形態に係る制御盤の上面図である。 本発明の一実施形態に係る制御盤の上面図である。 本発明の一実施形態に係る駐車場が有する制御盤の概略図である。 本発明の一実施形態に係る駐車場が有する制御盤の概略図である。 本発明の一実施形態に係る駐車場が有する制御盤の概略図である。 本発明の一実施形態に係る駐車場が有する制御盤の概略図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、Bなどを付しただけの符号)を付す。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係る駐車装置100の構成を示す。図1は、駐車装置100を側面(入出庫口109がある面を正面とする場合)から見た概略図である。
駐車装置100は、支柱102によって構造体が構成され、構造体の中に車両101を載置するパレット104が設置されている。パレット104は、搬送装置106により支柱102に沿って昇降することが可能である。構造体の中で、パレット104は、複数の車両101を縦方向に積み重ねたとき、車両同士が干渉しない間隔をもって設けられている。これにより、支柱102によって形成される構造体は、縦方向に複数段に積み重なった駐車領域P1、P2、P3、P4を形成している。
なお、図示していないが、駐車領域は縦方向のみならず、横方向(図1に示す奥行方向)に複数並んで形成されるものであってもよい。これにより、パレット104は、上下方向に限らず、横方向にも支柱102に沿って移動させることができる。
駐車装置100は、操作盤105によって操作される。操作盤105は、駐車装置100の外側に設けられている。例えば、駐車装置100の入出庫口109の近くの支柱102に操作盤105が設置されている。利用者は、駐車装置100の外側から操作盤105を操作して、目的のパレット104を入出庫口109まで移動させたり、ゲート108を開閉したりする。
駐車装置100の入出庫口109に設けられるゲート108は、操作盤105により開閉を行うことができる。ゲート108は、車両101を入出庫するために開けた場合以外は閉じた状態となっている。したがって、パレット104が移動するときもゲート108は閉じた状態となっている。ゲート108が閉じていることにより、通常は駐車装置100の装置内に人が入れないようになっている。図1では、車両101の入庫方向に制御盤110が設けられている。操作盤105から出力される信号は、制御盤110に送られ、制御盤110はパレット104の移動を行う搬送装置106や、ゲート108の開閉を行う駆動装置等に制御信号を出力する。
縦方向に複数段に積み重なった駐車領域を形成し立体的に車両101を収納して駐車させる駐車装置100では、パレット104が昇降することで、目的とするパレット104を入出庫口109へ移動させて車両101の出し入れを行う。目的とするパレット104を入出庫口109まで移動させる動作にはいくつかの方式がある。たとえば、上段のパレット104に駐車された車両101を出庫するために下段のパレット104を地下ピットに沈み込ませる方式、下段又は上段のパレット104を車体横方向(図1の紙面奥行き方向)にスライドさせて上段のパレット104を下段のパレット104が存在しない空間に降下させる方式、あるいはこれらを組み合わせた方式等が採用されている。
図1で示す例では、1階から上階に向かって駐車領域P1、P2、P3、P4が設けられている態様を示している。駐車領域の数は4つに限られず、3つ以下または5つ以上であってもよい。
例えば、駐車領域P1の横方向(図1の紙面奥方向)には駐車領域P5(図示略)が、さらにその横方向(図1の紙面奥方向)には駐車領域P9が、設けられていてもよい。このとき上段にある駐車領域P4にあるパレット104を降下させ、車両101を入出庫するには下段の駐車領域P1、P2、P3のパレット104が障害となる。この場合、駐車領域P5のパレット104を上昇させ、駐車領域P1、P2、P3のパレット104を横方向にスライドさせると障害物がなくなるので、駐車領域P4のパレット104を入出庫口109まで降下させることが可能となる。
[制御盤の構成]
図2は、駐車装置100が有する制御盤110の概略図である。制御盤110は、少なくとも制御部111、電源供給部112、電源遮断部113、及びセンサ114a、114bを有する。また、制御部111、電源供給部112、電源遮断部113、及びセンサ114a、114bは、筐体115に収納されている。
制御部111は、駐車装置100の各部の動作を制御する。制御部111は、例えば、CPU(Central Processing Unit)で例示される演算処理装置、ならびにROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)で例示されるメモリを搭載したプロセッサを備える。制御部111は、例えば、操作盤105から送られる信号を受信し、パレット104を移動させる搬送装置106や、ゲート108の開閉を行う駆動装置に制御信号を出力し、パレット104の移動やゲート108の開閉を制御する。
電源供給部112は、商用電源などの外部電源から制御部111へと電源を供給する。制御部111に供給された電源は、搬送装置106や操作盤105に供給される。
電源遮断部113は、制御盤110が何らかの衝撃を受けた場合に、制御部111に有害な変形及び破損が生じる前に、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。ここで、何らかの衝撃とは、例えば、車両101が制御盤110に衝突した場合などである。電源遮断部113が電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断することにより、制御部111から搬送装置106への電源の供給が遮断される。つまり、制御部111の動力回路を遮断することで、制御部111から搬送装置106への電源の供給が遮断されるが、通信回路は遮断されない。そのため、電源の供給が遮断されている間も、制御部111や制御盤110において、アラートを表示させることができる。
制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113は、筐体115内の空間に収納されている。また、筐体115は、制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113の上方と、車両の入庫方向であって、パレット104側の面を保護する蓋115aを有している。当該蓋115aによって、制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113などを保護することができる。なお、制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113を保護するものは、取り外し可能な蓋115aに限定されず、筐体115の片側又は両側で開閉可能な蓋であってもよい。
制御盤110は、センサ114a、114bを有する。センサ114a、114bは、制御盤110が何らかの衝撃を受けた場合に、筐体115の変形を検知するセンサである。また、図2に示すように、センサ114a、114bは、板状部材118a、118bによって支持されている。センサ114a、114bは、板状部材118a、118bによって、制御部111及び電源供給部112の前の高さに配置されている。また、板状部材118a、118bは、筐体115の内面に接続されている。図2に示すように、板状部材118a、118bは、筐体115の内面であって、底部に接続されている。板状部材118a、118bは、底部でなくてもよく、筐体115に接続されていればよい。センサ114a、114bは、制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113と接続されている。センサ114a、114bが、筐体115の変形を検知した場合には、電源遮断部113は、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。
センサ114a、114bとしては、例えば、押圧型のスイッチ、加圧でオン状態となるケーブルスイッチ及びレバー型のリミットスイッチ用いることができる。また、センサ114a、114bとして、光電センサ、磁気センサ、振動センサ、又はジャイロセンサ等を用いることができる。なお、センサ114a、114bとして、光電センサ、磁気センサ、振動センサ、又はジャイロセンサ等を用いる場合については、後の実施形態において詳細に説明する。
なお、図2に示す例では、センサ114a、114bは、押圧型のスイッチである。なお、図2においては、センサ114a、114bを2つ設ける例を示すが、センサは少なくとも一つあればよく、3つ以上設けてもよい。
また、筐体115には、センサ114a、114bをオン/オフを制御するスイッチ116が設けられている。また、スイッチ116は、筐体115内であって、筐体115の側面において、パレット104側よりも、センサ114a、114b側に設けられることが好ましい。さらに、スイッチ116は、筐体115内であって、筐体115の側面においてセンサ114a、114bよりも制御部111側に設けられることがより好ましい。作業者は、駐車装置100のメンテナンスを行う際に、蓋115aを取り外し、スイッチ116をオフして、センサ114a、114bをオフする。これにより、筐体115の変形の誤検知を防止することができる。
また、制御盤110には、制御部111、電源供給部112、電源遮断部113、センサ114a、114bの他、漏電遮断器、インバータ、及びリレーなどの制御機器117が設けられていてもよい。
図3A及び図3Bに、制御盤110を上から見た図を示す。図3Aは、筐体115の蓋115aが閉じられた状態を示している。また、蓋115aは、制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113の上方と、車両の入庫方向であって、パレット104側に設けられている。
図3Aは、筐体115が有する蓋115aが閉じられた様子を示す。図3Aに示すように、センサ114a、114bは、筐体115内において、制御部111や、電源供給部112等の部品と、筐体115が有する蓋115aとの間に設けられている。
図3Bは、白抜きの矢印の方向から車両が衝突して、蓋115aが変形した様子を示す。ここで白抜きの矢印の方向は、車両の入庫方向である。図3Bに示すように、蓋115aが変形することで、蓋115aによってセンサ114aに接触する。これにより、センサ114aは、蓋115aが変形したことを検知して、検知信号を電源遮断部113に送信する。電源遮断部113が検知信号を受信すると、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。
なお、図3Bにおいては、センサ114aに蓋115aが接触することで、蓋115aが変形したことを検知する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。センサ114bに蓋115aが接触することで、蓋115aが変形したことを検知してもよい。つまり、センサ114a、114bの少なくとも一方に、蓋115aが接触することで、蓋115aが変形したことを検知することができる。また、本明細書等において、センサの数や、センサの位置は、筐体の形状や大きさによって、適宜変更することができる。
駐車装置において、制御盤を入出庫階の車両の通過する部分とその進行方向に配置すると、車両が駐車装置に入出庫する際に制御盤に衝突して、制御部に有害な変形及び破損が生じるおそれがある。
車両が駐車装置に入出庫する際に制御盤に衝突することを防止するために、縦方向に複数段に積み重なった駐車領域を形成し、立体的に車両101を収納して駐車させる駐車装置では、地上階以外に制御盤を設けることも可能である。しかしながら、引き回すための配線材料が増加したり、配線作業の工数が増加する。また、地上階以外に制御盤を設けると、作業者がメンテナンスする際の制御盤110へのアクセスが困難になる。また、地下ピット内に制御盤を設ける場合には、冠水により制御盤が故障してしまうおそれがある。また、車両の進行方向に直交する方向、つまりパレット104の横方向に制御盤110を設置することも可能であるが、人の通行を妨げたり、パレット104の横方向の移動を阻害する恐れがある。
また、自動車が衝突しても制御盤に有害な変形及び破損が生じないようにするためのガードの設置には費用がかかるうえ、ガードは、制御盤について作業を行う際の障害物となる。
本実施形態に係る駐車装置100が有する制御盤110では、筐体115の変形を検知するセンサ114a、114bが設けられている。本実施形態に係る駐車装置では、車両101が駐車装置に入出庫する際に制御盤に衝突した場合に、筐体115が変形したとしても、制御部111に有害な変形及び破損が生じなければよい。したがって、車両が駐車装置に入出庫する際に制御盤110に衝突したとしても、センサ114a、114bによって筐体115の変形を検知することで、制御部111に有害な変形及び破損が生じる前に、制御部111への電源の供給を遮断する。
また、車両が入出庫する地上階に制御盤110を配置することができるため、配線の材料が増加したり、配線の工数が増加することはない。また、作業者がメンテナンスを行う際の制御盤110へのアクセスが容易である。また、冠水により制御盤が故障することを防止することができる。また、制御盤110を、車両の入庫方向に設置することができるため、人の通行を妨げたり、パレット104の横方向の移動を阻害することがない。
また、ガードを設置した場合と異なり、メンテナンスを行う作業者と、制御盤110との間に障害物がないため、ガードを設置した場合と比較して制御盤110のメンテナンスが容易となる。
なお、図3において、板状部材118a、118bにそれぞれ、センサ114a、114bを設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、蓋115aと、板状部材118a、118bとを導電材料で形成し、蓋115aが変形すると、蓋115aが板状部材118a、118bの少なくとも一方と接触することで導通するスイッチとしてもよい。蓋115aと、板状部材118a、118bの少なくとも一方が接触するとスイッチがオン状態になり、電源供給部112から制御部111への電源の供給を停止することができる。
[制御盤のシステムの構成]
図4を参照して、本発明の一実施形態に係る駐車装置100を制御するシステム200の構成について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る駐車装置100を制御するシステム200の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように本発明の一実施形態に係る駐車装置100を制御するシステム200は、制御盤110に、搬送装置106と、操作盤105とが接続された構成を備える。
制御盤110と、搬送装置106と、操作盤105とは、ネットワークによって接続されてもよい。ネットワークは、無線又は有線回線であってもよい。制御盤110に対して、搬送装置106と、操作盤105とがネットワークを介して相互に通信可能に接続されていれば、搬送装置106と、操作盤105とが互いに通信可能に接続されていなくてもよい。また、制御盤110は、図示していないが、他の管理者端末とネットワークを介して相互に通信可能に接続されていてもよい。
搬送装置106は、パレット104の上下方向及び横方向の移動を可能とするために、スライド機構、モータ、ローラー、ローラーチェーン、軸受け等の部品、油圧関係の部品等の複数の駆動部品を含んでいる。図1では、搬送装置106を3つ図示しているが、任意の数の搬送装置がそれぞれ搬送装置106と制御盤110と通信可能に接続されていてもよい。また、搬送装置106のそれぞれは、複数の駆動部品を駆動させる駆動回路を含んでいる。
操作盤105は、例えば、表示部、入力部、操作電源スイッチ、緊急停止ボタン、操作説明部などを備えている。さらに、操作キースイッチや、操作キーシリンダ等が配置されていてもよい。また、入力部には、複数の押しボタンが備えられている。利用者は、操作盤105の操作キースイッチや、表示部に表示された操作キーを操作することで、目的のパレット104を入出庫口109まで移動させる。
制御盤110は、図2において説明したように、制御部111、電源供給部112、電源遮断部113、センサ114を有する。電源供給部112には、商用電源などの外部電源122から電源が供給される。
なお、電源遮断部113によって、電源供給部112から制御部111への電源の供給が遮断された後、筐体115の修理や安全が確認されてから、再度、外部電源122から電源供給部112へ電源の供給を開始する。
[制御盤の回路図]
図5は、制御盤110の回路図である。電源供給部112は、電源遮断部113と直列に接続されており、センサ114a及び制御部111とは並列に接続されている。電源遮断部113は、トリップ回路が設けられており、電圧値又は電流値が所定の値以下または以上になると、電源の供給を遮断させる機能を有する。
センサ114a、114bは、筐体115の変形を検知すると、電圧値又は電流値が変化する。電源供給部112において、センサ114a、114bの電圧値又は電流値が変化すると、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。なお、図5には、センサ114bが図示されていないが、センサ114bは、センサ114aと直列に接続されている。よって、センサ114a、114bのいずれか一方が、筐体115の変形を検知すると、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。また、電源遮断部113にトリップ回路を設けることにより、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断した後、制御部111が不測に起動することを防止することができる。
次に、本実施形態に係る制御盤110の電源遮断処理について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る制御盤110のシステムのフローチャートである。
電源供給部112の電源を入れると、電源供給部112から制御部111への電源の供給を開始する(ステップS301)。これにより、制御部111から搬送装置106へ電源が供給されるため、搬送装置106や操作盤105の制御が可能となる。
制御部111から搬送装置106や操作盤105へ電源が供給されると、駐車装置100は通常の動作を行う(ステップS302)。ここで、通常の動作とは、利用者が操作盤105を操作して、目的のパレット104を入出庫口109まで移動させたり、ゲート108を開閉したりするなどである。
駐車装置100が通常の動作を行っている最中に、センサ114a、114bが、筐体115の変形を検知すると(ステップS303;Yes)、センサ114a、114bから検知信号が電源遮断部113に送信される。電源遮断部113は、検知信号を受信すると、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する(ステップS304)。
電源供給部112から制御部111への電源の供給が遮断された後、復帰処理が正常に行われたか否かを判定する(ステップS305)。復帰処理とは、センサ114a、114bの誤動作によって、筐体115の変形が検知された場合には、制御部111のリセット処理を行う。また、筐体115が変形していた場合には、筐体115の全て又は一部を交換して、制御盤110に含まれる制御部111、電源供給部112などの部品を点検する。また、制御部111のリセット処理を行う。上記の復帰処理が正常に行われたと判定された場合(ステップS305;YES)には、再度、外部電源122から電源供給部112への電源を供給する(ステップS301)。また、上記の復帰処理が正常に行われたと判定されない場合(ステップS305;NO)には、再度、復帰処理を行う。
このように、本実施形態に係る駐車装置100が有する制御盤110では、筐体115の変形を検知するセンサ114a、114bが設けられている。車両が駐車装置に入出庫する際に制御盤110に衝突したとしても、センサ114a、114bによって筐体115の変形を検知することができるため、制御部111に有害な変形及び破損が生じる前に、制御部111への電源供給を遮断することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態に示す制御盤110とは一部異なる構成を有する制御盤110Aについて、図7乃至図8Bを参照して説明する。
[制御盤の構成]
図7は、駐車装置100が有する制御盤110Aの概略図である。制御盤110Aは、少なくとも制御部111、電源供給部112、電源遮断部113、及びセンサ124a、124bを有する。本実施形態では、センサ124a、124bが設けられる位置が、第1実施形態と異なっている。また、本実施形態では、センサ124a、124bとして、光電センサを用いる例について説明する。
図7に示すように、筐体115は、片側で開閉可能な蓋115bを有している。また、蓋115bは、パレット104の位置に対して、車両101の入庫方向の面に設けられている。当該蓋115bによって、制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113などが保護される。
図8A及び図8Bに、制御盤110を上から見た図を示す。図8Aは、筐体115の蓋115bが閉じられた状態を示している。
センサ124a、124bは、光電センサである。光電センサとして、例えば、透過型光電センサ、反射型透過センサを用いることができる。図8A及び図8Bでは、透過型光電センサを使用する場合について説明する。透過型光電センサでは、光源を内蔵し、検出媒体となる光を投射する機能を有する受光器と、投光器の投射光を受け電気信号に変換する受光素子を内蔵した受光器とを対向させて配置する。そして、投光器から投射された光は一直線に受光器の入光窓に投射される。
図8Aに示すように、センサ124a、124bは、筐体115内の空間に収納されており、筐体115の側面に配置されている。図8Aでは、センサ124aは投光器であって、センサ124bは受光器である場合について説明する。センサ124a、124bは、投光器の投光軸と受光器の受光軸とが一致するように配置されている。センサ124aからセンサ124bに向かう矢印は、投光器の投射光である。このように、対向して配置された投光器と受光器の間が、蓋115bの検出範囲である。また、投光器の投射光が、制御部111や電源供給部112と、蓋115bとの間になるように、センサ124a、124bを設けることが好ましい。
図8Bは、白抜きの矢印の方向から車両が衝突して、蓋115bが変形した様子を示す。図8Bに示すように、蓋115bが変形すると、蓋115bによって投射光が遮断されるため、受光器に入射する光量が減少する。これにより、受光器に内蔵された光電変換素子の電気的特性が変化するため、電気的特性の変化を検出し、増幅することで筐体115が変形したことを検知する検知信号とする。検知信号は電源遮断部113に送信され、電源遮断部113が検知信号を受信すると、電源遮断部113は電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。
また、筐体115には、センサ124a、124bをオン/オフを制御するスイッチ116が設けられている。また、スイッチ116は、筐体115内であって、筐体115の側面において、パレット104側よりも、センサ124a、124b側に設けられることが好ましい。さらに、スイッチ116は、筐体115内であって、筐体115の側面においてセンサ124a、124bよりも制御部111側に設けられることがより好ましい。作業者が駐車装置100のメンテナンスを行う際に、スイッチ116をオフして、センサ124a、124bをオフする。これにより、筐体115の変形の誤検知を防止することができる。
なお、図7乃至図8Bにおいて、筐体115が蓋115bを有する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。筐体115は、蓋115bではなく、蓋115aを有していてもよい。
なお、図8A及び図8Bにおいて、透過型光電センサを使用する例について説明したが、反射型光電センサを使用してもよい。反射型光電センサとしては、拡散反射型や、距離設定反射型を使用することができる。図9に、センサとして反射型光電センサが使用された制御盤110Bについて示す。反射型光電センサを用いる場合には、センサ124a、124bを、筐体115内の空間であって、筐体115の同じ側面に配置する。センサ124a、124bの一方は投光器であり、他方は位置を検出する受光器である。なお、説明のため、投光器と受光器を別々の部品で示しているが、反射型光電センサは、投光器と受光器が一体化されていてもよい。
拡散反射型光電センサは、投光部から投射された光が、検出物体に当たり、反射光が受光部に戻ってくることで、オン/オフする。つまり、蓋115bが変形していなければ、投光器から投射された光は筐体115の側面に当たり、反射光は受光部で受光することでオン状態となる。蓋115bが変形したことを検知するためには、蓋115bの内側に光の反射を妨害する材質のものを用いるか、蓋115bの内側に光の反射を妨害する塗装を施す。これにより、蓋115bが変形した場合に、投光器から投射された光は蓋115bの内側に当たるが、反射されないため受光部で受光できずオフ状態となる。このオフ状態の信号を、筐体115が変形したことを検知する検知信号とする。検知信号は、電源遮断部113に送信され、電源遮断部113が検知信号を受信すると、電源遮断部113は電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。
また、距離設定型の反射型光電センサでは、投光部から投射された光の反射光が、受光部のどの位置にあるかによって、物体までの距離を測定することにより、物体を検出する。つまり、蓋115bが変形していなければ、投光器から筐体115内の側面までの距離を測定し、蓋115bが変形した場合には、投光器から蓋115bまでの距離を測定することになる。よって、受光器が投光器からの距離が短くなったことを検出することで、筐体115が変形したことを検知する検知信号とする。検知信号は電源遮断部113に送信され、電源遮断部113が検知信号を受信すると、電源遮断部113は電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。
また、図10に、図9とは異なる位置に、センサとして反射型光電センサが使用された制御盤110Cを示す。図10に示すように、センサ124a、124bは、筐体115内の空間であって、制御部111と同じ面に配置する。図9に示す制御盤110Bと同様に、センサ124a、124bの一方は、投光器であり、他方は位置を検出する受光器である。
図10に示す制御盤110Cの場合は、蓋115bが変形していなければ、投光器から蓋115bまでの距離を測定し、蓋115bが変形した場合には、投光器から変形した蓋115bまでの距離を測定する。よって、受光器が投光器からの距離が短くなったことを検出することで、筐体115が変形したことを検知する検知信号とする。検知信号は、電源遮断部113に送信され、電源遮断部113が検知信号を受信すると、電源遮断部113は、電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。
本実施形態に係る駐車装置100が有する制御盤110A乃至制御盤110Cでは、筐体115の変形を検知するセンサ124a、124bが設けられている。本実施形態に係る駐車装置では、車両101が駐車装置に入出庫する際に制御盤に衝突した場合に、筐体115が変形したとしても、制御部111に有害な変形及び破損が生じなければよい。したがって、車両101が駐車装置に入出庫する際に制御盤110A乃至制御盤110Cに衝突したとしても、センサ124a、124bによって筐体115の変形を検知することで、制御部111に有害な変形及び破損が生じる前に、制御部111への電源供給を遮断する。
また、車両が入出庫する地上階に制御盤110A乃至制御盤110Cを配置することができるため、配線の材料が増加したり、配線の工数が増加することはない。また、作業者がメンテナンスを行う際の制御盤110A乃至制御盤110Cへのアクセスが容易である。また、冠水により制御盤が故障することを防止することができる。また、制御盤110A乃至制御盤110Cを、車両の入庫方向に設置することができるため、人の通行を妨げたり、パレット104の横方向の移動を阻害することがない。
また、ガードを設置した場合と異なり、メンテナンスを行う作業者と、制御盤110A乃至制御盤110Cとの間に障害物がないため、ガードを設置した場合と比較して制御盤110A乃至制御盤110Cのメンテナンスが容易となる。
(第3実施形態)
本実施形態では、先の実施形態に示す制御盤110とは一部異なる構成を有する制御盤110Dについて、図11を参照して説明する。
図11は、駐車装置100が有する制御盤110Dの概略図である。制御盤110Dは、少なくとも制御部111、電源供給部112、電源遮断部113、及びセンサ134を有する。本実施形態では、センサ134が、蓋115bに設けられている例について説明する。
図11に示すように、筐体115は、片側で開閉可能な蓋115bを有している。また、蓋115bの内側(制御部111などが収納される側)に、センサ134が設けられている。
センサ134として、振動センサや、ジャイロセンサを用いることができる。センサ134として、振動センサを用いる場合、車両101が制御盤110Dに衝突した際の衝撃によって蓋115bの振動を検知し、蓋115bの変形を検知することができる。また、センサ134として、ジャイロセンサを用いる場合、車両101が制御盤110Dに衝突した際の衝撃によって蓋115bの傾きを検知し、蓋115bの変形を検知することができる。
また、筐体115の外側の側面には、センサ134をオン/オフを制御するスイッチ116が設けられている。作業者が駐車装置100のメンテナンスを行う際に、スイッチ116をオフして、センサ134をオフする。これにより、筐体115の変形の誤検知を防止することができる。
また、図11においては、筐体115の蓋115bにセンサ134を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。筐体115は、蓋115bではなく、蓋115aを有していてもよい。その場合には、センサ134は、有線で制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113と接続することが困難となるため、無線で制御部111、電源供給部112、及び電源遮断部113と接続することが好ましい。
本実施形態に係る駐車装置100が有する制御盤110Dでは、筐体115の変形を検知するセンサ134が蓋115b側に設けられている。本実施形態に係る駐車装置100では、車両101が駐車装置100に入出庫する際に制御盤110Dに衝突した場合に、筐体115が変形したとしても、制御部111に有害な変形及び破損が生じなければよい。したがって、車両が駐車装置100に入出庫する際に制御盤110Dに衝突したとしても、センサ134によって筐体115の変形を検知することで、制御部111に有害な変形及び破損が生じる前に、制御部111への電源供給を遮断する。
なお、センサ134として振動センサを使用する場合、蓋115bを正常に開けるだけでもセンサ134が反応してしまう。よって、作業者は、駐車装置100のメンテナンスを行う際に、スイッチ116をオフして、センサ134をオフした後、蓋115bを開けることが好ましい。なお、図2に示すような、筐体115から取り外す蓋115aにセンサ134を設ける場合であっても同様である。
また、車両が入出庫する地上階に制御盤110Dを配置することができるため、配線の材料が増加したり、配線の工数が増加することはない。また、作業者がメンテナンスを行う際の制御盤110Dへのアクセスが容易である。また、また、冠水により制御盤110Dが故障することを防止することができる。また、制御盤110Dを、車両の入庫方向に設置することができるため、人の通行を妨げたり、パレット104の横方向の移動を阻害することがない。
また、ガードを設置した場合と異なり、メンテナンスを行う作業者と、制御盤110Dとの間に障害物がないため、ガードを設置した場合と比較して制御盤110Dのメンテナンスが容易となる。
(第4実施形態)
本実施形態では、先の実施形態に示す制御盤110とは一部異なる構成を有する制御盤110Eについて、図12を参照して説明する。
図12は、駐車装置100が有する制御盤110Eの概略図である。制御盤110Eは、少なくとも制御部111、電源供給部112、電源遮断部113、センサ144、及び磁石145を有する。本実施形態では、センサ144が、筐体115内の側面に設けられ、磁石145が、蓋115aに設けられている例について説明する。
センサ144として、AMRセンサなどの磁気センサを用いることができる。AMRセンサでは、AMR素子と、AMR素子の出力信号をデジタル信号に変換する集積回路と、が1つのパッケージに含まれている。AMR素子は、Si又はガラス基板と、その上に形成されたNi、Feなどの強磁性金属を主成分とする合金の薄膜とで構成され、薄膜が加工されることにより、長手方向に磁壁(磁区と磁区との境界)が揃い、形状異方性を示す。薄膜強磁性金属は、特定方向の磁界の強度に応じて抵抗値が変化する。この抵抗値の変化を集積回路によってデジタル信号に変換する。
また、センサ144と対をなす磁石145が、蓋115a側に設けられている。車両101が制御盤110Eに衝突した際に、蓋115aが変形すると、磁石145の位置が変化するため、磁界の強度が変化する。この磁界の強度の変化により、AMR素子の抵抗値が変化するので、この抵抗値の変化を集積回路によってデジタル信号に変換して、筐体115が変形したことを検知する検知信号とする。検知信号は、電源遮断部113に送信され、電源遮断部113が検知信号を受信すると、電源遮断部113は電源供給部112から制御部111への電源の供給を遮断する。
なお、センサ144として磁気センサを使用する場合、蓋115aを正常に開けるだけでもセンサ144が反応してしまう。よって、作業者は、駐車装置100のメンテナンスを行う際に、スイッチ116をオフして、センサ144をオフした後、蓋115aを取り外すことが好ましい。なお、図10に示すような、開閉する蓋115bにセンサ144を設ける場合であっても同様である。
本実施形態に係る駐車装置100が有する制御盤110Eでは、筐体115の変形を検知するセンサ144が、筐体115内の側面に設けられ、磁石145が、蓋115aに設けられている。本実施形態に係る駐車装置100では、車両101が駐車装置100に入出庫する際に制御盤110Eに衝突した場合に、筐体115が変形したとしても、制御部111に有害な変形及び破損が生じなければよい。したがって、車両が駐車装置100に入出庫する際に制御盤110Eに衝突したとしても、センサ144によって筐体115の変形を検知することで、制御部111に有害な変形及び破損が生じる前に、制御部111への電源供給を遮断する。
また、車両が入出庫する地上階に制御盤110Eを配置することができるため、配線の材料が増加したり、配線の工数が増加することはない。また、作業者がメンテナンスを行う際の制御盤110Eへのアクセスが容易である。また、また、冠水により制御盤110Eが故障することを防止することができる。また、制御盤110Eを、車両の入庫方向に設置することができるため、人の通行を妨げたり、パレット104の横方向の移動を阻害することがない。
また、ガードを設置した場合と異なり、メンテナンスを行う作業者と、制御盤110Eとの間に障害物がないため、ガードを設置した場合と比較して制御盤110Eのメンテナンスが容易となる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100:駐車装置、101:車両、102:支柱、104:パレット、105:操作盤、106:搬送装置、108:ゲート、109:入出庫口、110:制御盤、110A:制御盤、110B:制御盤、110C:制御盤、110D:制御盤、110E:制御盤、111:制御部、112:電源供給部、113:電源遮断部、114a:センサ、114b:センサ、115:筐体、115a:蓋、115b:蓋、116:スイッチ、117:制御機器、118a:板状部材、118b:板状部材、122:外部電源、124a:センサ、124b:センサ、134:センサ、200:システム

Claims (11)

  1. 車両が載置されるパレットを移動させる搬送装置の動作を制御する制御部と、
    前記制御部に電源を供給する電源供給部と、
    前記制御部と前記電源供給部とに接続され、前記制御部への前記電源の供給を遮断する電源遮断部と、
    前記制御部、前記電源供給部、及び前記電源遮断部を収納する筐体と、
    前記筐体の変形を検知するセンサと、を有し、
    前記センサが前記筐体の変形を検知した場合、前記電源遮断部は、前記制御部への前記電源の供給を遮断する、制御盤。
  2. 前記筐体は、前記制御部、前記電源供給部、及び前記電源遮断部に対向する側の面に蓋を有し、
    前記センサは、前記蓋と前記制御部との間に設けられる、請求項1に記載の制御盤。
  3. 前記センサは、前記蓋と前記制御部との間に前記筐体に接続された板状部材によって支持される、請求項2に記載の制御盤。
  4. 前記センサは、スイッチを含み、
    前記センサは、前記スイッチへの接触を検出すると、前記蓋の変形を検知する、請求項2又は3に記載の制御盤。
  5. 前記センサは、投光器及び受光器を有し、
    前記投光器及び前記受光器は、前記筐体内の側面に対向して配置され、
    前記投光器から前記受光器へ向かう光の経路が、前記蓋と前記制御部と間にあり、
    前記センサは、前記受光器へ受光される前記投光器からの光量が減少すると、前記蓋の変形を検知する、請求項2に記載の制御盤。
  6. 前記センサは、投光器及び受光器を有し、
    前記投光器及び前記受光器は、前記筐体内の同じ側面に配置され、
    前記投光器から前記筐体内の対向する側面に反射して前記受光器へ向かう光の経路が、前記蓋と前記制御部との間にあり、
    前記センサは、前記投光器から前記受光器までの光の経路が短くなったことを検出すると、前記蓋の変形を検知する、請求項2に記載の制御盤。
  7. 前記センサは、投光器及び受光器を有し、
    前記投光器及び前記受光器は、前記筐体内の前記制御部が配置された面に配置され、
    前記投光器から前記蓋に反射して前記受光器へ向かう光の経路が、前記制御部と前記蓋との間にあり、
    前記センサは、前記投光器から前記投光器までの光の経路が短くなったことを検出すると、前記蓋の変形を検知する、請求項2に記載の制御盤。
  8. 前記センサは、前記蓋に取り付けられた振動センサを含み、
    前記センサは、前記蓋が振動すると、前記蓋の変形を検知する、請求項2に記載の制御盤。
  9. 前記センサは、前記蓋に取り付けられたジャイロセンサを含み、
    前記センサは、前記蓋の傾きを検知すると、前記蓋の変形を検知する、請求項2に記載の制御盤。
  10. 前記電源遮断部は、トリップ回路を有する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の制御盤。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の制御盤と、
    前記パレットと、
    前記搬送装置と、を有する、駐車装置。
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