JP6902326B2 - エアーコンプレッサ、エアーコンプレッサのセキュリティー管理システム、エアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法 - Google Patents
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例えば特許文献1に開示されたエアーコンプレッサは、圧縮エアーを生成する圧縮装置と、その圧縮エアーを貯留するエアータンクとで構成されている。圧縮装置は、カバーに覆われた状態でエアータンクの上に載置固定されている。圧縮装置を支えるエアータンクは、一般的に2本のボンベからなり、並列状態で配置されている。
この種のエアーコンプレッサの多くは可搬型の機器として構成されており、持ち運び用の手持ちハンドルを具備しているなど、持ち運び易さがある程度考慮された設計となっている。そして、このようなエアーコンプレッサは、その高い機能性のために、釘打ち作業などを要する工事現場や建設現場で広く一般的に用いられている。
エアーコンプレッサのセキュリティー機能を設定/解除するためのセキュリティー装置を具備し、エアーコンプレッサの使用者が所持または管理するセキュリティーキーとの間で無線通信を行うことができるように構成されたエアーコンプレッサであって、
エアーコンプレッサの前記セキュリティー装置は、
前記セキュリティーキーとの間で無線通信を行うための通信部と、
前記無線通信のための通信圏内に前記セキュリティーキーがあるか否かを判断するための通信可否判断手段と、
前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがあると判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除し、前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがないと判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するセキュリティー制御手段と、
を有するエアーコンプレッサによって達成される。
エアーコンプレッサのセキュリティー機能を設定/解除するためのセキュリティー装置を具備するエアーコンプレッサと、前記セキュリティー装置との間で無線通信を行うことができるように構成されたセキュリティーキーを含んで構成されるシステムであって、
前記セキュリティーキーは、
エアーコンプレッサのセキュリティー装置との間で無線通信を行う通信部を有し、
前記セキュリティー装置は、
エアーコンプレッサの使用者が所持または管理するセキュリティーキーとの間で無線通信を行う通信部と、
前記無線通信のための通信圏内に前記セキュリティーキーがあるか否かを判断するための通信可否判断手段と、
前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがあると判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除し、前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがないと判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するセキュリティー制御手段と、
を有するシステムによって達成される。
エアーコンプレッサが具備するセキュリティー装置のセキュリティー機能を制御する方法であって、
(a) エアーコンプレッサの使用者が所持または管理するセキュリティーキーがセキュリティー装置との通信可能圏内にあるか否かを判断するステップと、
(b) 前記ステップ(a)において、セキュリティーキーが通信可能圏内にあると判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除するステップと、
(c) 前記ステップ(a)において、セキュリティーキーが通信可能圏内にないと判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するステップと、
を含むセキュリティー機能の制御方法によって達成される。
エアーコンプレッサの電源を入れたときに、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を自動的に設定するステップを含んでいてもよい。
(d) エアーコンプレッサの電源を入れたときに、予め定められた所定の条件に該当するか否かを判断するステップと、
(e) 前記ステップ(d)において、前記所定の条件に該当すると判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定または解除するステップと、
(f) 前記ステップ(d)において、前記所定の条件に該当しないと判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除または設定するステップと、
を含んでいてもよい。
そして、エアーコンプレッサ側でセキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合には(すなわち通信圏内に所定のセキュリティーキーを検出した場合には)、セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除する。
他方で、エアーコンプレッサ側でセキュリティーキーが通信圏内にないと判断した場合には(すなわち通信圏内に所定のセキュリティーキーを検出できない場合には)、セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定する。
このような特徴によれば、例えばセキュリティーキーを携帯するユーザがエアーコンプレッサに近づいて通信圏内に入れば、エアーコンプレッサのセキュリティー機能が自動的に解除される。また、例えばセキュリティーキーを携帯するユーザがエアーコンプレッサから離れて通信圏内から外れれば、エアーコンプレッサのセキュリティー機能が自動的に設定される。
したがって本発明によれば、「セキュリティーキーをエアーコンプレッサにかざす」又は「タッチ」する、あるいは「鍵を開閉する」などの煩わしい(意識的な)施錠・解錠の操作や手間が一切不要になる。
また、エアーコンプレッサのユーザは、意識することなく(つまり無意識で)、エアーコンプレッサを電子的に施錠・解錠することができるので、施錠の省略や失念を確実に防止することができ、セキュリティー機能を必要なときに確実に発揮させることが可能になる。
これにより、前回の電源遮断時のセキュリティー状態にかかわらず、次回の電源投入時には常にエアーコンプレッサのセキュリティーが設定されることになるので(つまり盗んでも実質的に使えないので)、窃盗者等の持ち去りの意欲を失わせ、盗難抑止効果に更に貢献することができる。
これにより、例えば、エアーコンプレッサの圧縮運転の最中(圧縮装置の駆動中)であって、且つ、セキュリティーが解除された状態において、停電等により(ユーザの意志に反して)電源遮断した場合には、その後の電源復旧時にセキュリティーが解除された状態で機器を復旧させることができる。すなわち、このような場合には、電源投入直後にセキュリティーが自動設定されることはなく、セキュリティーが解除された状態でエアーコンプレッサが再起動するので、速やかに圧縮運転を再開することができる。
例えば、釘打ち機などのエアー工具を使用する位置が、エアーコンプレッサから離れていて且つ通信圏内にない場合を想定する。この想定事例の場合では、セキュリティーを所持するユーザの位置が、エアー工具使用位置に移動しても、圧縮装置の駆動が停止することなく(つまり圧縮装置を起動させたままで)、エアーコンプレッサのセキュリティー機能を設定することが可能になる。
このように、「セキュリティーキーが通信可能圏内にない」と判断した場合でも、圧縮装置の駆動状態に影響を与えることなく、機器のセキュリティー機能を設定することで、離れた場所で(通信圏内にない作業位置で)釘打ち等の作業を通常どおりに実施することができる。
図1に、本発明に係るエアーコンプレッサのセキュリティー管理システムの概略構成を示す。
セキュリティーの「解除」とは、電子的に施錠されたエアーコンプレッサの圧縮装置を、駆動できるように(あるいは圧縮装置の設定を自由に変更できるように)電子的に解錠することをいう。別言すれば、コンプレッサのセキュリティー機能をOFFにセットすること(ONからOFFに切り替えること)をいう。したがって、セキュリティーが解除された状態では、コンプレッサは解錠状態にセットされ、圧縮装置を自由自在に使うことができる。
コンプレッサは圧縮エアーを生成するための機器であって、主として、圧縮エアー生成の役割を担う圧縮装置と、該圧縮装置のセキュリティー制御やセキュリティー管理などを担うセキュリティー装置を具備している。
・圧縮エアー生成用のピストンを駆動するためのモータ、
・該モータを制御するとともに、セキュリティー装置側の制御部との間で制御信号の送受信などを行う制御部(例えばMCUなどのプロセッサ)、
などを有している。
・施錠状態や解錠状態といったセキュリティー情報などを表示する情報表示部、
・ユーザが所持するセキュリティーキーとの間で無線通信を実行するための通信部、
・セキュリティーキーの識別情報(ID情報)などを記録するメモリ、
・前回の電源遮断時からの経過時間をカウントするためのタイマー、
・上記各部を制御する制御部(例えばMCUなどのプロセッサ)、
などを具備している。
(1)通信部による無線通信のための通信圏内にセキュリティーキーがあるか否かを判断するための「通信可否判断手段」。
(2)上記の通信可否判断手段が、通信圏内にセキュリティーキーがあると判断した場合には、セキュリティー装置のセキュリティー機能を自動的に解除し、また、通信圏内にセキュリティーキーがないと判断した場合には、セキュリティー装置のセキュリティー機能を自動的に設定する「セキュリティー制御手段」。
(3)上記の通信可否判断手段においてセキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合であって、且つ、通信圏内にあるセキュリティーキーから圧縮装置の運転条件に関する信号を受信した場合に、当該信号に基づいて圧縮装置の運転条件に関する設定を変更する「設定変更手段」。
(4)上記の通信可否判断手段においてセキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合に、その判断結果に基づいて、圧縮装置を自動的に起動させる「自動起動手段」。
(5)上記の通信可否判断手段においてセキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合であって、且つ、通信圏内にあるセキュリティーキーから圧縮装置の起動を指示する信号を受信した場合に、その受信信号に基づいて、圧縮装置を起動させる「起動手段」。
(6)上記の通信可否判断手段においてセキュリティーキーが通信圏内にないと判断した場合に、その判断結果に基づいて、圧縮装置を自動的に停止させる「自動停止手段」。
(7)通信圏内にあるセキュリティーキーからコンプレッサの停止を指示する信号を受信した場合に、その受信信号に基づいて、圧縮装置を停止させる「停止手段」。
本実施形態では、セキュリティーキーの具体例として、携帯可能なリモートコントローラタイプの通信機器(セキュリティー機能の設定・解除のための専用の無線通信機器/リモコン)を例示する。以下、当該通信機器を、リモコンタイプのセキュリティーキーまたは単にセキュリティーキーと称する。
・LEDなどからなる情報表示部と、
・コンプレッサのセキュリティー装置との間で無線通信を行う通信部と、
・当該セキュリティーキーの識別情報(ID情報)などが記録されたメモリと、
・コンプレッサの起動や停止、各種設定変更などの遠隔操作時に利用する入力部と、
・上記の各部を制御する制御部(プロセッサ)を有している。
セキュリティーキーを利用してコンプレッサのセキュリティー機能を設定/解除するためには、セキュリティーキーに無線通信機能が備わっているだけでなく、当該セキュリティーキーの識別情報(ID情報)がコンプレッサ側に予め登録されている必要がある。セキュリティーキーとして使おうとする無線通信機器の識別情報(ID情報)がコンプレッサ側に登録されることで、当該通信機器をセキュリティーとして機能させることができる。
次に、セキュリティーキーのID情報がコンプレッサ側に登録されていることを前提とし、図2に基づいて、コンプレッサのセキュリティー機能の設定/解除の処理の概要について説明する。
図2は、コンプレッサのセキュリティー機能の設定/解除の処理の主な流れを示すフローチャートである。
次に、図2のステップS11に示す「セキュリティー装置の起動時の処理」について、図7を参照しつつ図3に基づいて具体的に説明する。
図3は、セキュリティー装置の起動時の処理を示すフローチャートである。
図7は、図3に示す処理に対応する概念図である。
次に、図2のステップS17に示す「セキュリティーの解除処理」について、図8を参照しつつ図4に基づいて具体的に説明する。
図4は、セキュリティー装置の解除時の処理を示すフローチャートである。
図8は、図4に示す処理に対応する概念図である。
次に、図2のステップS15に示す「セキュリティーの設定処理」について、図9を参照しつつ図5に基づいて具体的に説明する。
図5は、セキュリティー装置の起動時の処理を示すフローチャートである。
図9は、図5に示す処理に対応する概念図である。
次に、図2〜図5に示す処理を前提として、セキュリティーキーを所持するユーザが昼休みなどで作業現場を一時的に離れ、その後に再び戻ってくる場合の処理について説明する。
図10および図11に基づいて説明する。
図10は、セキュリティーキーを所持するユーザが、昼休みなどで作業現場(コンプレッサが置かれた場所)を一時的に離れるときの処理に対応する概念図である。
図11は、昼休みなどで作業現場(コンプレッサが置かれた場所)を一時的に離れていたユーザが、再び作業現場に戻ってきたときの処理に対応する概念図である。
すなわち、休憩等でコンプレッサの圧縮装置を停止させるときに、意識的な施錠操作を行う必要はなく、また、セキュリティーキーの有無を意識する必要もない。ユーザは単にセキュリティーキーを所持して移動するだけで足りる。
次に、図2〜図5に示す処理を前提として、セキュリティーキーを所持するユーザが一日の作業を終えて現場を離れるときの処理について説明する。
図12に基づいて説明する。図12は、セキュリティーキーを所持するユーザが一日の作業を終えて現場を離れるときの処理に対応する概念図である。
前述した図3に示す実施形態では、コンプレッサの電源投入時に、無条件でコンプレッサのセキュリティー機能を設定している。つまり、コンプレッサの電源を入れれば、セキュリティー装置が起動すると同時に、コンプレッサが電子的に施錠された状態にセットされるようになっている。しかしながら、コンプレッサの電源投入時におけるセキュリティー制御処理(セキュリティーの設定処理)は、必ずしも図3に示すものに限定されない。
図6は、セキュリティー装置の起動時の処理の別の例を示すフローチャートである。
図13は、コンプレッサの電源投入時にセキュリティー機能を自動設定する条件の具体例を示す概念図である。
圧縮装置を停止させて電源を遮断した場合。
条件2: 前回の電源遮断時から所定時間を超えた場合。
(所定の時間は、例えば2〜5時間など、任意の時間に設定できる。)
上記の条件2に該当するか否かの判断は、図6のステップS405の処理で実行される。
上述した実施形態は、本発明の実施形態を例示するものであり、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、特許請求の範囲の記載の範囲内で、種々の実施形態や変形例を採用することができる。
Claims (11)
- エアーコンプレッサのセキュリティー機能を設定/解除するためのセキュリティー装置を具備し、エアーコンプレッサのユーザが所持または管理する遠隔操作用のセキュリティーキーとの間で無線通信を行うことができるように構成されたエアーコンプレッサであって、
エアーコンプレッサの前記セキュリティー装置は、
エアーコンプレッサの遠隔操作に用いる前記セキュリティーキーとの間で無線通信を行うための通信部と、
通信圏内に前記セキュリティーキーがあるか否かを判断する通信可否判断手段と、
前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがあると判断した場合に、ユーザがエアーコンプレッサのもとに立ち寄ることなくエアー工具使用位置に移動しても且つユーザによる意識的な操作が無くても、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除し、前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがないと判断した場合に、ユーザによる意識的な操作が無くても前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するセキュリティー制御手段と、
を有することを特徴とするエアーコンプレッサ。 - エアーコンプレッサのセキュリティー機能を設定/解除するためのセキュリティー装置を具備するエアーコンプレッサと、前記セキュリティー装置との間で無線通信を行うことができるように構成された遠隔操作用のセキュリティーキーを含んで構成されるシステムであって、
エアーコンプレッサの遠隔操作に用いる前記セキュリティーキーは、
エアーコンプレッサのセキュリティー装置との間で無線通信を行う通信部を有し、
前記セキュリティー装置は、
エアーコンプレッサのユーザが所持または管理するセキュリティーキーとの間で無線通信を行う通信部と、
通信圏内に前記セキュリティーキーがあるか否かを判断する通信可否判断手段と、
前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがあると判断した場合に、ユーザがエアーコンプレッサのもとに立ち寄ることなくエアー工具使用位置に移動しても且つユーザによる意識的な操作が無くても、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除し、前記通信可否判断手段が、通信圏内に前記セキュリティーキーがないと判断した場合に、ユーザによる意識的な操作が無くても前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するセキュリティー制御手段と、
を有することを特徴とするエアーコンプレッサのセキュリティー管理システム。 - エアーコンプレッサの遠隔操作に用いるセキュリティーキーを用いて、エアーコンプレッサが具備するセキュリティー装置のセキュリティー機能を制御する方法であって、
(a) エアーコンプレッサのユーザが所持または管理する遠隔操作用のセキュリティーキーが通信圏内にあるか否かを判断するステップと、
(b) 前記ステップ(a)において、セキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合に、セキュリティーキーを所持または管理するユーザがエアーコンプレッサのもとに立ち寄ることなくエアー工具使用位置に移動しても且つ当該ユーザによる意識的な操作が無くても、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除するステップと、
(c) 前記ステップ(a)において、セキュリティーキーが通信圏内にないと判断した場合に、セキュリティーキーを所持または管理するユーザによる意識的な操作が無くても、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するステップと、
を含むことを特徴とするエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。 - エアーコンプレッサの電源を入れたときに、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するステップを、更に含むことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。
- (d) エアーコンプレッサの電源を入れたときに、下記の条件1、条件2の何れか一に該当するか否かを判断するステップと、
条件1:エアーコンプレッサの前回の電源遮断時において、
エアーコンプレッサが具備する圧縮装置を停止させて電源を遮断した場合。
条件2:エアーコンプレッサの前回の電源遮断時から、
予め定めた任意の時間を超えた場合。
(e) 前記ステップ(d)において、前記条件1、条件2の何れか一に該当すると判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を設定するステップと、
(f) 前記ステップ(d)において、前記条件1、条件2の何れにも該当しないと判断した場合に、前記セキュリティー装置のセキュリティー機能を解除するステップと、
を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。 - 前記ステップ(a)において、セキュリティーキーが通信圏内にないと判断したときに、エアーコンプレッサが具備する圧縮装置が作動している場合には、当該圧縮装置を停止することなく、エアーコンプレッサのセキュリティー機能を設定する、ことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。
- 前記ステップ(a)でセキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合であって、且つ、通信圏内にあるセキュリティーキーから生成する圧縮空気の圧力値に関する信号を受信した場合に、当該信号に基づいて前記圧力値に関する設定を変更するステップを、更に含むことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。
- 前記ステップ(a)でセキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合に、エアーコンプレッサの圧縮装置を自動的に起動させるステップを、更に含むことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。
- 前記ステップ(a)でセキュリティーキーが通信圏内にあると判断した場合であって、且つ、通信圏内にあるセキュリティーキーからエアーコンプレッサの起動を指示する信号を受信した場合に、エアーコンプレッサの圧縮装置を起動させるステップを、更に含むことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。
- 前記ステップ(a)でセキュリティーキーが通信圏内にないと判断した場合に、エアーコンプレッサの圧縮装置を自動的に停止させるステップを、更に含むことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。
- 通信圏内にあるセキュリティーキーからエアーコンプレッサの停止を指示する信号を受信した場合に、エアーコンプレッサの圧縮装置を停止させるステップを、更に含むことを特徴とする請求項3に記載のエアーコンプレッサのセキュリティー機能の制御方法。
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