JP6902406B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備える遊技機に関する。
従来、遊技盤に遊技領域が形成され、遊技領域に設けられた入賞口に遊技球が入球すると、所定数の賞球が遊技者に払い出される遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、遊技領域から排出された遊技球数(以下、「アウト球数」という)と払い出された賞球数との比率を示すスランプグラフ等の遊技履歴情報を液晶画面に表示可能とした遊技機が提案されている。
特開2004−159964号公報
近年では、より高精度な遊技履歴情報の提供が望まれている。
本発明は、高精度な遊技履歴情報を提供することができる遊技機の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤の正面側から視認可能に設けられ、演出画像が表示される演出表示部と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球可能な入賞口と、前記入賞口に入球することなく前記遊技領域を流下した遊技球を排出する排出口と、前記入賞口に遊技球が入球したことを検出する入賞センサと、前記遊技盤の背面に設けられ、前記排出口から排出された遊技球、および、前記入賞口に入球した遊技球を合流させて前記遊技領域外に排出させる排出通路と、前記排出通路に設けられ、前記排出通路を通過する遊技球を検出するアウト球センサと、少なくとも、前記アウト球センサの検出結果に基づき、所定期間ごとの所定情報を、前記遊技盤の裏面に設けられ、前記演出表示部とは異なる情報表示部において常時表示するとともに、前記所定期間ごとに切り換え表示可能な表示手段と、を備える。
本発明によれば、高精度な遊技履歴情報を提供することができる。
扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。 遊技機の正面図である。 本体枠の斜視図である。 遊技機のブロック図である。 遊技履歴情報の一例を示す図である。 副制御基板におけるサブCPU初期化処理を説明するフローチャートである。 副制御基板におけるサブタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。 副制御基板における払出球数指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。 副制御基板におけるアウト球数指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。 副制御基板における遊技履歴情報表示処理を説明するフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、扉が開放された状態を示す遊技機100の斜視図である。図1に示すように、遊技機100は、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠102と、この外枠102にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた本体枠104と、この本体枠104に、ヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた前枠106と、を備えている。
本体枠104には、遊技盤108が保持されている。また、前枠106には、ガラス製または樹脂製の透過板110が保持されている。そして、これら本体枠104および前枠106を外枠102に対して閉じると、遊技盤108と透過板110とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機100の正面側から、透過板110を介して遊技盤108が視認可能となる。
図2は、遊技機100の正面図である。この図に示すように、前枠106の下部には、遊技機100の正面側に突出する操作ハンドル112が設けられている。この操作ハンドル112は、遊技者が回転操作可能に設けられており、遊技者が操作ハンドル112を回転させて発射操作を行うと、当該操作ハンドル112の回転角度に応じた強度で、不図示の発射機構によって遊技球が発射される。このようにして発射された遊技球は、遊技盤108に設けられたレール114a、114b間を上昇して遊技領域116に導かれることとなる。
遊技領域116は、遊技盤108と透過板110との間隔に形成される空間であって、遊技球が流下または転動可能な領域である。遊技盤108には、多数の釘や風車が設けられており、遊技領域116に導かれた遊技球が釘や風車に衝突して、不規則な方向に流下、転動するようにしている。
遊技領域116は、発射機構の発射強度に応じて遊技球の進入度合いを互いに異にする第1遊技領域116aおよび第2遊技領域116bを備えている。第1遊技領域116aは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の左側に位置し、第2遊技領域116bは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の右側に位置している。レール114a、114bが遊技領域116の左側にあることから、発射機構によって所定の強度未満の発射強度で発射された遊技球は第1遊技領域116aに進入し、所定の強度以上の発射強度で発射された遊技球は第2遊技領域116bに進入することとなる。
また、遊技領域116には、遊技球が入球可能な一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122が設けられており、これら一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122に遊技球が入球すると、それぞれ所定の賞球が遊技者に払い出される。なお、賞球数は1個以上であれば何個でもよく、また、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122のそれぞれで払い出す賞球数を異ならせてもよいし、同じ賞球数に設定してもよい。このとき、第1始動口120に遊技球が入球して払い出す賞球数を、第2始動口122に遊技球が入球して払い出す賞球数よりも少なく設定することも可能である。
なお、詳しい説明は省略するが、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、所定の保留情報が記憶される。そして、始動条件が成立すると、保留情報が読み出され、遊技者にとって有利な大役遊技の実行可否を決定する大役抽選が行われる。したがって、遊技者は、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、所定の賞球を獲得するのと同時に、種々の遊技利益を受ける権利獲得の機会を獲得することとなる。
また、第2始動口122には、可動片122bが開閉可能に設けられており、この可動片122bの状態に応じて、第2始動口122への遊技球の進入容易性が変化するようになっている。具体的には、可動片122bが閉状態にあるときには、第2始動口122への遊技球の入球が不可能となっている。これに対して、遊技領域116に設けられたゲート124を遊技球が通過すると抽選が行われ、この抽選によって当たりに当選すると、可動片122bが所定時間、開状態に制御される。このように、可動片122bが開状態になると、当該可動片122bが遊技球を第2始動口122に導く受け皿として機能し、第2始動口122への遊技球の入球が容易となる。
さらに、遊技領域116には、遊技球が入球可能な大入賞口128が設けられている。この大入賞口128には、開閉扉128bが開閉可能に設けられており、通常、開閉扉128bが大入賞口128を閉鎖して、大入賞口128への遊技球の入球が不可能となっている。これに対して、前述の大役遊技が実行されると、開閉扉128bが開放されて、大入賞口128への遊技球の入球が可能となる。そして、大入賞口128に遊技球が入球すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。
なお、遊技領域116の最下部には、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、大入賞口128のいずれにも入球しなかった遊技球を、遊技領域116から遊技盤108の背面側に排出する排出口130が設けられている。
また、前枠106には、遊技機100から払い出される賞球や、遊技球貸出装置から貸し出される遊技球が導かれる上皿132が設けられており、この上皿132が遊技球で一杯になると、遊技球は下皿134に導かれる。また、この下皿134の底面には、当該下皿134から遊技球を排出するための球抜き孔(不図示)が形成されている。この球抜き孔は、通常、開閉板(不図示)によって閉じられているが、球抜きつまみ134aを図中左右方向にスライドさせることにより、当該球抜きつまみ134aと一体となって開閉板がスライドし、球抜き孔から下皿134の下方に遊技球を排出することが可能となっている。
なお、遊技盤108には、画像を表示する画像表示部からなる演出表示部136が設けられている。この演出表示部136は、遊技機100の正面側から視認可能に配置されており、大役抽選の結果を示唆、報知する種々の演出画像が表示される。また、遊技機100の幅方向略中央位置であって、かつ、透過板110よりも下方位置には、遊技者の押下操作を受け付ける演出ボタン138が設けられている。この演出ボタン138は、演出表示部136に表示される画像等に合わせて有効化されるものであり、操作有効期間内に遊技者の操作を受け付けると、当該操作に応じて、さまざまな演出が実行される。
図3は、本体枠104の斜視図である。なお、図3においては、本体枠104から遊技盤108を取り外した状態を示している。本体枠104は、下部ユニット150を備えている。下部ユニット150は、遊技球が通過する通路や、遊技領域116に遊技球を発射するための発射ユニット、各種の制御基板等を備えている。また、本体枠104には、下部ユニット150の上方に囲繞空間104aが形成されている。この囲繞空間104aは、上辺、左辺、右辺および下部ユニット150によって四辺が囲繞された空間であり、この囲繞空間104aに遊技盤108が保持される。つまり、遊技盤108は、下部ユニット150の上方に保持されることとなる。
下部ユニット150には、バケツユニット152が設けられている。バケツユニット152は、上方に開口した皿部152aを備えている。皿部152aは、遊技盤108の排出口130の下方に位置しており、排出口130を介して遊技領域116から遊技盤108の背面側に排出された遊技球が、自重によって皿部152a内に落下するようにしている。また、遊技盤108の背面には、遊技領域116外に排出された遊技球が通過する排出通路が設けられている。
この排出通路は、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、大入賞口128ごとに設けられており、一端が各入賞口に接続され、他端が皿部152aの上方に臨んでいる。一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、大入賞口128に入球した遊技球は、遊技盤108の背面側において、排出通路を介して皿部152aに導かれる。なお、皿部152aの底面には通路が設けられており、皿部152a内に落下した遊技球は、通路を介して遊技場の設備に導かれることとなる。
(制御手段の内部構成)
図4は、遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
主制御基板300は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板300は、メインCPU300a、メインROM300b、メインRAM300cを備えている。メインCPU300aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM300bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM300cは、メインCPU300aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
上記主制御基板300には、一般入賞口118に遊技球が入球したことを検出する一般入賞口検出スイッチ118s、第1始動口120に遊技球が入球したことを検出する第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口122に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出スイッチ122s、ゲート124を遊技球が通過したことを検出するゲート検出スイッチ124s、大入賞口128に遊技球が入球したことを検出する大入賞口検出スイッチ128sが接続されており、これら各検出スイッチから主制御基板300に検出信号が入力される。
また、上記主制御基板300には、遊技領域116外に排出された遊技球(アウト球)を検出するアウト球検出スイッチ140sが接続されており、アウト球検出スイッチ140sから主制御基板300に検出信号が入力される。なお、本実施形態では、アウト球検出スイッチ140sは、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、大入賞口128に接続された、遊技盤108の背面に設けられる各排出通路、および、排出口130にそれぞれ設けられている。
また、主制御基板300には、第2始動口122の可動片122bを作動する普通電動役物ソレノイド122cと、大入賞口128を開閉する開閉扉128bを作動する大入賞口ソレノイド128cと、が接続されており、主制御基板300によって、第2始動口122および大入賞口128の開閉制御がなされるようになっている。
また、本実施形態の遊技機100は、主に第1始動口120または第2始動口122への遊技球の入球によって開始される特別遊技と、ゲート124を遊技球が通過することによって開始される普通遊技とに大別される。そして、主制御基板300のメインROM300bには、特別遊技および普通遊技を進行するための種々のプログラムや、各種の遊技に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
また、主制御基板300には、払出制御基板310および副制御基板330が接続されている。
払出制御基板310は、遊技球を発射させるための制御、および、賞球を払い出すための制御を行う。この払出制御基板310も、CPU、ROM、RAMを備えており、主制御基板300に対して双方向に通信可能に接続されている。この払出制御基板310には遊技情報出力端子板312が接続されており、主制御基板300から出力される遊技進行上の種々の情報が、払出制御基板310および遊技情報出力端子板312を介して、遊技店のホールコンピュータ等に出力されることとなる。
また、払出制御基板310には、貯留部に貯留された遊技球を賞球として遊技者に払い出すための払出モータ314が接続されている。払出制御基板310は、主制御基板300から送信された払出個数指定コマンドに基づいて払出モータ314を制御して所定の賞球を遊技者に払い出すように制御する。このとき、払い出された遊技球数が払出球計数スイッチ316sによって検出され、払い出すべき賞球が遊技者に払い出されたかが把握されるようになっている。
また、払出制御基板310には、下皿134の満タン状態を検出する皿満タン検出スイッチ318sが接続されている。この皿満タン検出スイッチ318sは、賞球として払い出される遊技球を下皿134に導く通路に設けられており、遊技球検出信号が払出制御基板310に入力されるようになっている。
そして、下皿134に所定量以上の遊技球が貯留されて満タン状態になると、下皿134に向かう通路内に遊技球が滞留し、皿満タン検出スイッチ318sから払出制御基板310に向けて、遊技球検出信号が連続的に入力される。払出制御基板310は、遊技球検出信号が所定時間連続して入力された場合に、下皿134が満タン状態であると判断し、皿満タンコマンドを主制御基板300に送信する。一方、皿満タンコマンドを送信した後、遊技球検出信号の連続入力が途絶えた場合には、満タン状態が解除されたと判断し、皿満タン解除コマンドを主制御基板300に送信する。
また、払出制御基板310には、遊技球の発射制御を行う発射制御回路320が設けられている。払出制御基板310には、操作ハンドル112に設けられ、当該操作ハンドル112に遊技者が触れたことを検出するタッチセンサ112sと、操作ハンドル112の操作角度を検出する操作ボリューム112aと、が接続されている。そして、タッチセンサ112sおよび操作ボリューム112aから信号が入力されると、発射制御回路320において、遊技球発射装置に設けられた発射用ソレノイド112cを通電して遊技球を発射させる制御がなされる。
副制御基板330は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この副制御基板330は、サブCPU330a、サブROM330b、サブRAM330cを備えており、主制御基板300に対して、当該主制御基板300から副制御基板330への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU330aは、主制御基板300から送信されたコマンドやタイマからの入力信号等に基づいて、サブROM330bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、演出を実行制御する。このとき、サブRAM330cは、サブCPU330aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
具体的には、副制御基板330は、演出表示部200aに画像を表示させる画像表示制御を行う。サブROM330bには、演出表示部200aに表示される図柄や背景等の画像データが多数格納されており、サブCPU330aが、画像データをサブROM330bから不図示のVRAMに読み出して、演出表示部200aの画像表示を制御する。
また、副制御基板330には、演出ボタン138が押下操作されたことを検出する演出ボタン検出スイッチ138sから操作検出信号が入力された際に、所定の演出を実行する。さらに、副制御基板330は、演出役物装置を作動させたり、演出照明装置を点灯させたり、音声出力装置から音声を出力させたりする。
なお、各基板には、不図示の電源基板が接続されており、電源基板を介して商用電源から各基板に電力供給がなされている。また、電源基板にはコンデンサからなるバックアップ電源が設けられている。
次に、本実施形態の遊技機100における遊技について簡単に説明する。本実施形態の遊技機100は、特別遊技と普通遊技の2種類の遊技が並行して進行するものであり、これら両遊技を進行する際の遊技状態として、低確率遊技状態または高確率遊技状態のいずれかの遊技状態と、非時短遊技状態または時短遊技状態のいずれかの遊技状態と、が組み合わされたいずれかの遊技状態にて遊技が進行する。
低確率遊技状態というのは、上記の特別遊技において、大入賞口128が開放される大役遊技を実行する権利獲得の確率が低く設定された遊技状態であり、高確率遊技状態というのは、大役遊技を実行する権利獲得の確率が高く設定された遊技状態である。また、非時短遊技状態というのは、上記の普通遊技において、可動片122bが開状態になりにくく、第2始動口122に遊技球が入球しにくい遊技状態であり、時短遊技状態というのは、非時短遊技状態よりも可動片122bが開状態になりやすく、第2始動口122に遊技球が入球しやすい遊技状態である。
遊技者が操作ハンドル112を操作して遊技領域116に遊技球を発射させるとともに、遊技領域116を流下する遊技球が第1始動口120または第2始動口122に入球すると、遊技者に遊技利益を付与するか否かの抽選(以下、「大役抽選」という)が行われる。この大役抽選において、大当たりに当選すると、大入賞口128が開放されるとともに当該大入賞口128への遊技球の入球が可能となる大役遊技が実行され、また、当該大役遊技の終了後の遊技状態が、上記のいずれかの遊技状態に設定される。
なお、上記の遊技は一般的なものであるため、ここでは、遊技を進行するための具体的な制御処理については説明を省略する。また、上記の遊技性は一例にすぎず、遊技の内容は適宜設計可能である。いずれにしても、遊技の進行中は、遊技領域116を遊技球が流下し、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、大入賞口128に遊技球が入球すると、遊技者に賞球が払い出される。そして、遊技者は、遊技球の発射数よりも多くの賞球を獲得するべく、遊技を行うこととなる。
ここで、本実施形態では、アウト球検出スイッチ140sが設けられており、遊技領域116外に遊技球が排出されるたびに、アウト球検出スイッチ140sから主制御基板300にアウト球検出信号が入力される。
また、上記したように、払出モータ314の制御により遊技者に賞球が払い出されると、払い出された遊技球数が払出球計数スイッチ316sによって検出される。払出球計数スイッチ316sによって遊技球が検出されると、検出信号が払出制御基板310に入力される。払出制御基板310においては、払出球計数スイッチ316sからの検出信号の入力により、全ての賞球が適切に払い出されたかを確認している。そして、所定時間内に賞球の払い出しが適切に完了しない場合には、エラーコマンドを主制御基板300に送信し、賞球の払い出しが適切に完了した場合には、払出完了コマンドを主制御基板300に送信する。
主制御基板300では、払出完了コマンドを受信すると、払出球数指定コマンドを副制御基板330に送信する。この払出球数指定コマンドは、複数パターン設けられており、遊技者に払い出された賞球数に応じたコマンドを副制御基板330に送信する。これにより、本実施形態では、遊技者に払い出された賞球数を副制御基板330において把握可能としている。
また、主制御基板300においては、アウト球検出スイッチ140sからアウト球検出信号が入力されると、アウト球数指定コマンドを副制御基板330に送信する。ここでは、アウト球検出信号が入力されるたびに、つまり、遊技領域116から1つの遊技球が排出されるたびにアウト球数指定コマンドを副制御基板330に送信することとする。ただし、主制御基板300において、アウト球検出信号の入力回数を計数し、アウト球検出信号の入力回数が所定回数に達するたびに、アウト球数指定コマンドを副制御基板330に送信してもよい。このようにして、遊技領域116外に排出された遊技球数(アウト球数)が副制御基板330において把握可能となる。
図5は、遊技履歴情報の一例を示す図である。副制御基板330においては、アウト球数と、遊技者に払い出された賞球数とが継続して計数されている。そして、例えば演出ボタン138に対して特定操作がなされると、演出表示部136に種々の遊技履歴情報が表示される。ここでは、遊技履歴情報として、スランプグラフ400が表示されている。このスランプグラフ400は、横軸にアウト球数をとり、払い出された賞球数とアウト球数との差分を縦軸にとったグラフである。
なお、スランプグラフ400は、当日分のグラフを表示してもよいし、1週間分等、予め設定された期間のグラフを表示してもよい。さらには、期間を異にする複数のグラフを切り替え表示してもよい。また、ここでは、遊技履歴情報としてスランプグラフ400について説明したが、例えば、所定期間のアウト球数を数値で表示してもよいし、払い出された賞球数の合計や、あるいは、アウト球数と賞球数との差分を数値で表示してもよい。また、ここでは、演出表示部136に遊技履歴情報を表示することとしたが、例えば、遊技盤108の背面に専用の表示部を設け、この専用の表示部に遊技履歴情報を表示してもよい。さらには、本実施形態では、演出ボタン138に対する特定操作によって遊技履歴情報を表示することとしたが、演出ボタン138の操作に拘わらず、表示部に常時、遊技履歴情報を表示してもよい。いずれにしても、アウト球検出スイッチ140sの検出結果に基づいて所定情報が表示部に表示されれば、その表示内容や表示条件は適宜設計可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、排出口130、および、遊技領域116外に排出された遊技球が通過する排出通路にアウト球検出スイッチ140sが設けられ、このアウト球検出スイッチ140sの検出結果に基づいて遊技履歴情報を表示するので、高精度な遊技履歴情報を提供することが可能となる。
次に、上記の遊技履歴情報を表示するための副制御基板330の処理について簡単に説明する。
(副制御基板330のサブCPU初期化処理)
図6は、副制御基板330のサブCPU初期化処理(S1000)を説明するフローチャートである。
(ステップS1000−1)
サブCPU330aは、電源投入に応じて、サブROM330bからCPU初期化処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM330cに記憶されるフラグ等の初期化、設定処理を行う。
(ステップS1000−3)
次に、サブCPU330aは、各演出乱数を更新する処理を行うとともに、以後は、割込み処理が行われるまで当該ステップS1000−3の処理を繰り返し行う。なお、演出乱数は複数種類設けられており、ここでは、それぞれの演出乱数が非同期的に更新されている。
(副制御基板330のサブタイマ割込み処理)
図7は、副制御基板330のサブタイマ割込み処理(S1100)を説明するフローチャートである。副制御基板330には、所定の周期(1秒間に30回)でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU330aはタイマ割込み処理プログラムを読み込んで当該サブタイマ割込み処理を開始する。
(ステップS1100−1)
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
(ステップS1100−3)
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
(ステップS1100−5)
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
(ステップS1200)
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
(ステップS1300)
サブCPU330aは、遊技履歴情報を表示するための遊技履歴情報表示処理を行う。この遊技履歴情報表示処理については後述する。
(ステップS1100−7)
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
図8は、上記コマンド解析処理のうち、上記の払出球数指定コマンドを受信した際に実行される払出球数指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
(ステップS1210−1)
払出球数指定コマンドを受信すると、サブCPU330aは、受信した払出球数指定コマンドを解析し、その解析結果、すなわち、払出球数指定コマンドの種別に応じて、払出球数カウンタのカウンタ値を更新して、当該払出球数指定コマンド受信処理を終了する。
図9は、上記コマンド解析処理のうち、上記のアウト球数指定コマンドを受信した際に実行されるアウト球数指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
(ステップS1220−1)
アウト球数指定コマンドを受信すると、サブCPU330aは、アウト球数カウンタのカウンタ値を所定値更新し、当該アウト球数指定コマンド受信処理を終了する。
図10は、上記の遊技履歴情報表示処理(S1300)を説明するフローチャートである。
(ステップS1300−1)
サブCPU330aは、現在、遊技履歴情報の表示中であるかを判定する。その結果、遊技履歴情報の表示中であると判定した場合にはステップS1300−11に処理を移し、遊技履歴情報の表示中ではないと判定した場合にはステップS1300−3に処理を移す。
(ステップS1300−3)
サブCPU330aは、演出ボタン検出スイッチ138sからの入力信号に基づき、演出ボタン138に対して特定操作がなされたかを判定する。その結果、特定操作がなされたと判定した場合にはステップS1300−5に処理を移し、特定操作はなされていないと判定した場合には当該遊技履歴情報表示処理を終了する。
(ステップS1300−5)
サブCPU330aは、払出球数カウンタのカウンタ値と、アウト球数カウンタのカウンタ値とに基づいて、各種の遊技履歴情報を生成する。
(ステップS1300−7)
サブCPU330aは、上記ステップS1300−5で生成した遊技履歴情報のうち、所定の遊技履歴情報を演出表示部136に表示する。なお、各遊技履歴情報には、表示順序が予め設定されており、ここでは、最初に表示することが設定されている遊技履歴情報を演出表示部136に表示させることとなる。
(ステップS1300−9)
サブCPU330aは、遊技履歴情報を演出表示部136に表示する時間を計時するための表示時間タイマに所定のタイマ値をセットし、当該遊技履歴情報表示処理を終了する。
(ステップS1300−11)
サブCPU330aは、演出ボタン検出スイッチ138sからの入力信号に基づき、演出ボタン138に対して特定操作がなされたかを判定する。その結果、特定操作がなされたと判定した場合にはステップS1300−13に処理を移し、特定操作はなされていないと判定した場合にはステップS1300−17に処理を移す。
(ステップS1300−13)
サブCPU330aは、上記ステップS1300−5で生成した遊技履歴情報のうち、現在表示中の遊技履歴情報の次の表示順が設定されている遊技履歴情報に切り替え表示するための処理を行う。
(ステップS1300−15)
サブCPU330aは、遊技履歴情報を演出表示部136に表示する時間を計時するための表示時間タイマに所定のタイマ値をセットし、当該遊技履歴情報表示処理を終了する。
(ステップS1300−17)
サブCPU330aは、表示時間タイマのタイマ値をデクリメントする。
(ステップS1300−19)
サブCPU330aは、上記ステップS1300−17で更新したタイマ値が0になったかを判定する。その結果、タイマ値が0になったと判定した場合にはステップS1300−21に処理を移し、タイマ値は0ではないと判定した場合には当該遊技履歴情報表示処理を終了する。
(ステップS1300−21)
サブCPU330aは、演出表示部136に表示中の遊技履歴情報を非表示とする処理を行い、当該遊技履歴情報表示処理を終了する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態では、入賞口として、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、大入賞口128を設けることとしたが、入賞口の数や種別はこれに限らない。
また、上記実施形態では、アウト球検出スイッチ140sを、遊技領域116外に排出された遊技球が通過する排出通路と、排出口130との双方に設けることとした。しかしながら、アウト球検出スイッチ140sは、排出通路および排出口130のいずれか一方にのみ設けてもよい。
また、上記実施形態では、入賞口ごとに排出通路を設け、各排出通路にアウト球検出スイッチ140sを設けることとしたが、各排出通路を合流させ、合流部の下流側にアウト球検出スイッチ140sを設けてもよい。さらには、排出口130にも排出通路を接続し、排出口130に接続された排出通路にアウト球検出スイッチ140sを設けてもよい。このとき、排出口130に接続された排出通路を、入賞口に接続された他の排出通路に合流させ、合流部の下流側にアウト球検出スイッチ140sを設けてもよい。このように、複数の排出通路を合流させ、合流部の下流側にアウト球検出スイッチ140sを設けることにより、アウト球検出スイッチ140sを減らすことができる。
また、上記実施形態では、入賞口に接続された排出通路にアウト球検出スイッチ140sを設けることとしたが、排出通路にアウト球検出スイッチ140sを設けずに、各入賞口に設けられたセンサをアウト球検出スイッチ140sとして機能させてもよい。この場合、例えば、各入賞口に設けられたセンサが遊技球を検出した場合に、賞球の払い出しにかかる処理とともに、遊技球が1つ排出されたものとして、アウト球検出スイッチ140sと同様の処理を行えばよい。
また、上記実施形態では、スランプグラフ400を含む複数の遊技履歴情報を表示することとしたが、遊技履歴情報の内容や数は特に限定されない。また、上記実施形態では、払出球数(賞球数)とアウト球数とに基づいて遊技履歴情報を表示することとしたが、少なくともアウト球数に基づく情報を表示すればよい。したがって、払出球数の計数は必須ではない。
また、上記実施形態では、アウト球検出スイッチ140sを主制御基板300に接続することとしたが、アウト球検出スイッチ140sを払出制御基板310や副制御基板330に接続してもよい。また、上記実施形態では、払出球数(賞球数)およびアウト球数の計数を副制御基板330で行うこととしたが、主制御基板300で計数処理を行ってもよい。さらには、遊技履歴情報の表示処理を副制御基板330で行うこととしたが、主制御基板300において遊技履歴情報の表示処理を行ってもよい。
なお、上記実施形態におけるアウト球検出スイッチ140sが、本発明のセンサに相当し、演出表示部136が本発明の表示部に相当し、図10の処理を実行するサブCPU330aが、本発明の表示手段に相当する。
100 遊技機
108 遊技盤
116 遊技領域
118 一般入賞口(入賞口)
120 第1始動口(入賞口)
122 第2始動口(入賞口)
128 大入賞口(入賞口)
130 排出口
136 演出表示部(表示部)
140s アウト球検出スイッチ(センサ)
330 副制御基板
330a サブCPU
330b サブROM
330c サブRAM

Claims (1)

  1. 遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技盤の正面側から視認可能に設けられ、演出画像が表示される演出表示部と、
    前記遊技領域に設けられ、遊技球が入球可能な入賞口と、
    前記入賞口に入球することなく前記遊技領域を流下した遊技球を排出する排出口と、
    前記入賞口に遊技球が入球したことを検出する入賞センサと、
    前記遊技盤の背面に設けられ、前記排出口から排出された遊技球、および、前記入賞口に入球した遊技球を合流させて前記遊技領域外に排出させる排出通路と、
    前記排出通路に設けられ、前記排出通路を通過する遊技球を検出するアウト球センサと、
    少なくとも、前記アウト球センサの検出結果に基づき、所定期間ごとの所定情報を、前記遊技盤の裏面に設けられ、前記演出表示部とは異なる情報表示部において常時表示するとともに、前記所定期間ごとに切り換え表示可能な表示手段と、
    を備える遊技機。
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