JP6901361B2 - 感度試験装置 - Google Patents
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Description
本発明は、筐体内に、
試験対象となる煙感知器が設けられた試験空間と、
試験空間に供給するための煙を発生させる発煙部と、
を備え、
試験空間に煙を供給して煙感知器の感度を試験する感度試験装置に於いて、
発煙部は、
発煙剤が含侵された不燃性の芯材と、
芯材に含侵された発煙剤を加熱して煙を発生させるヒータと、
ヒータ及びヒータにより加熱される芯材の部分の外側を覆って配置され、上部に煙放出口が形成されたガードケースと、
所定の操作によるヒータの通電により芯材に含侵された発煙剤を加熱して煙を発生させる制御部と、
により構成されたことを特徴する。
ガードケースの煙放出口は格子状、網目状、スリット状、パンチング穴状のいずれかまたはその複合形態である。
ガードケースの側周部に吸気構造を備える。
発煙部が筐体に対して着脱自在に設けられる。
発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が開口された透明又は半透明の容器を備え、
透明又は半透明の容器の上面の開口部は回路基板の配置により閉鎖され、
回路基板に形成された一対の芯材の通し穴に、芯材の両端を通して容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬され、
回路基板の上面側に位置する芯材の水平露出部分にヒータが巻き回され、
回路基板に起立された一対の端子部材にヒータの両端が支持固定されて回路基板に形成された回路パターンに接続され、
回路基板の上面側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、
ガードケースの外側となる回路基板の部位にはヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、
更に、回路基板には発煙剤注入口が設けられる。
発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が開口された透明又は半透明の容器を備え、
透明又は半透明の容器の上面の開口部は回路基板の配置により閉鎖され、
透明又は半透明の容器と回路基板の間には液漏れ防止シートが配置され、
液漏れ防止シートに形成された一対の芯材の通し穴及び回路基板に形成された一対の開口穴に、芯材の両端を通して透明又は半透明の容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬され、
回路基板の上面側に位置する芯材の水平露出部分にヒータが巻き回され、
回路基板に起立された一対の端子部材にヒータの両端が支持固定されて回路基板に形成された回路パターンに接続され、
回路基板の上面側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、
ガードケースの外側となる制御部の回路基板にはヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられる。
発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が閉鎖された透明又は半透明の容器を備え、
透明又は半透明の容器の上面に形成された芯材の通し穴に、芯材を通して容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬させ、
透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の垂直露出部分にヒータが巻き回され、
透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、
ガードケースの外側にヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、
更に、透明又は半透明の容器の上面には発煙剤注入口が設けられる。
発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が閉鎖された透明又は半透明の容器を備え、
透明又は半透明の容器の上面に形成された一対の芯材の通し穴に、芯材の両端を通して容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬され、
透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の水平露出部分にヒータが巻き回され、
透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、
ガードケースの外側にヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、
更に、透明又は半透明の容器の上面には発煙剤注入口が設けられる。
芯材の通し穴と発煙剤注入口にそれぞれ発煙剤の液漏れ防止構造を備える。
透明又は半透明の容器には、発煙剤の量を示す所定の目盛が設けられる。
制御部は、濃度検出器により検出された試験空間の煙濃度が所定の基準値を保つようにヒータを駆動制御する。
発煙剤は、プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール又はグリコールのうち少なくとも一の成分を含む水溶性液体である。
本発明は、筐体内に、試験対象となる煙感知器が設けられた試験空間と、試験空間に供給するための煙を発生させる発煙部と、を備え、試験空間に煙を供給して煙感知器の感度を試験する感度試験装置に於いて、発煙部は、発煙剤が含侵された不燃性の芯材と、芯材に含侵された発煙剤を加熱して煙を発生させるヒータと、ヒータ及びヒータにより加熱される芯材の部分の外側を覆って配置され、上部に煙放出口が形成されたガードケースと、所定の操作によるヒータの通電により芯材に含侵された発煙剤を加熱して煙を発生させる制御部と、により構成されたため、既存の感度試験装置であっても、筐体に対して発煙部を着脱自在に設けるだけでよく、感度試験装置の変更が必要最小限で済み、簡単且つ容易に感度試験を行うことができる。
ガードケースの煙放出口は格子状、網目状、スリット状、パンチング穴状のいずれかまたはその複合形態としたため、簡単な構造で煙の放出を妨げることなく、ヒータに指が触れて変形したり、異物が付着したりすることを確実に防止できる。
また、ガードケースの側周部に吸気構造を備えたため、ヒータの通電により芯材に含侵された発煙剤を加熱して発生させた煙を効率よく外部に放出できる。
また、発煙部が筐体に対して着脱自在に設けられたため、発煙部に対する発煙剤の交換や補充が簡単にできる。
また、発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が開口された透明又は半透明の容器を備え、透明又は半透明の容器の上面の開口部は回路基板の配置により閉鎖され、回路基板に形成された一対の芯材の通し穴に、芯材の両端を通して容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬され、回路基板の上面側に位置する芯材の水平露出部分にヒータが巻き回され、回路基板に起立された一対の端子部材にヒータの両端が支持固定されて回路基板に形成された回路パターンに接続され、回路基板の上面側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、ガードケースの外側となる回路基板の部位にはヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、更に、回路基板には発煙剤注入口が設けられたため、回路基板は透明又は半透明の容器の蓋として機能し、回路基板に芯材、芯材に巻き回されたヒータ及びコネクタ部が支持固定して配置され、更に発煙剤注入口が設けられることで、発煙部をコンパクトに構成することができる。また、回路基板上に露出された芯材の水平部分にヒータが巻き回されており、水平回りのスペースを有効に活用した煙の発生を可能とする。
また、発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が開口された透明又は半透明の容器を備え、透明又は半透明の容器の上面の開口部は回路基板の配置により閉鎖され、透明又は半透明の容器と回路基板の間には液漏れ防止シートが配置され、液漏れ防止シートに形成された一対の芯材の通し穴及び回路基板に形成された一対の開口穴に、芯材の両端を通して透明又は半透明の容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬され、回路基板の上面側に位置する芯材の水平露出部分にヒータが巻き回され、回路基板に起立された一対の端子部材にヒータの両端が支持固定されて回路基板に形成された回路パターンに接続され、回路基板の上面側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、ガードケースの外側となる制御部の回路基板にはヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられたため、発煙部の構造1の効果に加え、回路基板と容器の間に配置された、例えば弾性体シートが液漏れ防止シートとして機能し、弾性体シートの通し穴に芯材を通すことで、発煙部が傾いても芯材の通し穴と芯材との間の隙間から発煙剤が外部に漏れ出すことを確実に防止できる。さらに、芯材を芯材の通し穴に通したままで容器の密閉構造を維持できるため、感度試験装置の移動ごとに芯材を抜き差しする必要が無いため、試験ごとの手間を減じることが出来る。
また、発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が閉鎖された透明又は半透明の容器を備え、透明又は半透明の容器の上面に形成された芯材の通し穴に、芯材を通して容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬させ、透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の垂直露出部分にヒータが巻き回され、透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、ガードケースの外側にヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、更に、透明又は半透明の容器の上面には発煙剤注入口が設けられたため、密封型の透明又は半透明の容器が使用でき、透明又は半透明の容器に芯材を垂直に立てて容器の上面外側に露出した芯材部分のヒータが巻き回され、その外側を覆ってガードケースが配置されることで、発煙部をコンパクトに構成することができる。また、透明又は半透明の容器の上面外側に突出された芯材の垂直部分にヒータが巻き回されており、垂直回りのスペースを有効に活用した煙の発生を可能とする。
また、発煙部は、さらに発煙剤が収納され上面が閉鎖された透明又は半透明の容器を備え、透明又は半透明の容器の上面に形成された一対の芯材の通し穴に、芯材の両端を通して容器に収納された発煙剤に芯材が浸漬され、透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の水平露出部分にヒータが巻き回され、透明又は半透明の容器の上面外側に位置する芯材の外側を覆ってガードケースが配置され、ガードケースの外側にヒータを制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、更に、透明又は半透明の容器の上面には発煙剤注入口が設けられたため、発煙部の構造3と同様に発煙部をコンパクトに構成することができる。また、透明又は半透明の容器の上面外側に突出された芯材の水平部分にヒータが巻き回されており、水平回りのスペースを有効に活用した煙の発生を可能とする。
また、芯材の通し穴と発煙剤注入口にそれぞれ発煙剤の液漏れ防止構造を備えたため、発煙部が傾いても発煙剤が外部に漏れ出すことを確実に防止できる。
また、透明又は半透明の容器には、発煙剤の量を示す所定の目盛が設けられたため、例えば上限と下限を示すメモリや適量を示す目盛を入れることで、透明又は半透明の容器に入っている発煙剤の管理が簡単且つ容易にできる。
また、制御部は、濃度検出器により検出された試験空間の煙濃度が所定の基準値を保つようにヒータを駆動制御するようにしたため、例えばヒータに対する駆動信号のデューティ比を制御する場合、ヒータの通電を開始した直後は、濃度検出器から検出値が得られないことからヒータに対する駆動信号は例えば80%を超える大きなデューティ比に制御され、発煙開始までの時間を短くすることでき、その後は濃度検出器から検出値が得られるようになると、検出値の増加に応じてデューティ比が低下し、例えば20〜30%のデューティ比となって発煙を継続させ、効率の良い感度試験作業を可能とする。
また、発煙剤は、プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール又はグリコールのうち少なくとも一の成分を含む水溶性液体としたため、ヒータによる加熱気化により白色に近い擬似煙が生成され、適確かつ作業効率よく煙感知器を動作確認することができ,また、安価な成分の水溶性液体であることから、感度試験装置の製造コスト及び運用コストを抑えることが可能となる。
図1は感度試験装置の実施形態を煙感知器の試験状態で示した説明図であり、図1(A)に正面を示し、図1(B)に操作パネルを引き出した状態の平面を示す。また、図2は感度試験装置の実施形態を側面から示した説明図である。
図3は感度試験装置に設けられる発煙部の第1実施形態を示した説明図であり、図3(A)に平面を示し、図3(B)に側面を示す。図4は図3の発煙部の内部構造を示した説明図であり、図4(A)にケースカバーを外した平面を示し、図4(B)に側面から見た断面を示す。
図3及び図4に示すように、発煙部10の上方に開口した箱形のケース本体12には、発煙機構11が組み込まれている。発煙機構11には発煙剤48が収納されるカップ状の透明容器24が設けられ、透明容器24の上部開口には回路基板22が接着固定されることで閉鎖されている。
図5は発煙部に設けられた液漏れ防止キャップを取り出して示した説明図であり、図5(A)に平面を示し、図5(B)に側面から見た断面を示す。
図6は発煙部に設けられた発煙剤注入口キャップを取り出して示した説明図であり、図6(A)に平面を示し、図6(B)に側面から見た断面を示す。
図7は発煙部に設けられる制御部の機能構成を示したブロック図である。図7に示すように、制御部98は、電源スイッチ122をオン操作した場合、電源部64から定電圧回路66に電源が供給され、定電圧回路66からの定電圧電源の供給を受けて動作する。また、制御部98に対しては、発煙部10に設けられたヒータ30と温度センサ44が接続され、更に、試験空間に配置された濃度検出器112が接続される。
次に、感度試験装置100による煙感知器の感度試験について説明する。図1及び図2に示すように、感度試験装置100により煙感知器の感度試験を行う場合には、図1(A)の開閉蓋104aに示すように、開閉蓋104を開いて内部の取付べ一ス142に煙感知器140を取り付けて閉め、この状態で筐体102内に発煙部10を収納した状態とし、電源スイッチ112をオン操作する。
図9は感度試験装置に設けられる発煙部の第2実施形態を平面及び側面から示した説明図であり、図9(A)に平面を示し、図9(B)に側面を示す。図10は感度試験装置に設けられる発煙部の第2実施形態を正面から示した説明図、図11は感度試験装置の第2実施形態に設けられた液漏れ防止構造を示した説明図である。
図9及び図10に示すように、本実施形態の発煙部10は、箱形のケース本体12の上部開口に着脱自在に設けられた上ケース14a側に配置されている。ケース本体12の上側開口縁から正面側に外枠部13aが張出されており、これに対応して上ケース14aの下側開口縁から正面側に外枠部13bが張り出されており、ケース本体12の開口部に上ケース14aを乗せて外枠部13a,13bを付き合わせた状態でねじ17により両者を固定している。このような本体ケース12に対する上ケース14aの固定構造は、ケース本体12の後端側にも同様に設けられている。
図12は感度試験装置に設けられる発煙部の第3実施形態を示した説明図であり、図12(A)に平面を示し、図12(B)にガードケース及び発煙剤注入口キャップを外した平面を示し、図12(C)に側面から見た断面を示す。
図14は感度試験装置に設けられる発煙部の第4実施形態を示した説明図であり、図14(A)に平面を示し、図14(B)に側面から見た断面を示す。
(制御部)
上記の実施形態は、ヒータに対する通電量の制御をPWM制御により行っているが、これに限定されず、電圧制御又は電流制御で行うようにしても良い。
また、発煙剤は増粘添加剤を混ぜても良い。これにより、容器から発煙剤が漏れることをさらに防止可能となる。
上記実施形態は、ガードケース形状を格子状又は網目状としたが、スリット状、パンチング穴状など、種々の加工が容易な形状を採用しても良い。
11:発煙機構
12:ケース本体
14:ケースカバー
15,84,90:ガードケース
15b,85,95:吸気孔
16,86,92:煙放出口
18,88,94:格子ガード
20:取手
22:回路基板
24:透明容器
25:ゴムシート
26:芯材
28:液漏れ防止キャップ
30:ヒータ
32:ヒータ支持ポール
34:ねじ
36,42:回路パターン
38,41:リード線
40:コネクタ
40a:コンセント部
40b:プラグ部
44:温度センサ
46:発煙剤注入口キャップ
48:発煙剤
50:目盛
52:通し穴
54:絞り穴
56:キャップ本体
58:ゴムキャップ
60:テーパー穴
62:シール層
64:電源部
66:定電圧回路
68:フィードバック回路
70:PWM回路
72:ヒータ駆動回路
74:誤差アンプ
76:基準電圧源
78:三角波発生器
80:PWMコンパレータ
100:感度試験装置
101:試験空間
102:筐体
104:開閉蓋
106:循環ファン
108:整流板
112:濃度検出器
116:操作パネル
122:電源スイッチ
124:電圧調整ツマミ
126:光電零点調整ツマミ
127:イオン零点調整ツマミ
128:濃度計切替スイッチ
130:電源灯
132:発報表示灯
134:感知器電圧計
136:濃度計
140:煙感知器
142:取付ベース
Claims (11)
- 筐体内に、
試験対象となる煙感知器が設けられた試験空間と、
前記試験空間に供給するための煙を発生させる発煙部と、
を備え、
前記試験空間に前記煙を供給して前記煙感知器の感度を試験する感度試験装置に於いて、
発煙部は、
前記発煙剤が含侵された不燃性の芯材と、
前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して前記煙を発生させるヒータと、
前記ヒータ及び前記ヒータにより加熱される前記芯材の部分の外側を覆って配置され、上部に煙放出口が形成されたガードケースと、
所定の操作による前記ヒータの通電により前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して煙を発生させる制御部と、
により構成され、
前記ガードケースの側周部に吸気構造を備えることを特徴する感度試験装置。
- 請求項1記載の感度試験装置に於いて、
前記ガードケースの煙放出口は格子状、網目状、スリット状、パンチング穴状のいずれかまたはその複合形態であることを特徴とする感度試験装置。
- 請求項1又は2記載の感度試験装置に於いて、
前記発煙部が前記筐体に対して着脱自在に設けられることを特徴する感度試験装置。
- 筐体内に、
試験対象となる煙感知器が設けられた試験空間と、
前記試験空間に供給するための煙を発生させる発煙部と、
を備え、
前記試験空間に前記煙を供給して前記煙感知器の感度を試験する感度試験装置に於いて、
前記発煙部は、
発煙剤が収納され上面が開口された透明又は半透明の容器と、
前記発煙剤が含侵された不燃性の芯材と、
前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して前記煙を発生させるヒータと、
前記ヒータ及び前記ヒータにより加熱される前記芯材の部分の外側を覆って配置され、上部に煙放出口が形成されたガードケースと、
所定の操作による前記ヒータの通電により前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して煙を発生させる制御部と、
により構成され、
前記透明又は半透明の容器の上面の開口部は回路基板の配置により閉鎖され、
前記回路基板に形成された一対の芯材の通し穴に、前記芯材の両端を通して前記容器に収納された前記発煙剤に前記芯材が浸漬され、
前記回路基板の上面側に位置する前記芯材の水平露出部分に前記ヒータが巻き回され、
前記回路基板に起立された一対の端子部材に前記ヒータの両端が支持固定されて前記回路基板に形成された回路パターンに接続され、
前記回路基板の上面側に位置する前記芯材の外側を覆って前記ガードケースが配置され、
前記ガードケースの外側となる前記回路基板の部位には前記ヒータを前記制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、
更に、前記回路基板には発煙剤注入口が設けられたことを特徴とする感度試験装置。
- 筐体内に、
試験対象となる煙感知器が設けられた試験空間と、
前記試験空間に供給するための煙を発生させる発煙部と、
を備え、
前記試験空間に前記煙を供給して前記煙感知器の感度を試験する感度試験装置に於いて、
前記発煙部は、
発煙剤が収納され上面が開口された透明又は半透明の容器と、
前記発煙剤が含侵された不燃性の芯材と、
前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して前記煙を発生させるヒータと、
前記ヒータ及び前記ヒータにより加熱される前記芯材の部分の外側を覆って配置され、上部に煙放出口が形成されたガードケースと、
所定の操作による前記ヒータの通電により前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して煙を発生させる制御部と、
により構成され、
前記透明又は半透明の容器の上面の開口部は回路基板の配置により閉鎖され、
前記透明又は半透明の容器と前記回路基板の間には液漏れ防止シートが配置され、
前記液漏れ防止シートに形成された一対の芯材の通し穴及び前記回路基板に形成された一対の開口穴に、前記芯材の両端を通して前記透明又は半透明の容器に収納された前記発煙剤に前記芯材が浸漬され、
前記回路基板の上面側に位置する前記芯材の水平露出部分に前記ヒータが巻き回され、
前記回路基板に起立された一対の端子部材に前記ヒータの両端が支持固定されて前記回路基板に形成された回路パターンに接続され、
前記回路基板の上面側に位置する前記芯材の外側を覆って前記ガードケースが配置され、
前記ガードケースの外側となる前記制御部の回路基板には前記ヒータを前記制御部に接続させるコネクタ部が設けられたことを特徴とする感度試験装置。
- 筐体内に、
試験対象となる煙感知器が設けられた試験空間と、
前記試験空間に供給するための煙を発生させる発煙部と、
を備え、
前記試験空間に前記煙を供給して前記煙感知器の感度を試験する感度試験装置に於いて、
前記発煙部は、
発煙剤が収納され上面が閉鎖された透明又は半透明の容器と、
前記発煙剤が含侵された不燃性の芯材と、
前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して前記煙を発生させるヒータと、
前記ヒータ及び前記ヒータにより加熱される前記芯材の部分の外側を覆って配置され、上部に煙放出口が形成されたガードケースと、
所定の操作による前記ヒータの通電により前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して煙を発生させる制御部と、
により構成され、
前記透明又は半透明の容器の上面に形成された芯材の通し穴に、前記芯材を通して前記容器に収納された前記発煙剤に前記芯材が浸漬させ、
前記透明又は半透明の容器の上面外側に位置する前記芯材の垂直露出部分に前記ヒータが巻き回され、
前記透明又は半透明の容器の上面外側に位置する前記芯材の外側を覆って前記ガードケースが配置され、
前記ガードケースの外側に前記ヒータを前記制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、
更に、前記透明又は半透明の容器の上面には発煙剤注入口が設けられたことを特徴とする感度試験装置。
- 筐体内に、
試験対象となる煙感知器が設けられた試験空間と、
前記試験空間に供給するための煙を発生させる発煙部と、
を備え、
前記試験空間に前記煙を供給して前記煙感知器の感度を試験する感度試験装置に於いて、
前記発煙部は、
発煙剤が収納され上面が閉鎖された透明又は半透明の容器と、
前記発煙剤が含侵された不燃性の芯材と、
前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して前記煙を発生させるヒータと、
前記ヒータ及び前記ヒータにより加熱される前記芯材の部分の外側を覆って配置され、上部に煙放出口が形成されたガードケースと、
所定の操作による前記ヒータの通電により前記芯材に含侵された前記発煙剤を加熱して煙を発生させる制御部と、
により構成され、
前記透明又は半透明の容器の上面に形成された一対の芯材の通し穴に、前記芯材の両端を通して前記容器に収納された前記発煙剤に前記芯材が浸漬され、
前記透明又は半透明の容器の上面外側に位置する前記芯材の水平露出部分に前記ヒータが巻き回され、
前記透明又は半透明の容器の上面外側に位置する前記芯材の外側を覆って前記ガードケースが配置され、
前記ガードケースの外側に前記ヒータを前記制御部に接続させるコネクタ部が設けられ、
更に、前記透明又は半透明の容器の上面には発煙剤注入口が設けられたことを特徴とする感度試験装置。
- 請求項4,6又は7記載の感度試験装置に於いて、
前記芯材の通し穴と前記発煙剤注入口にそれぞれ発煙剤の液漏れ防止構造を備えたことを特徴する感度試験装置。
- 請求項4乃至8の何れかに記載の感度試験装置に於いて、
前記透明又は半透明の容器には、前記発煙剤の量を示す所定の目盛が設けられたことを特徴とする感度試験装置。
- 請求項1乃至9の何れに記載の感度試験装置に於いて、
前記制御部は、濃度検出器により検出された前記試験空間の煙濃度が所定の基準値を保つように前記ヒータを駆動制御することを特徴とする感度試験装置。
- 請求項1乃至10の何れに記載の感度試験装置に於いて、
前記発煙剤は、プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール又はグリコールのうち少なくとも一の成分を含む水溶性液体であることを特徴とする感度試験装置。
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